土地取得資金の融資額の算定方法(病院・老健・診療所) (1)融資対象 【病院】 新築資金、甲種増改築資金(増床又は移転事業)、社会医療法人の乙種増改築資金(移転事業) に伴う場合 【介護老人保健施設】 新築資金、増改築資金(入所定員の増員又は移転事業)に伴う場合 【診療所】 新築資金、甲種増改築資金(増床又は移転事業)に伴う場合 ※ 当該土地が取得済みのものであっても、借入申込年度の前年度 4 月 1 日以降に取得(所有権移転登記年月日)した ものであれば融資の対象とします。 ※ 土地取得資金のみの融資は行いません。 (2)融資額 「限度額 3 億円」 と 「融資対象面積①×標準土地取得単価②×融資率④ + 融資対象面積①×標準土地整備単価③×融資率④」 のどちらか低い額が上限額となります。 ①融資対象面積 融資の対象となった建物の面積(標準面積を限度)の 3 倍までです。(実際の取得面積を限度。) なお、融資の対象とする土地の面積は、実測面積となります。 ②標準土地取得単価 及び ③標準土地整備単価 実際の取得(整備)単価と次表の単価とのいずれか低い方を標準土地取得単価及び標準土地整備単 価とします。 (1m2 当たり:円) 土 地 取 得 単 価 土地整備単価 1 階~3 階 4 階~5 階 6 階以上 別表の地域 33,500 50,250 67,000 16,700 別表以外の地域 19,700 29,550 39,400 9,800 ※ 階数は地上階数です。 ※ 土地の「別表」は下記参照ください。 ④融資率 融 資 率 施 設 施 設 内 訳 一般病床のみを有する病院のうち病床数 200 床未満 病院 90% 臨床研修指定病院 社会医療法人 老健 85% 老健 病院 80% 診療所 75% 老健 療養病床の介護老人保健施設への転換に係る資金 在宅復帰・在宅療養強化型介護老人保健施設の基本サービス費を 取得する施設又は在宅復帰・在宅療養支援機能を取得する施設 新築資金・甲種増改築資金(上記 90%の融資率の病院は除く) 新築資金・甲種増改築資金 新築資金・甲種増改築資金(上記 90%・85%の融資率の老健は 除く) (3)標準面積 【病院】 区 分 単 位 建築・購入の標準面積 一般病院施設 病床1床当たり 60 ㎡ 看護師宿舎 収容人員1人当たり 33 ㎡ 職員宿舎 1戸当たり 84 ㎡ 保育施設 利用人員1人当たり 11 ㎡ 付属施設 ※ 次に掲げる病院の病院施設にかかる標準面積はそれぞれ次の面積となります。 ① ●医育機関附属の病院(大学病院)、●臨床研修指定病院、●地域医療支援病院、●関連教育病院、 ●医師会立の開放型病院 病床 1 床当たり 70 ㎡ ② ①以外の病院で特殊な設備を有する病院、救急告示病院 ③ 精神科病院(床)、結核病院(床) 病床 1 床当たり 67 ㎡ 病床 1 床当たり 46 ㎡ ※ 指定通所リハビリテーション事業所を設置する場合は、当該部分として 1,000 ㎡を限度として加算します。 ※ 在宅介護支援センターを設置する場合は、当該部分として 109.7 ㎡を限度として加算します。 ※ 建物賃借に要する資金に係る標準面積は、上記面積の 75%とします。 【介護老人保健施設】 区 分 単 位 建築・購入の標準面積 介護老人保健施設 収容定員1人当たり 45 ㎡ 看護師宿舎 収容人員1人当たり 33 ㎡ 職員宿舎 1戸当たり 84 ㎡ 保育施設 利用人員1人当たり 11 ㎡ 付属施設 ※ 在宅介護支援センターを設置する場合は、当該部分として 109.7 ㎡を限度として加算します。 ※ 指定通所リハビリテーション事業所を設置する場合は、当該部分として 1,000 ㎡を限度として加算します。 ※ 生活支援ハウスを設置する場合は、当該部分として利用定員 1 人当たり 43.75 ㎡を限度として加算します。ただし、指定 通所リハビリテーション事業所を設置する場合に限ります。 ※ 建物賃借に要する資金に係る標準面積は、上記面積の 75%とします。 【診療所】 区 分 一般診療所 診療所施設 有床診療所 1~5 床 500 ㎡ 6~10 床 600 ㎡ 11~15 床 750 ㎡ 16~19 床 900 ㎡ 無床診療所 300 ㎡ 健診センター 1,400 ㎡ 指定通所リハビリ事業所専門 1,000 ㎡ 歯科診療所 200 ㎡ 共同利用施設 900 ㎡ 付属施設 ※ 建築・購入の標準面積 看護師宿舎 収容人員×33 ㎡ 保育施設 利用人員×11 ㎡ 備考 (ア) 住居部分の加算 33 ㎡ (イ) 無床診療所または歯科診療 所で医師(歯科医師)が 2 人以上従事する場合の加算 15 ㎡ (ウ) 一般診療所とあわせて指定通 所リハビリテーション事業所を 行う場合の加算 500 ㎡ 建物賃借に要する資金に係る標準面積は、上記面積の 75%とします。 (4)別表 都道府県 地 域 北海道 札幌市 青森県 青森市 岩手県 盛岡市 宮城県 仙台市 秋田県 秋田市 山形県 山形市 福島県 福島市 茨城県 水戸市・取手市・牛久市 栃木県 宇都宮市 群馬県 前橋市・高崎市 埼玉県 川越市・熊谷市・川口市・さいたま市・所沢市・飯能市・東松山市・春日部市・狭山市・鴻巣市・上尾市・草加 市・越谷市・蕨市・戸田市・入間市・朝霞市・志木市・和光市・新座市・桶川市・久喜市・北本市・八潮市・富 士見市・ふじみ野市・三郷市・蓮田市・坂戸市・幸手市・鶴ヶ島市・日高市・吉川市・伊奈町・三芳町・毛呂山 町・宮代町・白岡町・杉戸町・松伏町 千葉県 千葉市・市川市・船橋市・木更津市・松戸市・野田市・佐倉市・習志野市・柏市・流山市・八千代市・我孫子 市・鎌ヶ谷市・浦安市・四街道市・成田市・茂原市・印西市・白井市・酒々井町 東京都 特別区・八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・青梅市・府中市・昭島市・調布市・町田市・小金井市・小平 市・日野市・東村山市・国分寺市・国立市・西東京市・福生市・狛江市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武 蔵村山市・多摩市・稲城市・あきる野市・羽村市・瑞穂町・日の出町 神奈川県 横浜市・川崎市・横須賀市・平塚市・鎌倉市・藤沢市・小田原市・茅ヶ崎市・逗子市・相模原市・三浦市・秦 野市・厚木市・大和市・伊勢原市・海老名市・座間市・南足柄市・綾瀬市・葉山町・大磯町・二宮町・中井町・ 大井町・松田町・開成町・愛川町・寒川町 新潟県 新潟市 富山県 富山市 石川県 金沢市 福井県 福井市 山梨県 甲府市・大月市・上野原市 長野県 長野市 岐阜県 岐阜市 静岡県 静岡市・浜松市・沼津市・熱海市・三島市・伊東市・清水町・長泉町 愛知県 名古屋市・一宮市・春日井市・江南市・稲沢市・尾張旭市・岩倉市・豊明市・安城市・刈谷市・大府市・日進 市・清須市・北名古屋市・長久手市・東郷町・豊山町 滋賀県 大津市・草津市 京都府 京都市・宇治市・亀岡市・城陽市・向日市・長岡京市・八幡市・大山崎町・久御山町・京田辺市・木津川市・ 精華町 大阪府 大阪市・堺市・岸和田市・豊中市・池田市・吹田市・泉大津市・高槻市・貝塚市・守口市・枚方市・茨木市・八 尾市・泉佐野市・富田林市・寝屋川市・河内長野市・松原市・大東市・和泉市・箕面市・柏原市・羽曳野市・ 門真市・摂津市・高石市・藤井寺市・東大阪市・泉南市・四條畷市・交野市・大阪狭山市・阪南市・島本町・ 豊能町・忠岡町・熊取町・田尻町・岬町・太子町・河南町 兵庫県 神戸市・姫路市・尼崎市・明石市・西宮市・洲本市・芦屋市・伊丹市・加古川市・宝塚市・川西市・三田市・猪 名川町 奈良県 奈良市・大和高田市・大和郡山市・橿原市・生駒市・天理市・香芝市・葛城市・王寺町・河合町・上牧町・平 群町・三郷町・斑鳩町・田原本町 和歌山県 和歌山市・田辺市・新宮市 鳥取県 鳥取市 島根県 松江市 岡山県 岡山市 広島県 広島市・呉市・廿日市市・府中町・海田町 徳島県 徳島市 香川県 高松市 愛媛県 松山市・宇和島市・八幡浜市 高知県 高知市 福岡県 福岡市・北九州市 佐賀県 佐賀市 長崎県 長崎市 熊本県 熊本市 大分県 大分市 宮崎県 宮崎市 鹿児島県 鹿児島市
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