CITYNET 横浜通信 vol.5 フィリピン国イロイロ市 地域防災事業の開始 平成 27 年 4 月 1 日より、洪水が多発するフィリピン共和国・イロイロ市の地域コミュニティの防災力向 上をを支援する事業の第 2 期が始まりました。 (JICA 草の根技術協力事業 フィリピン共和国イロイロ市 におけるコミュニティ防災推進事業フェーズ2) 。 去る 6 月には、イロイロ市から 12 名の視 察団が横浜を訪れ、約 1 週間にわたる研修 を受講しました。 視察団には、イロイロ市議会銀をはじめ、 イロイロ市職員、障害者福祉団体職員、セ ントラルフィリピン大学の教員が名を連ね、 多彩なメンバーが横浜を訪れました、 具体的な研修内容としては「災害弱者支 援」や大学との連携をテーマに、横浜市の 障害者瀬策や障碍者雇用瀬策、地域での防 シティネット横浜プロジェクトオフィス 近況報告 1 フィリピン国イロイロ市 地域防災事業の開始 2 ネパール国 被災状況調査団の派遣 3 Y-PORT センター発足式への参加 4 シティネット横浜チャリティ募金活動 5 インターン生紹介 災対策、治水技術などを研修項目に取り入れることで、危機管理 対応や消防行政に注力してきた第 1 期とは異なる研修内容を提供 することができました。 横浜市の関係各局に加え、政府ティーネットプロジェクト横浜、 NPO 法人鶴見川流域ネットワーキング、横浜市立大学、社会福祉 法人障害者インターナショナル日本海技にも協力いただき、多彩 な顔触れのもとで事業を開始しました。 ネパール国 被災状況調査団の派遣 4 月に発生した、ネパール国大規模地震をうけ、当オフィスと横浜市建築局、国際局が連携し、同国で の現地調査活動を行いました。 主に建物の被災状況を把握するため、建造物の倒壊状況に関する情報収集に加え、建築確認を行う団 体 NSET にもヒアリング調査を行いました。今後の横浜市としての支援の在り方について検討していきます。 Y-PORT センター発足式への参加 横浜市内の企業の海外展開を後押しする、Y-PORT センターガ 5 月下旬に発足し、構成メンバーとして名を連ねている当オフィスから も岡田所長が式典に出席しました。 シティネットが持つ都市間ネットワークの強みと、市内企業の海 外展開とが連動した新たな取組に危害が集まっています。 シティネット横浜チャリティ募金活動 ネパール震災の発生を受け、当オフィスでも募金活動を行いました。多くの 皆様からご厚意を寄せていただき、20 万以上の寄付金が集まりました。お寄 せいただいた募金は全額、シティネットネパール支部に送金し、現地のニーズ や優先度に基づいた支援に役立てられます。 インターン紹介 横浜国立大学経済学部 3 年の境野圭晃です。 大学の掲示板で国際機関インターン募集の張り紙を見つけ、必ず自分の キャリア形成に役立つ経験が得られるに違いないと思い応募いたしまし た。国際会議のサポートや、 翻訳業務を通じて、シティーネット横浜プロジェ クトオフィスの活動に貢献していきたいです。 アレキサンダー・レヒベガーです。 ウィーン大学の三年生ですが、現在日本のンプル大学に交換留学中です。 専攻は政治学です。私はアジア太平洋地域に興味を持っており、国際機関 で働きたいため、8 月からシティネット横浜プロジェクトオフィスでインター ンシップを始めました。仕事はとても興味深くやりがいもあり、インターン シップの機会を得ることができて良かったです。 二コラ クルグ・ホラです。 私はビクトリア大学のアジア太平洋研究所(Pacific and Asian Studies) の 4 年生です。専門は日本研究で論文では、日本社会がどのように都市化 と増加する都市への依存から生じる問題について取り組んでいるのかを取 り上げる予定です。 私はカナダ最大の都市であるトロントで育ち、都市化が世界人口に与え る影響への関心を持つようになりました。シティネットの 「人に優しい都市」 という構想がシティネット横浜プロジェクトオフィスへの関心につながりました。シティネットの地方都市 レベルにおける持続可能性の問題について様々な関係都市・機関との取り組みを学ぶことを楽しみにして います。 シティネット横浜プロジェクトオフィス 〒 220-0012 横浜市西区みなとみらい 1-1-1 パシフィコ横浜 国際協力センター 5 階 tel 045-223-2161 fax 045-223-2162 e-mail : [email protected] URL http://citynet-yh.org/japanese/
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