編集方針 - みずほフィナンシャルグループ

編集方針
本統合報告書は、財務情報のみならず、経営理念・戦
本報告書を通じて、
「日本、そして、アジアと世界の発
略、ESG情報等(環境(Environment)、社会(Society)、
展に貢献し、
お客さまから最も信頼されるグローバルで
ガバナンス
(Governance)
)
の非財務情報も含み、
〈みず
開かれた総合金融グループ」
を目指す
〈みずほ〉
をより一
ほ〉の戦略・ガバナンス・カルチャー等への取り組みが
層ご理解いただければ幸いです。
〈みずほ〉および社会に対する短・中・長期的な価値創造
また、
本報告書は、
ディスクロージャー資料を兼ね、
従
にどのようにつながっていくかを、ステークホルダーの
来発行していたCSRレポートは本報告書に統合しました。
みなさまに対して、簡潔にわかりやすくストーリー性を
CSRへの取り組みについては、
ウェブサイトにより詳細な
持った説明となるよう編集しています。
情報を掲載しておりますので、あわせてご活用ください。
参照ガイドライン
報告対象
国際統合報告評議会
「国際統合報告フレームワーク」
(平成25
期間: 平成26年4月∼平成27年3月
(一部、
平成27年4月以降
年12月公表)
の情報を含みます。)
範囲: 原則としてみずほフィナンシャルグループおよび当グルー
発行情報
プの子会社・関連会社
発行時期: 平成27年7月
次回発行予定:平成28年7月
(中間ディスクロージャー誌は平成
28年1月に発行予定)
社会的責任投資インデックスへの組み入れ状況(平成27年3月現在)
社会的責任投資
(SRI)
は、
財務面に加え、
企業の社会的責任
への取り組み状況を評価して行われる投資です。
〈みずほ〉は、
世界 的なSRIインデックスである「F TSE4 Good Global
Index」と、日本の「モーニングスター社会的責任投資株価指
数」の構成銘柄となっています。
外部イニシアティブへの参加 経営基盤強化への取り組み P83
本誌は、銀行法第21条および第52条の29に基づいて作成したディスクロージャー資料です。
本資料には、
将来の業績および計画等に関する記述が含まれています。
こうした記述は、
本資料作成時点における入手可能な情報および将来の業績に影
響を与える不確実な要因に係る仮定を前提としており、
かかる記述および仮定は将来実現する保証はなく、
実際の結果と大きく異なる可能性があります。
また、
事業戦略や業績等、
将来の見通しに関する事項はその時点での株式会社みずほフィナンシャルグループおよびグループ会社の認識を反映して
おり、
一定のリスクや不確実性等が含まれています。
これらのリスクや不確実性の原因としては、
与信関係費用の増加、
株価下落、
金利の変動、
外国為替
相場の変動、
法令違反、
事務・システムリスク、
日本における経済状況の悪化その他さまざまな要因があげられます。
これらの要因により、
将来の見通し
と実際の結果は必ずしも一致するものではありません。
株式会社みずほフィナンシャルグループおよびグループ会社の財政状態および経営成績や投資者の投資判断に重要な影響を及ぼす可能性がある事
項については、
本資料のほか、
有価証券報告書、
決算短信等の本邦開示書類や米国証券取引委員会に提出したForm20-F年次報告書等の米国開示書類
等、株式会社みずほフィナンシャルグループが公表した各種資料のうち最新のものをご参照ください。
株式会社みずほフィナンシャルグループは、
業績予想の修正等将来の見通しの変更に関する公表については、
東京証券取引所の定める適時開示規則
等に基づいて実施します。従って、最新の予想や将来の見通しを常に改定する訳ではなく、またその責任も有しません。
8
目次
[本編]
[資料編]
〈みずほ〉
の強み
8ページを開いてください
財務ハイライト
9ページを開いてください
CEOメッセージ
10
価値創造プロセス
18
特集
20
特集1 「攻め」のガバナンス改革への取り組み
特集2「銀行・信託・証券」一体戦略
90
コンプライアンスに関する各種窓口
92
リスク管理態勢
93
内部監査態勢
108
コーポレートデータ
109
みずほフィナンシャルグループのコーポレートデータ
特集3 産業育成を通じたビジネス機会創出への取り組み
成長戦略
グループ会社概要
みずほ銀行のコーポレートデータ
35
みずほ信託銀行のコーポレートデータ
グループの国内ネットワーク
グループの海外ネットワーク
事業環境
グループの子会社・関連会社
中期経営計画と進捗状況
平成27年度の重点戦略
“新しい金融”
の実現に向けて
業績と財務の状況
経済・社会の健全な発展に向けた社会課題解決への貢献
事業への取り組み
155
資産の状況
47
みずほフィナンシャルグループの業績と財務の状況
みずほ銀行の業績と財務の状況
みずほ信託銀行の業績と財務の状況
個人ユニット
みずほ証券の財務諸表
リテールバンキングユニット
事業法人ユニット
大企業法人ユニット
自己資本の充実の状況等
金融・公共法人ユニット
自己資本比率ハイライト
国際ユニット
中小企業のお客さまの経営サポート・地域活性化に向けた取り組みについて
経営基盤強化への取り組み
331
63
コーポレート・ガバナンス
リスクアペタイト・フレームワーク(RAF)
みずほフィナンシャルグループの自己資本の充実の状況等
みずほ銀行の自己資本の充実の状況等
みずほ信託銀行の自己資本の充実の状況等
ディスクロージャー方針
493
プライバシーポリシー
494
リスク管理
コンプライアンス(法令等遵守)
IT戦略
グループ共通のカルチャー確立に向けた取り組み
人事戦略
社会貢献活動
ステークホルダーコミュニケーション
会社概要等
84
〈みずほ〉の拠点
会社概要
〈みずほ〉の情報発信
9
〈みずほ〉の強み
1
2
顧客基盤
プロダクツ力∼企業金融分野の圧倒的実績、
シンジケートローン(国内)
〈みずほ〉は
※ブックランナーベース
(平成26年4月∼平成27年3月、フィナンシャルクローズ日ベース)
個人顧客 万
(日本人の約5人に1人)
金額(億円)
順位
会社名
1
みずほフィナンシャルグループ
90,257
38.5
2
三菱UFJフィナンシャル・グループ
67,135
28.7
3
三井住友フィナンシャルグループ
57,807
24.7
シェア(%)
(出典)トムソン・ロイター
シンジケートローン(アジア、除く日本) 〈みずほ〉は邦銀
※ブックランナーベース(米ドル、ユーロ、日本円、オーストラリアドル、香港ドル、
シンガポールドル)
(平成26年4月∼平成27年3月)
証券総合口座数
万
金額(百万ドル)
順位
会社名
1
スタンダードチャータード銀行
8,484.1
6.6
2
オーストラリア・ニュージーランド銀行
6,674.7
5.2
3
DBSグループ
6,628.9
5.2
4
みずほフィナンシャルグループ
6,039.2
4.7
7
三菱UFJフィナンシャル・グループ
5,227.2
4.1
12
三井住友フィナンシャルグループ
3,548.3
2.8
シェア(%)
(出典)トムソン・ロイターを基に、みずほ銀行にて作成
M&A(日本企業関連) 〈みずほ〉は件数ベース (金額2位)
中堅・中小企業等融資先
万
※件数ベース(日本企業関連公表案件、親会社の国籍が日本である案件を含む、不動産案件を除外)
(平成26年4月∼平成27年3月)
件数(件)
順位
会社名
1
みずほフィナンシャルグループ
167
37,534
2
三井住友フィナンシャルグループ
140
10,865
3
野村證券
112
38,252
取引金額(億円)
(出典)トムソン・ロイター
本邦上場企業カバレッジ
割
「2014年度CMSランキング調査」
(Asia Money誌)
日本におけるCMS顧客満足度 位〈みずほ銀行〉
売上により、大規模・中規模・小規模の3つのカテゴリーに分けて調査。
みずほ銀行は 大規模カテゴリーにおけるランキングで1位を受賞
Forbes Global 200
カバレッジ(非日系企業)
割
金融投資情報紙「日経ヴェリタス」
銀行リテール力調査 商品充実度 中面1
3
、
個人向けプロダクツの利便性・商品性∼
国内公募債総合
〈みずほ〉は
※引受金額ベース(普通社債、投資法人債、財投機関債、地方債(主幹事方式)、サムライ債、
優先出資証券の合算)
(平成26年4月∼平成27年3月、条件決定日ベース)
順位
会社名
1
みずほ証券
2
3
引受金額(億円)
引受シェア(%)
30,365
19.6
野村證券
27,898
18.0
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
26,880
17.4
(出典)アイ・エヌ情報センターの情報を基に、みずほ証券にて作成
産業知見∼邦銀随一の産業調査部隊∼
体制
国内および欧米アジア等グローバルに調査拠点を有し、幅広
い業種・業界の調査体制を構築(約170名)
機能
「業 界・企業へ の深い理 解・知 見蓄 積」をベースに「3つの機
総合ABS主幹事
能」を融合し、お客さまに対してグローバルかつ総合的なソ
〈みずほ〉は件数・取引金額ともに
リューションを提供
※取引金額ベース
(平成26年4月∼平成27年3月、払込日ベース)
件数(件)
順位
会社名
1
みずほフィナンシャルグループ
2
モルガン・スタンレー
3
三井住友フィナンシャルグループ
取引金額(億円)
179
11,556
17
3,943
8
3,428
(出典)トムソン・ロイターを基に、みずほ証券にて作成
・
「アナリスト機能」
国内外の産業動向に関する幅広い業種知見の提供
・
「ストラテジスト機能」
業種知見を背景とした事業戦略策定サポート、政策提言
・
「コーポレートファイナンス支援機能」
カストディ年次評価(国内)
財務・経営戦略の策定サポート
みずほ銀行は4年連続
※スコアは6つの評価項目の平均。みずほ銀行は6評価項目すべてトップスコアを獲得
(平成26年1月∼12月)
順位
会社名
1
みずほ銀行
2
三菱東京UFJ銀行
6.02
3
HSBC
5.83
6.33
(出典)Global Custodian誌「2014 Agent Banks in Major Markets Survey」
MCPC award*
年連続受賞
〈みずほ銀行〉
*モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
金融投資情報紙「日経ヴェリタス」
人気アナリストランキング
(会社別)
位〈みずほ証券〉
グローバル投資家向け金融専門誌「Institutional Investor」
オール・ジャパンリサーチ
位
〈みずほ証券〉
チームランキング
中面2
業種アナリスト
機能
ポイント
ストラテジスト
機能
コーポレート
ファイナンス
支援機能
国内
海外
情報発信
業界全体の構造変化や将来展望等、産業に関する幅広い視
点から、
「みずほ産業調査」
「Mizuho Industry Focus」等の
調査レポートを刊行
財務ハイライト
連結当期純利益
(単位:億円)
8,000
実質業務純益(2行合算)
(単位:億円)
10,000
6,884
6,119
6,000
6,300
8,463
5,605
8,000
4,845
7,423
4,132
7,281
7,213
4,000
6,426
6,000
2,000
0
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
平成27年度
平成
業績予想
26年度
業務粗利益(2行合算)
(単位:億円)
20,000
0
16,861
16,075
平成
24年度
平成
25年度
経費(2行合算)
平成
26年度
(単位:億円)
16,297
15,068
15,000
15,000
10,000
10,000
5,000
5,000
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
0
平成
26年度
セグメント別の業務粗利益内訳
8,793
8,397
8,642
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
(銀・信・証合算、管理会計)
平成26年度
銀行
75%
①
信託
7%
9,083
平成
26年度
顧客部門非金利収支比率
(業務粗利益)
(銀・信・証合算、管理会計)
国内個人
12%
証券
15%
平成26年度
平成26年度
②
海外顧客部門
33%
③
⑧
個人 12%
リテールバンキング 6%
大企業法人 14%
事業法人 8%
金融公共法人 3%
国際 14%
市場ほか 11%
その他(海外現地法人等)8%
8,687
海外顧客部門収益比率
(業務純益)
(管理会計)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
平成
23年度
20,000
16,111
0
平成
22年度
④
⑦
⑥
国内法人
30%
⑤
国内顧客部門
67%
金利収支
50%
非金利収支
50%
海外
14%
2行合算:みずほ銀行、みずほ信託銀行の単体計数の合算値
銀・信・証合算:みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券(含む主要子会社)の単体計数の合算値
中面3
連結貸借対照表(平成27年3月末)
連結総資産 189兆円
貸出金
73兆円
預金・譲渡性預金
113兆円
有価証券 43兆円
日本国債 21兆円
株式 4兆円
その他負債
66兆円
その他資産
72兆円
純資産 9兆円
貸出金残高 ※(平均残高、2行合算)
海外店 (単位:兆円)
国内店
80
70
60
61.1
62.3
6.6
8.1
Tier1比率
総自己資本比率
16.7
13.1
10.7
(単位:%)
普通株式等Tier1比率
71.5
68.2
64.5
自己資本比率
20
50
30
54.1
55.0
53.7
54.7
10
11.50
11.35
11.03
54.4
14.58
14.36
14.19
15
40
9.43
8.80
8.16
20
5
10
0
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
25年度
平成
26年度
0
平成25年
3月末
平成26年
3月末
平成27年
3月末
※みずほフィナンシャルグループ向け貸出金を除く、
海外は銀行勘定と信託勘定の合算、
海
外店分、
為替影響を含む
金融再生法開示債権残高 (2行合算、銀行勘定+信託勘定)
(単位:兆円、%)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
普通株式1株当たり配当
(単位:円)
8
危険債権
要管理債権
(兆円)
1.0
(%)
6
6.0
6.0
6.0
平成
22年度
平成
23年度
平成
24年度
平成
26年度
平成27年度
配当予想
4
1.2
1.1
1.72%
1.63%
3
1.2
1.71%
0.9
1.0
1.21%
1.20%
0.5
0.0
7.5
6.5
不良債権比率(右軸)
2.0
1.5
7.5
4
2
2
1
平成23年
3月末
平成24年
3月末
平成25年
3月末
平成26年
3月末
平成27年
3月末
0
0
平成
25年度
中面4