2015 年度 第 28 回年次大会プログラム 1.年次大会概要 開催日 2015 年 11 月 20 日(金), 21 日(土), 22 日(日) 会場 名古屋大学鶴舞キャンパス基礎研究棟 〒466-8550 名古屋市昭和区鶴舞町 65 実行委員長 吉田 佳督(名古屋大学大学院医学系研究科准教授) 開催テーマ: 「アジア, そして世界を意識したリスク研究の進展」 開催趣旨: 日本リスク研究学会は,放射線安全・環境保全・食品安全・エネルギー対策・ 公衆衛生・医療・防災などのリスクについて,自然科学,人文・社会学等の各分 野が有機的に連携し学際的でかつ国際的な視野にたったリスク評価・リスク管 理の観点から,関連研究分野におけるリスク研究の相互理解と協力を促進して います。また,関連するリスクコミュニケーションも鋭意行われています。 文理横断型の研究スタイルから得られたこれまでのリスク分析・管理・コミュ ニケーションにかかる知見を,国民のさらなる幸福な暮らしにいかに反映させ, さらにその環をアジアに広げていき,ひいては世界に貢献していくためには, どのようにしたらよいかということが大きな研究テーマとなっています。これ らの研究を,アジアそして世界を意識したリスク研究として進展させることに より,これまでの国際交流を更に発展させ,国際的な連携を深めることが広く求 められています。 日本リスク研究学会の第 28 回年次大会が 2015 年 11 月 20-22 日に名古屋で開 催されることになりました。第 28 回となる学術集会を名古屋で開催できること はとても光栄なことであります。今大会のテーマである「アジア,そして世界を 意識したリスク研究の進展」という視点から会員と共に広く意見交換を行う場 を提供し,研究の広がりと相互理解を深めていきたいと考えています。 本学術集会の趣旨をご理解いただき,ご支援を賜りますれば大変ありがたく 存じます。 会場へのアクセス 鶴舞キャンパス http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/1919/koutsuuaccess.html 基礎研究棟 http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/1919/kisoigakukenkyuutou.html JR 中央本線鶴舞駅徒歩 5 分,名古屋市営地下鉄鶴舞線鶴舞駅下車徒歩 12 分 参加費 ①事前申し込み(11月6日まで): 正会員・賛助会員および購読会員:6,000 円,名誉会員:無料 学生会員および学生:4,000 円,非会員:8,000 円 ②11月7日以降振込~当日会場払: 正会員・賛助会員および購読会員:7,000 円,名誉会員:無料 1 学生会員および学生:5,000 円,非会員:9,000 円 懇親会 11 月21 日(土)18:00~20:00 参加費4,000円(学生は2,000円) 当初予定しました懇親会場からさらに広い会場に変更いたしましたが、なお ご好評につき当日の懇親会の参加の受付は行わないことといたしましたこと をご連絡いたします。ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。 名古屋大学鶴舞キャンパス 医学部付属図書館 1階 生協食堂 2.協賛団体一覧(50 音順) 一般社団法人廃棄物資源循環学会,環境ホルモン学会,公益社団法人環境科学会 公益社団法人土木学会,公益社団法人日本化学会,公益社団法人日本水環境学会 地域安全学会,日本衛生学会,日本公共政策学会,日本社会心理学会, 日本薬学会 *協賛団体の会員の方の参加費は本学会員と同じです。 3.大会実行委員会事務局及び日本リスク研究学会事務局 ○2015年度第28回日本リスク研究学会年次大会実行委員会事務局 名古屋大学大学院医学系研究科医療行政学分野吉田佳督研究室内 〒466-8550 名古屋市昭和区鶴舞町65番地 E-mai1:[email protected] ○日本リスク研究学会事務局 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場 4-4-19 株式会社国際文献印刷社内 TEL 03-5389-3013 FAX 03-3368-2822(担当:木崎) 4.大会ご参加の皆様へ (1) 第28回日本リスク研究学会年次大会での講演論文集は,電子ファイル(PDF形式) と冊子での抄録集による公開といたします。事前に参加申し込みをなされた方に,事 前にダウンロード先のURLとIDおよびパスワードをお知らせします。また冊子は当日 会場にて配布します。 (2) ポスターセッションのコアタイムにつきましては,奇数番号は11月21日(土)の 12:15~12:50,偶数番号は,11月22日(日)の12:15~12:50 となっています。 (3) 21日(土),22日(日)の昼食は,会場周辺の食堂・レストランをご利用ください。 なお,ポスターセッションをより充実させる観点とごみの減容の観点からは,この2 日間の昼食につきましては,おにぎりなどを持参いただけますと幸甚に存じます。 5.研究発表者と座長の方々へのお願い (1) 講演者はセッション開始前に入室いただきますようお願いいたします。会場に, ノートパソコンを設置していますので,講演者は発表に際して,ファイルをセットの ほどよろしくお願いします。座長は講演者の出席を,会場にてご確認ください。 (2) 発表用ファイルは,Power Point 2010に適合させてください。また,ファイルは 2 USBメモリーや,USBポータブルハードディスクで持参してください。 (3) 各講演者の持ち時間は,講演者が2名,または4名の会場では,入れ替えを含めて 1人20分を基本としています。また,講演者が5名の会場では,入れ替えを含めて1人 17分を基本としています。時間厳守でお願いします。 (4) 上記の発表者の持ち時間を含めて,セッション全体の時間をどのように配分する かは座長の判断にお任せします。発表のキャンセルなどで時間に余裕が生じた場合の 時間配分も,座長にお任せいたします。 (5) 座長がご自身の発表をあわせ行うセッションでは事前に2名の座長制として調整 させていただいていますので,よろしくお願いいたします。 6.ポスターセッションについて (1) ポスター会場にパネル〈横幅90cm,高さ180cm(12枚分)と,横幅90cm,高さ 160cm(16枚分)〉を設置します。ポスター番号を確かめて,11月21日(土)の10:0010:30に各自で掲示をお願いします。撤去は11月22日の15:00までにお願いします。 (2) ポスターは横幅90cmまでに収めるように作成して下さい。この場合,最大でA0サ イズ(縦置き)までのポスターの掲示が可能となります。 (3) 掲示と撤去は発表者の責任とさせていただきます。終了後に残されているポスタ ーは実行委員会の方で廃棄させていただきます。 (4) ポスター貼付用のテープは,事務局が用意いたします。 7.入会申し込みについて 以下へ直接ご連絡頂くか,下記の学会ホームページからお申し込みできます。 ○一般社団法人日本リスク研究学会事務局: 〒169-0075東京都新宿区高田馬場4-4-19 株式会社国際文献印刷社内,TEL 03-5389-3013 FAX 03-3368-2822 担当:木崎 ○学会HP: http://www.sra-japan.jp/cms/modules/liaise/index.php?form_id=6/ 8. 表彰式および学会賞受賞者による記念講演のご案内 今年度の表彰式がございます。その後,昨年度に学会賞を受賞された長坂俊成様より記念 講演がございます。 日時:平成27年11月22日(日)17時25分~18時00分 場所:基礎研究棟 4 階第 3 講義室 <講演者> 長坂俊成(立教大学大学院 21 世紀社会デザイン研究科教授 兼 社会学部メディア社会学科教授) <タイトル> 「リスクガバナンスを考える 〜自然災害を巡る防災・危機管理を中心として〜 」 <要 旨> 3 これまで、主に、地理空間情報を活用した災害リスク評価や防災危機管理、リスクコミ ュニケーション、災害情報のデジタルアーカイブなどに関する手法研究や情報システム の技術開発、社会制度設計に関する研究開発に従事してきた。 自然災害の防災対策では、住民の自己責任といった原則論が謳われる一方で、災害リスク の非自発性から、予防から事後対策まで行政による積極的な介入が正当化されてきた。し かしながら、科学技術の進展によってリスク情報が高度化し、あわせて社会の成熟化に伴 い価値観の多様化が進展するなかで、市民はリスクとベネフィットを考慮した結果、比較 的高い災害リスクを受容し、自らより危険な箇所に住宅等を立地するケースも見られ、か つ、行政による救助をあてにして避難行動をとらない、または、予防を怠る一方で被害の 補償についてより高い公的支援を求めるといったモラルハザードとも評価される状況が みられる。東日本大震災では、防災集団移転制度により高台移転するための宅地造成等の 費用には一戸当たり 5,000 万円近くの税金が投入され、その一方で、集団移転した先のコ ミュニティも高齢化・過疎化が間違いなく進み近い将来消滅することが危惧されている。 東日本大震災の災害対応では、リスクガバナンスの欠陥とそれを支える情報共有の失 敗により多くの課題が露呈した。東日本大震災以降、一部法制度的な整備は図られたもの の、実務レベルでは従前と変わらない利害関係者によってリスクガバナンスが歪められ たままである。政府によって、オープンデータ、データの二次利用の推進、地理空間情報 の災害対策への活用等の政策が謳われるものの、現状の取り組みを見る限り、既得権を持 つ国の府省、ベンダーにロックインされた地方公共団体、IT ゼネコンの非競争的・排他 的なビジネスモデル、特定の防災研究者に 専門性を超えて過度に依存する国の審議会等 よって、リスクガバナンスを支える情報共有プラットフォームの相互運用性や公開性が 疎外されている。これらの状況をいかに克服すべきかについて、また、多様な主体が相互 に補完、協調・連携する新たなリスクガバナンスの枠組みについて、会員のみなさまと共 に考えたい。 <講演者プロフィール> 1962 年東京生まれ。中央大学法学部政治学科卒業、筑波大学大学院経営政策科学研究 科修了。住信基礎研究所副主任研究員、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科助教授 (リスクコミュニケーション特別研究)、独立行政法人防災科学技術研究所社会防災シス テム研究領域主任研究員を経て、2012 年より現職。 地理空間情報を活用したリスクコミュニケーション、コミュニティガバナンスを支え る e コミュニティプラットフォーム、官民協働危機管理クラウド、デジタルアーカイブ、 自然災害を巡るリスクガバナンスに関する研究開発に従事。 9. 謝辞 本学会の開催にあたり公益財団法人大幸財団からの学会開催にかかる助成(第32回学会 等開催助成)を受けています。ここに感謝申し上げます。 4 10. 理事会主催特別企画セッションのご案内 「国際学会(Society for Risk Analysis)の各国学会統合に向けた動きと日本リスク研究 学会の立場:その2」 日時 11 月 21 日(土)14:35-15:25 会場 基礎研究棟 4 階第 4 講義室 当学会は,SRA(Society for Risk Analysis)を母体として発足し,SRA Japan-section と称して活動していたが, 2005 年の定款変更により,英語名を SRA Japan に変更し, 「SRA を親学会とする」という記載を改め, 「SRA,SRA-Europe と密接に協力する」とし た。さらに,2010 年に一般社団法人の認定を受け,国内法に基づく学会として活動してい る。 そのようななかで,SRA の各国と地域の代表者の集まりである regions committee にお いて,2013 年 12 月の地域組織再編の提案(Suggested Structure for Regional Organizations)が文書として示された。提案は SRA を中心とした会員構成や組織運営を含 んでおり,各国学会のあり方に大きな影響を与えるものになっている。 昨年の年次大会と今年の定期総会において,提案内容とそれに関する議論の経緯を説明 し,当学会のとるべき立場について議論するとともに,その結果を regions committee に 提供してきた。しかし,SRA の対応は本年 9 月に急な展開を示し,来年 1 月から新しい組 織運営に移行することが伝えられた。理事会では,学会の歴史と実情を述べ,それを踏ま えた地域組織のあり方を SRA に提案した。 そこで,今年も年次大会の機会を活用し,これまでの動きについて会員間で情報を共有 し,今後に向けた意見交換をすることが必要であると考え,本セッションを企画した。 以上の趣旨に鑑み,多くの会員がセッションに参加されるよう呼びかけるものである。 座長:村山武彦(日本リスク研究学会事務局長) 1 国際学会の議論の経緯 ○前田恭伸(日本リスク研究学会副会長) 2 理事会の見解と提案 ○新山陽子(日本リスク研究学会会長) 5 11. 実行委員会主催シンポジウムのご案内(邦文) 「アジアに展開するリスク研究 -名古屋大学の取り組み-」(S-1) 日時 11 月 21 日(土)15:30-17:50 会場 名古屋大学鶴舞キャンパス,基礎研究棟 4 階第 4 講義室 名古屋大学では,アジアサテライトキャンパスを開設するなど,アジアの発展に寄与 することを大きな柱の一つとして位置づけ,現在積極的な活動を行っています。その中 で,リスクに関しても,それぞれの国に応じて多様なリスクのあり方及び対応の方策に ついて,様々な学問分野の研究者が調査研究を行っています。 今回,アジアにおける医療とその内在するリスクや,アジアサテライトキャンパスに おけるリスク研究の取り組みなど,名古屋大学が展開しているアジアのリスクに関す る研究の成果について紹介することは,年次大会への参加者にとって有益であると考 え企画いたしました。 本シンポジウムは2部構成とし,1部では総論につきましてシンポジストから英語 にてご講演をさせていただき,2部では各論としまして,具体的な取組みをシンポジス トから日本語にて講演いたします。 座長:吉田佳督(名古屋大学大学院医学系研究科准教授) 増沢陽子(名古屋大学大学院環境学研究科准教授) 第1部(英語での講演) 1. Risk associated with support to Asia in the field of healthcare (S-1-1) ○浜島信之(名古屋大学大学院医学系研究科教授) 2. Risk associated with Nagoya University Asian Satellite Campuses (S-1-2) ○磯田文雄(名古屋大学アジアサテライトキャンパス学院長・教授) 3. Attempt of risk understanding by the cross-sectoral approach (S-1-3) Nagoya Well-Being program practice report ○三牧純子(名古屋大学ウェルビーイングプログラム特任准教授) 第 2 部(日本語での講演) 4. ベトナムにおける産婦人科関連リスクに対する調査研究 (S-1-4) ○山本英子(名古屋大学大学院医学系研究科准教授) 5. 文理連携型調査実践から考えるインドネシアの自然災害対応のありよう (S-1-5) ○高橋誠(名古屋大学大学院環境学研究科教授) 6. モンゴルの社会レジリエンス向上に資する国際共同研究 ○鈴木康弘(名古屋大学減災連携研究センター教授) 6 (S-1-6) 11.Special Symposium organized by Stearing Committee(in English) "Risk research conducted in Asia – the efforts of Nagoya University-“(S-1) Date Nov. 21 (Sat.) 15:30-17:50 Venue Basic Medical Research Building Lecture Room 4 Aims : Such as opening the Asia satellite campuses as one of the main pillars of the mission, Nagoya University conducts many research programs to contribute to Asia's development. In various research fields,researchers are now studying the risks in many aspects depend on each Asian countries current situation. We are very glad to deliver the information regarding risk research in Asia conducted by Nagoya University. The first half of this session,a general statement and framework of risk research in Asia will be presented by 3 speakers of the university in English,and in the second half three particular examples will be brought by 3 speakers in Japanese. Chairs: Associate Professor Yoshitoku Yoshida, (Nagoya University Graduate School of Medicine) Associate Professor Yoko Masuzawa(Nagoya University Graduate School of Environmental Studies) The first half of the session(in English) 1. Risk associated with support to Asia in the field of healthcare (S-1-1) Professor Nobuyuki Hamajima(Nagoya University Graduate School of Medicine) 2. Risk associated with Nagoya University Asian Satellite Campuses (S-1-2) Professor Fumio Isoda(Nagoya University Asian Satellite Campuses Institute) 3. Attempt of risk understanding by the cross-sectoral approach (S-1-3) Nagoya Well-Being program practice report Designated Associate Professor Junko Mimaki(Nagoya University Graduate School of International Development) The second half of the session(in Japanese) 4. Research on the risk relating Obstetrics and Gynecology in Vietnam (S-1-4) Associate Professor Eiko Yamamoto(Nagoya University Graduate School of Medicine) 5. Managing natural hazard risk? A multi-disciplinary research practice in Indonesia (S-1-5) Professor Makoto Takahashi(Nagoya University Graduate School of Environmental Studies) 6. International cooperative trans-disciplinary research project toward enhancing social resilience in Mongolia (S-1-6) Professor Yasuhiro Suzuki(Nagoya University Disaster Mitigation Research Center) 7 12. 理事会主催国際シンポジウムのご案内(邦文) 国際シンポジウム 「レギュラトリー・サイエンスの将来展開」(S-2) 日時 2015 年 11 月 22 日(日)大会2日目 13:00~15:00 会場 名古屋大学鶴舞キャンパス,医学研究科基礎研究棟 4 階 第 4 講義室 共同座長 山田友紀子(国際食品安全コンサルタント,農林水産省顧問) 青柳みどり(国立環境研究所) 趣旨 現代の行政の最大の課題である安全のための諸政策は,科学的な知見なしには成り立た ない。科学的な知見や手法を提示し,その知見をベースにして意思決定へ参加する新しい 科学の確立が求められている。 レギュラトリー・サイエンスとは,「科学技術と人間との調和を実現し,人と社会に最 も望ましい姿に調整し発展させる科学」,あるいは「社会生活のルール作りに根拠を与え, 行政規制を支援・合理化する科学」とされる。 本シンポジウムでは,レギュラトリー・サイエンスを比較的早くから政策立案に取り入 れてきた食品安全分野と,早くから規制による政策が主な手段であった環境行政,水質行 政の関係者に登壇いただき,日本におけるレギュラトリー・サイエンスのあり方を議論す る。 講演者 解題 座長(青柳みどり) (S-2-1) 1)○山田友紀子(国際食品安全コンサルタント,農林水産省顧問) (S-2-2)(SE-2-2) 国際的な動向をふまえて食品安全のためのリスクアナリシスのフレームワークを紹介い ただき,レギュラトリー・サイエンスがどうあるべきかについて提示いただく。 2)○Jean-Pierre Poulain(フランス・ツールーズ大学,マレーシア・テーラー大学教授) (S-2-3) リスクアナリシスを支える社会科学の役割について提示いただく。特にリスク社会学の 立場から,社会的文脈を考慮したレギュラトリ-・サイエンスについて論じていただく。 3)○浅見真理(国立保健医療科学院) (S-2-4)(SE-2-4) 水道行政とそのフレームワークについて,これまでのご専門の立場からお話しいただ き,工学の立場からレギュラトリー・サイエンスのあり方へのアプローチを探る。 4)○大塚直(早稲田大教授) (S-2-5)(SE-2-2) 環境行政の中でも化学物質に関する規制・基準について法学の立場からの議論していた だくことにより,レギュラトリー・サイエンスのあり方を探る。 註記:本セッションは,科学研究費助成事業基盤(A)課題番号15H02465と共催していま す。また,同科研費および国立環境研究所の助成を受けています。 8 12. International Symposium “Perspectives of Regulatory Science” (in English)(S-2) Sunday, November 22, 2015 (Day2) 13:00~15:00 Nagoya University, Graduate School of Medicine, Basic Medical Research Building, Lecture Room 4 (4th floor) Chairs: Dr. Yukiko Yamada (Consultant, Special Adviser to MAFF) Dr. Midori Aoyagi (National Institute for Environmental Studies) Aims and scope of this session: Safety and health are the one of the top priorities in today’s policy in various fields. Those require science-based decision makings,and scientists are needed to join those processes. Regulatory science is laid out as “Science for harmonizing science/technology and human activities and building better relationship between them,” or “Science to give basis for the making rules of the social life,and to support and rationalize for regulation.” Inviting four experts,we discuss frameworks of risk analysis and/or regulatory frameworks,and the future of regulatory science in safety and human health related fields, from food safety and drinking water to chemical management field. Aims and Scope of this symposium by Dr. Midori Aoyagi (Co-Chair) (S-2-1) Speakers: 1)Dr. Yukiko Yamada,international food safety consultant (Co-Chair) will discuss the basis of regulatory science from the international food safety point of view. (S-2-2)(SE-2-2) 2)Professor Jean-Pierre Poulain,University of Toulouse and Taylor’s University, will discuss about the contribution of social science to risk analysis,from a risk sociology point of view. (S-2-3) 3)Dr. Mari Asami,National Institute of Public Health will discuss about drinking water policy making,and the contribution of science to it,from an engineer point of view. (S-2-4)(SE-2-4) 4)Professor Tadashi Otsuka,Waseda University will discuss about the Japanese chemical management policy in the environmental policy, and the contribution of social science to it,from a jurisprudence point of view. (S-2-5)(SE-2-2) Note:This session is jointly hosted by Grants-in-Aid for Scientific Research (A) 15H02465,and National Institute for Environmental Studies. 9 13.実行委員会主催企画セッションのご案内 特別企画セッション1 (A-1) 「消費者とリスク−身近にあるリスクへの行政対応とその根拠−」 日時 21 日(土) 9:00~10:30 会場 基礎研究棟 4 階第 3 講義室 近年,消費者の一大関心事は,食をはじめとした身近なところに潜むリスクへの対応 であり,これまで行政をはじめ多くの研究者が,政策的な対応への提言などを行ってき た。このため,この身近なところに潜むリスクへの対応の経緯と今後の課題などについ て,4 名の学識経験者から「食の安全をはじめとする消費者とリスク -グローバルな課 題として-」というテーマにてアジアそして世界への情報発信も視野に入れつつご講演 いただく。これにより,年次大会の多くの参加者に消費者安全に立脚した,リスク研究 の動向に関する最新の情報提供を行うとともに,アジアをはじめ,世界中の関心事とな っている本テーマについて,このリスク研究を大いに加速させ,ひいてはアジアそして 世界をリードした形で情報発信を行っていくことに資するべく,深みのある議論を演 者と参加者間とで行っていただく。 座長:関沢純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会理事長) 1. 国民生活センターが集めた多くの消費者からの生の苦情とその分析及び国際比較 ○宗林さおり(国民生活センター理事) 2. 食の安全対策に関するこれまでの取り組みと今後の課題 -アジアや世界の動向を踏まえて○関沢純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会理事長) 3. 食の安全と科学教育の視点 ○功刀由紀子(愛知大学教授) 4. 食の安全に関するリスクコミュニケーションの現状と課題 ○堀口逸子(食品安全委員会委員) 特別企画セッション 2 (A-3) 「被災地でのリスクと,コミュニケーションの視点から」 日時 21 日(土) 13:00~14:30 会場 基礎研究棟 4 階第 4 講義室 平成 23 年 3 月 11 日に未曾有の東日本大震災が生じ,東北では,いまもなお多くの 被災者が人体への放射線影響に不安を感じながら暮らしている。この不安の解消のた めに,震災直後より福島に出向き,アジアをはじめ世界中が注視している内部暴露の研 究に資する最新の科学的なデータを得るために離れ牛の解剖を行った獣医師や,当時 正確なリスク情報が明らかに不足している中で,真摯に人体への放射線影響について 市民に情報提供を行った内科医の 2 名を講師として招聘し,被災地でのリスクとして インパクトの大きな放射線影響という点からまずは講演をいただく。つぎに,視点を広 10 げて,震災後のリスクは放射線以外の課題として,復興過程に関わるリスク,被災地か らの人口移動に伴う,社会経済的リスク,余震,地盤沈下にともなう水害リスクの増大, それにエネルギー政策の見直しとそれに付随するリスクなどがあり,その復興をここ ろから待ち望んでいる方々をサポートすべく,日本リスク研究学会では,当初は包括的 なリスクを調査し,そして徐々にエネルギー政策のわが国全体に与える影響に重きを シフトして,今日に至るまで鋭意調査を行っている。この内容についても合わせて発表 をすることにより,有益な議論がなされる場を提供したい。 座長:前田恭伸(静岡大学大学院総合科学技術研究科教授) 1. 福島第一原子力発電所事故によって警戒区域に取り残された動物の調査 -放射性セシウムの臓器分布と生体への影響○磯貝恵美子(東北大学大学院農学研究科教授) 2. 放射線被曝とリスクコミュニケーション ○岡山博(元東北大学医学部臨床教授) 3. 2011 年東日本大震災後のわが国の社会についてのシナリオ分析 ○前田恭伸,瀬尾佳美,元吉忠寛(日本リスク研究学会東日本調査特別委員会) 特別企画セッション3 (B-3) 「日本の環境化学物質への対応とそのアジア,世界への貢献」 日時 21 日(土) 13:00~14:30 会場 "基礎研究棟 3 階第 2 講義室 環境省では,環境と化学物質そして健康の観点から,これまで,水,土壌,大気,生 物を主な媒体として,これらに残留する化学物質量を測定し,あわせてその生態影響を 検討することにより,環境基準値を制定・改定し,国民の生命と健康に大いに貢献して きた。この環境中化学物質対策への対応の経緯と今後の課題について,アジアそして世 界への情報発信も視野に入れつつ,また,環境測定を補間するアジアにおける暴露シミ ュレーション手法の開発も含めて,3名の学識経験者から報告をいただく。年次大会の 多くの参加者に本研究に関する最新の情報提供を行うとともに,同分野のリスク研究 を大いに加速させ,ひいてはアジアそして世界をリードした形で情報発信を行ってい きたい。また,大会の場において,深みのある議論を報告者と参加者との間で行いたい。 座長:中野武(大阪大学客員教授) 1. 日本の環境化学物質への対応とそのアジア,世界への貢献1 ○中野武(大阪大学客員教授) 2. 日本の環境化学物質への対応とそのアジア,世界への貢献 2 ○早瀬隆司(長崎大学教授) 3. 環境測定を補間するアジアにおける暴露シミュレーション手法の開発 ○恒見清孝(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 11 14. 事業委員会ワークショップのご案内 1)ワークショップ「アクティブラーニングでリスクを学ぼう」 (1)日時 11 月 20 日(金):15:00~18:00 会場 基礎研究棟 3 階 302 ゼミ室 (2)ミーティングの狙い 確率の概念である「リスク」の考え方を社会に根付かせることが一つの課題になっていま す。また近年,教育方法のあり方として,授業へのアクティブラーニングの導入が推奨され るようになりました。アクティブラーニングとは,講師から受講者への一方向的な知識伝達 を乗り越え受講者の能動的な学修への参加を促す授業方法のことで,教育効果の向上が期 待されています。 今回のワークショップでは,アクティブラーニングの手法を使って初歩的なリスクの概 念を学修することを目的に制作・実施されてきたリスク教育プログラムを体験しながら,ア クティブラーニングの意義について理解を深めることを目指します。授業方法によって能 動的な学修が本当に促されるのか,リスク教育の方法として有効なのか,ご自身の参加を通 して感じ取って頂ければと思います。アクティブラーニングやリスク教育に関心をお持ち の皆さまのご参加をお待ちしています。(本ワークショップは,リスク教育タスクグループ の主催です。) 2)ワークショップ「分野横断的にレギュラトリーサイエンスを考えよう」 (1)日時 11 月 20 日(金):18:00~20:30 会場 基礎研究棟 3 階 302 ゼミ室 (2)ミーティングの狙い 本年次大会では理事会主催でも食品安全や化学物質分野におけるレギュラトリーサイエ ンスをとりあげたシンポジウムが行われます。 「レギュラトリーサイエンス」という用語は, 伝統的な科学と規制行政の間をつなぐための「もう1つの科学」として,1990 年頃から医 薬品・医療機器の分野で使われ始めた用語です。その後,農薬,食品,化学物質などの分野 でも使われるようになりました。リスク評価とリスク管理は,環境・安全・健康分野に関す るレギュラトリーサイエンスの中心に位置づけられています。本ワークショップではさら に分野を広げて,防災,原子力,交通,防犯といった,これまでレギュラトリーサイエンス という用語が使われてこなかった安全分野におけるレギュラトリーサイエンスの中身や役 割を検討すること,そしてそれを通じてレギュラトリーサイエンスの本質を浮き彫りする ことを目指しています。 予定しているプログラムは下記のとおりです。様々な分野からの多数のご参加をお待ち しています。レギュラトリーサイエンスという言葉にあまりなじみのない方々の参加も歓 迎です。 ・趣旨説明(「レギュラトリーサイエンス」という用語の生い立ちなど) ・防災分野や原子力分野などからの話題提供 ・レギュラトリーサイエンス・タスクグループ(TG)からの活動報告 ・全体でのディスカッション 12 15.企画セッションのご案内 ○企画セッション 1(A-2):(21 日(土)10:35~12:00;基礎研究棟 4 階第 3 講義室) (1)セッションタイトル 福島第一原子力発電所事故に関わるリスク対応の実際-福島県伊達市の例を中心に- (2)セッションの狙い 2011 年 3 月に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故(以降 3.11 ) は,発電所近隣の住民,放射性物質の飛散を受けた地域の市民のみならず,食品や廃棄 物の流通等を介し全国の市民にリスクへの対応を迫った未曾有の事故である。特に福島 第一原子力発電所に近い諸地域においては,3.11 後,これまでに行ったことの無い,放 射線リスク等に対する身の周りの様々な判断を日常的に行いながら生活をせざるを得な い状況に陥った。本企画セッションでは福島第一原発から約 50~70 km に位置する福島 県伊達市における,除染やそれに関わるリスクコミュニケーション等の 3.11 後の自治体 の実際の取り組みと現在までの歩み,同市を含む被災地域のリスク対応や同市における 科学者のアクションリサーチなどの実際の例を紹介し,これまで大きく知られることの なかった 3.11 後の様々な形の具体的なリスク対応の詳細について情報提供を行うと共 に,その今後のあり方等について討論を行う。 (3)セッションオーガナイザー 村山留美子(神戸大学) 藤長愛一郎(大阪産業大学) (4)講演題目 1 住民にとっての「リスク」とは― 福島県伊達市における取り組み ― ○半澤隆宏(福島県伊達市 市長直轄理事兼放射能対策政策監) 2 震災後の放射線リスクの住民の受け止め方について - 福島県住民へのインタビュー調査 ○藤長愛一郎(大阪産業大学) 3 リスクガバナンスにおける専門家の役割に関する一考察 ―車座会議の実施を通して ○小野聡(立命館大学) 4 全国調査からみた 3.11 に関わる市民の情報収集について ○岸川洋紀(武庫川女子大学) 5 全国調査からみた 3.11 に関わる市民の各種認知について ○村山留美子(神戸大学) 総合討論(司会:村山留美子) ○企画セッション 2(B-2):(21 日(土)10:35~12:00;基礎研究棟 3 階第 2 講義室) (1)セッションタイトル 医薬品の情報提供に関するリスクと課題 (2)セッションの狙い 13 医薬品開発(創薬)及び製造販売後の育薬に当たっては,製薬企業のみならず,規制当局, 医療関係者,患者など,様々なステークホルダーが関与する。医薬品はその薬理作用によ り疾病の治療に用いられるが,副作用というリスクを併せ持ち,リスクコミュニケーショ ンは重要な課題である。 インフォームドコンセントの定着が進み,セカンドオピニオンが診療報酬として評価 されるなど,システムとして,患者が積極的に自らの疾病に向き合うことが可能となり, 治療にも積極的に参加できる制度が整えられつつある。さらに,医薬品においては,薬物 治療が発展する中,病院,薬局などにおいて,積極的な情報提供が行われるようになって きている。また,平成 26 年の薬事法改正で,法律名が「医薬品,医療機器等の品質,有 効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器法)に改訂され,医療関係者,医薬 品使用者の責務・役割として,医薬品に関する理解と適正使用が求められている。それに もかかわらず,医療分野においては,その特殊性から,なお患者と医療者の間のリスクに 関するコミュニケーションを行う上で課題も多いと考えられる。 そこで,本企画セッションでは,創薬と育薬に関する概説に続き,公的に定められた 情報媒体である医薬品添付文書及び平成 25 年より新たに導入されたリスク管理計画書 (RMP)についての製薬企業・規制当局と医療従事者の間のリスクコミュニケーション,医 療用語についての医療者と一般市民の認知の相違,一般用漢方医薬品の需要者向け情報 提供資材であるセルフチェックカードについて取り上げ,医薬品の情報提供に関するリ スクコミュニケーションの在り方とその課題について討論する。 (3)セッションオーガナイザー 齋藤充生(帝京平成大学) 吉田康子(名古屋市立大学) (4)講演題目 1 医薬品の添付文書及びリスク管理計画書(RMP)を介したリスクコミュニケーション ○齋藤充生(帝京平成大学) 2 医療従事者と市民の間の医療用語に関する認知の差異 ○吉田康子(名古屋市立大学) 3 需要者と薬剤師等をつなぐリスクコミュニケーションツールの一例: 一般用漢方製剤の適正使用のための患者資材「セルフチェックカード」 ○大室弘美(武蔵野大学) ○企画セッション 3 (C-2) :(21 日(土)10:35~12:00;基礎研究棟 3 階第 1 講義室) (1)セッションタイトル 身近で見過ごされてきたリスク (2)セッションの狙い 命を落とす事故は交通事故より入浴中の方が多いという比較の結果が浴室暖房のテ レビコマーシャルに使われたり,「リスク」と名の付くテレビドラマや確率の番組が放 映されたりと,社会においてリスクに関わる言葉がより身近になってきている。 そのような中で,自己責任や親の責任などと言われ,これまで身近で見過ごされて きたリスクに注目が集まってきている。 14 本企画セッションでは, 4 名の異なる分野で先頭を走られている研究者の方々から, 各分野の取組をその苦労も含めて発表頂き,共通軸として「なぜ見過ごされていた(受 容されていた)のか」の要因を考える場とする。 本企画は,日本リスク研究学会レギュラトリーサイエンスタスクグループの活動と して開催する 3 連続企画セッションの一つである。また,本学会員がこのセッション すら見過ごすのかどうか,踏み絵的な試みであったりもする。 (3)セッションオーガナイザー 平井祐介(横浜国立大学大学院) (4)講演題目 1 学校教育のリスク:組体操事故から考える ○内田良(名古屋大学大学院教育発達科学研究科) 2 遊具・家庭内のリスク:遊具・家庭内事故におけるミッション・インポッシブルの 科学 ○西田佳史(国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 人工知能研究センター) 3 登山リスク:登山は死と隣り合わせか? ○村越真(静岡大学教育学部・防災総合センター) 4 露店リスク:冷やしキュウリによる集団食中毒は何故起きたのか ○内藤博敬(静岡県立大学食品栄養科学部) 5 総合討論 コメンテーター 岸本充生(東京大学公共政策大学院) ○Proposed Session4 (D-2):(Nov. 21 (Sat.) 10:35~12:00;Basic Medical Research Building 1F Conference Room) Title: "Risk research relating healthcare administration in Asia – the efforts of Nagoya University Graduate School of Medicine -“(in English) Aim; To tackle the difficulties relating healthcare in Asian countries,we vigorously keep conducting the policy oriented research on risk regarding to public health and healthcare administration. Therefore in this meeting we will deliver the effort and scope of our research activities. The first speaker will deliver present an ongoing collaboration by Nagoya University and Kisho medical corporation to study behavior and attitudes of married Japanese women towards contraception. The second speaker will remark the current situation of human resources for healthcare field in Myanmar. In addition,now we also will deliver other examples of valuable activities from international students in the Young Leaders Program. This program is sponsored by the Ministry of Education,Culture,Sports,Science and Technology in Japan with the purpose of educating Asia’s future leaders in healthcare administration. Chairs:Professor Nobuyuki Hamajima(Nagoya University Graduate School of Medicine) Speakers and Titles; 1. Examining trends in contraception among Japanese women in committed relationships 15 Assistant Professor Joshua A. Reyer(Nagoya University Graduate School of Medicine) 2. Human Resources for Health in Myanmar (tentative) Dr. Su Myat Cho Research Student(Nagoya University Graduate School of Medicine) 3. A brain echinococcosis in Kyrgyz Republic: Its clinical presentation,surgical management,and outcome Dr. Keneshbek YRYSOV (Nagoya University Graduate School of Medicine), Dr. Mitalip MAMYTOV (Kyrgyz State Medical Academy,Bishkek,Kyrgyz Republic) 4. Two community-based surveys to find out the real incidence of snakebites in two rural districts in Lao PDR. Dr. Inthanomchanh Vongphoumy (Nagoya University Graduate School of Medicine), Dr. Panom Phongmany (Provincial Health Department of Savannakhet Province,Lao PDR), Dr. Sengdao Sydalay (Provincial Health Department of Savannakhet Province,Lao PDR), Dr. Nouda Prasith (Provincial Health Department of Savannakhet Province,Lao PDR), Dr. Ralf Reintjes (Hamburg University of Applied Science,Hamburg,Germany),Dr. Joerg Blessmann (Provincial Health Department of Savannakhet Province,Lao PDR, Bernhard Nocht Institute for Tropical Medicine,Hamburg,Germany). 5. "Behavioral problem among children (11- 16 years) of working mother" Dr. Arafat Rahman(Nagoya University Graduate School of Medicine) Organizer: Associate Professor Yoshitoku Yoshida, (Nagoya University Graduate School of Medicine) ○企画セッション 5(A-4):(22 日(日)9:00~10:25;基礎研究棟 4 階第 3 講義室) (1)セッションタイトル 「化学物質管理のレギュラトリーサイエンス-実践的研究」 (2)セッションの狙い 本企画は,日本リスク研究学会レギュラトリーサイエンスタスクグループの活動とし て開催する 3 連続企画セッションの一つです。本セッションでは,化学物質管理分野の 意思決定に用いられるレギュラトリーサイエンスの枠組みの中で,新たな研究課題とそ れに対するアプローチを実践的に試みる 4 氏にご発表頂く。 個々の実践的研究を通して, リスク学がレギュラトリーサイエンスの枠組みの中で必要不可欠な位置づけであるこ とを検証し,また,他分野の課題に対しても活用可能な普遍的な研究課題とアプローチ となるかを議論する機会を提供する。 (3)セッションオーガナイザー 平井祐介(横浜国立大学大学院), 藤井健吉(花王安全性科学研究所) (4)講演題目 1 法律間のリスク評価の連携は可能か?-吸入経路の人健康リスク評価の事例報告 ○平井祐介,竹田宜人 (横浜国立大学大学院) 2 もれのないリスク評価のためにデータギャップをどう埋めるか? -農薬の定量的生態リスク評価の事例報告 ○永井孝志(国立研究開発法人農業環境技術研究所) 3 社会実装を見据えてリスク評価をどのように活用するか?-土壌汚染の事例報告 16 ○保高徹生(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 4 化学物質の安全目標は管理にどう使われてきたか?-日米の基準値設定事例から ○小野恭子(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 構想提案(司会:藤井・平井)「レギュラトリーサイエンスによる意思決定-事例研究か ら共通項目の普遍性検証へ」 ○企画セッション 6(C-4):(22 日(日)9:00~10:25;基礎研究棟 3 階第 1 講義室) (1)セッションタイトル 評価技術と制度の連携を通じたリスクガバナンス(仮) (2)セッションの狙い 物質や製品の流れの制御とリスク評価技術の連携を通じて我が国の環境リスク管理 は進んできたが,屋内貯留分を対象とした評価は必ずしも明示的ではない。一定期間の 寿命を有する物質・製品は,閉鎖空間内での曝露に寄与する成分であるとともに,災害 時には潜在的排出源となる。環境内でストックされている化学品・製品の管理が従来の フ ロ ー制 御を 相補 うこと で リス ク管 理シ ステム が 機能 構成 上完 結し , ひ いて は WSSD2020 の達成目標に貢献することが期待される。 そこで,本セッションでは,このような問題に対し,ストック管理,あるいは相互依 存性といった視点から,関連研究のレビュー等を通じた論点について討論する。 (3)セッションオーガナイザー 東海明宏(大阪大学) (4)講演題目 1 リスク評価技術と制度の連携を通じたリスク評価の展開 ○東海明宏,町村尚,松井孝典,小島直也,戎谷舞子,中久保豊彦(大阪大学大学院 工学研究科) 2 リスク評価における相互依存性に関する研究の現状と課題 ○町村尚,東海明宏,小島直也,戎谷舞子,中久保豊彦,松井孝典(大阪大学大学院 工学研究科) 3 家庭におけるマテリアルストック由来化学物質のリスク評価方法の検討 ○轟晃成,東海明宏,町村尚,小島直也,戎谷舞子,阪本悠祐,志賀優貴,眞鍋優 作(大阪大学大学院工学研究科) 4 地震被害を想定した化学物質流出による浄水場の給水機能への影響評価 ○多田悠人,中久保豊彦,東海明宏(大阪大学大学院工学研究科) 総合討論(司会:東海明宏) ○企画セッション 7(A-5):(22 日(日)10:35~12:00;基礎研究棟 4 階第 3 講義室) (1)セッションタイトル リスクコミュニケーションを評価する。これって失敗? (2)セッションの狙い 「リスクコミュニケーションの失敗」という表現はよく聞きますが,どうなると,「失 敗した」と評価されるのでしょうか?逆に,何をもって「成功」とみなせばよいのでしょ うか?もしかすると,そもそも評価すべき対象ではないのかもしれません。本セッション 17 では,これまで実施されてきた「リスコミ」の事例分類や概念整理をもとに,リスコミの 成功失敗について,皆さんが何を見て評価しているのか,意見を出し合い,一緒に考えた いと思います。どうぞ,お気軽にお寄りください。 (3)セッションオーガナイザー 村上道夫(福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座/ふくしま 国際医療科学センター放射線医学県民健康管理センター健康調査支援部門リスクコミ ュニケーション室), 竹田宜人(横浜国立大学環境情報学府) (4)講演題目 1 公的機関によるリスコミ活動のレビューと分類の試み ○竹田宜人(横浜国立大学環境情報学府) 2リスクガバナンスの観点からリスコミを整理する試み ○岸本充生(東京大学公共政策大学院/政策ビジョン研究センター) 3 リスコミの評価のための枠組み構築の試み ○村上道夫(福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座/ふく しま国際医療科学センター放射線医学県民健康管理センター健康調査 支援部門リスクコミュニケーション室) ○企画セッション 8(C-5):(22 日(日)10:35~12:00;基礎研究棟 3 階第 1 講義室) (1)セッションタイトル リスクマネジメントの実務 (2)セッションの狙い リスクマネジメントはリスクアセスメント,リスクコミュニケーションと並ぶ,リスク アナリシスの重要な要素ですが,その地道な実践は,学会発表という形式にはなじまない ものも少なくありません。このセッションは,そのようなリスクマネジメントの実務担当 者に発表の機会を提供しようというものです。 (3)セッションオーガナイザー 前田恭伸(静岡大学総合科学技術研究科),神田玲子(放射線医学総合研究所放射線防護 研究センター),宮崎隆介(日本リスクマネジャネットワーク) (4)講演題目 1 医療現場における放射線被ばくのリスクマネジメント ○広藤喜章(セントメディカル・アソシエイツ LLC,国立病院機構名古屋医療セン ター 臨床研究センター) 2 リスクとリスク管理の実務 ある建材メーカーの事例 ○宇都英二(リスクマネジャネットワーク理事,技術士) 3 住民と考える地域特性を活かした防災対策 ○辻本晴美(リスクマネジャ,大阪市平野区まちづくり協働課防災サポーター) ○企画セッション 9(A-6):(22 日(日)15:10~16:35;基礎研究棟 4 階第 3 講義室) 18 (1)セッションタイトル リスク管理の歴史学 (2)セッションの狙い 本セッションでは,リスク研究の新たなアプローチとして「リスク管理の歴史的経緯」 に注目し,リスクの面から様々な分野の歴史を探る。例えば「基準値の根拠はどこまでさ かのぼれるのか」ということを突き詰めれば歴史に回帰せざるを得ない。リスクの概念は 確率の概念とほぼ同時期に 17 世紀後半にめざましく発展した。現在,リスクの定義とし て一般的に知られている「事象による影響の大きさ×その事象の発生確率」という考え方 の起源は,この時期にフランスで出版された「ポール・ロワイヤル論理学」に見られ,同 時期にイギリスのジョン・グラントは,統計を用いたヒト健康リスク評価手法のブレイク スルーを果たした。また,治水計画の策定は,20 世紀以降に国によっては〇〇年に一度 の大雨に耐えられるという確率主義に転換した。さらに,化学物質のリスク史はほぼ戦後 から始まるが,受け入れられるリスクレベルとして設定された確率の変遷も興味深い。こ れらの歴史を学ぶことは,ほぼレギュラトリーサイエンスの発展の歴史を学ぶのにも等 しい。リスク概念とその管理を歴史的経緯に沿って整理された発表を共有することで,リ スク史アプローチの可能性を議論する場としたい。 (3)セッションオーガナイザー 村上道夫(福島県立医科大学),永井孝志(国立研究開発法人農業環境技術研究所) (4)講演題目 趣旨説明(村上道夫,永井孝志) 1 確率とは何か ~歴史と確率解釈から考えるリスク評価としての確率~ ○広田すみれ(東京都市大学メディア情報学部) 2 オランダの治水政策におけるリスク概念の導入過程 ○中澤聡(東京大学大学院総合文化研究科),中村晋一郎(名古屋大学工学研究科) 3 10 の-8 乗から-5 乗まで~neglegible なリスクレベルの歴史と変遷 ○藤井健吉(花王安全性科学研究所) 総合討論・コメント ○企画セッション 10(C-6):(22 日(日)15:10~16:35;基礎研究棟 3 階第 1 講義室) (1)セッションタイトル 福島原発事故対応のありかたと復興に向けた社会デザイン (2)セッションの狙い 原発事故は,想定可能なあらゆる事態に対応するための予防と制御の技術のみならず, 事故時および事故後の的確な対処方策が必須であり,環境と健康,社会への影響は極めて 長期かつ広範囲に及ぶ可能性が大であるところの現在のわが国最大の技術リスクと言え, 取り返しのつかない事態がありうる。リスク関係で一般に言われるコスト・ベネフィット トレードオフの関係は適用不可の範疇にある。原子力災害対策指針は改定されたが,緊急 事態対応については汚染度による新区分の提案が中心で住民避難の具体的な指針はない。 原発事故の処理と福島の復興・住民の安全と安心は切り離せない関係にあり,緊急時対応 のあり方,避難者の支援および帰還する権利・移住する権利,指定廃棄物長期管理施設の 候補地選定の進め方,また情報源の信頼に関するヒアリング調査から,見えてきた事故対 19 応の現状と問題点を分析し,無視できない巨大リスクの存在を見据え,住民を主人公とし た日本社会が備えるべきリスク対応と復興のあり方を重ね合わせて考える。本企画は日 本の福島原発事故の教訓から学ぶものであるが,少なくとも東アジア,欧州のリスク学と リスク管理関係者が共有する懸念に対応している。 (3)セッションオーガナイザー 関澤 純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会理事長) (4)講演題目 1 住民を主人公とする緊急時対応と安心できる生活の復興(仮題) ○関澤純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会理事長) 2 福島避難者の支援〜帰還する権利と移住する権利(仮題) ○長坂俊成(立教大学大学院 3 21 世紀社会デザイン研究科教授) 指定廃棄物長期管理施設の候補地選定の進め方に関する一考察(仮題) ○秋山貴(国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター特別研究員) 4 情報源の信頼とは何か~ヒアリング調査の結果から考える~(仮題) ○佐野和美(国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター特別研究員) 5 放射性廃棄物の処理を巡る地域住民の意識形成要因に関する分析 ○高本秀太(エックス都市研究所研究員),村山武彦(東京工業大学大学院教授), 錦澤滋雄(東京工業大学大学院准教授) 16.モーニングレクチャーのご案内 【21 日の部】 日時 21 日(土) 8:25~8:55 会場 基礎研究棟 4 階第 3 講義室 講師 久保英也(滋賀大学経済学部教授) テーマ 「環境分野における自然科学とファイナンスの融合:環境リスクファイナンス」 司会:竹田宜人(横浜国立大学) 【22 日の部】 日時 22 日(日) 8:25~8:55 会場 基礎研究棟 4 階第 3 講義室 講師 岸本充生(東京大学公共政策大学院教授) テーマ 「行動科学の知見(ナッジ)をリスク削減対策に活用するには?」 司会:金澤伸浩(秋田県立大学) 20 21 11/22(日) 日程/会場 11/21(土) 日程/会場 11/20(金) 日程/会場 A−6 企画セッション9 A-7 表彰式 記念講演 (長坂先生) 15:10~16:35 16:40~17:20 17:25~18:00 13:00~15:00 12:15~12:50 10:35~12:00 A-4 企画セッション5 9:00~10:25 A−5 企画セッション7 8:25~8:55 理事会主催シンポジウム (English sesion) 基礎研究棟4階第4講義室 <定員450名> モーニングレクチャー 【22日の部】 8:00~ 時間 18:00~20:00 実行委員会主催シンポジウム (English session) 理事会主催企画セッション 14:35~15:25 15:30~17:50 A-3 特別企画セッション2 13:00~14:30 基礎研究棟4階第3講義室 <定員150名> A−2 企画セッション1 10:35~12:00 12:15~12:50 A-1 特別企画セッション1 9:00~10:30 基礎研究棟4階第3講義室 <定員150名> モーニングレクチャー 【21日の部】 基礎研究棟4階第4講義室 <定員450名> 8:25~8:55 8:00~ 時間 基礎研究棟3階第1講義室 <定員150名> 基礎研究棟1階第1会議室 <定員50名> 基礎研究棟3階第1講義室 <定員150名> B-7 B-6 B-5 B-4 C-7 C−6 企画セッション10 C-5 企画セッション8 C−4 企画セッション6 D-1 D-7 D-6 D-5 D-4 基礎研究棟1階第1会議室 <定員50名> D-3 D−2 企画セッション4 (English) 懇親会(場所:生協食堂) C-3 (English session) C−2 企画セッション3 C-1 受付 基礎研究棟1階 第2会議室 基礎研究棟3階第2講義室 <定員150名> B−3 特別企画セッション3 B−2 企画セッション2 B-1 (-9:40) 受付 基礎研究棟1階 第2会議室 基礎研究棟3階第2講義室 <定員150名> 基礎研究棟1階第2会議室 <定員50名> ポスター会場・展示スペース -15:00 コアタイム(偶数) 10:00ポスター会場・展示スペース 基礎研究棟1階第2会議室 <定員50名> ポスター会場・展示スペース -15:00 コアタイム(奇数) 10:00 ポスター会場・展示スペース 9:00表彰委員会事務室 -14:00 209ゼミ室 10:00表彰委員会事務室 -15:00 209ゼミ室 - 理事会事務室 15:00-18:00 18:00~20:30 301ゼミ室 日本リスク研究学会 第28回年次大会 セッションスケジュール 時間 大会本部事務室 210ゼミ室 大会本部事務室 210ゼミ室 レギュラトリーミーティング ルーム アクティブラーニング ミーティング ルーム 302ゼミ室 会場のご案内 鶴舞キャンパスの位置 鶴舞キャンパスマップ 基礎研究棟 22 基礎研究棟 1 階 2階 3階 4階 第 1 会議室,第 2 会議室(ポスター会場) 209 ゼミ室(表彰委員会事務室),210 ゼミ室(大会本部) 第 1 講義室,第 2 講義室 302 ゼミ室 第 3 講義室,第 4 講義室 23 第1日目 11 月 21 日(土) 名古屋大学鶴舞キャンパス基礎研究棟 8:15 受付開始 A-1:特別企画セッション 1 「消費者とリスク−身近にあるリスクへの行政対応とその根拠−」 9:00~10:30【4 階第 3 講義室】 座長:関沢純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会理事長) 1 国民生活センターが集めた多くの消費者からの生の苦情とその分析及び国際比較 A-1-1 ○宗林さおり(国民生活センター理事) 2 食の安全対策に関するこれまでの取り組みと今後の課題 -アジアや世界の動向を踏まえて- A-1-2 ○関沢純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会理事長) 3 食の安全と科学教育の視点食の安全と科学教育の視点 A-1-3 ○功刀由紀子(愛知大学教授) 4 食の安全に関するリスクコミュニケーションの現状と課題 A-1-4 ○堀口逸子(食品安全委員会委員) B-1:リスク認知 1 9:00~9:40 【3 階第 2 講義室】 座長:木下冨雄(財団法人国際高等研究所;京都大学名誉教授) 1 既存の利用可能な製品事故情報を用いたリスクファインディング手法の検討 -誤使用による製品事故の情報活用事例- B-1-1 ○平井祐介(横浜国立大学大学院) 2 リスク認知研究におけるインターネット調査の有効性に関する検討 - 気候変動のヒト健康影響評価を対象として - B-1-2 ○岸川洋紀(武庫川女子大学生活環境学部),村山留美子(神戸大学),藤長愛一郎(大阪産業大 学),中畝菜穂子(文部科学省),内山巌雄(ルイ・パストゥール医学研究センター) C-1:原子力と社会1 9:00~10:30 【3 階第 1 講義室】 座長:神田玲子(放射線医学研究所) 1 原発事故後の科学者・専門家と一般市民とのコミュニケーションの変化とタイプ分類 C-1-1 ○吉田悦子(東京大学大学院新領域創成科学研究科),影本浩(東京大学大学院), 阿久津好明(東京大学大学院),Steven Kraines(東京都市大学) 2 相関分析を用いた原子力に関する将来シナリオ支持の要因の発見 C-1-2 ○杉山将太(静岡大学大学院総合科学技術研究科),前田恭伸(静岡大学大学院) 3 Safety-Ⅱの観点を踏まえた事故からの教訓抽出について -事故対応時のリスクと人の役割- C-1-3 ○大場恭子(日本原子力研究開発機構原子力研究科学部門),吉澤厚文(原燃輸送株式会社), 北村正晴((株)テムス研究所) 4 Safety-Ⅱの観点を踏まえた原子力リスクコミュニケーションの検討 24 C-1-4 ○北村正晴((株)テムス研究所),大場恭子(日本原子力研究開発機構),吉澤厚文(原燃輸送株 式会社) D-1:医療・リスク評価 9:00~10:30 【1 階第 1 会議室】 座長:東賢一(近畿大学医学部) 1 リスク評価における価値判断の科学哲学的検討 D-1-1 ○清水右郷(名古屋大学大学院 情報科学研究科) 2 Risk appetite framework の構築と情報開示の実態 D-1-2 ○上野雄史(静岡県立大学) 3 新型インフルエンザの時空間リスクマッピングに関する試行的取り組み D-1-3 ○吉田護(熊本大学大学院自然科学研究科附属減災型社会システム実践研究教育センター), 円山琢也(熊本大学),柿本竜治(熊本大学大学院) 4 医学文献データベースを用いたリスクシナリオ発見支援システムの構築 D-1-4 ○竹内優太(静岡大学工学部・大学院総合科学技術研究科),前田恭伸(静岡大学大学院) A-2:企画セッション 1 福島第一原子力発電所事故に関わるリスク対応の実際 - 福島県伊達市の例を中心に- 10:35~12:00【4 階第 3 講義室】 セッションオーガナイザー:村山留美子(神戸大学),藤長愛一郎(大阪産業大学) 1 住民にとっての「リスク」とは― 福島県伊達市における取り組み ― A-2-1 ○半澤隆宏(福島県伊達市 市長直轄理事兼放射能対策政策監) 2 震災後の放射線リスクの住民の受け止め方について - 福島県住民へのインタビュー調査 A-2-2 ○藤長愛一郎(大阪産業大学) 3 リスクガバナンスにおける専門家の役割に関する一考察 ―車座会議の実施を通して A-2-3 ○小野聡(立命館大学) 4 全国調査からみた 3.11 に関わる市民の情報収集について A-2-4 ○岸川洋紀(武庫川女子大学) 5 全国調査からみた 3.11 に関わる市民の各種認知について A-2-5 ○村山留美子(神戸大学) B-2:企画セッション 2 医薬品の情報提供に関するリスクと課題 10:35~12:00【基礎研究棟 3 階第 2 講義室】 セッションオーガナイザー:齋藤充生(帝京平成大学),吉田康子(名古屋市立大学) 1 医薬品の添付文書及びリスク管理計画書(RMP)を介したリスクコミュニケーション B-2-1 ○齋藤充生(帝京平成大学) 2 医療従事者と市民の間の医療用語に関する認知の差異 ○吉田康子(名古屋市立大学) 25 B-2-2 3 需要者と薬剤師等をつなぐリスクコミュニケーションツールの一例: 一般用漢方製剤の適正使用のための患者資材「セルフチェックカード」 B-2-3 ○大室弘美(武蔵野大学) C-2:企画セッション 3 身近で見過ごされてきたリスク 10:35~12:10 【3 階第 1 講義室】 セッションオーガナイザー:平井祐介(横浜国立大学大学院) 1 学校教育のリスク:組体操事故から考える C-2-1 ○内田良(名古屋大学大学院教育発達科学研究科) 2 遊具・家庭内のリスク:遊具・家庭内事故におけるミッション・インポッシブルの科学 C-2-2 ○西田佳史(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 3 登山リスク:登山は死と隣り合わせか? C-2-3 ○村越真(静岡大学教育学部・防災総合センター) 4 露店リスク:冷やしキュウリによる集団食中毒は何故起きたのか C-2-4 ○内藤博敬(静岡県立大学食品栄養科学部) 5 総合討論 ○岸本充生(コメンテーター:東京大学公共政策大学院) D-2:Proposed Session 4 Risk research relating healthcare administration in Asia – the efforts of Nagoya University Graduate School of Medicine -“(in English) Nov. 21 (Sat.) 10:35~12:00:【1F Conference Room】 Chairs:Professor Nobuyuki Hamajima(Nagoya University Graduate School of Medicine) 1 Examining trends in contraception among Japanese women in committed relationships D-2-1 ○Assistant Professor Joshua A. Reyer(Nagoya University Graduate School of Medicine) 2 Human Resources for Health in Myanmar (tentative) D-2-2 ○Dr. Su Myat Cho Research Student(Nagoya University Graduate School of Medicine) 3 A brain echinococcosis in Kyrgyz Republic: Its clinical presentation,surgical management,and outcome D-2-3 ○Dr. Keneshbek YRYSOV (Nagoya University Graduate School of Medicine),Dr. Mitalip MAMYTOV (Kyrgyz State Medical Academy,Bishkek,Kyrgyz Republic) 4 Two community-based surveys to find out the real incidence of snakebites in two rural districts in Lao PDR. D-2-4 ○Dr. Inthanomchanh Vongphoumy (Nagoya University Graduate School of Medicine),Dr. Panom Phongmany (Provincial Health Department of Savannakhet,Lao PDR),Dr. Sengdao Sydalay (Provincial Health Department of Savannakhet,Lao PDR),Dr. Nouda Prasith (Provincial Health Department of Savannakhet,Lao PDR),Dr. Ralf Reintjes (Hamburg University of Applied Science,Hamburg,Germany),Dr. Joerg Blessmann (Provincial Health Department of Savannakhet,Lao PDR,Bernhard Nocht Institute for Tropical Medicine,Hamburg,Germany). 5 Behavioral problem among children (11- 16 years) of working mother 26 D-2-5 ○Dr. Arafat Rahman(Nagoya University Graduate School of Medicine) Organizer: Associate Professor Yoshitoku Yoshida,(Nagoya University Graduate School of Medicine) A-3:特別企画セッション 2 「被災地でのリスクと,コミュニケーションの視点から」 13:00~14:30【4 階第 4 講義室】 座長:前田恭伸(静岡大学大学院総合科学技術研究科教授) 1 福島第一原子力発電所事故によって警戒区域に取り残された動物の調査 -放射性セシウムの臓器分布と生体への影響- A-3-1 ○磯貝恵美子(東北大学大学院農学研究科教授) 2 放射線被曝とリスクコミュニケーション A-3-2 ○岡山博(元東北大学医学部臨床教授) 3 2011 年東日本大震災後のわが国の社会についてのシナリオ分析 A-3-3 ○前田恭伸,瀬尾佳美,元吉忠寛(日本リスク研究学会東日本調査特別委員会) B-3:特別企画セッション 3 「日本の環境化学物質への対応とそのアジア,世界への貢献」 13:00~14:30【3 階第 2 講義室】 座長:中野武(大阪大学客員教授) 1 日本の環境化学物質への対応とそのアジア,世界への貢献1 B-3-1 ○中野武(大阪大学客員教授) 2 日本の環境化学物質への対応とそのアジア,世界への貢献 2 B-3-2 ○早瀬隆司(長崎大学教授) 3 環境測定を補間するアジアにおける暴露シミュレーション手法の開発 B-3-3 ○恒見清孝(国立研究開発法人産業技術総合研究所) C-3: English session Nov. 21 (Sat.) 13:00~14:30:【1F Conference Room】 Chair:Akihiro Tokai (Osaka university Graduate School of Engineering) 1 Probabilistic Assessment and Sensitivity Analysis of Cancer Risk Due to Exposures to Volatile Organic Compounds during Showering C-3-1 ○Wen-Lian Lee (Chung-Shan Medical University, Taiwan), Ming-Jen Chen (China Medical University, Taiwan), Kuen-Yuh Wu(National Taiwan University) 2 Probabilistic health risk assessment of formaldehyde through fish consumption in Taiwan C-3-2 ○Su-Yin Chiang (China Medical University, Taiwan), Kuen-Yuh Wu (National Taiwan University) 3 Probabilistic risk assessment by integrating the best currently available environmental data C-3-3 ○Kuen-Yuh Wu(National Taiwan University) 4 Analyzing Risk on Emergency Medical Service of Bangladesh C-3-4 ○Das Pratap(Shizuoka University), Yasunobu Maeda(Shizuoka University) 5 Assessment of Farmers’ Demand for Crop Insurance: A Case Study in Indonesia ○Masato Kawanishi(Japan International Cooperation Agency) 27 C-3-5 D-3:自然災害1 13:00~14:30【1 階第 1 会議室】 座長:中村晋一郎(名古屋大学大学院) 1 東北三県の東日本大震災からの復興シミュレーション D-3-1 ○増田遼麻(静岡大学大学院),前田恭伸(静岡大学) 2 「首都直下型 4 年内 70%」報道で人々は備えたのか D-3-2 ○飯沼貴朗(慶應義塾大学),大木 聖子(慶應義塾大学),尾崎 拓(同志社大学大学院), 中谷内一也(同志社大学) 3 「30 年以内に震度 6 弱以上の揺れ n%」の認知 D-3-3 ○大木聖子(慶應義塾大学),大伴季央(慶應義塾大学), 永松冬青(慶應義塾大学) 4 甚大な災害時の情報空白時間から得られる情報 D-3-4 ○藤長愛一郎(大阪産業大学),佐々木哲男(㈱大林組) 第 2 日目 11 月 22 日(日) 名古屋大学鶴舞キャンパス基礎研究棟 8:15 受付開始 A-4:企画セッション 5 化学物質管理のレギュラトリーサイエンス-実践的研究 9:00~10:25【4 階第 3 講義室】 セッションオーガナイザー:平井祐介(横浜国立大学大学院), 藤井健吉(花王安全性科学研究所) 1 法律間のリスク評価の連携は可能か?-吸入経路の人健康リスク評価の事例報告 A-4-1 ○平井祐介,竹田宜人(横浜国立大学大学院) 2 もれのないリスク評価のためにデータギャップをどう埋めるか? -農薬の定量的生態リスク評価の事例報告 A-4-2 ○永井孝志(国立研究開発法人農業環境技術研究所) 3 社会実装を見据えてリスク評価をどのように活用するか?-土壌汚染の事例報告 A-4-3 ○保高徹生(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 4 化学物質の安全目標は管理にどう使われてきたか?-日米の基準値設定事例から A-4-4 ○小野恭子(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 構想提案(司会:藤井・平井)「レギュラトリーサイエンスによる意思決定-事例研究から共通項 目の普遍性検証へ」 B-4:原子力と社会2 9:00~10:25【3 階第 2 講義室】 座長:竹下広宣(日本大学) 1 The Role of Knowledge and Trust on the Public Acceptance of Nuclear Energy B-4-1 ○古野里実(北海道大学大学院),伊藤直哉(北海道大学) 2 主観的幸福度の適用による被ばく対策がもたらす安心感の評価 ○村上道夫(福島県立医科大学),原田茂樹(宮城大学),沖大幹(東京大学) 28 B-4-2 3 放射線のリスク理解のための教育コンテンツ~ケーススタディ B-4-3 ○渡邉優香(九州工業大学) 4 放射性物質を含む食品に対する「ひとこえ生協」における組合員の関心と不安: テキストマイニング手法を用いて B-4-4 ○新谷喜久夫(東都生活協同組合安全・品質管理部), 山口治子(国立医薬品食品衛生研究所), 濱田奈保子(東京海洋大学大学院) C-4:企画セッション 6 評価技術と制度の連携を通じたリスクガバナンス 9:00~10:25 【3 階第 1 講義室】 セッションオーガナイザー:東海明宏(大阪大学大学院) 1 評価技術と制度の連携を通じたリスクガバナンス C-4-1 ○東海明宏,町村尚,松井孝典,小島直也,戎谷舞子,中久保豊彦(大阪大学大学院工学研究 科) 2 マルチリスクガバナンスに向けた相互依存性研究の現状と課題 C-4-2 ○町村尚,東海明宏,小島直也,戎谷舞子,中久保豊彦,松井孝典(大阪大学大学院工学研究 科) 3 家庭内におけるマテリアルストック由来化学物質のリスク評価方法の検討 C-4-3 ○轟晃成,東海明宏,町村尚,小島直也,戎谷舞子,阪本悠祐,志賀優貴,眞鍋優作(大阪大 学大学院工学研究科) 4 地震被害を想定した化学物質流出による浄水場の給水機能への影響評価 C-4-4 ○多田悠人,中久保豊彦,東海明宏(大阪大学大学院工学研究科) 総合討論(司会:東海明宏) D-4:ナノ材料と社会リスク 9:00~10:25【1 階第 1 会議室】 座長:松井康人(京都大学大学院),橋本訓(京都大学大学院) 1 チャンバーを用いたナノ材料を含む製品の曝露評価方法の開発 D-4-1 ○長屋太樹(京都大学大学院),松井康人(京都大学大学院),米田稔(京都大学大学院),橋本 訓(京都大学大学院) 2 水素輸送システムの社会リスク構造 D-4-2 ○大待達郎(広島大学),布施正暁(広島大学大学院) 3 ナノ材料使用工場における浮遊粒子状物質の曝露量評価に関する研究 D-4-3 ○加藤伸之(京都大学大学院),長屋太樹(京都大学大学院),小倉勇(産業技術総合研究所), 米田稔(京都大学大学院),松井康人(京都大学大学院) 4 ナノ材料を含む製品に対する曝露評価方法の検討 D-4-4 ○松井康人(京都大学大学院),加藤伸之(京都大学大学院),長屋太樹(京都大学大学院), 米田稔(京都大学大学院) A-5:企画セッション 7 リスクコミュニケーションを評価する。これって失敗? 29 10:35~12:00【4 階第 3 講義室】 セッションオーガナイザー:村上道夫(福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学 講座/ふくしま国際医療科学センター放射線医学県民健康管理セン ター健康調査支援部門リスクコミュニケーション室) 竹田宜人(横浜国立大学環境情報学府) 1 公的機関によるリスコミ活動のレビューと分類の試み A-5-1 ○竹田宜人(横浜国立大学環境情報学府) 2 リスクガバナンスの観点からリスコミを整理する試み A-5-2 ○岸本充生(東京大学公共政策大学院/政策ビジョン研究センター) 3 リスコミの評価のための枠組み構築の試み A-5-3 ○村上道夫(福島県立医科大学医学部健康リスクコミュニケーション学講座/ふくしま国際 医療科学センター放射線医学県民健康管理センター健康調査支援部門リスクコミュニケーシ ョン室) B-5:防災 10:35~12:00【3 階第 2 講義室】 座長:山崎雅人(名古屋大学減災連携研究センター) 1 Twitter とグーグルマップを用いた情報収集支援システムの構築と改良 B-5-1 ○寺田光輝(静岡大学大学院),前田恭伸(静岡大学大学院),松井魁図(株式会社アミック) 2 地域防災力向上を目的とする自然災害リスクコミュニケーションにおける課題抽出 -防災ラジオドラマコンテストの事例分析を通じて- B-5-2 ○崔青林(国立研究開発法人防災科学技術研究所),李泰榮(防災科学技術研究所),田口仁(防 災科学技術研究所),臼田裕一郎(防災科学技術研究所),坪川博彰(防災科学技術研究所) 3 消火活動における目標の比較考量:北九州市における泡消火剤利用の考え方 B-5-3 ○島崎健大(北九州市立大学), 加藤尊秋(北九州市立大学), 川原貴佳((株)シャボン玉石け ん) 4 曝露・リスク評価大気拡散モデル(ADMER) Ver.3 の開発 B-5-4 ○東野晴行(国立研究開発法人産業技術総合研究所),井上和也(産業技術総合研究所) C-5:企画セッション 8 リスクマネジメントの実務 10:35~12:00 【3 階第 1 講義室】 セッションオーガナイザー:前田恭伸(静岡大学総合科学技術研究科), 神田玲子(放射線医学総合研究所放射線防護研究センター), 宮崎隆介(日本リスクマネジャネットワーク) 1 医療現場における放射線被ばくのリスクマネジメント C-5-1 ○広藤喜章(セントメディカル・アソシエイツ LLC,国立病院機構名古屋医療センター臨床 研究センター) 2 リスクとリスク管理の実務 ある建材メーカーの事例 C-5-2 ○宇都英二(リスクマネジャネットワーク理事,技術士) 3 住民と考える地域特性を活かした防災対策 C-5-3 30 ○辻本晴美(リスクマネジャ,大阪市平野区まちづくり協働課防災サポーター) D-5:化学物質のリスク評価(ヒト健康) 10:35~12:00【1 階第 1 会議室】 座長:米田稔(京都大学大学院) 1 日本茶の輸出促進を支援するための確率論的農薬残留予測モデルの開発 D-5-1 ○志賀優貴(大阪大学大学院),山口治子(国立医薬品食品衛生研究所), 東海明宏(大阪大学大 学院) 3 室内製品暴露評価ツールを用いた顔料中副生 PCB の暴露評価 D-5-2 ○梶原秀夫(産業技術総合研究所), 恒見清孝(産業技術総合研究所), 東野晴行(産業技術総 合研究所) 4 化学工場を対象とした事故時における 有害物質拡散に伴う危険度の一推定 D-5-3 ○村山武彦(東京工業大学大学院), 土志田匡啓(東京工業大学大学院) A-6:企画セッション 9 リスク管理の歴史学 15:10~16:35【4 階第 3 講義室】 セッションオーガナイザー:村上道夫(福島県立医科大学), 永井孝志(国立研究開発法人農業環境技術研究所) 1 確率とは何か ~歴史と確率解釈から考えるリスク評価としての確率~ A-6-1 ○広田すみれ(東京都市大学メディア情報学部) 2 オランダの治水政策におけるリスク概念の導入過程 A-6-2 ○中澤聡(東京大学大学院総合文化研究科),中村晋一郎(名古屋大学工学研究科) 3 10 の-8 乗から-5 乗まで~neglegible なリスクレベルの歴史と変遷 A-6-3 ○藤井健吉(花王安全性科学研究所) B-6:食品 15:10~16:35【3 階第 2 講義室】 座長:岸川洋紀(武庫川女子大学) 1 消費者不安の低減に寄与する ADI 情報の提供と参加型教育の事例 B-6-1 ○金澤伸浩(秋田県立大学),佐々木菜津美(秋田県立大学) 2 NBT利用農作物の受容を規定する心理的要因 B-6-2 ○田中豊(大阪学院大学) 3 食品中に含まれる放射性物質のモニタリング検査結果周知の価値 B-6-3 ○竹下広宣(日本大学生物資源科学部) C-6:企画セッション 10 福島原発事故対応のありかたと復興に向けた社会デザイン 15:10~16:35 【3 階第 1 講義室】 セッションオーガナイザー:関澤 純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会) 1 住民を主人公とする緊急時対応と安心できる生活の復興 C-6-1 ○関澤純(NPO 法人食品保健科学情報交流協議会) 2 福島避難者の支援〜帰還する権利と移住する権利 31 C-6-2 ○長坂俊成(立教大学大学院 21 世紀社会デザイン研究科教授) 3 指定廃棄物長期管理施設の候補地選定の進め方に関する一考察 C-6-3 ○秋山貴(国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター特別研究員) 4 情報源の信頼とは何か~ヒアリング調査の結果から考える~ C-6-4 ○佐野和美(国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター特別研究員) 5 放射性廃棄物の処理を巡る地域住民の意識形成要因に関する分析 C-6-5 ○高本秀太(エックス都市研究所研究員),村山武彦(東京工業大学大学院教授),錦澤滋雄(東 京工業大学大学院准教授) D-6:化学物質リスクと社会 15:10~16:35【1 階第 1 会議室】 座長:島田洋子(京都大学大学院) 1 ガソリン構成成分への同時曝露に伴う健康リスク・プロファイルの解析 D-6-1 ○吉田喜久雄(国立研究開発法人産業技術総合研究所),吉田愛(産業技術総合研究所) 2 大気中の発がん性化学物質に対する各種認知の変動について D-6-2 ○村山留美子(神戸大学),岸川洋紀(武庫川女子大学),藤長愛一郎(大阪産業大学),中畝菜 穂子(文部科学省),内山巌雄(ルイ・パストゥール医学研究センター) 3 化審法改正と TSCA 修正の法律見直し過程の比較 D-6-3 ○星川欣孝(ケミカルリスク研究所所長), 増田優(お茶の水女子大学) 4 PRTR 対象事業者の行うリスクコミュニケーションの現状について D-6-4 ○竹田宜人(独立行政法人製品評価技術基盤機構) A-7:自然災害2 16:40~17:20【4 階第 3 講義室】 座長:田口仁(防災科学技術研究所) 1 ASEAN 地域への災害救援支援の強化に向けて A-7-1 ○諌山憲司(広島国際大学) 2 自然災害に関するリスク研究成果の社会還元に向けて A-7-2 ○三浦伸也(国立研究開発法人防災科学技術研究所), 田口仁(国立研究開発法人防災科学技 術研究所), 半田信之(防災科学技術研究所), 佐野浩彬(防災科学技術研究所), 臼田裕一郎 (防災科学技術研究所) B-7:気候変動と社会 16:40~17:20【3 階第 2 講義室】 座長:永井孝志(農業環境技術研究所) 1 地域環境や農業への気候変動リスクの管理主体に対する信頼 B-7-1 ○小杉素子(静岡大学), 馬場健司(法政大学), 田中充(法政大学) 2 気候変動への適応のための森林水循環調整機能の限界に関する土砂災害リスク先行指標の 開発 B-7-2 ○水野敏明(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・滋賀大学), 小島永裕(滋賀県琵琶湖環境科 学研究センター),久保英也(滋賀大学) 32 C-7:原子力と社会 3 16:40~17:20 【3 階第 1 講義室】 座長:瀬尾佳美(青山学院大学) 1 個人線量計を活用した被ばく線量評価-地元住民との協働実践的アプローチ- C-7-1 ○内藤航(国立研究開発法人産業技術総合研究所) 2 リスクコミュニケーションのための内部被曝に基づく等価発がん性化学物質量の提案 C-7-2 ○米田稔(京都大学大学院),島田洋子(京都大学大学院) D-7:化学物質のリスク 16:40~17:20【1 階第 1 会議室】 座長:藤長愛一郎(大阪産業大学) 1 3栄養段階生態系モデルに基づく化学物質の生態リスク評価 D-7-1 ○田中嘉成(国立環境研究所) 2 GHS 分類を用いた化学品混合物のリスク評価手法の開発 -化学産業界による自主活動(GPS/JIPS)の推進に向けて- D-7-2 ○金子和弘((一社)日本化学工業協会評価技術 WG), 半沢昌彦(日本化学工業協会), 石井聡子 (日本化学工業協会), 細原禎夫(日本化学工業協会), 平田毅(日本化学工業協会), 枡田基司 (日本化学工業協会), 村澤香織(日本化学工業協会) 33 ポスターセッション 名古屋大学鶴舞キャンパス基礎研究棟 演題奇数:11 月 21 日(土)12:15~12:50【1 階第2会議室】 演題偶数:11 月 22 日(日)12:15~12:50【1 階第2会議室】 1 国内化学物質管理法令のより良い運用に向けた示唆 -国内外の規制対象物質リスト等の整理を通じて- P-1 ○井上知也(みずほ情報総研株式会社) 2 蛍光灯を比較対象とした LED 導入によるヒト健康リスクについての考察 P-2 ○吉増純弥(大阪大学),東海明宏(大阪大学大学院) 3 自動車由来の大気中アンチモン曝露濃度推移の推定とリスク評価 P-3 ○河合巧真(大阪大学),東海明宏(大阪大学大学院) 4 PBPK モデル活用方法に関する調査と経路間外挿の試み P-4 ○桑詩野(製品評価技術基盤機構),吉田喜久雄(産業技術総合研究所),益永茂樹 (横浜国立大学大学院) 5 PBPK モデルを用いた加齢による化学物質リスク変化の評価 P-5 ○佐藤尚機(大阪大学),東海明宏(大阪大学大学院) 6 水素エネルギーキャリアのリスク評価フレームワークの検討 P-6 ○恒見清孝(産業技術総合研究所),吉田喜久雄(産業技術総合研究所),小野恭子 (産業技術総合研究所),佐分利禎(産業技術総合研究所),牧野良次(産業技術総合 研究所),和田有司(産業技術総合研究所) 7 DEMATEL 法を用いた産業廃棄物最終処分場における紛争の因果構造解明に関する研究 P-7 ○阪本悠佑(大阪大学大学院),東海明宏(大阪大学大学院) 8 果樹を対象とした残留農薬推定モデルの構築 ~りんごを例にして~ P-8 ○住田敬太(大阪大学),東海明宏(大阪大学大学院) 9 カナダと日本の化学物質のスクリーニング評価の比較 P-9 ○大西洋平(横浜国立大学),竹田宜人(横浜国立大学) 10 高レベル放射性廃棄物処分施設受容における公正感の影響 P-10 ○山口文恵(広島大学大学院),坂田桐子(広島大学大学院),杉浦仁美(広島大学大学院) 11 リスク認知パラドクス超克の試み P-11 ○中谷内一也(同志社大学) 12 Content Analysis of Newspaper Articles on Global Pandemic: A/H1N1Influenza P-12 ○加藤美生(東京大学大学院),石川ひろの(東京大学大学院),木内貴弘(東京大学大学院) 13 淀川水系を対象とした水質レジリエンス対策評価 P-13 ○豊田真弘(大阪大学),東海明宏(大阪大学) 14 リスク時代の日本列島改造論 P-14 ○瀬尾佳美(青山学院大学) 15 水銀を対象としたリスク削減対策の費用対効果に関する考察 ○北市恭奨(大阪大学),東海明宏(大阪大学大学院) 34 P-15 16 気候変動適応策の支援に向けたマルチプルリスクの DALY 換算評価:ベトナムを対象として P-16 ○赤坂直人(大阪大学大学院),東海明宏(大阪大学大学院),中久保豊彦(お茶の水女子大学) 17 化粧品リスク情報に関するブログを活用したリスクコミュニケーションの考察 P-17 ○西一総(横浜国立大学),大矢勝(横浜国立大学) 18 東南アジアにおける水産資源の維持を目的とした海水処理法に関する研究 P-18 ○内藤博敬(静岡県立大学食品栄養科学部),谷幸則(静岡県立大学),西真吾(静岡県立大学) 19 ニュメラシーと情報デザインが低線量放射線リスクの理解度に及ぼす影響 P-19 ○伊川美保(京都大学大学院),楠見孝(京都大学大学院) 20 「リスク」の分野間比較についての一考察 -製品安全分野と化学物質安全分野との比較を通して- P-20 ○平井祐介(横浜国立大学大学院) 21 ECETOC TRA を用いたエチルベンゼンの個人ばく露濃度の推定に関する検討 P-21 ○石井聡子(一般財団法人化学物質評価研究機構),片桐律子(化学物質評価研究機構), 北村公義(化学物質評価研究機構),霜島雅明(化学物質評価研究機構),和田丈晴(化学物質 評価研究機構) 22 化学物質のリスク研究における知の集積の試み -人材と参考書籍の系譜の解析- P-22 ○平井祐介(横浜国立大学大学院),竹田宜人(横浜国立大学大学院) 23 分野間コミュニケ―ション活性化のためのリスク用語ハンドブック作成に向けて P-23 ○岸本充生(東京大学公共政策大学院),岡田祥宏(筑波大学),高橋潔(国立環境研究所), 平井祐介(横浜国立大学大学院),林岳彦(国立環境研究所),瀬尾佳美(青山学院大学) 24 Analysis of Environmental Risk Trade-off for New Generation Vehicle Production using P-24 information from Inventory Database for Environmental Analysis (IDEA) ○Muhammad Azmi(Osaka university Graduate School of Engineering),Akihiro Tokai(Osaka university Graduate School of Engineering) 25 自動車への CFRP 材料導入に向けた環境影響評価 -製造段階に注目して- P-25 ○本地祐也(大阪大学大学院),東海明宏(大阪大学大学院),中久保豊彦(お茶の水女子大学) 26 溶剤系塗料から水系塗料への物質代替における労働暴露評価 ○柴谷一平(大阪大学大学院), 東海明宏(大阪大学大学院) 35 P-26 大会実行委員会 委員長 吉田佳督(名古屋大学) 増沢陽子(名古屋大学) 曽根好徳(名古屋大学) 山崎雅人(名古屋大学) 中村晋一郎(名古屋大学) 白川博章(名古屋大学) 浜島信之(名古屋大学) 山本英子(名古屋大学) ジョシュア・A・ライヤー(名古屋大学) 吉田康子(名古屋市立大学) 前田恭伸(静岡大学) 岸本充生(東京大学) 久保英也(滋賀大学) プログラム委員会 吉田佳督(名古屋大学) 増沢陽子(名古屋大学) 曽根好徳(名古屋大学) 山崎雅人(名古屋大学) 白川博章(名古屋大学) 市川毅留(名古屋大学) 中野辰哉(名古屋大学) 前田恭伸(静岡大学) 岸本充生(東京大学) 久保英也(滋賀大学) ホームページ管理・事前登録・発表登録フォーム作成と管理・pdf 抄録作成 吉田佳督(名古屋大学) 中村晋一郎(名古屋大学) 辻野貴志(サイエンス・グラフィックス株式会社) 学会会長 新山陽子(京都大学) 学会副会長 前田恭伸(静岡大学) 事務局長 村山武彦(東京工業大学) 36
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