2015年度決算 経営方針説明資料 2015年11月17日 株式会社ロックオン 東証マザーズ:3690 CONTENTS 目次 01 ロックオンのいま(2015年度決算説明) 02 現在の対面市場 03 これからの対面市場 04 新展開への勝算 05 配当について 01 ロックオンのいま - 2015年度決算概要 - 2015年9月期 業績ハイライト 2015年9月期通期連結業績 営業利益は前年同期比41%増となり、最高益を更新。 営業利益は通期予測を達成。 売上高 営業利益 1,437百万円 350百万円 (前年同期比 6%増) (前年同期比 41%増) マーケティングプラットフォーム事業 利益率の高いアドエビスの開発・販売に注力。アドエビス はブランドチェンジを果し、過去最高売上を達成。 商流プラットフォーム事業 7年半ぶりにEC-CUBEメジャーバージョンアップ。 売上、営業利益ともに、堅調に推移。 売上高 営業利益 売上高 営業利益 911百万円 214百万円 526百万円 135百万円 (前年同期比 3%増) (前年同期比 51%増) (前年同期比 10%増) (前年同期比 27%増) 4 2015年9月期 通期業績見通しに対する結果報告 営業利益は通期予測を達成。 主力事業であるマーケティングプラットフォーム事業の 利益率が大きく伸長。 単位:百万円 売上高 営業利益 2015年9月期 予測 2015年9月期 実績 予測差異 達成率 1,545 1,437 ▲107 93% 350 350 0 100% 5 売上高の推移 前年同期比 6%増 (百万円) Qごとの売上高推移 アドエビス・EC-CUBEのストック売上が堅調に推移。 Qでの過去最高売上、通期でも過去最高売上を達成。 392 (百万円) 400 1500 1,437 スポット案件 350 1400 300 250 1300 200 1200 373 150 1,360 100 1100 292 181 184 180 191 228 220 231 205 215 311 305 338 342 329 352 362 255 50 0 1000 2014年9月期 2015年9月期 4Q累計 4Q累計 1Q 2Q 3Q 2011年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 2012年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 2013年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年9月期 6 営業利益の推移 前年同期比 Qごとの営業利益推移 利益率の高いアドエビスが牽引し、 Qでの過去最高益、通期でも過去最高益を達成 (百万円) (百万円) 400 41%増 120 113 350 350 100 300 80 THREeへの開発投資を実施 その後、損益分岐点を超え 上昇基調へ 60 250 102 82 40 200 249 20 150 30 34 52 44 42 35 30 20 2014年9月期 2015年9月期 4Q累計 4Q累計 1Q 2Q 3Q 2011年9月期 4Q 1Q 29 3Q 4Q 56 2Q 3Q 58 12 10 0 100 26 57 75 2Q 3Q 2012年9月期 4Q 1 1Q 2Q 2013年9月期 1Q 2014年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年9月期 7 営業利益増減の要因分析 2014年9月期4Q-2015年9月期4Q 単位:百万円 11 48 売上原価 の減少 28 350 販売費及び 一般管理費 の減少 商流PF 売上増 249 マーケティング PF売上増 2014年 9月期4Q 営業利益 12 2015年 9月期4Q 営業利益 8 01 ロックオンのいま マーケティングプラットフォーム事業 マーケティングプラットフォーム事業 全てのマーケティングデータを一気通貫で測定・活用 業界必須のサービス「アドエビス」 アドエビスはあらゆる「マーケティングデータ」を一気通貫で測定・活用できるサービス。 多種多様なマーケティング施策を誰もが同じ指標で評価が可能。 アドエビスは、現在のデジタルマーケティングになくてはならない存在に。 広告代理店 SEM広告代理店 潜在層向け 獲得効率:低 顕在層向け 獲得効率:高 SEM ミドル ワード SEM BIGワード マスメディア 純広告 DSP (潜在) DSP (リマケ) SEO SEM ブランド ワード DSP広告代理店 マスメディア広告代理店 代理店/メ ディア/デバイ スを横断して 効果測定 10 マーケティングプラットフォーム事業 アドエビスの売上構成 アドエビスの売上は アカウント数 × 平均単価 のストックビジネス。 外部要因に左右されにくい安定成長を実現。 指標② 指標① 売上 = アカウント数 × 平均単価 11 指標① アクティブアカウント数 マーケティングプラットフォーム事業 アドエビスのストック売上となるアクティブアカウント数は順調に推移。 2016年通期、4Q共に、過去最高を達成。 1133 1200 指標① 1052 アクティブアカウント数推移 1100 1000 900 800 700 1Q 2Q 3Q 2011年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2012年度 ※キャンペーン時のみのアカウントもあり、若干の季節変動があります。 4Q 1Q 2Q 3Q 2013年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年度 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年度 12 指標② 平均単価 マーケティングプラットフォーム事業 2013年度(THREeへの投資時期)以降は営業強化、 サービス拡充を行い、アドエビスの平均単価は順調に上昇中。 65,000 指標② 平均単価推移 60,000 スポット案件に より一時的上昇 55,000 50,000 サービス拡充が功を奏し、 2015年度に平均単価が6万円を突破 45,000 40,000 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2011年度 ※各アカウントの広告出稿数に比例するため、季節変動があります。 2Q 3Q 2012年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2013年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年度 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年度 13 マーケティングプラットフォーム事業 その他指標:アドエビス販売代理店数 アドエビス販売代理店網は順調に拡大。 事業拡大と利益率向上に大きく貢献。 販売代理店数推移 主な販売代理店(2015年9月末現在) 320 300 280 320以上の 260 有力代理店網 を構築 240 220 GMO NIKKO株式会社 GMOアドマーケティング株式会社 mode株式会社 アイプロスペクト・ジャパン株式会社 アドデジタル株式会社 トランスコスモス株式会社 バリュークリエーション株式会社 株式会社ADKデジタル・コミュニケー ションズ 株式会社Anything 株式会社DAサーチ&リンク 株式会社Flex 株式会社IBJ 株式会社KOQONTOZAI 株式会社Lifull Marketing Partners 株式会社more communication 株式会社Roseau Pensant 株式会社アサツーディ・ケイ 株式会社アドウェイズ 株式会社アドバリュー 株式会社イー・ステート・オンライン 株式会社イーエムネット ジャパン 株式会社ウェブクルーエージェンシー 株式会社オーリーズ 株式会社カラック 株式会社キズナ・マーケティング 株式会社サイバーエージェント 株式会社セプテーニ 株式会社デジタルアイデンティティ 株式会社デジタルガレージ 株式会社ハイブリッドマーケティング 株式会社プライムクロス 株式会社フラット 株式会社フルスピード 株式会社ブレイク・フィールド社 株式会社ペンシル 株式会社メディックス 株式会社メンバーズ 株式会社リッチメディア 株式会社レリバンシー・プラス 株式会社ワンスター 株式会社電通 株式会社東急エージェンシー 株式会社日経BP 株式会社日本経済広告社 株式会社売れるネット広告社 株式会社博報堂プロダクツ 株式会社博報堂DYインターソリュー ションズ 五反田電子商事株式会社 情報工房株式会社 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 他多数 14 マーケティングプラットフォーム事業 売上の推移 通期累計前年同期比 Qごとの売上高推移 4Q及び2015年度通期売上は過去最高を更新 ストック売上も順調に推移。 (百万円) 3%増 950 (百万円) 911 スポット案件 900 200 850 150 800 239 250 100 882 750 50 700 0 2014年9月期 2015年9月期 4Q累計 4Q累計 151 156 1Q 2Q 175 3Q 2013年9月期 185 4Q 204 1Q 213 2Q 231 233 3Q 4Q 2014年9月期 220 224 226 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年9月期 15 マーケティングプラットフォーム事業 営業利益の推移 通期累計前年同期比 (百万円) 51%増 230 214 Qごとの営業利益推移 (百万円) 利益率の高いアドエビスへのシフトが奏功し、 前年同期比51%増と大幅に続伸。 90 80 210 69 70 190 60 170 50 150 40 130 110 90 67 30 141 20 28 70 10 50 0 2014年9月期 2015年9月期 4Q累計 4Q累計 1Q 35 36 2Q 3Q 2014年9月期 41 4Q 35 1Q 41 2Q 3Q 4Q 2015年9月期 16 主な施策①:ブランド一新。 マーケティングプラットフォーム「アドエビス」誕生。 アドエビスは「広告効果測定システム」から 「測定データ」を「活用」する「マーケティングプラットフォーム」へ。 目標としていたマーケティング統合環境構築が半年以上前倒しで進捗。 2015年4月21日 リリース 17 主な施策②:ライオン株式会社様へ アドエビスDMP導入 アドエビスDMPの初事例のライオン株式会社様メディアを公開。 当期中の本プライベートDMP横展開と、そのノウハウをもとにした マーケティングオートメーションプラットフォームの確立を目指す。 ライオン株式会社様「Lidea」 2014年10月23日公開 18 主な施策③:NTTデータ様にてアドエビスが採用 NTTデータ様が展開するデジタル・マーケティング総合支援サービス 「BizXaaS BA for マーケティング」のデータ連携基盤として、 アドエビスが採用される。 NTTデータ様 「BizXaaS BA for マーケティング」 2015年10月15日公開 データ統合管理基盤の肝で ある、あらゆるデータとの連携 基盤としてアドエビスが採用さ れる。 データ連携 様々なデータを一括で繋げる ことができ、さらに高負荷にも 耐えることができるアドエビスの 強みが評価された。 19 主な施策④:TVデータ連携開始 アドエビスのマーケティングプラットフォーム化により、ネット上のデータ以外と の連携を積極開始。特に広告効果の高いTVデータを優先的に対応。 ①株式会社エム・データとの業務提携。アドエビスで「TVとネットの統合分析」が可能に。 ②株式会社トライステージとの協業。「TV通販分析」に関する共同開発開始。 ①株式会社エム・データと業務連携(2014年10月21日) 自社CMだけではなく全てのテレビ放送実績データを 含めた分析が可能に。 ②株式会社トライステージとの協業(2015年8月4日) TV通販の 「メディアを跨いだ購買までの流れ」を可視化 TV通販 成果情報管理 データベース TV通販の 基本情報 コールセンターでの 受注情報 データ連携・分 析により、 「メディアを跨い だ購買までの流 れ」の可視化が 可能 WEB広告効果 情報 WEBでの 受注情報 20 主な施策⑤:マーケティングリサーチへの参入 GMOリサーチ株式会社と協業し、サイト訪問者の「声」が聞ける新サービス 「アドエビス リサーチ」をリリース。例えば、購入しなかった人にその理由を聞 くことも可能。 2015年5月26日 プレスリリース アドエビスのネット上の行動ログデータとリ アルの回答者ネットワークとをつなげること により、今までより正確にかつ不可能だっ たターゲティングも可能にし、様々な角度 のユーザーの声を聞くことが可能。 アドエビスのデータ活用はこれからも 幅広いサービス連携により広がります。 21 マーケティングプラットフォーム事業のまとめ ①アカウント数、平均単価 ともに順調に推移 ②営業利益は前年比51%増と大幅伸長 ③ライオン様、NTTデータ様と大型案件急増 22 01 ロックオンのいま 商流プラットフォーム事業 商流プラットフォーム事業 ECの世界にワクワクを 従来の構築手法と異なる構築手法を提案。 ECサイト構築は「効率」から「質」を追求する時代となり、 EC-CUBEは市場ニーズとマッチ。 国内シェアNo.1 ECオープンソースとしてWeb制作に欠かせない スタンダードプラットフォームを提供。 高 カ ス タ マ イ ズ リリース時のキャッチコピー 「ECサイトに色を」 サイト独自のおもてなしが実現できるをコンセプトに 急速に普及。ショッピングの世界をより楽しいもの することが、私たちの目標です。 (※) 低 カ ス タ マ イ ズ 高コスト/複雑 低コスト/簡単 (※)独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による 24 商流プラットフォーム事業 業界内スタンダードのECオープンプラットフォーム 推定稼働店舗数 ダウンロード数 22.000以上 1,700,000以上 すべてがECに つながる世界を 公式決済リリース ホスティング パートナー開始 (※) 国内シェア No.1に認定 オーナーズストア オープン 開発コミュニティ オープン インテグレートパー トナー開始 (※)独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による プラグイン 機能追加 オープンプラット フォームへ 公式サーバー リリース 25 商流プラットフォーム事業 EC-CUBEのビジネスモデル EC-CUBEはオープンソースとして無料で配布し、 周辺サービスにより収益を得るフリーミアムモデル。 開発力(指標①)、営業力(指標②)、サービス力(指標③)を 外部リソースにより賄うエコシステムを形成。各指標の伸びが収益へとつながる。 指標② 指標① 指標③ 26 指標①:開発コミュニティユーザー数 商流プラットフォーム事業 EC-CUBEは全国の開発者様と協力して創る「オープンソースソフトウェア」 開発コミュニティの発展が、本体やプラグインの充実に関わる重要な指標。 国内最大級の開発コミュニティ規模を誇る。 指標① 16,000 開発コミュニティユーザー数推移 1万5千人突破! 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 1Q 2Q 3Q 2011年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2012年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2013年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年度 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年度 27 指標②:オフィシャルサイト会員数 商流プラットフォーム事業 EC-CUBE オフィシャルサイト(2012年5月会員サイトオープン)の会員は主に 「開発者」「Web制作会社」「EC店舗主」といったEC-CUBE利用者で構成。 2015年には5万人を突破。EC-CUBE 3により更なる普及を目指す。 60,000 指標② 50,000 オフィシャルサイト会員数推移 40,000 5万人突破! 30,000 20,000 10,000 0 3Q 2012年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2013年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年度 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年度 28 指標③:EC関連サービス事業社(プラグイン数) 商流プラットフォーム事業 EC-CUBEの機能拡張はプラグイン(スマホのアプリのようなもの)で行う仕組み。 プラグイン数はEC-CUBEの機能充実度の指標。 EC-CUBE 3 リリースによる、更なる加速を目指す。 プラグイン開発コンテスト、勉強会等、普及イベントも積極開催中。 600 指標③ 500 プラグイン数推移 400 3系 2系 300 450件突破! 200 100 0 3Q 2012年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2013年度 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年度 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年度 29 商流プラットフォーム事業 EC業界での圧倒的存在感 EC関連サービス相関図最新版で、唯一、「EC-CUBE系」というカテゴリ名として存在。 EC-CUBE関連書籍も多数出版される、国内スタンダードのECパッケージ。 EC-CUBE系サービス EC-CUBE関連書籍 ※ 国内大手ECポータルサイト「ECのミカタWeb」(http://www.ecnomikata.com/)より掲載 30 商流プラットフォーム事業 売上の推移 通期累計前年同期比 Qごとの売上高推移 EC-CUBEメジャーバージョンアップを実施。 開発投資フェーズだがストックの積み上げは順調。 4Q及び2015年度通期でも過去最高を達成。 10%増 (百万円) (百万円) 526 550 153 160 140 500 120 100 450 80 400 60 477 40 350 79 98 117 125 124 101 140 110 108 128 135 20 0 300 2014年9月期 2015年9月期 4Q累計 4Q累計 1Q 2Q 3Q 2013年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 2014年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年9月期 31 商流プラットフォーム事業 営業利益の推移 通期累計前年同期比 27%増 (百万円) 160 135 Qごとの営業利益推移 利益率の高い「決済サービス事業者との提携」に 注力。最少コストで利益率UPを実現。 4Q及び2015年通期でも過去最高を達成 (百万円) 50 43 140 40 120 100 30 80 60 41 20 107 33 40 10 24 22 35 22 19 20 0 0 2014年9月期 2015年9月期 4Q累計 4Q累計 1Q 2Q 3Q 2014年9月期 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2015年9月期 32 主な施策①:EC-CUBEメジャーバージョンアップ 日本No.1EC構築オープンソース「EC-CUBE 3」の正式版をリリース。 7年半ぶりに内部機構を全面刷新し、自由な拡張性とアップデートの両立 を実現。 2015年7月1日 リリース EC-CUBE Ver2.0から すべてがECに つながる世界を 7年半ぶりとなる 大幅バージョンアップ完了! ■コアコンセプト ■主な技術変更点 1.オムニチャネル対応 1.内部機構の刷新 2.スマートデバイス完全対応 2.UI刷新 3.越境EC対応 3.全機能API対応 4. IoT対応 (対応予定) 5.ソーシャルメディア対応 33 主な施策②:EC-CUBE史上過去最大のイベントを開催 EC-CUBE 3 リリース後初の大型イベント。 EC-CUBEイベント史上最高の800人が参加。EC-CUBE 3への 高い期待を示す結果に。 「EC-CUBE DAY」来場者数推移 1000 800 800 昨年度比 1.6倍 600 500 400 230 200 130 150 第1回 第2回 0 第3回 第4回 第5回 (2008年) (2009年) (2011年) (2014年) (2015年) 34 商流プラットフォーム事業のまとめ ①ビジネスの指標は3つとも全て順調に伸長 ②営業利益は前年比27%増と堅調に伸長 ③7年半ぶりのEC-CUBEメジャーバージョン アップ完了 35 02 現在の対面市場 ロックオンの対面市場(マーケティングプラットフォーム事業) インターネット広告市場は 1兆円を超える急成長市場。 アドエビスはインターネット広告市場の波にのり大きく成長。 インターネット広告費の推移 12,000 20% インターネット広告費 10,519 成長率 9,381 10,000 8,063 百 億 (億円) 8,680 15% 12.1% 8,000 6,000 7.7% 10% 8.1% 4,000 4.1% 5% 2,000 0 0% 2011年 2012年 2013年 2014年 出典:電通「2014年(平成26年)日本の広告費」 37 ロックオンの対面市場(商流プラットフォーム事業① BtoC EC市場) 電子商取引(EC)市場規模は2014年で12兆円を突破。 EC化率も順調に成長し、ECは今後も更なる市場規模拡大が見込まれる。 日本の BtoC EC市場規模の推移 140,000 127,970 EC市場規模 120,000 EC化率 111,660 95,130 100,000 80,000 77,880 84,590 4.37% 5% 3.85% 60,000 40,000 10% 百 億 (億円) 3.17% 3.10% 2011年 2012年 2.54% 20,000 0 0% 2010年 2013年 2014年 出典:経済産業省 平成26年度電子商取引に関する市場調査 38 ロックオンの対面市場(商流プラットフォーム事業② ECベンダー市場) EC市場が伸びている背景から、ECベンダー市場規模も順調に成長。 EC-CUBEはECベンダー市場規模と共に、 EC構築、及びEC関連サービスのプラットフォームとして成長。 ECサイト構築(EC関連サービス含む)市場規模推移および予測 (億円) 175 150 パッケージ(ライセンス) 134億円 パッケージ(保守) SaaS 125 100 75 81.7 67.5 72.1 86.4 18.2 21.5 95.4 76.9 50 25 91 24.7 28.4 31.7 34.5 36.6 17.1 19.6 22.2 24.7 26.7 28.4 29.6 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 0 出典:ITR「ITR Market View:ECサイト構築市場2015」 39 ロックオンの対面市場(現在) ロックオンの対面市場はいずれも好調。 スマートフォンの普及等により今後も引き続き高い成長が予想される。 (※1) (※2) 各市場においてNo.1シェアの サービ スを持つロックオンも 市場成長と共に成長。 (※1)「AD EBiS」:株式会社シードプランニングによる「広告効果測定ツール市場調査」(2007年8月発表)による (※2)独立行政法人情報処理推進機構「第3回オープンソースソフトウェア活用ビジネス実態調査」による 40 03 これからの対面市場 「リアル領域」における企業と顧客のコミュニケーションの課題 日本の人口は右肩下がり。労働力の減少により、 企業と顧客とのコミュニケーションは、より効率化が求められる時代へ。 日本の将来推計人口 14,000 100% 老齢 百 万 (万人) 生産年齢 12,000 80% 年少 10,000 生産年齢人口割合 60% 8,000 6,000 40% 4,000 20% 2,000 0 0% 2010年 2030年 2055年 2060年 出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」 42 労働力の減少を背景に伸びる「ロボット市場」 労働力の減少を背景に急速に伸びるとされるのが「ロボット市場」。 ロボットこそが企業と顧客のコミュニケーション円滑化の最重要ファクター。 介護用ロボット、医療用ロボット、農業用ロボット、運送用ロボット、自動運転など、 既にあらゆる分野でロボットが活躍を始めている。 2035年までのロボット産業の将来市場予測 (億円) 120,000 9.7兆 製造分野 100,000 ロボテク(RT)製品 農林水産分野 サービス分野 80,000 5.3兆 60,000 40,000 20,000 2.9兆 0.9兆 1.6兆 0 2012年 2015年 2020年 出典:経済産業省「ロボット産業市場動向調査結果」 2025年 2035年 ※ロボテク(RT):ロボットテクノロジーの略 43 ロックオンの事業を再定義する ロックオンが今までも、そしてこれからも行う事業は 企業と顧客とのコミュニケーション円滑化(自動化・効率化)事業 すなわち 「マーケティング ロボット」事業 と再定義 ※「マーケティング ロボット」は商標登録中(出願No:商願2015-111116) 44 ロックオンは「マーケティング ロボット カンパニー」へ ロックオンは「サイバー領域」から、 さらに巨大な市場「リアル領域」へ展開。 2つの成長対面市場の波にのり、社会に価値ある大きな飛躍を目指す。 サイバー領域 × リアル領域 45 04 新展開への勝算 ロボットに必要な3つの技術 ロボットに必要な技術は 「ビッグデータ」 「人工知能(AI)」 「IoT」 今後、国内ITの最重要分野であり、ロックオンが既に進めてきた分野 ビッグ データ 人工知能 AI IoT 経済産業省 平成28年度経済産業政策の重点、概算要求・税制改正要望より AI、ビッグデータ、IoT などの新たな情報技術は、サイバー空間と実空間が密接な連携をもたらす、データ駆動社会を実現させ、 我が国の経済産業、社会に大きな変革をもたらす。 平成28年度の予算要求額 ・ IoT・ビッグデータ、人工知能の研究開発の加速、社会実証を通じた活用促進 139億 ・ ロボット導入実証事業 30億 ・ 次世代人工知能・ロボットの産総研等の研究開発の加速 85億 http://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2016/index.html 47 国内随一のデータプラットフォーム アドエビスは、DMP(データマネジメントプラットフォーム)として、 様々なデータを蓄積・測定するプラットフォーム。 ネット上のあらゆるデータを扱い、国内でも随一のビッグデータを保有。 趣味・趣向 TV センサー情報 (IoT) 画像 ラジオ 天候データ ネットデータ POSレジ 新聞・雑誌 重点施策 Map 業務提携等により、「リアルデータ領域」への展開を積極化 既に「趣味・趣向」「TVデータ」との連携は実施済。 ・2014/09/24:オールアバウトと業務提携、2015/01/28:TVメタデータ連携(2014年からMデータと業務 提携)、2015/08/04:トライステージとTVショッピングに関する共同サービス開発開始 48 人工知能(AI) ビッグデータ、そして将来の人工知能(データマイニング技術)の必要性を感じ、 他社に先駆け、2010年4月、データマイニングの専門研究所「マーケティングメトリックス研究所」を設立。 当社サービスへの転換、産学連携、ビッグデータ・データマイニングに関する啓蒙など、活動は多岐に渡る。 重点施策 産学連携等により、マーケティング領域に有用な研究開発を強化 49 IoT サイバー領域とリアル領域を繋げる技術 = IoT、オムニチャネル技術。 本分野での人的投資、ソフトウェア開発、ネットワーク作りを既に積極推進中。 「IoT、オムニチャネルのスペシャリスト」 執行役員 宗平順己 国内屈指のSIer「オージス総研」元取締役執行役員技術部長。 オージス総研では「IoTセンター」を立ち上げるなど、国内IoTの草分け的存在のひとり。 現在、ロックオンの執行役員として、IoT、オムニチャネル(OtoO)のスペシャリストとして事業を 推進する傍ら、セミナー講演、大学講義も精力的にこなす。 EC-CUBE3 2015年7月1日リリース 「すべてがECに繋がる世界を」をコ ンセプトに、IoT、オムニチャネルに 対応 重点施策 ロックオンの第2の 開発基地「ロックオフ」 「関西おうちハック」の活動拠 点としても稼働。 リアル領域のインターフェイスはIoT、従前からの強みであるサイバー領域とつなぐオムニチャ ネルを含め本分野での技術開発・研究に積極投資を行う。 50 「マーケティング ロボット」事業に勝算あり サイバー領域、リアル領域ともにマーケティングロボットの共通基盤は、 効果測定(DMP)、人工知能・AI、データ活用 の3層構造。 ロックオンの既存資産を活用可能。 サイバー領域 効果測定(DMP) リアル領域(IoT) 人工知能・AI データ活用 マーケティング ロボットデータ基盤 51 全てのモノがつながるとコミュニケーションが変わる リサーチ 広告 レジ マーケティング ロボットで 人の代わりに・人を便利に・人を笑顔に サイバーとリアルの融合がもたらす コミュニケーションの円滑化 監視 配送 受付・案内 在庫管理 52 売上推移予測 ストックビジネスのサイバー領域事業は 引き続 き高成長をキープ。 ※主なKPIは継続開示致します。 リアル領域へはM&A含め積極投資を実施し 早期の事業立ち上げを目指す。 海外展開 売上の垂直拡大で、売上100億、 さらにその先の海外展開を目指す。 リアル領域 サイバー領域 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 ・・ 53 05 配当について 2015年9月期 配当予想の変更に関しまして 当社は2014年9月、東証マザーズに上場し、これまでは、とにかく、お約束した売上・利益の着実な達成こそが株主様への最大の貢献 になると信じ、事業を推進して参りました。その結果、2015年度は順調に増収増益となり、一定の成果を出せたと考えております。 しかしながら、当社の理念「Impact On The World」に共感いただき、投資していただいた株主様に対し、これで十分だとは考えており ません。ワクワクした未来へ積極的に挑戦し、そして、株主様含めた全てのステークホルダー様と一緒に成長し、喜びを分かち合うことこそ が、当社が考える理想の姿です。 この度、株主様に対し、当社の理念、そして当社が目指す姿に共感いただき、中長期的により良い関係を築くため、2015年9月期より、 僅かながらではございますが、利益配当という形で株主還元を実施し、今後も継続的に実施していく予定です。 これからも株主様を含めた全てのステークホルダー様と一緒に、同じ想いを共有できますことを心より願っております。 年間配当金(円) 第2四半期末 期末 前回予想 今回修正予想 2015年9月期実績 0.00円 2014年9月期実績 0.00円 合計 0.00円 0.00円 4.50円 4.50円 0.00円 0.00円 55 2016年度業績見通しについて 積極的に新しい分野へ挑戦し、次世代の産業を創出することが 新興上場企業としての使命であると考えております。 今後、本資料の通り、新規領域に対しても積極的に投資いたし ますが、現時点ではその規模と効果を正確に予測することが困 難であるため、2016年度業績見通しを非開示とさせていただき ます。 連結業績予想については、合理的に予想可能となった時点で 公表いたします。 56 ---本資料の取り扱いについて--本資料に含まれる将来の見通しに関する記述等は、現時点における情報 に基づき判断したものであり、マクロ経済動向及び市場環境や当社の関連 する業界動向、その他内部・外部要因等により変動することがあり得ます。 従いまして、実際の業績が本資料に記載されている将来の見通しに関する 記述等と異なるリスクや確実性がありますことを、予めご了承ください。 57
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