軽自動車検査情報提供サービス 専用線(FTP)の仕様書

軽自動車検査情報提供サービス
専用線(FTP)の仕様書
一般社団法人全国軽自動車協会連合会(以下、「全軽自協」といいます。)は、軽自動車検査情報提
供サービスの利用にあたり、情報利用者が大量データの配信等、ファイル転送を希望した場合には、
専用線にて1対1の接続を行い、十分なセキュリティを確保したファイル転送サービスを用意してい
ます。以下に、全軽自協が推奨する専用線と接続試験等の仕様を示します。
1.専用線(FTP)の提供条件
(1)利用者システムのサーバまたはパソコン要件
・スペック要件
提供データが受信可能な空き容量を持っていることとする。
・設定要件
全軽自協から指定したネットワーク体系を割り振ることとする。
利用者拠点側の既存ネットワークとの接続はないものとする。
(2)利用者システムのネットワーク要件
・全軽自協が推奨するネットワークサービス・機器・設定を使用することとする。
2.全軽自協の推奨構成
利用者にて構築が必要な範囲
利用者システム
全軽自協
FENICS
ネット
DSL モデム
ルータ
HUB
専用線 ADSL
12Mbps(下り)
全軽自協の推奨パターンの構成
(1)ネットワーク製品
ワーク
ルータ
ファイル転
送サーバ
・DSL モデム (FENICS 標準提供品)
・ルータ Si-R180B(ファィル転送ネットワーク-DSL モデム間)
- LAN標準ポート:10/100BASE-TX (2 ポート)
・HUB SH1508MB
- LAN標準ポート:10/100BASE-TX (8 ポート)
(2)FENICS 回線サービス
・FENICS ビジネス IP ネットワーク(ADSL 専用線サービス)
3.専用線(FTP)の接続試験
(1)専用線(FTP)接続試験方法
・準備
①全軽自協へ専用線(FTP)接続の利用申請を行う。
②FTP 受信用のハードを用意する。
提供データが受信可能な空き容量を持っていることとする。
用意したハードには全軽自協から指定したネットワーク体系を割り振る。
利用者拠点側の既存ネットワークとの接続はないものとする。
③ネットワークを準備する。
全軽自協より、別途推奨のネットワーク構成(FENICS ADSL 専用線)を提示する。
④ネットワーク開通後、疎通試験を行う。
疎通確認は、拠点側からの ping 確認とする。
⑤全軽自協が使用する利用者側 FTP サーバ接続用のユーザID、パスワードを用意する。
・試験
⑥回線開通及び機器設置後に全軽自協職員の現地立会いのもと、全軽自協側から送るダミーフ
ァイルの内容を確認することで終了とする。
(2)専用線(FTP)の接続試験の完了通知書
全軽自協は、専用線(FTP)の接続試験の完了後、利用者に対し専用線の接続試験完了
通知書を発行する。
(3)専用線(FTP)の接続試験に係る費用
専用線(FTP)の接続試験に係る諸費用は、利用者の負担とする。
4.専用線(FTP)の利用者費用負担
全軽自協側、利用者側両方の回線接続機器、
「全軽自協-利用者」間の回線費用及び回線工事費用
は、全て利用者の負担とする。