江北町まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(案)におけるパブリックコメントへの回答① 【パブリックコメント】 【コメントへの回答】 1.ビジョン(案)の全体の印象 1. ビジョン(案)の全体の印象 国の方針、電算データ、統計データの羅列で、その中にざらっとした方 針が書いてありビジョンとは言い難い。 今回の「長期ビジョン」は、ビッグデータ(事業に役立つ知見を導出する ためのデータ)や統計データなど活用することで、江北町の人口の現状と将来 町民の意見を募集して肉付けされるものとは思いますが、もっとつっこ の姿を示し、人口問題に関する町民の認識を目指すとともに、今後、取り んだプロジェクトなり、ビジョンを盛り込み、具体的に示すことはできな 組むべき将来の方向を提示するものであるため、具体的なプロジェクト等 かったのでしょうか。 は記載しておりません。 また、市町村の「長期ビジョン」は国や県の「長期ビジョン」を勘案し て策定することとされていますので、国や県の方針に沿った形となってお ります。 なお、目指すべき将来の方向を実現していくための施策や KPI(重要業 績評価指標)などは「江北町まち・ひと・しごと創生総合戦略」において 示していくこととしています。 2.江北町の現状と課題 少子化、人口減少は日本全体の問題であり、データが示すとおり江北町 2.江北町の現状と課題 コメントをいただいたとおり江北町の人口は減少していくものと考え だけが大幅な人口増と成り得ることは見込めません。まず、今いる子ども ています。しかしながら、その減少幅を最小限に抑えていくことが今回の たち、若者の人材育成を図り、減らさないための努力をすることです。 そして、都会に飽き足らない若者を呼び込むことが人口増に繋がってい きます。他県や他自治体の取組で功を奏している施策があるのかを調査 し、江北町に合う具体策を考えていただきたい。 ビジョンでの最重要課題だと思っております。 そのためにも、今回の目指すべき将来の方向の最初に「若い世代の結 婚・出産・子育て等の希望を実現する」を記載しております。 また、他県や他自治体の取組で功を奏している施策については、調査を 行うとともに実施に向けた検討と総合戦略への導入を図っていきたいと 思います。 【パブリックコメント】 【コメントへの回答】 3.具体的な施策について 3.具体的な施策について ・江北版子育て支援の拡充による若い子育て世帯の定住・移住促進策 1. ビジョン(案)の全体の印象でもお答えいたしましたように今回の ・ひとり親支援プロジェクトの立ち上げ 「長期ビジョン」は、江北町の人口の現状と将来の姿を示し、人口問題に ・ものづくりの若者募集 関する町民の認識の共有を目指すとともに、今後、取り組むべき将来の方 ・農業支援 向を提示するものですので、具体的な施策については、総合戦略の中で示 ・アクセスの良さの PR 整備 していきます。 【例】江北版子育て支援の拡充による若い子育て世帯の定住・移住促進策 ・ ワーク・ライフ・バランス推進事業 ・ 公共施設等を活用した子育て支援事業 など 4.まとめ(感想) 4.まとめ(感想) 若い世代の移住は、職場が近いこと、子育てしやすいこと、子どもの将 まさしくそのとおりだと考えています。本町の交通の利便性の高さと子 来の通学・通勤手段の利便性が高いことが条件です。知らない人でも安心 育て支援の充実などをこれまで以上に PR していくとともに、それらを活 して子育て支援してくれる人がいること、そのための人材育成、老いたと かした人材育成や新しい仕組づくりなどを実践していくことで、子育て世 きにも支援サポートが充実していることが考えられます。 代の移住・定住を図っていくことで人口減少を抑制していきたいと思って います。 最後になりましたが、今回のパブリックコメントへの貴重なご意見、誠 にありがとうございました。なお、お示しいただいた具体的な事柄につい ては、「江北町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定委員会にて協議 していきたいと考えています。 江北町まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(案)におけるパブリックコメントへの回答② 【パブリックコメント】 【コメントへの回答】 1.はじめに 1.はじめに 今後、我が国は少子高齢化が確実に進んでくるのは周知のとおりであり ご意見の人口問題については、今回の「長期ビジョン」における最大の ます。最近、2025 年問題といわれておりますが、戦後の団塊の世代が 75 ポイントであり、この問題に関する町民の認識の共有が重要であると考え 歳以上になるとき、社会保障費は相当な額に上ると思われます。生産年齢 ています。 人口の減少に伴い、この高齢者の人たちを支えていけるのか、大変厳しい また、本町の人口は、県内の市町の中では人口減少が緩やかに推移する 時代を迎えるに当たりこの人口問題はこれからの喫緊の課題であること ものと思われますが、当分の間は老年人口が増加し、生産年齢人口は減少 は間違いありません。 していくと考えられますので、地域産業・経済の衰退、高齢化の進行等に よる医療・介護需要の増大と供給との不整合などの問題がでてくることを 本文中にも記載しております。 これまでも少子化の要因は、女性の社会進出ではないかといわれていま 結婚の現状として、平均初婚年齢が男性 29.8 歳、女性 28.5 歳となって す。女性が経済に自立し、実生活において結婚をする必要をあまり感じて おり、晩婚化が進んでいることを記載することで、現状認識の共有が図ら ないということもあるのではないでしょうか。 れればと考えています。 「長期ビジョン」の中に、人口の流出を謳ってありますが、地方に定住 ご意見のように地方での雇用の創出は取組んでいきますが、グローバル する、生活を維持するには、やはり働く場所が必要です。地方での雇用の 化の進展等により企業誘致は容易ではありません。今回の長期ビジョンで 場を確保し、雇用の安定を図っていくのは行政の大きな仕事ではないかと は、本町の特色でもある地理的優位性や住環境の良さを活かした働き方に 思います。 より「暮らす(生活する)まち」のイメージアップを図っていきたいと考 えています。 【パブリックコメント】 【コメントへの回答】 2.四つの目指すべき将来の方向 2.四つの目指すべき将来の方向 ① 若い世代の結婚・出産・子育て等の希望を実現する ・婚活イベントなど ② 移住・定住に関する希望を実現する ・特定人材の採用枠の設定など ③ 地域の特色を活かした働き方を実現する ・6 次産業化、新商品開発など ④ 地域の特色を活かした地域づくりを実現する ・児童遊園地など子育て支援の充実など 今回の「長期ビジョン」は、ビッグデータ(事業に役立つ知見を導出する ためのデータ)や統計データなど活用することで、江北町の人口の現状と将来 の姿を示し、人口問題に関する町民の認識を目指すとともに、今後、取り 組むべき将来の方向を提示するものであるため、具体的なプロジェクト等 は記載しておりません。 なお、目指すべき将来の方向を実現していくための施策や KPI(重要業 績評価指標)などは「江北町まち・ひと・しごと創生総合戦略」において 示していくこととしています。
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