1章:平面内の運動 No.1 A 変位 B 速度 観測者からの位置ベクトル

物理 第一編 「力と運動」
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1章:平面内の運動 No.1
基礎からの高校物理
1、平面運動の速度・加速度
変位
A 変位・・・どの向きに何m移動したのか(位置がかわったのか)を表すものが____である。
矢
ベクトル
向きまで説明するので、図の中では_______( )で表すと便利である。
印
観測者からの位置ベクトル
下図のように、物体の変位は___________________を使って
作図で求めることができる。
物体の変位
→
⊿r
→
r1
→
r2
観測者からの位置ベクトル
観測者
(
ちなみに・・・
どのように進んでも変位は青!
→
→
→
⊿ r = r2 - r1
B 速度
速度の合成・分解・成分
相対速度(覚えてるか?)
類題1
・・・学習済み(問題だけやってみよう)
雨が鉛直に降る中を,電車がまっすぐな線路上を一定の速さで水平に走っている。このとき,
電車内の人が見る雨滴の落下方向は,鉛直方向と 60° の角度をなしていた。雨滴の落下の速さを
10m/s とするとき,電車の速さを求めよ。ルート 3 = 1.7 とする。
図が描ければ
出来上がり!
速度のベクトルを作図すると上の図のようになる。よって、
教科書演習問題 p 24
1 相対速度
東向きに速さ 10m/s で走行している自動車 A がある。
(1) 自動車 B から見ると,自動車 A は東向きに速さ 25m/s で走行しているように
見えた。このときの自動車 B の速度はどの向きに何 m/s か。
(2) 自動車 C から見ると,自動車 A は東向きから南へ 60° の向きに速さ 20m/s で
走行しているように見えた。自動車 C の速度はどの向きに何 m/s か。ルート 3 = 1.7 とする。
(1) 作図すると・・・
VBA=25
VB
VA=10
東向
よって、VB は西向き 15m/s
(2) 作図すると・・・
60°
VC
VCA=20
東向
VA=10
よって、VC は北向き 10 3 m/s
(≒ 17 m/s)
<便利な相対速度>
等速で上昇
C
B
A
投げあげ
複数物体の運度を分析するとき、
「2物体の距離が最も縮まるのはいつ?」
D
E
のようなことを聞かれると、相対速度が
威力を発揮する。
B
左図の場合、該当する瞬間は___である。
この時、両物体の速度は等しく、
0
相対速度が___になっている。
一般的にいうと・・・
2物体が最も接近するのは相対速度が0のとき!
結構有名な知識である。
(最も遠ざかる場合も同じ知識が適応できる)
C 加速度・・・基本的には学習済み(応用の話をしておこう)
2m/s
⇒正
8m/s
0s
なので、基本的な求め方は
こうゆう感じである・・・
2 m/s2
加速度=__
3s
速度の変化
加速度= かかった時間
m/s2
上のような直線的な場合は「速度の変化」が求めやすかった(変化なので、基本は引き算
で求める)
。これが、次のように平面的な場合は工夫(作図)が必要である。
<物理基礎の「相対速度」で一度学習済み>
v3 =2m/s
3s
v0
v3 -v0 =2 2
やっと速度の変化が
2m/s
速度の引き算を
v0 =2m/s
作図で求める!
0s
求まった!
v3
2m/s
あとは時間で割れば
加速度が求まる。
問2
北向きに 6.0m/s の速さで進む自動車が,10 秒後に,
東向きに 6.0m/s の速さになったとする。この間の,
自動車の平均の加速度の大きさ a〔m/s2〕と,その
向きを求めよ。 2 = 1.4 とする。
作図で求める(右)
加速度=
=
速度の変化
かかった時間
6 2
10
=0.84m/s
作図
始め
6m/s
速度の変化 =6 2
図より南東向き
終り 6m/s
2、落体の運動
・・・いくつかの項目は学習済
これから学習する運動はすべて等加速度直線運動の知識が役立つ。昨年習った3つの公式は・・
<速度vの式>
v=
v0 + gt
A 自由落下 ・・・学習済
B 鉛直投射 ・・・学習済
あとは宿題をじっくりやろう!
<変位xの式>
x =v t +
(y)
0
<時間tの無い式>
1
2
gt2
v2 - v02 = 2gx