「相手 vs 自分」から 「相手+自分 vs 問題」へ 利害関係の対立などの複雑な問題解決 たとえば開発プロジェクトにおいて、ユーザは100% のシステムを要求するが・・・ 【営業として】その金額と工期で実現可能か?開発スタ ッフに要求できるか? ロジカルシンキングとクリティカルシンキング 私達の周りで発生している問題を本質的に解決する ためには、関係者全員が互いの立場を理解した上で協 働する必要があります。しかし多くの場合、私達は他者の 立場を理解しようともせず対立したままです。さらに、自 分の役割を限定的に捉え、問題を表面的に定義してし 【開発者として】そのボリュームで期間内に完成できる まいます。その結果、問題が再発したり、意図せぬ悲劇を か?増員の要求はできるか? 招いたりしてしまいます。皆が幸せになるためには、それぞ 【経営者として】受注は欲しい。ユーザの要求をなんとか れが他者に対する共感性を高めて、本質的な問題解決 現場で実現できないか? をしようとする思考様式が必要なのです。そして、このよ ユーザ、営業担当、現場リーダ、スタッフ、経営者等、 立場の異なる方々の異なる考えによる対立を、どのよう に解決することが望ましいのでしょうか? 講師紹介 (今回 3 回目) うな思考様式の基盤となるのがロジカルシンキングとクリ ティカルシンキングです。 この講座においては、これら二つの思考法について学 んだ上で、実際に発生した問題事例について話し合うこ とによって、本質的な解決に向かうための思考様式を理 解することを目的とします。 中小企業診断士 中村文彦氏 高度情報処理技術者 ・プロジェクトマネージャ ・上級システムアドミニストレータ 日本プロジェクトマネジメント協会 理事 日本プロジェクトマネジメント協会 ダイアログSIG 代表 ・2005 年~2006 年、情報サービス産業協会においてプ ロジェクトマネジメント研究会の座長 武蔵野商工会議所 個別専門相談員 また、そのことによって、 「相手 VS 自分」の構造を 「相手+自分 VS 問題」 の構造に変えていくことを 狙いとします。 日時:7 月 24 日(金)14:00~17:30 懇親会 18:00~20:00(会費 1000 円) ≪主な著書≫ 「ITプロジェクトを失敗させる方法 ~失敗要因分析と成 功への鍵」、「PMBOK準拠ITプロジェクトマネジメント テ キスト」、「中小企業診断士勉強法 はじめの一歩」など 会場:(株)アイネット会議室 (蒲田) 対象:プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダ、 プロジェクトマネジメントを学びたい方 【内容】(予定) 1. IT プロジェクトで発生しているさまざまな問題について 2. ロジカルシンキングについて 3. クリティカルシンキングについて 4. 事例研究「ヤシの木みたいな松」(グループワーク) 5. 全体ふりかえり ロジカルシンキング 事実や情報を論理的に整理・分析することによって、「正しく考える」思考法のこと。ものごとの因果関係を把握した り、問題解決策を導き出したりすることが可能になる。また、合理的な判断や論理的な説明の前提となる。 クリティカルシンキング ものごとを鵜呑みにせず、「正しく疑う」思考法のこと。他者のみならず自分自身の意見や判断に対して「本当にそうだ ろうか?」と内省する。研究者によると、「何を信じ、何を行うかの決定に焦点を当てた、合理的で内省的な思考」、 「見かけに惑わされず、多面的にとらえて本質を見抜くこと」等と定義されている。 【対象者】 プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダ、 プロジェクトマネジメントを学びたい方 【参加費】 無料(懇親会は自由参加で\1,000- ※領収書をお渡しします。) 【募集要領】 各社 ITA窓口担当者へご確認ください。 【応募締め切り】 7 月 10 日(金) 応募者には後日、詳細を記載した参加案内をお送りします。 お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ。 株式会社エヌアイデイ 中田 博明([email protected]) 会場 株式会社アイネット(蒲田)会議室 (http://www.inet.co.jp/) 〒144-8721 東京都大田区蒲田5-37-1 ニッセイ アロマ スクエア 12階 ※12 階の受付に 案内の者が立っています
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