GWI(IFUW) Update 2015年10月7.14.21.28日号

GWI (IFUW) Update 2015 年 10 月 7 日号
GWI 会長国連総会に出席、ニューヨーク
GWI 会長 Catherine Bell は、2015 年 9 月 27 日 Brookings 研究所主催の国連総会サイドイベントに出席し、
パネル・ディスカッションで、女児教育への意欲と資源活用協力会 CHARG (the Collaborative for Harnessing
Ambition and Resources for Girls’ Education)とともに、女児教育のリーダーシップ養成で最も成功してい
る取組みについて発言した。本第 70 回国連総会では、Global Goals としても知られる「持続可能な開発目標」
SDGs (Sustainable Development Goals)について、新たな 17 項目が加盟国によって採択された。
GWI (IFUW) Update 2015 年 10 月 14 日号
アドヴォカシー
ジュネーブ、2015 年 10 月 11 日、「国際ガールズ・デイ」にあたり GWI は、世界各国の政策担当者に、女
児に影響を及ぼす諸問題に取り組み、あらゆるレベルの女児の教育への障壁を取り除くことで女児が自分の可
能性を成し遂げる権利を与えるよう要請した。女児を保護し啓発する法令は、子どもの権利条約をはじめ、女
子差別撤廃条約(CEDAW)や婚姻の同意、婚姻の最低年齢及び婚姻の登録に関する条約等、存在するものの、
これらの方策は十分に成果を上げてはいない。GWI は、先ごろ国連で新たな開発目標が採択された好機を逃
すことなく、合意された提案が直ぐに実行に移されるよう、迅速な対応が緊急課題であると、強調している。
全文はこちら。
GWI (IFUW) Update 2015 年 10 月 21 日号
アドヴォカシー
2015 年 10 月 15 日 - 「国際農村女性デー」にあたり、GWI は、世界各国の政策担当者に向け、農村の女
性への差別を無くし、平等な教育、人権、給与を可能とする権限を保証するよう訴えた。農村の女性の教育は、
家族の健康と抵抗力を増し、技術活用力を付けることで農業の生産性を上げることが可能となり、世界の飢餓
を削減し農村の貧困を無くすことに貢献する。報道全文はこちら。
GWI (IFUW) Update 2015 年 10 月28日号
GWI 世界ニュース
GWI がオーストラリア大卒協会総会に参加
オーストラリア大卒協会(AFGW)の総会が、2015 年 10 月 24、25 日両日にパースで開催され、新役員が選
出された。夜のイベントでは、パラリンピック水泳チャンピオン、Katrina Porter が、これまで成し遂げてき
た事と障害を持つ人たちのための提唱活動について講演をした。総会に続き、GWI が行った能力構築ワーク
ショップには多くの会員が参加し、今後の活動計画が話し合われた。
女子差別撤廃条約(CEDAW)会議 2015 年 10 月 26 日から 11 月 20 日まで開催
女子差別撤廃条約(CEDAW)は 1979 年の国連総会で採択された国際条約である。委員会は女性の権利に関
する世界の専門家 23 人で構成され、条約の実施状況を監視している。具体的には、加盟国の政府に 意義深
い進展や重要な動向や条約の完全実施に障害となっているものを示す報告書を4年毎に提出するよう求めて
いる。条約をまだ批准していない、或いは加盟していない国連加盟国はイラン、パラオ、ソマリア、スーダン、
トンガ、アメリカ合衆国の6ケ国である。NFAs は国レベルで主張することを通して CEDAW 政策に影響を及
ぼすことができる。GWI は政策文書に CEDAW 条約の法律用語を使用し、CEDAW 条約の規約の趣旨を政策
と提唱に盛り込んでいる。たとえば、女児と女性に対する非伝統的な教育政策(マニフェスト)の中で CEDAW
が基準として採用している「‘Substantive Equality’実質的な平等」という文言を使用している。