穴埋め・記述で学ぶ 財務会計理論 第4版

(平成 27 年 9 月 1 日)
穴埋め・記述で学ぶ
財務会計理論
第4版
この度は,弊社出版物『穴埋め 記述で学ぶ 財務会計理論 第4版』をご購読いた
だき,誠にありがとうございます。
本書籍の中に,一部誤りがございました。次のとおり訂正し,深くお詫び申し
上げます。
Ⅰ 正 誤 表
××-××は,本書のページ-行数を示しています。
( )の行数については,下からの
行数を示しています。訂正箇所は下線
(目
で示しています。
次)
6-(3)
2 工事契約と工事進行基準……… 85
7-(11)
第2節 棚卸資産の範囲………………125
7-(6)
第4節 棚卸資産の費用配分…………128
11-5
(本
2 報告式と勘定式…………………296
文)
10-22
問4 損益法は誘導法とのみ,財産法は棚卸法と誘導法のいずれとも
結びつく。
14-1
る経済資源を放棄もしくは引き渡す義務,
22-15
(問4
の文章を同頁9行目の次へ移動)
23-16
第1章
財務報告の目的……
43-4
②ⅰ 未払費用及び前受収益を,
79-(7)
ⅰ 販売目的で財貨
126-2
問1
141-6
② 売 却
(b) 現金化までの期間が決算日の翌日から起算して1年を超える
②,その他
153-(15) ② ⅱ 耐用期間
153-(14) ③ ⅰ
耐用期間
153-(1)
問6ⅰ
耐用年数の異なる多数の異種資産
154-11
ⅶ 使用又は売却
175-表下4
② (表乙)の「市場販売目的のソフトウエア」のうち,
(表甲)の「E
無形固定資産」とすべきものがある場合,その理由を
175-表下8
問2
処理科目一覧表(表甲)
177-(6)
ⅲ 自己創設のれんの取得価額について,検証
196-(2)
のである。よって,市場価格のある社債であっても時価
200-(7)
問2( -1)
201-6
は将来の支出見込額等を費用・損失又は収益控除
239- (2)
当期の収益が負担すべき費用・損失又は収益控除
個別価格の変動に伴う評価差額は,すべて(d)
248-(6)
問
②
払込資本
249-1
問
④
払込資本
258-(7)
問2①
⑨
として処理される。
」
資産ではなく,負債でもない。そこで,これらの中間的な項
目を純資産の部に記載することにより負債概念を明確にした。
308-(3)
問3 を
341-(4)
非支配株主に帰属する
36-6
表の 「作成」 と 「表示」 を入れ替え
Ⅱ
問3
に
記載内容の入れ替え
本書の刊行日(平成 27 年7月 10 日)直前の平成 27 年 6 月 30 日に『修正国際基準』が
公表されています。この公表に伴い本書の記載内容を一部入れ替えて下さい。
また,わが国では,平成 27 年6月に修正国際基準が公表された。修
17-12
正国際基準は,IFRS の諸基準のうち,のれんの非償却・その他の包括
利益累計額のノンリサイクリングを日本基準に修正したものである。
なお,新基準設定による実務への影響は,限定的になろう。IFRS を採
用しないのなら,日本基準を適用すればよいからである。しかし,理
論的には,日本の立場を明確に主張する意義は大きい。この公表によ
り当面の間,わが国の金融商品取引法会計の根拠基準として,日本基
準,米国基準,IFRS,及び修正国際基準の4つが併存することになっ
た。
Ⅲ
「参考」の追加
参考として平成27年税理士試験の財務諸表論(理論問題)と本書との関連を377ペ
ージの次に挿入して,本書利用にお役立て下さい。
平成27年(第65回)
〔第一問〕
1
2
イ ~ ニ のいずれも第8章3節1(2)問1に同一文章
第8章3節1(3)問1・問2と同趣旨 ♪(A)を評価性引当金,
(B)を負 債性
引当金と設問の文章を読み替えて解答すればよい。
3
[本書による解答例]
♪ 次のⅰとⅱとを記述すればよい。
ⅰ 第8章3節1(1)問1(引当金の本質…本文の最初から2行半まで)
ⅱ 第8章3節1(2)問1(引当金設定の根拠となる原則3つ)
4 第8章4節1(1)問3①又は復習問題〔第三問〕4①と同一
〔第二問〕
1 ① 第6章4節1(3)問の本文中に同一文章・用語
② (記載なし)
♪ ただし,第6章4節1(2)問2②の同一文章から類推すれば正解可能
③ 第6章4節4問3ⅰと同一
④ 第6章4節4問3ⅱと同一
⑤ 第6章4節4問1⑦と同一
2
第6章4節2(1)問1の本文中に解答となる文章
3 (記載なし)
[本書による解答例]
♪ 基準四2(7)②より
一般に,共用資産の帳簿価額を合理的な基準で各資産又は資産グループに配分
することは困難であると考えられるため。
4
(記載なし)
[本書による解答例] ♪ 基準四3(2)により次のいずれか1つを解答とする。
ⅰ 減損の存在が相当程度確実な場合に限って減損損失を認識及び測定しているから。
ⅱ 戻入れは事務的負担を増大させるおそれがあるから。
5
第6章4節1(2)問1・問2に同一の文章及び用語
6
第6章4節4問4と同一
♪ 「評価差額を損益とすることを否定している」とは原価評価することである。