5.上記以外の開業形態は? ①クリニック・モール(メディカル医療ビル) ②メディカル・ビレッジ(集合型開業) ③高齢者施設併設型 5.上記以外の開業形態は? ①-1 クリニック・モール(メディカル医療ビル) ・複数の診療科目の独立したクリニックが1つの医療ビルに入 居し、総合病院の外来のように受診できる機能を持つ。 ・ワンフロアーに商店街のように軒をつらねて独立した各医院 が並び、モールを形成 : 「クリニック・モール」 ・1つのビルの複数階に渡って複数の診療科目のクリニックが 連ねて開業 : 「メディカル医療ビル」 5.上記以外の開業形態は? ①-2 クリニック・モール(メディカル医療ビル)のメリット・デメリット 【メリット】 ・患者としては、1箇所で多角的な医療を受けられる。 ・医師側としては、医院相互の連携で総合的に質の高い医療サービスが提 供できる。 ・施設の共同利用が無駄なコスト削減につながる。 【デメリット】 ・1箇所の医院の評判が他の医院の集患に影響されやすい。 ・1つのクリニックが閉院してしまうと、イメージダウンに繋がることも。 ・医療法の規制との折り合いが必要。 5.上記以外の開業形態は? ②-1 メディカル・ビレッジ(集合型開業) ・1つのビル内に集約するのではなく、それぞれ の医院が1区画に独立した1戸建のクリニック を構える。地域の区画で医療ゾーンを形成す るタイプが「メディカル・ビレッジ」。 5.上記以外の開業形態は? ②-2 メディカル・ビレッジ(集合型開業)のメリット等 ・患者側としては、医療ビルと同様に、ワンストップで複数の医 療が受けられるというメリットあり。 ・開業医側としては、医療ビルと違い、住宅も併設可能。 ・ディベロッパーのほか、調剤薬局が中心になって、この集合型 医院の企画開発に取り組む傾向あり。 5.上記以外の開業形態は? ③高齢者施設併設型 ・高齢者施設内での開業は、外来診療はもちろんのこ と、在宅医療の可能性も開け、地域住民や高齢者へ のプライマリケアが期待できる。 ・対象となる施設: 有料老人ホーム、高齢者賃貸住宅、ケアハウス、 グループホーム等
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