H26徳土 勝浦川 小・田浦 河川工事(1)

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H26徳土 勝浦川 小・田浦 河川工事(1)
源平騒乱の時代、鎌倉幕府が開かれる7年前の寿永四年 (1185年) 讃岐の国で屋島の合戦として名高い海戦が繰り広げられました。 【現在の香川県高松市】 今の神戸である一ノ谷の戦いに敗れた平家軍
は屋島に逃れますが、平家軍追討の命を受けた義経は摂津渡辺の津
【現在の大阪市堂島】から通常2日かかる工程を暴風雨に乗じわずか 6時間で阿波の国に漂着しました。その地が現在の徳島県小松島市で
す。そしてその後、勝浦川を渡り夜を徹して大阪峠を越えて讃岐の国に
入ったと伝えられております。
義経も渡ったとされる勝浦川には、堤防内の漏水対策と法尻部からの
排水を可能にした 【NKドレーン水路】 を採用いただきました。
■土木
webカタログもご覧下さい
日本興業株式会社 http://www.nihon-kogyo.co.jp/
157106-1
H26徳土 勝浦川 小・田浦 河川工事(1)
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さる2015年9月10日、利根川の支流である鬼怒川の堤防が茨城県常総
市で延長200mにわたって決壊した映像はまだ鮮明に脳裏に焼き付い
ております。被災され、いまだ避難生活を余儀なくされておられる方に
は心よりお見舞い申し上げます。
■土木
今回、勝浦川の堤防に施された工法は、河川からの浸透水や降雨水
を堤防内から排水し法尻部を強化するもので、 【NKドレーン水路】 に
ふとんカゴで構成されるハイブリッド工法です。
自然災害に対する絶対はあり得ませんが、大災害につながるのを少し
でも食い止め、また避難時間を少しでも多く確保することも、今後のゲリ
ラ豪雨対応策のキーポイントとして、製品および工法開発に積極的に
取り組んでおります。
webカタログもご覧下さい
現場住所
施 主 名
竣工年月
徳島県小松島市田浦町字西原(第1分割)
徳島県東部県土整備部<徳島>
2015年 3月
納入製品
日本興業株式会社 http://www.nihon-kogyo.co.jp/
① NKドレーン水路
延長 66m
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