- 1 - もうかる漁業創設支援事業実施要領 20 水管第 290 6号 平 成 2 1

もうか る 漁業 創設支援 事業実 施要領
20水管第2906号
平 成 2 1 年 4 月 1 日
水 産 庁
一部改正
長 官 通 知
2 1 水 管 第 4 8 0 号
平成2 1年5月29日
2 4 水 管 第 2 6 5 号
平成24年4月20日
24水管第1057号
平成24年7月25日
24水管第2282号
平成25年2月26日
25水管第2164号
平 成 2 6 年 2 月 6 日
26水管第2193号
平 成 2 7 年 2 月 3 日
第1
実証事業 の実施
水 産業 体質 強化 総合 対策 事 業実施 要綱 ( 平成2 1年4 月1日付 け20 水漁第2 746 号農林 水
産 事 務 次 官 依 命 通 知 。 以 下 「 実 施 要 綱 」 と い う 。) 第 3 の 1 の ( 2 ) の ア に 基 づ く 実 証 事 業 の 実
施は、 水産庁長 官が別に 定める ところに よるほ か、以下 による ものと する。
1
実証事業 の趣旨
(1 )改革型 漁船等の 収益性 改善の実 証事業
改 革 型漁 船等の 収 益性 改善 の実 証事 業は 、以下 の実証の 取組を 行うこと により 、地域 ・
グループ の漁業者 の新し い操業・ 生産体 制への転 換を促 進しよ うとする もので ある。
ア
省エ ネ、省人 、省力 化型の改 革型漁 船、協業 化等新 しい操 業体制の 収益性 を実証
イ
新魚 種の導入 等の新 たな養殖 業の生 産体制に ついて 収益性 を実証
(2 )漁船等 の収益性 回復の 実証事業
漁 船 等の 収益性 回 復の 実証 事業 は、 以下 の実証 の取り組 みを行 うことに より、 償却前 利
益を確保 できる操 業・生 産形態へ 転換を 促進しよ うとす るもの である。
ア
漁 業 の 用 に 供 す る 燃 油 ( 以 下 「 漁 業 用 燃 油 」 と い う 。) 使 用 量 の 1 0 % 以 上 の 削 減 及
びそ の他 のコ スト 削 減と 付加価 値 向上 を確 保す る操業の 実証又 は3%以 上の生 産性を 向
上させ る操業の 実証
イ
遠 洋漁 業 等の 外国 漁船 と直 接競 合す る漁 業に おける操 業手法 や流通の あり方 などの 抜
本的な 変革を行 い、将 来にわた り安定 した漁業 収益を 確保す る新たな 操業の 実証
ウ
海 外漁 場 にお ける 我が 国の 権益 を確 保し 、我 が国漁業 者の国 際漁場に おける 競争力 を
強化す るための 途上国 での合弁 事業の 実証
- 1 -
エ
遠 洋底 び き網 漁業 の中 長期 的な 安定 を図 る観 点から、 海外に おける新 規漁場 を確保 す
るため の操業体 制の実 証
オ
養 殖業 の 生産 から 流通 にわ たる 抜本 的な 見直 しを行い 、飼料 の高騰等 経営環 境の変 化
に対 応し 、3 %以 上 の生 産性を 向 上さ せつ つ持 続的に経 営でき る経営体 への転 換を実 証
(3 )資源管 理に伴う 他魚種 転換等の 経営多 角化の実 証事業
資 源 管理 に伴う 他 魚種 転換 等の 経営 多角 化の実 証事業は 、強度 の公的資 源管理 措置が 導
入される 場合であ って 、その よう な措 置で影 響を受 ける地域の 漁業 者グルー プが取り 組む 、
改 革 型 漁 船 、 協 業 化 、 漁 獲 対 象 種 の 多 角 化 や 転 換 ( 他 の 漁 業 種 類 と の 兼 業 を 含 む 。)、 養
殖業へ の新 た な取 組、 加工 流通 手法 の改 善に よる 付加価値 向上等 により、 新たな 操業体 制
への転換 を促進し ようと するもの である 。
なお 、 実施 要綱第 3 の1 の( 2) のア の( ア)に 規定する 助成金 とは、以 下に定 める基 金
( 運転経費 等助成金 )及び 補助金( 用船料 等補助金 )のこ とをい う。
2
事業の内 容
(1 )事 業 実施 者(実 施 要綱 第3 の1 の( 2) のアの (ア)に 規定す る「地域 協議会 が選定 し
た 水 産 業 協 同 組 合 等 」 を い う 。 以 下 、 当 該 事 業 に 関 し 同 じ 。) は 、 公 募 に よ り 実 証 事 業 に
用 い る 漁 船 又 は 養 殖 生 け 簀 等 ( 以 下 「 漁 船 等 」 と い う 。) を 選 定 し 、 そ の 所 有 者 又 は 使 用
者 ( 以 下 単 に 「 所 有 者 等 」 と い う 。) と 別 添 1 - 1 の も う か る 漁 業 創 設 支 援 事 業 用 船 料 等
算定基準 又は別添 1-2 のもうか る漁業 創設支援 事業養 殖生産 契約料等 算定基 準(以 下「 用
船 料 等 算 定 基 準 」 と い う 。) に 基 づ き 、 用 船 契 約 等 又 は 養 殖 生 産 契 約 等 ( 以 下 「 用 船 契 約
等 」 と い う 。) を 締 結 す る も の と す る 。 た だ し 、 事 業 実 施 者 自 ら が 所 有 す る 漁 船 等 を 使 用
し、認 定改 革 計画 に基 づい て、 改革 型漁 船等 の収 益性改善 、漁船 等の収益 性回復 又は資 源
管理に 伴う 他 魚種 転換 等の 経営 多角 化の 実証 事業 に取り組 む場合 にはこの 限りで はない 。
(2 )事 業 実施 者又は 用 船契 約等 を締 結し た所 有者等 は、新し い操業 ・生産体 制によ る漁獲 又
は養殖、 水揚げを 行い、 事業実施 者は出 荷等を行 うもの とする 。
(3 )実 証 事業 におけ る 漁船 の運 航に 要す る燃 油、資 材、販売 管理そ の他実証 事業を 行うた め
に必要 な経 費 又は 養殖 生産 に要 する 餌、 種苗 、核 、燃油、 資材そ の他実証 事業を 行うた め
に必要 な経 費 につ いて は、 事業 実施 者が 直接 支払 うものと する。 ただし、 事業実 施者と 所
有者等で 別途取り 決めた 場合はこ の限り ではない 。
( 4 ) 実 証 事 業 に お け る 漁 獲 物 及 び 養 殖 生 産 物 ( 以 下 「 漁 獲 物 等 」 と い う 。) は 、 事 業 実 施 者
が認定 改革 計 画に 基づ いて 販売 する もの とす る。 所有者等 は、漁 獲物等に ついて 認定改 革
計画に基 づく善良 な品質 管理をし なけれ ばならな いもの とする 。
(5 )事 業 実施 者は、 事 業期 間の 終了 後及 び全 ての事 業終了後 、損益 計算を行 うとと もに認 定
改革計 画の 内 容と 比較 ・検 証し た実 証の 結果 を取 りまとめ 、認定 改革計画 の参加 者等に 対
して普及 ・啓発を 図るも のとする 。
3
事業期間
( 1 ) こ の 事 業 の 1 事 業 期 間 は 、 漁 業 ( 養 殖 業 を 除 く 。 以 下 同 じ 。) に あ っ て は 原 則 1 年 以 内
とし、 養殖 業 にあ って は養 殖の 開始 から 出荷 まで とする。 ただし 、1航海 当たり の航海 日
- 2 -
数が長 期に わ たる など の理 由に より 、そ れに より 難い場合 には、 事前に水 産庁長 官と協 議
の上定め ることが できる ものとす る。
(2 )こ の 事業 は、漁 業 にあ って は事 業を 開始 した日 から起算 して3 年を超え て実施 するこ と
はでき ない も のと する 。た だし 、強 度資 源管 理タ イプ(資 源管理 指針・資 源管理 計画作 成
要領( 平成 2 3年 3月 29 日付 け水 産庁 長官 通知 )の別紙 3の強 度資源管 理タイ プの基 準
を い う 。 以 下 同 じ 。) に 該 当 し な い 漁 船 等 の 収 益 性 回 復 の 実 証 事 業 に あ っ て は 2 年 を 超 え
て実施す ることは できな いものと する。
(3 )こ の 事業 は、養 殖 業に あっ ては 事業 を開 始した 日から起 算して 3事業期 間(漁 船等の 収
益性回復 の実証事 業にあ っては 、2 事業期 間 )を 超えて実 施する ことはで きない ものとし 、
3事業 期間 の 合計 は事 業を 開始 した 日か ら起 算し て5年( 漁船等 の収益性 回復の 実証事 業
にあって は、4年 )を超 えること はでき ないもの とする 。
4
販売代金 の管理等
(1 )事 業 実施 者は、 事 業期 間中 の漁 獲物 等の 販売に 係る代金 (通常 の操業で 発生す る漁獲 物
販 売 代 金 等 の 収 入 及 び そ の 他 の 収 入 を い う 。 以 下 同 じ 。) を 必 要 な 助 成 金 の 返 還 に 充 て る
ため、 事業 期 間毎 の特 別勘 定を 設け 、そ の全 額を 繰り入れ ること により管 理する ものと す
る。
な お 、事 業期間 中 にあ って も当 該勘 定に 繰り入 れられた 漁獲物 等の販売 に係る 代金を 事
業の支払 いに充て ること ができる 。
(2 )第 1 の1 の(1 ) のア のう ち、 次に 掲げ るいず れかの者 と用船 契約等を 締結し 、総ト ン
数が20ト ン未 満の 漁船 を用 い る場 合で あっ て、3 %以上の 生産性 を向上さ せる操 業の実 証
に 取 組 む 場 合 ( 以 下 、「 沿 岸 漁 業 版 」 と い う 。) は 、 事 業 実 施 者 の 指 定 し た 口 座 に 漁 獲 物
等の販 売に 係 る代 金と して 振り 込ま れた 金額 を( 1)に規 定する 事業期間 中の漁 獲物等 の
販売に係 る代金と するこ とができ る。
ア
三 者以 上 の漁 業者 によ る協 業体 (三 者以 上の 漁業者が その営 む漁業の 全部又 は一部 を
共同 して 経営 する た めに 、三隻 以 上の 漁船 を用 いて漁業 を営み 、かつ、 漁業者 の半数 以
上 が 5 5 歳 以 下 ( た だ し 、 5 5 歳 以 下 の 後 継 者 が い る 漁 業 者 は 、 5 5 歳 以 下 と す る 。)
のもの に限る 。)
イ
新 規就 業 者( 新た に漁 業経 営を 開始 する 者で あり、か つ、4 5歳以下 の者で あって 、
他 に 使 用 す る 漁 船 が な い 者 ( た だ し 、 他 の 漁 業 経 営 者 の 後 継 者 で あ る 場 合 を 除 く 。) に
限る 。)又は 当該新 規就業者 による 協業体
(3 )助 成 金の 返還後 に なお 当該 勘定 に残 った 資金に ついては 、乗組 員及び養 殖業者 等への イ
ンセンテ ィブのた めの報 奨金を含 め、地 域プロジ ェクト に活用 するもの とする 。
5
事業の中 止等
次に 掲げ るい ずれ かに 該当 す る場 合に は、 水産庁 長官は、 事業主 体及び事 業実施 者に対 し
て 事業 の中 止を 命じ るこ とと す る。 この 際、 中止を 命じた要 因が発 生した時 点を含 む全て の
事 業期 間に おい て既 に支 払を し てい た助 成金 の全部 又は一部 につい て返還を 命じる ことと す
る。
( ア)所有 者等が漁 業経営 の中止を したと き
- 3 -
( イ)事業 実施者と 所有者 等が用船 契約等 を解除し たとき
( ウ)事業 実施者が 水産庁 長官又は 事業主 体に対し て虚偽 の報告 を行った とき
( エ) 事業 実施 者が この 実施 要 領に 定め る報 告書及 び水産庁 長官又 は事業主 体から 求めら れ
た証拠 書類等の 提出を 拒んだと き
( オ)その 他水産庁 長官が 事業を継 続する ことが不 適当と 判断し たとき
6
手続等
(1 )事業実 施計画の 承認等
ア
事 業実 施 者は 、事 業期 間ご とに 用船 料等 算定 基準に基 づき用 船料等又 は養殖 生産契 約
料 等 ( 以 下 「 用 船 料 等 」 と い う 。) を 算 出 し て 所 有 者 等 と 用 船 契 約 等 を 締 結 す る も の と
する。
イ
事 業実 施 者は 、こ の事 業を 実施 しよ うと する 場合には 、事業 期間ごと に別紙 様式第 1
-1 号( 養殖 業に 係 る実 証にあ っ ては 別紙 様式 第1-2 号)に よるもう かる漁 業創設 支
援事 業実 施計 画に 用 船契 約書等 ( 案) 又は 養殖 生産契約 書等( 案)を添 付の上 、事業 主
体を経 由して水 産庁長 官に提出 し、そ の承認を 受ける ものと する。
ウ
水 産庁 長 官は 、次 の要 件が 満た され てい ると 認める場 合には 、当該実 施計画 を承認 す
るもの とする。
(ア)認 定改革計 画に沿 った内容 である こと
(イ)1 から5ま でに規 定された 内容を 満たして いるこ と
(ウ) 用船 契 約等 にお いて 、事 業実 施者 が、 所有 者等に対 して、 乗組員又 は養殖 業者が 操
業 又は 生産 に最 善の 努力 を払 うよ う管 理 する 義務を課 すとと もに、操 業又は 生産状 況
が好 ましくな いと判 断した時 は用船 契約等を 解除す ること を定めて いるこ と
(エ)助 成金の対 象とす る費用が 第2の 1の規定 に合致 してい ること
(オ)実 証に用い る用船 料等が、 算定基 準に合致 してい ること
(カ)事 業実施者 及び所 有者等が 適格性 を有して いるこ と
(キ)当 該事業を 実施す る上で漁 業調整 上、資源 管理上 支障が ないこと
エ
事 業実 施 者は 、ウ の承 認を 受け た実 施計 画を 変更する 場合に は、イ及 びウに 準じて 処
理す るも のと する 。 ただ し、別 添 2- 1及 び別 添2-2 に定め る助成金 対象経 費であ っ
て承 認さ れた 総経 費 の30%以 上の 増減 を伴 わな い軽微な 計画の 変更を行 おうと する場 合
には 、事 前に 水産 庁 及び 事業主 体 と協 議の 上、 速やかに 水産庁 長官へ報 告する ことで 足
りるも のとする 。
(2 )実施状 況の報告 等
ア
事 業実 施 者は 、国 の会 計年 度終 了後 及び 毎事 業期間終 了後6 0日以内 に、別 紙様式 第
2- 1号 (養 殖業 に 係る 実証に あ って は別 紙様 式第2- 2号) により実 施状況 報告書 を
作成し 、事業主 体を経 由して水 産庁長 官に提出 するも のとす る。
イ
事 業実 施 者は 、認 定改 革計 画の 策定 期間 中、 認定改革 計画に 基づく事 業年度 の終了 後
60 日以 内に 収益 状 況等 につい て 、別 紙様 式第 3号(1 から4 事業期間 終了毎 )及び 第
4号 (5 事業 期間 終 了時 )によ り 実証 結果 報告 書を作成 し、事 業主体を 経由し て水産 庁
長官に 提出する ものと する。
- 4 -
第2
助成金の 交付等
実 施要 綱第 3の 1 の( 2) のア の( ア) に規定 する助 成金につ いては 、その交 付は以 下によ る
もの とし 、費 用の 範囲 は、 別 添2- 1( 養 殖業に 係る実 証にあっ ては別 添2-2 )のと おりと す
る。
1
運転経費 等助成金 及び用 船料等補 助金の 申請
(1 )
事 業実 施者は 、 第1 の6 の( 1) のイ の承認 を受けた ときは 、別紙様 式第5 により 1
事業 期間 にお ける 運 転経 費等助 成 金及 び用 船料 等補助金 の交付 申請計画 を作成 し、事 業
主体に 提出する ものと する。
(2 )
事 業主 体は、 事 業実 施者 から 、助 成金 交付申 請計画書 の提出 があった 場合に は、そ の
内容 を確 認し 、妥 当 であ ると認 め られ ると きは 、事業実 施者に 対して別 紙様式 第6号 に
より 当該 助成 金交 付 申請 計画書 の 内容 を了 承す る旨の通 知を行 うものと する。 この際 、
特に 第1 の3 の( 1 )の ただし 書 きに より 1事 業期間が 1年を 超える場 合につ いては 、
漁業構 造改革総 合対策 事業助成 勘定の 資金状況 を十分 に勘案 するもの とする 。
(3)
事 業 実 施 者 は 、( 2 ) で 了 承 を 受 け た 助 成 金 交 付 申 請 計 画 を 変 更 す る 場 合 は 、( 1 )
及び( 2)に準 じて処 理するも のとす る。
2
運転経費 等助成金 の交付 等
(1 )
第 2の 1の( 1 )に より 事業 実施 者が 助成金 交付申請 計画を 作成し、 事業主 体に提 出
する際 、最 初 に交 付申 請を でき る額 は、 当該 事業 期間の助 成金の 所要額の 2割以 内の額 と
するが 、1 航 海当 たり の航 海日 数又 は養 殖の 開始 から出荷 までの 日数が長 期にわ たるな ど
の理由 によ り 、そ れに より 難い 場合 には 、事 前に 水産庁及 び事業 主体に協 議する ものと す
る。
(2 )
事 業実 施者は 、 第2 の1 の( 2) で了 承され た助成金 交付申 請計画に 基づき 、この 事
業に要する経費について別紙様式第7号により概算払を請求することができるものとす
る。
(3 )
事 業主 体は、 了 承し た助 成金 交付 申請 計画書 に基づき 事業実 施者から 概算払 請求書 の
提出が あっ た 場合 には 、水 産庁 と協 議の 上、 これ に基づき 助成金 を交付す ること ができ る
ものとす る。
(4 )
事 業実 施者は 、 この 事業 の実 施に 充て るため の特別会 計を設 け、事業 主体か ら助成 金
の交付を 受けた場 合には 、この特 別会計 に繰り入 れて管 理する ものとす る。
(5 )
事 業実 施者は 、 国の 会計 年度 終了 後及 び1事 業期間の 事業終 了後、別 紙様式 第8号 の
助成金 精算 報 告書 に第 1の 6の (2 )の アの 実施 状況報告 書を添 付して事 業主体 に提出 す
るものと する。
(6 )
事 業主 体は、 事 業実 施者 に交 付し た助 成金が 適切に使 用され ているか 確認す るため 、
定期的 に事 業 実施 者に 対し て監 査を 行う もの とす る。また 、水産 庁長官は 、事業 主体に 対
し、監査 の状況及 びその 結果の報 告を求 めること ができ るもの とする。
3
運転経費 等助成金 の額の 確定
(1 )事 業 主体 は、第 1 の6 の( 2) のア に基 づき事 業実施者 から提 出された 実施状 況報告 書
- 5 -
の内容 を審 査 し、 適切 と認 めら れた とき は、 運転 経費等助 成金の 額を確定 し、別 紙様式 第
9 号 に よ り 当 該 確 定 し た 額 ( 以 下 「 確 定 額 」 と い う 。) を 事 業 実 施 者 に 対 し て 通 知 す る も
のとする 。
(2 )事 業 主体 は、事 業 実施 状況 報告 書の 内容 を確認 するため に必要 と認めた ときは 、事業 実
施者に 対し て この 事業 に係 る証 拠書 類の 提出 を命 じること とし、 事業実施 者は、 これに 応
じなけれ ばならな い。
(3 )
運転 経費等助 成金の 返還
運転 経費 等 助成 金は 確定 額を 事業 実施 者が 全額 返還する ものと する。た だし、 災害、 事
故その 他特 別 の事 情が ある 場合 にあ って は、 事業 主体が水 産庁長 官に協議 し、水 産庁長 官
が認めた 額を返還 すべき 助成金の 額とす る。
4
用船料等 補助金の 交付等
(1 )
事 業実 施者は 、 概算 払い によ り助 成金 の交付 を受けよ うとす る場合に は、別 紙様式 第
7号の概 算払請 求書に より請求 するも のとする 。
(2) 事業主体は前項の請求があった場合には、水産庁と協議の上、これに基づき助成金を
交付する ことが できる ものとす る。
(3 )
事 業実 施者は 、 事業 終了 後、 事業 主体 に対し て別紙様 式第8 号の精算 払報告 書によ り
助成金の 請求を 行うも のとする 。
(4 )
事 業主 体は、 第 1の 6の (2 )の アに 基づき 提出のあ った実 施状況報 告書の 内容を 審
査し、適切と認められた場合には、助成金の額を確定し、別紙様式第9号により事業実
施 者 に 通 知 す る と と も に 、( 3 ) の 規 定 に 基 づ く 請 求 に 係 る 助 成 金 を 交 付 す る も の と す
る。
(5 )
事 業主 体は事 業 実施 者に 交付 すべ き助 成金の 額を確定 した場 合におい て、既 にその 額
を超える助成金が概算払いにより交付されているときは、その超える部分の助成金の返
還を命ず るもの とする 。
(6 )
前 項の 助成金 の 返還 は、 事業 主体 が事 業実施 者にした 助成金 の返還命 令の日 の翌日 か
ら起算し て20 日が経 過した日 までの 間に行わ なけれ ばならな い。
(7 )
事 業主 体が事 業 実施 者に 対し (5 )の 命令を したとき は、事 業主体は 、その 返還す べ
き助成金 に係る 納付期 限の翌日 からそ の完納の 日の前 日までの 期間の 日数に 応じ、年 10.
95% の 割 合 を 乗 じ た 遅 延 金 を 徴 収 す る も の と す る 。 た だ し 、 遅 延 金 に つ い て 一 円 未 満 の
端数があ るとき は、こ れを切り 捨てる ものとす る。
(8 )
事 業主 体は3 事 業期 間( 強度 資源 管理 タイプ に該当し ない漁 船等の収 益性回 復の実 証
事業にあっては、2事業期間)の漁獲物等の販売に係る代金の総額が別添2-1(養殖
業に係る実証にあっては別添2-2)により算定される事業経費の総額を上回った場合
は、以下 の算式 により 得られた 金額を 国に納付 するも のとする 。
(販 売代 金 の総 額- 事業 経費 の総 額) ×用 船料 等補助金 の確定 額/用船 料等補 助金の 対
象経費の 総額)
ただし 、納 付額が用 船料等 補助金の 確定額 を超え る場合には 当該 確定額が 納付額に なる 。
- 6 -
第3
その他
(1 )事 業実 施者 は、 所有 者 等と協 議の 上 、所有 者等又 は契約漁 業者に 事業に必 要な経 費の一 部
を 負担させ ることが できる ものとす る。
(2 )事 業主 体は 、こ の事 業 の適切 な実 施 のため 、この 実施要領 に定め るものの ほか、 水産庁 長
官 の承認を 得て定め る諸規 程に基づ いて行 うものと する。
附則
この 要領の施 行前に申 請のあ った事業 につい ては、な お従前 の例に よる。
附
則 (平成2 7年2月 3日2 6水管第 219 3号)
1
こ の要領は 、平成2 7年2 月3日か ら施行 する。
2
この 要領 の施 行前 に認 定 を受け た改 革 計画に 基づく 事業の取 扱いに ついては 、なお 従前の 例
によ るも の とし 、改正 後 の第 1の 6の (2 )の 実施状 況の報告 等に関 する規定 は、当 該事業 に
つい ても適用 するもの とする 。
- 7 -
【様式 第1-1 号】
も うかる漁 業創設 支援事業 実施計 画申請 書
番
年
水産庁 長官
日
所
名称 及び代 表者の 氏名
年
月
殿
住
平成
号
月
印
日付 けで 認 定を受 けた 改 革計画 に基づ き、もう かる漁 業創設支 援事業 のうち 、
もう かる 漁業 創設 支援 事業 実 施要領 (平 成 21年 4月1 日付け2 0水管 第290 6号水 産庁長 官
通知 )第 1の 1の (1 )の 改 革型漁 船等 の 収益性 改善の 実証事業 (又は 第1の1 の(2 )の漁 船
等の 収益 性回 復の 実証 事業 又 は第1 の1 の (3) の資源 管理に伴 う他魚 種転換等 の経営 多角化 の
実証 事業 )を 実施 した いの で 、同要 領第 1 の6の (1) のイの規 定に基 づき承認 を申請 します 。
記
1.事 業のコン セプト
2.事 業対象漁 業種類
3.実 証事業を 行う船舶
(1) 船 名 及 び 総 ト ン 数
:
(2) 所
有
者
氏
名
:
(3) 所
有
者
住
所
:
成
:
(5) 漁 船 登 録 番 号
:
(6) 建
日
:
格
:
(4) 船
(7) 建
団
造
構
年
造
月
価
(8) 造船所 の名称 及び住所
:
(9) 購
先
:
格
:
(11) 改 造 し た 内 容
:
(12) 改
日
:
格
:
(14) 改 造 し た 造 船 所 の
:
(10) 購
(13) 改
入
入
造
造
価
年
月
価
名 称 及 び 住 所
※(9)以 降は中古 船の場 合のみ 記入。
4.事 業実施期 間及び本 計画の 事業期間
事業 実施期間 :平成
年
月
日から 平成
年
月
日まで の
本計 画の事業 期間:平 成
年
月
日 から平 成
年
月
- 8 -
日 まで
年 間(3年 以内)
5.根 拠地及び 水揚げ港
根 拠 地:
水揚 げ港:
6.実 証項目
改革 計画に記 載の取組 の内容 を記載( 別紙可 )
7.事 業経費の 積算内訳
(用 船料等補 助分)
(単 位:円)
区
分
計
画
額 (国費 )
備
考
用船料等補助経費
(積 算内訳)
( 補助対象 経費× 補助率 )
事
費
(積 算内訳)
税
(積 算内訳)
消
業
管
費
理
事 業経費合 計
8.実 施要領第 1の1の 規定と の関係
実 施要 領第 1の 1の (1 ) のア( 実施 要 領第1 の4の (2)の 沿岸漁 業版を選 択する 場合は そ
の旨 もあ わせ て記 載) 又は ( 2)の アか ら エ及び (3) までのい ずれに 該当する か及び その根 拠
を記載
※
別 添 2 - 1 の 12の た だ し 書 き の 平 成 25年 4月 に 署 名 が 行 わ れ た 公 益 財 団 法 人 交 流 協 会 と 亜 東
関 係 協 会 と の 間 の 漁 業 秩 序 の 構 築 に 関 す る 取 決 め ( 以 下 「 日 台 漁 業 取 決 め 」 と い う 。) が 交 わ
され る前 の 直近 3か年 の いず れか の事 業年 度に おいて 、日台漁 業取決 め第2条 に規定 する取 決
め 適 用 水 域 及 び そ の 周 辺 水 域 ( 以 下 「 取 決 め 適 用 水 域 等 」 と い う 。) に お け る 漁 獲 物 の 漁 獲 量
又は 漁獲 金 額の いずれ か が当 該事 業年 度に おけ る総漁 獲量又は 総漁獲 金額の10%以上 を占め て
いる 場合は、 様式第9 を添付 すること 。
- 9 -
9.事 業経費の 積算内訳
( 運転経費 等助成分 )
(単 位:円)
区
分
計
画
額(国 費)
備
人
件
費
(積算 内訳)
燃
油
費
(積算 内訳)
主燃油持込金利
(積算 内訳)
餌
代
(積算 内訳)
代
(積算 内訳)
その他の資材費
(積算 内訳)
販
費
(積算 内訳)
そ の 他 の 経 費
(積算 内訳)
消
(積算 内訳)
魚
箱
・
売
費
氷
税
事 業経費合 計
- 10 -
考
【様式 第1-2 号(養殖 業の場 合 )】
も うかる漁 業創設 支援事業 実施計 画申請 書
番
年
水産庁 長官
日
所
名称 及び代 表者の 氏名
年
月
殿
住
平成
号
月
印
日付 けで 認 定を受 けた 改 革計画 に基づ き、もう かる漁 業創設支 援事業 のうち 、
もう かる 漁業 創設 支援 事業 実 施要領 (平 成 21年 4月1 日付け2 0水管 第290 6号水 産庁長 官
通知 )第 1の 1の (1 )の 改 革型漁 船等 の 収益性 改善の 実証事業 (又は 第1の1 の(2 )の漁 船
等の 収益 性回 復の 実証 事業 又 は第1 の1 の (3) の資源 管理に伴 う他魚 種転換等 の経営 多角化 の
実証 事業 )を 実施 した いの で 、同要 領第 1 の6の (1) のイの規 定に基 づき承認 を申請 します 。
記
1.事 業のコン セプト
2.事 業対象養 殖種類
3.事 業に参加 する養殖 業者
4.事 業実施期 間及び本 計画の 事業期間
事業 実施期間 :平成
年
月
日から 平成
年
月
日まで の
本計 画の事業 期間:平 成
年
月
日 から平 成
年
月
5.養 殖漁場
6.実 証項目
改 革計画に 記載の取 組の内 容を記載 (別紙 可)
- 11 -
年 間(5年 以内)
日 までの
年間
7.事 業経費の 積算内訳
区
分
(単 位:円 )
計
画
額(国 費)
備
考
1 .養 殖 生 産 契 約 料 等
(積算 内訳)
(補助 対象経費 ×補助 率)
2 .水道光 熱代
(積算 内訳)
3 .種苗代
(積算 内訳)
4 .餌代
(積算 内訳)
5 .養殖用 資材代
(積算 内訳)
6 .器具・ 備品代
(積算 内訳)
7 .魚箱・ 氷代
(積算 内訳)
8 .販売費
(積算 内訳)
9 .その他 の経費
(積算 内訳)
1 0 . 2~ 9 の 経費 に 要
す る消費 税
(積算 内訳)
1 1.事業 管理費
(積算 内訳)
1 2 . 11 の 経 費に 要 す
る 消費税
(積算 内訳)
事 業経費合 計
運転経費 等助成 分
(積算 内訳)
用船料等補助分を除いた額
(1~ 12の経 費-① -②)
用船料等 補助分
(積算 内訳)
①1~ 10の経 費の1 /5
②11 ~12の 経費
- 12 -
【様式 第2-1 号】
も うかる漁 業創設 支援事業 実施状 況報告 書
番
年
水産庁 長官
号
月
日
殿
(事業 主体経由 )
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
平成
年
月
日付 け(
番号
印
)で 承 認のあ った改 革型漁船 等の収 益性改善 の実証 事業( 又
は漁 船等 の収 益性 回復 の実 証 事業又 は資 源 管理に 伴う他 魚種転換 等の経 営多角化 の実証 事業) の
実施 状況 につ いて 、も うか る 漁業創 設支 援 事業実 施要領 (平成2 1年4 月1日付 け20 水管第 2
906 号水産庁 長官通知 )第1 の6の( 2)の アの規定 に基づ き報告 します。
記
1.事 業実施の 概要
2.実 証事業に 用いた船 舶
船 名及び 総トン数:
所 有 者 氏 名:
所 有 者 住 所:
3.事 業の期間
平成
年
月
日か ら平成
年
月
日まで
4.事 業に要し た経費
( 用船料等 補助分)
(単 位:円)
区
分
計
画
額
用船料等補助経費
事
消
業
管
費
理
費
税
事 業経費合 計
- 13 -
実
績
額
備
考
( 運転経費 等助成 分)
(単 位:円)
区
分
計
人
件
費
燃
油
費
画
額
実
績
額
備
考
主燃油持込金利
餌
魚
代
箱
・
氷
代
その他の資材費
販
売
費
そ の 他 の 経 費
消
費
税
事 業経費合 計
5.販 売の内訳
販売 月
販 売数量
販売金 額
(トン)
備
(円)
考
(主 たる魚 種及び水 揚港等 )
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
合
計
注)運 転経費等 助成分及 び販売 の内訳に ついて は、確定 次第速 やかに 提出する ものと する。
- 14 -
【様式 第2-2 号】
も うかる漁 業創設 支援事業 実施状 況報告 書
番
年
水産庁 長官
号
月
日
殿
(事業 主体経由 )
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
平成
年
月
日付 け(
番号
印
)で 承 認のあ った改 革型漁船 等の収 益性改善 の実証 事業( 又
は漁 船等 の収 益性 回復 の実 証 事業又 は資 源 管理に 伴う他 魚種転換 等の経 営多角化 の実証 事業) の
実施 状況 につ いて 、も うか る 漁業創 設支 援 事業実 施要領 (平成2 1年4 月1日付 け20 水管第 2
906 号水産庁 長官通知 )第1 の6の( 2)の アの規定 に基づ き報告 します。
記
1.事 業実施の 概要
2.参 加した養 殖業者
3.事 業の期間
平成
年
月
日から 平成
年
月
- 15 -
日 まで
4.事 業に要し た経費
区
分
( 単位: 円)
計
画
額
実
績
額
備
考
1.養殖生産 契約料等
2.水道光熱 代
3.種苗代
4.餌代
5.養殖用資 材代
6.器具・備 品代
7.魚箱・氷 代
8.販売費
9.その他の 経費
10.2 ~ 9 の 経 費 に
要し た 消費 税
11.事業管理 費
12.11の 経 費 に 要 し
た消 費 税
事 業経費合 計
運転経費 等助成分
用船料等 補助分
5.販 売の内訳
販売 月
販 売数量
販売 金額
(トン)
( 円)
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
月分
合
備
計
- 16 -
考
(魚種及 び主な 販売先)
【様式 第3号】
も うかる漁 業創設 支援事業 実証結 果報告 書
(各事業 期間終了 時提出 )
番
年
水産庁 長官
号
月
日
殿
(事業 主体経由 )
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
平成
年
月
日から平成
年
月
印
日まで実施した改革型漁船等の収益性改善の実証事業
(又は 漁船等 の収益 性回復の 実証事 業又は資 源管理 に伴う 他魚種転換 等の 経営多角 化の実証 事業 )
につ いて 、も うか る漁 業創 設 支援事 業実 施 要領( 平成2 1年4月 1日付 け20水 管第2 906 号
水産庁 長官通知 )第1の 6の( 2)のイ の規定 に基づき 報告し ます。
記
1.事 業実施の 概要
2.事 業対象漁 業種類
3.実 証事業に 用いた船 舶等
船名及 び総トン 数:
所有者 氏名:
所有者 住所:
※養殖 業に係る 実証にあ っては 以下のこ とを記 載
参加し た養殖業 者:
4.事 業の期間
平成
年
月
日か ら平成
年
月
- 17 -
日まで
5.実証項目毎の取組状況及び収支の検証(1事業期間終了時毎に作成)
大事項
中事項
現状と課題
取組記号・取組内容
見込まれる 取 組 内 容 の
効果(数値) 履行状況
終了時の事業 計画との比較 計 画 と 相 違 が
効果(数値)
ある場合その
要因(理由)
<記入に当たって>
・「大事項」「中事項」「現状と課題」「取組記号・取組内容」「見込まれる効果」欄には、認定された改革計画の計画を記入すること。
・「取組内容の履行状況」欄には、助成期間において計画した取組の履行内容を記入すること。
・「終了時の事業効果」欄には、計画時見込まれていた効果に準じてその実績を記入すること。
・「計画との比較」欄には、認定された改革計画と助成期間終了後との比較した結果を記入すること。
・「計画と相違がある場合その要因(理由 )」欄には、目標を上回った要因、下回った要因を分析し、詳細に記入すること。
・原則認定改革計画策定期間の1,2,3,4年次終了後提出(3事業期間最大5ヶ年、収益性回復の取組にあっては2事業期間)
- 18 -
6.改革計画との比較検証
(全事業期間終了後提出(収益性回復の取組に関しては2事業期間終了時 ))
計画策定時
改革
1年目
計画
1年目
実績
比較
増減
2年目
計画
(単位:水揚量はt、その他は千円)
2年目
実績
比較
増減
3年目
計画
3年目
実績
比較
増減
収
入
揚 量
揚 高
経
費
人 件 費
燃 油 代
修 繕 費
漁 具 費
そ の 他
保 険 料
公租公課
販売経費
一般管理費
水
水
償却前利益
※ 計画策定時、1年目から3年目の計画欄においては、認定された改革計画の数値を記載すること。
※ 各年次の実績については計画策定時と同様の考え方で記載すること。
※ 比較増減欄には、同一年次の計画と実績を比較(実績/計画)すること 。(少数第3位を四捨五入)(記載例0.95,1.10など)
※ 養殖業に係る実証にあっては、収益については生産量及び生産高を、経費については記載事項に加え、えさ代、種苗代(核代)についても記載
すること。また、生産削減計画がある場合は記載すること。
※ 養殖業に係る実証にあっては 、「改革1年目」を「改革1期目」(「2年目」から「3年目」についても同様に「2期目」から「3期目」と記載)
とし、養殖の開始から出荷までの収入及び経費について記載することができる。
注)様式第3号の6については、全期間終了時に記載して提出すること。
- 19 -
7.次世代船建造の見通し
(全事業期間終了時(収益性回復の取組にあっては最大2事業期間)までの経過時点で記載し、当初の改革計画との相違の主な理由を以下に記載)
償 却 前 利 益
×
百 万 円
※
※
※
次 世 代 船 建 造
ま で の 年 数
年
船 価
>
百 万 円
「償却前利益」は、事業期間3ヶ年(収益性回復の取組にあっては最大2事業期間)の取組状況をもとに数値を記載 。(数値の根拠を欄外に記
載のこと)
「次世代船建造までの年数」及び「船価」は認定改革計画の年次及び金額を記入のこと。
養殖業に係る実証にあっては 、
「次世代船建造までの年数」を「養殖生け簀等の更新までの年数」とし、
「船価」を「養殖生け簀等の取得合計額」
として記載のこと。
償却前利益等の増減で次世代船建造の見通しが改革計画と相違がある場合には以下にその要因等を記入すること。
(改革計画との相違等の主な理由)
注)様式第3号の7については、全事業期間終了時に記載して提出すること。
- 20 -
【様式 第4号】
も うかる漁 業創設 支援事業 実証結 果報告 書
(認定 改革 計画 の計画期 間終 了時提出)
番
年
水産庁 長官
号
月
日
殿
(事業 主体経由 )
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
平成
年
月
日か ら平 成
年
月
印
日 (5事 業期間 )まで実 施した 改革型漁 船等の 収益性 改
善の 実証 事業 (又 は漁 船等 の 収益性 回復 の 実証事 業又は 資源管理 に伴う 他魚種転 換等の 経営多 角
化の 実証 事業 )に つい て、 も うかる 漁業 創 設支援 事業実 施要領( 平成2 1年4月 1日付 け20 水
管第2 906号 水産庁長 官通知 )第1の 6の( 2)のイ の規定 に基づ き報告し ます。
記
1.認 定改革計 画名称
2.事 業対象漁 業種類
3.実 証事業に 用いた船 舶等
船名及 び総トン 数:
所有者 氏名:
所有者 住所:
※養殖 業に係る 実証にあ っては 以下のこ とを記 載
参加し た養殖業 者:
4.認 定改革計 画策定期 間
平成
年
月
日 から平 成
年
月
日ま で
- 21 -
5.実証項目毎の取組状況及び収支の検証(認定改革計画策定期間終了時提出:5事業期間)
大事項
中事項
現状と課題
取組記号・取組内容
見込まれる 取 組 内 容 の
効果(数値) 履行状況
終了時の事業 計画との比較 計 画 と 相 違 が
効果(数値)
ある場合その
要因(理由)
<記入に当たって>
・「大事項」「中事項」「現状と課題」「取組記号・取組内容」「見込まれる効果」欄には、認定された改革計画の計画を記入する
・「取組内容の履行状況」欄には、事業期間において計画した取組の履行内容を記入すること。
・「終了時の事業効果」欄には、計画時見込まれていた効果に準じてその実績を記入すること。
・「計画との比較」欄には、認定された改革計画と事業期間終了後との比較した結果を記入すること。
・「計画と相違がある場合その要因(理由 )」欄には、目標を上回った要因、下回った要因を分析し、詳細に記入すること。
- 22 -
こと。
6.改革計画との比較検証
(改革計画策定期間終了後提出)
計画策定
時
(単位:水揚量はt、その他は千円)
改革
1年目
計画
1年目
実績
2年目
計画
2年目
実績
3年目
計画
3年目
実績
4年目
計画
4年目
実績
5年目
計画
5年目
実績
収
入
揚 量
揚 高
経
費
人 件 費
燃 油 代
修 繕 費
漁 具 費
そ の 他
保 険 料
公租公課
販売経費
一般管理費
水
水
償却前利益
※ 計画策定時、1年目から5年目の計画欄においては、認定された改革計画の数値を記載すること。
※ 各年次の実績については計画策定時と同様の考え方で記載すること。
※ 4年次、5年次の実績については、事業期間内であるものの助成対象外であるため、あらかじめ用船契約書等において提出が必要な旨関係者間
との合意を行っておくこと。
※ 助成期間終了後に操業形態(年度をまたいだ水揚げや航海への変更など)が変更された場合においても、計画策定時と比較検討出来るよう、同
様の期間における収入及び経費を算出して記載すること。
※ 養殖業に係る実証にあっては、収益については生産量及び生産高を、経費については記載事項に加え、えさ代、種苗代(核代)についても記載
すること。また、生産削減計画がある場合は記載すること。
※ 養殖業に係る実証にあっては 、「改革1年目」を「改革1期目」(「2年目」から「5年目」についても同様に「2期目」から「5期目」と記載)
とし、養殖の開始から出荷までの収入及び経費について記載することができる。
- 23 -
7.次世代船建造の見通し
(改革計画策定期間終了時で記載し、当初の改革計画との相違の主な理由を以下に記載)
償 却 前 利 益
×
百 万 円
次 世 代 船 建 造
ま で の 年 数
年
船 価
>
百 万 円
※ 「償却前利益」は、事業期間5ヶ年の実績値などを根拠に数値を記載 。(数値の根拠を欄外に記載のこと)
※ 「次世代船建造までの年数」及び「船価」は認定改革計画の年次及び金額を記入のこと。
養殖業に係る実証にあっては、「次世代船建造までの年数」を「養殖生け簀等の更新までの年数」とし、「船価」を「養殖生け簀等の取得合計額」
として記載のこと。
※ 償却前利益等の増減で次世代船建造の見通しが改革計画と相違がある場合には以下にその要因等を記入すること。
(改革計画との相違等の主な理由)
- 24 -
【様式 第5号】
もう かる漁業 創設支 援事業助 成金交 付申請計 画書
番
年
事業主 体の長
日
所
名称 及び代 表者の 氏名
年
月
殿
住
平成
号
月
日付 け(
番号
印
)で 水 産庁長 官から 承認のあ った改 革型漁船 等の収 益性改 善
の実 証事 業( 又は 漁船 等の 収 益性回 復の 実 証事業 又は資 源管理に 伴う他 魚種転換 等の経 営多角 化
の実 証事 業) につ いて 、も う かる漁 業創 設 支援事 業実施 要領(平 成21 年4月1 日付け 20水 管
第2 90 6号 水産 庁長 官通 知 )第2 の1 の (1) の規定 に基づき 当該事 業期間に おける 助成金 交
付申請 計画を下 記のとお り作成 したので 、御了 承願いた く申請 します 。
記
1.助 成金の総 額:
2.助 成金の申 請計画
(運転 経費等助 成分)
申請 時期
申
請
(単位 :円) (用船 料等補 助分)
額
備 考 ( 経費内訳 )
申 請時期
計
計
- 25 -
申
(単 位:円)
請
額
備考 ( 経費内 訳)
【様式 第6号】
もう かる漁業 創設支 援事業助 成金交 付決定通 知書
番
年
事業実 施者の長
号
月
殿
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
平成
年
日
月
日付 け(
番号
印
)で 申 請のあ った貴 ○○が行 う当該 事業期間 におけ る改革 型
漁船 等の 収益 性改 善の 実証 事 業(又 は漁 船 等の収 益性回 復の実証 事業又 は資源管 理に伴 う他魚 種
転換 等の 経営 多角 化の 実証 事 業)に 係る 助 成金交 付申請 計画につ いて、 申請のと おり交 付する こ
とを 了承 した ので 、も うか る 漁業創 設支 援 事業実 施要領 (平成2 1年4 月1日付 け20 水管第 2
90 6号 水産 庁長 官通 知) 第 2の1 の( 2 )の規 定に基 づき通知 します 。なお、 交付要 綱第2 2
に定め る条件を 付すこと 。
【様式 第7号】
もうか る漁 業創 設支援事 業概 算払請求書
番
年
事業主 体の長
月
号
日
殿
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
印
平 成 年 月 日付 け( 番号 )で 通 知のあ った交 付決定通 知書に 基づき、 下記の とおり 概
算払 によ り支 払さ れた く、 も うかる 漁業 創 設支援 事業実 施要領( 平成2 1年4月 1日付 け20 水
管第 29 06 号水 産庁 長官 通 知)第 2の 2 の(2 )及び 第2の4 の(1 )に基づ き請求 します 。
記
(単 位:円 )
項
目
合
交 付決定額
既受領額
今回 請求額
残額
(a)
(b)
(c)
a-(b+c)
計
- 26 -
備考
【様式 第8号】
もうか る漁業 創設支 援事業に 係る助 成金精算 報告書
番
年
事業主 体の長
月
号
日
殿
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
印
平 成 年 月 日付 け( 番号 )で 水 産庁長 官から 承認のあ った、 本○○が 行った 、改革 型
漁船 等の 収益 性改 善の 実証 事 業(又 は漁 船 等の収 益性回 復の実証 事業又 は資源管 理に伴 う他魚 種
転換 等の 経営 多角 化の 実証 事 業)に つい て 、別紙 のとお り水産庁 長官に 実施状況 報告を 提出し 、
それ に基 づき 当該 事業 に係 る 助成金 の精 算 報告を 下記の とおりま とめた ので、も うかる 漁業創 設
支援 事業 実施 要領 (平 成2 1 年4月 1日 付 け20 水管第 2906 号水産 庁長官通 知)第 2の2 の
(5) 及び第2 の4の( 3)に 基づき提 出しま す。
記
(単 位:円 )
項
目
事 業実績 額
今回 請求額
既返還額
又は 返納額
(a)
合
既 受領額
(b)
(c)
計
- 27 -
(d)
備考
【様式 第9号】
も うかる漁 業創設 支援事業 の額の 確定通知 書
番
年
事業実 施者の長
月
号
日
殿
住
所
名称 及び代 表者の 氏名
印
平 成 年 月 日付 けで 貴 ○○か ら提 出 のあっ た改革 型漁船等 の収益 性改善の 実証事 業(又 は
漁船 等の 収益 性回 復の 実証 事 業又は 資源 管 理に伴 う他魚 種転換等 の経営 多角化の 実証事 業)に 係
る助 成金 精算 報告 書及 び水 産 庁長官 に提 出 した実 施状況 報告に基 づき、 当該事業 期間に 係る助 成
金の額 は、金
円と確 定した ので通知 する。
ま た、 もう かる 漁業 創設 支 援事業 実施 要 領(平 成21 年4月1 日付け 20水管 第29 06号 水
産庁 長官 通知 )第 2の 3の ( 1)に 基づ く 当該事 業に係 る返還す べき助 成金の額 は、下 記のと お
り定め たので、 平成 年 月 日までに 助成金 を返還さ れたい 。
な お、 返還 期日 を過 ぎて も 助成金 の返 還 がされ ない場 合には、 同実施 要領第2 の4の (7) に
基づき 、延滞金 を課すの で予め 御了知願 いたい 。
記
(1) 返還額
区
分
金
額
助成金確 定額
販
売
額
精算 報告に 基づく
返
納
額
既返還 額
返
還
額
(2) 振込先
- 28 -
備 考(積算 根拠)
【様式 第10号 】
もう かる漁 業創設 支援事業 実施に かかる証 明書
○○ 漁業協同 組合
代表 理事組合 長 ○○ ○○
沖縄 県漁業協 同組合連 合会
代表 理事会長
○○ ○○
沖 縄 県 知 事 殿
殿
殿
もう かる 漁業 創設 支援 事 業の実 施に あ たり、 証明及 び確認を 受けた く、別紙 を添付 して申 請
いた します。
平成
年
月
日
申
請
者
住 所
氏 名 ○○
( 法人名)
○○
印
上 記の 者は 、も うか る漁 業 創設支 援事 業 実施要 領(平 成21年 4月1 日20水 管第2 906 号
水産 庁長 官通 知) の別 添2 - 1の12の ただ し書き に定め る要件に 該当す る者であ ること を証明 す
る。
平成
年
月
日
○○ 漁業協同 組合
代表 理事組合 長 ○ ○ ○ ○
沖縄 県漁業協 同組合 連合会
代表 理事会長
○○ ○○
上記 について 正確であ ること を確認す る。
平成
年
月
日
沖
縄
- 29 -
県
知
事
○○
○○
印
印
印
別
紙
1
事業対象 漁業種類
2
取決め適 用水域等 での操 業依存割 合
区
総漁 獲量
分
依存割合
(注 )1
年
kg
B
C
D
度
年
kg
度
kg
kg
kg
kg
%
%
%
千円
千円
千円
B/A× 100
うち、取 決め適用 水域等 分
依存割合
度
A
うち、取 決め適用 水域等 分
総漁 獲金額
年
千円
D/C× 100
%
千円
%
千円
%
原 則と して 、日 台 漁業取 り決 め が交わ される 前の直近 3か年 の実績を 記載す ること 。
た だ し 、 総 漁 獲 量 又 は 総 漁 獲 金 額 の 取 決 め 適 用 水 域 等 に お け る 操 業 依 存 割 合 が 10%を
超える年 度のみ の記載 でも差し 支えな いものと する。
なお 、実績の 算定期 間は、事 業年度 とする。
2
漁獲 成績報告 書等の 参考とな る資料 を添付す ること 。
- 30 -
【別添 1-1】
も うかる漁 業創設 支援事業 用船料 等算定基 準
漁 業構 造改 革推 進事 業の 事 業実施 者が 認 定改革 計画に 基づき実 施する もうかる 漁業創 設支援 事
業の用 に供する 船舶を用 船する 場合の用 船料等 は 、特別の 事情により 別に 定める場 合を除く ほか 、
以下の 1から1 1までの それぞ れの額を 合計し たものと する。
1.減 価償却費
減 価償却費 =当該船 舶の帳 簿価額× 償却率
な お、耐用 年数が満 了した 場合にお いては 、減価償 却費の 算定は 行わない 。
耐 用年数: 減価償却 資産の 耐用年数 等に関 する省令( 昭和4 0年大 蔵省令第 15号 。以下「 省
令 」とい う 。) 別表第 1のと おりとす る。
償 却方法: 定率法( 省令第 5条)と する。
ただし 、平 成19 年3月3 1日以 前に取 得をされ た船舶 について は 、旧 定率法( 省
令 第4条) とする 。
償 却 率: 省令別表 第10 のとおり とする 。
ただし 、平成 19年 4月1日 から平 成24 年3月31 日ま での間に 船舶を取 得し 、
又 は実 施要 綱 第3の 1 の( 1) のイ の( ウ) に基づ く改革 計画の認 定を受 けた場 合
は 、省 令別 表 第9の と おり とし 、平 成1 9年 3月3 1日以 前に取得 された 船舶に つ
い ては、省 令別表 第7のと おりと する。
2.金 利(建造 借入金に 係る金 利)
金 利=当該 船舶の帳 簿価額 ×長期プ ライム レート
長 期プライ ムレート :直近 の長期プ ライム レートを 適用す る。
3.損 害保険料
損害 保険 料は 、当 該船 舶が 加 入し てい る船 舶保険 (普通損 害保険 、漁船船 主責任 保険及 び
特 殊保険) 及び漁業 施設共 済の実績 額とす る。
4.公 租公課( 固定資産 税)
(1 )主 とし て遠 洋区 域を 航 行区域 とす る 船舶と して総 務省令で 定める もの(地 方税法 (昭和 2
5 年法律第 226号 )第3 49条の 3第5 項)
公租公課 =当該船 舶の帳 簿価額× 1/6 ×1.4 /10 0
(2) 上記ア. 以外のも の(地 方税法
第34 9条の3 第6項 )
公租公課 =当該船 舶の帳 簿価額× 1/2 ×1.4 /10 0
- 31 -
5.修 繕費
修 繕費=( 建造価格 又は購 入価格に 改造費 を加えた 額)× 修繕費 率
修 繕 費率:下表の 修 繕費率
(修繕費 率表)
経過年数
修 繕費率
経過 年数
修繕費 率
経過年数
修 繕費率
0.5年
0.0200
6年
0.0855
12年
0.1521
1
0.0300
7
0.0966
13
0.1632
2
0.0411
8
0.1077
14
0.1743
3
0.0522
9
0.1188
15~
4
0.0633
10
0.1299
5
0.0744
11
0.1410
0.1854
6.消 耗品費
消 耗品 費 は、 原則と し て前 年度 支払 実績 単価 を参考 に当該年 度予定 単価を算 定し、 当該年 度
の実 証事業に よる使用 見込( 期間)を 乗じて 得た額と する。
7.漁 具等償却 費
漁 具等 償 却費 は、漁 具 及び 搭載 機器 等の 償却 費(漁 具、機器 ごとに 設定)の 合計額 とする 。
8.補 助油
補 助油 は 、原 則とし て 前年 度支 払実 績単 価を 参考に 当該年度 予定単 価を算定 し、当 該年度 の
調査 による使 用見込( 期間) を乗じて 得た額 とする。
9.通 信費
通 信費 の 算定 は、原 則 とし て前 年度 支払 実績 単価を 参考に当 該年度 予定単価 を算定 し、当 該
年度 の調査に よる使用 見込( 期間)を 乗じて 得た額と する。
10.一 般管理費
一般管理費は、上記1から9までの金額及び別添2-1の「2
人 件 費 」「 4
主燃油持込
金利 」の合計 額に8% を乗じ て得た額 とする 。
11.消 費税
消 費 税 は 、 上 記 1 か ら 10ま で の 金 額 、 別 添 2 - 1 の 「 2
人 件 費 」「 4
主燃油持込金利」
の合 計額に8 %を乗じ て得た 額とする 。
な お、消費 税率が変 更され た際には 、当該 税率が適 用され る期間 について は、上 記1から 10
まで の金額の 合計額に 当該税 率を乗じ て得た 額とする 。
- 32 -
【別添 1-2】
もうか る漁業 創設支援 事業養 殖生産 契約料等算 定基 準
漁 業構 造改 革推 進事 業の 事 業実施 者が 認 定改革 計画に 基づき養 殖生産 を行う養 殖業者 と養殖 生
産契 約等 を締 結す る場 合の 養 殖業者 に支 払 う養殖 生産契 約料等の 算定に ついては 、特別 の事情 に
より別 に定める 場合を除 くほか 、この基 準の定 めるとこ ろによ る。
1.養 殖筏等の 施設、漁 船等( 以下「施 設等」 という 。) の減価償却 費
減 価償却費 =当該施 設等の 帳簿価額 ×償却 率
な お、耐用 年数が満 了した 場合にお いては 、減価償 却費の 算定は 行わない 。
耐 用年数: 減価償却 資産の 耐用年数 等に関 する省令( 昭和4 0年大 蔵省令第 15号 。以下「 省
令 」とい う 。) 別表第 1及び 第2のと おりと する。
償 却 率:省 令別表 第8又 は第10 のとお りとする 。
ただし、平成19年4月1日から平成24年3月31日までの間に取得をされた
施設等については、省令別表第8又は第9のとおりとし、平成19年3月31日
以 前に取 得をさ れた施設 等につ いては、 省令別 表第7の とおり とする 。
2.金 利(施設 等購入借 入金に 係る金利 )
金 利=当該 施設等の 帳簿価 額×長期 プライ ムレート
長 期プライ ムレート :直近 の長期プ ライム レートを 適用す る。
3.損 害保険料 (漁業施 設共済 掛金を除 く)
損害保険料は、施設等が加入している損害保険(普通損害保険、漁船船主責任保険及び特
殊保 険等)の 実績額 とする 。
4.公 租公課( 固定資産 税)
(1)主として遠洋区域を航行区域とする船舶以外の船舶で、総務省令で定めるものを除く
もの(地 方税法( 昭和2 5年法律 第22 6号)第 349 条の3 第6項)
公租公 課=漁船 の帳簿 価額×1 /2× 1.4/ 100
(2 )上記( 1)以 外の固 定資産
当該施 設等に対 して課 される固 定資産 の額
5.施 設等利用 料
施 設等の利 用料と して当 該施設等 の所有 者に支払 う金額 とする。
ただし、水産業協同組合が所有する共同利用施設等を組合員が利用する場合にあっては、
施設等の利用料として当該施設等の所有者に支払う金額又は当該施設等について上記1から
4ま でにより 算定さ れた額 を利用者 により 按分した 金額の いずれか 低い方 の金額 とする。
- 33 -
6.修 繕費
修 繕費=( 建造価格 又は購 入価格に 改造費 を加えた 額)× 修繕費 率
修 繕 費率:下表の 修 繕費率
(修繕費 率表)
経過年数
修 繕費率
経過 年数
修繕費 率
経過年数
修 繕費率
0.5年
0.0200
6年
0.0855
12年
0.1521
1
0.0300
7
0.0966
13
0.1632
2
0.0411
8
0.1077
14
0.1743
3
0.0522
9
0.1188
15~
0.1854
4
0.0633
10
0.1299
5
0.0744
11
0.1410
7.補 助油
補 助油 は、 原則 とし て前 年 度支払 実績 単 価を参 考に当 該年度予 定単価 を算定し 、当該 年度の 調
査によ る使用見 込(期間 )を乗 じて得た 額とす る。
8.養 殖用漁具 等償却費
養殖 用漁具等 の償却費 は 、漁具及 び設備 等の償 却費( 漁具 、設 備ごとに 設定 )の合 計額と する 。
9.漁 業権行使 料
漁 業権 行使 規則 に基 づき 、 漁業権 の管 理 に要す る経費 の負担と して、 免許を受 けてい る漁業 協
同組合 に支払う 行使料等 の額と する。
10. 漁業共済 掛金
漁業 共済掛金 のうち、 養殖業 者が負担 する額 とする。
11. 人件費
認定 改革計画 に基づき 算出さ れる人件 費とす る。
12. 一般管理 費
一般 管理費は 、上記1 から1 1までの 金額の 合計額に 8%を 乗じて 得た額と する。
13. 消費税
消費 税は、上 記1から 12ま での金額 の合計 額に8% を乗じ て得た 額とする 。
な お、 消費 税率 が変 更さ れ た際に は、 当 該税率 が適用 される期 間につ いては、 上記1 から1 2
までの 金額の合 計額に当 該税率 を乗じて 得た額 とする。
注) 1か ら4 まで は養 殖生 産 契約等 を締 結 する養 殖業者 自らが所 有する 施設等、 5は契 約等を 締
結す る養殖業 者以外の 者が所 有する施 設等に 限る。
- 34 -
【別添 2-1】
もうか る漁業 創設支援 事業の 範囲の 額(漁業の 場合 )
助成 金対象 経費
1
用船料 等補助 経費
経費の 具体的 な内容
①
改革型漁船等の収益性改善の実証事業について
は別添1-1の用船料等算定基準のとおり算定し
助成金
用船料等
補助金
た 額 ( 以 下 、「 用 船 料 等 」 と い う 。) に 1 / 3 を 乗
じた額(強度資源管理タイプの場合及びかつお・
まぐろ類の国際的な漁業管理が行われている種を
対象とする場合であって複数のオブザーバーを乗
船させることが可能な漁船を用いて科学・操業に
関するデータ収集やその提供に取り組む場合にあ
っては1 /2を乗 じた 額)
②
漁船等の収益性回復の実証事業については用船
料等に1/3を乗じた額(強度資源管理タイプの
場 合 に あ っ て は 1 / 2 を 乗 じ た 額 )。 た だ し 、 第
1の6の(1)のイにおける提出時に選択するこ
とにより、用船料等に2/3を乗じた額とするこ
とができ る。
③
資源管理に伴う他魚種転換等の経営多角化の実
証事業については用船料等に1/2を乗じた額。
ただし、改革型漁船を用いない場合、第1の6の
( 1)のイに おける 提出時に 選択す ることに より 、
用船料等 に2/3 を乗 じた額と すること ができ る 。
なお、事業実施者自らが、認定改革計画に基づい
て、改革型漁船等の収益性改善の実証事業又は漁船
等の収益性回復の実証事業又は資源管理に伴う多魚
種転換等の経営多角化の実証事業に取り組む場合に
も、操業費用として上記①から③までのそれぞれの
場合と同 様の経 費を助成 金対象 経費とす る。
2
人件費
人件費は、給与費、航海日当、食料費、船員保険
料及び福利厚生費の額の合計額とし、当該船舶に乗
船予定の船員毎の前年実績額にベースアップ率を乗
じて得た 額を基 準とする 。
ただし、外地を基地とする場合には、予備船員の
給与及び 船員交 替旅費を 算入す ることが できる 。
3
燃油費
当該実証 事業の 実施のた めに要 した運航 に係る 重油 、
軽油等の 油代
- 35 -
運転経費
等助成金
4
主燃油 持込金 利
主燃油持込金利=最大積載量×0.8×単価×短
期プライ ムレー ト
単価:A重油(バージ渡し)京浜地区の直近の金
額(デジ タル物 価版)を 適用す る。
短期プライムレート:直近の短期プライムレート
を適用す る。
5
餌代
漁獲に要 したえ さ代(撒 き餌含 む)
6
氷代
船上及び陸上(市場内に限る)での漁獲物鮮度保持
に要した 氷代
7
魚箱代
船上及び陸上での漁獲物の運搬・選別・出荷・販売
に要した 容器代
8
その他 の資材 費
船上及び陸上(市場内に限る)での漁獲物鮮度保持
に要した資材費(氷代を除く)並びに船上及び陸上
での漁獲物の運搬・選別・出荷・販売に要した資材
費(魚箱 代を除 く)
9
販売費
市場売りの場合における当該市場の市場手数料等、
販売のた めに要 した経費
その他の 場合に は、販売 金額の 5%以内
10
その他 の経費
当該実証事業の実施のために要した上記以外の経費
で、水産 庁長官 が特に認 めたも の
11
消費税
3及び5 から10までの経 費に要 した消費 税額
12
事業管 理費
当該実証事業を運営するために必要な事業管理費と
用船料等
し、事業 全体の 2%以内
補助金
ただし 、 平成 25年 4月 に署 名 が行わ れた 公 益財団法 人
交流協会と亜東関係協会との間の漁業秩序の構築に
関 す る 取 決 め ( 以 下 「 日 台 漁 業 取 決 め 」 と い う 。)
が交わされる前の直近3か年のいずれかの事業年度
において、日台漁業取決め第2条に規定する取決め
適用水域及びその周辺水域(以下「取決め適用水域
等 」 と い う 。) に お け る 漁 獲 物 の 漁 獲 量 又 は 漁 獲 金
額のいずれかが当該事業年度における総漁獲量又は
総 漁 獲 金 額 の 10% 以 上 を 占 め て い る 旨 の 漁 業 協 同 組
合又は沖縄県漁業協同組合連合会(やむを得ない場
合には、市町村長)の証明を受け、当該証明につい
て沖縄県知事の確認を受けた漁業者が実証事業を行
う場合、
- 36 -
又は、沿岸漁業版及び第1の1の(3)について実
証事業を行う場合であって、新たに経理事務員を置
く場合に は 、当 該事務 員に係る 人件費 を加算 できる 。
13
消費税
12の経費 に要し た消費税 額
- 37 -
【別添 2-2】
もうかる 漁業創設 支援事 業の範囲 の額( 養殖業 の場合)
助成金 対象経費
1
養 殖 生 産 契約 料
等
経費 の具体的 な内容
別 添1 -2 の養 殖生 産 契約 料等 算定 基準 のと
おり 。
助成 金
①用船料等補助金
: 1 ~ 10の 経 費 の
総 額 ( 以 下 、「 生
な お、 事業 実施 者自 ら が、 認定 改革 計画 に基
産契 約料等 算定額 」
づ いて 実証 事業 に取 り 組む 場合 にも 、同 様の
と い う 。) の 1 / 5 以
経費 を助成金 対象経 費とする 。
内 ( 以 下 、「 生 産
契約料等補助額」
2
水道光 熱代
養殖 生産のた めに要 した 、水道 、電 気 、ガ ス 、 とい う 。)
燃油 等の購入 代金
②運転経費等助成
3
種苗代
養殖 用の種苗 購入代 金及び真 珠核購 入代金
(採 苗用母貝 及び原 藻等の代 金を含 む 。)
4
餌代
養殖 生産のた めに要 した餌の 購入代 金
5
養殖用 資材代
網 、ロ ープ 、浮 子、 医 薬品 等養 殖生 産の ため
に要 した資材 の購入 代金
6
器具・ 備品代
養 殖生 産の ため に要 し た、 器具 ・備 品等 の購
入 代金 (1 件に つき 5 0万 円未 満の もの に限
る。)
7
魚箱・ 氷代
養 殖生 産物 の運 搬・ 選 別・ 出荷 ・販 売に 要し
た 魚箱 等の 資材 及び 養 殖生 産物 の鮮 度保 持に
要し た氷等の 資材の 購入代金
8
販売費
市 場売 りの 場合 にお け る当 該市 場の 市場 手数
料等 販売のた めに要 した経費
その 他の場合 には、 販売金額 の5% 以内
9
その他 の経費
こ の事 業の 実施 のた め に要 した 上記 以外 の経
費で 、水産庁 長官が 特に認め たもの
10
消費 税
2か ら9まで の経費 に要した 消費税 額
- 38 -
金: ①を除 いた額
11
事業 管理費
こ の事 業を 運営 する た めに 必要 な事 業管 理費
とし 、事業全 体の2 %以内
た だし 、第 1の 1の ( 3) につ いて 実証 事業
を 行う 場合 であ って 、 新た に経 理事 務員 を置
く 場合 には 、当 該事 務 員に 係る 人件 費を 加算
でき る。
12
消費 税
11の 経費に要 した消 費税額
- 39 -
用船 料等補 助金
【参考 :用船等 契約書等 の例】
用船契 約書等の例 (案)
○ ○ 漁 業 協 同 組 合 ( 以 下 「 甲 」 と い う 。) と ○ ○ ( 以 下 「 乙 」 と い う 。) は 、 甲 が 「 も う か る
漁業創 設支援事 業」を実 施する に当たり 、漁業 操業に関 し、次 のとお り契約を 締結す る。
(漁業 操業)
第1条
2
乙は、 ○○改革 計画( 認定日:
年
月
日) に基づ いて漁 業操業を 実施す る。
乙は 、実 施要 綱、 要領 の 定めに 従う と ともに 、甲か ら求めら れた場 合は当該 事業に 係る証 拠
書類 の提出及 び報告等 を遅延 無く行う ものと する。
(期間 )
第2条
契約期 間は、平 成
年
月
日 から平 成
年
月
日 までと する。
(使用 漁船等)
第3 条
○○ 改革 計画 に基 づ いて乙 が行 う 漁業操 業に必 要な次に 掲げる 船舶(以 下「漁 船」と い
う 。) は 、 乙 に お い て 手 配 し 、 本 契 約 に 基 づ く 漁 業 操 業 を 開 始 す る 前 に 甲 の 確 認 を 受 け る も の
とす る。
船
機 関 の 種 類 及 び 馬 力 数:
名:
総
ト
ン
数:
無線 設備の 有無:
漁
業
種
類:
信
漁 船 登 録 番 号:
船
船
燃油 最大積 載量:
舶
番
号:
進 水 年 月 日:
船
2
号
符
籍
字:
港:
船 舶 の 使 用 権: ( 使用貸借 権又は 自己所有 船)
質:
乙は 、漁 船に 次に 掲げ る 資格及 び数 の 乗組員 を乗船 させ、欠 員が生 じた場合 は、遅 滞なく こ
れを 補充しな ければな らない 。
(資 格名称)
(船名 :
)(船名 :
)(合
船長
1
1
2
機 関長
1
1
2
一 等航海士
1
0
1
そ の他乗組 員
10
5
15
合
○○
○○
○○
計)
・
・
計
3
乙 は、漁船 の乗組員 が操業 に専念し 、最善 の努力を 払うよ う管理 を行うも のとす る。
4
こ の契約締 結に伴う 漁船の 漁業操業 開始の 場所は○ ○港と する。
5
漁 業操業開 始の際、 漁船の 燃油積載 量は、 甲及び乙 が立合 の上確 認するも のとす る。
6
漁業 操業 期間 満了 に伴 う 漁業操 業終 了 の場所 は○○ 港とする 。ただ し、甲及 び乙が 協議し て
変更 できるも のとする 。
7
第8 条の 規定 によ り解 約 した場 合の 漁 業操業 終了場 所は、甲 が原則 として漁 業操業 終了の 日
- 40 -
の7 日前まで に乙に通 知する ものとす る。
(費用 等)
第4 条
○○ 改革 計画 に基 づ いて乙 が行 う 漁業操 業に必 要な漁業 操業期 間中の漁 船の運 航に要 す
る 人 件 費 、 燃 油 、 魚 箱 、 氷 そ の 他 の 事 業 に 係 る 資 材 ( 個 人 的 消 費 に 供 さ れ る も の を 除 く 。) に
要す る費用は 、甲が負 担する ものとす る。
2
前 項の甲の 負担を除 く一切 の費用は 、乙が 負担する ものと する。
3
使用 終了 の際 、甲 及び 乙 が立合 の上 積 載中の 燃油の 数量を確 認し、 前条第5 項の規 定によ り
甲が 確認した 数量に不 足する 場合には 、甲 はその 不足す る数量の燃 油を 乙に返還 するもの とし 、
その 数量を超 える場合 には、 乙はその 超える 数量に相 当する 金額を 甲に支払 うもの とする。
(漁獲 物の取扱 等)
第5 条
本契 約に 基づ く漁 業 操業に よっ て 得られ た漁獲 物は、甲 が認定 改革計画 に基づ いて販 売
する ものとす る。
2
乙 は、善良 なる管理 者の注 意をもっ て前項 の漁獲物 及びそ の製品 を管理す るもの とする。
(漁業 操業費用 の支払い )
第6 条
本契 約に よる 漁業 操 業費用 は、 1 箇月に つき金 「
操業費用として、1箇月につき金「
千円」と し、甲 は、漁 業
千 円 」( う ち 消 費 税 額
円)を乙に支
払う 。
2
前項 の消 費税 及び 地方 消 費税の 額は 、 消費税 法(昭 和63年 法律第 108号 )第2 8条第 1
項及 び第 2 9条 並びに 地 方税 法( 昭和 25 年法 律第2 26号) の第7 2条の8 2及び 第72 条
の8 3の規定 により算 出した ものとす る。
3
1 か月に満 たない漁 業操業 費用は日 割計算 とし 、24 時間未満の 端数 は1日と して計算 する 。
ただ し、日割 計算した 額に1 円未満の 端数が 生じた場 合には これを 切り捨て るもの とする。
4
漁業 操業 費用 につ いて 、 甲は乙 と協 議 の上、 乙から 適法な支 払い請 求書を受 理した 日から 3
0日 以内に全 部又は一 部を支 払うもの とする 。
5
乙又 は乙 の責 に帰 すべ き 者の故 意又 は 重大な 過失に より漁業 操業を 中止した ときは 、その 中
止し た日 数 に応 じ日割 計 算に より 算出 した 金額 を第1 項に定め る額か ら減ずる ものと する。 た
だし 、日割計 算した額 に1円 未満の端 数が生 じた場合 にはこ れを切り 捨てる ものと する。
6
甲は 、故 意又 は過 失に よ り支払 期日 ま でに漁 業操業 費用を支 払わな かった場 合には 、完済 の
日ま で法定の 遅延利息 を乙に 支払うも のとす る。
7
本操 業期 間終 了後 、本 契 約に基 づく 漁 業操業 によっ て得られ た漁獲 物の販売 金額か ら甲が 返
還す る助 成 金額 を差し 引 いた 後の 残額 につ いて は、第 1項にお いて決 められた 漁業操 業費用 の
残額 の支払い に充てる ことが できるも のとす る。
8
第1 項及 び前 項に おい て 甲から 乙に 支 払われ た金額 で賄えな い漁業 操業費用 につい ては、 乙
の負 担とする 。
(不可 抗力の免 責等)
第7 条
不可 抗力 によ り漁 船 が使用 不能 と なった 場合に は、甲乙 協議の 上操業を 終了す るもの と
する 。
2
前項 の場 合、 甲は 乙に 実 際に運 航し た 日まで に要し た第6条 に定め る漁業操 業費用 を支払 う
もの とする。
3
乙又 は乙 の責 に帰 すべ き 者の故 意又 は 過失に より第 三者に与 えた損 害につい ては、 乙が負 担
する ものとす る。
- 41 -
(解約 )
第8条
次の各 号に掲げ る場合 には、甲 は乙に 対して解 約の申 入れを すること ができ る。
(1 )乙がス トライ キ等に より連続 して2 0日以上 の間運 航しなか ったと き。
(2 )乙がこ の契約 の条項 に違反し たとき 。
(3 )甲がこ の契約 を必要 としなく なった とき。
(4)自然災害等、漁船の乗組員の責に帰さない事由による場合を除き、操業状況が著しく
好ましく ないとき 。
( 5 )「 も う か る 漁 業 創 設 支 援 事 業 実 施 要 領 」( 平 成 2 1 年 4 月 1 日 付 け 2 0 水 管 第 2 9 0 6
号水産 庁長 官 通知 )第 1の 5の 規定 によ り、 水産 庁長官か ら甲に 対して当 該事業 の中止 を
命ぜられ たとき。
2
甲が 前項 の規 定に より 解 約の申 入れ を したと きは、 その解約 の申し 入れをし た際甲 が指定 し
た日 に、この 契約は終 了する 。
3
前 項の場合 、甲乙協 議の上 、精算を 行うも のとする 。
(事情 変更)
第9 条
経済 事情 その 他契 約 締結当 時の 事 情に著 しい変 化が生じ たとき は、甲乙 協議の 上、こ の
契約 の内容を 変更する ことが できる。
(秘密 保持)
第1 0条
甲 及び 乙は 、本 契 約に関 連し て 知り得 た他の 当事者の 技術上 ・経営上 の一切 の秘密 を
外部 に漏 洩 しな いよう 厳 重に 管理 する もの とし 、他の 当事者の 書面に よる承諾 がない 限り、 第
三者 に開示し てはなら ない。
(別途 協議)
第11 条
この 契約に規 定のな い事項に ついて は、甲乙 の協議 の上、 決定する ものと する。
この 契約締結 の証とし て、本 書2通を 作成し 、甲、乙 各1通 保有す る。
平成
年
月
日
甲
○ ○県○○ ○
○ ○漁業協 同組合
代 表理事
乙
○
○
○ ○県○○ ○
○
○
- 42 -
○
○
○
○
【参考 :養殖生 産契約書 等の例 】
○○の 養殖生産に関する契約書(案)
○ ○ 漁 業 協 同 組 合 ( 以 下 「 甲 」 と い う 。) と ○ ○ ( 以 下 「 乙 」 と い う 。) は 、 甲 が 「 も う か る
漁業 創設 支援 事業 」を 実施 す るに当 たり 、 ○○の 養殖生 産に関し 、次の とおり契 約を締 結する 。
(○○ の生産)
第1 条
乙は 、甲 が策 定し た 改革計 画に 基 づいて ○○の 養殖生産 を行い 、得られ た生産 物を全 て
甲に納 入するも のとする 。
(期間 )
第2条
契約期 間は、平 成
年
月
日 から平 成
年
月
日 までと する。
(養殖 用施設等 )
第3条
改革計 画に基づ いて乙 が行う○ ○の養 殖生産活 動に必 要な筏 等の施設 及び漁 船(以 下「 養
殖 用 施 設 等 」 と い う 。) は 、 乙 に お い て 手 配 し 、 本 契 約 に 基 づ く 養 殖 生 産 を 開 始 す る 前 に 甲 の
確認 を受ける ものとす る。
2
乙は 、善 良な る管 理者 の 注意を もっ て 、使用 する養 殖用施設 等を維 持しなけ ればな らない 。
3
第1 項の 規定 によ って 甲 の確認 を受 け た養殖 用施設 等が使用 不能と なった場 合にお いては 、
乙は 、速 や かに 、その 旨 を甲 に通 知す ると とも に、こ れに代わ る養殖 用施設等 を手配 し甲の 確
認を 受けるも のとする 。
(資材 等)
第4 条
改革 計画 に基 づい て 乙が行 う○ ○ の養殖 生産活 動に必要 な種苗 、餌、燃 油その 他の資 材
及 び 器 具 ・ 備 品 ( 個 人 的 消 費 に 供 さ れ る も の を 除 く 。 以 下 「 資 材 等 」 と い う 。) は 、 甲 の 負 担
によ り、乙に 供給する ものと する。
2
乙は 、必 要と する 資材 等 の数量 を○ 日 前まで に書面 によって 甲に対 し通知し 、甲は 書面を 受
領後 、速やか に要求さ れた資 材等を乙 に引き 渡さなけ ればな らない 。
3
乙 は、甲か ら資材等 の引渡 しを受け たとき は、甲に 対して 受領証 を交付す るもの とする。
4
乙は 、甲 から 資材 等の 引 渡しを 受け た 後、資 材等を 善良なる 管理者 の注意義 務をも って管 理
しな けれ ば なら ず、こ れ らを 本契 約に 基づ く養 殖生産 活動にの み使用 するもの とし、 第三者 に
対し て、譲渡 若しくは 貸与し 、又は担 保に供 してはな らない 。
5
乙 は 、 甲 か ら 種 苗 の 引 き 渡 し を 受 け た 後 、 こ れ を 適 切 に 管 理 す る も の と し 、 養 殖 物 に 斃 (へ
い )死 又 は 疾 病 等 が 発 生 し た と き は 、 直 ち に 、 甲 に そ の 状 況 を 報 告 し 、 甲 乙 協 議 の 上 対 応 を 決
定す るものと する。
6
甲 より引渡 しを受け た資材 等( 種苗 及び養 殖物を除 く 。)が滅 失又は毀 損した ときは 、乙は 、
直ち に、甲に その状況 を通知 し、甲の 指示に 従うもの とする 。
7
前項 の滅 失又 は毀 損が 、 乙の責 めに 帰 すべき 事由に よって生 じたと きは、乙 は、甲 にその 賠
償金 を支払わ なければ ならな い。
8
乙は 、甲 から 引き 渡し を 受けた 資材 等 の使用 状況に ついて甲 から報 告を求め られた ときは 、
速や かに、甲 に報告す るもの とする。
- 43 -
9
乙は 、甲 から 引き 渡し を 受けた 資材 等 のうち 、契約 期間終了 時にお いて未使 用のも のにつ い
ては 、速やか に、これ を甲に 返納しな ければ ならない 。
(生産 物の取扱 )
第5 条
本契 約に 基づ く養 殖 生産に よっ て 得られ た生産 物は、甲 が認定 改革計画 に基づ いて販 売
するも のとする 。
(検品 )
第6 条
甲は 、生 産物 を受 領 後、速 やか に 、規格 及び数 量の検査 を行い 、乙にそ の結果 を通知 す
るも のとする 。
(生産 費用の支 払い)
第7条
甲は、○○の養殖生産費用として、金「
」( う ち 消 費 税 額
円)を
乙に 支払う。
2
前項 の消 費税 及び 地方 消 費税の 額は 、 消費税 法(昭 和63年 法律第 108号 )第2 8条第 1
項及 び第 2 9条 並びに 地 方税 法( 昭和 25 年法 律第2 26号) の第7 2条の8 2及び 第72 条
の8 3の規定 により算 出した ものであ る。
3
甲は 、乙 から 適法 な支 払 い請求 書を 受 理した 日から ○日以内 に、生 産費用の 支払い を行う も
のと する。
4
乙又 は乙 の責 に帰 すべ き 者の故 意又 は 重大な 過失に より生産 作業を 中止した ときは 、その 中
止し た日 数 に応 じ日割 計 算に より 算出 した 金額 を第1 項に定め る額か ら減ずる ものと する。 た
だ し 、 日 割 計 算 し た 額 に 1円 未 満 の 端 数 が 生 じ た 場 合 に は こ れ を 切 り 捨 て る も の と す る 。
5
甲は 、故 意又 は過 失に よ り支払 期日 ま でに養 殖生産 費用を支 払わな かった場 合には 、完済 の
日ま で法定の 遅延利息 を乙に 支払うも のとす る。
(解約 )
第8条
次の各 号に掲げ る場合 には、甲 は乙に 対して解 約の申 入れを すること ができ る。
(1 )乙がこ の契約の 条項に 違反した とき。
( 2) 第3 条第 3項 に規 定 する場 合に お いて、 乙がこ れに代わ る養殖 用施設等 を手配 できな い
と き。
( 3) 自然 災害 その 他生 産 活動に 従事 す る者の 責に帰 さない事 由によ る場合を 除き、 生産状 況
が 著しく好 ましく ないと き。
( 4 )「 も う か る 漁 業 創 設 支 援 事 業 実 施 要 領 」( 平 成 2 1 年 4 月 1 日 付 け 2 0 水 管 第 2 9 0 6
号水産庁長官通知)第1の5の規定により、水産庁長官が甲に対して当該事業の中止を命
じ たとき。
2
甲が 前項 の規 定に より 解 約の申 入れ を したと きは、 その解約 の申し 入れをし た際甲 が指定 し
た日に 、この契 約は終 了する 。
3
前 項の場合 、甲乙協 議の上 、精算を 行うも のとする 。
(事情 変更)
第9 条
経済 事情 その 他契 約 締結当 時の 事 情に著 しい変 化が生じ たとき は、甲乙 協議の 上、こ の
契約 の内容を 変更する ことが できる。
(秘密 保持)
第1 0条
甲 及び 乙は 、本 契 約に関 連し て 知り得 た他の 当事者の 技術上 ・経営上 の一切 の秘密 を
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外 部に 漏 洩し ないよ う 厳重 に管 理し 、他 の当 事者の 書面によ る承諾 がない限 り、第 三者に 開
示し てはなら ない。
(別途 協議)
第11 条
この 契約に規 定のな い事項に ついて は、甲乙 の協議 の上、 決定する ものと する。
こ の契約締 結の証と して、 本書2通 を作成 し、甲、 乙各1 通保有 する。
平成
年
月
日
甲
○ ○県○ ○○
○ ○漁業 協同組合
代 表理事
乙
○
○
○ ○県○ ○○
○
○
○
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○
○
○