博士課程研究支援制度 Research Support 最近の博士論文のテーマ Recent Doctoral Dissertation 博士課程 Doctoral Program ●学術国際会議研究発表助成制度 Grant for travel expenses ・Self-regulation and experience in foreign language learning : a comprehensive analysis of the older-learner classroom ・Event theory: non eventive constructions in Japanese and Spanish and applications for the teaching of Imperfective in the L2 classroom ・日本人の異文化対応コミュニケーションへの積極的態度を育てる授業開発に関する研究 -第二外国語(スペイン語) の主体的問題解決学習の提案- 博士課程に在学し、海外で開催される学術国際会議や学会において研究成果の発表を行う方を対象に、大学から補助金を 支給します。 【助成内容】 学会等の登録料及び国際航空運賃(往復) の実費 上限100,000円/人 KCUFS provides doctoral students with travel expenses and registration fees up to 100,000 yen who make presentation at an international conference held outside Japan. ・日本語と韓国語における敬語の意味・機能に関する研究 ・現代日本語の「視点」の体系に関する研究 -移動動詞文、 授与動詞文、 受動文を中心に- ●ティーチング・アシスタント Teaching Assistant ・El adulto usuario de L2: cognición bilingüe y aprendizaje 博士課程の学生が将来教員・研究者になるためのトレーニングの機会を提供するため、 ティーチング・アシスタント (T.A.) の制度を ・意志表現をめぐる日中対照研究 設けています。 ・スペイン語における情報伝達の方策 -スペイン語間投詞と日本語終助詞に関する対照分析- KCUFS offers teaching opportunities for future teachers and researchers. ・Ф・М・ ドストエフスキーにおける 「手記」形式作品の自己言及性について: 『未成年』、 『 作家の日記』試論 ●研究成果の公表支援 Grant for publishing ◎研究科論集 Kenkyuka Ronso (Journal) 本学の博士課程の方で構成される 「博士課程院生協議会」が主体となり、 毎年論集を1冊発行しています。印刷費として上限 30万円を大学から補助しています。 KCUFS provides up to 300,000 yen to doctoral students who publish a journal which is edited independently by doctoral students once a year. ◎外大論叢 Gaidai Ronso (Journal) 教員の研究成果の発表の場として、年に1回外大論叢を発行しています。博士課程の院生で希望する方は、論文の掲載を 院生紹介 Messages from Students ‐どのような学生生活を送っていますか? 現在は週に4コマ授業を履修しており、 研究に関わると 判断したものについては、学内外・学部/院を問わず 聴講に行きます。授業外の多くの時間は、主に論文 執筆、 学会発表資料の作成、 参考文献に目を通す作業 に充てています。 その他、 政治、 経済、 思想、 教育、 文学 など特定の範囲を決めずに読書をしたり、 海外のテレビ ドラマを見たりすることも好きで、 期せずして現行の研究 テーマや、新たなテーマへの気づきになることも少なく なく、 とても貴重な時間です。週末は学会・研究会を 優先しつつ、 時間が許せば友人と食事をしたり、 好きな 運動をしてリフレッシュしています。 ‐博士課程修了後の進路を教えてください。 月並みですが、大学で広くことばに関わる研究をしな 応募することができます。 がら、教育に携われればと漠然と考えています。 ただ、 より自分を活かせるフィールドやチャンス、 ご縁があれば 国内外問わず色んなことにチャレンジしていきたいと 思っていますし、 そういう意味では博士課程を、 自らの 視野、可能性を広げていくための前段階的な期間とも 捉えています。 もちろん、 外的要因(時代の流れ、 人との 出会いなど)に左右される部分が少なくないことなので、 来るべき時に備えて蓄積を怠らず、 しかしある特定の 価値観に縛られることなく、 自分の進むべき方向を常に 模索し続けていきたいと考えています。 それを実現する 上でも、各領域の第一線で活躍されている先生方と 自由に交流させて頂けるこの場所はこの上ない環境 です。 KCUFS offers publication opportunities of research results for professors and doctoral students can apply their journal to be posted on it. 神戸市外国語大学学術情報リポジトリ Repository of Kobe City University of Foreign Studies (3年) 神戸市外国語大学学術情報リポジトリでは、本学の教員・院生の作成 した教育・研究成果物を保存し、 学内外に無償で公開しています。 This is the University's institutional repository which aims to provide open-access to KCUFS research results from a variety of -なぜ博士課程に進学しようと思いましたか? 修士論文を完成することができましたが、 自分の研究 テーマについては、 まだまだわからないところがいっぱい あることに気づき、 もっと研究を深めようと思い、博士 課程に進学することを決めました。 (2年) -神戸市外国語大学の博士課程を選んだ理由を教え てください。 修士2年生のとき、 交換留学生として神戸外大で一年間 勉強していました。勉強の環境もいいし、先生たちも 非常に研究に熱心な方です。 博士課程に進学すること を決めたときは、 ぜひ神戸外大、 そして自分の指導教官 の下で研究を続きたいと思い、 神戸外大の博士課程を 29 選びました。 -これまでの研究活動でどんな経験を得られましたか? 勉強すればするほど自分の研究テーマの難しさが感じ られます。一本のレポートが出来上がったときは非常に 達成感がありますが、 後にもう一度検討してみると、 その 一部の内容に首を傾げ、最初から考え直す必要が ある場合もあります。 それはとても悔しかったです。 でも、 授業のときや休憩のとき、先輩と話し合い、意見を交換 することができるのは自分の研究に非常に役に立って いると思います。 sources, including journals, working papers, scholarly materials, and doctoral dissertations. 『神戸市外国語大学 学術情報リポジトリ』 https://kobe-cufs.repo.nii.ac.jp/ 30
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