2015 年 1 月 28 日 No7 全日本建設交運一般労働組合 中央本部 2015 年春闘・月間推進ニュース 安倍政権は「退場!」 広島で市民デモと集会 1月 26 日夕方、 「秘密保護法」制定や集団的自衛行使の閣議決定を強行す るなど憲法を無視し「戦争する国づくり」を推進する安倍政権に抗議し、退 場を要求する市民集会とデモが開催されました。 秘密法廃止!広島ネットワークと広島県9条ネットワークの共催で、原爆 ドーム前に約 120 人が集まり、沖縄出身の弁護士などの参加者は「総選挙で 『基地はいらない』というオール沖縄の民意がはっきり示されたにも関わら ず安倍政権は辺野古の基地建設を暴力的に強行し、反対する人の中にはケガ 人も出ている。沖縄だけの話ではありません。日本の憲法と民主主義が問わ れている」、「集団的自衛権の行使を許せば、日本もテロの対象になるのは間 違いない」 「安倍政権は一日でも早く退陣させなければならない」と口々に訴 えました。 集会終了後は、雨の中デモ行進し て「戦争反対」 「憲法守れ!」 「秘密 保護法を廃止」 「集団的自衛権の閣議 決定撤回」 「原発いらない」 「被爆者 無視する首相は退陣を」など市民に 力強くアピールしました。建交労か らも仲間が参加しました。 兵庫合同支部 2015 春 闘 討 論 集 会 を 開 催 兵庫合同支部は、1月 25 日に神戸市職員たちばな研修センターで、2015 年春闘討 論集会を開催しました。 主催者を代表して福谷執行委員長は、昨年の総選挙結果を受け、安倍政権が引き続 き暴走を続ける悪政を批判。一方国民世論の高まりが沖縄県知事選をはじめ沖縄での 総選挙結果を反映するなど悪政阻止の絶好の機会であること、 とりわけ 11 年ぶりに兵 1 庫から日常的に運動を共にする堀内衆議院議員(日本共産党)が当選し、運動に弾み をつく。今春闘では、同時に一斉地方選挙がおこなわれることから、組合員の参政権 講師を訴えた。 記念講演(春闘学習)は、近畿地協・松澤事務局長より『貧困の解消と格差是正』に ついて学習しました。支部の到達目標である、職場内外の正規、非正規などの雇用形 態と賃金格差を中心に、大企業の内部留保を還元させる運動や全国一律最賃や建交労 最賃のとりくみなど詳しく説明、最後に 2015 年 春闘は、労働組合の真価が問われる歴史的な春闘 であり、 「貧困の解消、格差是正」とともに日本 の針路を決める重要な春闘であることを強調し、 全組合員の総決起を!と訴えられ共に春闘を勝ち 取るための団結を確認しました。全体の参加は 22 分会 41 人の参加でした。 長野・秩父で健康相談会開催 地元・埼玉県本部も応援入り 北信越労職合同支部長野分会は、埼玉県本部と協力して埼玉県秩父地域での健康相 談会を3会場(1月 18 日/小鹿野町、2月 15 日/長瀞町、2月 22 日/横瀬町)で計 画し、このうち小鹿野町での日程を終了しました。 相談者は2人でアスベストと騒音性難聴の相談でした。 小鹿野での開催は今回が初めてだったのですが、地元町議の協力もあって、後援、 広報誌への掲載、チラシの全戸配布が実現しました。 秩父地域での相談会は毎回、埼玉県本部の仲間や地元の組合員がスタッフとして応 援いただき、相談対応がとても円滑となり助かっています。 残り2回の相談会も、埼玉県本部の仲間と共に被災者救済にとりくみます。 米軍・辺野古新基地建設阻止! 現地支援に駆けつけました 佐賀県本部書記長 池崎基子 「基地NO」を求める沖縄県民の思いを踏みにじり、名護市辺野古沖に新基地建設 の準備が強行されています。 辺野古では、新基地建設を阻止するための抗議行動が連日の様にとりくまれており、 2 1月22日に現地へ支援に行きました。 昨夏、佐賀空港へのオスプレイ配備を政府が決め、「軍事基地化はイヤ!」「沖縄 のたたかいと連帯したい」と強く思ったからです。 キャンプシュワブゲート前。 住民や全国からかけつけた50~60人ほどが座り込んでいます。 「今日はなんか緊迫しているらしいからって、浜に行けないのよ。あとで私たちが 連れて行ってあげるから、ここに座っていなさい」と日本共産党のノボリのお母さん たちの隣に座り込んでいます。 キャンプシュワブゲート前で座り込んでいる人たちの、トイレやコンビニなどに、 何巡も車を出して送迎してくれるうちなーんちゅがいました。 笑顔がステキな6歳の子どものお母さん。宜野湾に住む彼女のアパートの上空を、 深夜1時でもオスプレイが飛んでいるのだと言う。 浜のテント村に行きたいと頼んで、連れて行ってもらいました。国がフロート工事 を強行しオレンジの囲いで航路を塞いだため、最近までこの近くから出ていた抗議の カヌー隊は、キャンプの北の半島まで移動させたところから海に出ているという。 15隻くらいのカヌーを海上保安庁のゴムボート30隻くらいで排除、その際ケガ人が 出たことを琉球新報が伝えています。テント村にいた女性は、昨日海保に海に突き落 とされたといいます。「彼女は基地のことや本当のことドキュメンタリー作成したか らね。私たちは非暴力なのに、権力はこんなことするんだよ」ゲート前の座り込みは 24時間交替で、工事強行の資材搬入を監視しています。 警察や機動隊はその人たちを拘束、逮捕します。「同じ日本人なのにケンカさせら れて悲しいよね」連日、けが人が出ています。 昨日は警察や機動隊との衝突もあり、かなり緊迫した辺野古だが、当日は座り込み に参加した人たちのスピーチや、三線、歌やカチャーシーやラインダンスなどの踊り が続きます。子どもや若者、お母さんもおじいもいる。とにかく明るく、笑いが絶え ないゲート前。明るくて、やさしくて、力強いみんなの顔。 促されマイクを握り、佐賀からきたと訴えると「遠くからありがとうね。本土に沖 縄のことを伝えてね」「基地はつくらせてはダメよ。私たちは、基地がよそに行けば いいなんて、これっぽっちも思ってないよ」みんな、かわるがわる声をかけてきます。 私たちは、負けない。あきらめない!日本のどこにも基地は、いらない! 3
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