International CHERNOBYL Network in Japanese

インターナショナル・チェルノブイリ・ネットワーク
International CHERNOBYL Network
www.InternationalChernobylNetwork.org
固い絆でつながりましょう
私たちネットワークは、チェルノブイリ原発事故および
福島第一原発事故による被災者支援活動をおこなってい
る全ての団体を歓迎いたします。
それぞれの団体がつながることにより、よりパワフルで
効果的な支援が広がります。行動力と持続力を持った長
期的支援活動を共に目指しましょう。
詳しい活動内容はこちらのリンクをご覧ください。
http://www.internationalchernobylnetwork.org/index.php?
ctlArticle=mission_statement
2010年、7カ国の団体が結集し、ヨーロピアン・チェルノブ
イリ・ネットワーク(ECN)が結成されました。そして、ネッ
トワークは大きく広がり、毎年チェルノブイリ原発事故追悼アク
ションに参加してきました
主な活動内容は、キャンドル集会や事故を風化させないための記
念集会の開催、また存命のリクヴィダートル(チェルノブイリ原
発事故処理員)と学校で対話する機会などを設け
ました。
チェルノブイリ原発事故 25 周年アクションは、
大々的に開催されました。中でもオーストリアの
NGO 団体グローバル 2000(FoE オーストリア)
によって開催されたウィーン中心街での集会には、
大勢の参加者が集まりました。
集会では、様々
な団体がベラルーシ・ウクライナ被災者支援活動とつ
ながることが出来ました。今後も団体同士とネットワ
ークの絆を強め、さらに運動が発展していくことを願
っています。
2014 年 10 月、ECN を立ち上げたドイツ IBB の主催でポーランド会議が開かれました。
そして、ネットワークの発展を考慮し、ECN はインターナショナル・チェルノブイリ・ネ
ットワーク(International Chernobyl Network: ICN)と改名し再出発することになり
ました。
福島第一原発事故は ECN が創立した数カ月後に発生しました。福島原発事故は現在も収
束していません。放射能汚染水は太平洋に漏出し続けており、日本の多くの団体が被災者
支援、原発再稼働反対などの運動を精力的に行っています。
今こそ私達は心を寄せ合い、共に活動
する時なのです。
現在、ICN 参加国は次の通りです。ス
ペイン、英国、アイルランド、ドイツ、
オーストリア、ポーランド、トルコ、
フランス、イタリア、ギリシャ、オラ
ンダ、ベラルーシ、ウクライナ、日本。
今後もカナダ、アメリカなど世界各国
の団体参加を期待しています。
2016 年の春は、チェルノブイリ原発事故 30 周年、そして福島第一原発事故 5 周年にな
ります。チェルノブイリ支援団体や反原発グループにとって非常に重要な年になるでしょ
う。
下のロゴは、英国でチェルノブイリ原発事故 25 周年記念に使われたものです。30周年
でも記念ロゴを期待しています。
2016 年イベントについて、次のような提案がポーランド会議で議論されました。
*2016 年 3 月、ドイツで IBB 会議を開催。ICN 各団体の代表が会議に参加。その後、
EU 議会との会議のためブリュッセルまでバスで一斉移動。
*アクション・ウィーク。例年通りリクヴィダートルを招待。または、チェ
ルノブイリ原発事故支援を行っているヨーロッパ各団体が、若い世代の被災者を招待する。
例えば、子供時代に保養経験のある若者、深刻な健康被害を抱えてる若者、チェルノブイ
リ事故の年に生まれた 30 歳になる方々など。
*ローマ教皇と謁見。地元団体と一緒に、若者やリクヴィダートルがローマへ同行する。
*ニューヨークとジュネーブの国連での展示会開催を目指す。
*各地で記念フェスティバル、コンサート、展示会などを開催。
*全国で学生や生徒によるポエムやエッセイを募り、コンテストを開催。アート・コンテ
ストはヨーロッパ全体規模で?それとも更に広い範囲での開催?
*チェルノブイリ原子力施設の立ち入り禁止ゾーンを創る。4 月 25 日、原発から 30 km
の境界線上に一晩中サインを灯し、翌 26 日には、放射能防護服を着たメンバーが
リーフレットを街中に配布する。
*クリーンで安全な未来への希望シンボルとして、世界中の集落や街に樺の木な
どを植樹する。
*チェルノブイリ原発事故前夜のキャンドル・アクション。
*個人レベルの働きかけ。4 月25日に各家庭の窓際にロウソクを灯すようお願いする。
*教会への働きかけ。チェルノブイリ原発事故、福島原発事故による被害者の苦しみのた
めに祈祷し、ロウソクを灯してくれるようお願いする。
四旬節の期間、信者たちが何かを断つ願掛けをすることで、地元のチェルノブイリ・チャ
リティー募金につなげてもらう。
*チャリティー・ウォークやマラソン大会(スポンサーを募る)
を開く。5 km と 30 km を提案。
*サイクリング大会。メキシカン・ウェーブのように30 km サイクリングリレーで各国
を回る。
*カンファレンスの開催。低放射能被ばくに関する科学的・医学的専門見解について、反
原発・再生可能エネルギー運動についての会議。チェルノブイリや福島からゲストを呼ん
で意見交換会を開くなど。
*学校へ教材を提供。
.
*バッジ、リボン、リストバンド、T シャツなどのキャンペーン・グッズ製作。
ポーランド会議で選出された ICN 運営グループのメンバーは以下の通りです。
リンダ・ウォーカー (チェルノブイリ・チルドレン・プロジェクト、英国)
サイモン・ウォルシュ (チェルノブイリ・チルドレン・トラスト、アイルランド)
ニエヴェス・サンチェス・ヴェネガ (FEDASIB、スペイン);
マルティナ・ファセラー (IBB, ドイツ)
サラ・デイ (英国)
吉田明子 (フレンズ・オブ・アース・ジャパン、日本)
ICN 運営グループは月に一回スカイプ会議を持
ち、ネットワークメンバーと定期的に連絡を取
り合います。さらに一年に二度集まり、今後の
計画を具体的に話し合います。
そして毎年、ICN 全メンバーがカンファレンス
に招待されます。
ICN カンファレンスでは世界各国から集まった仲間と知り合うことができます。アイデア
を共有し、新しい情報やスキルを学び合い、プロジェ
クトについて議論もできる素晴らしい機会です。
幸運にも IBB がカンファレンスに資金提供しているた
め、参加自己負担は交通費のみです。
新しいプロジェクト・パートナーと知り合う事ができ
たり、新しいアイデアがひらめいたり、参加者は有意
義な時を過ごせます。
また、世界中から集まった友人たちとダンスやお酒を楽しむ時間もあります。
まだ ICN メンバーではない団体は、ぜひ同僚・仲間とネットワーク加入をご検討ください。
私たちは、チェルノブイリ・福島原発事故の被災者支援活動や、核のない未来を目指して
いる全ての NGO 団体を歓迎いたします。
私たちのウェブサイトをご覧下さい。また、応募フォームよりご加入ください。
InternationalChernobylNetwork.org
ICN は何を目指しているか?
・チェルノブイリ原発事故、福島第一原発事故、ICN の活動を知らせること。
・若い世代の教育。
・ウェブサイトで信頼出来る情報を提供:各団体について、原子力や環境問題について、
資金提供元についてなど。
・メンバー団体を増やし、他のネットワークとも連携する。
・似たイニシアティブをもった団体との協力体制を促進する。
・共通する問題については協調する場合もある。
・EU へ働きかける。チェルノブイリ原発事故による被災者への支援強化、原子力ではな
い再生可能エネルギーの促進、ICN およびメンバー団体への資金提供など。
ようこそ新しいメンバー!
FoE Japan を新しいメンバー団体に迎えることができて
とても光栄です。
FoE Japan は「すべての人が平和で公平に生きられる世
界」を目指して多岐にわたる活動を展開してきました。し
かし、福島原発事故以降は原子力問題と安全なエネルギーの未来を主な焦点として活動し
ています。エネルギー消費の無駄をなくし、効率化と再生可能エネルギー発展による「エ
ネルギー・シフト」を提唱しています。
FoE Japan の活動の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.foejapan.org/
FoE Japan は日本の様々な団体とも連携して活動しています、その一つ「チェルノブイリ
子ども基金」も ICN に参加しています。
http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/index.html
また、ギリシャ初のメンバー団体となる Crete for Life も迎えることにもなりました。
http://www.creteforlife.com/
https://www.facebook.com/pages/International-Chernobyl-Network/
www.internationalchernobylnetwork.org
[email protected]