自転車はとても eco な乗り物である 大阪の人々は自転車の便利さを知っている 歩くより速く 大阪は自転車で走りやすい街だと知っている 自動車より環境にやさしい 自動車や電車は確かに速い さらに時と場所によれば でも渋滞や運行時間に束縛されず 自動車よりも速く移動できることもある 比較的自由に移動できると知っている 1 台の駐輪スペースも自動車のそれに比べると 排気ガスも出さないから環境に優しい はるかに小さい (そこまで考えている人は少ないかもしれない) そんな自転車に乗る人が一番多い都市 そんな大阪人のために、より快適で 大阪 より安全に自転車で走れる道を考える 社会的な政策という目線ではなく そこに住む人々の目線から 様々な人々のライフスタイルと絡めて考える 大阪には自転車が多い。それは大阪の町を歩いてもわかることだが、データを見てもそうなっている。 都道府県別の自転車保有率(人口と自転車の割合)を見てみると、大阪は日本一になっていることが ① 1.2 大阪 ② 1.3 埼玉 ③ 1.5 京都 千葉 東京 ⑥ 1.6 香川 ⑦ 1.7 兵庫 奈良 愛知 平成 18 年度 , 都道府県別自転車保有率 ベスト 10 神奈川 わかる。1.2 という数値は、6 人中 5 人が自転車を持っているということである。 ちなみに、世界一の自転車大国であるオランダの数値は 0.9(9 人に対して 10 台の自転車があると いうこと)である。 また、大阪は地形的にも平野になっていて、自転車で走りやすくなっているということも、自転車が 普及する要因になっているだろう。 自転車道と淀川の橋事情 ■ CONCEPT ■ 現在、大阪にある自転車道は、なにわ自転車道、北大阪サイクルライン、南河内サイクルラ なにわ自転車道 北大阪サイクルライン > [¾g_ujgv=2© [¾g_ujgv=2© Sa`¥©F>© sq$> u,gxP¾ $l&JHPv /uD~TX tD¨?gSa` /uSa`gv _Dù¿»v g³+t¤F³± ©gª$lLS B B a`g©h¥/ g²°f± \i$> ugz|}Pv イン、北河内サイクルラインの4つである。前者2つは淀川、神崎川、大川の川沿いを走る /u¹¿»v B 道となっている。趣味でサイクリングを楽しむ人々や、自転車で通勤や通学をする人々も利 用している道である。 V!$> u71g_v しかし、自転車道には自動車進入禁止のダートなどがあったりと、自転車がスムーズに走る にはほど遠い状態になっていたりする。 自転車に乗っているとき、自転車道を走るだけなら、まだ気持ちよく走れるかもしれないが、 ^*j> u!;]GPv 橋を渡るとなると大変なことが多い。現在ある橋の多くは、自転車道から直接つながってい /uSa`gv B そこで自転車と橋の関係を見直したい。橋が、今以上に渡りやすくなれば、人はもっと自転 車に乗りやすくなるはずだ。そして、橋を渡るためのシステムの中に、それぞれの場所にあっ / k<> u%N>Ov BuTX_v 3E*$> ugzxyP¾ 3-"Ov D¨AbM+? g³²>¥ ´¨ªÀ¸½¿¼¶0 ¤5´§/ g²>¬ªf¥ /©`g¬d .Z t9:ªYPK¨ ²µ /uD~Sa` ¡j>¢ÀIP gÀD~¹¿»v ©¡¯ÀD?W Q(K©8>¨§£¤ BuTX_v ´©>Fµ´¦ ¦ªU©g_ ¨ªc£¤§ ない。この問題を解決できれば、サイクリングを楽しむ人々もコースの幅が広がるし、自転 車通勤・通学する人々ももっと走りやすくなるはずである。 t¨?g³) /g²°f± / BuTX_v D¨?g³[ ªD²f± À[ª4 /¶n³¤À$d §µ«§²§ t?gª¤´À ·¼½¿ºªp@§ /uTX_v B /uSa`gv B /u¹¿»v B /u¹¿»v B /u¹¿»v B た機能を持たせ、町と町をつなぐ node になるようにする。 ■ 敷地 ■ $> ugw|{Pv 3$> ugw|{Pv E*$> ugÁPv / BuTX_v /uTX_v BuTX_v /u`gv B 淀川河川敷、新淀川大橋 ・淀川を渡る橋の中でも大きな橋の1つで、現状は自転車ではスムーズに渡れない。 C> ugzyPv 3C> ugzyPv ・南方駅からも近く、GW などの休日には、BBQ をする人でにぎわったりと、 人が集まる場所である。 ・なにわ自転車道の延長としてつなげられる可能性がある。 ・他の橋に比べて歩道の状況が悪く、最も改善すべき橋でもある。 t¨?g³[ ª/g²°f± Àt[ª§³ d§¦>¨µ § t`g©® F>ªo t¨?g³ /g¦>r §©¥)¦°f ª'6 /u¹¿»v B /u¹¿»v B /u`gv B #mu`gv D¨?g³ [ªD©®f [ªf± #mu`gv #mu`gv t`g©® F>ªo #mu`gv eWR¢ e³¨ d.Z eWR eWR e³± 敷地東側 新御堂筋歩道 南方向き 自動車進入禁止用ダート 敷地西側 新御堂筋歩道 梅田向き 堤防から歩道に上がるための階段 N 敷地図 1/2500 ① 河川敷内に入るための道によって複雑に入り組んだ土手 ② BBQ 広場の前にある駐車場 の人の動き サイクリングロード よく日が当たる大きな広場が駐車場に使われてしまっている ④ ③ 新御堂筋の片側だけにある歩道 道幅も狭く、昇り降りも不便 ⑤ ④ 車が通行するため、ダートがある 歩行者や自転車に乗る人スムーズに通りづらい ⑤ サイクリングロードを行く人と ④ 新御堂筋を渡る人との関わりが少ない グラウンド ② ③ BBQ 広場 現状 屋根伏せ 1/1000 ① 駐車場の場所を変え、堤防に不必要な道をなくすことで BBQ 広場ともつながる大きな広場を確保した ② 新御堂筋の高架下には駐車場が多い その流れから駐車場をこの場所に移動させた それによって現在あるダートをなくす 堤防に一部穴をあけ、道路から駐車場に 直接アプローチできるようにする 非常時には鉄の扉 ③ 東西と南北の人の動きを一点に集めることで 動線の自由度が高まる この場所にいろいろなシステムを組み込む ④ 新しく自転車道を作り、狭い歩道を 一緒に渡っていた歩行者と自転車をわけ ② 安全を確保する ① グラウンド ③ BBQ 広場 敷地外高架下の駐車場から見た様子 ④ 提案 屋根伏せ 1/1000 立面図 1/300 OUT OUT 自転車整備所 +3500 自転車ショップ +3500 ホール A ホール +4000 A A 公園管理事務所 +3000 WC WC WC 公園事務所・自転車整備所 2F 平面図 1/200 公園事務所・自転車整備所 1F 平面図 1/200 B B +3500 EV EV +7000 レンタサイクル ショップ +10000 A A A +5000 IN レンタサイクルショップ 2F 平面図 1/200 +3500 レンタサイクルショップ 1F 平面図 1/200 B B +6500 +6500 A-A 断面図 1/200 B-B 断面図 1/200 橋 部分平面図 1/200 橋 部分立面図 1/200 駅前の様子 西中島南方駅から一度も地上には降りずに河川敷まで続く道をつくる 駅を出て新御堂筋の高架をくぐり、そのまま新御堂筋沿いに歩いてくる 堤防の上から敷地を望む 新御堂筋の上より N 配置図 1/2000 対岸の様子 自転車道の入り口と出口がある
© Copyright 2024 ExpyDoc