資料1役場の位置についての意思を問う 住民投票に関する地元説明会

地元説明会資料
資料1
役場の位置についての意思を問う
住民投票に関する地元説明会
竹富町役場 企画財政課
地元説明会資料
目次
1.役場移転に関するこれまでの経緯
2.有識者委員会について
①委員会主旨・目的 ②開催概要 ③審議内容 ④提言の要旨
3.庁舎整備の基本方向
①全体的な方針 ②行政施設の業務分担、機能拡充
③交通ネットワークの拡充
4.事業実施上の課題と対応策
①財源確保に向けた基本方向 ②環境への影響について
5.今後のスケジュール案
6.住民投票について
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1.役場移転に関するこれまでの経緯
昭和13年(1938)
昭和52年(1977)
昭和63年(1988)
平成元年(1989)
平成 3年(1991)
平成13年(2001)
石垣島に庁舎移転
石垣市美崎町に庁舎移転(町役場ボーリング場に移転)
「西表総合開発と役場移転基本計画及び実施計画」作成
役場移転審議委員会発足(38名)
町内各地区で役場移転説明会を開催
「役場移転対策室」設置
役場移転審議委員会の発足(35名)場所・時期・財政について諮問
町内各地区で役場移転説明会を開催
平成14年(2002) 竹富町庁舎移転実施計画(場所・時期・財政)について答申
平成24年(2012) 役場移転審議委員会発足(33名)移転場所の選定を諮問
移転場所再決定(離島振興総合センター北側隣接地)
町内各地区で役場移転説明会及び職員説明会を開催
平成26年(2014) 有識者委員会発足
平成27年(2015) 有識者委員会が新庁舎建設に関する提言書を町長へ提出
「役場移転審議会」および「地域説明会」等が
繰り返し開催されてきた
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2.有識者委員会について
◆『竹富町新庁舎建設のあり方検討有識者委員会 』 (上妻 毅 委員長)
目的
新庁舎建設に関し、必要な事項について、客観的かつ
中立公正の専門的見地から協議及び検討等を行う
主旨
竹富町全体の住民サービス向上に資する新庁舎等の
行政施設の配置とそのあり方を検討する
委員構成
町外在住の学識者、経済人、ジャーナリスト、
地方公共団体の長など計10名で発足
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開催概要
第1回 平成26年 3月28日 委員会の設置、新庁舎建設の必要性、役場移転の経緯
第2回
〃
10月24日 現地調査及び町の概要説明、新庁舎・出張所のあり方等
第3回 平成27年 2月20日 アンケート実施内容及び事例報告、新庁舎、支所・出張所機能等
第4回
〃
15月22日 アンケート調査結果報告及び行政サービスのあり方検討等
第5回
〃
17月23日 提言書提出(6パターンの評価、提言書の提出)
審議内容
役場庁舎の移転等の背景
・新庁舎の必要性
・役場庁舎移転に関する経緯
竹富町の概況
・人口・交通・規則・計画・財政措置等
竹富町の行政サービスの
あり方について
・他地域視察
・利用者実態調査の実施
・機能分担のあり方に関する比較検討
「提言書」作成
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提言要旨
◆『 竹富町新庁舎建設のあり方に関する提言書 』
1.竹富町が目指すべき方向
新庁舎建設にあたっては、
・住民サービスの充実に向けた新たな行政システムとネットワークの構築
・海上交通体系の充実
・町全域の安心・安全な地域づくり及び活性化の推進
・貴重な自然環境に対する最善の措置
・地域の一体感を醸成する新しい仕組みづくり
2.新庁舎整備にあたって
・竹富町全域における行政サービスの向上
・地域の現状と課題をふまえた行政施設(本庁舎、支所、出張所)配置
・機能的かつコンパクトな設計
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3.新庁舎・支所等の機能分担のあり方
①町役場の全体像として、『 西表に本庁舎を移転。石垣に支所を新設。
各島の出張所の配置・機能 を強化する 』 又は『石垣市に本庁舎を建
設。各島の出張所の配置・機能 を強化する 』という案が抽出された
②これもふまえ、竹富町としての基本方針を策定すること
4.新庁舎建設と今後のまちづくり
①庁舎移転に伴う関連施設の整備だけではなく、本町の現状と課題
もふまえた新しいまちづくりの好機とすべき
5.町の基本方針に盛り込むべき事項
①最適な行政施設の配置及び整備等に係る財源
②移転後の職員の通勤や居住に関する意向
③環境への影響評価に必要な各種情報
④交通体系拡充の具体策
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3.庁舎整備の基本方向
① 全体的な方針
本庁舎 ⇒ 西表東部に新設又は石垣市内に建設
出張所 ⇒ 竹富、黒島、小浜、西表西部、鳩間、波照間
(※下線については新設。新城は本庁所管)
支所
現在
⇒ 石垣市内に新設(本庁舎を西表東部に建設した場合)
整備後
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3.庁舎整備の基本方向
② 行政施設の業務分担・機能拡充
出張所
(新設)
竹富、黒島、小浜、鳩間を含む、各地域に設置し、
利便性の維持・向上を図る
所掌業務
○ 当面は、従来通りの内容
・申請書類の受取・交付
・本庁舎及び住民の用件取り次ぎ 等
○ 段階的に、機能の拡充・強化を図る
・ICTを活用した書類公布への切り替え 等
○ 常駐職員を1名配置
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3.庁舎整備の基本方向(本庁舎を西表東部に設置した場合)
② 行政施設の業務分担・機能拡充
石垣支所
・住民サービスの機能を維持
・国や県、業者、金融機関等との調整業務機能を
配置
所掌業務
○ 総務課、税務課、商工観光課、介護福祉課、建設課、
会計課、教育委員会総務課、農業委員会
に関係する業務
○ 上記業務の執行に見合う職員数を配置
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3.庁舎整備の基本方向
② 行政施設の業務分担・機能拡充
本庁舎
・本庁舎が西表の場合、開発は必要最小限に止める
・地域担当職員(課長級)を配置し、各地域の相談
業務に対応する体制をとる(新設)
役場の機能
1.窓口機能・・・案内、住民窓口、相談、住民サービス 等
2.交流機能・・・住民交流、情報提供、プロモーション 等
3.事務機能・・・執務、調整、会議室、書庫・倉庫、情報管理 等
4.議会機能・・・議場、委員会室、監査室 等
5.防災拠点機能・・・災害対策拠点、避難、備蓄 等
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3.庁舎整備の基本方向
③ 交通ネットワークの拡充
西表島内の陸上交通
既存バス路線を拡充・強化
※西表島交通は沖縄県生活バス路線確保対策補助金の対象路線
海上交通
各島を結ぶ路線の設置
各拠点港における
物流機能
入出荷物資の保管倉庫や物
流センターなどの設置を検討
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4.事業実施上の課題と対応方針
① 財源確保に向けた基本方向
効率的な財政運営を行うため、施設の建設や、配置する
人員数は十分に検討を行う。
新庁舎
支所
出張所
・新設する(石垣市内案、西表島大原案)
・建設に当たっては、基金や起債を充当
・石垣市内の町有地に建設等、新設する(本庁舎が西表の場合)
・建設に当たっては、基金や起債を充当
・既存町有の施設に配置 ⇒ 確保が困難な場合は新設
・当面、職員は1名 ⇒ 休暇等に備え、本庁からの
応援体制を構築
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4.事業実施上の課題と対応方針
② 環境への影響について
イ.西表島・大原(案)の場合・・・西表島の貴重な自然環境の保全のため、以下の事項
について、検討する。
① 水資源の開発・確保
利用状況に見合う水資源の開発及び確保
② 環境衛生
小型焼却炉の設置、生ごみ処理機の設置、連携した産業廃棄物
処理各種事業導入による生活排水処理
③ 用地の確保
既存用地の再整備によって確保することを基本とする
新たな開発は必要最小限に止める
④ 関連計画等見直し
関連する必要な条例、計画等の制定・策定・見直しを行う
ロ.石垣市(案)の場合・・・竹富町内に与える環境負荷は少ない。(現状のとおり)
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5.今後のスケジュール案
平成27年
11月2日~13日
11月中旬
11月29日
平成28年
1月~3月
「新竹富町役場に関する基本方針(仮称)」検討着手
平成28年度中
基本設計・実施設計 策定
平成29年度中
建設工事 開始
住民説明会(町内10ヶ所で開催)
町役場職員説明会
住民投票 実施 ※予定
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6.住民投票について
■投票用紙
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■投票における注意事項