根本原因分析に有効な プロセスアプローチ

根本原因分析に有効な
プロセスアプローチ

工程管理では,工程管理計画に基づき実施し,
・ 工程異常(逸脱)を確実に、日常的に、検知すること,
・ 異常(逸脱)に対して適切な処置を行うとともに、日常的に、
原因追究、再発防止を確実に行うことが重要である.

より高度な工程管理を実施していく上では,蓄積されたデータ分
析し、工程能力指数、管理図が利用される.管理図による工程
管理では,操業条件及びプロセスの結果(管理特性値)の挙動
からプロセスにおける異常傾向を発見することをめざす.
製品品質照査
管理水準
日常管理ではプロセスが安定状態かどうかを判定することに対し,方針管
理では目標を達成しているかどうかを判定するための基準である.
①とるべき値又は目標値.
②限界値(大きい方を上側管理限界,小さい方を下側管理限界という).
6M+1EによるCAPAの要因分析図
プロセスの能力と是正処置の関係
高い
何かの条件(6M+1
E)が変化した
プロセスの能力
低い
不
適
合
の
検
出
継続的改善
要求事項を満たす能力を高め
るために繰り返し行われる活動
改善後のレベル
現状のレベル
再発防止
時 間
修正と是正処置の違い
修正(暫定)処置
(当該事項の対策)
顕在化している
不適合
検出された不適合
を除去する処置
不適合に対する処置
原因
是正処置
(再発防止対策)
不適合の原因
を除去する処置
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特性要因図
三次原因
一次原因
四次原因
二次原因
結
果
なぜなぜ分析
の原点
1) 是正処置表のフォーマット