平成27年度デマンド型バス運行業務委託契約書(100台) 一般社団法人茨城県観光物産協会(以下「甲」という。)と (以下 「乙」という。)は,デマンド型バスの運行にかかる業務の委託に関し次の条項により委 託契約を締結する。 (契約の目的) 第1条 甲は,デマンド型バスを運行することにより,茨城県内への外国人観光客誘客を 促進することで,本県観光 PR を行い,もって本県観光振興を図り,本県経済振興に資 することを目的として乙にそのバスの運行を要請する。乙は甲の要請に応じ所定のバス を提供し,甲は乙にその対価を支払うものとする。 (委託業務) 第2条 甲は,次の業務(以下「委託業務」という。)を乙に委託し,乙は,これを受託 するものとする。 (1) 委 託 業 務 名 デマンド型バス運行業務(ただし,旅行業者等向けには, 「いばらき1/2バス」の名称を用いる。 ) (2) 委託業務の内 容 別添「仕様書(100台) 」のとおり (3) 契 約 期 間 平成 年 月 日から平成28年3月31日まで (委託業務の実施) 第3条 乙は,委託業務を実施するにあたっては,仕様書に従って行わなければならない。 2 前項のほか,乙は,委託業務の実施方法について,甲の指示に従わなければならない。 (委託料及び契約単価) 第4条 当該契約はデマンド型バスの運行一式の委託業務であり,バス運行にかかる費用 の単価契約である。委託料はバス運行にかかる費用の契約単価と運行実績を乗じた額の 1/2の総和とする。この契約における契約単価は,別紙「契約単価一覧」に定めると ころによる。契約単価一覧に記載のない運行については,その都度甲乙協議により決す るものとする。 2 委託料の総額は, 円(うち取引に係る消費税及び地方消費税の 額 円を含む。)を超えない額とし,第2条(3)の契約期間内に当該委 託料の総額分を超える分の業務が実施される場合には,契約期間を「総額分の委託業務 が実施される日まで」に短縮する。 3 委託料にはガソリン代,運転手に係る費用等(賃金,昼食代等)を含む。 (契約単価等の変更) 第5条 この契約を締結した後において,経済事情の変化やバス業界の慣行改変,燃料価 格の高騰等により契約単価の改定を必要とする場合は,甲乙協議して定める。 (委託料の支払) 第6条 乙は,委託事業が終了し,第13条第3項の規定による通知を受けた後に,書面 により甲に対して委託料の支払を請求するものとする。 2 甲は,乙からの請求書を受領した日から30日以内に乙に委託料を支払うものとする。 3 乙は,甲の責めに帰する事由により前項の委託料の支払が遅れた場合においては,甲 に対して,遅延日数に応じ,委託料に年2.9パーセントの割合を乗じて得た額(その 額に100円未満の端数があるとき又はその全額が100円未満であるときは,その端 数額又はその全額を切り捨てた額)の遅延利息の支払を請求することができる。 (契約保証金) 第7条 契約保証金は,免除する。 (再委託等の制限) 第8条 乙は,委託業務の一部を第三者に委託し,又は請け負わせてはならない。ただし, あらかじめ甲の書面による承諾を得た場合は,この限りでない。 (秘密の保持) 第9条 乙は,委託業務の実施に際して知り得た事実を第三者に漏らしてはならない。こ の契約が終了し,又は解除された後についても同様とする。 2 乙は,乙の従業者に対して,前項の義務を遵守させるために必要な措置を講ずるもの とする。 (目的外使用等の禁止) 第10条 乙は,委託業務で知り得た個人情報等を当該業務以外に使用し,又は第三者に 提供してはならない。この契約が終了し,又は解除された後についても同様とする。 2 乙は,乙の従業者に対して,前項の義務を遵守させるために必要な措置を講ずるもの とする。 (業務内容の変更等) 第11条 甲は,必要があると認めるときは,委託業務の内容を変更し,又は委託業務を 一時中止することができる。この場合において,委託料,履行期間その他この契約の内 容を変更する必要があるときは,甲乙協議して書面によりこれを定めるものとする。 2 前項の場合において,乙が損害を受けたときは,甲は,その損害を賠償しなければな らないものとし,その賠償額は,甲乙協議して定めるものとする。 (業務の失敗等) 第12条 乙は,バスの提供等当該業務の本質部分の実施ができないことが明らかとなっ た場合,甲に対して遅滞なくその理由を示し甲と協議しなければならない。 2 前項の場合において,甲は乙に対し,損害金を徴収することができるものとする。 3 前項の損害金の額は,提供できない日数に応じ,契約単価に年2.9パ一セントの割 合を乗じて得た額(その額に100円未満の端数があるとき又はその全額が100円未 満であるときは,その端数額又はその全額を切り捨てた額)とする。 (完了報告等及び検査) 第13条 乙は,委託業務のすべてが終了したときは,遅滞なく,委託業務完了報告書(以 下「報告書」という。 )を甲に提出しなければならない。 2 甲は,前項の規定により報告書の提出を受けたときは実際の実施内容と合致するもの かどうかを検査するものとする。 3 検査に合格した場合は検査合格書を交付する。 (個人情報の保護) 第14条 乙は,業務を実施するため個人情報を取り扱う場合には,茨城県個人情報の保 護に関する条例(平成5年茨城県条例第2号)第12条の規定の遵守に関し必要な措置 を講ずるものとする。 (事故発生時の報告) 第15条 乙は,業務を実施するに当たり,常に事故の防止に努めるとともに,事故が発 生した場合は,その事故発生の帰責のいかんを問わず,直ちにその旨を甲に報告し,か つ応急措置を講じるとともに警察当局への連絡等必要な措置を講じ,遅滞なく事故報告 書及び今後の対策方針を甲に提出しなければならない。 2 前項の場合において,甲は,警察当局からの要請があった場合等公益上特に必要があ ると認めるときは,当該事故の内容を公表するものとする。 3 事故発生の場合は,人命救助を第一とし,乙は乙の従業員に対し,これを徹底させな ければならない。 (一般的損害及び天災その他の不可抗力による損害) 第16条 委託業務の実施に当たって発生した乙の損害は,乙の負担とする。ただし,甲 の責めに帰すべき事由により生じたものについては,その限度において甲がこれを負担 するものとする。 2 乙がこの契約の履行に関して第三者に対して損害を及ぼしたときは,乙がその損害を 賠償するものとする。ただし,その損害のうち,甲の責めに帰するべき事由により生じ たものについては,その限度において甲が負担するものとする。 3 第三者との間に紛争が生じた場合は,乙は,甲に対し,その事実関係を速やかに通知 しなければならず,乙は乙の責任と負担においてこれを解決しなければならない。 4 第1項ただし書及び第2項ただし書の規定により甲が負担すべき額は,甲乙協議によ り定めるものとする。 (甲の解除権) 第17条 甲は,乙に次の各号のいずれかに掲げる事由が生じたときは,直ちにこの契約 を解除することができる。 (1) この契約に違反したとき。 (2) その他この契約の目的を達成することができないと甲が判断したとき。 2 甲は,前項の規定により契約を解除した場合において,乙が既に委託業務の一部を履 行しているときは,その履行部分を検査のうえ,当該検査に合格した部分に相応する委 託料を乙に支払わなければならない。 3 乙は,第1項の規定によりこの契約が解除された場合においては,委託料の10分の 1に相当する額を違約金として甲の指定する期日までに支払わなければならない。 4 甲は,乙が前項の違約金を甲の指定する期日までに支払わないときは,その支払わな い額に甲の指定する期間を経過した日から支払の日までの日数に応じ,年2.9パーセ ントの割合を乗じて得た額 (その額に100円未満の端数があるとき又はその全額が 100円未満であるときは,その端数額又はその全額を切り捨てた額)の遅延利息を請 求することができる。 5 第1項の規定によりこの契約が解除されたことによって乙又は第三者に生じた損害 については,甲は賠償の責めを負わないものとする。 6 第3項の違約金は,第18条に定める損害賠償の予定又はその一部と解釈しないもの とする。 (損害賠償) 第18条 甲は,前条第1項の規定によりこの契約を解除した場合において,甲に損害が 生じたときは,乙に対してその賠償を請求することができる。 2 この契約の履行に関し,乙の責めに帰すべき理由により甲又は第三者に損害が生じた ときは,乙は,損害賠償の責めを負うものとする。 (暴力団による不当介入があった場合の報告義務) 第19条 乙は,組織又は集団の威力を背景に集団的又は常習的に暴力的不法行為を行う 恐れのある関係者(暴力団等)から不当介入(不当要求又は運行等への妨害)を受けた 場合は,その旨について,甲に対し報告しなければならない。 (法令の遵守) 第20条 乙はバスの運行について,関係法令及び条規を遵守し適切に行う。 2 甲の要請する運行内容が法令条規上の適切な運行に合致しない場合は,その運行の実 施方法について,甲乙協議して決するものとする。 (疑義の決定) 第21条 この契約に定めのない事項及びこの契約に関し疑義が生じたときは,甲乙協議 して決するものとする。 この契約を証するため,本書2通を作成し,甲乙記名押印のうえ,各1通を保有する。 平成27年 月 日 甲 乙 茨城県水戸市三の丸1-5-38 一般社団法人茨城県観光物産協会 会 長 橋 本 昌 契 約 単 価 一 覧 以下の単価には消費税額及び地方消費税額を含まない。 1 時間制運賃 大型バス 中型バス 小型バス 大型バス 中型バス 小型バス 6時間 7時間 8時間 9時間 10時間 11時間 12時間 13時間 14時間 15時間 16時間 17時間 18時間 19時間 2 距離制運賃 100km 150km 200km 250km 300km 350km 400km 450km 500km 3 実施予定額 【大型バス】 項目 単価 × (円) 数量 × 1/2 (円) (台) 時間 距離 成田→鹿島神宮→水戸 12 時間 250km以内 × 20 × 1/2 = 成田→あみ→つくば 13 時間 300km以内 × 15 × 1/2 = × 15 × 1/2 = × 10 × 1/2 = × 8 × 1/2 = × 4 × 1/2 = × 1 × 1/2 = × 1 × 1/2 = × 1 × 1/2 = 14 時間 水戸→東京都内→羽田空港 15 時間 350km以内 16 時間 東京→あみ PO→水戸 17 時間 水戸→大子→鬼怒川 18 時間 都内→あみ PO→水戸 18 時間 400km以内 450km以内 19 時間 【中型バス】 成田→あみ→つくば 項目 単価 時間 距離 (円) 12 時間 300km以内 単価 時間 距離 (円) 水戸→牛久大仏→茨城空港 9 時間 200km以内 成田→潮来→水戸 10 時間 11 時間 予定合計金額(税抜) 消費税 予定合計金額(税込) 250km以内 数量 × 1/2 × 10 × 数量 予定金額 (円) (台) × 項目 【小型バス】 × 予定金額 × 1/2 = 1/2 予定金額 (円) (台) × 5 × 1/2 = × 5 × 1/2 = × 5 × 1/2 =
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