第6号 - 富士の国やまなし観光ネット

NEWSLETTER
第6号
観光の源
発行日
2015年7月
公益社団法人
盛夏の候、皆様におかれましては、益々ご清栄のことと心よりお慶
び申し上げます。平素は当機構の事業に対し、格別のご高配を賜り、
御礼申し上げます。
○夏の観光シーズンを向かえ、当機構の活動及び事業についてご報告
させていただきます。
やまなし観光推進機構
(公社)やまなし観光推進機構 井澤新理事長挨拶
平素は、(公社)やまなし観光推進機構の活動に
ご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。
7月より、理事長に就任いたしました井澤でござい
ます。急速な人口減と高齢化が進展する中、地域の
活性化と地方創生が叫ばれています。県において
も、魅力ある地域社会を創造するために急ピッチで
取り組みを進めていると聞いています。自然環境に
恵まれ、富士山をはじめとした世界遺産・文化・歴
史・食・温泉など観光資源が豊富な山梨県において
は、持てる資源の魅力の創出による観光産業の発展は、極めて重要な取り組み
の一つだと認識しています。乗り越えるべきハードルは、多々あると思います
が、社会の構造変化を大きなチャンスと捉え、オール山梨を合言葉に観光産業
発展のために微力ながら取り組んでまいりたいと思います。ついては、会員皆
様のご理解と倍旧のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
目次
頁
ごあいさつ
新理事長挨拶
平成27年度通常総会
開催
1
観光・物産振興部
・業務紹介
・JR春の臨時列車乗車
キャンペーンと夏の観光PR
2
(公社)やまなし観光推進機構
理事長
5月28日、平成27年度
井澤
啓
通常総会を開催
総会は、ホテル談露館において会員212名出席
(うち委任状提出139名)のもと開催され、はじめに
観光物産功労者及び模範従業員の表彰並びに観
光物産事業協力者等への感謝状の贈呈が行われ、
総会の審議では平成26年度事業・決算報告と平成
27年度事業・予算案が承認されました。なお、平成
29年秋の実施を要望していたJRディスティネーショ
ンキャンペーンが不採択となったことを受け、平成2
8年度からの2年間で予定していた大型観光キャン
ペーンは実施しないことを決議しました。また、任期
満了に伴う役員の改選が審議され、新たな役員が選出されるとともに、新役員による理
事長の選出が行われ、理事長には7月1日から新たに民間企業出身の井澤啓(いざわ
さとる)氏が就任することとなりました。
観光・物産販売促進部
1.観光プロモーション事業
2.着地観光商品の発掘・造成
流通促進
3.MICE事業の取り組み
4.まなびツーリズム推進事業
5.観光事業者経営改善の
支援
・平成27年度の主な活動予定
ホットニュース
・観光講演会の概要
・北杜市
「世界に誇る水の山」宣言
・第44回信玄公祭りについて
~表彰者の皆様~
【功労者表彰】 小澤 誠様
【感謝状】 山梨中央銀行 勝沼支店様・市川悦郎様・影沢礼子様・白倉徳三様・
津金胤仁様
【模範観光物産従業員表彰】 窪田博明様・鮎川俊晃様・清水恵治様・
中嶋京子様・荻野俊光様・志村浩一様・羽田義和様・小林正人様・
富士の国やまなし
観光キャラバン隊長
【武田菱丸】
小林春江様
1
3
4
観光の源
観光・物産振興部
◆観光キャンペーン実施状況
山梨県内は、本年度から始まるリニ
ア実験線の有料試乗や、平成29年度の
中部横断自動車道開通予定などにより、
本県を取り巻く交通網の整備は激変し、
今後山梨県内への観光客の増加が期待さ
れています。そこで、観光・物産振興部
では、より多くの観光客に来県していた
だき、県全体が活性化していくことを目
的に、受け入れ体制の整備や、2020
年の東京オリンピック・パラリンピック
開催を見据えたインバウンド誘客促進な
どにおいて効果的な事業展開を進めてま
いります。
(2015/2~2015/6)
2015年
【2月】
やまたまCP(八王子駅)
談合坂サービスエリアCP
【3月】
東京スカイツリーCP
VF甲府ホームCP(山梨中銀スタジアム)
【4月】
臨時列車における観光PR (笛吹市・甲州市)
JR石和温泉駅でのお出迎え
【5月】
【やまなしリニアフェス2014】
臨時列車における観光PR (都留市)
VF甲府アウェイCP(長野県松本市)
大多摩食の祭典CP(青梅市)
阪急百貨店CP(大阪)
また、キャンペーンでの取り組みに 【6月】
VF甲府ホームCP(山梨中銀スタジアム)
おいては、季節の素材を効果的に活用
臨時列車における観光PR(甲州市)
し、情報発信場所ごとに具体的なター
ゲットを設定した事業展開を行ってまい 談合坂サービスエリアCP
夏の海と山の観光展(東京駅)
ります。さらに、今年度からフィルムコ
ミッション事業を当機構で実施すること
となり、新たな体制により誘客促進に積 ◆観光キャンペーン実施計画
極的に努めてまいります。
(~2015/9)
【7月】
【談合坂サービスエリアキャンペーン】
~春の臨時列車乗車キャンペーンと夏の観光PR~
春の山梨は、桃源郷をはじめとする桃の花や富士芝桜まつりなど見どころ
がたくさんあることから、春の増発列車にてお越しいただいた観光客の皆様
を列車内や地元駅において、おもてなしを行う取り組みを行いました。具体
的には、車内放送にて、旬の観光情報をアナウンスした後、乗客一人一人に
観光パンフレットを渡しながら、観光案内を行いました。4月11日の甲州
市、4月18日の笛吹市、5月9日の都留市、6月14日の甲州市と4回に
わたり実施しました。利用者にも大変好評であったことから、JR東日本八
王子支社の協力を得て、引き続き実施していきたいと考えております。
○なお、4月25日には、川中島合戦戦国絵巻の開催を控えるJR石和温泉
駅において、お出迎えキャンペーンを行いました。
やまたまCP(八王子駅)
イオンレイクタウン山梨の観光物産展
名鉄CP(岐阜・愛知)
VF甲府ホームCP(山梨中銀スタジアム)
【8月】
石井スポーツCP(新宿)
リニアフェスティバル
【9月】
名古屋丸栄物産展(名古屋市)
ふるさと観光展(仙台駅)
首都高速CP(川口PA)
上野産直市(上野駅)
ツーリズムEXPOジャパン(東京ビックサイト)
VISIT JAPAN トラベルマート
(東京ビックサイト)
また、7月1日~3日には、JR八王子駅において「山梨百名山登山と
桃狩りシーズン到来」と題した観光・物産キャンペーンを行いました。
期間中、3,300名を超える方々に夏のイベント情報を提供すると共
に、桃、スモモや朝採れトウモロコシなど山梨の旬の産物を販売しまし
た。特に観光PRでは、県内各市町村の皆様方のお力をお借りし、大いに
盛り上げることが出来ました。今後とも、JR八王子駅等での観光キャン
ペーンを実施して参ります。
○最後に、これから秋の観光シーズンを迎えるに際し、観光ポスターの制
作を進めております。会員の皆様方と協力しながら、県内誘客を推進して
参りますので、引き続き、御支援・御協力をお願い致します。
【石和温泉駅でのお出迎えキャンペーン】
2
第6号
観光・物産販売促進部
平成27年度の観光・物産販売促進部は、異動や担務変更など
により新たに3名が加わり新6名体制でスタートしました。新たな
視点から山梨県の各担当エリアの観光資源を発掘し、今までの
着地観光商品を見直し、魅力を引き出しながら商品造成に取組
み、山梨県への誘客に努めて参ります。
1 観光プロモーション事業
【観光ワークショップ】
5 観光事業者経営改善の支援
6月24日に日本旅行ソリューション営業本部で、7月9日にはJTB
コーポレートセールス法人営業横浜支店で、法人営業担当者及び手
配・サポート担当者を対象に観光ワークショップを県内30社余の事業
者に参加頂き開催いたしました。また、観光説明会・商談会を旅行商品
造成・販売促進のため、首都圏、中京圏、関西圏の旅行会社を対象に
9月・2月に東京・名古屋・大阪会場にてそれぞれ年2回づつ開催してお
ります。そして、首都圏・関西中京圏の旅行会社への県内事業者との
同行営業活動を年3~4回実施し、旅行商品素材の発信と情報の収集
を富士の国やまなし館・大阪事務所駐在員と対応しております。
(公財)やまなし産業支援機構(山梨県よろず
支援拠点)と協力し、中小企業・小規模事業者向
けの支援策、よろず支援拠点の活用事例等に関
する説明会等を実施します。今年度は宿泊施設を
中心とした「観光経営改善研修会&相談会」を開
催します。
2 着地観光商品の発掘・造成・流通促進
市町村担当制による各市町村・関係事業者との連携をより強化する
ことにより、新たな観光資源を発掘し、山梨での滞在日数の拡大を図り
ます。
3 MICE事業の取組
MICE推進協議会会員相互の連携を深め、「学会」や「大会」の開催
情報や主催者情報の共有を図るとともに、やまなしMICEのホーム
ページ等を通して山梨の魅力や支援体制をPRし、誘致活動を促進し
ます。
【観光説明会・商談会】
4 まなびツーリズム推進事業
富士山の世界文化遺産登録、リニア見学センターのリニューアル等、
「学 ぶ 場」の 充 実 を 通 じ て、教 育 旅 行 の 誘 致 を 促 進 し ま す。
また、昨年度作成した「しる・まな・体験」パンフレット等を活用し、全国
に向けて営業活動をしてまいります。
【平成27年度の主な活動予定内容】
【二地域居住・移住受入体制整備事業】~笛吹市~
○MICE事業の取組み強化、ファムトリップの実施
旅行会社のMICE担当者、大会会議や学会等の開催担当者の招聘、営業用パンフレットの作成
○富士山を核とした周遊観光促進事業、ファムトリップの実施
南アルプス・東部エリアにおいて中京圏・首都圏の旅行関係者を対象
○観光ガイドを活用した周遊観光促進事業
○二地域居住・移住受入体制整備事業 ・ 二地域居住・移住マッチング推進事業 ・ 若年世代移住・定住促進事業
○山梨カミングデー企画
山梨県人会連合会(首都圏)の皆様に山梨の魅力を発信していただくための視察・研修ツアー
3
ホ
ッ ト
ニュ
ー
第44回信
ス
玄公祭り
~桜舞う中、甲州軍団出陣~
観光講演会「MICEによる観光・地域づくりの方策」講演概要
通常総会終了後、日本コンベンションサービス(株)MICE都
市研究所長の廣江真氏をお迎えして「MICEによる観光・地域
づくりの方策」と題して講演会を開催しました。
講演は、観光との違いという面からMICEとは何か、山梨県の
状況を踏まえた上での取り組み方、地域づくりの方策としてどの
ような活用が考えられるのかなどについてご講演をいただきまし
た。MICE誘致のための商品開発の必要性やその事例として他
県で取り組まれたユニークベニューの紹介、また、やまなし型M
ICEを創出する方法論として、「戦略とマーケティングの重要
性」「対象と分野、規模の絞り込み」「MICEコンテンツ、M
ICE素材の発掘」「売るためのMICE商品開発」「ワンス
トップサービスの窓口・体制」「効果的なプロモーション方法」
といった点からの検討が必要であること、さらに、MICEを活
用した地域づくりの方策として、「やまなしワインMICE」を
ワインビジネストップ会議やワイン展示商談会、醸造学会、愛好
家会議、ワイン技術視察等の組み合わせにより開催し、ワインビ
ジネスの主導権や技術情報のハブ機能を取得するという目的で戦
略的に展開していくことが考えられるという具体例を挙げていた
だいてのお話しでした。
◆北杜市 世界に誇る「水の山」へ
北杜市は、世界に向けて「世界に誇る水の山」宣言を行いました。
平成27年4月3日~5日の3日間、第44
回信玄公祭りが開催されました。晴天に恵まれ
た甲州軍団出陣当日の4日には101,000
人もの観客動員数を記録しました。当機構は信
玄公祭り実行委員会として、企画・警備・運営
等を担い、お祭りを成功させるために一丸とな
り準備を進めて参りました。
○前夜祭の湖衣姫コンテストで幕を開け、桜の
花びらが舞う舞鶴城公園での出陣式、平和通り
での華やかなパレードやメインの甲州軍団出陣
など、盛大に開催されました。
○今回の信玄公祭りでは信玄公役に俳優でやま
なし大使の片岡鶴太郎さん、山本勘助役に歌手
でやまなし大使の河口恭吾さんをお迎えしまし
た。会場には片岡さんや河口さんの勇姿を一目
見ようと大勢のお客様が集まりました。出陣終
了後の帰陣式では河口さんのヒット曲「桜」を
披露していただき、思いもよらぬ演出に会場の
盛り上がりは最高潮を迎えました。また今回新
たに平和通りにおいて一般から募集した団体の
パレードや、軍団出陣時に平和通り全車線を使
用したことなど、新たな取り組みを実施し、来
場者の好評を得ることができました。
○やまなし観光推進機構では、信玄公祭りをよ
り多くの皆様に楽しんでいただける様、より一
層の工夫と努力を続けて参ります。
これは、先祖代々「水」を守り、利用してきた地域の特性を生かし、
未来に残し伝えるため、「水」の保全活動や啓発活動を実施していく
ものです。 それにあわせ、名水の里日本一の北杜市と水資源の保
全活動を積極的に行う企業が、互いに手を結び南アルプス地域を起
点に世界に誇る「水の山」としてその価値を世界に広め、市民と共に
北杜市全域の地域活性化をブランド推進プロジェクトもスタートさせ
ました。 ブランド推進のキャラクター「ミズクマ」とと
もに世界に誇る「水の
山」を世界に向けて発信
していきます。
富士の国やまなしメールマガジン会員募集中!
当機構では毎週水曜日に「やまなしの魅力」を発信する
メールマガジンをお届けしています。ぜひご登録下さい。
■□ やまかん便り □■
◎登録はこちら
http://www.yamanashi-kankou.jp/mailmagazine/
平成27年3月中旬・・・
私たち(公社)やまなし観光推進機構は、
【公益社団法人 やまなし観光推進機構】
山梨県庁西別館から、県庁別館に引越しました。
〒400-0031 甲府市丸の内1-6-1 山梨県庁別館2階
TEL 055-231-2722 FAX 055-221-3040
現在、西別館は解体作業が進んでいます。
メールアドレス:[email protected]
少し寂しい気分になりますが新しい県庁に生まれ
【富士の国やまなし旅センター】
変わります。
事務所のある県庁別館2階には4月に山梨近代人物館が開館しました。入場は無料
ですのでぜひご来館ください。(休館日は第2・第4火曜日です)
4
TEL 055-231-2230
HP: http://www.yamanashi-kankou.jp/