平成 27 年度事業計画・目標 社会福祉法人 土佐希望の家 法 人 全 体 【心得】 1 理念・行動指針の徹底 ・ 「土佐希望の家の理念」及び「私たちの行動指針」を徹底し、土佐希望の家の職員と しての誇りと責任を持って行動する。 2 上司と部下の役割確認。報告、連絡・相談の徹底。 ・ 上司、部下の役割を確認し、報告・連絡・相談を確実に行い、情報の共有を一層徹底する。 【事業計画・目標】 1 医師をはじめとする職員の安定的な確保に努める。 2 土佐希望の家の今後の在り方の検討 平成 26 年度に引き続き、 3 ・ 中長期的な展望も視野に入れ、在り方を検討する。 ・ 在宅重症心身障害児・者の支援の在り方を検討する。 土佐希望の家の役割等の情報発信の強化(政策提言を含む。) ・ 土佐希望の家の役割や実施事業等を広く発信する。 ・ 行政への提言等を行う。 4 与薬ミス、骨折事故、その他のヒヤリハット・事故の数の減少と院内感染の防止に努める。 ・ 5 発生したヒヤリハット・事故事例の発生要因等の共有を徹底し、発生防止に努める。 大規模地震対策の検討(防災計画の見直し、作成他) 防災計画の見直しに着手する。 ・ 平成 26 年度に作成に着手した BCP を完成させ、訓練・研修等に反映させる。 6 ・ 施設運営会議の機能強化 ・ 7 協議・検討の場としての位置づけを強化する。 職員能力開発制度の見直し 平成 26 年度に引き続き、人材育成の面を充実する制度を検討する。 8 PDCA サイクルの事業展開の徹底 ・ 事業計画・目標の進捗を一定の期間ごとに把握し、見直し等の視点を加え、事業展開が できるように仕組みを徹底する。 9 相談業務体制の充実 ・ 10 相談業務の在り方等について検討する。 施設機能の充実 ・ 予算計上した 2 病棟の改修など施設機能を充実する整備を計画的に実施する。 重症心身障害児者施設(療養介護事業所・医療型障害児入所施設) 【事務部】 【 医務部(リハビリ、検査、薬局、給食) 】 【事 1 務 【看護部】 【療育部】 部】 勤怠管理システム(タイムカード)を稼働・検証し、平成 28 年度の本格運用に向けて取り 組む。 2 平成 25 年度導入のオーダリングシステムが、医療業務のより円滑な遂行に結びつくように、 紙ベースの指示データを漏れなく入力する仕組みをつくり、利用者情報を常に最新の状態に 保つように取り組む。 3 報告・連絡・相談の重要性を再確認し、徹底して実践していく。 4 ホームページへの掲載により、施設・法人の様々な情報をタイムリーに発信する。目標と して、年度内の発信情報数(トピックス)を 50 件以上とする。 5 収入と人件費のバランスの管理を徹底し、人件費比率 80%以内とする取り組みを継続する。 6 児童発達支援事業の発達障害児への対応について、試験的な取り組み状況を踏まえ、今後 の方向性を検討する。 7 予算計上した施設整備のスケジュールを明確にし、進捗管理を徹底し、整備を進める。 8 防災計画の見直しやBCPの作成に取り組み、併せて訓練や研修を行い、職員に災害への 対応等について周知する。 9 福祉避難所の運営について、通園事業所、関係機関等と連携して検討する。 【医 務 部】 リハビリ 1 専門知識・技術の取得・向上に努める。 2 リハビリ部門内及び各病棟との連携を密にし、チーム力を上げる。 3 業務の効率化を図り、訓練実施件数を増やし収入増に努める。 検 査 1 平成 26 年度導入のオーダリングシステムにより、業務の効率化を進める。 2 精度の高い検査データを提供する。 薬 局 1 病院立入検査において追加項目として新設された項目を確実に実施する。 ・ 医薬品業務手順書に基づく業務について、患者への与薬の段階までの確認とその実施 状況について記録する。 2 給 1 調剤ミスを起こさないように、報告・連絡・相談の徹底及びチェック体制の強化を行う。 食 職種間(栄養士と調理員)の連携を定期ミーティング開催等により強化し、ミスのない 業務を行う。 2 安全でおいしい食事を利用者様に提供し、満足度を上げる。 3 専門知識・技術の向上に取り組み、レベルアップする。 【看護部、療育部】 (全病棟共通) 看護部、療育部共通 1 土佐希望の家の職員としての意識を定着させ、安全で、安心・信頼感のある重症心身障 害児者様の看護、療育に結びつける。 2 ・ 研修体制を見直し、意識統一や質の向上に取り組む。 ・ 専門性を高めるマスター制度の構築に取り組む。 ・ ヒヤリハット及び事故発生の防止に取り組む。 利用者様に、より快適な生活を提供できるように、チームで話し合い、取り組めるよう な環境を定着させる。 3 ・ 在宅支援を行う体制を継続して確保する。 ・ 短期入所利用者様の利用時における状態などの情報を共有する仕組みを強化する。 ・ 会議への参加率の向上及び各種会議の位置づけや主な役割を明確にする。 上司、部下の役割を確認し、報告・連絡・相談を徹底する。 [看護部共通] 1 人員配置や教育体制の見直し、また療養環境の調整等を行い、利用者ニーズに対応できる ように取り組む。教育体制の見直しは、新たに設置する看護教育委員会において取り組む。 2 急変時を含め、円滑かつ柔軟なサービスを提供する体制の維持・向上を図る。 3 在宅支援を行う体制を継続して確保するとともに、短期入所利用者様の情報共有に一層取 り組む。 4 オーダリングシステムを業務の効率的な運用に結びつける。 [療育部共通] 1 利用者様がより良い暮らしをすることのできる支援内容となるように、個別支援計画に関 わる職員の同計画の作成力を向上する。計画実施に当たっては、プロセス管理を確実に行う とともに、ケア技術をレベルアップする。 2 「土佐希望の家虐待防止対応の手引き」を職員に徹底し、虐待の未然防止に取り組む。 3 生活支援基準の見直しを 27 年度中に行うこととし、「生活支援基準の見直し班」を確立して 支援取り組む。 4 職場研修システムのステップアップに取り組み、人材育成を進める。 5 3病棟療育部門の一本化に伴う業務の円滑な実施に取り組む。 6〝笑顔をユニフォームに!″仕事をする。 【看護部、療育部(各病棟)】 1 病 棟 【看護・療育共通】 1 安全で安心して暮らすことのできるように、チームアプローチにより取り組む。 2 報告・連絡・相談を確実に行う。 3 不適切な身体拘束やケアを行っていないかを常に点検し、適正な支援を行う。 ・ 毎月のグループ会で協議し、病棟会において点検、評価を行う。 1病棟(続き) 【看護】 1 高齢化に伴う機能低下や病状変化を早期に発見し、早期に対応できるように取り組 む。 2 個別性を踏まえた個別支援計画を円滑に実施する。 3 感染症の防止に努める。 【療育】 1 個別支援計画を円滑に実施する。 ・ 計画の作成から実施(アセスメント → 立案 → 実施 → 評価)の取り組みをレ ベルアップする。特に、アセスメントの見直しに重点的に取り組む。また、計画は 各担当者が責任を持って実施する。 2 業務の標準化に取り組む ・ 主任とグループリーダーが中心となり、隔月で東西棟の標準化する項目案を作成 し、グループ会、また必要に応じて病棟会で協議のうえ、成案とし実施する。 【看護部、療育部(各病棟)】 2 病 棟 【看護・療育共通】 1 報告・連絡・相談を徹底する。 2 看護・療育の専門性を活かし、チームアプローチ(医療、ケア)の取り組みを充 実する。 3 利用者様の高齢化、重症化に伴う医療的ニーズに対応するため、業務の改善を行 い、利用者様の生活の質の向上に取り組む。 【看護】 1 重症化・高齢化に伴う病状変化に迅速に対応し、専門性の高い看護を実践できるよ うに取り組む。 2 専門職としての自覚を持ち自己研鑽するとともに、倫理に基づく接遇の実践に取り 組む。 3 業務の効率化に努め、看護ケアの充実及び療養環境を整えることができるように取 り組む。 4 福祉施設の果たすべき役割を理解し、地域社会のニーズに応える看護が提供できる ように取り組む。 【療育】 1 生活支援基準を踏まえた計画性のある個別支援計画を作成し、実施する。 2 利用者様の生活を見直し、質の向上に取り組む。 ・ 快適な生活を提供できるように、日々の生活介助やケア技術を振り返り、その内 容など、自分の考えを各職員が会議等において、提案する。チームでその内容を検 討のうえ実践する。 2病棟 療育(続き) ・ 明るく元気に、笑顔で利用者様に寄り添う。 ・ マルチグローブを携帯し、利用者様が安楽な姿勢を保つようにする。 ・ 「注意一秒 けが一生」を胸に、真心のある介護を実施する。 【看護部、療育部(各病棟)】 3 病 棟 【看護・療育共通】 1 報告・連絡・相談を徹底し、円滑なチームケアを促進する。 2 個別性を認識・理解した対応を行い、より良いケア体制を構築する。 【看護】 1 チームアプローチができるよう会議・研修会に参加し、看護技術や知識の向上・活 用に取り組む。 2 利用者様の個別性に応じた支援計画を立案・実施・評価ができるように取り組む。 3 役割を確認し、報告・連絡・相談を徹底する。 【療育】 1 一本化した療育体制により、病棟運営を円滑に行う。 ・ 療育員の東西勤務、業務の標準化・統一化を徹底する。 ・ サービスの低下がないかを病棟会等で、常に評価し、良質のケアを確保する。 2 利用者様の尊厳を尊重した個別支援計画を作成のうえ実施する。 ・ 3 計画的に進捗状況を把握・確認し、利用者様や保護者様の満足度を向上させる。 虐待防止に向けて取り組む。 ・ 土佐希望の家虐待防止マニュアルの内容を確認・理解し、不適切なケアとならな いように、病棟会で点検・評価し、良質なケアを提供する。 重症心身障害児者施設(短期入所事業) 1 在宅重症心身障害児者とその家族の生活を支える短期入所の受け入れは、当施設の大きな 役割・使命であることを全職員共通の認識とし、利用者のニーズに応える。 【通園事業所】 生活介護事業所、 多機能型重症心身障害児通園事業(児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業 保育所等訪問支援事業 1 利用者の基本的介護を徹底する。 ・ 2 食事場所や姿勢・介助方法、車椅子の乗り方や乗せ方、入浴・排泄等 福祉用具・機器を導入し、活用する。 ・ 安楽な姿勢のためのクッション等を導入し、活用する。 3 事務部等と連携して、福祉避難所の運営について検討する。 4 児童発達支援事業において発達障害児へのサービス提供を開始する。 ・ 試験的に実施するとともに、地域のニーズ等情報収集を行い、今後の事業拡大の可能性 を検討する。 相談支援事業所 (相談支援受託事業所、指定特定相談支援事業所、障害児相談支援事業所) 1 相談支援受託事業所、指定特定相談支援事業所、障害児相談支援事業所として、関係機関等 との連携のもと、サービス等利用計画案や障害児支援利用計画案の作成依頼や相談に応える。 2 相談支援事業所として、相談業務の在り方や相談体制などを検討のうえ、円滑な相談所運営 を行い、相談業務の充実を図る。
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