H27-7/1 - 山口県立周防大島高等学校

周防大島高だより
第53号
~確かな学力と豊かな人間性を身につけ、一人ひとりの夢を実現する学校~
平成 27年7月1日 発行
文化祭 Friendship~みんなで創る舞台~
6月17日(水)
、安下庄校舎・久賀校舎合同で、文化祭が盛大に開
催されました。
プログラムのスタートは、吹奏楽部、芸道部による演奏です。
吹奏学部の演奏は、連携中学校の安下庄中学校の生徒との合同演奏
でした。会場は生徒達の奏でる美しい音色に包まれ、演奏後は、客席
から両部の生徒達に温かい拍手が送られました。
各クラスが数週間前から積み重ねた練習の成果を披露した合唱コンク
ールでは、1年次生は、元気いっぱいの、そして高校生活最後となる3年
次生はとても美しいハーモニーを響かせていました。なかでも、今年度が
最後となる久賀校舎の福祉科3年次生が披露した、アナと雪の女王の劇中
歌「とびら開けて」は、ミュージカル仕立ての個性溢れるパフォーマンス
でした。最後はPTAと教職員によるコーラスも行われました。
午後からのクラス企画では、劇、ダンス、逆再生ムービーなど、各クラ
ス等の創意工夫による秀作が多く、体育館の後方に飾られた絵画や書道の
作品は、来場された方の目を楽しませていました。文化祭の最後を締めく
くったのは、今年から生徒会の提案ではじまった全校合唱です。文化祭の
準備から当日までの様子をスクリーンに映し出しながら、FUNKY MONKEY
BABYS の♪あと一つ♪、続いて校歌を全生徒で声高らかに歌い、会場全体
が一体感に包まれ、雰囲気も最高潮に達しました。
今年の文化祭の特徴として、ステージに立つ生徒・クラスが多かった
ことがあげられます。ステージの舞台に立つということは、綿密な準備
が必要です。緊張感もあります。ハプニングもおこります。
「人生の舞台
に立つ」と言う言葉がありますが、正に、人生と同じです。一人ひとり
が舞台に立てる、主役になれる。これも周防大島高校の魅力です。
ご来場くださった100名を超える保護者や卒業生の皆様ありがとう
ございました。
文化講演会
小学校の先生体験
6月25日(木)
、橘総合センターにおいて、
一ツ橋文芸教育振興会並びに中国新聞社の主
催により、フリーライターの佐々涼子先生をお
招きして、高校生のための文化講演会を実施し
ました。第 10 回開高健ノンフィクション賞を
受賞した『エンジェルフライト』で紹介された
「国際霊柩送還」についての話を中心に、死と
はなにか、愛する人を亡くすとはどういうこと
かなど、先生が取材を通して感じられたことを
語っていただきました。
5月27日(水)
、特進コースの生徒が、安下庄小
学校で授業をしたり児童と一緒に遊んだりしまし
た。
「カルタを使った英語遊び」
「地元海岸で拾った
生物のアクセサリーづくり」など、英語、理科、図
工の授業をやり遂げました。身を乗り出して真剣に
話を聞く児童から元気をもら
いつつ、教師という仕事の大
変さとやりがいを感じ、自ら
の進路を深く考える1日とな
りました。
↓福祉専攻科 オープンキャンパス 普通科・地域創生科↓
6月20日(土)
、久賀校舎において来年度開設す
る福祉専攻科のオープンキャンパスを開催しました。
全体説明の後、起き上がり介助法についての体験授業
を行いました。参加した方々からは、
「落ち着いた空
間で、勉強しやすい環境だと思いました。
」
「利用者さ
んのサポートができる介護福祉士になりたいと思い
ました。
」などの感想をいた
だきました。次回は、7月2
5日に実施します。多くの方
の参加をお待ちしています。
6月13日(土)に、大島郡内5つの中学校か
らあわせて59人の中学生、保護者、先生方の参
加をいただき、オープンキャンパスを開催しました。
体験授業では各自が興味のある教科に分かれて
高校の授業を体験し、最後は部活動の体験や見学
をしました。参加者は高校生活のイメージをしっ
かりと掴むことができたの
ではないでしょうか。
8月8日(土)にもオー
プンキャンパスを実施しま
す。
教員研修(研究授業)
本校では、定期的に教員研修のための研究授業を実施し
ています。下の写真は、総合福祉コースにおける「コミュ
ニケーション技術」の時間で実施した「視覚障害をもつ人
の生活上の困難さや不安感を体験することで必要な援助
方法について考える」ことを目的
とした授業の様子です。
今後も学校全体で確かな学力
と豊かな人間性を身につけるた
めの授業改善を推進します。
京都大学訪問
特別進学コースでは、生徒の進学意識を高
めることを目的として、例年、大学等を訪問
しています。今年度は、2年次の生徒2名が、
京都大学の研究室を2日間訪問しました。
自ら意欲をもっ
て高いレベルで
研究を楽しんでい
る京大生に惹かれた
様子でした。
「地域・学校活性化委員会」の開催
地域と連携した教育を進める本校では、周防大島町役場、連携中学校
関係者、地域の方々等で構成する委員会を、この度、新たに設置し、
その第一回の会議を6月17日(水)に開催しました。
会議では、人口減少、少子高齢化が進行する周防大島にあって、周防
大島高校の活性化が、地域の活性化につながるという強い信念を地域と学校が共有し、地域と学校が一体
となった学校による地域貢献、地域による学校支援などの取組を推進していくことを確認しました。
また、会長として光田伸幸さん、副会長としてPTA会長の末廣均さんを選出しました。
高校卒業見込者
地域の介護福祉を支える先進的な知識と技術を身につけた
将来のスペシャリストの育成
~介護福祉士資格取得100%をめざした徹底指導~
既卒者・保護者
どなたでも参加
できます!
申込については、本校 Web ページを御覧ください。
今後も学校の様子をお伝えしていきます。地域の情報をお寄せ下さい。
担当:竹村 和之(安下庄校舎)TEL 0820-77-1048
藤山浩一郎(久 賀 校 舎)TEL 0820-72-0024
発行:山口県立周防大島高等学校
URL: http://www.suo-oshima-h.ysn21.jp/