1月 - 折尾愛真学園

2015 年
10 号
学園聖句 :
News
Letter
TEL 093-602-2100(代表) FAX 093-692-5690
E-mail:[email protected]
URL:http//www.orioaishin.ac.jp/
(エペソ人への手紙5章8節)
EST. 1935
Vol.88
〒807-0861 福岡県北九州市八幡西区堀川町12 番 10 号
「光の子らしく歩きなさい」
建学の精神
1月
(昭和 10 年)
・キリスト教に基づく人格教育を行います。
・専門教科による職業教育を行い、有能な人材を育成します。
・自主独立の精神を養います。
・国際交流による国際理解教育を行います。
新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎え、皆様方には良き新年をお迎えの
こととお慶び申し上げます。さて、本校は創立80周年を迎えることと成りました。これも
ひとえに皆様方のご支援の賜物と心より感謝しております。また、日頃より本校の教育方針
にも、ご理解とご協力を賜り深く感謝申し上げます。初心に帰り、建学の精神にしたがって
ひとつずつ、目の前のできることから取り組んで参りたいと存じます。今後とも本校の教育
方針にご理解とご協力をお願いいたします。
福岡美容専門学校
特別授業
美容専科コース
12 月6日(土)
、福岡美容
専門学校の井手口正直先生と
藤本一平先生をお迎えして特
別授業がありました。この日
は、専門学校生 12 名によるデ
モンストレーションもあり生
徒たちは、数々のコンクール
で優勝した学生の作品を前
に、感動しながらも質問をし
ていました。
保育コース
保育実習
11 月 10 日(月)~14 日(金)までの 5 日間、2 年生
の保育実習がありました。愛真幼稚園を中心に近隣のさ
かえ保育園・東筑保育園・丸山保育所の4ヵ所に分かれ
て実習を行いました。29 名の実習生は緊張しながらも
「良い経験になりました」と感想を漏らしていました。
左:愛真幼稚園
右:丸山保育所
第 15 回 校内コンクール結果
部 門
1位
ワインディング 2位
3位
1位
オールウェイブ
2位
セッティング
3位
3 年
松田 なるみさん
(八児中学)
市山 晴菜さん
(沼中学)
永石 夏希さん
(日の里中学)
松田 なるみさん
(八児中学)
馬越 露莉さん
(芦屋中学)
新濱 佳乃さん
(高須中学)
12 月 10 日(水)実施
2 年
髙橋 彩さん
(思永中学)
高林 杏実さん
(桂川中学)
丸田 香さん
(新津中学)
髙橋 彩さん
(思永中学)
高林 杏実さん
(桂川中学)
橋本 信濃さん
(大谷中学)
1 年
山部 那奈さん
(古賀北中学)
桑野 みらいさん
(金川中学)
麓 希美さん
(大蔵中学)
韓国研修旅行を経て【10 月 20 日(月)~25 日(金)】
私は、今回の韓国研修旅行を経
て、沢山のことを学ぶことができま
した。その中の一つは、コミュニケ
ーションの大切さです。言葉は不十
分でも伝えようという気持ちさえ
あれば伝わるのだと思いました。二
つ目は、韓国の文化の特徴です。実
際に授業で韓国の民族衣装の「韓
服」を着ることができました。日本
の着物とは違って、
着るのも簡単で
韓国の冬の気候に合わせて生地が
厚く、とても温かかったです。その
他にも多彩な韓国の食文化を知る
ことができ、
国際理解を深める良い
機会となりました。
1 年生
山本 珠美礼さん
北九州市人権文化推進課の映画撮影
10 月 30 日(木)
、北九州市人権推進センターが
映像を通して人権問題について考えてもらおうと、
ゆるキャラを使った短編映像を制作するために本
校のハンドベル部6人とイメージキャラクター「も
りおん」が参加し、本校の記念館や校庭、部室で撮
影が行われました。この日は、北九州市で活躍して
いるキャラクター(モモマルくん・ジーモ・プチボ
ザウルス)3体に加え、
「もりおん」もハンドベル
の演奏に合わせながら体を揺らしたり、実際に楽器
を演奏したりしていました。12 月7日(日)にウェ
ルとばたで開かれた「ふれあいフェスタ」の中で披
露されました。
クリスマスライト点灯式
12 月2日(火)
、クリスマスライト点灯式がありま
した。キリスト降誕を祝う待降節より 12 月 25 日ま
での期間、折尾の夜空を照らしていました。毎年恒
例で折尾の風物詩と
なって、地域の人たち
を楽しませていました。
学園クリスマス
また、12 月 19 日(金)
には学園全体でクリス
マスを祝いました。キリ
スト降誕劇に続いて、
日本福音キリスト教会
連合福岡聖書教会牧師
の井之上薫先生をお招
きし、
「人となられた神」
と題して講演をして頂
中学生によるキリスト降誕劇
きました。
左から、もりおん・モモマルくん・
ジーモ・プチボザウルス
「草創期の黒田藩と栗山大善」 黒田家と宇都宮家の抗争⑤
秀吉は争乱の沈静化を図るため、
筑前名島城主小早川隆景等に
肥後の救援に向かわせます。
命を受けた官兵衛も城を長政に任せ
て、自ら兵を率いて肥後に向います。この肥後の大乱は同年十二
月二十六日、
首謀者であった隈府城主隈部親永の降伏によって終
息することになります。この間の官兵衛の肥後在陣中の十月、長
政から“城井谷の鎮房が兵を挙げた”との急報を官兵衛は手にし
ます。鎮房は肥後一揆を挙兵の好機とみて、支配下にあった豪族
たちに檄をとばして兵を集め、新領主黒田に叛旗を翻したので
す。城井城は既に黒田の城代大村助右衛門が入っていましたが、
田川の柿原を出た鎮房親子は大村助右衛門を追い出し城井城に
入ります。
この城井城は現在の築上郡築上町にあって城井谷の奥
にあります。寒田(さわた)の鬼ヶ城と呼ばれて、四方岩石で囲
まれた難攻不落の城です。父官兵衛の帰陣までには、なんとか決
着を付けたいと考えていた長政は、十月、秀吉の命によって馳せ
参じた毛利の援軍と共に城井城を攻めますが敗退、さらに、同年
十一月、吉川広家の援軍一万の助勢を得て、自軍二千の軍勢と合
わせて、数度にわたり攻撃を賭けますが落ちません。長政も戦中
落馬するなど落命の危機に曝され、
八六○にのぼる多数の戦死者
をだして、敗戦を喫し、馬ケ岳城に逃げ帰る無様な戦をしていま
す。
小田弘之著書「草創期の黒田藩と栗山大善」より