著作権関係記入例[NHKコンテスト要項より PDF]

CUEシート(記入例)
音声レベル
放送
BG
時間
著作物
分 秒 番号
分類
内 容
テストパターン ←テレビ番組の場合のみ記入
・【Aalbum2(硝子の中年)】
ナレーション「私達を取り巻く様々な問題…焦点を当てました。」
様式2-2(記入例)
注意
P25~P27の記入例のよう
に番組進行表では、ある著
作物の著作物番号はどの
ページであっても同一のも
のにしてください。
0 00
1
楽曲
31
32
33
2
3
楽曲
静止画
4
効果音
5
楽曲
インタビュアー「どうして私達の周りでは…あるのでしょうか。」
・【ベクター効果音ライブラリー800娯楽(ゲームセンター風景)】
生徒A「きっと私達の周りには…だと思います。」
生徒B「だってうちらの周りには…あるじゃん。」
ナレーション「先生方に聞いてみると。」
阿礼間先生「実は、君たちの周りには…だったんですよ。」
尾矢先生「そう言えば自分たちの周りでも…だよねぇ。」
ナレーション「そうなんです。私達の周りには…だったのです。」
・【ベスト・オブ・ベスト・ベートーベン(英雄)】
録画物
楽曲
ナレーション「このことを確かめる為に…私達の周りにありました。」
ナレーション「実際、昨年私達の周りで行われたイベントでは…
・【これがあなたの生きる道】
・【○○高校校歌】
・【頭上の星/リアライト・フロントライト(頭上の星)】
・【季節のタイトル素材集(ふきだし)】
タイトルコール「今、周りにある問題」
40
43
59
1 08
20
1 30
39
41
53
6
7
2 51
8
新聞
3 25
9
出版物
4 15
20
⑩
11
美術品
美術品
30
40
12
13
写真
手紙
4 50
5 00
03
05
42
5
楽曲
14
⑮
手紙
楽曲
16
ラジオ番組
⑰
18
映像素材
楽曲
⑲
効果音
6 16
29
30
30
51
55
57
7 00
31
36
…というような演奏がありました。」
インタビュアー「これを知って私達の周りに…どう思いましたか。」
生徒C「私達の周りと言っても…だと思いました。」
一般人A「私達が若い頃周りにあったものって…だけですから。」
ナレーション「新聞や雑誌でも…私達の周りにあるものです。」
・【平成×年×月×日付□□新聞朝刊社説】
ナレーション「この社説では…私達の周りにある問題だと訴えています。
また、雑誌 『週刊日曜日』では、
・【雑誌『週刊日曜日』2006.2.13号 800ページ】
…この問題をと取り上げて、私達の周りにあるものだと結論づけています。
この問題に詳しい、正香大学の本寺山教授は、」
本寺山教授「こうした問題は世界の歴史上様々なところに……
・【考える人(レプリカ・屋外展示)】
注意
・【モナリザ(レプリカ)】
添付書類不要の著作物
…また、日本においても…
には著作物番号に必ず
・【労働者の写真】
○をつけてください。
・【久保隆一郎宛(昭和9年9月13日付)】
…こうして私達の周りには証拠が残っていたわけです。」
ナレーション「そして、平成17年1月1日、一通の手紙から…たのです。」
・【ベスト・オブ・ベスト・ベートーベン(英雄)】
・【祖父宛(平成17年1月1日付)】
・【School Life Music Vol.5(ピョン吉の恋心)】
ナレーション「おじいちゃんに秘密にしていたこと。…僕たちの周りにあった。」
ナレーション「その後、この話は公にされ、ニュースにもなりました。」
・【ニュース(平成18年7月27日)…】
・【秋葉原の街並み】
・【The VEST Vol.4(BROADCAST)】
ナレーション「今、私達の周りにある問題…ドアなのかもしれません。」
・【ドアのきしむ音】
クレジットコール「制作は○○県立○○高等学校 放送部でした。」 ←ラジオ番組の場合
番組終了
←ラジオ番組の場合
クレジットタイトル「制作 ○○県立○○高等学校 放送部」 ←テレビ番組の場合
テストパターン ←テレビ番組の場合
- 25 -
様式2-3 「使用著作物一覧表」 記入例
部門名 テレビドキュメント
作品名 今、周りにある問題
著作物を使用している場面では、
CUEシートの著作物番号欄に
この番号を記載して下さい。
(添付書類不要の著作物には○
を
つける)
著作物
番号
分類
著作者名
(曲名・題名など)
(作詞・作曲者など)
Aalbum2
楽曲 (硝子の中年)
2
楽曲 ロントライト(頭上の星)
季節のタイトル素材集
静止画 (ふきだし)
4
効果音
6
ベスト・オブ・ベスト・
楽曲 ベートーベン(英雄)
録画物 これがあなたの生きる道
楽曲 ○○高校校歌
8
新聞 □□新聞朝刊社説
平成×年×月×日付
出版物
(株)□□デザイン
著作者
の
許諾書
雑誌「週刊日曜日」
2006.2.13号 800ページ
考える人
著作隣接権者名
隣接権者
(歌手・演奏者・
レコード会社など)
の
許諾書
オリジナル
の
所有者
JASRAC ジャーニーズエンタテインメント
○
○○高校
生徒
カワハミュージック
○
○○高校
生徒
○
○○高校
放送委員会
フリー
ベクター効果音ライブラリー
800 娯楽(ゲームセンター風景)
7
9
作詞 松本 陸
作曲 山上達郎
頭上の星/リアライト・フ 作詞・作曲 上島みゆき
カワハ音楽振興会
3
5
「著作者の許諾書」(「著作隣接権者の許諾書」も同様)には、
①「著作(隣接権)者名」欄に記入されている人に許諾を得る場合は「○」を記入。
②「著作(隣接権)者名」欄に記入されている名称と違う人(団体)が管理している
場合は、その人(団体)名を記入。
③著作権フリーの場合は「フリー」と記入。
④アーキー、EXインダストリーのフリー素材、権利消失、許諾不要の場合は斜線。
著作物名
1
様式2-3(記入例)
学校名 ○○県立○○高等学校
消失
ベクターエンターテイメント
○
○○高校
生徒
ベクターエンターテイメント
○
○○高校
生徒
○○高校
吹奏楽部
作曲 近田民生
編曲 大島里美
JASRAC
○○高校吹奏楽部
○
作詞 ○○高校校歌作成委員会
作曲 庫丘 創太
○○高校
JASRAC
○○高校合唱部
○○高校吹奏楽部
○
□□新聞社(佐藤記者)
○
○○高校
生徒
週刊日曜日出版社
○
○○高校
生徒
京都国立
博物館
⑩
美術品 (レプリカ・屋外展示)
消失(ロダン)
京都国立博物館
11
美術品 モナリザ(レプリカ)
消失(ダビンチ)
□□市立美術館
○
□□市立
美術館
労働者たち
○
□□市役所
青森県近代文学館
○
青森県近
代文学館
△△さんの祖父
○
△△さん
の祖父
12
写真 労働者の写真
13
手紙 (昭和9年9月13日付)
14
祖父宛
手紙 (平成17年1月1日付) △△さん
⑮
楽曲
16
久保隆一郎宛
School Life Music Vol.5
(ピョン吉の恋心)
ラジオ ニュース
番組 (平成18年7月27日)
⑰
映像 秋葉原の街並み
素材
18
楽曲 (BROADCAST)
⑲
The VEST Vol.4
斉藤カメラマン
○
消失(太宰 治)
○
○○高校
放送委員会
アーキー(株)
NHK
○
△△さん
○
NHKクリエイティブ・
ライブラリー
(株)サウンドファクター
効果音 ドアのきしむ音
○○高校
放送委員会
フリー
○○高校放送委員(自作)
○○高校
放送委員会
・市販のCD、素材集DVDなどを利用する場合は、フリー素材であっても、番組制作者(校)が所有している必要があ
ります。音源は、レンタル店、図書館から借りたものは使用しないで下さい。
・他者の所有するCD、写真、美術品などの著作物を借りた場合、「オリジナルの所有者」を記入して下さい。
・演奏、放送などを番組制作者が録音・録画した場合は、斜線を引いて下さい。
・コンテスト委員会で許可しているダウンロード素材についても、斜線を引いて下さい。ただし、番組制作者(校)が
ユーザー登録など、それぞれの会社との契約を結んで下さい。
※番組制作校名を「○○高校」とする代わりに「自校」と表記しても構いません。
- 26 -
解説 P17~P21の番組部門共通の注意事項を必ず見てください。
これらの例は一般的な場合です。著作物を使用した際は、各自の責任において確認をしてください。
音源の使用に限らず、相手の許諾を受けた場合は、許諾を受けたことを示す文書を必ず添付してください。
著作物の使用について、通常認められている許諾の範囲や処理の方法と異なる指示がありますが、コンテスト参加作品で
は、この規定に従ってください。
市販のCD等を使用する場合は、レコード会社から著作隣接権の許諾を得てください。
著作権については、JASRACに著作権管理を委託している作詞者・作曲者(編曲者)の場合はJASRACでの手続きを行
1
い、レコード会社の使用許諾書(様式2-4など)とJASRACの「録音利用許諾書」のコピー(ラジオ番組の場合は「録音
利用許諾書」、テレビ番組の場合は「映像ソフト録音利用許諾書」のコピー)を添付してください。
2
著作権の管理をJASRACに委託していない著作者の場合には、本人・所属の事務所など、著作権管理をしている人(団
体)の使用許諾が必要になります。
3
市販の著作権フリー映像素材集を使用した際は、「素材のタイトル(曲名)が記載された部分のコピー」および「著作権
処理不要(使用条件)が記載された文面のコピー」の両方を添付してください。この場合番号に○をつけません。
効果音に関しては著作権処理不要ですが、著作隣接権の処理は必要です。必ず効果音CDの使用条件を確認してく
4 ださい。販売元によっては隣接権も含めて「著作権フリー」としているものがありますが、その場合であっても使用条件を
示す文面のコピーを添付してください。
5
著作権者の没後50年以上たっていて、著作権が消失している場合でも、CDなどの音源を利用している際には、音源使
用許諾(著作隣接権)が必要になります。
この例は、楽曲を吹奏楽部が演奏し、吹奏楽部が録画した映像を借りて、番組に使用している場合を想定しています。
吹奏楽部は、演奏者であると同時に録画物の制作者として著作隣接権者となっています。
市販のCD等ではなく、自校での演奏を録音・録画したものでも、楽曲の著作権処理は必要です(演奏者は、楽譜を所
6
有している必要があります)。作曲者が没後50年以上(国によって年数は違うので注意)経過して、著作権が消失してい
る場合は、その旨を文書にしてください。作者の著作権が消失していても、編曲されている場合には編曲者に著作権が
生じていますので要注意です。また、演奏者にも使用許諾をとる必要があります。
7
8
9
⑩
11
12
自校の校歌であっても、著作権処理の手続きが必要です。
この例は、吹奏楽部と合唱部による校歌の演奏(歌唱)を、放送部が取材して番組に使用している場合を想定していま
す。作詞者が「校歌作成委員会」という生徒の組織なので学校(校長)に、作曲者は委託先のJASRACに許諾を取って
います。
新聞記事や出版社の印刷物をビデオで撮影する際は必ず使用許諾を文書(様式2-5)で得てください。
※背景として新聞や本の表紙が写ってしまった場合は、特定できなければ必要ありません。
屋外で一般公開されている美術品については、著作権処理は必要ありません。
美術館内での撮影や、画集の撮影などは、必ず美術館や出版社に文書(様式2-5)で確認してください。
写真を映像に記録する際には、その写真の撮影者や所有者に許諾を文書(様式2-5)で得てください。また、被写体
になった方からも許諾を文書(様式2-5)で得てください。
13 公開されている書簡については、所蔵している方の許諾を文書(様式2-5)で得てください。
14 親書に当たる手紙については、差出人と受取人(所有者)の双方の許諾を文書(様式2-5)で得てください。
⑮
コンテスト委員会が著作権処理不要の利用条件を確認している(株)アーキーの「School Lifeシリーズ」、(有)EXイン
ダストリーの「著作権フリー音楽CD」は、フリーの条件を示す書類は不要です。
ラジオやテレビ番組を利用する際は番組の複製となるため必ず使用許諾を文書(様式2-5)で得てください。
16 また、出演者(インタビューされた人など)や使用された音楽などについても、それぞれ許諾を文書(様式2-5)で得て
ください。さらに、番組中に著作権者がわかるようにしてください。(ラジオ番組ならばコール、テレビ番組ならばテロップ)
NHKクリエイティブ・ライブラリー(http://www.nhk.or.jp/creative/)の利用のルールに基づいて、公開されている素材、
効果音などを使用する場合、使用許諾は必要ありません。また、コンテストでの使用に限り、作品内で特に「NHKクリエイ
ティブ・ライブラリー」と表示する必要はありません。
※「どーもくん」関連素材を使用する場合には、著作者名に「ⒸNHK・TYO」を追記してください。
18 著作権フリーのCDを使用した際に関しても、前出の3と同じように処理してください。
⑰
音楽等を番組制作者が自作・自演して自分たちで録音・録画したものは、著作権処理は不要です。
⑲ この例は、実際の音を録音した効果音なので厳密には著作物ではありませんが、市販の効果音集の利用と区別をする
ため、効果音として使用したものはすべてこの表に記入してください。
引用に関して
作品中における引用については、著作権法によって認められるものですが、その解釈が一律でないため判断が難しいケースがありま
す。(記名記事や写真など)そこで、テレビ部門の作品に関しては、資料を映像に残す(撮影する)際には、必ず著作権者の許諾を得た
ものを使用することとします。
なお、ラジオ部門については、新聞・書籍等の引用とはっきりとわかるようにすれば(資料名をしっかりとコールし、主(作品)と従(引用
物)の関係が逆転していないなど)従来通り、手続き不要としますが、ラジオ番組など音声によるものは、引用として認められないケース
がありますので、許諾を得てください。
インターネット上の素材に関して
インターネット上の素材の中には、権利関係において使用の難しいもの、危険なものも含まれています。コンテストにおいては、イン
ターネット上でダウンロードした音源は、著作権フリーとあっても、その使用を禁止します。また携帯電話などの着メロ、着うたなどの使用
も禁じます。
ただし、(株)アーキー、(有)EXインダストリー、NHKクリエイティブ・ライブラリーについては、使用者がそれぞれの会社との契約
(ユーザー登録を含む)を遵守している限りは、その使用を認めます。
- 27 -