ピナット~外国人支援ともだちネット - So-net

ピナット~外国人支援ともだちネット
2015年度事業計画書(案)
(2015年4月1日~2016年3月31日)
■2015度の重点目標
2015年度は、団体名を「ピナット~外国人支援ともだちネット」に改称し、ここ数年の
活動の実態に合わせ、在住外国人と関わる活動をピナットのメインの活動と位置付けます。ま
た、運営体制および会員制度を下記のように見直し、新たな体制で再出発します。
2015年度は、より多くの地域の人々に活動内容を理解してもらい、気軽に参加してもら
える団体をめざし、新生ピナットの広報に重点をおいた活動に取り組みます。
◎新たに「運営委員会」をもうけます
2015年度、新たに「運営委員会」をもうけます。運営委員会は、意思決定機関として、ピ
ナットの活動方針や内容について決定します。2015年度の運営委員は以下の16名です。
小川純一郎
河合 直子
清重 伸之
佐藤 育代
鈴木 庸子
関本
保孝
田原
明
出口 雅子
新居みどり
西方 郁子
羽生田友貴
南 道子
山家
直子
山田久仁子
山田 雄一
山田 洋子
◎新しい会員・サポーター制度について
これまでの「会員」制度は継続しつつ、新たに「サポーター」(一口1000円~)を募集し、よ
り多くの人が気軽に関われるよう工夫します。
ピナット会員
・ピナットの活動を応援したい、ピナットの組織運営に携わりたい、
という方むけ。
・年会費:6,000円/学生2,000円
ピナット・サポーター
(新設)
・ピナットの活動に定期的に参加したい、経済面で応援したい、とい
う方むけ。
・サポーター費:一口1000円~(何口でもOK)
学習支援スポンサー
(子ども教室指定寄付)
・年4000円で、子どもの様子を報告する「スポンサー・ニュース」
を別途送付します。
ご寄附は、いつでもいくらでも!
-1-
■2015度の事業計画
1.在住外国人に関わる活動
1-①
目
大人の外国人向け
的
大人の外国人(主に地域で子育てしている人)に、日本語学習や生活面、子育て面での必要な情報
やサポートを提供し、安心して暮らせる環境づくりをめざす。
事業内容
◎ピナット日本語教室の開講
・月曜夜クラス/水曜午前クラス
・一人一人のニーズに応じて、マンツーマンまたはクラス形式で実施する。
◎赤ちゃんのいる外国人ママのためのおしゃべり交流会の開催
・International Mothers Group (IMG)と共催で、毎月1回(第3木曜)市内で開催する。
・外国人ママたちのニーズや興味関心に応じたテーマをとりあげる。
◎外国人保護者への情報提供
・外国人保護者たちが、子どもの学校や教育に関して必要とする情報やサポートを提供する。
◎行政や地域の支援団体などとの連携・経験共有
・市や国際交流協会、子育て支援施設などと連携・協力しあう。
1-②
目
外国とつながる子どもたち向け
的
地域に暮らす「外国とつながる子どもたち」が、元気に、安心して集える「居場所」を提供する。
事業内容
◎ピナット子ども学習支援教室の開講
・毎週水曜・金曜。小学生:5時~6時。中学生:6時半~8時半。夏休みは別日程で開講。
・子ども一人一人のニーズに応じて、宿題のサポートや定期テスト対策、進学などの各種相談。
◎情報発信
・「日本生まれ・育ちの外国とつながる子どもたち」が抱える課題と支援の必要性について、教
員や地域の人々に理解してもらうために積極的に情報発信する。
1-③
目
ボランティア向け
的
ボランティア・スタッフが、より良い支援が続けられるよう、必要な知識や情報、学びの機会を提
供する。また、研修会開催を通して、外国人支援に携わりたい人を新規に募る。
事業内容
◎在住外国人寄り添いサポート研修(仮)の開催
これまでの支援ケースをふりかえる会や、「伴走型支援の基本的な考え方」「やさしい日本語」
「子育て言語」などのテーマでの研修会を数回、企画開催
-2-
2.学びの場・出会いの場づくり
2-①
会員主体の学びの場・出会いの場づくり
目
的
会員やボランティアそれぞれが持っている経験や知識、問題意識を共有しあい、お互いの交流や学
びを深める場を提供する。
事業内容
◎会員主体の学習会、交流会、ファンドレイジング・イベント等の企画・開催
2-②
情報発信・共有
目
的
ピナットの活動を通して得た経験や学びを広く地域の人びとや関心を持つ人びとに発信し、共有す
る。
事業内容
◎広報ツールの開発
・パンフレットおよびウェブサイトを改訂する
◎情報発信
・「ピナット・ニュース」、事務局メルマガ、facebookページ、原稿執筆など
・ピナット活動説明会の開催
◎大学や教員研修への講師派遣
・ピナットの活動を通して得た経験や学びを伝え、共に考えるツールを開発する。
・講師が担える人を養成する。
◎フィリピンをテーマにした国際理解教育教材の貸し出し
◎地域の国際交流イベントなどへの出店
3.ネットワーク活動
目
的
これまでのフィリピンへの支援や在住外国人支援、国際理解教育の活動などで広がったネットワー
クをいかし、さまざまな団体や行政と相互に連携して活動する。
事業内容
◎在住外国人支援つながり
・東京の日本語教育を考える会
・日本語を母語としない親子のための多言語高校進学ガイダンス(武蔵野会場)
◎フィリピン/国際協力つながり
・フィリピン元「慰安婦」支援ネット三多摩(ロラネット)
・冨田江里子さんクリニック
・APLA(旧「日本ネグロス・キャンペーン委員会」)
◎地域つながり
・すぺーすはちのこ
・地域の国際交流イベントなどの実行委員会
・近隣の大学のボランティアセンターなど
-3-
■2015度の予算案について
※会計に詳しい会員の協力で、予算の作り方を変更しました。
内容的には、ほぼ例年通りです。2015年度の決算も予算案に沿って報告します。
科目
前期繰越金
2015 予算
2,147,906
会費
780,000
26.8%
36,000
1.2%
寄付
950,000
32.7%
活動収入
643,000
22.1%
60,000
2.1%
440,000
15.1%
雑収入
0
0.0%
受取利息
0
0.0%
当期収入計
2,909,000
100.0%
収入の部合計
5,056,906
サポーター費
収
入
受託費
助成金・賞金
人件費
通信費(TEL、〒)
1,750,000
134,000
64.9%
5.0%
印刷費
73,000
2.7%
事務用品費
70,000
2.6%
交通費
60,000
2.2%
20,000
306,000
0.7%
11.3%
50,000
1.9%
図書教材費
謝礼(講師、原稿など)
会議・行事経費
支
出
%
地代家賃
132,000
4.9%
寄付金
保険
45,000
21,000
1.7%
0.8%
出店経費
会場費(出店料)
21,500
12,000
0.8%
0.4%
雑費
今期支出合計
次期繰越金
支出の部合計
-4-
2,000
0.1%
2,696,500
2,360,406
5,056,906
100.0%