「吉井忠の画業と思想」

主催/昭和のくらし博物館・画家 吉井忠の部屋
シンポジウム
「吉井忠の画業と思想」
2015 年 9 月 27 日 ( 日 )
12:30 開場 13:00 ∼ 16:30 シンポジウム
昭和のくらし博物館の一角にささやかな美術館「画家 吉井忠の
部屋」をオープンしました。吉井忠は一貫して世界を考え、日
本を考えて製作し、社会に向けて発言、行動した画家です。彼
の残した作品からは、社会に対する鋭い眼差しや思想が読み取
れます。いま日本は戦争の問題に真向から対峙しなければなら
ないところにきています。こういう時、吉井忠の作品と思想は
確かな道標です。
シンポジウム・プログラム
12:30 開場・受付
13:00-13:15 ごあいさつ
小泉和子(昭和のくらし博物館館長)
—第1部— 講演
13:15-14:15 「吉井忠 / 広がる視野・ぶれない視点」
伊藤匡氏(福島県立美術館学芸課長)
14:15-15:15 「吉井忠のヨーロッパ留学」
弘中智子氏(板橋区立美術館学芸員)
− 休憩 15:15-15:30 −
吉井忠(1908 ∼ 1999)
—第2部— 座談
1908年福島市生まれ。県立福島中学卒業後、上京。太平洋画
15:30-16:15 吉井爽子氏(吉井忠長女)
熊谷榧氏(豊島区立熊谷守一美術館館長)
伊藤匡氏 弘中智子氏
小泉和子(進行)
16:15-16:30 質疑応答
16:30 終了
※講演の内容など一部変更することがあります。
会研究所で絵画を学び、20才で帝展入選後、シュールレアリズ
ムに傾倒。後に日本、特に東北の風土や文化に関心が移り全国を
歩く。戦後は労働運動、農民運動、平和運動に関心を持ち、毎年
平和展に出品。作品は寓意的な群像をはじめとして農民や女性な
ど写実的で骨太の構成と清冽な色彩が特徴。小泉和子館長の絵の
師でもあり、長い親交がありました。
■日 時:2015 年 9 月 27 日 ( 日 ) 13:00 ∼ 16:30(12:30 開場)
■会 場:鵜の木特別出張所 2 階 第 1・2 会議室
(昭和のくらし博物館から西へ徒歩 1 分)
昭和のくらし博物館(登録文化財旧小泉家住宅)
開 館:金・土・日・祝日(年末年始、9 月上旬は臨時休館) 10:00-17:00
入館料:大人 500 円、小学生∼高校生 300 円
*当日、受付時にお支払いください。
画家吉井忠の部屋 大人 400 円、中学生∼高校生 200 円
2館入館割引 大人 700 円、中学生∼高校生 400 円
*シンポジウムにご参加の方は、10:00 17:30 まで、画家 吉井忠の部屋と昭和のくらし博物館
交 通:東急多摩川線下丸子駅または、
を無料でご見学いただけます。10:00 ∼ 12:30 までは、博物館の入館受付へお申し出ください。
池上線久が原駅下車徒歩 8 分 ■参加費:700 円(昭和のくらし博物館・画家 吉井忠の部屋入館料込)
■定 員:50 名
■申 込:メール、電話、FAX にて お申し込みください。
[email protected]
TEL/FAX 03-3750-1808
*お電話での問い合わせは、
金・土・日・祝日の 10:00-17:00
に お願いいたします。
協力/福島県立美術館
〒146-0084
東京都大田区南久が原 2-26-19
http://www.showanokurashi.com/
鵜の木
特別出張所
イラスト:小泉和子
画家吉井忠の部屋