2015 平成27年 近畿産業信用組合ディスクロージャー 理 事長 ごあいさつ 組合員の皆様方におかれましては、益々ご清祥のこと ことができました。今後も引続き皆様のニーズにお応え とお慶び申し上げます。 できるように、各種商品を取り揃え、サービスの基盤拡充 平素は、格別のご支援、 ご愛顧を賜り有難く御礼申し上 に努めてまいります。 げます。 さらに、皆様方に一層愛され親しまれる金融機関を目 ここに平成26年度第62期の事業概要について、 ご報 指し、第11回目を迎え2,000名を超える方々にご参加戴 告申し上げます。 「きんさん名湯浪漫紀行」 や、第2回「きんさん感謝の いた 当期(平成26年度) における景気動向は、いわゆる 「ア 夕べコンサート」などの数々のイベントを通じて、地域社 ベノミクス」 による政策効果から、景気は緩やかな回復基 会に根ざしたお客様本位の営業姿勢に徹してきました。 ま 調にありましたが、4月の消費税引き上げ後の反動や夏場 た、梅田支店の移転に伴い発売されました 「梅田支店移転 の天候不順の影響等もあり、前半はマイナス成長となり オープン記念定期預金」は、延べ19,245口座、359億円 ました。その後は、個人消費の回復や企業の投資意欲、雇 のご契約を戴くなど、 好評を博しました。 用・所得環境などに改善の兆しが見られるようになりまし このような業務展開のもと、当期の実質業務純益(一般 た。 また、10月の日銀の追加緩和を受け、円安・株高が一 貸倒引当金繰入前)は8,657百万円(対前年比16.13% 段と加速したものの、その反面、円安に伴う原材料費の高 増)、業務純益は8,657百万円(対前年比19.57%増) と 騰による収益悪化の懸念が、景気の下振れリスクを抱え いずれも過去最高益を更新しました。 また、貸出資産の健 ることになり、特に中小企業・小規模事業者にとっては、依 全化を図るため、適正な引当金の計上を実施した結果、経 然として景気回復を実感するには至っていない状況にあ 常利益は6,724百万円(対前年比5.91%減) となりました ります。 が、当期純利益は5,251百万円(対前年比14.76%増) と このような金融情勢の中、弊組合の平成26年度の業績 堅調に推移し、 さらに自己資本比率においては9.74% (対 におきましては、皆様方のおかげをもちまして、平成25年 前年比0.13%向上) と国内基準の2倍以上の水準を安定 度の堅調な業績に引き続き、3月期末預金は所定の計画 的に確保すると共に、出資配当についても前期同様2%の を上回る1兆3,126億円(対前年比4.53%増、569億円 配当率を実現することができました。 増)、 また貸出金は7,246億円(対前年比7.75%増、521 当期は主に収益力と内部管理態勢の強化を目的とした 億円増) となり、預貸並進で順調に業績を伸長させること 「5ヵ年中期計画 PROJECT100」の2年目でありました ができました。 これらは、5つのブロック母店に設置された が、皆様方のおかげをもちまして経営基盤の充実を図る 法人営業部及び平成26年9月8日に御堂筋沿いへリ ことができました。今後とも、皆様方から倍旧の信頼を戴 ニューアル移転した梅田支店にて発足致しました推進委 けるよう、現状からの更なる発展、飛躍を目指すべく 『創 員の方々をはじめ、弊組合をご支持いただいている全店 造的破壊』の精神でもって、弊組合の中心的な思想・哲学 の皆様方の献身的なご協力とご支援の賜物であります。 である 「中小・零細企業を救い、 この国を元気にする」 とい 改めまして御礼申し上げます。 うことに鋭意取り組んでまいります。 組合員数は、前年対比7,482人増加の179,599人とな 平成27年度は、 「5ヵ年中期計画 PROJECT100」の3 り、皆様方との絆、 ご支持の輪がさらに拡がり、年金振込 年目、折り返しの年度に当たりますが、 より一層の収益力 実績も前年同月比1,674件増加の26,557件(2月13日 の強化と内部管理態勢の構築に向け、全役職員が一丸と 現在 )となるなど、経営基 盤は着実に増 強されており なって取り組む事で、最終年度である平成29年度には ます。 『実質業務純益100億円』の必達を目指し、業務に精励し また、平成21年7月13日より発売を開始致しました 「宝 てまいる所存です。 くじ&懸 賞 金 付 定 期 預 金きんさんドリーム」は 、延 べ 何卒、引き続き皆様のご支援、 ご鞭撻のほど、宜しくお 158,544口座、2,966億円のご契約を戴き、弊組合定期 願い申し上げます。 預金商品の中でも主力商品の一つとして成長させて戴く 平成27年7月 conte n t s きんさんマインド-基 本 方 針 沿革・統一ロゴ・イメージポスター 社歌 「天駈の風」 ・信念・経営理念 1 3 お客様や地域社会との絆 5 7 9 預金の推移・貸出金の推移 5ヵ年中期計画 「PROJECT 100」 2 4 業 績ハイライト きんさんとお客様との絆 実質業務純益の推移・当期純利益の推移 自己資本比率・自己資本額の推移 組合員数・年金振込件数の推移・経費率の推移 不良債権比率・不良債権額の推移 6 8 10 主な取組 み・トピックス 中小企業の経営改善および地域の活性化のための 取組みー地域密着型金融ー 11 15 18 20 お客様とともに成長する 財務諸表の正確性・独立監査人による監査状況 利益等に関する指標 21 23 29 預金・有価証券・貸出金等に関する指標 22 25 31 貸出金等に関する指標・保全状況対照表、 金融再生法開示債権の状況、 リスク管理債権の状況 33 連結決算 35 37 39 定性的開示事項 37 44 49 52 リスク管理態勢 55 57 59 預金業務・個人向け国債・投資信託・保険 お客様に満足いただける商品・サービスを提供する 社会に優しい金融機関になる トピックス2014-2015 お客様との絆を深める お客様に快適にご利用いただく 14 17 19 財 務 内 容に関する情 報 金融機関の損益状況のしくみ 主要な経営指標の推移 貸借対照表、 損益計算書、剰余金処分計算書 自己 資 本 充 実 の 状 況 新自己資本比率規制の概要 定量的開示事項 (単体) 定量的開示事項 (連結) 組織体制 ガバナンス態勢/組織図/役職員/総代会制度 コンプライアンス (法令等遵守) 態勢 顧客保護等管理態勢 51 53 業 務 のご 案 内 主な業務の内容・きんさんグループ 融資業務・各種サービス 店舗一覧 手数料一覧 営業エリア・各種お問合せ窓口 56 58 60 KINSAN Mind きんさんマインド- 基 本 方 針 - 基本方針 きんさんは、皆さまの夢を実現するパートナーとして、地域に根ざした、皆さまに必要とされる金融機関を目指します。 沿 革 昭 和 2 8 年 9 月 1 日 芸 術 家 、芸 能 家 、芸術愛好家の職域信用組合として、 京都市下京区河原町通四条下ル稲荷町321番地において「日本芸術家信用組合」を設立 昭 和 3 9 年 6 月 1 日 名 称を「日芸 信 用組合」に変 更 平 成 元 年 1 0 月 2 日 本 店 事 務 所を京 都市中京区富小路通三条上ル福良町1 0 8 番地に移 転し、 名 称を「 京 都シティ信用組合」に変更 平 成 4 年 1 1 月 2 4 日 本 店 事 務 所を京 都市下京区高辻通堀川西入ル富永町6 7 6 番地に新 築移転 平 成 1 3 年 5 月 2 8 日 信 用 組 合 大 阪 商銀を事業譲受し、名称を「近畿産業信用組合」に変 更 平 成 1 4 年 5 月 2 7 日 信 用 組 合 京 都 商銀を事業譲受 平 成 1 4 年 6 月 1 7 日 信 用 組 合 関 西 興銀を事業譲受し、本店事務所を大阪市天王寺区筆ヶ崎町2 番8 号に移 転 平 成 1 5 年 9 月 1 日 創 業 50周 年 平 成 1 8 年 6 月 1 2 日 長 崎 商 銀 信 用 組合と合併 平 成 2 4 年 2 月 2 7 日 総 預 金 1兆 円 達成 平 成 2 5 年 3 月 3 1 日 総 預 金 信 用 組 合日本一達成 統 一 ロ ゴ ∼ KI N SAN My Smile Ban k ∼ 『My Smile Bank』 ∼お客様の笑顔が集まる場所∼ 私たち “きんさん” は、 「いつもお客様の笑顔が集まる場所」 を創造し、 「お客様との絆」 を深めることに努めていきます。 イメージポスターをリニューアル 致しました。皆さまと“きんさん ”との 絆 が 益々深まり、笑 顔 がずっと続くように という想いを込めております。 DISCLO S U RE 0 1 お客様や地域社会との 絆 を大切にしています。 “きんさん ”は、お金を「お預かりする」 「 お借りいただく」だけが 仕 事ではなく、地 域におけるお客 様 のパ ートナー として、お 客 様と一 緒に考 え、解 決し、お 客 様と共に成 長・発 展して いくことこそ が、 “ 使 命 ”で あるとの 認 識 の もと 夢の 実 現に全力を尽くします。 基本として大切にしています。 元 気 私 た ち“ き ん さ ん ”は、元 気 で 明るい 挨 拶 を 基 本とし、 「 常 識 的 なこと」を 継 続して いくことが、お 客 様 からの 信 頼に繋 がると信じて います。日々、行って いる 「 朝 礼 」で、社 歌・信 念・五 大 用 語 の 唱 和を行 い 、そ の 日1日 の お 客 様 へ の「おもてなしの心」 「 感謝の気持ち」を新たにし、元気に業務に取り組みます。 笑 顔 私 たちは、常に笑 顔 で 心 からの 感 謝 の 気 持 ち を忘れません。 “きんさん ”は、い つもお 客 様にご 満 足 い ただ ける最 高 のサ ービスとあたたかい 対 応をお約 束 します。 まごころ “ き ん さ ん ”は、 「 ま ご こ ろ 」を 込 め た お 客 様 と の ふ れ あ い の 場 の創造を大切にしています。 感謝デーの開催や日帰りバスツアーや 温泉宿泊旅行、各種セミナーの開催等、 全店で年間に200回以上を開催してお り、お客様との絆を深めることに努めて います。 当 組 合「 朝 礼 」見 学・参 加 者 募 集 のご 案 内 当 組 合 に お け る 全 て の 基 礎 と な る、日 々 の「 朝 礼 」へ の お 客 様に よ る 見 学・参加を募集しています。 これまでに見学・参加いただいたお客様か ら は、 「 自 社 に 持 ち 帰 り、今 後 の 社 内 教 育 に活かしたい」 等のお声を頂いております。 ご希望の方は、各店窓口にお気軽 にお申出ください。 DI SC LOS U R E 02 基本方針 そ のために、お客 様とのお付き合 いにおける常 識としての 元 気な挨 拶や笑 顔、まごころでお客 様と接することを 変革 の精神をもって、 夢 の実現に全力を尽くします。 “きんさん”は、信用を第一とする商売人の思想・哲学を常識として貫くことにより、お客様目線から金融機関のあり方 を変革していきます。 そして、地域金融機関としての使命と役割を果たすため、地域経済の担い手である 「中小企業を救い、この国を元気 基本方針 にする」 ための取組みを重視してまいります。 「社歌」 ・ 「信念」 に、 これら “きんさん”の想いを込め、全役職員で意識共有を図っています。 てん く 社歌「天駈の風」 ※天駈の風・・・ 「天駈」 とは造語です。 人々に幸せ、 豊 かな輝く稔りをもたらす“天を駈ける風”を私達 “きんさん” の象徴として表現しています。 ※きんさんHPにてご試聴いただけます。 HPアドレス http://www.kinsan.co.jp 信 念 経営理念 DISCLO S U RE 0 3 (平成25年度∼29年度) 5ヵ年中期計画 経 営 体 力 集 中 強 化 期 間 ∼収 益 基 盤+内 部 管 理 態 勢 の 強 化∼ 私 達きんさんは、より多くの 中 小・零 細 企 業 へ の 支 援を通じ、社 会 的 使 命である“ 地 域 社 会 へ の 貢 献 ”を遂 行し、 2 4 年 度には 預 金 量『 信 用 組 合 日 本 一 』を達 成 する等、4つ の 信 用 組 合 統 合 後、約10年をかけお 客 様 の 支 持 基 盤 の拡大を図ってまいりました。 平 成 2 5 年 度からの 5 年 間を、 『 経 営 体 力 集 中 強 化 期 間 』と位 置づけ、 “ 収 益 基 盤 ”及び“ 内 部 管 理 態 勢 ”の 強 化を 図り、より強 固 で 磐 石 な 態 勢とし、平 成29年 度に“ 実 質 業 務 純 益 100億 円 ”へ の 到 達 を目 指し、 『 5ヵ年 中 期 計 画 PR OJ ECT 100 』を策定し、新たなステージへと邁進してまいります。 新たなるステージ へ 平成29年度 実質業務純益100億円へ “PROJECT 100”を遂行し、収益基 平成24年度 預金量 信用組合 日本一 平成2 3 年度 預金 量1 兆円 達成 盤を強固なものとする。 平成29年度 《平成30年3月期》 平成24年度 《平成25年3月期》 平成2 3 年度 《平成24年3月期》 実質業務純益 100億円 預 貸 率 60% 総 預 金 1兆2,054億円 総貸出金 6,173億円 総 預 金 1兆672億円 総貸出金 5,368億円 『 3つの 改革 』 以下の3つの改革により、 “実質業務純益 100億円” を目指し、 収益基盤の強化を図ってまいります。 『預貸率』の改革 改革 1 金融機関の社会的使命“中小・零細企業への支援”の強化 改革 2 より多くの新たなお客様との絆“流動性預金口座”の強化 改革 3 まだ見ぬ中小零細企業の開拓 『調達構造』の改革 『融資基盤強化』 に向けた改革 『 主要計数計画 』《平成25年度∼29年度》 上記 「3つの改革」 を確実に遂行し、 平成29年度 (平成30年3月期) の “きんさん” は、 “実質業務純益100億円” への到 達を目指します。計画2年目である平成26年度は、 前年度に引続き、 以下の指標はすべて計画を達成しております。 実質業務純益 貸出金 10,000 120 計画 (単位:億円) 実績 8,000 101 6,173 (単位:億円) 計画 実績 6,600 6,725 7,100 7,246 7,546 6,000 100 92 86 4,000 87 2,000 80 68 70 74 73 0 平成24年度 預 金 60 16,000 14,000 40 12,054 平成25年度 平成26年度 平成27年度 (単位:億円) 計画 実績 12,500 12,556 13,000 13,126 13,276 平成26年度 平成27年度 12,000 10,000 20 8,000 0 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 6,000 平成24年度 平成25年度 DI SC LOS U R E 04 基本方針 より多くの“お客 様との 絆 ”を深めることに努めてまいりました。平 成 2 3 年 度には預 金 量 1 兆 円を達 成 、さらに平 成 Financial Highlights 業績ハイライト(平成22年度∼平成26年度) きんさんとお客様との絆 きんさんは、皆さまの 夢 の 実 現 のパ ートナーとして、お客 様との 絆を大 切にし、地 域に根ざした、地 域 の 皆さまに 必要とされる金融 機関を目指しています。 業 績ハイ ラ イ ト 皆さまからの ご支持・ご声援 お客 様 組合員数 179,599人 年間 7,482人増加 貸出金 7,246億円 前年度比 521億円増加 前年度比 7.7%増加 預 金 1兆3,126億円 前年度比 569億円増加 前年度比 4.5%増加 “きんさん” 店舗数 33店舗 常勤役職員数 860人 ※平成27年6月末現在 【平成26年度の業績】 当期純利益 52億51百万円 前年度比6億75百万円増加 自己資本比率 9.74% 前 年 度 比 0 . 1 3 %向 上 中小企業支援 社会・地域貢献 各種サービス ※表示各計数は平成27年3月末現在のものです。 私たちは、お客様と共に成長・発展 することを願っています。 DISCLO S U RE 0 5 預金の推移 ( 億 円 ) 預 金 13,126 14,000 12,054 12,000 12,556 10,672 10,000 8,917 8,000 業 績ハイ ラ イ ト 6,000 4,000 2,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 預 金 残 高は、お客 様からのご 支 持により、前 年 度 比 5 6 9 億 円 増 加 の 、1 兆 3 , 1 2 6 億 円となり、平 成 2 4 年 度 に到達しました「預金残高 信用組合日本一」をさらに上回る預金残高へと成長することができました。 また、預 金 残 高 は 平 成14年6月に 新 生 近 畿 産 業として スタ ートして 以 来、1 3 期 連 続 で 増 加 を 続 け て お り、平 成 14年度決算と比較すると約3 倍に増加しています。 貸出金の推移 ( 億 円 ) 貸出金 8,000 7,246 7,000 6,725 6,173 6,000 5,368 5,000 4,663 4,000 3,000 2,000 1,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 貸 出 金 残 高は、積 極 的 な 中 小 企 業 支 援に継 続して取 組 んできた結 果、前 年 度 比521億 円 増 加し、7,2 4 6 億円となり、預金残高の前年比増加額と概ね同額の貸出金前年度比増加額を達成することができました。 また、貸 出 金 残 高も平 成 1 4 年 6月に新 生 近 畿 産 業としてスタートして以 来 、13期 連 続で増 加を続けてお り、平成 14年度決算と比較すると約2 . 8 倍に増加しております。 DI SC LOS U R E 06 実質 業務純益の推移 ( 百 万 円 ) 実質業務純益 8,657 9,000 8,000 7,454 6,804 7,000 6,102 6,000 業 績ハイ ラ イ ト 5,000 4,958 4,000 3,000 2,000 1,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 金 融 機 関 の 業 務 活 動による収 益を表 す実 質 業 務 純 益は、前 年 度 比12億2百 万 円 増 加 の86億57百 万 円 となり、5期連 続で最高益を更新することができました。 組 合 員 の 増 加による預 金・貸 出 金 の 安 定した増 加による規 模 の 拡 大に伴 い、安 定 的 な 収 益 基 盤を構 築し ており、全 国 の 信用組合でもトップクラスの水準を確保することができています。 当 期純利益の推移 (百万円) 当期純利益 5,251 5,000 4,575 4,069 4,000 3,764 3,117 3,000 2,000 1,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 当 期 純 利 益は、前年度比6 億7 5 百万円増加の52億51百万円となり、4期連続で増益となりました。 実 質 業 務 純 益 の 安 定 的な確 保により、不 良 債 権 処 理や店 舗 の 新 築・改 築 等 の 設 備 投 資 等による資 産 の 質 の向上を図りながらも、安定的な純利益を計上することができています。 DISCLO S U RE 0 7 組合 員 数 ・ 年金振込件数の推移 (人) 組合員数 (件) 年金振込件数 200,000 30,000 180,000 172,117 27,106 179,599 25,580 163,955 25,000 23,065 160,000 146,605 140,000 131,613 19,523 20,000 120,000 15,826 業 績ハイ ラ イ ト 100,000 15,000 80,000 10,000 60,000 40,000 5,000 20,000 0 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 0 平成23年6月 平成24年6月 平成25年6月 平成26年6月 平成27年6月 ※平成24年3月末より複数店舗で加 入されている同一人の重複 を補正しております。 組合員数は、年間7,482人増加し、179,599人となり、平成14年の新生近畿産業スタート以降、年間1万 人前後の増加となっており、着実に絆が広がり、当組合の経営基盤は、飛躍的に成長しています。 また、メイン取 引として信 頼をいただくことでもある年 金 受 給 口 座 のご 指 定による年 金 振 込 件 数も、平 成 27年6月実績で 27,106件と前年同月比1,526件増加しており、近畿地区信用組合で第1位の取扱実績と なっています。 経費率の推移 経費率 全国267信用金庫平均 1.09% (平成25年度実績) 1.20% 1.00% 1.07% 0.93% 0.85% 0.81% 0.84% 0.80% 0.60% 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 経 費 率は、前年度比0 . 0 3%上昇の0 . 8 4%となりました。 預 貸 金 等 の 増 加に伴う収 益 基 盤 の 拡 大と併 せ、経 営 の 効 率 化にも努め、経 営 資 源を最 大 限 有 効 活 用した 結 果 、当 組 合 の 経 費 率 は、全 国2 6 7信 用 金 庫 の 平 均1.09% ( 平 成 25年 度 実 績・当 組 合 調 べ )を下 回ってお り、効率 的な経営が図られています。 ※ 経 費 率=経費(人件費・物件費・税金) ÷預金平均残高×100 DI SC LOS U R E 08 自己 資 本 比 率・自己 資 本 額 の 推 移 内部留保等 出資金 自己資本比率 11.00% 10.11% 9.60% 9.74% 9.61% 9.27% 10.00% 9.00% 8.00% (億 円) 800 業 績ハイ ラ イ ト 700 608 600 729 675 547 492 500 421 400 513 476 378 338 300 200 153 168 186 198 215 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 100 0 バーゼルⅡ基準 新基準 組 合 員 増 加による安 定した出 資 金 の 増 加と安 定した収 益 確 保による利 益 剰 余 金( 備え)の 積 上 げ 、資 産 良 化 の 取 組 み により、自 己 資 本 額 は 前 年 度 比 5 3 億 円 増 加 の 7 2 9 億 円となり、自 己 資 本 比 率 は 、9 . 7 4%と、 国 内 基 準として 求 められる4%の2 . 4 倍、国 際 基 準 の8%も 上 回っており、当 組 合 の 財 務 内 容 の 健 全 性を証 明しています。 ※平成2 5 年度より、新しい自己資本比率規制に基づく自己資本比率を算出しております。 自己 資 本 比 率 の 見 方 自 己 資 本 比 率 は、貸 出 金 や 有 価 証 当組合 9.74% 券等のリスク資産(リスク・アセット等) に対する出資金や利益剰余金等の自 己資本の占める割合を示す比率で、金 融 機 関 の 健 全 性・安 全 性 を 図る重 要 国際基準 8% な指標です。平成25年度決算より、新 しい自己 資 本 比 率 規 制に基 づく精 緻 化が図られています。 国 内 の みで業 務を行う金 融 機 関は 4%以上の水準維持が求められていま すが、当組合においては、内部留保に 国内基準 4% よる資本の積上げ等を行うことにより 自 己 資 本 を 充 実 さ せ、自 己 資 本 比 率 は国際基準である8%を上回る水準と なっています。 DISCLO S U RE 0 9 不 良 債 権 比 率・不 良 債 権 額 の 推 移 要管理債権 危険債権 破産更生債権等 不良債権比率 10.00% 8.00% 7.24% 6.00% 6.27% 5.46% 4.96% 4.49% 4.00% 2.00% 500 400 339 338 337 334 326 300 153 158 147 157 96 112 86 97 104 172 73 92 92 72 56 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 200 100 0 当 組 合 では、不 良 債 権 の 発 生 防 止、早 期 回 収に努 めるとともに、事 業 再 生や 不 良 債 権 のオフバ ランス化 の実 施などにより、資産の良化に努めております。 不 良 債 権 額 は、前 年 度 比7 億9 1 百 万 円 減 少 の326億 円、不 良 債 権 比 率につきましても前 年 度 比0.47% 低下 の 4.49%と着実に資産の良化が図れています。 金 融 再 生 法 開 示 債 権 構 成比 平成26年度 (平成27年3月期) 開示債権額 326億円 保全額 259億円 要管理債権 96億円 危険債権 172億円 破産更生債権等 56億円 貸倒引当金 134億円 保全率 79.70% 保全率 53.45% 87.71% 担保・保証等 125億円 100.00% 正常債権 6,928億円 貸 倒 引 当 金とは貸 出 金 等 の 債 権や 資 産に対し、将 来 の 貸 倒 金 額を合 理 的 な 方 法で見 積もり、あらかじめ 費 用として計 上した金 額です。当 組 合 の 貸 倒 引 当 金は適 正 な 会 計 処 理に基 づき計 上し、将 来 の 貸 倒 れの 発 生に対し十分に備えをしております。 一般的に「不良債権」 と呼ばれているものは、担保や保証により保全されている部分も含んでおり、開示し ている債 権 全てが 損 失につな がるわけではありませ ん。上 記 の 図 表 のように担 保・保 証 等や 貸 倒 引 当 金に よりカバーされております。 DI SC LOS U R E 10 業 績ハイ ラ イ ト 0.00% (億 円) Topics 主な取 組 み・トピックス 中小企業の経営改善および地域の活性化のための取組み -地域密着型金融 きんさんでは地 域に密 着した金 融 サ ービスを展 開 するため、平 成 2 6年 度は以 下 の 具 体 的 な 取 組 みを行ってまいりました。平 成27年 度 も 引き続き各 種 施 策 の 積 極 的 な 取 組 みを行っ てまいります。 きん さ ん 版 「企業分析」 の取組み きんさん の 企 業 分 析 予めお客 様 の 定性 情報や事 業・財務 内容 の分 析を行い 、取引 方針を 事 前 決 定することによりスピ ーディーで的確な資 金供 給を行っています。 お取引先企業 主な取組み・トピックス きんさん独自の企業分析 的確でスピーディーな 資金ニーズへの対応 予めお客様の情報や事業内容の分析を行い取引方針を事前決定。 定性情報 取引方針 企業のライフサイクルに 応じた積極的な提案 事業・財務内容 平成27年3月末時点 2,935先 完了 きんさん 中 小 企 業 の 経 営 支援に関する取組方針・態勢 お 客 様 の 経 営 課 題に応じた 最 適 な 解 決 策をお 客 様 の 立 場に立って 提 案させ て い ただき、真 の 意 味 で の 経 営 改 善が図られるよう、関係機関と緊密に連携しながら、積極 的にコンサ ルティング機 能の発揮に努めてまいります。 当組合では平成25年3月に中小企業経営力強化支援 法に基 づく 「 経 営 革 新 等 認 定 支 援 機 関 」に認 定 され、経 営 改 善 計 画 のサポートを実 施するとともに、右 記 の 外 部 機 関・外 部 専 門 家 等と連 携し、専 門 的で幅 広 いコンサ ル ティング 機 能 の 提 供ができる態勢としています。 ●中小企業支援ネットワーク ・地域経済活性化支援機構 ・認定支援機関 ・政府系金融機関 ・地域建設産業活性化支援事業 ・中小企業再生支援協議会 ・よろず支援拠点 ・信用保証協会 ・専門コンサルタント など 中小 企 業 金融円滑化への取組み きんさんは、地域の中小事業者や個人のお客様一人ひとりと顔が見える対話を重視し、お客様と共に考え、問題の解決 に努め、そして共に成長していくことが、当組合の最も重要な社会的使命の一つであるとの考えのもと、全役職員が一体 となって、中小事業者や個人のお客様の金融円滑化に取組んでいます。 お客様からのお申 込・ご相談には、真摯にきめ細やかに対応してまいります。 借 入 条 件 の 変 更等や円滑な資金供給に真摯に努めます。 関 係 機 関と緊密な連 携を図りながら金融の円滑化に努めます。 お客 様 の 経 営 実態に応じて経営改善に向けた積極的な支援を行います。 DISCLO S U RE 1 1 中 小 企 業 の経営支援に関する取組み 創業・新規事業開拓支援 当組合は信用組合業界統一事業である 「しんくみ創業塾」へ参加し、地域社会の活性化に向けて、創業を支援する 態勢を整えています。 「しんくみ創業塾」は創業を目指すお客様に対して、信用組合による創業資金支援に加えて、地域の商工会などを窓 口とする相談受付、専門家の方々からの創業ノウハウ提供など、地域・信用組合が連携して創業を支援するものです。 成長段階における支援 地域経済の成長基盤強化に向けた取組み 主な取組み・トピックス 当 組 合 では、地 域 の 皆さまとともに成 長 する地 域 金 融 機 関 を 目 指し、地 域 経 済 の 成 長 基 盤を支える事 業 者 の 皆さまに対 する取組みを強化しています。 地 域 企 業 の 皆 さまの 成 長 分 野 へ の 取 組 み を 金 融 面 からサ ポ ートするた め、成 長 資 金 の 供 給 を 積 極 的 に 行 い、環 境 や 健 康 、観 光 事 業 など、成 長 が 見 込まれる分 野 の 育 成 へ 積 極 的に 取組 んでまいります。 ビジネスマッチングへの取組み 地 域 の 事 業 者 のお客さまへ 、新たなビジネスチャンスを創 造する経 営サポート の 一 環としてビジネスマッチング業務に取組んでいます。 ビジネスネットワークを広く構 築する取 組 みとして、大 阪 府 信 用 組 合 協 会 が 主 催 するビジ ネスマッチング イ ベント 「しんくみビジ ネスマッチングフェア2014」 を当 組 合を含 む 大 阪 府 内7信 組とともに開 催し、H 2 6 年 度 は3 0 社 の 皆 さまに出 展・参 加 いただきました。展 示・商 談 会を通じたビジネスチャンスの 拡 大 支 援や異 業 種 交 流による情報提供へ繋がっています。 経営支援への取組み パチンコカレッジ 当 組 合 で は、次 世 代 経 営 者 育 成 や 異 業 種 ネットワ ーク支 援として、外 部 専 門 家と連 携し、特 定 業 種 向けのセミナーを 開 催しています。事 業 活 動に必 要な業 界 知 識 や 技 術、従 業 員 教 育 等 の 各 種 講 座 を開 催し、事 業 活 動に必 要 な サ ポ ートを 行うとともに、中 小 企 業 の 方 々 の 経 営 支 援に取組 んでいます。 遊技業界の人材育成支援として「接 客マナー講座」 を平成26年9月・10 月に開催。14社45名のホール担当 者の皆様にご参加いただきました。 しんくみビジネスマッチングフェア2014 経営者セミナー 平成26年度は、各店にて 「経営者セ ミナ ー」を 計16回 開 催。573名 の 経営者の皆様にご参加いただきま した。 経営改善・事業再生・業種転換等の支援 経営改善計画策定支援 経 営 改 善 等 が 必 要な中 小 企 業 の 方々に対し、積 極 的に外 部 機 関・外 部 専 門 家 等 と連 携し、本 部 専 門 部 署と営 業 店 が 一 体となって、経 営 改 善 計 画 の 策 定 支 援に取 り組みました。 外部機関・外部専門家等 の活用 中 小 企 業 再 生 支 援 協 議 会や地 域 プラットフォームの 専 門 家 派 遣 制 度 の 提 案・活 用により中 小 企 業 診 断 士・税 理 士 等 の 外 部 専 門 家と連 携し、ライフステージに応じ た経 営 改 善 支 援に取り組 みました。また、近 畿 地 方 整 備 局 が 行っている 「地域建設 産 業 活 性 化 支 援 事 業 」におけるパ ートナ ー 協 定を締 結 する等、業 種 業 態に応じた 外部専門家等の活用・ネットワーク構築に努めています。 「認定支援機関による 経営改善計画策定支援事業」 の活用 最 小 限 の 費 用 負 担 にて 外 部 専 門 家 による経 営 改 善 計 画 策 定と策 定 後 の フォ ローアップ 支 援 が 受けられる本 事 業( 経 営 改 善 支 援センター)を活 用し、経 営 改 善 に向けた課題解決に取り組みました。 ※補助金・ ・ ・計画策定費用、策定後モニタリング費用の3分の2(上限2百万 円 ) DI SC LOS U R E 12 日 本 銀 行“貸 出 支 援 制 度 ” 信用組合にも拡大へ! 日本 銀 行 の「成長基盤強化を支援するための 資金供給」 「貸出増加を支援するための 資金供給」 日本 銀 行は金 融 政 策として、成 長 基 盤 強 化や貸 出 増 加に向けた金 融 機 関 の 取 組 みを金 融 面から支 援 するための 資 金 供 給 の 枠 組 みを、時 限 措 置として導 入しています。 この 政 策は日本 経 済 の 活 性 化 へ 向け、金 融 機 関 がより積 極 的 な 資 金 供 給を 行う取 組 みを促すことを目 的としていますが、当 初、信 用 組 合 業 界はこの 制 度 を活用することができませんでした。 そこで『 近 畿 産 業 信 用 組 合 』は、信 用 組 合 業 界 全 体 が 地 域 金 融 機 関として “ 存 在 意 義 ”を発 揮し、金 融 政 策 へ 関 与できるようにするため、関 係 諸 団 体や各 地 の 信 用 組 合 へ 賛 同を呼びかけたことで、信 用 組 合 業 界も制 度 活 用 ができる ようになりました。 当 組 合 では、信 用 組 合 の 取 引 先 の 皆 さまにも、これら金 融 政 策 の 恩 恵 を 享 受いただけるよう、制度活用への積極的な取組みを行ってまいります。 出典:2014年5月30日 ニッキン 主な取組み・トピックス 経営 支 援 態勢の強化への取組み 「 法 人 営 業 部 」の 増 強 京都法人営業部 各地 域 の 法 人 事業者の皆様へタイムリーに対応す るべく、平 成 2 2 年に難 波 法 人 営 業 部を設 置 、平 成 2 5 年 には 梅 田 法 人 営 業 部 を 設 置しました。さらに 平 成 神戸法人営業部 梅田法人営業部 26 年 4月には、本 店 営 業 部・京 都・神 戸 の3 店 舗 に 法 人営業 部を新設 いたしました。 地 域 の 事 業 者 の お 客 さま の 多 彩 な ニ ー ズ にお 応 本店法人営業部 難波法人営業部 えし、事 業 の 成 長 を サ ポ ートするとともに、地域の発 展・活性化に寄与してまいります。 コンサ ルティング 能 力 の 強 化と専 門 性 人 材 の 育 成 お 客 さまの ニ ー ズ や 問 題 解 決に向 けた 最 適 なソリューションを 提 供 する ため、教 育 研 修 制 度を拡充しております。 医 療・介 護や不 動 産 業、遊 技 業 など業 種 別 研 修を実 施し、当 組 合 職 員 一 人 ひとりの 専 門 知 識 の強化を図るなど、人材育成にも取り組んでいます。 地域 の 活 性化への様々な取組み 地 域 の 皆さまとともに 地 域 密 着 型 金 融 機 関として の 役 割を重 視し地 域 振 興・活 性 化 へ の 取 組 みとして 店 舗 近 隣 商 店 街 の 組 合に所 属 し、定 例 行 事 等 へ の参加等を通じて地域の皆さまとの交流を深めています。 また、地 域 内 の 商工会議所等各種団体の会員の方々向けの地域密着型ローン商品も制定し、地域の活性化に取 り組んでいます。 平 成27年3月 末 現 在、地 方 公 共 団 体 向 け 貸 出 金 の 残 高は588 億 円となりました。当 組 合は地 域 金 融 機 関として、地 元 の 地 方 公 共 団 体 等 の 資 金 調 達の要 請に応えております。 DISCLO S U RE 1 3 地方公共団体向け 貸 出 金の残 高 地方 公 共 団 体 向け貸 出 金 588 (単位:億円) 600 452 500 400 300 228 200 100 0 平成25年3月期 平成26年3月期 平成27年3月期 お客様とともに成長する お客様とともに学び 、ともに成長することを願っています。 お 取 引 先 企 業 対象「人材採用・育成支援プラン」 経 営 の 課 題として重 要な、 “ 優秀な人材の確保・育成”に対して、当組合のノウハウを提供しながら、お客様ととも に取組 んでいます。 人 材 確 保 のための「 合 同 企 業 説 明 会 」では、平 成21年に取 組 みを開 始してから、延 べ 133社 の 企 業にご 参 加 い ただき、3,076 名の就職希望者に来場いただき、中小企業と就職希望者の出会いの場を提供しています。 また、社 会 人としての 基 礎を学 んでいただく 「 新 入 社 員 研 修 」に、お取 引 先 企 業 の 新 入 社 員を受 入させて頂 いて おり、これまでに延べ9 0 社3 3 0 名の新入社員が当組合の研修に参加されています。 合同企業説明会 採用支援 新入社員研修 育成支援 主な取組み・トピックス 上記 「人材採用・育成支援プラン」 の取組みが評価され、全国信用組合中央協会主催 「第50回全国信用組合大会」 において、 『 平成24年度 社会貢献表彰 信用組合部門 』を受賞致しました。 優秀な人材の採用体制強化 未 来を担う人材の創造のため、優秀な人材の採用体制強化を継続して行っております。 国 公 立 大 学を始めとする大 学 等において採 用 説 明 会を積 極 的に実 施 、毎 年 7 0 名 前 後 の 新 卒 者を採 用 。平 成 2 7 年 度 の 新 入 職 員は、前 年 度を上 回る、7 7 名 の 優 秀な人 材 の 採 用に至っており、未 来 の“きんさん ”を担うべく、育 成 に努めております。 新人採用数 推移 120 107 100 94 80 60 77 71 62 40 20 平成27年度 新入職員入行式 0 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 DI SC LOS U R E 14 お客様に満足いただける商品・サービスを提供する お客様が必要とする商品・サービスを提供し、お客様にご満足いただくことに努めています。 お客 様 のニーズに基づく商品・サ ービス お得な金利とともに、懸賞金や宝くじが 当たるチャンスもある 「宝くじ&懸賞金付定期預金 きんさんドリーム」を はじめ、忙しい方には電話で契約できる定期預金、高齢者や身障者には金利優遇の定期預金、女性の方には様々な サ ービス特典がつく定期預金等、お客様のニーズに合わせた様々な商品を提供しています。 また、預 金 商 品 以 外にも、個 人 年 金 保 険や個 人 向け国 債、投 資 信 託 の 販 売も行っており、お客 様にご 満 足 いただ ける商品の提供に努めています。 ※ 投資信託は、16店舗のみの取扱いとなります。詳細はP56をご参照下さい。 ※ 各種商品・サ ービスのご案内は、 P56∼P58をご参照ください。 主な取組み・トピックス 宝くじ&懸賞金付定期預金きんさんドリーム 専用通帳 きんさんドリーム大抽選会 【当組合とのお取引について】原則 「組合員」 加入が必要です。組合員:大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県・岐阜県・長崎県 (五島・壱岐・対馬除く) に 住所・居所を有する方、勤労に従事する方、中小規模の事業者の方は、出資加入頂くことにより、 どなたでも組合員としてお取引頂けます。本商品は、預金保険制 度対象商品です。ただし出資金 (組合員加入) については預金とは異なり預金保険制度の対象ではありません。 【中途解約について】本商品は、原則中途解約でき ません。やむをえず満期日前に解約する場合は所定の中途解約利率を適用させて頂きます。 【満期日以降のお取扱いについて】本商品は、 「きんさんドリーム」 を 販売している場合に限り満期日の 「きんさんドリーム」 の募集金利にて自動継続いたしますが、販売が行われない場合には店頭に表示するスーパー定期の金利に て自動継続いたします。 「きんさんドリーム」 で自動継続された場合、新たに抽選権利が付きます。 (抽選番号は変更となります。) スーパー定期預金で自動継続さ れた場合、懸賞の抽選権利は付きません。 【税金について】20.315%の源泉分離課税 (国税15.315%、地方税5%) となります。税引後利率は表示上、小数点第4 位を切り捨てています。 【懸賞について】懸賞は個人・法人とも20.315%相当額の税額を差し引いた額のお支払いとなります。懸賞金・宝くじとも各賞の当選発表 前に中途解約された場合、抽選権利が無効となります。 【 「きんさんドリーム」 の抽選番号について】抽選番号は預入日から1ヶ月以内に確定します。抽選番号は当 組合ホームページにてお調べ頂くか、窓口にお問い合わせください。 ※本商品の詳細については店頭およびホームページに説明書をご用意しております。詳しくは窓口までお問い合わせください。 ※上記商品内容は、平成27年6月30日現在のものです。 DISCLO S U RE 1 5 インターネットバンキング のセキュリティ対策 当 組 合では、インターネットバンキング『 きんさん ダイレクト』 『 きんさんビジネスダイレクト』 を安 全にご 利 用 いただくため、セキュリティ対 策ソフト 「Phi shWal(フィッシュ l ウォー ル )プレミアム ※1」を無 料 提 供しているほ か、法 人 のお客さま向けに、 「 ワンタイムパスワード ※2」や「 電 子 証 明 書 ※3」を導 入するなど、さまざまなセキュ リティ対 策を実施しています。 きんさんビジネスダイレクト 不正アクセス被害防止のお知らせ ※1 「 P hi s h W a l lプレミアム」: 不正送金・フィッシングの脅威から守るセキュリティ対策ソフトです。 ( 画 面イメージ ) ※2 「ワンタイムパスワード」: 1 分 毎に自動 発 行される使い 捨てパスワードのことです。 (ビジネスダイレクトの み ) ソフトトークン( 携 帯 電 話・スマ ートフォンにアプリインストー ル )、 ハードトークン( 専 用 生 成 機 )の いずれかを選 択できます。 ワンタイムパスワード 「ハードトークン (専用生成機) 」 ※3 「 電 子 証 明 書 」: 利 用するための 証 明 書 情 報をパソコン内部または専 用 U S Bに格 納 (ビジネスダイレクトの み ) することにより利 用するパソコンを限 定することができます。 専 用 U S B の 場 合パソコンに接 続されていなければ 利 用できないた め、不 正 送 金 被 害 の 可 能 性 が 低くなります。 電子証明書 「専用USB」 きんさん“終活”セミナー 当 組 合では、お 客 様 のライフステージに応じた様 々な サポ ートを行 い、お 客 様 の 生 活に密 着した金 融 機 関であ ることに努めています。 平 成 26年 度には、大 増 税 時 代と言われるほどの 税 制 改 正 等 へ 適 切に対 応するための 相 続 対 策や資 産 整 理 など を、経 験 豊 富 な 専 門 家 が 説 明 する、 “ 終 活セミナー”をアクセスの 良 い「 梅 田 支 店・難 波 支 店・神 戸 支 店・京 都 支 店 」 の4ヵ店を中心に、計5 0 回開催しており、総勢1,182名のお客様にご参加頂きました。 セミナー 後に実 施している、専 門 家による無 料 個 別 相 談 会では、計 1 1 1 名にご 参 加 いただいており、参 加 希 望さ れるお客様は増え続けています。 今 後も、お客 様 の 生 活に密 着した様々なサポートを充 実させ 、お客 様と共に歩む“ 地 域 のコミュニティバンク”と して、お客 様に寄り添う金融機関を目指してまいります。 DI SC LOS U R E 16 主な取組み・トピックス きんさんダイレクト お客様との絆を深める お客様 の 豊かな生活 のパ ートナーとして、お客 様との 絆が 深まることを願っています。 きんさん名湯浪漫紀行 当組 合とのお付き合いを通じて、豊かな生活をお楽しみいただきたいとの願いから、様々な旅行イベントを実 施 しており、特に、全 店 統 一 で 実 施 する 「きんさん 名 湯 浪 漫 紀 行 」は、昨 年 度には 第11回を数 え、2,000名 以 上 のご 参加をいただき、当組合とお客様、そしてお客様同士の絆の輪が広がっています。 主な取組み・トピックス き ん さ ん 感 謝 の 夕 べ コ ン サ ート 「 全 国 信 用 組 合 預 貸 金 量 日 本 一 」達 成 の“ お 客 様 へ の 感 謝 の 気 持 ち ”から、 「 き ん さ ん 感 謝 の夕べ 」貸 切 特 別コンサ ートを 実 施し、皆 様との 絆をさらに深めることができました。 第3回 きんさん感謝の夕べ コンサート (平成27年7月) 第2回 きんさん感謝の夕べコンサート (平成26年7月) 各 店 で の 様 々 な イ ベ ント きんさんでは、お客 様との 絆を深めるために、 「 きんさん の日」など全 店 が 各 店 毎に趣 向を凝らした、様々なイベ ントを実施しており、地域におけるお客様の豊かな生活のパートナーであるための取組みに努めています。 ゆかた祭り DISCLO S U RE 1 7 もちつき大会 社会に優しい金融機関になる 老若男女、誰にでも優しい 金 融 機 関であることに努めています。 各種福祉商品の取扱い 身障者の方や高齢者の方へ無利息で資金をご用立てするローン商品の取扱いに全国で初めて取り組んでいます。 また、身 障 者 の方等へ特に金利を優遇した福祉定期預金の取扱いも行い、多数のご契約を頂いています。 年金受給者支援資金 身 障 者 福 祉ローン 福祉定期預金 おもいやり 安 心 はっぴぃハッピ ー 主な取組み・トピックス ユニバ ーサ ル 対 応 へ の 取 組 み 体の不自由な方をはじめ、困っている全ての方へサー ビ ス 提 供 を 行うた め の 公 的 資 格 で あ る サ ー ビ ス・ケ ア・アテンダントの職員による取得や、点字や音声ガイ ド機 能 を 備 える身 障 者 対 応ATM、多 目 的トイレ等 の 導入推進、そして万一の心臓停止等から命を守るAED (自動体外式除細動器)の設置等、あらゆる方に優しい 金融機関であるための態勢整備を推進しています。 サービス・ケア・アテンダント 救命講習 AED・全店舗に設置完了(平成27年3月) ユニバーサルデザインATM 多目的トイレ DI SC LOS U R E 18 お客様に快適にご利用いただく お客様に、快 適に金 融サ ービスをご 利用 いただけるように努めています。 店 舗 拠 点 の 拡 充・リニューアル より快 適で機 能 的なサ ービスを提 供するため、人や地 域に優しく、お客 様 が 集まる場 所となる店 舗づくりに積 極 的に取 組 ん で います。平 成 25年 度 の 京 都 支 店 全 面リニューアル、西 院 支 店 新 規 出 店に続き、平 成26年 度にお い ては、関 西ビジ ネスの 中 心・御 堂 筋 沿 い の 大 阪 駅 前 中 心ゾ ーンにある梅 田セントラルビ ル1・2階に梅 田 支 店 がリ ニューアル移 転オープン致しました。今後も順次、店舗拠点の拡充・リニューアルに取組んでまいります。 主な取組み・トピックス 新装 移転 梅田支店 (平成26年9月) 移転先住所:大阪市北区曽根崎2-11-16 梅田セントラルビル1・2F 当組合初 店舗外・常設屋上広告塔 設置 (角屋堂島パークビル屋上) 平 成 2 7 年 4 月、大 阪 市 北 区 堂 島 浜に位 置する角 屋 堂 島パ ークビ ル の 屋 上 に、当組合初となる店 舗 外・常 設 屋 上 広 告 塔 が 誕 生致しました。 一 日 約59万 台 の 交 通 量 が あ る 阪 神 高 速 1号 環 状 線 沿 い に あ る 好 立 地 で、当 組 合ロゴ「 KIN S A N My S m ile Ba nk 」とマスコットキャラクター「と らきち」をデ ザインした看板となっています。今 後とも、地域の皆様に一 層親 しまれるよう、当組合 のブランドイメージ の 向 上を図ってまいります。 DISCLO S U RE 1 9 トピックス 2014−2015 1日 14日 4月 5月 15日 16日 26日 7日 21・22日 28日 1日 6月 7月 2日 6日 24日 27日 18日 18・25日 22日 29日 22日 年度 26 9月 8日 25・26日 26日 10月 2・3日 3日 15日 17日 1日 4日 11月 12月 15日 27日 30日 1日 4日 5日 17・18日 25日 ∼第11回名湯浪漫紀行向け∼ きんさん旅行積金『浪漫紀行』取扱い開始 (∼7月31日) きんさん人材支援プラン 「平成26年度 新入社員研修」 『梅田支店移転オープン推進委員発足式』開催 クールビズ実施 第11回 宝くじ&懸賞金付き定期預金『きんさんドリーム』取扱い開始 (∼11月30日) 『梅田支店移転オープン記念定期預金 (全店販売) 』取扱い開始 (∼9月30日) 第9回 きんさんドリーム 「懸賞金」 &第10回 きんさんドリーム 「宝くじ賞」 公開抽選会 第61期 通常総代会 きんさん倶楽部 会員数 3万人突破 きんさん人材支援プラン 「第7回 合同企業説明会」 きんさんゆかた祭り&京野菜市 「ダイレクト納付」 ・ 「ペイジー税金・料金払込サービス」 ・ 「ペイジー口座振替受付サービス」 取扱い開始 大阪フィルハーモニー交響楽団 貸切特別コンサート 「第2回きんさん感謝の夕べコンサート」 (於:フェスティバルホール) 宝くじ&懸賞金付定期預金『きんさんドリーム』専用通帳 誕生 当たれ!当たれ!夢見るとらきちキャンペーン (∼3月31日) 当組合テレビCM放映 (∼9月19日) ∼御堂筋・大阪駅前中心ゾーンに誕生∼ 梅田支店リニューアル移転オープン KPC (KSKパチンコカレッジ) 第8期初級編 開講 当組合初のシンジケートローン組成 (本店法人営業部) KPC (KSKパチンコカレッジ) 第8期上級編 開講 平成27年度新入職員 内定式 CSR活動『ウィルス対策キャンペーン』 (大幸薬品㈱様ご協力) 第51回 全国信用組合大会 優良信用組合表彰 受賞 平成26年度上期 業績評価大会 夢がみのる特別金利定期預金『稔 (みのり) 』取扱い開始 (∼3月31日) 年金ご新規&ご紹介キャンペーン (∼3月31日) 平成27年度 内定者懇親会 大阪府信用組合協会・大阪府内7信組共催『しんくみビジネスマッチングフェア2014』 (於:大阪産業創造館) 当組合初・貸出金残高 7,000億円を突破 第12回 宝くじ&懸賞金付定期預金『きんさんドリーム』取扱い開始 (∼5月31日) 個人向け国債 全店にて取扱い開始 第10回 きんさんドリーム 「懸賞金」 &第11回 きんさんドリーム 「宝くじ賞」 公開抽選会 平成28年卒対象 インターンシップ 年末おもてなしイベント (もちつき大会) (∼12月29日) 5日 期間限定1,000万円からの定期預金『プレミアム定期預金』取扱い開始 (∼3月31日) ご紹介キャンペーン (∼9月30日) 2月 3日 第11回 きんさん名湯浪漫紀行 (∼3月20日) 3月 13日 1月 1日 4月 8日 13日 25日 平成 1日 5月 年度 27 19日 20日 1日 6月 7月 5日 22日 24日 28日 主な取組み・トピックス 平成 1日 8月 新入職員 入行式 本店営業部・京都支店・神戸支店に法人営業部を新設 営業統括部 カスタマーサポート室 新設 公的年金受給 振込件数25,000件突破 宝くじ&懸賞金付定期預金『きんさんドリーム』残高3,000億円突破 平成25年度下期 業績評価大会 AED全店導入 平成27年度新入職員 入行式 夢かがやく特別金利記念定期預金『輝 (かがやき) 』取扱い開始 (∼9月30日) 当組合初 店舗外・常設屋上広告塔 誕生 (角屋堂島浜パークビル 屋上) 地域経済における成長基盤強化に向けた取組み開始 (日銀成長支援融資) 平成26年度下期業績評価大会 ローンセンター開設 “おまとめ” もできる使いみち自由のフリーローン 「マイ・スマイル」 発売開始 『ダイレクト納付 普及に貢献』天王寺税務署より感謝状を授与 ネパール大地震 義援金 受付開始 (∼7月31日) クールビズ実施 年金ご新規&ご紹介キャンペーン (∼9月30日) 第11回きんさんドリーム 「懸賞金」 &第12回きんさんドリーム 「宝くじ賞」 公開抽選会 第62期 通常総代会 きんさんゆかた祭り 大阪フィルハーモニー交響楽団 貸切特別コンサート 「第3回きんさん感謝の夕べコンサート」 (於:フェスティバルホール) DI SC LOS U R E 20 Finance 財務 内 容に関する情報 金融機関の損益状況のしくみ 金 融 機 関 の 損 益 状 況を表 す指 標として、 「 業 務 粗 利 益 」、 「 業 務 純 益 」、 「 経 常 利 益 」が ありますが、このうち「 業 務 粗 利 益 」と 「 業 務 純 益 」は、一 般 企 業にはな い 金 融 機 関 独 特 の も の です。そこで、皆 様に当 組 合 の 業 績 の 状 況をご 理解頂くために、金融機関の損益状況のしくみについてご説明致します。 ①業務粗利益 「業務粗利益」 は、経費等を控除する前の金融機関の粗利益を表しております。 金融機関の収支は大きく分けて次の三つから成り立っており、それらの合計を 「業務粗利益」 と呼んでいます。 資金運用収支 資金運用収益 = 貸出金等当組合が受け取る利息 = 振込・送金等各種サービスにより当組合が受け取る手数料等 = 国債等債券の売却益・償還益等 資金調達費用 − 預金等当組合が支払う利息 − 他行ATMの使用等で当組合が支払う手数料等 − 国債等債券の売却損・償還損等 + 役務取引等収支 役務取引等収益 役務取引等費用 + = その他業務収支 その他業務収益 その他業務費用 業務粗利益 財務内容に関する情報 ② 実質業務純益 「業務粗利益」 から 「経費」 を差し引いたものを 「実質業務純益」 といいます。 「 実質業務純益」 は、金融機関の本 来業務での収益を表す代表的な指標のひとつとされています。なお、 この 「実質業務純益」 は、金融機関が一般 に公表する損益計算書の様式には設けられておりません。 実質業務純益 = 業務粗利益 経 費 − 人件費、 物件費、 税金の合計 ③業務純益 「実質業務純益」 から 「一般貸倒引当金繰入額」 を差し引いたものを 「業務純益」 といいます。なお、 「 実質業務 純益」 と同様に、 「業務純益」 は、損益計算書の様式には設けられておりません。 一般貸倒引当金繰入額 業務純益 = 実質業務純益 − 貸倒引当金のうちのひとつで、貸出金等について 回収可能性を検討して計上しているもの ④経常利益 「業務純益」 に 「臨時損益」 を加味したものが 「経常利益」 となります。 経常利益 DISCLO S U RE 2 1 = 業務純益 − 臨時損益 貸出金償却関係費用、株式関係損益など 財務諸表の正確性 独立監査人による監査の状況 財務内容に関する情報 当組合は、 「 協同組合による金融事業に関する法律」 第5条の8第3項に規定されている 「特定信用組合」 に該当しないこ とから、会計監査人による監査は義務付けされておりませんが、法定監査に準拠した監査を実施しております。 DI SC LOS U R E 22 主要な経営指標の推移 主要な経営指標の推移 (単位:千円、口) 項 目 平成22年度 総 資 産 額 純 資 産 額 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 950,528,480 1,132,198,108 1,278,834,889 1,335,485,827 1,402,237,171 45,550,288 51,498,496 58,797,370 65,191,943 74,873,023 預 積 金 残 高(末残) 891,736,872 1,067,245,783 1,205,404,825 1,255,695,348 1,312,619,414 預 積 金 残 高(平残) 758,433,433 927,921,518 1,091,597,508 1,201,364,878 1,252,462,271 貸 出 金 残 高(末残) 466,359,384 536,822,308 617,364,726 672,504,347 724,656,239 貸 出 金 残 高(平残) 428,039,577 491,059,125 554,005,955 628,242,741 687,749,221 有価証券残高(末残) 262,898,797 267,339,719 212,727,677 218,885,838 215,113,112 有価証券残高(平残) 117,881,686 197,475,049 183,609,721 211,772,272 180,253,548 益 13,077,361 14,788,169 16,118,890 17,296,479 19,240,163 コ ア 業 務 純 益 4,152,538 5,650,393 5,982,781 6,936,342 7,844,242 実 質 業 務 純 益 4,958,060 6,102,150 6,804,479 7,454,493 8,657,176 業 務 純 益 4,958,060 6,102,150 6,804,479 7,240,115 8,657,176 経 常 収 益 19,349,602 22,366,333 23,539,617 25,016,423 26,370,333 経 常 利 益 4,354,067 6,070,972 6,170,219 7,147,406 6,724,546 益 3,117,385 3,764,381 4,069,927 4,575,980 5,251,760 単体自己資本比率 10.11% 9.60% 9.27% 9.61% 9.74% 連結自己資本比率 10.26% 9.82% 9.50% 9.82% 9.99% 額 15,336,870 16,876,078 18,618,360 19,885,432 21,535,774 数 153,368,702 168,760,786 186,183,606 198,854,321 215,357,740 出資に対する配当金 287,219 317,172 347,238 381,261 410,621 出資に対する配当率 2% 2% 2% 2% 2% 業 財務内容に関する情報 当 出 出 務 期 粗 純 資 資 利 利 総 総 口 職 員 数 680人 736人 765人 826人 868人 店 舗 数 31ヶ店 32ヶ店 32ヶ店 33ヶ店 33ヶ店 数 131,613人 146,605人 163,955人 172,117人 179,599人 組 合 員 (注) 1.残高計数等は期末現在のものです。 2.金額は、単位未満を切り捨てて表示しております。 (次ページ以降の各表における金額についても同様です。 ) 3. 「自己資本比率(単体) 」は、 平成18年金融庁告示第22号により算出しております。 4.組合員数については、平成24年3月末より複数店舗で加入されている同一人の重複を補正しております。 DISCLO S U RE 2 3 諸比率・諸利回 (単位:%) 項 目 預 有 貸 資 け 価 資 証 出 金 預 借 金 金 利 利 用 金 利 利 用 経 利 券 運 金 平成22年度 金 調 利 達 利 費 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 回 0.28 0.37 0.37 0.36 0.30 回 0.89 0.72 0.75 0.85 1.11 回 3.39 3.31 3.13 2.89 2.71 回 2.02 1.91 1.76 1.70 1.67 回 0.75 0.67 0.62 0.53 0.44 回 − − − − − 回 0.75 0.67 0.62 0.53 0.44 率 1.07 0.93 0.85 0.81 0.84 件 費 率 0.61 0.52 0.49 0.47 0.49 物 件 費 率 0.43 0.38 0.34 0.33 0.33 率 0.02 0.02 0.01 0.01 0.02 率 1.82 1.60 1.48 1.35 1.29 資 金 調 達 原 価 率 1.82 1.61 1.48 1.35 1.29 預 金 貸 出 金 利 鞘 1.56 1.70 1.65 1.53 1.42 総 0.19 0.30 0.28 0.34 0.38 税 預 金 資 金 原 金 価 利 鞘 預 貸 率 ( 末 残 ) 52.29 50.29 51.21 53.55 55.20 預 貸 率 ( 平 残 ) 56.43 52.92 50.75 52.29 54.91 預 証 率 ( 末 残 ) 29.48 25.04 17.64 17.43 16.38 預 証 率 ( 平 残 ) 15.54 21.28 16.82 17.62 14.39 ROA(総 資 産 業 務 純 益 率) 0.61 0.61 0.58 0.56 0.65 ROA(総 資 産 経 常 利 益 率) 0.53 0.61 0.53 0.56 0.50 ROA(総資産当期純利益率) 0.38 0.38 0.35 0.35 0.39 OHR(業 務 粗 利 益 経 費 率) 62.08 58.73 57.78 56.90 55.00 OHR (業 務 純 益 経 費 率) 62.08 58.73 57.78 57.61 55.00 ※ROA:Return on Assets ※OHR:Over Head Ratio DI SC LOS U R E 24 財務内容に関する情報 人 貸借対照表、損益計算書 貸借対照表 (単位:千円) 科 目 平成26年3月末 平成27年3月末 (資産の部) 科 目 平成26年3月末 平成27年3月末 金 1,255,695,348 1,312,619,414 (負債の部) 現 金 11,608,726 15,405,875 金 428,998,931 443,176,313 当 座 預 金 8,306,334 12,052,398 券 218,885,838 215,113,112 普 通 預 金 155,657,013 171,760,905 債 169,269,612 155,311,989 貯 蓄 預 金 17,745 24,417 債 17,480,072 15,645,548 通 知 預 金 4,275,546 5,449,393 社 債 18,509,161 24,289,189 定 期 預 金 1,082,073,299 1,117,065,478 株 式 6,886,701 11,402,748 定 期 積 金 3,676,657 4,222,442 そ の 他 の 証 券 6,740,290 8,463,637 そ の 他 の 預 金 1,688,753 2,044,379 金 672,504,347 724,656,239 債 11,537,610 11,375,412 未 決 済 為 替 借 173,859 151,849 用 6,924,932 7,022,841 預 け 有 価 証 国 地 方 貸 出 預 金 そ の 積 他 負 割 引 手 形 2,992,214 1,980,701 手 形 貸 付 70,768,593 70,744,523 証 書 貸 付 584,231,705 633,791,891 給 付 補 塡 備 金 4,516 5,580 当 座 貸 越 14,511,833 18,139,123 未 払 法 人 税 等 2,440,670 2,298,191 産 3,826,186 4,001,193 前 益 795,461 801,203 未 決 済 為 替 貸 60,291 66,365 払 戻 未 済 金 735,471 662,218 全 信 組 連 出 資 金 1,023,700 1,023,700 リ ー ス 債 務 2,314 − そ の 他 資 未 払 費 受 収 財務内容に関する情報 前 払 費 用 22,231 39,498 資 産 除 去 債 務 190,984 190,077 未 収 収 益 2,275,627 2,317,430 そ の 他 の 負 債 269,399 243,450 そ の 他 の 資 産 444,335 554,199 金 761,877 819,615 有 形 固 定 資 産 12,427,308 14,511,565 役 員 賞 与 引 当 金 200,000 220,000 賞 与 引 当 建 物 3,624,089 3,538,463 退 職 給 付 引 当 金 1,041,883 1,420,640 土 地 7,833,808 10,087,253 役員退職慰労引当金 206,108 144,050 産 2,108 − 睡眠預金払戻損失引当金 273,095 268,610 その他の有形固定資産 967,301 885,849 偶 発 損 失 引 当 金 54,345 61,642 無 形 固 定 資 産 232,952 255,674 債 証 523,614 434,763 ソ フ ト ウ ェ ア 215,143 231,355 負 債 の 部 合 計 1,270,293,884 1,327,364,148 産 206 − その他の無形固定資産 17,602 24,319 金 19,885,432 21,535,774 繰 延 税 金 資 産 3,668,143 2,960,272 金 19,585,432 21,235,774 債 務 保 証 見 返 523,614 434,763 そ の 他 出 資 金 300,000 300,000 △17,179,020 △18,266,639 △11,823,007 △13,778,726 △11,200 △11,200 リ リ 貸 ー ー 倒 ス ス 引 資 資 当 金 (うち個別貸倒引当金) 資 産 減 損 引 当 金 務 保 (純資産の部) 出 資 普 利 通 益 出 金 42,670,490 47,353,877 金 8,223,000 9,653,000 その他利益剰余金 34,447,490 37,700,877 特 別 積 立 金 20,213,837 20,213,837 利 益 剰 資 準 余 備 (経営強化準備積立金) 資 産 の 部 合 計 DISCLO S U RE 2 5 1,335,485,827 1,402,237,171 (20,000,000) (20,000,000) (固定資産圧縮積立金) (213,837) (213,837) 当期未処分剰余金 14,233,653 17,487,039 組 合 員 勘 定 合 計 62,555,922 68,889,651 その他有価証券評価差額金 2,636,021 5,983,372 評 価・換 算 差 額 等 合 計 2,636,021 5,983,372 純 資 産 の 部 合 計 65,191,943 74,873,023 負債及び純資産の部合計 1,335,485,827 1,402,237,171 損益計算書 (単位:千円) 科 目 経 常 資 収 金 運 用 収 平成25年度 平成26年度 益 25,016,423 26,370,333 益 21,566,965 22,136,540 貸 出 金 利 息 18,177,416 18,690,566 預 け 金 利 息 1,528,810 1,392,428 金 1,818,498 2,011,330 有 価 そ の 役 証 務 他 為 の の 息 受 引 入 そ 利 の 取 受 そ 券 の 利 収 手 役 収 料 163,006 178,919 益 1,742,477 1,948,894 益 780,190 856,938 債 券 売 却 益 752,885 835,744 国 債 等 債 券 償 還 益 5,325 329 そ の 他 の 業 務 収 益 21,979 20,864 益 763,783 1,249,039 貸 倒 株 経 引 そ の 経 常 当 式 の 経 調 預 そ の 務 達 補 費 他 払 そ 備 の 等 の 役 業 務 益 247,082 39,434 用 17,869,016 19,645,787 用 6,480,284 5,609,015 6,465,433 5,604,973 額 2,997 3,600 利 息 11,853 441 用 232,803 245,622 料 121,932 127,441 数 費 務 868,099 341,505 息 費 手 − 516,700 入 繰 払 替 他 他 金 支 引 為 の の 利 塡 取 支 収 益 益 費 用 110,870 118,181 用 243,073 26,491 国 債 等 債 券 売 却 損 237,996 − 国 債 等 債 券 償 還 損 2,063 23,139 そ の 他 の 業 務 費 用 3,013 3,351 経 費 9,841,985 10,582,987 人 件 費 5,676,743 6,141,910 物 件 費 3,984,402 4,172,265 金 180,840 268,810 用 1,070,870 3,181,670 3,105,244 税 そ の 他 経 常 費 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 943,170 そ の 他 の 経 常 費 用 127,699 76,425 経 常 利 益 7,147,406 6,724,546 特 別 利 益 972 443,642 益 43 439,152 益 929 4,489 失 94,686 4,850 損 40,621 4,850 失 53,864 − 固 定 そ 資 の 他 特 産 の 処 特 別 固 定 産 処 損 そ 損 失 200 − 益 7,053,692 7,163,337 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 法 引 前 人 法 の 期 等 金 ( 別 純 調 税 期 越 特 当 税 人 当 繰 他 分 損 利 税 の 利 損 資 減 分 別 等 合 純 当 整 利 期 首 残 高 2,480,078 2,422,348 額 △2,366 △510,771 計 2,477,712 1,911,576 益 4,575,980 5,251,760 9,657,672 12,422,391 ) 会計方針の変更による累積的影響額 − △187,112 会 計 方 針 の 変 更 を 反 映 し た 繰 越 金 − 12,235,278 14,233,653 17,487,039 当 期 未 処 分 剰 余 金 DI SC LOS U R E 26 財務内容に関する情報 付 そ 常 金 給 入 却 費 金 役 戻 売 常 資 収 金 等 他 収 42,215 2,127,814 等 他 務 42,239 1,905,484 債 の 業 数 務 息 益 国 そ 他 当 入 等 替 他 配 剰余金処分計算書 剰余金処分計算書 (単位:千円) 項 目 平成25年度 平成26年度 金 14,233,653 17,487,039 固 定 資 産 圧 縮 積 立 金 取 崩 額 − 148 14,233,653 17,487,187 当 期 未 処 分 剰 余 計 剰 余 金 処 分 額 1,811,261 2,160,621 利 益 準 備 金 1,430,000 1,750,000 金 381,261 410,621 12,422,391 15,326,566 出 繰 越 資 金 ( に 当 対 す 期 る 末 配 当 残 高 ) (貸借対照表注記) 財務内容に関する情報 1.記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。なお、以下の注記については、表示単位未満を切 り捨てて表示しております。 2.有価証券の評価は、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法による原価法、そ の他有価証券のうち時価のあるものについては事業年度末の市場価格等に基づく時価法 (売却原価は 主として移動平均法により算定) 、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動 平均法による原価法又は償却原価法により行っております。 なお、 その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 3.有形固定資産 (リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建 物(建物附属設備を除く) については定額法)を採用しております。 また、 主な耐用年数は次のとおりであります。 建物 3年 ∼ 45年 その他 2年 ∼ 47年 4.無形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は定額法により償却しております。 なお、自社利用のソフ トウェアについては、 当組合内における利用可能期間 (5年)に基づいて償却しております。 5.所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る 「有形固定資産」 及び 「無形固定資産」 中のリース資産は、 リース期間を耐用年数とした定額法によっております。なお、残存価額については、リース契約上に残 価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。 6.貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 「銀行等金融機関 の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」 (日本公認会計士協会・銀 行等監査特別委員会報告第4号)に規定する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、 一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき 引当てております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可 能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を引当てております。 破綻先債権及び実質破綻先債 権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控 除した残額を引当てております。 全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立し た業務監査部が査定結果を監査しており、 その査定結果に基づいて上記の引当てを行っております。 7.賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、当事 業年度に帰属する額を計上しております。 8.役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、当事 業年度に帰属する額を計上しております。 9.退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、 当事業年度末における退職給付債務及び年金資産 の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理は以下のとおりで あります。 数理計算上の差異 各発生年度の従業員の平均残存勤務期間内の一定年数 (5年)による定額法に より按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理 なお、当組合は、 複数事業主 (信用組合等)により設立された企業年金制度 (総合型厚生年金基金)を採用 しております。当該企業年金制度に関する事項は次の通りです。 (1) 制度全体の積立状況に関する事項 (平成26年3月31日現在) 年金資産の額 336,481百万円 年金財政計算上の数理債務の額と 最低責任準備金の額との合計額 323,166百万円 差引額 13,315百万円 (2)制度全体に占める当組合の掛金拠出割合 4.369% (自平成25年4月1日 至平成26年3月31日) (3)補足説明 上記 (1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高29,865百万円及び別途積立 金43,180百万円である。 本制度における過去勤務債務の償却方法は期間18年の元利均等償却であり、当組合は当期の計算 書類上、特別掛金95百万円を費用処理している。なお、 (特別掛金の額はあらかじめ定められた掛 金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、)上記(2)の割合は当組合の実 際の負担割合とは一致しない。 10.役員退職慰労引当金は、 役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見 込額のうち、 当事業年度末までに発生していると認められる額を計上しております。 11.睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、 将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり必要と認める額を計上しております。 12.資産減損引当金は、与信関連資産及び有価証券以外の資産の資産査定に基づく損失見込額を引当てて おります。 13.偶発損失引当金は、 信用保証協会の責任共有制度による負担金の将来における支出に備えるため、将来 の負担金支出見込額を計上しております。 14.消費税及び地方消費税の会計処理は、 税込方式によっております。 15.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 1,575百万円 16.子会社等の株式又は出資金の総額 450百万円 17.子会社等に対する金銭債権総額 10,908百万円 18.有形固定資産の減価償却累計額 3,620百万円 19.貸出金のうち、破綻先債権額は638百万円、延滞債権額は22,157百万円であります。なお、破綻先債権 とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の 取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を 除く。以下 「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第 1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金でありま す。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図 ることを目的として利息の支払いを猶予した貸出金以外の貸出金であります。 20.貸出金のうち、 3か月以上延滞債権額はありません。 なお、3か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3か月以上遅延してい る貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 DISCLO S U RE 2 7 21.貸出金のうち、 貸出条件緩和債権額は9,673百万円であります。 なお、 貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、 金利の減免、 利息の 支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債 権、 延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないものであります。 22.破綻先債権額、延滞債権額、 3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は32,469百万円 であります。 なお、 19. から22.に掲げた債権額は、 貸倒引当金控除前の金額であります。 23.手形割引により取得した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形の額面金額は、1,980百万円でありま す。 24.担保に提供している資産は、次のとおりであります。 内国為替決済の担保として預け金25,000百万円、公金取扱い及び手形交換等の取引の担保として、預 け金6百万円、 その他の資産7百万円をそれぞれ担保提供しております。 25.出資1口当たりの純資産額は352円57銭です。 26.金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 当組合は、預金業務、 融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理(ALM)を行っ ております。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 当組合が保有する金融資産は、 主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。 また、有価証券は、 主に債券、 投資信託及び株式であり、 純投資目的で保有しております。 これらには、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクがありま す。 一方、 金融負債は主としてお客様からの預金であり、 流動性リスクがあります。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当組合は、信用リスク管理基本方針や与信決裁権限規程等の信用リスクに関する管理諸規程に 従い、貸出金について個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設定、 問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか審査部および管理部により行われ、また、定期的に経営陣 を含めた審査会議による審議や常務会、 理事会での決議・報告を行っております。 さらに、与信管理の状況については、業務監査部による定期的な監査や経営企画部リスク統括課 による管理態勢の適切性の検証を適時行うことによりチェックを行っております。 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、経理部において、信用情報や時価の把握を定期的に 行うことで管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ) 金利リスクの管理 当組合は、 ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 ALMに関するリスク管理は、市場関連リスク管理基本方針等の市場関連リスクに関する管 理諸規程に従い、ALM委員会において決定された方針や方法に基づき、定期的な状況の把 握・確認、 今後の対応等の協議を行っています。 日常的には経理部において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分 析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次ベースでALM委員会、常務会に報告 を行い、必要に応じた対応を行っております。 (ⅱ) 為替リスクの管理 当組合は、為替の変動リスクに関しては、個別の案件ごとに管理を行うものとしております が、現状において、為替リスクの管理を必要とする複合金融商品を一部有しますが直接的に 為替リスクを有する金融資産や負債は保有しておりません。 (ⅲ) 価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、余裕資金運用規程等の余裕資金運用に関 する諸規程に基づき、常務会において毎年定める余裕資金運用方針に従い、経理部にて運 用、経営企画部リスク統括課にて検証を行い、 管理を行っております。 市場運用商品の売買については、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリン グを通じて、 価格変動リスクの軽減を図っております。 保有有価証券の管理に関する情報は、経理部より経営企画部リスク統括課を通じ、理事長や 常務会に定期的に報告されております。 (ⅳ) デリバティブ取引 現状、当組合においてはデリバティブ取引の取扱いはありません。 (ⅴ) 市場リスクに係る定量的情報 当組合では、 「有価証券」の市場リスク量をVaRにより日次で計測し、取得したリスク量がリ スク限度額の範囲内となるよう管理しております。 当組合のVaRは分散共分散法 (保有期間60日、信頼区間99%、観測期間240営業日)により 算出しており、平成27年3月31日(当事業年度の決算日)現在で当組合の市場リスク量 (損 失額の推計値) は、 全体で3,669百万円です。 ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リス ク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下におけるリス クは捕捉できない場合があります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当組合は、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達 バランスの調整などによって、 流動性リスクを管理しております。 (4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された 価額が含まれております。当該価額の算定においては、一定の前提条件等を採用しているため、異 なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。 なお、一部の金融商品については、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を含めて開示して おります。 27.金融商品の時価等に関する事項 平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は次のとおりであります。なお、 時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません ( (注2)参 照) 。 また、 重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 (単位:百万円) (1) 預け金(※1) (2) 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 (3) 貸出金(※1) 貸倒引当金(※2) 貸出金計(貸倒引当金控除後) 金融資産計 (1) 預金積金(※1) (2) 借用金 金融負債計 デリバティブ取引 ①ヘッジ会計が適用されていないもの ②ヘッジ会計が適用されているもの デリバティブ取引計 貸借対照表計上額 443,176 時価 444,097 差額 921 − 214,603 724,656 △18,266 706,389 1,364,169 1,312,619 − 1,312,619 − 214,603 − − 713,119 1,371,821 1,322,560 − 1,322,560 6,730 7,651 9,941 − 9,941 − − − − − − − − − (※1) 預け金、貸出金、預金積金の「時価」には、「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」 を記載しております。 (※2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 区 分 子会社・子法人等株式(※1) 非上場株式等(※1) 合 計 貸借対照表計上額 450 1,083 1,533 1年以内 債 券 国 債 地方債 社 債 そ の 他 合 計 54,897 百万円 52,883 403 1,610 10,000 64,897 1年超 5年以内 53,734 百万円 44,287 3,424 6,023 509 54,243 5年超 10年以内 53,695 百万円 31,554 8,505 13,635 2,658 56,353 10年超 31,295 百万円 26,586 3,312 1,397 1,007 32,303 33.運用目的の金銭の信託、 満期保有目的の金銭の信託及びその他の金銭の信託の取扱いはありません。 34.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客から融資実行の申し出を受けた場 合に、契約上規定された条件について違反がない限り、 一定の限度額まで資金を貸付けることを約する 契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、 10,383百万円であります。このうち原契約 期間が1年以内のもの又は任意の時期に無条件で取消可能なものが10,383百万円あります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが 必ずしも当組合の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。 これらの契約の多く には、 金融情勢の変化、 債権の保全、その他相当の事由があるときは、 当組合が実行申し込みを受けた融 資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条件が付けられております。 また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め 定めている当組合内手続きに基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、 与信保全上の 措置等を講じております。 35.繰延税金資産及び繰延税金負債の主な発生原因別の内訳は、 それぞれ以下のとおりであります。 繰延税金資産 貸倒引当金損金算入限度額超過額 4,382百万円 退職給付引当金損金算入限度額超過額 396 その他 818 繰延税金資産小計 5,597 評価性引当額 △184 繰延税金資産合計 5,412 繰延税金負債 固定資産圧縮積立金 82 その他有価証券評価差額金 2,323 その他 45 繰延税金負債合計 2,452 繰延税金資産(負債) の純額 2,960百万円 36. 「退職給付に関する会計基準」 (企業会計基準第26号平成24年5月17日。以下 「退職給付会計基準」とい う。 )及び 「退職給付に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。 以下 「退職給付適用指針」という。 )を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本 文に掲げられた定めについて、当期より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職 給付見込額の期間帰属方法をポイント基準から給付算定方式基準へ変更、割引率の決定方法を割引率 決定の基礎となる債券の期間について従業員の平均残存勤務期間に近似した年数とする方法から退職 給付の支払見込期間ごとに設定された複数の割引率を使用する方法へ変更いたしました。 退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従って、 当期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴う影響額を繰越金(当期首残高)に 加減しております。 この結果、当期首の退職給付引当金が259百万円増加し、繰越金 (当期首残高)が259百万円減少してお ります。 また、 当期の経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ24百万円減少しております。 (損益計算書注記) 1. 記載金額は、 千円未満を切り捨てて表示しております。 なお、以下の注記については、 表示単位未満を切捨てて表示しております。 2. 子会社等との取引による収益総額 273百万円 子会社等との取引による費用総額 165百万円 3. 出資1口当たりの当期純利益 25円55銭 4.「その他の経常費用」 は、 債権を売却したことによる損失6百万円を含んでおります。 (※1)子会社・子法人等株式及び非上場株式等については、市場価格がなく、時価を把握することが極 めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 28.有価証券の時価、 評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、 「国債」 「地方債」 、 「短 、 期社債」 「 社債」 、 「 株式」、 、 「 その他の証券」のほか、 「 預け金」中の譲渡性預金が含まれております。 以下32まで同様であります。 (1) 売買目的有価証券・満期保有目的の債券に区分した有価証券はありません。 (2) 子会社・子法人等株式及び関連法人等株式で時価のあるものはありません。 (3) その他有価証券 【貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの】 株 式 債 券 国 債 地方債 社 債 そ の 他 小 計 貸借対照表計上額 9,821 百万円 134,300 100,352 14,645 19,302 8,072 152,193 取得原価 6,983 百万円 129,586 96,567 14,094 18,924 7,273 143,843 差 額 2,838 百万円 4,713 3,785 550 377 798 8,350 取得原価 1,099 百万円 60,975 54,976 1,000 4,999 10,394 72,469 216,313 差 額 △27 百万円 △29 △16 − △12 △2 △59 8,290 【貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの】 株 式 債 券 国 債 地方債 社 債 そ の 他 小 計 合 計 貸借対照表計上額 1,072 百万円 60,946 54,959 1,000 4,986 10,391 72,410 224,603 (注) 1.貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に基づく時価により計上したものでありま す。 2.その他有価証券で時価のあるもののうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落して おり、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもっ て貸借対照表価額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失として処理(以下「減損処理」とい う。) する事としておりますが、 当事業年度における減損処理はありません。 29.当期中に売却した満期保有目的の債券はありません。 30.当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。 売却価額 売却益 売却損 合 計 90,608百万円 1,177百万円 − 百万円 31.保有目的を変更した有価証券はありません。 DI SC LOS U R E 28 財務内容に関する情報 (注1)金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1)預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価とし ております。満期のある預け金については、市場金利(LIBOR/SWAP)で割り引いた価額を時価と みなしております。 (2) 有価証券 株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又はブローカーである金融機関等から提示された価格 によっております。投資信託は、公表されている基準価額及び証券会社から提示された基準価額に よっております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については、28.有価証券の時価、評価差額等 に関する事項に記載しております。 (3) 貸出金 貸出金は、以下の①∼②の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控 除する方法により算定し、その算出結果を簡便な方法により算出した時価に代わる金額として記 載しております。 ①6か月以上延滞債権等、将来キャッシュ・フローの見積りが困難な債権については、その貸借対照 表の貸出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額) 。 ② ① 以 外 は、貸 出 金 の 種 類 ご と に キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー を 作 成 し、元 利 金 の 合 計 額 を 市 場 金 利 (LIBOR/SWAP) で割り引いた価額を時価とみなしております。 金融負債 (1) 預金積金 要求払預金については、 決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。 定期預金の時価は、一定の金額帯および期間帯ごとに将来キャッシュ・フローを作成し、元利金の 合計額を市場金利 (LIBOR/SWAP)で割り引いた価額を時価とみなしております。 (2)借用金 該当取引はありません。 デリバティブ取引 該当取引はありません。 (注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、金融商品の時価情報 には含まれておりません。 (単位:百万円) 32.その他有価証券のうち満期があるものの期間毎の償還予定額は次のとおりであります。 利益等に関する指標 粗利益 (単位:千円) 科 目 資 金 運 用 収 支 平成25年度 平成26年度 15,086,681 16,527,525 資 金 運 用 収 益 21,566,965 22,136,540 資 金 調 達 費 用 6,480,284 5,609,015 1,672,681 1,882,191 1,905,484 2,127,814 役 務 取 引 等 収 支 役 務 取 引 等 収 益 役 務 取 引 等 費 用 そ の 他 業 務 収 支 そ の 他 業 務 収 益 そ の 他 業 務 費 用 業 務 業 務 粗 粗 利 利 益 232,803 245,622 537,116 830,447 780,190 856,938 243,073 26,491 益 17,296,479 19,240,163 率 1.36% 1.45% (注) 1. 資金調達費用は、金銭信託等運用見合費用(平成25年度−千円、 平成26年度−千円) を控除して表示しております。 2.業務粗利益率= 業務粗利益 ×100 資金運用勘定計平均残高 資金運用勘定、 調達勘定の平均残高等 科 目 資 金 運 用 勘 定 財務内容に関する情報 貸 出 金 預 け 金 有 資 年 度 金 価 調 達 預 証 勘 定 金 借 券 積 金 用 金 平均残高 (百万円) 利 息 (千円) 利回り 平成25年度 1,264,403 21,566,965 1.70% 平成26年度 1,319,346 22,136,540 1.67% 平成25年度 628,242 18,177,416 2.89% 平成26年度 687,749 18,690,566 2.71% 平成25年度 423,364 1,528,810 0.36% 平成26年度 450,320 1,392,428 0.30% 平成25年度 211,772 1,818,498 0.85% 平成26年度 180,253 2,011,330 1.11% 平成25年度 1,201,399 6,480,284 0.53% 平成26年度 1,252,466 5,609,015 0.44% 平成25年度 1,201,364 6,468,430 0.53% 平成26年度 1,252,462 5,608,574 0.44% 平成25年度 − − − 平成26年度 − − − (注)資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高 (平成25年度 2,500百万円、平成26年度 2,320百万円)を、資金調達勘定は、金銭の信託等運用見合額の平均 残高 (平成25年度 −百万円、平成26年度 −百万円) 及び利息 (平成25年度 −千円、 平成26年度 −千円) を、 それぞれ控除して表示しております。 受取利息及び支払利息の増減 項 目 (単位:千円) 平成25年度 平成26年度 受 取 利 息 の 増 減 1,254,989 569,575 支 払 利 息 の 増 減 △395,110 △871,268 役務取引の状況 (単位:千円) 科 目 役 務 取 引 等 収 益 受 入 為 替 手 数 平成26年度 1,905,484 2,127,814 料 163,006 178,919 そ の 他 の 受 入 手 数 料 1,742,477 1,948,894 役 務 取 引 等 費 用 232,803 245,622 料 121,932 127,441 そ の 他 の 支 払 手 数 料 67,954 75,050 そ の 他 の 役 務 取 引 等 費 用 42,916 43,130 支 DISCLO S U RE 2 9 平成25年度 払 為 替 手 数 経費の内訳 (単位:千円) 科 目 人 件 報 酬 費 給 料 手 当 賞 与 引 当 金 純 繰 入 額 退 職 給 付 費 用( 勤 務 費 用 等 ) 社 会 物 保 険 件 料 務 定 資 事 産 業 平成26年度 5,676,743 6,141,910 4,665,378 4,990,849 48,877 57,737 317,387 370,399 645,098 722,923 3,984,402 4,172,265 費 1,346,891 1,263,521 費 476,785 622,296 費 721,391 729,401 費 事 固 等 平成25年度 人 事 厚 生 費 151,287 150,254 預 金 保 険 料 743,963 818,376 有 形 固 定 資 産 償 却 479,274 519,656 無 形 固 定 資 産 償 却 64,808 68,759 金 180,840 268,810 計 9,841,985 10,582,987 税 経 費 合 報酬体系の開示 ●役員に対する報酬 (単位:千円) 区 分 当期中の報酬支払額 総代会で定められた報酬限度額 事 322,830 600,000 監 事 26,480 50,000 合 計 349,310 650,000 (注)1.上記は、 協同組合による金融事業に関する法律施行規則第15条別紙様式第4号「附属明細書」 における役員に対する報酬です。 2. 支払人数は、理事23名、 監事3名です。 (退任役員を含む) 3. 上記以外に支払った役員退職慰労金は、 理事83,058千円です。 1.対象役員 当組合では、理事全員及び監事全員(非常勤含む)の報酬体系 (2)その他 「協同組合による金融事業に関する法律施行規則第69条第1 を開示しております。 項第6号等に基づき、報酬等に関する事項であって、信用協同 対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価として支払う 「基 組合等の業務の運営又は財産の状況に重要な影響を与えるも 本報酬」及び 「賞与」 、退任時に支払う 「退職慰労金」で構成され のとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」 ( 平成24 ております。 年3月29日付金融庁告示第23号)第3条第1項第3号及び第5 (1)報酬体系の概要 【基本報酬及び賞与】 非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与については、総代会 において理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限 度を決定しております。 そのうえで、各理事の役位や在任年数等、前年度の業績等を勘 案し、常勤理事については理事長一任により、非常勤理事につ いては常務会で原案決議のうえ理事長承認のもと決定してお ります。また、各監事の基本報酬額及び賞与額につきまして は、監事会の協議により決定しております。 【退職慰労金】 退職慰労金については、在任期間中に毎期引当金を計上し、退 任時に総代会で承認を得た後、支払っております。なお、当組 合では、全役員に適用される退職慰労金の支払いに関して、主 号に該当する事項はありません。 2.対象職員等 当組合における報酬体系の開示対象となる「対象職員等」は、 当組合の職員、当組合の主要な連結子法人等の役職員であっ て、対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける 者のうち、当組合の業務及び財産の状況に重要な影響を与え る者をいいます。なお、平成26年度において、対象職員等に該 当する者はおりません。 注1. 対象職員等には、 期中に退任・退職した者も含めております。 2. 「主要な連結子法人等」とは、当組合の連結総資産に対して2%以上の 資産を有する連結会社をいいます。 3. 「同等額」は、平成26年度に対象役員に支払った報酬等の平均額。 4.当組合の職員の給与、賞与及び退職金は、当組合における「職員給与規 程」及び 「退職給与規程」に基づき支払っております。 として決定方法、算定方法、決定時期と支払時期などの事項を 規程で定めております。 DI SC LOS U R E 30 財務内容に関する情報 理 預金・有価証券・貸出金等に関する指標 内国為替取扱実績 (単位:百万円) 平成25年度 区 分 送 金 ・ 振 込 代 金 取 立 件 数 平成26年度 金 額 件 数 金 額 他の金融機関向け 588,013 1,340,046 667,624 1,427,950 他の金融機関から 267,845 993,883 281,872 1,118,434 他の金融機関向け 503 1,207 487 1,105 他の金融機関から 378 490 242 397 外国為替取扱実績 外国為替の取扱いはありません。 預金科目別残高 (単位:百万円) 平均残高 区 分 流 定 動 性 期 預 平成26年3月末 168,256 平成27年3月末 189,287 金 7,741 8,410 8,306 12,052 普 通 預 金 133,662 143,185 155,657 171,760 貯 蓄 預 金 16 18 17 24 通 知 預 金 2,480 2,635 4,275 5,449 1,056,418 1,097,012 1,085,749 1,121,287 預 金 1,052,682 1,092,647 1,082,073 1,117,065 う ち 固 定 金 利 1,052,682 1,092,647 1,082,073 1,117,065 う ち 変 動 金 利 − − − − 3,736 4,364 3,676 4,222 性 預 金 期 財務内容に関する情報 積 金 1,045 1,199 1,688 2,044 預 金 1,003 1,154 1,630 2,017 納 税 準 備 預 金 41 45 58 26 計 1,201,364 1,252,462 1,255,695 1,312,619 金 − − − − 計 1,201,364 1,252,462 1,255,695 1,312,619 他 期 の 預 金 段 小 渡 154,250 預 別 譲 平成26年度 143,900 座 定 の 平成25年度 当 定 そ 金 期末残高 性 預 合 預金者別預金残高 (単位:百万円、%) 平成26年3月末 区 分 金 額 個 人 法 人 平成27年3月末 構成比 金 額 構成比 1,038,779 82.7 1,078,231 82.1 216,915 17.2 234,387 17.8 一 般 法 人 176,284 14.0 197,615 15.0 金 融 機 関 24,553 1.9 11,918 0.9 金 16,077 1.2 24,853 1.8 1,255,695 100.0 1,312,619 100.0 公 合 計 有価証券種類別平均残高 平成25年度 区 分 国 (単位:百万円、%) 金 額 平成26年度 構成比 金 額 構成比 債 167,789 79.2 127,898 70.9 債 16,851 7.9 16,498 9.1 社 債 17,523 8.2 21,921 12.1 株 式 4,428 2.0 7,230 4.0 券 2,104 0.9 1,290 0.7 地 方 外 そ 合 国 の 他 証 の 証 券 3,074 1.4 5,414 3.0 計 211,772 100.0 180,253 100.0 (注) 当組合は、商品有価証券を保有しておりません。 DISCLO S U RE 3 1 有価証券種類別残存期間別残高 債 49,028 債 359 5,471 8,549 3,100 − 17,480 債 2,525 3,147 10,227 960 1,647 18,509 1年以内 平成 国 方 年 月末 社 26 株 3 外 国 証 平成 年 月末 国 地 方 社 27 株 3 10年超 25,415 合 計 169,269 式 − − − − 6,886 6,886 券 − − − 1,127 − 1,127 そ の 他 の 証 券 合 5年超 10年以内 33,542 期間の定め のないもの − 1年超 5年以内 61,282 区 分 地 (単位:百万円) − 729 998 − 3,885 5,612 計 51,913 70,631 53,317 30,603 12,419 218,885 155,311 債 52,883 44,287 31,554 26,586 − 債 403 3,424 8,505 3,312 − 15,645 債 1,610 6,023 13,635 1,397 1,624 24,289 11,402 式 − − − − 11,402 券 − − − 1,007 − 1,007 そ の 他 の 証 券 − 509 2,658 − 4,288 7,455 54,897 54,243 56,353 32,303 17,314 215,113 外 国 証 合 計 有価証券、金銭の信託の取得価額または、契約価額、時価及び評価損益 (単位:百万円) 区 分 売買目的有価証券 有 子 会 社・関 連 会 社 株 式 そ の 他 有 価 証 券 計 金 銭 の 信 託 デ リ バ テ ィ ブ 等 時 価 評価損益 − − − 平成26年度 − − − 平成25年度 − − − 平成26年度 − − − 平成25年度 450 450 − 平成26年度 450 450 − 平成25年度 214,783 218,435 3,652 平成26年度 206,372 214,663 8,290 平成25年度 215,233 218,885 3,652 平成26年度 206,822 215,113 8,290 平成25年度 − − − 平成26年度 − − − 平成25年度 − − − 平成26年度 − − − (注)1.有価証券、金銭の信託の「時価」は、上場有価証券については決算日時価、非上場有価証券については価格等の算定が可能なもの (店頭売買有価証券に ついては証券業協会が公表する売買価格等、公募債券については証券業協会が公表する公社債店頭気配表に掲載されている銘柄の利回りに基づい て計算した価格、証券投資信託の受益証券については基準価格) については時価相当額、その他のものは帳簿価格です。 2.デリバティブ等商品とは、預金等と「協同組合による金融事業に関する法律施行規則第41条第1項第5号」に掲げる取引 (市場デリバティブ取引、金融 等デリバティブ取引、先物外国為替取引、 有価証券関連デリバティブ取引)を組合せた商品です。 3. 「協同組合による金融事業に関する法律施行規則第41条第1項第5号」に掲げる取引はありません。 貸出金科目別平均残高 平成25年度 科 目 割 手 証 当 合 引 形 書 座 手 貸 貸 貸 (単位:百万円、 %) 形 付 付 越 計 金 額 2,795 63,849 546,649 14,948 628,242 平成26年度 構成比 0.4 10.1 87.0 2.3 100.0 金 額 2,538 70,935 598,294 15,979 687,749 構成比 0.3 10.3 86.9 2.3 100.0 固定金利・変動金利別貸出金残高 区 分 固 変 合 定 動 金 金 (単位:百万円、 %) 平成26年3月末 利 利 計 金 額 242,957 429,547 672,504 平成27年3月末 構成比 36.1 63.8 100.0 金 額 267,679 456,976 724,656 構成比 36.9 63.0 100.0 DI SC LOS U R E 32 財務内容に関する情報 価 証 券 満期保有目的の債券 取得価額または契約価額 平成25年度 貸出金等に関する指標 保全状況対照表、金融再生法開示債権の状況、 リスク管理債権の状況 貸出金使途別残高 (単位:百万円、%) 平成26年3月末 区 分 運 設 合 転 備 資 資 金 額 349,625 322,878 672,504 金 金 計 平成27年3月末 構成比 51.9 48.0 100.0 金 額 382,421 342,234 724,656 構成比 52.7 47.2 100.0 貸出金業種別残高 (単位:百万円、%) 平成26年3月末 区 分 財務内容に関する情報 金 額 12,074 26 − 1,345 34,163 55 2,410 932 12,756 86,657 244,962 10,191 5,876 29,637 7,087 123,768 2,248 12,738 9,360 726 597,021 45,272 − 30,211 672,504 製 造 業 農 業 、 林 業 漁 業 鉱業、採石業、砂利採取業 建 設 業 電気、ガス、熱供給、水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 、 郵 便 業 卸 売 業 、 小 売 業 金 融 業 、 保 険 業 不 動 産 業 物 品 賃 貸 業 学術研究、専門・技術サービス業 宿 泊 業 飲 食 業 生活関連サービス業、娯楽業 教 育 、 学 習 支 援 業 医 療 、 福 祉 そ の 他 の サ ー ビ ス そ の 他 の 産 業 小 計 地 方 公 共 団 体 雇 用 ・ 能 力 開 発 機 構 等 個人(住宅・消費・納税資金等) 合 計 平成27年3月末 構成比 1.7 0.0 − 0.2 5.0 0.0 0.3 0.1 1.8 12.8 36.4 1.5 0.8 4.4 1.0 18.4 0.3 1.8 1.3 0.1 88.7 6.7 − 4.4 100.0 金 額 14,690 59 − 1,408 32,649 16 2,169 1,148 11,598 96,618 276,397 11,393 3,569 36,379 6,868 115,134 2,483 13,044 9,110 552 635,293 58,808 − 30,554 724,656 構成比 2.0 0.0 − 0.1 4.5 0.0 0.2 0.1 1.6 13.3 38.1 1.5 0.4 5.0 0.9 15.8 0.3 1.8 1.2 0.0 87.6 8.1 − 4.2 100.0 (注) 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 担保種類別貸出金残高及び債務保証見返額 区 分 当 組 有 合 預 価 証 動 積 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 金 券 産 不 動 産 そ の 他 小 計 信 用 保 証 協 会・信 用 保 険 保 証 信 用 合 計 (単位:百万円、%) 金 額 24,953 25,624 − 360 − − 280,913 293,745 − 3,053 305,866 322,783 4,290 4,326 362,345 397,543 1 2 672,504 724,656 構成比 3.7 3.5 − 0.0 − − 41.7 40.5 − 0.4 45.4 44.5 0.6 0.5 53.8 54.8 0.0 0.0 100.0 100.0 債務保証見返額 − − − − − − − − − − − − − − 523 434 − − 523 434 代理貸付残高の内訳 (単位:百万円) 項 目 全 国 信 用 協 同 組 合 連 合 会 商 工 組 合 中 央 金 庫 日 本 政 策 金 融 公 庫 合 計 平成26年3月末 482 2 16 501 平成27年3月末 410 − 8 418 平成25年度 − 平成26年度 − 貸出金償却額 貸 出 DISCLO S U RE 3 3 項 目 金 償 (単位:百万円) 却 額 保全状況対照表 ■自己査定に基づく区分、金融再生法に基づく資産区分、協同組合による金融事業に関する法律に基づくリスク管理債権の対照表、保全率 自己査定の 債務者区分 破 綻 先 実質破綻先 保全状況 金融再生法に基づく開示債権 破産更生債権及び これらに準ずる債権 保全率 ※1 5,698 1,493 4,204 5,698 100.00% 危 権 17,249 6,655 8,474 15,130 87.71% 要管理先 要 管 理 債 権 9,673 4,435 735 5,170 53.45% 要注意先 正 常 常 債 A+B 保全額 破綻懸念先 正 険 A B 担保・保証等 貸倒引当金 債 権 692,855 (単位:百万円) 協金法に基づく リスク管理債権 破綻先債権 638 延 滞 債 権 22,157 3カ月以上延滞債権 − 貸出条件緩和債権 9,673 その他の債権 692,186 合 計 724,656 先 合 計 725,476 12,584 13,415 25,999 79.70% ※1 保全率は、貸出金などの回収可能性に応じて引当率が定められているため、 カバー率は100%にはなりません。 金融再生法開示債権の状況 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 危 険 債 権 要 管 理 債 権 不 良 債 権 計 ( A ) 正 常 債 権 ( B ) 合 計( C )=( A )+( B ) 担 保 ・ 保 証 等 ( D ) 貸 倒 引 当 金 ( E ) 保 全 額 合 計( F )=( D )+( E ) 担保・保証等、 引当金による保全率(F)/(A) 貸 倒 引 当 金 引 当 率( E )/( A − D ) 7,207 10,480 15,724 33,412 640,011 673,424 12,076 11,455 23,532 70.42% 53.69% 5,698 17,249 9,673 32,621 692,855 725,476 12,584 13,415 25,999 79.70% 66.95% (注) 1. 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準 ずる債権です。 2. 「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債 権です。 3. 「要管理債権」とは、 「3カ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出債権です。 4. 「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権で、 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、 「危険債権」、 「要管理債権」以外の債権です。 5. 「担保・保証等(D)」は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 6. 「貸倒引当金(E)」は、 「正常債権」に対する一般貸倒引当金を控除した貸倒引当金です。 7.金額は決算後 (償却後)の計数です。 リスク管理債権の状況 (単位:百万円) 区 分 平成25年度 平成26年度 破 綻 先 債 権 額 a 延 滞 債 権 額 b 3 カ 月 以 上 延 滞 債 権 額 c 貸 出 条 件 緩 和 債 権 額 d リスク管理債権総額A (a+b+c+d) 担 保 ・ 保 証 等 B 担 保 ・ 保 証 を 除 く 貸 出 金 C( A − B ) 貸 倒 引 当 金 D 保 全 額 合 計( E )=( B )+( D ) 注 意 を 要 す る 貸 出 金 F( C − D ) 貸出金残高に対する (F) の比率 (F÷貸出金残高×100) 担保・保証等、引当金による保全率 (E÷A×100) 貸 倒 引 当 金 引 当 率( D ÷ C × 1 0 0 ) 790 16,714 − 15,724 33,229 11,977 21,252 11,371 23,349 9,880 1.46% 70.26% 53.50% 638 22,157 − 9,673 32,469 12,454 20,015 13,412 25,866 6,603 0.91% 79.66% 67.00% (注) 1. 「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込がないものとして未収利息を計上し なかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。 )のうち、①会社更生法又は、金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による 更生手続開始の申立てがあった債務者、②民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者、③破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者、④会 社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者、⑤手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、 等に対する貸出金です。 2. 「延滞債権」とは、上記1及び債務者の経営再建又は支援(以下「経営再建等」という。 )を図ることを目的として利息の支払いを猶予したもの以外の未収利息不計上貸出金です。 3. 「3カ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している貸出金(上記1及び2を除く) です。 4. 「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った 貸出金(上記1∼3を除く)です。 5. 「担保・保証等(B)」は、自己査定に基づく担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額です。 6. 「貸倒引当金(D)」は、リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引当てた金額を記載しており、リスク管理債権以外の貸出金等に対する貸倒引当金は含まれておりませ ん。 7. 「保全率(E÷A×100)」 はリスク管理債権ごとの残高に対し、担保・保証、貸倒引当金を設定している割合です。 8.これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全てが損失となるもの ではありません。 DI SC LOS U R E 34 財務内容に関する情報 区 分 連 結 決 算 連結決算 ●当組合グループの主要な事業の内容と組織の構成 当組合グループは、当組合の本部のほか営業店33、子会社1で構成され、信用組合業務を中心に、子会社はリース業務を 提供しております。 ●子会社 会社名 所在地 主要業務案内 設立年月日 資本金 当組合出資比率 近畿産業リース株式会社 大阪市北区曽根崎2-11-16 梅田セントラルビル2階 リース業 平成14年11月1日 450百万円 100% ●組合及びその子会社の主な事業指標 項 目 連 結 経 常 収 益 連 結 経 常 利 益 連結当期純利益 連 結 純 資 産 額 連 結 総 資 産 額 連結自己資本比率 (単位:百万円、%) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 26,248 4,686 3,398 46,409 952,670 10.26 30,678 6,649 4,276 52,870 1,134,164 9.82 32,877 6,693 4,489 60,589 1,282,524 9.50 36,594 7,261 4,627 67,036 1,339,925 9.82 35,739 7,030 5,424 76,891 1,404,996 9.99 ●連結貸借対照表 (単位:百万円) 科 目 財務内容に関する情報 (資産の部) 現 金 及 買 入 金 有 価 貸 そ の 有 形 固 無 形 固 繰 延 税 債 務 保 貸 倒 そ の 他 資 産 の び 預 け 銭 債 証 出 他 資 資 資 資 見 引 当 の 引 当 部 合 定 定 金 証 平成23年3月末 金 権 券 金 産 産 産 産 返 金 金 計 220,535 164 262,848 460,111 5,212 17,771 345 4,828 1,704 △20,844 △7 952,670 平成24年3月末 平成25年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 326,620 126 267,289 527,913 6,568 19,061 433 4,545 1,133 △19,519 △7 1,134,164 445,724 − 212,677 607,645 8,847 20,219 464 3,955 790 △17,790 △11 1,282,524 440,790 − 218,435 663,054 9,657 20,833 370 3,632 523 △17,362 △11 1,339,925 458,642 − 214,663 713,748 10,239 22,478 365 2,908 434 △18,473 △11 1,404,996 (単位:百万円) 科 目 (負債の部) 預 金 積 金 借 用 金 そ の 他 負 債 賞 与 引 当 金 役 員 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 そ の 他 の 引 当 金 債 務 保 証 負 債 の 部 合 計 ( A ) (純資産の部) 組 合 員 勘 定 合 計 出 資 金 利 益 剰 余 金 評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計 その他有価証券評価差額金 純 資 産 の 部 合 計( B ) 負債及び純資産の部合計(A+B) DISCLO S U RE 3 5 平成23年3月末 平成24年3月末 平成25年3月末 平成26年3月末 平成27年3月末 890,454 850 11,316 514 120 831 150 320 1,704 906,261 1,065,522 1,294 11,128 583 160 913 169 389 1,133 1,081,294 1,204,951 1,387 12,218 717 220 968 188 492 790 1,221,934 1,254,976 2,175 12,667 766 200 1,046 206 327 523 1,272,889 1,312,282 300 12,143 823 220 1,426 144 330 434 1,328,104 47,408 15,286 32,121 △998 △998 46,409 952,670 52,937 16,826 36,111 △66 △66 52,870 1,134,164 58,852 18,568 40,283 1,737 1,737 60,589 1,282,524 64,400 19,835 44,565 2,636 2,636 67,036 1,339,925 70,907 21,485 49,422 5,983 5,983 76,891 1,404,996 ●連結損益計算書 (単位:百万円) 科 目 経 益 益 息 息 金 息 益 益 益 益 益 益 用 用 息 額 息 息 用 用 費 用 却 額 用 益 益 益 益 益 益 失 損 失 失 益 税 額 益 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 26,248 16,121 14,317 754 1,007 42 1,655 829 7,642 − − 7,642 21,561 5,795 5,741 5 11 37 169 7 8,148 7,441 − 152 7,288 4,686 470 0 466 1 3 75 1 7 67 5,081 1,684 △2 3,398 30,678 18,592 16,027 1,108 1,414 42 1,814 758 9,513 760 − 8,753 24,029 6,281 6,242 3 19 15 192 294 8,657 8,603 31 563 8,008 6,649 0 − − − 0 133 0 132 − 6,516 2,384 △144 4,276 32,877 19,973 17,032 1,521 1,352 65 1,972 864 10,067 206 0 9,860 26,183 6,883 6,856 2 24 − 214 36 9,321 9,727 − 493 9,234 6,693 24 21 − − 3 94 22 68 3 6,624 2,241 △105 4,489 36,594 21,405 18,041 1,528 1,793 42 1,862 780 12,545 − − 12,545 29,332 6,643 6,464 2 175 − 224 243 9,839 12,382 − 1,091 11,291 7,261 0 0 − − 0 94 40 53 0 7,167 2,562 △22 4,627 35,739 21,871 18,470 1,392 1,966 42 2,119 856 10,891 844 − 10,047 28,708 5,636 5,604 3 28 − 235 26 10,584 12,224 − 3,105 9,119 7,030 443 439 − − 4 4 − − 4 7,469 2,540 △495 5,424 ●連結剰余金計算書 科 目 利 益 剰 余 金 期 首 残 高 会計方針の変更による累積的影響額 会計方針の変更を反映した当期首残高 利 益 剰 余 金 増 加 高 当 期 純 利 益 利 益 剰 余 金 減 少 高 配 当 金 利 益 剰 余 金 期 末 残 高 (単位:百万円) 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 28,976 − − 3,398 3,398 254 254 32,121 32,121 − − 4,276 4,276 286 286 36,111 36,111 − − 4,489 4,489 316 316 40,283 40,283 − − 4,627 4,627 346 346 44,565 44,565 △187 44,378 5,424 5,424 380 380 49,422 ●連結リスク管理債権 子会社は金融業務を行っていません。 したがって、 連結リスク管理債権は、 34ページの「リスク管理債権の状況」のとおりです。 ●事業の種類別セグメント情報 子会社は信用組合業務の附随業務であるリース業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合がわずか であるため、 事業の種類別セグメント情報を記載しておりません。 DI SC LOS U R E 36 財務内容に関する情報 常 収 資 金 運 用 収 貸 出 金 利 預 け 金 利 有 価 証 券 利 息 配 当 そ の 他 の 受 入 利 役 務 取 引 等 収 そ の 他 業 務 収 そ の 他 経 常 収 貸 倒 引 当 金 戻 入 償 却 債 権 取 立 そ の 他 の 経 常 収 経 常 費 資 金 調 達 費 預 金 利 給 付 補 塡 備 金 繰 入 借 用 金 利 そ の 他 の 支 払 利 役 務 取 引 等 費 そ の 他 業 務 費 経 そ の 他 経 常 費 貸 出 金 償 貸 倒 引 当 金 繰 入 そ の 他 の 経 常 費 経 常 利 特 別 利 固 定 資 産 処 分 貸 倒 引 当 金 戻 入 償 却 債 権 取 立 そ の 他 の 特 別 利 特 別 損 固 定 資 産 処 分 減 損 損 そ の 他 の 特 別 損 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 法人税、住民税及び事業 法 人 税 等 調 整 当 期 純 利 Finance 自己 資 本 充実の 状況 新自己資本比率規制の概要 世界各国の銀行監督局と中央銀行により構成されるバーゼ ル銀行監督委員会において国際合意された自己資本比率に関 する国際的なルール (バーゼル3)の改正を踏まえ、平成25年 より順次、 新自己資本比率規制の適用が開始されています。 新しい自己資本比率規制は、自己資本の質の向上を図るこ とを目的として、より損失吸収力の高い額を“コア資本”とし て算定する等の規制強化を、段階的に実施していくものとさ れています。 具体的には、自己資本比率算定において分子とする自己資 本の額を、出資金及び内部留保を中心としつつ、優先出資及び 一般貸倒引当金等を加えた“コア資本”として算出し、資本内 容の開示の精緻化が図られています。 当組合においても、平成25年度決算より、同規制の改正に 則り自己資本比率を算定し、自己資本充実の状況について、以 下の通り開示いたします。 新自己資本比率規制の定性的開示事項 ●自己資本の調達手段の概要 当組合の自己資本は、当組合が任意又は法令に基づき積 み立てしているもの以外のものは、地域のお客様による (普 通) 出資金にて調達しております。 なお、 当組合の自己資本調達手段の概要は次のとおりです。 普通出資【発行主体】 近畿産業信用組合 【コア資本に係る基礎項目の額に算入された額】 =21,235百万円 ●自己資本の充実度に関する評価方法の概要 自 己 資 本 充 実の状 況 当組合においては、内部留保による資本の積上げ等を行 うことにより自己資本を充実させ、自己資本比率は国内基 準である4%を上回っており、経営の健全性・安全性を十分 に保っております。 将来の自己資本の充実策につきましては、年度ごとに掲 げる事業計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られ る利益による資本の積上げを第一義的な施策とし、また、 さらに多くの組合員(出資金)加入の募集を推進することに よっても充実を図る方針としております。 なお、事業計画については、貸出金計画に基づいた利息 収入や市場環境を踏まえた運用収益など、社会情勢等も鑑 みたうえでの実現性の高いものであります。 ●信用リスク 〈一般事項(標準的手法) 〉 ①信用リスク管理の方針及び手続の概要 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化など により、当組合が損失を受けるリスクをいいます。当組 合では、信用リスクを当組合が管理すべき最重要のリス クであるとの認識の上、与信業務の基本的な理念や手続 き 等 を 明 示 し た「 ク レ ジ ッ ト ポ リ シ ー」を 制 定 し、広 く 職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に 認識する管理態勢を構築しています。 信用リスクの評価につきましては、 当組合では、 厳格な自 己査定を実施しております。 そして、 信用リスクの計量化に 向け、 現在、 インフラの整備を含めた準備を進めております。 以上、一連の信用リスク管理の状況については、定期 的な常務会への報告に基づき、必要に応じてリスク管理 委 員 会 及 びALM委 員 会 で 協 議 検 討 を 行 う と と も に、理 事会に対し報告を行う態勢を整備しております。 貸倒引当金を、 「 自己査定基準」及び「償却・引当基準」 に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算され た貸倒実績率を基に算定するとともに、その結果につい て監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めてお ります。 ② (標準的手法)リスク・ウェイトの判定に使用する適格格 付機関の名称 リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下 DISCLO S U RE 3 7 の5つの機関を採用しています。なお、エクスポージャー の種類ごとに適格格付機関の使分けは行っておりません。 ㈱格付投資情報センター(R&I) ㈱日本格付研究所(JCR) ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ (S&P) フィッチレーティングスリミテッド(Fitch) ●信用リスク削減手法 信用リスク削減手法に関するリスク管理方針・手続の概要 信用リスク削減手法とは、組合が抱えている信用リスク を軽減化するための措置をいい、具体的には、預金担保、 有価証券担保、保証などが該当します。当組合では、資金 使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、 さまざまな角度から可否の判断をしており、担保や保証に よる保全措置は、あくまでも補完的な位置付けとして認識 しております。ただし、与信審査の結果、担保又は保証が 必要な場合には、お客様の十分な理解をいただいた上で、 ご契約いただくなど適切な取扱いに努めております。 当組合が扱う担保には、自組合預金積金、有価証券、不 動産等、保証には、人的保証、信用保証協会保証、政府関 係機関保証、民間保証等がありますが、その手続きについ ては、組合が定める「事務取扱要領」及び「不動産担保評 価基準」等により、適切な事務取扱い及び適正な評価を 行っております。 また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保 証取引に関して、 お客様が期限の利益を失われた場合には、 当該与信取引の範囲において、預金相殺を用いる場合があ ります。この際、信用リスク削減方策の一つとして、組合が 定める各種約定書に基づき、 法的に有効である旨確認の上、 事前の通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。 なお、信用リスク削減手法には、適格担保として自組合 預金積金、上場株式、保証として信用保証協会保証、民間 保証、その他未担保預金等が該当します。そのうち保証に 関する信用度の評価については、民間保証は法人等向けエ クスポージャーとして適格格付機関が付与している格付に より判定をしております。 ●派生商品取引及び長期決済期間取引 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスク に関する管理の方針及び手続の概要 派生商品取引及び長期決済期間取引は該当ありません。 ●証券化エクスポージャー ①リスク管理の方針および手続の概要 証券化とは、金融機関が保有するローン債権や企業が 保有する不動産など、それらの資産価値を裏付けに証券 として組み替え、第三者に売却して流動化することを指 します。 一般的には証券の裏付けとなる原資産の保有者であるオ リジネーターと、証券を購入する側である投資家に大きく 分類されますが、当組合においては、オリジネーターに あたるものとして、中小公庫CLOを有しておりましたが、 地元中小企業者の資金調達方法の多様化に応じるための 一手段として取上げていたもので、証券化本来の目的で ある保有資産の流動化とは性質の異なるものであります。 なお、 平成27年3月末現在、 該当する取引はありません。 ②信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称 当組合は標準的手法を採用しております。 ③証券化取引に関する会計方針 当該取引における会計処理については、日本公認会計 士協会の 「 金 融 商 品 会 計 に 関 す る 実 務 指 針 」に 従 っ た、 適正な処理を行っております。 ④種類毎のリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称 エクスポージャーの種類ごとの判定に使用する適格格 付機関は以下の通りであります。 中小公庫CLO ㈱格付投資情報センター (R&I) 、ムー ディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) ●出資等又は株式等エクスポージャー 管理の方針及び手続の概要 銀行勘定における出資等又は株式等エクスポージャーに あたるものは、上場株式、非上場株式、子会社、株式関連投 資信託、 全国信用協同組合連合会への出資金が該当します。 そのうち、上場株式、株式関連投資信託にかかるリス クの認識については、時価評価及び最大予想損失額(V AR)によるリスク計測によって把握するとともに、ス トレステストなど複合的なリスク分析を実施し、当組合 の抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠、 損失限度枠の遵守状況を、定期的にALM委員会や常務 会 に 報 告 し て お り ま す。一 方、非 上 場 株 式、子 会 社、全 国信用協同組合連合会への出資金に関しては、財務諸表 を基にした評価による定期的なモニタリングを実施する と と も に、そ の 状 況 に つ い て は、適 宜、経 営 陣 へ 報 告 を 行うなど、適切なリスク管理に努めております。 なお、当該取引にかかる会計処理については、当組合が 定める「有価証券等の保有目的区分規程」 「 有価証券減損 、 処理規程」及び日本公認会計士協会の 「金融商品会計に関 する実務指針」に従った、 適正な処理を行っております。 ●銀行勘定における金利リスク ①管理の方針及び手続の概要 金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産 価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、 当組合においては、双方ともに定期的な評価・計測を行い、 適宜、 対応を講じる態勢としております。 具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀 行勘定の金利リスク ( B P V )の 計 測 や、金 利 更 改 を 勘 案した期間収益シミュレーションによる収益への影響度、 さらには新商品等の導入による影響など、ALM管理シス テムや証券管理システムにより定期的に計測を行い、AL M委員会で協議検討するとともに、必要に応じて経営陣 へ報告を行うなど、資産・負債の最適化に向けたリスク・ コントロールに努めております。 ②算定手法の概要 金利リスク算定の前提は、以下の定義に基づいて算定 しております。 ● 計測手法 ラダー方式 ● コア預金 対 象:流動性預金全般(当座・普通・貯蓄等) 算定方法:①過去5年の最低残高、 ②過去5年の最大年間流出量を現残高から 差引いた残高、 ③現残高の50%相当額、 以上3つのうち最小の額が上限 満 期:5年以内(平均2.5年) ● 金利感応資産・負債 預貸金、 有価証券、預け金、その他の金利・ 期間を有する資産・負債 ● 金利ショック幅 99%タイル又は1%タイル値 ● リスク計測の頻度 月次(前月末基準) DI SC LOS U R E 38 自 己 資 本 充 実の状 況 ●オペレーショナルリスク ①管理の方針及び手続の概要 オペレーショナルリスクは、内部プロセス・人・システ ムが不適切であること、もしくは機能しないこと、又は 外部事象の発生によって生じる損失に係るリスクと定義 し て お り、当 組 合 で は、 「 リ ス ク 管 理 基 本 方 針 」や 「リス ク 管 理 規 程 」を 踏 ま え、以 下 の よ う な 体 制 整 備 を 図 り、 さらに随時収集されるデータの分析・評価を推進すること により、リスク顕在化の未然防止及び発生時の影響度の 極小化に努めています。 (組織体制・管理体制) 組織体制 事 務 リ ス ク、シ ス テ ム リ ス ク、 法務リスク等の各種リスク種別ごとに定められた主管部 署において、管理運営及び管理の高度化に取組む体制と しております。 管理の仕組みの整備 当組合では、全ての苦情・トラブ ルや事件・事故等のリスク顕在化事案が、 統括部署へ報告さ れ、総合管理されています。そのうえで、各事案ごとの主管 部署が具体的な対応を実施する管理体制とすることにより、 厳正な管理と適正な対応が行われる体制としております。 (管理方法) 事務リスク 主管部署として事務部事務管理 課を設置し、適正な事務取扱要領の整備を図り、その遵 守を監督し、日頃の事務指導や研修実施により、事務品 質の向上に努めております。 システムリスク 管理すべきリスクの所在、種類 等を明確にし、定期的な点検検査やバックアップ設備の 整備等により、安定した業務遂行ができるように管理体 制の強化に努めています。 法務リスク 主管部署として経営企画部法務 課を設置し、 リーガルチェック制度、 法務相談制度などによ る事前検証を厳正に行い、 リスクの極小化に努めています。 その他 総合コールセンターの設置によ る苦情受付体制の強化や説明態勢の整備、情報管理体制 の強化、緊急時対応体制の整備などにより、顧客保護の 観点を重視した管理体制の整備に努めております。 現在、オペレーショナルリスク相当額の算定は、基礎的 手法による計測を採用していく方針でありますが、さらな る高度化を目指し、 リスクデータの蓄積をしております。 現 状、 オペレーショナルリスクに関連するリスクの状況につい ては、リスク管理委員会をはじめ、専門作業部会にて協議 検討を行うとともに、必要に応じて理事会、常務会といっ た経営陣に対する報告を行う態勢を整備しております。 ②相当額の算定に使用する手法の名称 当組合では、オペレーショナルリスクの算定には、金 融庁告示により定められる手法の中から、基礎的手法を 採用し算定しております。 定量的開示事項 (単体) ●自己資本の構成に関する事項 項 目 コ ア 資 本 に 係 る 基 礎 項 目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員勘定の額 うち、 出資金及び資本剰余金の額 うち、 利益剰余金の額 うち、 外部流出予定額 (△) うち、 上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、 一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、 適格引当金コア資本算入額 (単位:百万円) 平成25年度 経過措置による 不算入額 平成26年度 62,174 19,885 42,670 381 − 5,356 5,356 − 68,479 21,535 47,353 410 − 4,487 4,487 − 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目 の額に含まれる額 − − 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本 調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − − 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当 する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 − − 67,530 72,966 自 己 資 本 充 実の状 況 コ ア 資 本 に 係 る 基 礎 項 目 の 額 (イ) コ ア 資 本 に 係 る 調 整 項 目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、 のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等(純資産の部に計上されるものを除く。)の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用協同組合連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10%基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る15%基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コ ア 資 本 に 係 る 調 整 項 目 の 額 (ロ) 自 己 資 本 自 己 資 本 の 額((イ)−(ロ)) (ハ) リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、前払年金費用 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 信 用 リ ス ク ・ ア セ ッ ト 調 整 額 オ ペ レ ー シ ョ ナ ル・ リ ス ク 相 当 額 調 整 額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 単 体 自 己 資 本 比 率 単 体 自 己 資 本 比 率 ((ハ)/(ニ)) − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 232 − 232 − − − − − − − − − − − − − − − − − 36 − 36 − − − − − − − − − − − − − − − − − 36 67,530 72,930 673,058 △12,875 232 − − △13,108 − 29,412 − − 702,471 716,672 △11,456 147 − − △11,604 − 32,001 − − 748,673 9.61% 9.74% 経過措置による 不算入額 147 − 147 − − − − − − − − − − − − − − − − − (注)自己資本比率の算出方法を定めた「協同組合による金融事業に関する法律第6条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基 づき、信用協同組合及び信用協同組合連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断する ための基準(平成18年金融庁告示第22号)」に係る算式に基づき算出しております。なお、当組合は国内基準を採用しております。 DISCLO S U RE 3 9 定量的開示事項 (単体) ●自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成25年度 リスク・アセット イ. 信用リスク・アセット、 所要自己資本の額 合計 平成26年度 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 673,058 26,922 716,672 28,666 685,934 27,437 728,128 29,125 317 102,090 239,490 13,154 525 270,935 1,836 6,552 6,552 − 12 4,083 9,579 526 21 10,837 73 262 262 − 557 107,169 243,769 12,915 509 300,925 339 8,756 8,756 − 22 4,286 9,750 516 20 12,037 13 350 350 − (ⅸ)他の金融機関等の対象資本調達 手段のうち対象普通出資等に該当 するもの以外のものに係るエクス ポージャー 21,847 873 19,340 773 (ⅹ)信用協同組合連合会の対象普通出 資等であってコア資本に係る調整 項目の額に算入されなかった部分 に係るエクスポージャー 1,023 40 1,023 40 28,159 − 1,126 − 32,822 − 1,312 − 232 9 147 5 ④他の金融機関等の対象資本調達手段に 係るエクスポージャーに係る経過措置 によりリスク・アセットの額に算入さ れなかったものの額 △ 13,108 △ 524 △ 11,604 △ 464 ⑤CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑥中央清算機関関連エクスポージャー − − − − − − − − ①標準的手法が適用されるポートフォリ オごとのエクスポージャー (ⅰ) ソブリン向け (ⅱ) 金融機関向け (ⅲ) 法人等向け (ⅳ) 中小企業等・個人向け (ⅴ) 抵当権付住宅ローン (ⅵ) 不動産取得等事業向け (ⅶ) 三月以上延滞等 (ⅷ) 出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー (ⅺ) その他 ②証券化エクスポージャー ③経過措置によりリスク・アセットの額 に算入されるものの額 ロ. オペレーショナル・リスク ハ. 単体総所要自己資本額(イ+ロ) 29,412 1,176 32,001 1,280 702,471 28,098 748,673 29,946 <オペレーショナル・リスク (基礎的手法) の算定方法> 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) ×15% ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 7. 単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% DI SC LOS U R E 40 自 己 資 本 充 実の状 況 (注) 1. 所要自己資本の額=リスク・アセットの額×4% 2. 「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給 公社、地方道路公社、外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの) 、国際開発銀行、国際決 済銀行、 国際通貨基金、 欧州中央銀行、 欧州共同体、 信用保証協会等のことです。 4. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及 び 「ソブリン向け」 「金融機関及び第一種金融商品取引業者向け」 、 「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエク 、 スポージャーのことです。 5. 「その他」とは、 (ⅰ)∼(ⅹ)に区分されないエクスポージャーです。具体的には繰延税金資産、投資信託、有形固定資産等が含まれ ます。 6. オペレーショナル・リスクは、 当組合は基礎的手法を採用しています。 ●信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く) イ. 信用リスクに関するエクスポージャーの額 (単位:百万円) 期末残高 信用リスクに関するエクスポージャー 期中平均残高 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 1,350,025 1,414,486 1,293,429 1,348,116 <業種別及び残存期間別エクスポージャーの期末残高> (単位:百万円) エクスポジャー 信用リスクエクスポージャー期末残高 区分 貸出金、コミットメント 及びその他の デリバティブ以外の 三月以上延滞 エクスポージャー その他 オフ・バランス取引 業種区分 期間区分 製 デリバティブ 取引 債券 25年度 造 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 業 15,907 19,421 12,155 14,759 1,221 1,518 − − 2,530 3,143 176 85 農 業 、 林 業 26 59 26 59 − − − − − − − − 漁 業 − − − − − − − − − − − − 鉱業、採石業、砂利採取業 1,347 1,408 1,347 1,408 − − − − − − 75 − 34,224 33,114 34,224 32,708 − − − − − 406 1,148 221 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 1,077 1,028 63 16 1,013 1,011 − − − − 38 − 情 報 通 信 業 2,923 2,889 2,413 2,169 − − − − 510 719 − − 運 輸 業、郵 便 業 2,490 2,913 932 1,148 701 900 − − 856 864 33 50 卸 売 業、小 売 業 15,085 15,039 12,771 11,611 1,804 2,304 − − 509 1,123 378 95 金 融 業、保 険 業 530,335 555,514 86,860 96,794 10,549 11,245 − − 432,925 447,474 − − 不 業 246,165 279,502 245,060 276,495 798 2,701 − − 305 305 1,447 1,318 物 品 賃 貸 業 10,658 11,867 10,208 11,417 − − − − 450 450 − − 動 産 5,903 3,595 5,903 3,595 − − − − − − 0 − 宿 学術研究、専門・技術サービス業 泊 業 29,644 36,386 29,644 36,386 − − − − − − 398 582 飲 食 業 7,161 6,918 7,161 6,918 − − − − − − 150 113 自 己 資 本 充 実の状 況 生活関連サービス業、娯楽業 123,838 115,168 123,838 115,168 − − − − − − 361 55 教育、学習支援業 2,269 2,485 2,269 2,485 − − − − − − 577 444 医 療 、 福 祉 12,746 13,087 12,746 13,087 − − − − − − − 274 その他のサービス 9,362 9,214 9,362 9,111 − − − − − 102 38 28 その他の産業 726 552 726 552 − − − − − − − − 国・地方公共団体等 232,493 231,084 45,309 58,848 187,030 172,079 − − 152 156 − − 人 30,397 30,730 30,397 30,730 − − − − − − 263 107 他 35,240 42,501 − − 500 − − − 34,740 42,501 − − 業 種 別 合 計 1,350,025 1,414,486 5,088 3,378 1 個 そ の 673,424 725,476 203,620 191,761 − − 472,980 497,249 下 350,206 442,159 123,361 130,953 51,889 54,890 − − 174,955 256,315 1年超3年以下 178,196 184,123 40,648 48,818 16,814 14,415 − − 120,733 120,889 3年超5年以下 163,892 98,274 40,716 48,616 52,841 39,119 − − 70,334 10,538 5年超7年以下 57,294 49,975 39,124 33,423 18,170 15,538 − − − 1,013 7年超10年以下 125,090 132,937 88,829 83,317 33,261 37,095 − − 3,000 12,524 10 超 376,542 409,223 337,466 377,125 29,027 29,085 − − 10,048 3,012 期間の定めのないもの 98,802 97,794 3,277 3,221 1,615 1,615 − − 93,909 92,956 − − − − − − − − − − 残存期間別合計 1,350,025 1,414,486 673,424 725,476 203,620 191,761 − − 472,980 497,249 そ 年 以 年 の 他 (注) 1. 「貸出金、 コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」 とは、貸出金の期末残高の他、当座貸越 等のコミットメントの与信相当額、 デリバティブ取引を除くオフ・バランス取引の与信相当額の合計額です。 2. 「その他」 とは、 現金、 預け金、 有形固定資産等の資産であります。 3. 「三月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している者に係る エクスポージャーのことです。 4. CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 5. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 6. 当組合は、 国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」 の区分は省略しております。 DISCLO S U RE 4 1 ロ. 一般貸倒引当金、 個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 当期増加額 5,141 5,356 12,613 11,823 17,754 17,179 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 その他 − 5,141 − 5,356 1,519 2,790 1,149 1,703 1,519 7,931 1,149 7,060 5,356 4,487 3,519 4,809 8,875 9,297 期末残高 5,356 4,487 11,823 13,778 17,179 18,266 (注)当組合は、特定海外債権を保有しておりませんので「特定海外債権引当勘定」に係る引当は行っておりません。 ハ. 業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 期首残高 当期増加額 25年度 26年度 25年度 26年度 362 551 273 82 製 造 業 − − − − 農 業 、 林 業 − − − − 漁 業 75 75 0 − 鉱業、採石業、砂利採取業 486 422 250 61 建 設 業 32 30 − − 電気、ガス、熱供給、水道業 4 3 3 − 情 報 通 信 業 27 33 8 28 運輸業、郵便業 408 355 91 12 卸売業、小売業 230 52 − 3,323 金融業、保険業 468 668 不 動 産 業 2,734 1,973 − − − 0 物 品 賃 貸 業 187 169 6 76 学術研究、専門・技術サービス業 173 84 宿 泊 業 1,287 1,311 680 374 28 28 飲 食 業 248 生活関連サービス業、娯楽業 3,740 4,685 2,033 562 557 − − 教育、学習支援業 308 264 1 60 医 療 、 福 祉 137 136 6 11 その他のサービス − − − − そ の 他 の 産 業 − − − − 国・地方公共団体等 825 171 120 個 人 1,345 合 計 12,613 11,823 3,519 4,809 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 5 66 55 35 575 532 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 75 − 0 75 − − − 182 29 114 53 439 401 − − − 29 1 0 30 − − − 2 0 1 1 3 1 − − − − 0 4 35 57 − − 97 116 47 30 355 221 − − 153 − 24 18 52 3,358 − − 204 80 1,025 481 1,973 2,079 − − − − − − − 0 − − 1 − 24 9 169 235 − − − 160 148 64 1,311 1,170 − − 36 10 297 85 374 306 − − 123 519 954 666 4,697 3,748 − − − − 5 112 557 444 − − 35 − 9 7 264 317 − − − − 7 16 136 131 − − − − − − − − − − − − − − − − − − 675 59 71 114 769 771 − − 1,519 1,149 2,790 1,703 11,823 13,778 − − ニ. リスク・ウエイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円) エクスポージャーの額 告示で定めるリスク・ウエイト区分 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% 1250% その他 合 計 平成25年度 格付適用有り 格付適用無し − 272,129 − 1,951 478,344 60 − 1,504 17,778 3,855 − 17,746 803 544,955 − 827 − 4,684 − − − 5,383 496,927 853,098 平成26年度 格付適用有り 格付適用無し − 269,240 − 7,906 496,230 66 − 1,460 22,280 3,391 − 17,478 1,703 582,674 − 48 − 5,338 − − − 6,667 520,214 894,272 格付は、 適格格付機関が付与しているものに限ります。 (注)1. 2. エクスポージャー額は、 信用リスク削減手法を加味した額で記載しております。 3.コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー(経過措置による不算入分を除く)、 CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは 含まれておりません。 DI SC LOS U R E 42 自 己 資 本 充 実の状 況 (注)1. 当組合は、 国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」の区分は省略しております。 2. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 3. 各業種毎の期首残高については、期中に発生した業種変更等により修正しております。 (修正額: 【製造業】△24百万円、 【建設業】 △17百万円、 【運輸業、郵便業】 △1百万円、 【生活関連サービス業、娯楽業】 △12百万円、 【個人】+55百万円) ●信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用された エクスポージャー ①ソブリン向け (単位:百万円) 適格金融資産担保 平成25年度 平成26年度 保 証 平成25年度 平成26年度 クレジット・デリバティブ 平成25年度 平成26年度 25,085 25,671 396 335 − − − − − − − − − ②金融機関向け − − − − − ③法人等向け 8,803 10,238 5 7 − − ④中小企業等・個人向け 5,784 5,548 386 324 − − − ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け 20 3 − − − 10,334 9,861 4 3 − − 143 20 0 − − − ⑦三月以上延滞等 ⑧出資等 − − − − − − 出資等のエクスポージャー − − − − − − 重要な出資のエクスポージャー − − − − − − − − − − − − ⑨その他 (注) 1. 当組合は、 適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 2.上記 「保証」には、告示 (平成18年金融庁告示第22号)第45条 (信用保証協会、農業信用基金協会、漁業信用基金協会により保証されたエクスポー ジャー)、 第46条(株式会社地域経済活性化支援機構等により保証されたエクスポージャー) を含みません。 3. 「その他」とは、 ①∼⑧に区分されないエクスポージャーです。 具体的には株式、 投資信託、 有形固定資産等が含まれます。 ●派生商品取引及び長期決済期間取引の 取引相手のリスクに関する事項 ●証券化エクスポージャーに関する事項 該当ありません。 該当ありません。 ●出資等エクスポージャーに関する事項 イ. 貸借対照表計上額及び時価等 平成25年度 貸借対照表計上額 時 価 上場株式等 6,492 6,492 非上場株式等 7,145 7,145 13,638 13,638 合 計 区 分 (単位:百万円) 平成26年度 貸借対照表計上額 時 価 11,057 11,057 8,988 8,988 20,046 20,046 ロ. 出資等エクスポージャーの売却及び償却に 伴う損益の額 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 売 却 益 675 614 売 却 損 92 − 償 却 − − (注) 損益計算書における損益の額を記載しております。 (注)投資信託等の複数の資産を裏付とするエクスポージャー (いわゆる ファンド)のうち、上場・非上場の確認が困難なエクスポージャーにつ いては、非上場株式等に含めて記載しています。 ハ. 貸借対照表で認識され、 かつ、損益計算書で 認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 自 己 資 本 充 実の状 況 平成25年度 平成26年度 評価損益 678 3,598 (注) 「貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の 額」 とは、その他有価証券の評価損益です。 ニ.貸借対照表及び損益計算書で認識されない 評価損益の額 (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 評価損益 − − (注) 「貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額」とは、子会 社株式及び関連会社の評価損益です。 ●銀行勘定における金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 金利リスク量 平成25年度 平成26年度 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 2,744 2,276 ※金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を 受けるもの (例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショックにより発 生するリスク量を見るものです。 当組合では、金利ショックはパーセンタイル値を用いて金利リスクを算 出しております。 金利リスク量 4,000 アウトライヤー比率 平成25年度 平成26年度 自己資本額に対する金利リスク量の比率 4.06% 3.12% (金利リスク量/自己資本額) ※アウトライヤー比率は、一般的に20%以下であることが安全性の1つの基 準とされています。 アウトライヤー比率 (単位:%) (単位:百万円) 3,466 3,000 2,505 2,000 1,000 2,744 2,276 476 0 1,000 2,000 3,000 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 DISCLO S U RE 4 3 10.00 9.00 8.00 7.00 6.00 5.00 4.00 3.00 2.00 1.00 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00 5.00 7.04 4.11 4.06 3.12 0.86 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 定量的開示事項 (連結) ●その他金融機関等(自己資本比率告示第5条第7項第1号に規定するその他金融機関をいう。) であって 信用協同組合等の子法人等であるもののうち、規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を 下回った額の総額 該当ありません。 ●自己資本の構成に関する事項 項 目 平成25年度 経過措置による 不算入額 64,020 19,835 44,565 380 − − − − − 5,371 5,371 − − − − − 69,391 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 平成26年度 経過措置による 不算入額 70,498 21,485 49,422 409 − − − − − 4,536 4,536 − − − − − 75,034 370 − 370 − − − − − − − − − − − − − − − − − 52 − 52 − − − − − − − − − − − − − − − − − 52 69,391 74,982 677,480 △12,738 370 − − △13,108 − 28,466 − − 705,947 719,383 △11,393 210 − − △11,604 − 31,112 − − 750,496 9.82% 9.99% 210 − 210 − − − − − − − − − − − − − − − − − (注)自己資本比率の算出方法を定めた 「協同組合による金融事業に関する法律第6条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基 づき、 信用協同組合及び信用協同組合連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断する ための基準 (平成18年金融庁告示第22号) 」 に係る算式に基づき算出しております。 なお、 当組合は国内基準を採用しております。 DI SC LOS U R E 44 自 己 資 本 充 実の状 況 コ ア 資 本 に 係 る 基 礎 項 目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る組合員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、外部流出予定額 (△) うち、上記以外に該当するものの額 コア資本に算入されるその他の包括利益累計額又は評価・換算差額等 うち、 為替換算調整勘定 うち、 退職給付に係るものの額 コア資本に係る調整後少数株主持分の額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額のうち、コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 少数株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コ ア 資 本 に 係 る 基 礎 項 目 の 額 (イ) コ ア 資 本 に 係 る 調 整 項 目 (2) 無形固定資産(モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。)の額の合計額 うち、のれんに係るもの (のれん相当差額を含む。) の額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用協同組合連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10%基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 特定項目に係る15%基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産(一時差異に係るものに限る。)に関連するものの額 コ ア 資 本 に 係 る 調 整 項 目 の 額 (ロ) 自 己 資 本 自 己 資 本 の 額((イ)−(ロ)) (ハ) リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産(のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、繰延税金資産 うち、退職給付に係る資産 うち、他の金融機関等向けエクスポージャー うち、上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リ ス ク・ア セ ッ ト 等 の 額 の 合 計 額 (ニ) 連 結 自 己 資 本 比 率 連 結 自 己 資 本 比 率 ((ハ)/(ニ)) (単位:百万円) 定量的開示事項 (連結) ●自己資本の充実度に関する事項 (単位:百万円) 平成25年度 リスク・アセット イ. 信用リスク・アセット、 所要自己資本の額 合計 平成26年度 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額 677,480 27,099 719,383 28,775 ①標準的手法が適用されるポートフォリ オごとのエクスポージャー 690,219 27,608 730,777 29,231 (ⅰ) ソブリン向け (ⅱ)金融機関向け (ⅲ)法人等向け (ⅳ) 中小企業等・個人向け (ⅴ) 抵当権付住宅ローン (ⅵ)不動産取得等事業向け (ⅶ)三月以上延滞等 (ⅷ) 出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー 317 102,126 230,041 13,154 525 270,935 1,836 6,102 6,102 − 12 4,085 9,201 526 21 10,837 73 244 244 − 557 107,181 232,836 12,915 509 300,925 339 8,306 8,306 − 22 4,287 9,313 516 20 12,037 13 332 332 − (ⅸ)他の金融機関等の対象資本調達 手段のうち対象普通出資等に該 当するもの以外のものに係るエ クスポージャー 21,847 873 19,340 773 (ⅹ)信用協同組合連合会の対象出資 等であってコア資本に係る調整 項目の額に算入されなかった部 分に係るエクスポージャー 1,023 40 1,023 40 42,308 − 1,692 − 46,841 − 1,873 − ③経過措置によりリスク・アセットの額に 算入されるものの額 370 14 210 8 ④他の金融機関等の対象資本調達手段に 係るエクスポージャーに係る経過措置 によりリスク・アセットの額に算入され なかったものの額 △13,108 △524 △11,604 △464 ⑤CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑥中央清算機関関連エクスポージャー ロ. オペレーショナル・リスク ハ.連結総所要自己資本額 (イ+ロ) − − 28,466 705,947 − − 1,138 28,237 − − 31,112 750,496 − − 1,244 30,019 (ⅺ)その他 ②証券化エクスポージャー 自 己 資 本 充 実の状 況 (注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセットの額×4% 2. 「エクスポージャー」 とは、 資産 (派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3. 「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、地方公共団体金融機構、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給 公社、地方道路公社、外国の中央政府以外の公共部門 (当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決 済銀行、 国際通貨基金、 欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会等のことです。 4. 「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及 び 「ソブリン向け」 「金融機関及び第一種金融商品取引業者向け」 、 「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエク 、 スポージャーのことです。 5. 「その他」とは、 (ⅰ)∼ (ⅹ)に区分されないエクスポージャーです。具体的には繰延税金資産、投資信託、有形固定資産等が含まれ ます。 6.オペレーショナル・リスクは、 当組合は基礎的手法を採用しています。 <オペレーショナル・リスク (基礎的手法) の算定方法> 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) ×15% ÷8% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 7.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4% DISCLO S U RE 4 5 ●信用リスクに関する事項 (証券化エクスポージャーを除く) イ.信用リスクに関するエクスポージャーの額 (単位:百万円) 期末残高 平成25年度 平成26年度 信用リスクに関するエクスポージャー 1,354,648 1,417,436 <業種別及び残存期間別エクスポージャーの期末残高> (単位:百万円) エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高 区分 貸出金、コミットメント 三月以上延滞 デリバティブ 及びその他の エクスポージャー 債券 その他 デリバティブ以外の 取引 オフ・バランス取引 業種区分 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 期間区分 製 農 造 業 、 林 業 15,907 19,421 12,155 14,759 1,221 1,518 − − 2,530 3,143 176 85 業 26 59 26 59 − − − − − − − − 業 − − − − − − − − − − − − 鉱業、採石業、砂利採取業 1,347 1,408 1,347 1,408 − − − − − − 75 − 漁 業 34,224 33,114 34,224 32,708 − − − − − 406 1,148 221 電気・ガス・熱供給・水道業 1,077 1,028 63 16 1,013 1,011 − − − − 38 − 情 業 2,923 2,889 2,413 2,169 − − − − 510 719 − − 運輸業、郵便業 2,490 2,913 932 1,148 701 900 − − 856 864 33 50 建 設 報 通 信 卸売業、小売業 15,085 15,039 12,771 11,611 1,804 2,304 − − 509 1,123 378 95 金融業、保険業 530,515 555,573 86,860 96,794 10,549 11,245 − − 433,104 447,532 − − 不 業 246,165 279,502 245,060 276,495 798 2,701 − − 305 305 1,447 1,318 業 743 485 743 485 − − − − − − − − 物 動 品 産 賃 貸 5,903 3,595 5,903 3,595 − − − − − − 0 − 宿 泊 業 29,644 36,386 29,644 36,386 − − − − − − 398 582 飲 食 − − − − − − 150 113 学術研究、専門・技術サービス業 7,161 6,918 7,161 6,918 123,838 115,168 123,838 115,168 − − − − − − 361 55 教育、学習支援業 2,269 2,485 2,269 2,485 − − − − − − 577 444 祉 12,746 13,087 12,746 13,087 − − − − − − − 274 その他のサービス 9,362 9,214 9,362 9,111 − − − − − 102 38 28 医 療 、 福 そ の 他 の 産 業 726 552 726 552 − − − − − − − − 国・地方公共団体等 232,493 231,084 45,309 58,848 187,030 172,079 − − 152 156 − − 人 30,397 30,730 30,397 30,730 − − − − − − 263 107 他 49,599 56,776 − − 500 − − − 49,098 56,776 − − 計 1,354,648 1,417,436 5,088 3,378 個 そ の 663,959 714,543 203,620 191,761 − − 487,068 511,131 下 343,245 432,287 116,390 121,081 51,889 54,890 − − 174,965 256,315 1 年 超 3 年 以 下 176,916 183,796 39,368 48,491 16,814 14,415 − − 120,733 120,889 3 年 超 5 年 以 下 163,042 97,811 39,866 48,153 52,841 39,119 − − 70,334 10,538 5 年 超 7 年 以 下 57,294 49,975 39,124 33,423 18,170 15,538 − − − 1,013 7年超10年以下 124,742 132,667 88,481 83,047 33,261 37,095 − − 3,000 12,524 10 超 376,542 409,223 337,466 377,125 29,027 29,085 − − 10,048 3,012 期間の定めのないもの 112,865 111,676 3,261 3,221 1,615 1,615 − − 107,987 106,838 − − − − − − − − − − 残 存 期 間 別 合 計 1,354,648 1,417,436 663,959 714,543 203,620 191,761 − − 487,068 511,131 業 1 そ 種 別 年 合 以 年 の 他 (注) 1. 「貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」とは、貸出金の期末残高の他、当座 貸越等のコミットメントの与信相当額、デリバティブ取引を除くオフ・バランス取引の与信相当額の合計額です。 2. 「その他」 とは、 現金、 預け金、有形固定資産等の資産であります。 3. 「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している者に 係るエクスポージャーのことです。 4.CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 5.業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 6.当組合は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」 の区分は省略しております。 DI SC LOS U R E 46 自 己 資 本 充 実の状 況 業 生活関連サービス業、娯楽業 ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 期首残高 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合 計 (単位:百万円) 当期減少額 目的使用 その他 − 5,177 − 5,375 1,520 2,791 1,151 1,763 1,520 7,969 1,151 7,139 当期増加額 5,172 5,371 12,617 11,990 17,790 17,362 5,376 4,541 3,685 4,860 9,061 9,401 期末残高 5,371 4,536 11,990 13,936 17,362 18,473 (注) 当組合は、特定海外債権を保有しておりませんので 「特定海外債権引当勘定」 に係る引当は行っておりません。 ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 期首残高 当期増加額 自 己 資 本 充 実の状 況 25年度 26年度 25年度 26年度 製 造 業 362 551 273 90 農 業 、 林 業 − − − − 漁 業 − − − − 鉱業、採石業、砂利採取業 75 75 0 − 建 設 業 486 422 250 61 電気、ガス、熱供給、水道業 32 30 − − 情 報 通 信 業 4 3 3 − 運輸業、郵便業 27 33 8 28 卸売業、小売業 408 359 96 13 金融業、保険業 230 52 − 3,323 不 動 産 業 2,734 1,973 468 669 物 品 賃 貸 業 − − − 0 学術研究、専門・技術サービス業 187 169 6 78 宿 泊 業 1,287 1,311 173 84 飲 食 業 680 374 28 28 生活関連サービス業、娯楽業 3,743 4,845 2,193 287 教育、学習支援業 562 557 − − 医 療 、 福 祉 308 264 1 60 その他のサービス 137 136 6 11 そ の 他 の 産 業 − − − − 国・地方公共団体等 − − − − 個 人 1,346 828 173 121 合 計 12,617 11,990 3,685 4,860 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 25年度 26年度 5 66 55 35 575 539 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 75 − 0 75 − − − 182 29 114 53 439 401 − − − 29 1 0 30 − − − 2 0 1 1 3 1 − − − − 0 4 35 57 − − 97 116 47 30 359 225 − − 153 − 24 18 52 3,358 − − 204 80 1,025 481 1,973 2,080 − − − − − − − 0 − − 1 − 24 9 169 237 − − − 160 148 64 1,311 1,170 − − 36 10 297 85 374 306 − − 123 519 955 724 4,857 3,890 − − − − 5 112 557 444 − − 35 − 9 7 264 317 − − − − 7 16 136 131 − − − − − − − − − − − − − − − − − − 676 60 71 116 772 773 − − 1,520 1,151 2,791 1,763 11,990 13,936 − − (注) 1. 当組合は、 国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、 「地域別」 の区分は省略しております。 2. 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております。 3. 各業種毎の期首残高については、 期中に発生した業種変更等により修正しております。 (修正額: 【製造業】△24百万円、 【建設業】 △17百万円、 【運輸業、 郵便業】 △1百万円、 【生活関連サービス業、 娯楽業】 △12百万円、 【個人】 +55百万円) ニ.リスク・ウエイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (単位:百万円) エクスポージャーの額 告示で定めるリスク・ウエイト区分 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% 1250% その他 合 計 平成25年度 格付適用有り 格付適用無し − 272,132 − 1,951 478,524 60 − 1,504 17,778 3,855 − 17,746 803 549,431 − 827 − 4,648 − − − 5,383 497,106 857,542 平成26年度 格付適用有り 格付適用無し − 269,242 − 7,906 496,288 66 − 1,460 22,280 3,391 − 17,478 1,703 585,585 − 48 − 5,317 − − − 6,667 520,272 897,164 (注) 1. 格付は、適格格付機関が付与しているものに限ります。 2. エクスポージャー額は、 信用リスク削減手法を加味した額で記載しております。 3.コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー (経過措置による不算入分を除く) 、 CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含 まれておりません。 DISCLO S U RE 4 7 ●信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 信用リスク削減手法 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用された エクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦三月以上延滞等 ⑧出資等 出資等のエクスポージャー 重要な出資のエクスポージャー ⑨その他 (単位:百万円) 適格金融資産担保 平成25年度 平成26年度 保 証 平成25年度 平成26年度 クレジット・デリバティブ 平成25年度 平成26年度 25,085 25,671 396 335 − − − − 8,803 5,784 20 10,334 143 − − − − − − 10,238 5,548 3 9,861 20 − − − − − − 5 386 − 4 0 − − − − − − 7 324 − 3 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − (注)1.当組合は、 適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 2.上記 「保証」には、告示 (平成18年金融庁告示第22号)第45条 (信用保証協会、農業信用基金協会、漁業信用基金協会により保証されたエクスポー ジャー)、第46条 (株式会社地域経済活性化支援機構等により保証されたエクスポージャー) を含みません。 3. 「その他」とは、①∼⑧に区分されないエクスポージャーです。 具体的には株式、 投資信託、 有形固定資産等が含まれます。 ●派生商品取引及び長期決済期間取引の 取引相手のリスクに関する事項 ●証券化エクスポージャーに関する事項 該当ありません。 該当ありません。 ●出資等エクスポージャーに関する事項 イ.貸借対照表計上額及び時価等 平成25年度 区 分 貸借対照表計上額 時 価 上場株式等 6,492 6,492 非上場株式等 6,695 6,695 合 計 13,188 13,188 (単位:百万円) 平成26年度 貸借対照表計上額 時 価 11,057 11,057 8,538 8,538 19,596 19,596 ロ. 出資等エクスポージャーの売却及び償却に 伴う損益の額 (単位:百万円) 売 売 償 却 却 益 損 却 平成25年度 675 92 − 平成26年度 614 − − (注) 損益計算書における損益の額を記載しております。 ハ.貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で 認識されない評価損益の額 (単位:百万円) 評価損益 平成25年度 678 平成26年度 3,598 ニ. 貸借対照表及び損益計算書で認識されない 評価損益の額 (単位:百万円) 評価損益 平成25年度 − 平成26年度 − (注) 「貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の 額」とは、その他有価証券の評価損益です。 ●銀行勘定における金利リスクに関する事項 (単位:百万円) 金利リスク量 平成25年度 平成26年度 金利ショックに対する損益・経済価値の増減額 2,744 2,276 ※金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を 受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が、金利ショックにより発 生するリスク量を見るものです。 当組合では、金利ショックはパーセンタイル値を用いて金利リスクを算 出しております。 アウトライヤー比率 平成25年度 平成26年度 自己資本総額に対する金利リスク量の比率 (金利リスク量/自己資本総額) 3.95% 3.03% ※アウトライヤー比率は、一般的に20%以下であることが安全性の1つの 基準とされています。 DI SC LOS U R E 48 自 己 資 本 充 実の状 況 (注)投資信託等の複数の資産を裏付とするエクスポージャー (いわゆる ファンド)のうち、上場・非上場の確認が困難なエクスポージャーにつ いては、非上場株式等に含めて記載しています。 Organization ガバナンス態 勢 組織図 (平成27年6月30日現在) 総 代 会 監 事 会 リスク管理委員会 業務諮問委員会 理 事 会 コンプライアンス委員会 理 事 長 検 査 課 内 部 監 査 課 資 産 監 査 課 書 室 業務監査部 広 報 課 課 常 務 理 事 業務改善推進会議 務 課 部 店 長 会 議 法 専 務 理 事 画 副 理 事 長 懲 戒 委 員 会 ︵コンプライアンス統括︶ リ ス ク 統 括 課 常 務 会 企 A L M 委 員 会 経 営 企 画 部 秘 審 査 会 議 理 事 人事部 総務部 経 理 部 審 査 部 管理部 営 業 統 括 部 事 務 部 第一部 本店営業部 ∼各営業店 カスタマー サポート室 第二部 ロ ー ン 係 法 人 営 業 部 渉 外 係 貸 付 係 預 金 係 総合コールセンター ITバンキング︵IB︶課 カスタマーサポート課 ロ ー ン セ ン タ ー 融 資 推 進 課 融 資 企 画 課 預 金 推 進 課 預 金 企 画 課 シ ス テ ム 課 事 務 管 理 課 事 務 集 中 課 企 業 強 化 課 管 理 課 担 保 集中 セ ン タ ー ロ ー ン 課 不 動 産 調 査 課 信 用 管 理 課 審 査 課︵ 一 課 ∼ 二 課 ︶ 保 険 事 務 管 理 課 証 券 事 務 管 理 課 資 金 課 経 理 課 管 財 課 総 務 課 研 修 課 事 課 人 33店舗 ※ 法人営業部は、 本店営業部・梅田支店・難波支店・京都支店・神戸支店のみ ※ ローン係は難波支店のみ 役職員 理事及び監事 (平成27年6月30日現在) 常 勤 役 員 数 組織体制 理 事 長 大本 崇博 理 事 康本 豊 副理事長 徳山 明夫 理 事 光山 豊盛 副理事長 千原 芳浩 理 事 良本 成英 専務理事 田中 圭汶 監 事 木下 鐘三 常務理事 久田 隆行 常 非 常 合 職 員 数 非 常 勤 理 事 監 事 勤 8人 1人 勤 9人 1人 計 17人 2人 平成26年3月末 平成27年3月末 平成27年6月末 副 会 長 延田 清一 理 事 今村 寿雄 事 務 系 786人 829人 811人 理事相談役 八 田 富 夫 理 事 高山 昌照 庶 務 系 40人 39人 40人 理 事 加藤栄次郎 理 事 新井 正準 計 826人 868人 851人 理 事 北村 修一 理 事 東 龍次 理 事 石川 政一 員外監事 朴 廷 煕 平 均 年 齢 35歳2ヶ月 35歳3ヶ月 35歳8ヶ月 DISCLO S U RE 4 9 合 理事会 監事会 理事会は当組合の業務執行に関する重要事項を決定する とともに、理事の職務の遂行を監督します。理事会は法令や 監事会は員外監事を含めた2名で構成され、法令、定款、 監事会規程に基づいて運営されています。監事は、業務の 定款の定めの他、 理事会規程に基づいて運営されています。 違法性監査を基本とした監査を実施しています。 常務会 常務会は理事長をはじめとする常勤理事で構成され、常 務会規程に基づいて運営されています。 常務会では重要付議案件全てにおいてコンプライアンス チェックを行い、 経営に関する重要事項を審議しています。 業務諮問委員会 業務諮問委員会は業務諮問委員会規程に基づき、監事 および弁護士および公認会計士等の有識者で構成され、主 要な業務運営に関する法律および会計等の確認と助言を 行います。 総代会制度について 総代会の仕組み 信用組合は、組合員一人一人の意見を大切にすることを経営の基 本とした協同組織金融機関です。従って、組合員は出資口数に関係 なく一人一票の議決権をもち、総会を通じて当組合の経営に参加す ることとなります。 しかしながら17万人を越える組合員を集めて総 会を開催することは事実上できません。そこで当組合は組合員の総 意を代表する総代を各地区毎に選任し、 この総代が総会に代わる総 代会に参加し、経営に参画する形の総代会制度を採用しています。 この総代会は、決算事項、取扱業務の決定、理事・監事の選任等経 営の重要事項を決議する最高の意思決定機関です。従って、総代会 は組合員一人一人の意見が経営に反映されるよう、組合員の中から 定款等の規定に従い、適正な手続きに基づき選任された総代の方々 により運営されます。 総代の選任方法 組合員 立候補 または 推薦 総代候補者 総代選挙 総代会 組合員の総意を適正に 組合運営に反映させる ための制度 総 代 決算事項、 理事・監事の 選任等重要事項の決定 組合員資格 ・組合の地区内で住所または居所を有する者 ・組合の地区内で事業を行う小規模の事業者 ・組合の地区内で勤労に従事する者 ・組合の地区内で事業を行う事業者の役員及び この組合の役員 1. 総代の任期と定数 ・総代の任期は3年です。 ・総代の定数は定款に定める範囲内 (100人以上500人以内) で各選挙区に定められています。なお、平成27年6月22日現 在の総代数は196名です。 2. 総代の選任方法 総代は組合員の代表として、組合員の総意を組合の経営に反映する重要な役割を担っております。そこで総代の選考は 総代選挙規定に基づき、店頭掲示により通知を行い、立候補者・推薦を受付し、選挙手続により、組合員の中から公平に選挙 を行うことで選任されます。 平成27年6月22日 (月) に第62期通常総代会を開催し、下記の通り報告事項の報告を行うとともに、決議事項については 原案通り承認可決されました。 ・報告事項 (1) 第62期事業報告、 貸借対照表及び損益計算書 (2) 監査報告 ・決議事項 第1号議案 第62期剰余金処分案承認の件 第2号議案 第63期事業計画及び収支予算案の件 第3号議案 定款変更の件 第4号議案 除名による出資法定脱退の件 第5号議案 任期満了等に伴う役員選任の件 第6号議案 役員退職慰労金支給の件 第62期 通常総代会 (平成27年6月22日) DI SC LOS U R E 50 組織体制 総代会の決議事項等の議事概要 Organization リスク管 理 態 勢 当 組 合 は、リスク管 理を経 営 の 重 要 課 題として、適 正 なリスク管 理による健 全 性 の 確 保と収 益 性 の 向 上 の 両 立 を図るため、管 理 体制の整備、管理手法の高度化に継続的に取組んでいます。 統合 的 リ スク管理への取り組み 資 本 配 賦による統 合 的リスク管 理 の 概 念 信 用リスク量 本 まっているかを確認し、自己資本の充実度を 評価することにより、健全な経営が維持され るように管理しています。 市 場 関 連リスク量 当組合では、金融機関が抱えるリスクを7 つに分類して、それぞれに対して適正な把握 と適切な管理に努めるとともに、資本配賦に より、計測した各種リスク量を統合し、そのリ スク量 が 当 組 合 の 有 する資 本 の 範 囲に収 資 近年、世界的な規模で激しく厳しい変化が 生じる金融・経済情勢のなか、ますます多様 化・複雑化するリスクをより適正に把握し、適 切に管理し、健全で安定的な経営を維持し続 けることが重要となっています。 オ ペレー ショナ ルリスク量 ※オペレーショナルリスクとは、事務事故、システム障害、不正行為等 で損失が生じるリスクを総合的に見るリスクで、主に事務リスク、シ ステムリスク、法務リスク、風評リスク等を総合的に評価しています。 リ ス ク 管理に係る組織体制 当組合では、適正なリスク管理の確保・維持・高度化へ継続的な取組みのため、以下の通り組織体制をとっております。 リスク管理体制(組 織 図) 総 代 会 監 事 会 理 事 会 意思 決 定 機 関 常 務 会 統括 協 議 機 関 リスク管 理 委 員 会 統括部署 経 営 企 画 部リスク統 括 課 組織体制 [リスク分 類 ] 信用リスク 市場関連リスク (協 議 機 関 ) (審査会議) (ALM委員会) (ALM委員会) (リスク管理委員会) (リスク管理委員会) (コンプライアンス委員会) (リスク管理委員会) 主管部署 審 査 部 経 理 部 経 理 部 関連部署 業務監査部 資産査定課 管 理 部 経営企画部 リスク統括課 営業統括部 経営企画部 業務担当 DISCLO S U RE 5 1 流動性リスク 事 務リスク 事 務 部 システムリスク 事 務 部 本 部 各 部・営 業 店・関 連 会 社 法 務リスク 経営企画部 法務課 風 評リスク 経営企画部 広報課 Organization コンプライアンス(法令等遵守)態勢 当組合は、経営理念に 「役職員一人一人が法令等遵守 (コンプライアンス) を重視すること」 を掲げ、経営における最重要課題 とし、 お客様から信頼・信用を確立・維持するための基本であるとの認識のもと、 継続的に徹底した取組みを行い続けています。 コ ン プ ラ イアンスに係る組織体制 【理事会】 コンプライアンスに関する最高協議・意思決定機関。 【業務諮問委員会】 当組合の重要な業務遂行について、法律・会計分野の有識 者により、経営陣に対し、チェックやアドバイス等を行います。 【コンプライアンス責任者】 部室店長をサポートし、各部室店の法令等遵守状況を管理・ 確認します。 【コンプライアンスオーディター】 各種相談を風通しよく行えるように、各部店に男女1名の中 堅職員から任命配置し、法令等遵守状況を日常的にモニタ リング。 監視・進言 コンプライアンス委員会 弁護士 調査・対応 の請求 経営企画部法務課 (コンプライアンス統括部署) 連携 本部・営業店 業務監査部 監査 部室店長 コンプライアンス責任者 コンプライアンス オーディター コン プ ラ イ アンス ホット ラ イ ン 【経営企画部法務課】 態勢整備に関する企画・立案や具体的対応などを行うコン プライアンスの統括部署。 業務諮問委員会 常 務 会 ︵直告制度︶ 【コンプライアンス委員会】 コンプライアンス問題の実務的・具体的検討を行う、実践的 な協議機関。 監事会 理 事 会 職 員 コ ン プ ライアンスへの取組み コンプライアンスプログラム 各種規程類の制定 遵守すべき法令や規範を示した 「コンプライアンスマニュア ル」 、当組合職員としてのあり方を示した 「行動規範」 、 コンプ ライアンスの管理体制を定めた 「コンプライアンス管理規 程」 をはじめ、コンプライアンスを徹底するための様々な規 程類を整備しています。 きんさん直告制度 態勢整備や研修・指導等の取組計画を年次にて定め、 コンプ ライアンスの確立・維持に努めています。法令の制改定に伴 う対応はもちろん、実効性のある実践的な研修プログラムの 開発等により、コンプライアンス態勢の確立・強化に取り組 んでおります。 コンプライアンスチェックルール コンプライアンスに係る相談窓口として、各部署毎に 「コンプ ライアンス責任者」 「 、コンプライアンスオーディター」 を配置 しているほか、組合外部の弁護士に直接告発を行うことがで きる 「きんさん直告制度」 も導入し、厳正なチェック体制の構 築とともに、風通しのよい組織風土の醸成に努めています。 全ての常務会への付議案件に対し、関係する法令等との整 合性を確認・記載したうえで、法務専門部署と常勤監事が二 重にチェックするルールを導入し、 ガバナンス面におけるコン プライアンスの確立・維持にも努めております。 当 組 合は、社 会 の 秩 序や 安 全に脅 威を与え、健 全 な 経 済・社 会 の 発 展を妨 げる反 社 会 的 勢 力との 関 係を遮 断す るため、以 下 の 通り、反社会的勢力に対する基本方針を定め、この方針に従った対応を徹底します。 取引を含めた関係の遮断 反社会的勢力とは、取引を含めた一切の関係を遮断し、反 社会的勢力による不当要求は拒絶します。 組織としての対応 反社会的勢力による不当要求に対し、組織全体として対応 するとともに、対応する役職員の安全確保に努めます。 不当要求への法的対応 反社会的勢力による不当要求には一切応じず、毅然として 民事および刑事の両面から法的対応を行います。 裏取引や資金提供の禁止 いかなる理由があっても、反社会的勢力との裏取引や資金 提供は、 絶対に行いません。 外部専門機関との連携 反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から、警察、弁 護士等の外部専門機関との連携関係を構築します。 DI SC LOS U R E 52 組織体制 反 社 会 的勢力に対する基本方針 Organization 顧客 保 護 等管 理態 勢 お 客 様との 絆を重 視 する当 組 合は、お 客 様から信 頼され、お 客 様にご 満 足 いただける金 融 サ ービスをご 提 供し ていくために、顧 客保護等の管理態勢の向上に取組み続けています。 勧 誘方針について お客 様 へ の 適 切な勧 誘 活 動や十 分な説 明に努めるため、以 下 の「 金 融 商 品 の 販 売 等に係る勧 誘 方 針 」を制 定・公 表し、そ の 実 践を徹底しています。 金 融 商 品 の 販 売 等に係る勧 誘 方 針 ●お客様に適切な商品・サ ービスをご提供するために● 当 組 合は、 「 そ の 業 務 の 公 共 性を認 識し、信 用 組 合 の 活 動を通じて地 域 社 会に一 体 何 が 貢 献できるかを常に考え る」という経 営 理 念 のもとに、金 融 商 品 の 販 売 等に関する法 律をはじめとする法 令、諸 規 則 等に基づき、金 融 商 品 の 販売等に際しては、次の事項を遵守し、勧誘の適正の確保を図りお客様の期待にお応えするよう努力いたします。 1 当 組 合 は、お 客 様 の 資 産 運 用 目 的、知 識、経 験 および 財 産 の 状 況に照らして 適 切と考えられる情 報 の 提 供と商品 説 明をいたします。 2 商 品 の 選 択・購 入は、お 客 様ご自身 の 判 断によってお 決めいただきます。そ の 際、当 組 合は、お 客 様に適 正な判断をしていただくために、商品、取引の内容、及びリスク等の重要事項の適切な説明に努めます。 3 当 組 合は、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客様に対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよ う、役 職 員 の知識・技能の向上に努めます。 4 当 組 合は、お客様にとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行 いません。 5 当 組 合は、お客様からの苦情・要望に対しましては、誠実に対 応し改善に努めます。 金融商品の販売等に係る勧誘についてなど、ご意見・ご要望やお気づきの点等がございましたら、各営業店の窓 口までお申し付けください。 個 人 情報保護について お 客 様 の 個 人 情 報を適 切に保 護 管 理 するため、情 報 管 理にかかる責 任 者(セキュリティ統 括 責 任 者 )や、態 勢 整 備・強 化 のための 研 究 部 会(セキュリティスタンダ ード整 備 作 業 部 会 )を設 置し、個 人 情 報 の 適 切な保 護と利 用を図 るためのル ー ル 整 備やシステム強化に取組んでいます。 主な個 人情 報保 護に係る対 応 ①ホームペ ージでの 公表 組織体制 【 内容 】 ④各種規程の制定 【 内容 】 ● 個人 情 報 保護宣言(プライバシーポリシー) ● セキュリティポリシー ● 個人情報保護に係る業務内容ならびに利用目的 ● 個人情報保護管理規程 ● 個人 信 用 情報機関の利用・登録・個人情報の ● 個人情報保護規程 第 三 者 提 供などに係る公表文 ● 情報管理規程 不渡 情 報 の共同利用にあたっての公表文 ● 情報システムに関する取扱基準 ● ⑤パソコンや各 種システムへ の 取 組 み ②「 お 客 様 の 個 人 情 報 の 取 扱 い につ い て( プ ライ ● ⇒ デ ー タ を、全 て 本 部 サ ー バ ー の み に 記 録・ バシーポリシー、業 務 内 容、利 用 目的、機 微 情 報 管理し、厳正にセキュリティ管理するシステム。 など)」をポスターによる店頭掲示 ● ③ 役 職 員 全 員に対する研 修 の 実 施 DISCLO S U RE 5 3 シンクライアントパソコンの導入 重 要 書 類 等 使 用 管 理 簿 の 制 定 等、各 種 書 類 の 使用・持出しに関する事務手続きの整備。 苦情 への対応方針について 当組合では、 お客様からのお申出について、 金融ADR制度も踏まえ、 「苦情処理措置・紛争解決措置等の方針」をホームペー ジに公表し、 内部管理態勢を整備して迅速・公平・適切な対応を図り、 もって当組合に対するお客様の信頼の向上に努めます。 苦 情 処 理 措 置・紛 争 処 理 措 置 等 の 概 要 当 組 合では、お客 様により一 層 のご 満 足をいただけるよう、お取 引に係る苦 情 等を受け付けておりますの で、お気軽にお申し出ください。 ※ 苦 情 等とは当 組 合との 取 引に関する照 会・相 談・要 望・苦 情・紛 争 の いずれかに該 当するものおよびこれらに準ずるものをい います。 ■総合コールセンター 当 組 合 へ のお申出先 「お取 引 店 」 住 所:〒543-0027 大阪市天王寺区筆ヶ崎町2−8 または「総 合コールセンター」 電話番号:0120−111−019 (フリーダイヤル) にお願 い いたします。 受付時間:9:00 ∼18:00(土日、祝日および金融機関の休日除く) 苦 情 等 の お 申し出は当 組 合 の 他、地 区しんくみ 苦 情 等 相 談 所・しんくみ 相 談 所をはじめとする他 の 機 関で も受け付けています。 (詳しくは、当組合総合コールセンターへご相談ください。) 相 談 所は、公 平・中 立 的 な 立 場でお 申し出を伺 い、お 申し出 の お 客 様 の 了 解を得たうえ、当 該 の 信 用 組 合 に対し、迅速な解決を要請します。 名称 住所 電話番号 受付日・時間 大阪地区しんくみ苦情等相談所((一社)大阪府信用組合協会) しんくみ相談所( (一社) 全国信用組合中央協会) 〒540-0026 大阪市中央区内本町2−3−9 〒104-0031 東京都中央区京橋1−9−1 06−6941−1441 03−3567−2456 月∼金(祝日及び金融機関休業日を除く) 9:00∼17:00 月∼金(祝日及び金融機関休業日を除く) 9:00∼17:00 公 益 社 団 法 人 総 合 紛 争 解 決センター 及び 東 京 弁 護 士 会 、第 一 東 京 弁 護 士 会 、第 二 東 京 弁 護 士 会 が 設 置 運 営 する仲 裁センター 等で紛 争 の 解 決を図ることも可 能ですので、当 組 合 総 合コー ルセンターまたはしんくみ 相 談 所へお申し出ください。また、お客様が直接、仲裁センター等へ申し出ることも可能です。 な お、仲 裁センター 等 では、東 京 以 外 の 地 域 の 方 々からの 申 立 てにつ い て、当 事 者 の 希 望を聞 い たうえで、 アクセスに便利な地域で手続きを進める方法があります。 ① 移 管 調 停:東 京 以 外 の 弁 護 士 会 の 仲 裁センター 等に事 件を移 管する。例えば、兵 庫 県 弁 護 士 会 の 仲 裁セン ターに事件を移管し、以後、当該弁護士会の仲裁センターで手続きを進めることができます。 ② 現 地 調 停:東 京 の 弁 護 士 会 の 斡 旋 人と東 京 以 外 の 弁 護 士 会 の 斡 旋 人 が 、弁 護 士 会 所 在 地と東 京を結 ぶテ レビ 会 議システム等により、共 同して 解 決に当る。例 えば 、お 客 様 は、兵 庫 県 弁 護 士 会 の 仲 裁セ ンターにお 越しいただき、当 該 弁 護 士 会 の 斡 旋 人とは面 談で、東 京 の 弁 護 士 会 の 斡 旋 人とはテ レビ会議システム等を通じてお話いただくことにより、手続を進めることができます。 ※移管調停、現地調停は全国の弁護士会で実施している訳ではありませんのでご注意ください。具体的内容は仲裁センター等にご照会下さい。 公益社団法人 総合紛争解決センター 住所 〒530-0047 〒100-0013 〒100-0013 〒100-0013 大阪市北区西天満1-12-5 東京都千代田区霞ヶ関1-1-3 東京都千代田区霞ヶ関1-1-3 東京都千代田区霞ヶ関1-1-3 電話 東京弁護士会 紛争解決センター 06-6364-7644 03-3581-0031 第一東京弁護士会 仲裁センター 03-3595-8588 第二東京弁護士会 仲裁センター 03-3581-2249 受 付日 月∼金(祝日、年末年始を除く) 月∼金(祝日、年末年始を除く) 月∼金(祝日、年末年始を除く) 月∼金(祝日、年末年始を除く) 時間 9:00∼12:00、13:00∼17:00 9:30∼12:00、13:00∼15:00 10:00∼12:00、13:00∼16:00 9:30∼12:00、13:00∼17:00 <特定の業務に係る苦情等の相談先> 登録金融機関業務上の苦情の申出・紛争の解決につきましては、次の特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん 相談センターでも受け付けています。 ※当組合における登録金融機関業務とは 「個人向け国債窓口販売」 ・「投資信託窓口販売」 等を指します。 名称 住所 電話 番 号 受付日・時間 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター(略称 FI NM AC フィンマック) 〒1 0 3 -0 0 2 5 東京都中央区日本橋茅場町2−1−13 第三証券会館 0 1 2 0−6 4−5 0 0 5 月∼金(祝日等を除く) 9:00∼17:00 DI SC LOS U R E 54 組織体制 名称 Information 業務 のご 案 内 主な業務の内容 預金業務 当座預金、普通預金、貯蓄預金、通知預金、定期預金、定期積金、別段預金、 納税準備預金等を取扱っております。 貸付業務 (イ)貸付 手形貸付、証書貸付及び当座貸越を取扱っております。 (ロ)手形の割引 商業手形の割引を取扱っております。 商品有価証券売買業務 取扱っておりません。 有価証券投資業務 預金の支払準備及び資金運用のための国債、地方債、社債、株式、その他の 証券に投資しております。 内国為替業務 振込、送金及び代金取立等を取扱っております。 外国為替業務 取扱っておりません。 社債受託及び登録業務 取扱っておりません。 金融先物取引等の受託等業務 取扱っておりません。 附帯業務 ○債務の保証業務 ○有価証券の貸付業務 ○国債等の引受け ○代理業務 イ)全国信用協同組合連合会、株式会社日本政策金融公庫、 独立行政法人住宅金融支援機構、株式会社商工組合中央 金庫、独立行政法人中小企業基盤整備機構の代理業務 ロ)日本銀行の歳入復代理店業務 ハ)その他の代理業務 ○地方公共団体等の公金取扱業務 ○株式払込金の受入業務 ○貸金庫業務 ○両替業務 ○投資信託窓口販売 ○個人向け国債窓口販売 ○保険商品の窓口販売 ○電子債権記録機関の委託を受けて行う電子債権記録業に係る業務 ※ご融資の取扱いには、一部制約がございますので、詳しくは店頭又は担当者にお問合せください。 きんさんグループ (子会社・関連会社) 当組合グループ会 社 と し て 、以 下 の 通 り の 業務 を提 供す る子 会社 1社 を有 して おり ます 。 近畿産業リース株式会社 Kinki Sangyo Leasing co,ltd 会社概要 平 成14年11月に近 畿 産 業 信 用 組 合 の100%出 資 会 社として設 立。設 立 時より遊 技 業 の お客 様を中 心に設 備リース、遊 技 台 の 割 賦 販 売を通じ、お客 様と共に栄え、共に発 展する 業 務のご案 内 ことを念 頭に「リース」を中心としたファイナンスサ ービスを提供しております。 事業内容 総合リース業 、信 用 保 証 業 務 、損 害保 険代 理業 務 ( 近畿産業信用組合の営業エリアを中心にファイナンスリース、オペレーティングリース、 オートリース、及び 割 賦 販 売 他) 所 在 地 〒5 3 0 - 0 0 5 7 大 阪 府 大 阪 市 北区 曽根 崎2-11-16 梅 田セントラルビ ル2F TEL :06−6311−2077 DISCLO S U RE 5 5 商品・サービスのご案内 預金業務 ※以 下 一 覧 の 預金商品は全て預金保険制度対象の商品です。●の商品については全額保護となります。 商品の種類 特 色 流動性預金 <資金管理や資金決済にご利用いただける預金。用途に応じて機能の異なる預金が選択できます。> 総合口座 普 通 預 金と定 期 預 金を1冊 の 通 帳にセットし、貯 める、支 払う、受 け 取る、借り るを、便 利にご 利 用 いただけます。 ( ※ 個 人 限 定。未 成 年 の 方はご 利 用 いただ けません。) 普通預金 ● 無利息型普通預金 「ブロック」 ● 当座預金 貯蓄預金 出し入れ自由。家計簿代わりにご利用ください。 無 利 息 で 普 通 預 金と同 様にご 利 用 い ただけます。支 払 時に顔 写 真 で、より確 実な本人確認を行う 「Wブロック」のサ ービスも選択できます。 小切手が利用でき、商取引における効率的な資金管理に最適です。 出し入れ自由。年 金、公 共 料 金 等 の自動 受 入、自動 支 払 口 座としてはご 利 用 い ただけません。 納税準備預金 納税のための預金。お利息は原則非課税となります。 通知預金 7日以上の短期間の資金運用に便利です。解約は2日前までに通知が必要です。 定期預金 <一定期間の資金管理や資金運用にご利用いただける預金。条件に応じて金利の優遇や特典が あるおトクな預金が選択できます。> スーパー定期預金 1,000円以上で運用する自由金利型定期預金。 大口定期預金 1,000万円以上の大口資金を運用する自由金利型定期預金。 期日指定定期預金 1年の据置後、1ヶ月前までの支払期日指定で払戻可能な最長3年の定期預金。 定期積金 <毎月一定額を積み立て、計画的にお金を貯めていただけます。> 定期積金 目標を決めてお金を貯める。最長5年までで、自動振替での貯蓄も可能。 <定期預金の各種商品> 商品名称 特 色 宝くじ&懸賞金付定期預金 定 期 預 金としての おトクな 金 利だけでなく、懸 賞 金や 宝くじが 当たるチャンスが ある定期預金です。半年毎の募集期間にて受付しています。 「きんさんドリーム」 てるてる定期預金 電話でお気軽にご契約いただける、テレホンバンキング専用の定期預金です。 新年輪Ⅱ定期預金 6 0 歳以上の方には、お一人様1,000万円まで優遇金利でご契約いただけます。 レディース定期預金 女性の方専用の定期預金。女性にお喜びいただける様々な特典があります。 福祉定期「はっぴぃハッピー」 福 祉 年 金 等を受 給されている方に、お一 人 様 3 5 0 万 円まで優 遇 金 利でご 契 約 い ただけます。 サポート ブロックα 個人、法人を問わず、幅広いお客様にご契約いただけます。 無 利 息 型 普 通 預 金「 ブロック」による総 合 口 座セット専 用 で、お 一 人 様10 0 万 円 まで、有利な金利で契約できる定期預金です。 個 人 向 け国債・投資信託・保険 業 務 の種類 取扱商品 国 債 の 窓 口 販売 個人向け国債(5年固定金利型、10年変動金利型) 投資 信 託 の 窓口販売 世 界 の サ イフ、米 欧 債 券 インカム オ ー プ ン、ワ ー ルドソブリンインカム( 愛 称: 十二単衣)、世界三資産バランスファンド (愛称:セッション)、好配当日本株式オー プン、株式インデックス225 &LIFE個人年金保険 ※ 投 資 信 託は、以下の1 6ヵ店のみにて取扱いしております。 (平成27年6月30日現在) <取 扱 店:本 店 営 業 部、梅 田 支 店、京 都 支 店、神 戸 支 店、長 田 支 店、豊 中 支 店、高 槻 支 店、堺 支 店、生 野 支 店、西 成 支 店 、城東支店、尼崎支店、姫路支店、奈良支店、難波支店、和歌山支店> ※ 個 人 向け国債、保険商品は、全3 3ヵ店にて取扱いしております。 (平成27年6月30日現在) DI SC LOS U R E 56 業 務のご案 内 保 険 商 品 の 窓口販売 融資業務 商品の種類 特 色 手形割引 一般商業手形の割引 手形貸付 仕入資金、短期運転資金等 一般のご融資 証書貸付 設備資金、長期運転資金等 当座貸越 極度額までの当座決済資金 各種制度融資 信用保証協会などの各種融資制度を取り扱っています。 〈各種ローン〉 商品名称 特徴・お使いみち等 身障者福祉ローン「安心」 障害年金を受給している方が対象。 お利息は頂きません。 年金受給者支援資金「おもいやり」 公的年金を受給している方が対象。 お利息は頂きません。 カードローンα50 パートナーカードローン カード一枚で、 いつでも気軽にご利用できます。 事業性ローン「あきんどローン」 運転資金または設備資金にご利用いただけます。 生活応援ローン 「わくわく」 家財・車の購入、 結婚・旅行に関する費用などにご利用いただけます。 教育ローン「心配ご無用」 受験、学校の入学、 在学に際して必要な資金などにご利用いただけます。 きんさんフリーローン「マイ・スマイル」 ライフスタイルに合わせて、 自由な資金にご利用いただけるフリーローンです。 住宅ローン 「フラット35」 住宅ローン 「やすらぎ」 マイホームプランの実現のお手伝いをします。 各種サービス サービスの種類 サービス内容の概要 自動受取りサービス 年金・給与・保険料などが自動的にご指定の預金口座に自動的に振り込まれます。 自動支払いサービス 公共料金・税金・保険料などをご指定の預金口座から自動的にお支払します。 総合振込サービス 買掛金、 給与などを指定された受取人の預金口座に振り込みします。 夜間金庫 営業時間外に売上金等をお預かりし、 翌営業日に預金口座にご入金致します。 貸金庫 お客さまの大切な書類、 貴重品などを安全に保管します。 キャッシュサービス 当組合のキャッシュカードは、お預入れ、お引出し、残高照会、お振込のお取引が、 全国の信用組合、入金ネット加盟金融機関、ゆうちょ銀行、セブン銀行でご利用い ただけます。また、お引出し、残高照会、お振込のお取引は、上記各金融機関の他に、 全国のMICS加盟金融機関でもご利用いただけます。 他行ATM手数料無料サービス 当組合のキャッシュカードは、①組合員の方、②当組合で年金の受給口座を指定さ れている方のいずれかの条件を満たす方なら、他行ATM利用手数料が月間10 回まで無料でご利用いただけます。 口座振替受付サービス 当組合提携の収納機関窓口で、キャッシュカードの提示により口座振替の申込が できるサービスです。 口座振替依頼書の記入や当組合への事前届出は不要です。 ※取扱店舗:難波支店 ※取扱店舗:新大阪支店、 生野支店、高槻支店、 難波支店、神戸支店、 長田支店、 大津支店 デビットカード キャッシュカードで買物代金を支払いできます。 クレジットカード おトクなポイントプログラムや保障制度が充実した、世界各国のMasterCard 加盟店でご利用いただける、 きんさんブランドのクレジットカードです。 ファームバンキングサービス 専用端末で、取引照会、資金移動サービス、データ伝送サービスなどがご利用い ただけます。 テレホンバンキングサービス 個人のお客様なら、ご家庭の電話から残高照会、振込、振替、定期預金のご契約 等がご利用いただけます。 インターネットバンキング パソコンや携帯電話による取引照会、資金移動サービス、データ伝送サービスな どがご利用いただけます。 でんさいネットサービス インターネットバンキングを使用して 「でんさいネット」への各種記録請求等がで きるサービスです。手形や振込等に代わる新しい決済手段で、お客様の資金決済を サポートします。 ダイレクト納付 税務署や金融機関に出向くことなく、自宅やオフィスなどから納付ができます。 届出をした預金口座から、 簡単なクリック操作で納付することが可能です。 ペイジー 税金・料金払込サービス お 客 様 が 携 帯 電 話・パ ソ コ ン 等 を 利 用 し て、 Pay-easy ( ペ イ ジ ー)マ ー ク の 表 示がある公共料金等のお支払ができるサービスです。 業 務のご案 内 ※当組合でのお取引については、 原則「組合員」 加入が必要です。 ※「組合員」 :大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県・岐阜県・長崎県(五島・壱岐・対馬除く)に住所・居所を有する方、勤労に従事する方、 中小規模の事業者の方は、 出資加入頂くことにより、どなたでも組合員としてお取引いただけます。 ※出資金 (組合員加入) は、 預金と異なり、 預金保険制度の対象ではありません。 ※当組合でのご融資の対象は、中小規模の事業者の方で当組合の営業区域内で事業を営まれている方、および当組合の営業区域内に住所・居所の ある方、又は勤労に従事されている、 組合員に加入頂ける方です。 (事業所の規模には資本金や従業員数に制限があります。 ) ※ご融資の際には、 当組合または保証会社による所定の審査があり、 ご希望に添えない場合があります。 ※各商品の詳細については、 平成27年6月30日現在のものです。 各営業店窓口に説明書をご用意しておりますので、 窓口・渉外担当者にお気軽にご 相談ください。 DISCLO S U RE 5 7 主要手数料一覧 ATM 振込 当組合カード 現金 他行カード 当組合宛 無料 206円 314円 他行宛 308円 411円 519円 【融資関連】 カードローン 手形返却 窓 口 他行宛 送金組戻手数料 当組合宛 振込振替 振 込 手 数 料 I・B 3万円未満 3万円以上 他行宛 総合振込 他行宛 当組合宛 テレホン バンキング 振込手数料 3万円未満 3万円以上 他行宛 他行宛 給与振込 賞与振込 当組合宛 当組合 自店・ 本支店宛 3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上 他行宛 他行宛 小切手 1枚 当 座 預 金 20枚綴 約束手形 1冊 1枚 発行 手数料 20枚綴 為替手形 1冊 1枚 保証小切手 1枚 マル専手形 1枚 署名判登録手数料(新規登録時のみ) マル専口座開設手数料 当座預金口座開設手数料 同一手形交換所内(自店・本支店宛を含む) 代金取立 上記以外の 当組合 本支店宛 異なる 他行宛 手形交換所間 同一手形交換所内(自店・本支店宛を含む) (1通あたり) 手形・ 小切手 窓口入金 ※不渡り ※組戻 206円 308円 条件変更 3,240円 ※注 当組合(融資条件変更手数料) 取扱基準に 準じさせていただきます。 追加設定 一般融資 住宅ローン 物件調査を伴う 物件調査を伴なわない 既存担保物件再調査(調査実施分のみ) 変更(極度額・債務者・その他) (根)抵当権の移転・譲渡 抹消 (一部抹消含む) 融 資 取扱手数料 不動産業者等商品物件 上記以外 融資額×2%+消費税を上限として、 手数料を頂く場合があります。 ダイレクト 無料 ビジネスダイレクト 2,057円 I・B手数料 インターネットバンキング (月間) テレホン ファクシミリ サービス テレホンサービス 無料 ファクシミリサービス 1,029円 アンサー サービス 照会サービス 1,029円 資金移動サービス 1,029円 データ サービス 予約振込 (総合振込・給与振込・賞与振込) 2,057円 FB手数料 貸金庫 夜間金庫 手数料 貸金庫手数料は種類・大きさにより異なります。 貸金庫および夜間金庫について、 詳しくは窓口にお問い合わせ下さい。 501枚∼1,000枚 無料 308円 515円 1,001枚∼1,500枚 822円 ※以後500枚毎に308円加算 822円∼ 1枚∼100枚 (窓口でお手続きの場合) 両替 手数料 ご持参又は お受取の合計枚数の 多い方の枚数に対し 308円 101枚∼500枚 残高証明書等発行手数料 1通(1セット) (※不渡り、組戻しについて、1,029円を超える場合は実費を頂きます。 ) 保管証明 [両替に関するご説明] ①低額紙幣(硬貨)から高額紙幣(硬貨)への両替も所定の両替手数料を頂きます。 ②口座から出金する時に金種を指定して出金の場合も所定の両替手数料を頂きます。 (但し、1万円札は両替枚数に数えません) 両替手数料免除事項 <無料取引> ①同一金種への両替 ②記念硬貨への両替 (新券への両替、損券・損貨の両替を含みます) [個人情報等開示手数料に関するご説明] ①開示請求1件当たり(1個人)の手数料 ②複数の店舗にまたがっている場合は複数の開示請求と手数料が必要となります。 5,400円 54,000円 43,200円 54,000円 10,800円 32,400円 10,800円 10,800円 10,800円 1,080円 その他 貸金庫カード再発行手数料 キャッシュカード等交換手数料 無料 5,400円 5,400円 3,240円 (一部・全部)繰上返済額×返済時の約定金利× [1−(融資経過月÷約定期間)] 上記以外 不動産 調査手数料 5,400円 3,240円 411円 1,029円 キャッシュカード再発行手数料 一部・全額繰上返済 住宅ローン 新規調査・設定 通帳再発行手数料 再発行 手数料 固定金利の再選択 代理貸付 108円 216円 他行カード (平日時間内) 他行カード(平日時間外・土日祝) 金利変更 ● 103円 無料 固定金利→変動金利 ●当初実行額1億円以上 1,029円 提携金融機関(信用組合)カード 出金 (CD・ATM) 全額繰上返済 1,029円 1,029円 5,400円 無料 10,800円 32,400円 ●融資期間7年超 617円 他行宛 送金・不渡手形返却料(無料地域以外) 取立手形組戻料 (無料地域以外) 当組合カード (1通あたり) 一部繰上返済 変動金利 ● ●事業性資金 (月間) 当組合 本支店宛 上記以外の異なる 手形交換所間 全額繰上返済 証書貸付(一部・全額) 繰上返済 ローン 繰上返済 1,029円 20円 1,029円 51円 1,029円 51円 515円 1,029円 5,142円 5,142円 5,142円 411円 617円 1,029円 無料 1冊 一部繰上返済 固定金利 ● 「やすらぎ」 (住宅ローン除く) 【預金関連】 50枚綴 住宅ローン 繰上返済 206円 308円 無料 308円 無料 51円 当組合宛 総合振込 ファーム バンキング 一部・全額繰上返済 206円 308円 無料 51円 無料 当組合宛 即日 資金移動 F・B 3万円未満 3万円以上 他行宛 給与振込 賞与振込 一部・全額繰上返済 「ドリーム」 無料 当組合宛 インターネット バンキング 「フラットα20」 ﹁サンキュー住宅ローン﹂ 308円 720円 720円 無料 ローンカード再発行手数料 不渡手形返却料・組戻料(全地域) ※他行カードでのお振込みの場合は、CD提携手数料(108円)が加算されております。 当組合宛 (消費税等込み) (1件あたり) ∼ 【振込・送金関連】 (平成27年6月30日現在) 証明書 発行 手数料 氏名・住所・生年月日・電話番号 個人情報 開示 手数料 515円 1,000円+(払込額×0.1%) 職業・顧客番号・口座番号 預金残高・貸付残高開示 取引履歴の開示 (1口座当り) その他の情報開示 (上記以外) 1,029円 1,029円 1,029円 1,029円 5,246円 インターネットでんさいサービス 無料 月額基本料金 ◇オンライン手数料 手数料種別 ◇窓口手数料 ご利用形態 手数料 備 考 ①記録請求手数料 ※1 ご利用形態 手数料 備 考 インターネット インターネット 分割譲渡記録 インターネット 保証記録 インターネット 変更記録 (債権内容にかかる場合) インターネット 支払等記録 インターネット 開示(通常開示) インターネット 206円 206円 206円 206円 206円 206円 無料 ②口座入金手数料 当組合宛・他行宛とも同額 特例変更記録 ※2 窓口 (書面) 当組合宛・他行宛とも同額 特例開示 ※3 窓口 (書面) 当組合宛・他行宛とも同額 ④取り消し・中止等 譲渡に随伴しない場合 口座間送金中止手数料 窓口 (書面) 利用者属性等変更の場合は対象外 返却取扱手数料 窓口 (書面) 口座間送金決済以外の場合 ⑤その他お手続き でんさい割引・担保 支払不能情報照会(書面開示) − 無料 でんさい残高証明書発行手数料 ※4 その他の手数料 ※1 ①のご利用料金は、 当月ご利用分を翌月26日(休日の場合は翌営業日) に口座引落となります。 ※2 既に譲渡されているでんさい等、 利害関係人が3者以上のでんさいの内容を変更する場合、 書面手続きが必要となります。 2,057円 利害関係人が3者以上の場合 3,086円 411円 411円 206円 割引の際には割引料が別途必要 4,114円 窓口 (書面) 4,114円 窓口 (書面) 2,057円 上記以外に窓口手続きを行う場合 窓口 (書面) 窓口 (書面) ※3 通常の開示の対象とならない項目の開示を求める場合、 書面手続きが必要となります。 ※4 残高証明書の発行者は電子債権記録機関である㈱全銀電子債権ネットワークです。 DI SC LOS U R E 58 業 務のご案 内 発生記録 譲渡記録 入金手数料 手数料種別 ③特例請求手数料 Information 店舗・お問 合 せ 先 店舗一覧 店番 (平成27年6月30日現在) 支店名 住 所 電話番号 地図番号 〒543-0027 大阪市天王寺区筆ヶ崎町2-8 06-6772-2552 1 ● 店 〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-11-16 梅田セントラルビル1・2F 06-6311-3851 梅田法人営業部 〒530-0057 大阪市北区曽根崎2-11-16 梅田セントラルビル2F 06-6311-5510 7 新 大 阪 支 店 〒532-0003 大阪市淀川区宮原1-19-13 06-6393-1221 8 平 野 支 店 〒547-0001 大阪市平野区加美北4-1-45 06-6794-1681 9 香 里 支 店 〒572-0029 大阪府寝屋川市寿町50-20 072-833-3551 本 店 営 業 部 40 本店法人営業部 梅 田 支 1 2 ● 10 西 淀 川 支 店 〒555-0043 大阪市西淀川区大野1-6-10 06-6475-3351 11 八 店 〒581-0869 大阪府八尾市桜ケ丘3-52 072-999-6456 13 堺 店 〒590-0943 大阪府堺市堺区車之町東2-2-28 072-233-8080 3 ● 4 ● 5 ● 6 ● 7 ● 8 ● 〒600-8499 京都市下京区四条通堀川西入ル唐津屋町520 075-801-6111 9 ● 10 ● 11 ● 12 ● 13 ● 14 ● 15 ● 16 ● 17 ● 18 ● 19 ● 20 ● 京 尾 支 支 都 支 店 21 京都法人営業部 23 大 石 橋 支 店 〒601-8028 京都市南区東九条東御霊町34-1 075-671-7191 25 宇 治 支 店 〒611-0043 京都府宇治市伊勢田町北山44-4 0774-22-1821 26 高 槻 支 店 〒569-1117 大阪府高槻市天神町1-6-24 072-684-0100 41 生 野 支 店 〒537-0014 大阪市東成区大今里西3-18-7 06-6977-6690 42 西 成 支 店 〒557-0052 大阪市西成区潮路1-7-13 06-6659-5105 43 東 大 阪 支 店 〒577-0808 大阪府東大阪市横沼町3-5-3 06-6723-1661 44 城 〒538-0053 大阪市鶴見区鶴見4-3-4 06-6939-8481 45 大 正 橋 支 店 〒550-0023 大阪市西区千代崎1-22-1 06-6581-2261 46 泉 州 支 店 〒596-0003 大阪府岸和田市中井町2-10-15 072-445-2111 48 茨 木 支 店 〒567-0037 大阪府茨木市上穂東町4-16 072-625-1291 49 豊 中 支 店 〒560-0053 大阪府豊中市向丘2-10-5 06-6849-6311 難 波 支 店 東 支 店 50 06-6212-1261 〒542-0071 大阪市中央区道頓堀2-2-4 難波法人営業部 神 戸 支 06-6212-6820 店 51 〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通3-12-9 078-231-3911 22 ● 23 ● 24 ● 25 ● 26 ● 27 ● 28 ● 29 ● 30 ● 31 ● 32 ● 33 ● 神戸法人営業部 業 務のご案 内 52 長 田 支 店 〒653-0842 兵庫県神戸市長田区水笠通4-4-25 078-611-1874 53 尼 崎 支 店 〒660-0892 兵庫県尼崎市東難波町5-7-15 06-6481-5521 54 姫 路 支 店 〒670-0965 兵庫県姫路市東延末5-88 079-281-7111 55 大 津 支 店 〒520-0814 滋賀県大津市本丸町6-57 077-527-1221 56 和 歌 山 支 店 〒640-8154 和歌山市六番丁5番地 073-431-3241 57 橿 原 支 店 〒634-0006 奈良県橿原市新賀町254-2 0744-22-6711 58 奈 良 支 店 〒630-8014 奈良市四条大路1-1-34 0742-33-6965 59 岐 阜 支 店 〒500-8842 岐阜市金町1-5-2 058-265-2316 60 長 崎 支 店 〒850-0034 長崎市樺島町6-15 095-821-1021 63 西 陣 支 店 〒602-8441 京都市上京区大宮通今出川上ル観世町141 075-414-0244 64 西 院 支 店 〒615-0011 京都市右京区西院東淳和院町28-1 075-323-0888 DISCLO S U RE 5 9 21 ● 営業エリア 岐 阜県 兵庫 県 京都府 滋賀県 大阪府 長崎県 33 奈良県 和歌山県 各種お問合せ窓口 各種お問合せは、左記の各営業店のほか、 以下のお問合せ窓口をご用意しております。 お問合せ先 総合コールセンター 内 容 電話番号 受付時間 ●各種お問合せの受付 ●ご要望および苦情の受付 ●キャッシュカード・ローンカードを紛失・盗難された場合の受付 0120-111-019 平日 9:00∼18:00 ※各お取引店でも受付しています。 ●テレホンバンキングのお取引 ●テレホンバンキングに関するお問合せ 0120-852-369 平日 9:00∼18:00 インターネットバンキング ヘルプデスク ●以下、サービスの各種お問合せ ・きんさんダイレクト ・きんさんビジネスダイレクト ・ファームバンキング ●きんさんダイレクトの「ご契約者カード」を紛失・盗難された 場合の受付 06-6773-2694 平日 9:00∼18:00 しんくみ ATMセンター ●キャッシュカード・ローンカードを紛失・盗難された場合の受付 0120-789-103 24時間 365日受付 D I SC L O S U R E 6 0 業 務のご案 内 テレホン バンキングセンター 本店 大阪市天 王 寺 区 筆ヶ崎 町 2 番 8 号 きんさん ユニバーサルデザイン (UD) の考えに 基づいた見やすいデザインの文字を 採用しています。 この冊子は環境に やさしい植物油インキ を使用しています。
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