平成26年度地球温暖化対策実施状況報告書

細則第38号様式(第2条第49号)
(総括票)
地球温暖化対策実施状況報告書
26年 7月28日
(報告先)
横浜市長
住所 横浜市中区尾上町2丁目16番地1
氏名
横浜信用金庫
理事長 大前 茂
(法人の場合は、名称及び代表者の氏名)
横浜市生活環境の保全等に関する条例(以下「条例」という。)第144条第2項の規定により、次のと
おり報告します。
1 地球温暖化対策事業者等の概要
事業者の氏名又は名称 横浜信用金庫
( 代 表 者 の 氏 名 ) 理事長 大前 茂
事 業 者 の 主 た る
横浜市中区尾上町2丁目16番地1
事 業 所 の 所 在 地
大分類
J 金融業・保険業
中分類
63 協同組織金融業
主 た る 事 業 の 業 種
条例施行規則(以下「規則」という。)第89条第1項第1号該当事業者
規則第89条第1項第2号該当事業者
規則第89条第1項第3号該当事業者
該
当
す
る
事 業 者 の 要 件
地球温暖化対策事業者以外の事業者(任意提出事業者)
原油換算エネルギー使用量
1,849
kl
自 動 車 の 台 数
台
2 計画期間及び実施年度
計
画
期
間
25
年度
~
27 年度 実
施
年
度
25 年度
3 温室効果ガスの排出の抑制等を図るための基本方針
当金庫では平成20年11月に「環境方針」を制定し、地球温暖化防止への取組を明言し、商品・サービスの提
供、環境分野への寄付、環境保護活動への参画等環境経営の実践を図っています。改正省エネ法の施行に伴い、全
国信用金庫協会主導のもと既に取組んでいた「信用金庫業界の環境問題に関する行動計画」をさらに充実させ、エ
ネルギー使用量の削減目標であるエネルギー消費原単位及びCO2排出量原単位年平均1%の削減に向け、具体的
取組を実施していく方針となっています。この目標を達成するため、エネルギー使用のほとんどを占める電気使用
量の削減に向け、節電など運用面での省エネ対策をさらに徹底させ、照明・空調設備等省エネ機器の導入など、設
備更改等にあわせ積極的に検討していくことにしています。
平成25~27年度にはエネルギー使用設備の更新として、横浜市内4店舗の新築建替の他、各店舗についてL
ED照明への更新計画を立案し、省エネ設備・機器を導入する方針としています。
第一年度の平成25年度には、20店舗(内、横浜市内店舗 17店舗)のATMコーナー及び出張所のLED
化を計画して、節電・省エネ推進の観点から全計画50店舗65箇所(内、横浜市内店舗43店舗57箇所)のA
TMコーナー及び出張所のLED照明化を前倒しで実施しました。
また、低公害車及び環境配慮型住宅設備の購入・設置に対する金利優遇、環境経営実施事業者への金利優遇融
資、ISO取得支援サービスの提供等業務を通じての顧客支援による環境への貢献、エコキャップ運動等により環
境への地域貢献を果たしていきます。
(A4)
細則第38号様式(第2条第49号)
(総括票)
4 推進体制
当金庫では、省エネ・省資源、地球温暖化防止対策に係る環境管理体制として環境問題への取組みにおいて省エ
ネ・省資源に係る実務的対応を行う総務部を担当部署として省エネ法に基づき以下の体制を整備しました。
理事長のもと、エネルギー管理統括者に総務部担当役員を選任し、エネルギー管理企画推進者には総務部担当
職員を、また、関内本部・事務センター・各営業店には拠点長、管理責任者、副責任者を配置しています。
エネルギー管理統括者の統制のもと総務部では削減計画の策定、推進・管理を行ない各部店長及び次席は削減
計画の実施部署として削減計画の実施、推進を行うとともにエネルギー使用量に関する計数を管理・報告しま
す。総務部では報告の取りまとめ、削減計画とのチェック等検証のうえ、改善を検討します。また、総務部では
担当業務である管財部門において諸設備の統括管理を行っており、中長期的に亘り諸設備の省エネ化を推進し、
運用管理と合わせてエネルギー使用量及び温室効果ガス排出量の削減を図っていきます。
横浜市地球温暖化対策計画書制度においても上記枠組みの中で対応するものとし、同制度内の計画管理責任
者・計画推進責任者にはエネルギー管理統括者及び企画推進者がその任に当たります。推進責任者は各本部長、
営業店長となり、制度内で求められる技術管理者は総務部管財担当者がその任に当たります。
当金庫では、上記の金庫内活動による環境負荷の低減に努めるとともに、本業において環境保護に係るニーズ
に対応した環境関連商品の品揃え等業務を通じて地域社会へ貢献します。また、環境活動への参画を通じて職員
の環境問題への理解促進を図り環境保全活動を支援していきます。
横浜信用金庫のエネルギー管理体制
理 事 長
エネルギー管理統括者 *1
総務部担当役員
横浜市地球温暖化対策計画書制度においては
*1~*4は以下の通り読替えるものとします。
総
務
部
総務部長
エネルギー管理企画推進者 *2
総務部担当者
総務部管財担当者 *4
*1 計画管理責任者
*2 計画推進責任者
*3 推進責任者
*4 技術管理者
関内本部
事務センター
営業店
エネルギー管理拠点長
エネルギー管理拠点長
エネルギー管理責任者*3
総務部長
事務部長
店長
エネルギー管理責任者*3
エネルギー管理責任者*3
エネルギー管理副責任者
次長
各部長
各部長
エネルギー管理副責任者
エネルギー管理副責任者
各副部長・次席
各副部長・次席
5 公表の方法等
ホ ー ム ペ ー ジ
アドレス
http://www.yokoshin.co.jp
閲覧場所
窓
口
で
閲
覧
所在地
閲覧可能時間
冊子名
冊
子
入手方法
そ
の
他
(A4)
細則第38号様式(第2条第49号)
(総括票)
6の1 温室効果ガスの排出の抑制に係る目標等の状況(第1号及び第2号該当事業者)
基
(
準 年 度
24年度)
基準排出量
3,428 t-CO2
調
3,421 t-CO2
整
後
基準原単位
58.17 t-CO2/ 千㎡
56.60 t-CO2/ 千㎡
目標原単位
目
(
標 年 度
目標排出量
削減率
3,335 t-CO2 削減率
2.7 %
2.7 %
27年度)
当金庫では、前計画年度(平成22年~24年)の3年間で3%の排出量原単位での削減を
目標として取組み、排出量については期間平均約3.2%の削減となり、排出量原単位におい
ても期間平均で基準原単位を僅かながら下回ることができました。
排出の抑制に係 今後、エネルギー使用に関する運用管理の徹底と設備に係る省エネ機器等の導入により一層
る目標の設定の のエネルギー効率化を図り、計画年度(平成25年~27年)の3年間で別途作成の省エネ法
考え方
に基づき2.7%の排出量原単位での削減(対平成21年度基準比6%減)を目標として取組
む方針です。具体的には、電気の使用量の削減を目指し、LED照明等高効率照明など高効率
機器の導入及び電気使用節減の運用管理の徹底を図るとともに店舗等更改時期にある設備につ
いて省エネ化を行ない温室効果ガスの排出量削減を図っていく予定です。
事業者全体とし
ての目標等
第
(
一 年 度排
25年度)
調
出
整
量
後
3,363 t-CO2 削減率
1.9
2,978 t-CO2 削減率
12.9
57.14 t-CO2/ 千㎡
%
排出原単位
%
削減率
1.8
%
平成25年度は、排出量の削減率において1.9%、排出量原単位で1.8%の対基準年度比減
少となりました。主たる要因はATMコーナーのLED照明化があげられ、平成25年度計画
目標等の達成状 では20店舗(内横浜市内17店舗)の更新を予定しておりましたが、節電・省エネ推進の観点か
ら全計画50店舗(内横浜市内43店舗)のATMコーナーLED照明化を前倒して実施できた
況及び説明
ことが大きな減少要因となっております。
第
(
二
年 度排
年度)
調
出
量
t-CO2 削減率
%
t-CO2/
排出原単位
整
後
t-CO2 削減率
%
出
量
t-CO2 削減率
%
t-CO2 削減率
%
削減率
%
目標等の達成状
況及び説明
第
(
三
年 度排
年度)
調
整
後
t-CO2/
排出原単位
削減率
%
目標等の達成状
況及び説明
計画期間全体の
排出状況に関す
る説明
(A4)
細則第38号様式(第2条第49号)
(総括票)
6の2 温室効果ガスの排出の抑制に係る目標等の状況(第3号該当事業者)
基
(
目
(
準
標
年 度
年度)
基準排出量
t-CO2
調
t-CO2
整
後
年 度
目標排出量
年度)
基準原単位
t-CO2/
t-CO2/
目標原単位
t-CO2 削減率
%
t-CO2 削減率
%
削減率
%
排出の抑制に係
る目標の設定の
考え方
事業者全体とし
ての目標等
第
(
一
年 度排
年度)
調
出
量
t-CO2/
排出原単位
整
後
t-CO2 削減率
%
出
量
t-CO2 削減率
%
削減率
%
目標等の達成状
況及び説明
第
(
二
年 度排
年度)
調
t-CO2/
排出原単位
整
後
t-CO2 削減率
%
出
量
t-CO2 削減率
%
t-CO2 削減率
%
削減率
%
目標等の達成状
況及び説明
第
(
三
年 度排
年度)
調
整
後
t-CO2/
排出原単位
削減率
%
目標等の達成状
況及び説明
計画期間全体の
排出状況に関す
る説明
(A4)
細則第38号様式(第2条第49号)
(総括票)
7 事業所等における温室効果ガスの排出状況
基準年度
事業所等の規模
(原油換算エネルギー使用量)
第一年度
第二年度
第三年度
排出量の
排出量の
排出量の
排出量の
事業所等の
事業所等の
事業所等の
事業所等の
数(所) 合計(t-CO2) 数(所) 合計(t-CO2) 数(所) 合計(t-CO2) 数(所) 合計(t-CO2)
3,000kl以上
1,500kl以上 3,000kl未満
500kl以上 1,500kl未満
500kl未満
53
3,428
53
3,363
合計
53
3,428
53
3,363
8 自動車における温室効果ガスの排出状況
基準年度
自動車の区分
第一年度
第二年度
第三年度
排出量の
排出量の
排出量の
排出量の
台数(台) 合計(t-CO ) 台数(台) 合計(t-CO ) 台数(台) 合計(t-CO ) 台数(台) 合計(t-CO )
2
2
2
2
普通貨物自動車
小型貨物自動車
大型バス
マイクロバス
乗用自動車
合計
低公害かつ低燃費な車の
導入割合(%)
%
%
%
%
(A4)
細則第38号様式(第2条第49号)
(総括票)
9 重点対策の実施状況
基準年度 第一年度 第二年度 第三年度
実施済
実施済
総括票4記載のとおり推進体制を定めて
います。対象事業所数 53
実施済
実施済
基本方針にあるとおり、25~7年度に設
備更新計画を策定 対象事業所 53
3 機器管理台帳の整備
実施済
実施済
主要施設の台帳を整備し、内容の充実を
図っている 対象事業所数 53
4 照明設備の運用管理
実施済
実施済
主要施設の照明設備リスト整備し運用管
理を行っている 対象事業所数 53
5 エネルギー使用量の把握
非該当
非該当
個別票対象事業所はありません
6 各種図面の整備
非該当
非該当
個別票対象事業所はありません
7 外気導入量の適正管理
非該当
非該当
個別票対象事業所はありません
8 フィルター等の清掃
非該当
非該当
個別票対象事業所はありません
非該当
非該当
個別票対象事業所はありません
非該当
非該当
個別票対象事業所はありません
11 室内温度の適正管理
実施済
実施済
主要設備の設備概要資料等整備し管理の
高度化を図っている 対象事業所 53
12 地下駐車場の換気管理
実施済
実施済
管理方法は明確かつ適正管理されている
対象 本店地下駐車場1箇所
13 照明設備の高効率化
実施済
実施済
全事業所の設備の計画的改善を実施して
いる 対象53
14 事務所機器の待機電力管理
実施済
実施済
運用ルールを庫内通達により明示し節電
対策を行っている 対象事業所 53
15 機器性能管理
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
16 冷凍機の冷水出口温度管理
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
17 燃焼設備の空気比管理
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
18 排出ガス温度の管理
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
19 蒸気配管のバルブ等の保温
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
20 工業炉表面の断熱強化
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
非該当
非該当
金融機関の業種上、該当設備はありませ
ん
1 推進体制の整備
2
第
1
号
及
び
第
2
号
該
当
事
業
者
主要なエネルギー使用設備の
更新等の検討
ポンプ、ファン及びブロワー
の適正な流量管理
変圧器の需要率管理、効率管
10
理
9
21
コンプレッサの吐出圧の適正
化
22 コンプレッサの吸気管理
第
3
号
該
当
事
業
者
備考
23 推進体制の整備
24 自動車の適正な使用管理
25
エネルギー使用量等に関する
データの管理
26 エコドライブ推進体制の整備
27 自動車の適正な維持管理
(A4)
細則第38号様式(第2条第49号)
(総括票)
10 再生可能エネルギー利用設備等の導入状況
番号
設備機器の種類
導入年度
性能等
ATMコーナー照明 ダウンライト×285台、LED蛍光 横浜市内43店舗(14出張所含
灯×561台、合計846台
む57箇所)
1
LED照明
平成25年度
2
LED照明
平成25年度 営業室照明
3
4
備考
LED蛍光灯×15台
床置型空冷ヒートポンプエ
平成25年度 冷房 28.0kw 暖房 31.5kw
アコン
天吊型空冷ヒートポンプエ
平成25年度 冷房 7.1kw 暖房 8.0kw
アコン
戸塚東口支店(平成26年3月)
アネックスビル2~8階 7台
アネックスビル8階 1台
5
11 クレジット等に関する取組状況
番号
1
種
類
電気の使用
年度
オフセット対象範囲
平成25
横浜市内53事業所
年度
特定温室効果ガス換算量
385t-CO2
備考
東京電力
2
3
4
5
12 その他の地球温暖化を防止する対策の実施状況
*エコキャップ運動・エコ活宣言を行うなど全職員が環境活動に取組み地球温暖化防止を
目指し、環境分野への寄付等を通じ企業として環境活動の支援を実施します。また、低公
基準年度までの対策
害車・環境配慮型住宅設備機器の購入設備資金、環境経営を実施する事業者への金利優遇
サービス等業務を通じ環境保全活動を支援しています。
今後、職員向けに節電対策に対する更なる意識付けや環境に係る研修等の実施、地域社会
計 画 期 間 内 に に向けて営業店を通じて環境活動を行うなど環境保全活動への理解をアピールしていきま
実 施 す る 対 策 す。環境保全活動の支援を目的とする「≪よこしん≫横浜エコ定期」を発売するなど環境
配慮型商品を取り揃え、地域社会と一体となった活動を推進していきます。
地域社会を対象とした「エコキャップ運動」「親子でエコ教室」「ヨコハマ・エコ・スクールYES!リーフレットの営業店
ロビー備置き」等の実施を通じ環境活動の促進を行いました。また、環境配慮型住宅ローン
第 一 年 度 実 績
の取扱開始など環境に係る設備資金の取扱、金利優遇等環境配慮型の融資商品を充実させ
るなど業務を通じた環境保全活動を推進しました。
第 二 年 度 実 績
第 三 年 度 実 績
13 実施状況等に対する自己評価
平成25年度は、東日本大震災以降の節電意識の継続やATMコーナーのLED照明への更新等により、削減目標を
達成することができました。特にATMコーナーのLED照明への更新については、当初計画では20店舗の更新を
予定しておりましたが、節電・省エネ推進の観点から、50店舗のATMコーナーのLED照明化を前倒して実施で
きたことが大きな減少要因となっております。今後も、高効率化設備への更新及び全職員の節電に対する意識の維
持・向上など設備・運用両面から省エネ体制の拡充を図っていきます。
(A4)