厨房床 仕上げの比較

厨房床 仕上げの比較
種類
仕上げ
参考例
特殊防滑性
エポキシ系塗床
厚膜型水性
ビニル床シート
(防滑)
ウレタン系塗床材
ネオセーフ抗菌 25
一般防滑工法
2.5mm
約 2.0mm
規格(厚さ)
機
能
性
職
場
環
境
メ
ン
テ
ナ
ン
ス
カーボランダム等、
特殊骨材による
良好な防滑性
磁器タイル
一般防滑工法
打ち放し
一般
(目地幅 8mm 以上)
約 6.0mm
-
13.0mm
◎
△
床表面に油膜や
ヌメリが形成され
防滑性が低下する
△
◎
◎
△
ひび割れや、
表面の荒れが発生
◎
◎
◎
×
酸性物質に弱い
○
目地部の劣化
抗菌タイプの選定
が必要
◎
×
無し
△
抗菌タイプの選定
が必要
×
表面が硬く、
割れる場合がある
◎
×
表面が硬く、
割れが発生する
×
表面が硬く、
割れが発生する
多少のひび割れは
表面に現れない
×
表面に現れる
◎
×
表面に現れる
×
表面に現れる
○
キャスター輪
による、
にじりにより劣化
◎
◎
◎
◎
歩行感
◎
塩ビ素材による
ソフトな歩行感
△
○
×
△
カート走行性
◎
フラットな表面
によるスムーズな
走行が可能
○
硅砂等により、
方向転換に
負荷あり
○
◎
△
ガタツキが大きい
施工性
◎
シートは接着し、
シール材による
端部仕上げ
△
養生に時間を要す
○
△
△
養生に時間を要す
耐熱性
○
※2
×
一般的に弱い
◎
耐熱温度
100℃程度
◎
排水枠廻り・
壁面対応
◎
端部シール仕上げ
又は L 字アングル・
巻上げ施工
×
欠き込み施工・
幅木施工
×
欠き込み施工・
幅木施工
×
清潔性
◎
フラットな表面に
より、汚れが浸透
し難い
△
凹凸により、汚れが
滞留の可能性あり
○
明るさ
◎
色相の選択可能
○
色相の選択可能
美観の維持
◎
耐久性、清掃性が
良好なため
○
疲労性
◎
塩ビ素材による
ソフトな歩行感
△
メリット
清潔な状態を維持し易い
張り替えが比較的容易
グレーチングとシートの
取り合いに L 字アングルの
準備があり耐久性に優れる
デメリット
回転釜周辺など、熱水の
かかる場所は使用できない
※2
清掃性
◎
表面がフラットで
拭き取り易いので、
モップでの清掃可
△
除水性
(湿度制御)
◎
フラットな表面に
より、乾燥し易い
補修性
◎
防滑性
◎
△
耐久性
◎
耐薬品性
◎
抗菌性
◎
抗菌剤配合※1
△
耐衝撃性
◎
材質の特性により
柔かく、
表面を保護する
クラック追従性
◎
耐荷重性
硅砂等の脱落、
又は摩耗により
防滑性が低下する
コンクリート
養生に時間を要す
床表面に油膜や
ヌメリが形成され
防滑性が低下する
◎
△
シール処理・
幅木用タイル施工
×
△
目地が汚れる
○
×
○
色相の選択可能
○
×
浸透した汚れが
取れない
△
目地が汚れる
○
×
材質特有の硬さ
により
疲れやすい
×
材質特有の硬さ
により
疲れやすい
初期コストが安い
耐熱性に優れる
仕上げ材費用が無い
耐久性に優れる
硅砂の脱落により
防滑性が急激に低下し危険
剥がれが生じた場合、
剥がれ部に汚れが付着し、
再塗布が非常に困難
初期コストが高い
内部に汚れが浸透し、
細菌が発生している
可能性が高く不衛生である
目地に汚れが浸透して
しまう
硅砂の凹凸により、
拭き取りが大変
○
×
内部へ浸透する
△
目地の凹部まで
行き届かない
△
硅砂の凹凸により、
乾燥し難い
△
×
内部へ浸透する
△
凹凸により
滞留の可能性あり
△
剥がれが生じた
場合、付着物の
除去が大変
◎
×
改修時、表面の汚れ
により、対応が非常
に困難
△
改修時、表面の汚れ
により、対応が困難
な場合がある
材質特有の硬さ
により
疲れやすい
打ち放し・
幅木施工
※1 抗菌剤:大腸菌、黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌(O157)等の細菌の繁殖を防ぐ
※2 耐熱性:30 秒程度の熱湯の接触、約 190℃の油の飛び跳ねに問題は無い、
約 260℃に熱せられたフライパンの接触においても、10 秒程度であれば目立つ跡は残らない。