【ソフトテニス誰でも10倍上達します プレミアム】PDF版 no155

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プレミアム】PDF版 no155
no155
「天童全中の行方」
「天童全中の行方」
└─────著作制作:OYA
転載転用禁止です──────────────
2015/8/15編
1、男子団体戦
都道府県対抗大会では、福島県が快勝しました。その中心が西郷第一中学校でした。個
人戦でも西郷第一は活躍しました。その後行われたジュニア王座決定戦では、西郷第一は
2位でした。
その時、西郷第一をやぶ
ったのが、今回九州1位で
全中に出場する吉富中学校
です。
ジュニア王座決定戦の結果
は1位吉富、2位が西郷第
一、3位が岐阜の多治見、
同じく3位が長崎の広田で
す。いずれも今回、全中に
出場します。
多治見は、東海1位、広田は九州3位で出場です。
近畿からは、今回の全中の優勝候補でもある上宮をやぶった和歌山の西和が1位で進出。
関東は千葉の小金南が優勝、東北は西郷第一をやぶり優勝を飾った福島の二本松一。
以上紹介したチームが核となり、優勝争いが行われそうです。
2、男子個人戦
男子個人戦は、能力と能力の
ぶつかり合いの様相で、全中でも見応えのある試合が、1回戦から見られるのも
楽しみの一つです。
今年の山形全中の男子個人戦の有力ペアを紹介していきたいと思います。
まずは地元の東北ブロックは、優勝候補とも言える選手がいます。
いずれも、春の都道府県や、その後におこなわれたミズノカップ個人戦で
実績を残した選手たちです。
まずは、福島の西郷第一中の北野・鈴木ペア。今回、東北ブロック1位で
都道府県のダブルスでも同一校ペアで3位に入賞しました。
都道府県の団体戦でも福島のエースとして、同じく西郷第一の根本・檜山ペア
とともに優勝に導いています。
東北ブロックでは2位になった青森尾山中学校の水木・古山ペアも注目です。
都道府県の後に行われたミズノカップ男子個人戦(ダブルス)は有力ペアが
ほとんど出ていて、ここで紹介するほとんどの選手が出場している中で
見事に優勝しています。
東北3位の地元山形の中山中学校の渡辺・本間ペアも、都道府県対抗のダブルス
では同一校ペアでベスト8に入賞している。地元開催だけに、活躍も見込めると
思います。
これらのペアに対抗する選手を何ペアか紹介していきます。
まずは、近畿1位で勝ち上がってきて大阪上宮の中西・田中ペア。
前述のミズノカップでは2位になっていて、実力は優勝してもおかしくない
ものと言えます。
東海1位の多治見中学校の玉木・伊藤ペアも都道府県のダブルスで同一校ペア
としてベ スト4、ミズノカ
ップではベスト8に入って、
安定した実力を持っている。
中国1位 の山口下松中学校
の松本・ 中川ペアは、中川
選手がアンダー14の
選手。
九州ブロ ックは、5位なが
ら切符を 手に入れた吉富中
学校の中村・林ペアに
注目したい。春の都道府県では中村・米澤ペアでベスト8に入賞、中村選手、
林選手ともにアンダー14の選手で、春の一連の大会での注目度は高かった。
(林選手はシングルスに出場)
北信越からは、1位の新潟県燕中等の小林・関根ペアに注目。小林選手は
都道府県対抗大会シングルスのチャンピオンでアンダー14の選手。
北信越では4決めでファイナル辛勝
するなど苦戦だったが、見事に優勝。
北信越からは、都道府県でも注目し
た富山県出町中の山本・藤井ペアも
3位で全中を決めた。
ご紹介しきれないので、この辺で終
了しますが、関東では埼玉勢、
近畿でも兵庫勢などまだまだ注目株
はたくさんいます。
3
女子団体戦
女子団体戦の注目は、中国ブロックを1位で進出を決めた山陽女子(岡山)
3月に行われた四日市のジュニア王座で他を圧倒して優勝した山陽女子は
今回の注目も高いチームです。
同時に岐阜で行われ
たヨネックスカップ
で、優勝した関東ブ
ロック1位の芝東(埼
玉)
は埼玉大会で苦しい
試合をしましたが、
関東では見事な優勝。
埼玉勢では対抗する
戸塚(埼玉)も注目
株。いずれも関東は
埼玉勢が上位を占め
層の厚さを見せつけました。
ヨネックスカップで2位の信愛(和歌山)は、近畿ブロックで2位になり、
近畿優勝は兵庫の都道府県でも活躍し、ミズノカップでも2位だkった
竹田・中野(大津)ペア擁する大津中学校。大津中は、大阪昇陽をやぶり、
決勝では信愛をやぶり優勝でした。
女子団体戦優勝争いは、中国勢や近畿勢、関東勢の上位チームの争いになりそうです。
4
女子個人戦
春に行われた都道府県対抗大会で女子ダブルスで優勝した竹田・中野ペア(兵庫・大津)
は女子団体優勝した兵庫県のエースとして活躍しました。
昨年の全中個人戦優勝したのも兵庫県太子東中の下江・浦口ペアで、女子は兵庫県の
活躍が続いています。
何と言っても強豪ひしめく近畿で竹田・中野ペアは決勝でも昇陽の藤田・岡田ペア
を4-0で下しています。
竹田・中野ペアはダブル後衛で安定感もあり、攻撃的でもあって、昨年男子個人で
優勝した清明学園ペアと男女の差はありますが、似ています。
今回も竹田・中野ペアは優勝候補筆頭と言えます。
近畿勢からは昇陽2ペア、信愛、榛原など有力選手が揃っています。
対抗は、中国ブロックで1位で上がってきた、吉本・立花(岡山・山陽女子)ペアです。
先の都道府県対抗大会では、準々決勝で竹田・中野ペアに敗れていますが、
その直後に行われたミズノカップでは決勝戦で竹田・中野ペアと対戦して
見事に優勝しています。
実は中国ブロックも激戦区でした。代表決定戦であがってきた長谷川・原田ペア
(岡山・山陽女子)は、都道府県対抗大会女子ダブルスで2位になったペアですし
3位の森岡・石井ペア(岡山・就実)の森岡選手は、都道府県対抗のシングルスで
2位になった選手です。
岡山勢だけでなく、2位になった松本・久保(山口・岩国)ペアも、都道府県ベスト
8です。
関東勢は、埼玉県大会で芝東がもっとも有力視されながら、軒並み倒れて、何とか
復活戦で3ペア残って、どうなるのかと思われましたが、関東大会で復活を見せ
小林・飯塚ペア(埼玉・芝東)が優勝、他の2ペアも全中への出場を決めました。
関東からは、浅倉・斎藤(埼玉・戸塚)ペア、土屋・原島(東京・稲城三)ペア
など有力な中、3位になった鈴木・富沢(神奈川・鎌倉一)に注目したいと
思います。
鈴木選手は、アンダー14の
選手ですが、都道府県対抗大
会のシングルスで
優勝した選手です。小柄なが
ら小気味良い動きで、縦横無
尽に走り回る
スタイルで勝ち上がっていま
した。今回ダブルスでどんな
試合ぶりを
見せてくれるのか楽しみです。
北信越からは、優勝した田川
・宮村(石川・宝達)ペア、5位でぎりぎり
入った水澤・佐藤(新潟・築地)ペアはいずれもダブル後衛、宮村はアンダー14の
選手で自在スタイル、水澤・佐藤ペアは先の都道府県大会ダブルスで3位に
入賞しているペアです。
東北からは3位の大津・川俣(山形第九)ペアと高梨・三宅(山形第五)の地元
ペアに注目したいと思います。
大津選手はアンダー14の選手で雁行陣の後衛選手。
高梨・三宅ペアはミズノカップ三位のダブル後衛ペア。三宅選手は、中学1年
2年と全中に別の学校で出場していて、今回やむない事情で転校も、
三年連続の全中出場となっています。
この他、東海からは一位の佐古・藤城(愛知・加木屋)ペアや3位の
田川・岡田(三重・有馬)などにも注目したい。
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