田沢湖データーバンク

田沢湖データバンク
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成因
カルデラ湖
誕生
約160万年前∼200万年前と言われている。
標高(海抜)
249 メートル
東西
6キロメートル
南北
5.8 キロメートル
湛水面積
25.700 キロメートル
周囲
19,8 キロ
深さ
423,4 メートル
湖の容積
720 立方キロ
標高(海抜)
249 メートル
貯水量
72 億ないし 93 億立方メートル
(玉川ダムの約30倍)
利用できる水量
3 億 5000 立方メートル
※ 周囲は海抜500メートルから700メートルの比較的低い
外輪に囲まれている。湖面は六角形に近い形で、湖岸から急傾
斜で落ち込み、バケツのような形状である。
湖底には、振興堆、辰子堆の二つの火山堆が発見されている。
(昭和 15 年以前)
PH6.3
PH6.3∼
6.3∼6,7(ほぼ中性)
6,7
(昭和 43 年∼60 年) PH4,2(PH4,5 以下では魚類は死滅)
(2000 年)
水深 200 メートル
PH5,14
PH5,14∼
5,14∼5,58
水深 400 メートル
PH4,91
PH4,91
※ 田沢湖のPHは、昭和60年頃と比べると中和処理施設の稼動
により徐々に回復し、現在、表層ではPH6.5 を超えることも
あるが、下層ではその回復が遅く水深 400 メートルではいまだ
PH4.8∼4.9 程度である。
田沢湖は容量が大きいために水温躍層の形成期間が長く、上下
層が簡単に混合しないためである。更に水の密度は水圧が大き
い程増加する為、水深の深い田沢湖の水の混合は生じにくくな
っている。
水質
中和処理に石灰石を使うため、不溶性石灰分の沈殿が見られる。ま
た、塩化カルシウムにより塩基化され透明度が下がると思われる。
環境基準(1 リットルあたり 1 ミリグラム以下)を
0,1 から 0,2 グラム超える。
※COD・湖沼の有機物による汚染度をしめす化学的酸素要求量。
COD
〔温かい上層部と冷たい湖底部が対流していないため、湖底のPHの改善
は進んでいないと見られる。(県環境政策)〕