異世界エレベーター =====はじめに。

異世界エレベーター☆
=====はじめに。=====
このシナリオはクトゥルフ神話TRPGに対応したシナリオです。
初心者向けシナリオとなっております。
大体3時間くらい(長くても4時間くらい)で行えます(時間制限シナリオとしても可能
です)
舞台は、現代日本のエレベーター内。
推奨技能:目星・聞き耳・医学
探索者2~3人くらい推奨
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=====導入=====
今日は、日曜日。
探索者の皆さんは、各々の理由があって、トヨハシカメラへやってきました。
上の階へいこうとしたところ、ちょうどエレベーターがきたので、皆さんはそれに乗る
ことにしたようです。
チ~ンという音とともに、エレベーターの扉が開きます。
皆様ご乗車ください^^
全員がエレベーターに乗り込むとゆっくりと扉が閉まります。
ご利用の階のボタンでも押してお待ちください。
ちなみに、1~10階まであって、1~6階は、電化製品売り場、7~8階はレストラ
ン、9~10階が駐車場だということを探索者は知っています。
ボタンを押すとエレベーターが、上へと上がっていくのがわかります。
しかし、探索者の皆さんが押した階に止まる様子はなく、なぜか、4階のランプが点灯
したところでエレベーターが止まり、押したはずのボタンのランプが、全て消えてしまい
ました。
そしてなぜか、勝手に2階のボタンが点灯します。
止まったにも関わらず、開かない扉、勝手に点灯するボタン。
そろそろ探索者の皆さんは、このエレベーターの異常に気づいた頃でしょう。
行動があれば、お好きに動いてください。 ============
====エレベーター動く順番=====
4階→2階→6階→2階→10→5階→1階→10階
2階で止まったエレベーター。次は、6階のボタンが点灯します。そしてしばらく止まっ
た後、ゆっくりと動きだしました。
6階で止まったエレベーター。次は、2階のボタンが点灯します。そしてしばらく止まっ
た後、ゆっくりと動きだしました。
2階で止まったエレベーター。次は、10階のボタンが点灯します。そしてしばらく止ま
った後、ゆっくりと動きだしました。
10階で止まったエレベーター。次は、5階のボタンが点灯します。そしてしばらく止ま
った後、ゆっくりと動きだしました。
5階で止まったエレベーター。(女性のテキストのほうを使う)
1階で止まったエレベーター。次は、10階のボタンが点灯します。そしてしばらく止ま
った後、ゆっくりと動きだしました。
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異世界エレベーター☆
=====エレベーターに目星・もしくは調べる=====
扉の横に操作盤、壁紙は、マグネットでとまっており、左の壁には広告、右の壁には、案
内板、後ろの壁の右下の方には、防災キャビネットが設置されています。
天井を見上げれば、天井救出口があることがわかります。
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=====操作盤=====
呼び出しボタン・行き先ボタン・開閉ボタン・スライド式スイッチボックスがあります。
+++呼び出しボタン+++
→押す
呼び出しボタンを押すとすぐに、女性とおぼしき人の声が聞こえてきました。
「どうかなさいましたでしょうか」
→エレベーターに不備は無いということを教えてくれます。
心理学をした場合、顔が見れないのでー30%とします。
→成功 嘘をついている様子は無い。
→しつこく質問すると「いたずらはやめてください」と怒られて通話が切れてしまいま
す。
+++行き先ボタン+++
地獄
10 9
8
7
6
5
4
3
2
1
天国
という順番でボタンがある。
探索者が押しても、点灯しない。
+++開閉ボタン+++
押しても反応しない
+++スライド式スイッチボックス+++
ボックスにはカギがかかっています。
カギ開けであけられる(カギ開けある人がいない場合、どこかにカギをかくしておく)
→成功
「電灯」「換気扇」「停止/運転スイッチ」
→電灯を押すと真っ暗になる。
→換気扇を押すと換気が止まり、次につけるまで、窒息ロールを一定時間で行う。
→停止/運転を押すとエレベーターが一瞬止まるが、すぐにまた動きだす。
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====広告====
宗教勧誘の広告みたいです。
入信すれば出られる
入信しないなら潰れる
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異世界エレベーター☆
入信希望者は、ここに名前をご記入下さい。
と書いてあります。
→広告の裏を見た場合
真っ赤な文字で、入信したら逃げられないと書いてある
→アイデアロール成功で、この文字は、血で書かれていることがわかる
SANチェック(0/1D2)
==========
====案内板===
地獄:ふわっと一瞬でいけます。
10:降りちゃだめ
9:止まりません
8:止まりません
7:止まりません
6:もう逃げられないよ
5:お客さん
4:ようこそいらっしゃい
3:止まりません
2:2回止まるよ
1:出入り口
天国:残念さようなら
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===防災キャビネット===
ラジオ・救急用品・水・ホイッスル・簡易トイレ・ブランケットが入っています。
+++ラジオ+++
ラジオをつけると、ちょうどオカルト番組の放送が聞こえてきました。
内容は、異世界へ繫がるエレベーターについてです。
送られてきた葉書をパーソナリティが、読み上げていきます。
「これは、僕が聞いたエレベーターに関する都市伝説の話です。
まず、ひとりでエレベーターに乗って、4階→2階→6階→2階→10階の順で移動しま
す。
その間に、誰か乗ってきたら失敗します。
10階に着いたら、そのまま降りないで、5階を押します。
5階に着いたら、若い女が乗ってきますが、話かけてはいけないそうです。
そのまま、1階を押します。
するとエレベーターは1階に降りた後、一気に10階に上がっていきます。
1階から10階へ上がる間、別の階で止まると失敗してしまうそうです。
10階についたら、異世界へ行けるらしいです。
僕は、実験するの怖いので、誰か実験お願いします」
という内容でした。
パーソナリティが、自分で実験してこいよ~なんてちゃちゃを入れているところで、ラ
ジオがぷつっと途切れました。
どうやら、電池切れの様です。
→懐中電灯の電池をこっちへうつしかえた場合
ラジオは、また放送を受信します。
今度は、豆知識コーナーにうつった様です。
「さっきのエレベーターの都市伝説にちなんで、エレベーターに関する豆知識をひとつ。
エレベーターのボタンを5秒以上長押しすると キャンセルすることができるんです
よ」
といった内容をしゃべっていますね。
(この情報は、エレベーターの呼び出しボタンで係員から聞き出せてもいいです)
+++++++++
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異世界エレベーター☆
++++壁紙++++
壁紙をはがすと後ろの壁の下のほうに鍵穴を見つけます。
→カギ開け成功(無い場合は、鍵をどこかに隠しておく)
どうやら、エレベーターのトランク部の扉のようで、あけることができました。
→中へ入る・中を見る
扉を開いて中を見るとそこには、ぎっちりと人人人人
ある人は、ぐちゃぐちゃに、ある人は、肢体がバラバラに、ある人は形もわからないほ
どに
血なのか、肉なのか、ソレを見ただけではわからない。
酷い悪臭
目を覆いたくなるほどの無残な肉塊。
押し込められるだけ押し込められたソレラは、自分の行く末を感じさせ、恐怖を抱かせ
るには、十分なものだった。
SANチェックどうぞ。(1D3 / 2D4 + 1)
→医学もしくは、アイデア1/2で成功
ここにある死体は、高いところから落ちる等して強い衝撃を受けて死んだということが
わかる。
→さらにアイデア成功
このエレベーターに乗っていると、いずれ落下して、この死体と同じ末路をたどってし
まうことに気づきます。
SANチェックどうぞ。(0/1D3)
→遺体を調べる・目星する
遺体の間に、何か光るものを見つけることができます。
そっと引き抜いてみると電源が入ったままのスマートフォンでした。
→画面を見る
アイホートに関する記事が表示されています。
内容は
「アイホートの申し出を拒否するならば、アイホートは、その者を強打して殺してしまう
でしょう。
また、アイホートの申し出を受け入れるならば、その者は、アイホートの雛を埋め込ま
れてしまうでしょう」
というものでした。
→さらに目星成功
探索者は、表示されている画面が、更にスクロールできることに気づきました。
そこには、「雛を取り除く呪文」についての記述がありました。
内容は、この呪文は、3ラウンドの詠唱が必要であり、参加者はそれぞれ1D3の正気度
をコストとして支払う。
呪文の使い手および、この呪文を知っているほかの者は、好きなだけマジックポイント
を消費して構わない。
投入されたマジックポイントと雛を植えつけられた日数で対抗ロールをする(ファンブ
ルは失敗扱い)
呪文が勝った場合、ただちに雛は除去できるが、犠牲者は1D3の正気度を失う。
この呪文を習得できたかどうかは、INT×2のロールで判定します。
→部屋を調べる・目星する
懐中電灯を発見します。
+++++++++++
++++天井救出口++++
肩車する(STRとSIN対抗)等すると救出口に手が届きます。
救出口の板をはずすと、その向こうにいる「ソレ」を探索者は見てしまうでしょう。
暗闇に浮かび上がるシルエット。
ページ(4)
異世界エレベーター☆
目が慣れると徐々に鮮明となる冒涜的な姿。
肉のついていない無数の足に支えられた青白くふくらんだ楕円形の「ソレ」は、ゼリー状
の目をまばたきもさせず、エレベーターの中にいる探索者達をじっとみつめていた。
こんな冒涜的な姿を目にしてしまった探索者の皆様、SANチェックどうぞ。
(1D6/1D20)
-------アイホート、迷路の神----STR:44 CON:80 SIZ:50 INT:25 POW:30 DEZ:12 HP:65
噛み付き:70% (5D3+麻痺性の毒POT15)
押しつぶし:85% (全体に5D6)
装甲:ダメージは最低数値しか与えられない
1ラウンドに3PのHP回復
→ただし、エレベーター内にいる間は、救出口狭いから、アイホートの攻撃は届かないか
もしれません。
→もし、戦闘して、負けそうになった場合、エレベーターごと地下へと逃げようとする。
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++++5階で乗ってくる女++++
エレベーターが、5階で止まり、1階のボタンが点灯します。
エレベーターが再度動き出すと探索者達は、今までより、いっそう違和感を覚えるでしょ
う。
そう・・・いつのまにか、一人増えているのです。
エレベーターのちょうど中央に、真っ白な服を着た美しい女性が、じっと天井を見つめた
まま佇んでいました。
いきなり人が現れるという状況を目の当たりにした探索者の皆さん、SANチェックどう
ぞ。
(0/1D2)
→目星・もしくは医学した場合
血色の無い肌は、血が通っているように見えない。
→アイデア成功
探索者は気がついてしまいます。
そこに佇んでいる女性が、すでに生きている人間ではないということに。
しかし、女性は、まるで生きているかのように、その場に佇み、天井を見つめ続けてい
ます。
そんなありえないことに気づいてしまった探索者は、SANチェックどうぞ
(1/ 1D6 + 1)
→聞き耳
心臓の音の変わりに、何かカサコソといったような音が聞こえる。
→話しかけてしまった場合
話しかけられた女性は、探索者の方を見ると急にバタンッと倒れてしまいました。
そして、ミチミチと嫌な音が聞こえたかと思うと女性の腹が裂け、そこから無数の虫の
ような「ナニカ」が湧き出してきます。
まるで虫のような「ソレ」は、クモのようにも見えますが、まったく別の「ナニカ」で
あると認識できます。
腹から湧き出してきた小さなソレラは、探索者達に襲い掛かってきました。
まずは、SANチェックどうぞ
(1D3 / 1D10)
→さらに目星成功
裂けた女性の腹を見てしまった探索者は、女性の「ナカミ」が、からっぽだということ
に気づいてしまいます。
ページ(5)
異世界エレベーター☆
骨も肉もない、ナニカが抜け出してしまった女性は、ただの皮とかしてしまっていま
す。
そのことに気づいてしまった探索者は、SANチェックです。
(1/1D3)
→戦闘する場合
まず、何匹いたかを判定
(2D10+10匹)
100%成功で、1ターンにつき耐久力を1削っていく。
肉や骨を齧られていく感覚に、探索者は、1ターンにつき1D3の正気度も減っていく。
→2ターン目以降、アイデアロール
成功した探索者は、広告に名前を書けば、この虫のようなナニカに食い殺されることは
防げるかもしれないことに気づく。
→名前を書いた場合
探索者を食い殺そうとしていたソレラは、急に攻撃をやめた。
そのかわりに・・
ソレラは、探索者の中へと入ってくる・・。
食われるのとは違う、肉の中に埋まってくる感覚。
しかしその痛みともとれないおぞましい感覚は、すぐになくなり、かわりに脳に直接、
おぞましい映像が流し込まれる。
絶え間なく流されるその映像に、探索者は、正気を失っていきます。
1D4の正気度消失
そして、かわりに冒涜的な智識を埋め込まれることでしょう。
1D3の神話技能贈呈です。
ソレに寄生されている限り、探索者は、1ヶ月ごとに正気度喪失と神話技能が贈呈され
ます。
→雛の除去の魔法を使用する場合
寄生していた雛が、体の穴という穴から逃げ出していく。
その苦痛を当惑かから、1D3の正気度を失います。
そして抜け出した雛は、再度探索者達に襲いかかろうとしてきます。
======ED=======
+++5~10階でうまく処理した場合++++
→10階の点灯しているボタンをリセットして、停止ボタンを押した場合。
エレベーターは止まり、そして一番近い階で、その扉を開きました。
→探索者が外へ出る
探索者がエレベーターの外へ出ると扉が閉まり、そしてゴゴゴという轟音がした後、更に
すごい衝撃音が扉の向こうから聞こえてきました。
どうやら、エレベーターが落下して、下の階で潰れてしまったようです。
+++処理できずに地獄までいっちゃった場合+++
10階で止まることをせず、エレベーターは、更に上昇を続けます。
そして、ガタンッと音を立てたと同時に、探索者の目に、「地獄」と表示された表示板と
点灯した「天国」のボタンがうつりました。
それを確認した一瞬後、急な浮遊感を感じました。
その後、どうなったのかは、探索者たちにはわかりません。
ただ、その日の夜のニュースで、エレベーターの落下事故で死者がでたといったことが放
送されたことをお知らせしておきます。
+++雛をうえつけられたまま処理できなかった場合・もしくは、入信した場合+++
10階で止まったエレベーター。
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異世界エレベーター☆
扉がすっと開きます。
その先には、現実では見たことの無い、真っ暗な闇。
探索者達は、自分の意思に関係なく、扉の向こうへとおりていくことでしょう。
その先で何がおこなわれるか、知ることもできずに。
+++雛をうえつけられたけど、処理できた場合++++
エレベーターから出てから、退散の呪文を使うと、雛は逃げ出す。
エレベーターから出てから、放置してた場合、数ヵ月後に、雛をうめこまれた探索者は、
内側から腹を食い破られ、死んでしまいます。
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