2015年10月19日 27年10月分 プレカットの荷動き・価格先行き動向調査 1.調査実施期間 平成27年 10月1日~ 27年10月10日 2.調査実施方法 全国のプレカット工場に対し、アンケート調査票を送受することにより実施した。 10月分の回答企業数は7社である。 3.判断指数の算出方法 各調査項目について以下の方法でウェイト・ディフュージョン・インデックスを算出した。 Weight.D.I.(ウェイト・ディフュージョン・インデックス)={(「増加」の評価を行った回答の割合)×2+(「やや増加」の評価を行った 回答の割合)-(「減少」の評価を行った回答の割合)×2-(「やや減少」の評価を行った回答の割合)}÷2 したがって、この割合がゼロの場合はその増加と減少が等しいことを示し、プラスになるほど増加が多く、逆にマイナスになるほ ど減少が多いことを示す。 4.調査結果の概要 (1) プレカット加工用部材の荷動き動向 Weight.D.I. ・プレカット加工用部材の仕入は、10月は増 品目 27/10月 11月 12月 加ないし横ばいが、11月は国産材のみやや増 国産材製材品 14.3 7.1 △ 21.4 仕入 加で外材及び集成材はやや減少、12月は全品 0.0 △ 7.1 △ 28.6 動向 外材製材品 減少。 構造用集成材 16.7 △ 8.3 △ 33.3 国産材製材品 28.6 14.3 △ 28.6 ・プレカット部材の消費は、全品目が10月は 消費 外材製材品 14.3 7.1 △ 35.7 増加だが、11月は集成材の横ばいを除いてや 動向 構造用集成材 16.7 0.0 △ 33.3 や増加、12月は全品目で減少。 国産材製材品 △ 14.3 △ 7.1 △ 7.1 在庫 ・プレカット部材の在庫は国産材は3ヵ月連続 7.1 0.0 0.0 動向 外材製材品 して減少、外材は10月増加が11月、12月は横 構造用集成材 8.3 8.3 △ 8.3 ばい 集成材は10月 11月の増加が12月は減 (2) プレカット工場受注動向 Weight.D.I. ・プレカット工場の受注及び加工は、10月の 品目 27/10月 11月 12月 増加が、11月、12月は減少。受注残は10月の 7.1 △ 14.3 △ 21.4 受注 横ばいから、11月、12月は減少。 21.4 △ 7.1 △ 21.4 加工 0.0 △ 14.3 △ 35.7 受注残 モニターからのコメント (加工用部材荷動き) ・仕入は低迷期へ、消費量MAXへ、在庫圧縮へ。 ・仕入について国産材は問題ないが、それ以外は余り必要ない。消費が思わしくないため、国産材 は問題ないが、それ以外はいまいち。このため在庫は増。 (受注動向) ・やや増加傾向にあるも先細り感強し、受注減少。 ・受注は余り良くない。 ・年内完成のため、受注は10月が横ばい、11月からは減少の可能性あり。 ・受注状況は順調。 1
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