時間帯別B契約 (選択約款)

時間帯別B契約
(選択約款)
平成27年9月1日実施
京葉ガス株式会社
平成27年7月31日届出
目
1.目
次
的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2.選択約款の届出および変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
3.用 語 の 定 義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
4.適
件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
5.契 約 の 締 結 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
6.使 用 量 の 算 定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
7.料
金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
息 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
9.単 位 料 金 の 調 整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
8.延
用
条
滞
利
10.長期使用割引制度
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11.特定機器使用割引制度
7
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
12.需給契約の精算額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
13.契約1時間あたり最大使用量超過時の取扱い ・・・・・・・・・・・・・ 13
14.契約昼間使用量超過時の取扱い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
15.名 義 の 変 更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
16.契約の変更または解約 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
17.契約の変更または解約に伴う契約1時間あたり最大使用量超過
精算額または契約昼間使用量超過精算額の差額精算 ・・・・・・・ 14
18.契約の解約に伴う契約中途解約精算額
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
19.基本契約の解約に伴う長期使用割引中途解約精算額 ・・・・・・・ 15
20.特定機器使用割引の精算
21.設
置
確
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
22.本支管工事費の精算 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
23.緊急調整時の措置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
24.そ
付
の
他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
則
1.実 施 の 期 日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
2.本選択約款の実施に伴う切り替え措置
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
3.本選択約款の実施に伴う長期使用割引制度申し込みの取扱い・・ 22
(別
表)
1.料 金 の 算 定 方 法
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
2.料
金
表
1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
3.料
金
表
2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
1.目
的
この選択約款は3(9)に定める昼間時間から夜間時間への負荷移行が可能な需要を中
心にお客さまの負荷調整を推進しつつ当社の製造供給設備の効率的利用を図り、以て合
理的・経済的なガス需給の確立に資することを目的といたします。
2.選択約款の届出および変更
(1)この選択約款は、ガス事業法第17条第12項の規定にもとづき、関東経済産業局
長に届け出たものです。
(2)当社は、関東経済産業局長に届け出てこの選択約款を変更することがあります。
この場合には、ガス料金その他の供給条件は、変更後の選択約款によるものとします。
3.用語の定義
この選択約款において使用する用語の定義は、次のとおりといたします。
(1)「契約1時間あたり最大使用量」とは、契約で定める1年間を通じて1時間あたり
の最大の使用量をいいます(小数点以下切り捨て)。
(2)「契約月別使用量」とは、契約開始月から終了月までの契約で定める月別使用予定
量をいいます。
(3)「契約年間使用量」とは、契約月別使用量の合計量をいいます。
(4)「契約年間引取量」とは、契約で定めるお客さまの1年間において引取らなければ
ならない量をいいます。
(5)「契約月平均使用量」とは、契約年間使用量を12で除した量をいいます。
(6)「最大需要期」とは、12月使用分(11月定例検針日の翌日から12月定例検針
日まで)から3月使用分(2月定例検針日の翌日から3月定例検針日まで)までの4
か月間をいいます。
(7)「最大需要月」とは、最大需要期における契約月別使用量が最も多い月をいいます。
(8)「契約年間負荷率」とは、次の算式により算定した割合をいい、パーセントで表示
します(小数点以下切り捨て)。
契約年間負荷率=契約月平均使用量/(最大需要期の1か月あたり平均契約使用量)
×100
1
(9)「昼間」とは午前7時から午後10時までをいい、「夜間」とは午後10時から午
前7時までをいいます。
(10)「契約昼間使用量」とは、最大需要期における1か月間の昼間使用量が最も多い月の
契約で定める昼間使用量をいいます。
(11)「契約夜間使用量」とは、最大需要月の契約月別使用量から契約昼間使用量を控除し
た後の使用量をいいます。
(12)「業務用厨房機器」とは、エネルギー源に都市ガスを使用する消費機器のうち、業と
しての飲食物提供の目的で使用するレンジ等の熱調理器をいいます。
(13)「低輻射型ガス機器」とは、業務用厨房機器のうち、機器表面の輻射熱を空気断熱構
造により抑制し、燃焼排熱を集中排気構造により排気するガス機器をいいます。
(14)「スチームコンベクションオーブン」とは、業務用厨房機器のうち、蒸気発生装置と
強制対流用送風機を備えたオーブンをいいます。
(15)「低輻射型ガス機器等」とは、低輻射型ガス機器、またはスチームコンベクションオ
ーブンをいいます。
(16)「消費税等相当額」とは、消費税法の規定により課される消費税および地方税法の規
定により課される地方消費税に相当する金額をいいます。この場合、その計算の結果、
1円未満の端数が生じた場合には、その端数の金額を切り捨てます。
(17)「消費税率」とは、消費税法の規定に基づく税率に地方税法の規定に基づく税率を加え
た値をいいます。なお、この選択約款においては8パーセントといたします。
(18)「単位料金」とは、9に定める基準単位料金または調整単位料金をいいます。
4.適用条件
お客さまは、次のすべての条件を満たす場合には、当社に対してこの選択約款の適用
を申し込むことができます。
(1)時間帯別B契約1種の場合
①契約1時間あたり最大使用量が6立方メートル以上であること。
②契約年間使用量が契約1時間あたり最大使用量の600倍(小数点以下切り捨て)
以上であること。
③契約月平均使用量が820立方メートル以上であること。
2
④契約年間引取量が契約年間使用量の70パーセント以上であること。
⑤契約年間負荷率が75パーセント以上であること。
⑥不測の需給逼迫等の緊急時において当社が必要と認めた場合には、一般需要に先立
って緊急調整(供給の制限または中止)に応じられる需要であること。
(2)時間帯別B契約2種の場合
①契約1時間あたり最大使用量が6立方メートル以上であること。
②契約年間使用量が契約1時間あたり最大使用量の600倍(小数点以下切り捨て)
以上であること。
③契約月平均使用量が820立方メートル以上であること。
④契約年間引取量が契約年間使用量の70パーセント以上であること。
⑤契約年間負荷率が60パーセント以上であること。
⑥不測の需給逼迫等の緊急時において当社が必要と認めた場合には、一般需要に先立
って緊急調整(供給の制限または中止)に応じられる需要であること。
5.契約の締結
(1)お客さまは、この選択約款にもとづき当社と協議のうえ、供給条件を定めた時間帯
別B契約1種、時間帯別B契約2種のいずれかの需給契約を当社と締結していただき
ます。
(2)お客さまは、新たにこの選択約款にもとづきガスの使用を申し込む場合またはその
後の契約更新に際し契約内容を変更しようとする場合には、当社に対し年間のガスの
使用計画を提示するものとし、当社はその使用計画にもとづき、機器の規模、同一業
種の負荷実態、過去の実績等を参考にして、お客さまとの協議によって次の契約使用
量を定めるものといたします。
①契約1時間あたり最大使用量
②契約昼間使用量
③契約夜間使用量
④契約年間使用量
⑤契約年間引取量
⑥契約月平均使用量
⑦契約月別使用量
3
(3)契約期間は原則として1年間とし、需給契約書に定めます。ただし、契約期間満了
時において当社とお客さまの双方が契約内容について異議のない場合には、契約はさ
らに1年間継続するものとし、以後これにならうものといたします。
(4)当社は、お客さまが当社との他のガス使用契約(すでに消滅しているものを含みま
す。)の料金、または延滞利息を、それぞれのガス使用契約で定める支払期日を経過
しても支払われていない場合は、この選択約款の適用の申し込みを承諾できないこと
があります。
(5)お客さまは、この選択約款にもとづく契約を締結された場合、同一需要場所におい
て他の選択約款、または一般ガス供給約款にもとづくガスの使用契約は締結できませ
ん。
6.使用量の算定
当社は、前回の検針日および今回の検針日におけるガスメーターの読みによりその料
金算定期間の使用量を算定いたします。
最大の1時間あたりの使用量、昼間使用量および夜間使用量は、原則として負荷計測
器により算定いたします。(負荷計測器本体は当社負担とし、取付関係工事費はお客さ
ま負担とします。)
ただし、負荷計測器の故障等の場合には、当社とお客さまの協議によってその月にお
ける最大の1時間あたりの使用量、昼間使用量および夜間使用量を算定いたします。
7.料
金
(1)当社は、別表の料金表を適用して、料金を算定いたします。
(2)当社は、料金について、その計算の結果、1円未満の端数が生じた場合は、その端
数を切り捨てます。
(3)当社は、料金に含まれる消費税等相当額は次の算式により算定いたします。(1円
未満の端数切り捨て)
料金に含まれる消費税等相当額=料金×消費税率÷(1+消費税率)
(4)料金は、一般ガス供給約款に定める支払義務発生日の翌日から起算して30日目(
以下「支払期日」といいます。)までにお支払いいただきます。ただし、支払義務発
4
生日の翌日から起算して30日目が一般ガス供給約款に定める休日(以下「休日」と
いいます。)の場合には、その直後の休日でない日を支払期日といたします。
(5)お客さまの都合や契約違反によりこの選択約款にもとづく契約を契約期間中に解約
した場合、またはガスの使用を一時停止した場合には、当社がやむをえないと判断し
た場合以外、その料金算定期間の料金は別表にもとづき算定した1か月あたりの基本
料金全額と、別表にもとづき算定した従量料金の合計といたします。
8.延滞利息
(1)お客さまが、支払期日を経過してもなお料金をお支払いにならない場合は、当社は、
支払期日の翌日から支払いの日までの期間に応じて延滞利息を申し受けます。ただし、
次の場合には延滞利息は申し受けません。
①料金を口座振替により支払われる場合で、当社の都合により料金を支払期日の翌日
以降にお客さまの口座から引き落とした場合
②料金を支払期日の翌日から起算して10日目までに支払われた場合
(2)延滞利息は、次の算式により算定して得た金額といたします。なお、本体料金は、
料金からその料金に含まれる消費税等相当額を除いたものといたします。
算定の対象となる本体料金×支払期日の翌日から支払いの日までの日数
×0.0274パーセント(1円未満の端数切り捨て)
(3)延滞利息は、原則として、お客さまが延滞利息の算定の対象となる料金を支払われ
た日以降最初に支払義務が発生する料金とあわせてお支払いいただきます。
(4)延滞利息の支払期日は、(3)の規定にもとづき、あわせてお支払いいただく料金
の支払期日と同じといたします。
9.単位料金の調整
(1)当社は、毎月、(2)②により算定した平均原料価格が(2)①に定める基準平均
原料価格を上回りまたは下回る場合は、次の算式により別表の各料金表の各基準単位
料金に対応する調整単位料金を算定いたします。この場合、基準単位料金に替えてそ
の調整単位料金を適用して料金を算定いたします。なお、調整単位料金の適用基準は、
別表1(6)のとおりといたします。
5
① 平均原料価格が基準平均原料価格以上のとき
調整単位料金(1立方メートル当たり)
=基準単位料金+0.081円×原料価格変動額/100円×(1+消費税率)
② 平均原料価格が基準平均原料価格未満のとき
調整単位料金(1立方メートル当たり)
=基準単位料金-0.081円×原料価格変動額/100円×(1+消費税率)
(備 考)
上記の算式によって求められた計算結果の小数点第3位以下の端数は、切り捨て。
(2)(1)の基準平均原料価格、平均原料価格および原料価格変動額は、以下のとおり
といたします。
① 基準平均原料価格(トン当たり)
59,540円
② 平均原料価格(トン当たり)
別表1(6)に定められた各3か月間における貿易統計の数量および価額から
算定したトン当たりLNG平均価格(算定結果の10円未満の端数を四捨五入し
10円単位といたします。)およびトン当たりLPG平均価格(算定結果の10
円未満の端数を四捨五入し10円単位といたします。)をもとに次の算式で算定
し、算定結果の10円未満の端数を四捨五入した金額といたします。ただし、そ
の金額が95,260円以上となった場合は、95,260円といたします。
(算 式)
平均原料価格=トン当たりLNG平均価格×0.7303
+トン当たりLPG平均価格×0.0821
(備 考)
トン当たりLNG平均価格およびトン当たりLPG平均価格は、当社の本社、
お客さまサービスセンターに掲示いたします。
③原料価格変動額
次の算式で算定し、算定結果の100円未満の端数を切り捨てた100円単位の
金額といたします。
6
(算 式)
イ.平均原料価格が基準平均原料価格以上のとき
原料価格変動額=平均原料価格―基準平均原料価格
ロ.平均原料価格が基準平均原料価格未満のとき
原料価格変動額=基準平均原料価格-平均原料価格
10.長期使用割引制度
(1)3年以上継続して、この選択約款にもとづきガスを使用するお客さまは、長期使用割
引制度の適用を申し込むことができます。
(2)長期使用割引の適用にあたっては、この選択約款にもとづく需給契約の他に基本契
約を締結していただきます。
(3)基本契約には、次の内容を定めるものといたします。
①3年間以上この選択約款にもとづきガスを使用することを定めた契約期間(以下、
「基本契約期間」といいます。)
②基本契約期間の各1年間の最低の使用量(以下、「契約年間最低使用量」といいま
す。)
(4)基本契約の締結については、以下のとおりといたします。
①お客さまは、当社と協議のうえ、この選択約款にもとづく需給契約の締結と同時に
基本契約の締結を行うものといたします。
②基本契約期間は3年間以上の1年単位の期間とし、基本契約に定めます。
③基本契約に定める契約年間最低使用量は、基本契約と同時に締結される需給契約に
定める契約年間使用量に0.85を乗じた量以上とします。
④当社は、基本契約を締結されたお客さまで、その基本契約期間満了前に基本契約を
解約されたお客さまが、同一需要場所で長期使用割引制度の適用を申し込みされた
場合、その適用開始の希望日が過去の基本契約の解約の日から1年に満たない場合
には、その申し込みを承諾できないことがあります。ただし、設備の変更または建
物の改築等のための一時不使用による解約の場合はこの限りではありません。
(5)基本契約の解約については、以下のとおりといたします。
①お客さまが基本契約期間満了前に解約しようとされる場合は、あらかじめその解約
7
期日を定めて、当社に通知していただきます。
なお、この場合には、当社がやむをえないと判断した場合以外、解約期日を含む料
金算定期間の料金については、時間帯別B契約1種を締結している場合には別表2
の料金表A、時間帯別B契約2種を締結している場合には別表2の料金表Cを適用
いたします。
②基本契約は、お客さまが当社に通知された解約期日に解約されます。
③基本契約に定める契約年間最低使用量を下回る契約年間使用量でこの選択約款にも
とづく需給契約を締結する場合は、基本契約の解約の申し出があったものとみなし、
①、②にもとづき基本契約を解約いたします。
④この選択約款にもとづく需給契約が解約される場合は、基本契約の解約の申し出が
あったものとみなし、①、②にもとづき基本契約を解約いたします。
11.特定機器使用割引制度
(1)この選択約款を適用されているお客さまで、以下に定める適用条件を満たす場合に
は、当社が定める申し込み方法により、特定機器使用割引制度適用を当社に申し込む
ことができるものといたします。
(特定機器使用割引制度の適用条件)
低輻射型ガス機器等をご使用で、その定格入力の合計が12キロワット以上である
こと
(2)当社は、原則として当社が特定機器使用割引制度の申し込みを承諾した日以降、最
初の定例検針日の翌日から特定機器使用割引制度を適用いたします。なお申し込みを
承諾した日が定例検針日と同日の場合は、その翌日から適用いたします。また、申し
込みの承諾が使用開始日に先立って行われた場合には、使用開始日から特定機器使用
割引制度を適用いたします。
(3)特定機器使用割引制度は、この選択約款にもとづく契約が満了するまで適用するも
のとし、この選択約款にもとづく契約が5(3)の規定にもとづき継続される場合に
は、特定機器使用割引制度も継続されるものといたします。なお、この選択約款にも
とづく契約が終了した場合は、契約終了日をもって特定機器使用割引制度も終了いた
します。
8
(4)当社は、特定機器使用割引制度を適用する場合、別表3を適用して割引額を算定い
たします。
(5)お客さまが特定機器使用割引制度の適用条件を満たさなくなった場合は、すみやか
に当社に特定機器使用割引制度の適用終了を申し出ていただきます。
(6)お客さまに特定機器使用割引制度適用に関する違反があった場合((1)に定める
適用条件を満たさなくなった場合を含みます。)は、当社の申し出にもとづき、特定
機器使用割引制度の適用を終了できるものといたします。
(7)(5)または(6)による申し出があった場合、申し出が相手方に到着した日以降
最初の定例検針日をもって特定機器使用割引制度の適用を終了いたします。なお、申
し出の到着した日と定例検針日が同日の場合は、申し出の到着した日をもって特定機
器使用割引制度の適用を終了いたします。
12.需給契約の精算額
需給契約に関する精算額は、1時間あたり最大使用量倍率未達精算額、年間負荷率未
達精算額、契約年間引取量未達精算額、契約1時間あたり最大使用量超過精算額および
契約昼間使用量超過精算額とし、当社は、当該精算額を、原則として、それぞれの未達
あるいは超過が発生した翌々月に申し受けるものといたします。ただし、次の(1)、(2)
および(5)が重複して生じた場合には、いずれか高いものを申し受けるものといたしま
す。また、精算額計算の結果、1円未満の端数が生じた場合には、その端数の金額を切
り捨てます。なお、精算額に含まれる消費税等相当額は次の算式により算定いたします。
(1円未満の端数切り捨て)
精算額に含まれる消費税等相当額=精算額×消費税率÷(1+消費税率)
(1)1時間あたり最大使用量倍率未達精算額
お客さまの年間の実績使用量が、契約1時間あたり最大使用量の600倍(小数点以
下切り捨て)未満の場合には、当社がやむをえないと判断した場合以外、次の算式によ
って算定する金額を限度とし、1時間あたり最大使用量倍率未達精算額といたします。
ただし、実績年間使用量が契約年間引取量未満の場合には、下記算式中の「実績年間使
用量」を「契約年間引取量」と読み替えるものといたします。
9
1時間あたり
最大使用量倍 =
率未達精算額
契約1時間あた
り最大使用量の
600倍に相当
する年間使用量
-
実績年間
使用量
×
ガス需給契約に定める
契約月別使用量に各月
の単位料金を乗じたも
のの合計額を契約年間
使用量で除し、小数点
以下第3位を四捨五入
した額×3
なお、この未達精算額は、当該契約年度に支払われた料金総額とこの未達精算額との
合計額が、上記の実績年間使用量に一般ガス供給約款に定める料金表を適用して算定さ
れる料金総額の103パーセントに相当する額(1円未満の端数切り捨て)をこえない
範囲で算定するものといたします。
(2)年間負荷率未達精算額
①時間帯別B契約1種の場合
お客さまの実績年間負荷率[(年間の1か月あたり平均実績使用量/最大需要期の1
か月あたり平均実績使用量)×100をいいます(小数点以下切り捨て)。]が75パ
ーセント未満の場合には、当社がやむをえないと判断した場合以外、次の算式によって
算定する金額を限度とし、年間負荷率未達精算額といたします。
ただし、実績年間使用量が契約年間引取量未満の場合には、下記算式中の「実績年間
使用量」を「契約年間引取量」と読み替えるものといたします。
年間負荷率 =
未達精算額
負荷率75
パーセント
に相当する
年間使用量
-
実績年間
使用量
×
ガス需給契約に定める契
約月別使用量に各月の単
位料金を乗じたものの合
計額を契約年間使用量で
除し、小数点以下第3位
を四捨五入した額×3
なお、この未達精算額は、当該契約年度に支払われた料金総額とこの未達精算額との
合計額が、上記の実績年間使用量に一般ガス供給約款に定める料金表を適用して算定さ
れる料金総額の103パーセントに相当する額(1円未満の端数切り捨て)をこえない
範囲で算定するものといたします。
10
(備
考)
負荷率75パーセントに相当する年間使用量は、契約期間中における最大需要期の
1か月あたり平均実績使用量に0.75を乗じ、その量を12倍した量といたします。
②時間帯別B契約2種の場合
お客さまの実績年間負荷率[(年間の1か月あたり平均実績使用量/最大需要期の1
か月あたり平均実績使用量)×100をいいます(小数点以下切り捨て)。]が60パ
ーセント未満の場合には、当社がやむをえないと判断した場合以外、次の算式によって
算定する金額を限度とし、年間負荷率未達精算額といたします。
ただし、実績年間使用量が契約年間引取量未満の場合には、下記算式中の「実績年間
使用量」を「契約年間引取量」と読み替えるものといたします。
年間負荷率 =
未達精算額
負荷率60
パーセント
に相当する
年間使用量
-
実績年間
使用量
×
ガス需給契約に定める契
約月別使用量に各月の単
位料金を乗じたものの合
計額を契約年間使用量で
除し、小数点以下第3位
を四捨五入した額×3
なお、この未達精算額は、当該契約年度に支払われた料金総額とこの未達精算額との
合計額が、上記の実績年間使用量に一般ガス供給約款に定める料金表を適用して算定さ
れる料金総額の103パーセントに相当する額(1円未満の端数切り捨て)をこえない
範囲で算定するものといたします。
(備
考)
負荷率60パーセントに相当する年間使用量は、契約期間中における最大需要期の
1か月あたり平均実績使用量に0.60を乗じ、その量を12倍した量といたします。
(3)契約年間引取量未達精算額
当社は、お客さまの年間の実績使用量が契約年間引取量に満たない場合には、当社が
やむをえないと判断した場合以外、次の算式によって算定する金額を限度とし、契約年
間引取量未達精算額といたします。
11
契約年間
引取量未
達精算額
=
契約年間
引取量
-
実績年間
使用量
×
ガス需給契約に定める
契約月別使用量に各月
の単位料金を乗じたも
のの合計額を契約年間
使用量で除し、小数点
以下第3位を四捨五入
した額
(4)契約1時間あたり最大使用量超過精算額
最大需要期において最大の1時間あたりの使用量が契約1時間あたり最大使用量の
105パーセントに相当する量(小数点以下切り上げ)をこえた場合には、次の算式に
よって算定する金額を限度とし、契約1時間あたり最大使用量超過精算額といたします。
ただし、当該実績1時間あたり最大使用量が契約1時間あたり最大使用量の130パー
セントに相当する量(小数点以下切り上げ)以下であって、13(1)の規定が適用さ
れる場合を除きます。
契約1時間
あたり最大
=
使用量超過
精算額
最大の1時
間あたりの
使用量
-
契約1時間
あたり最大
使用量×
1.05
×
流量基本料
金単価相当
額×1.1
× 12
なお、需給契約に定める契約期間中に契約1時間あたり最大使用量超過精算額を申し
受け、または申し受けることが確定している場合には、上記算式によって算定する金額
が、すでに申し受け、または申し受けることが確定している金額をこえている場合に限
り、その差額を契約1時間あたり最大使用量超過精算額といたします。
(5)契約昼間使用量超過精算額
最大需要期のいずれかの月において昼間使用量の実績が契約昼間使用量の105パ
ーセントに相当する量(小数点以下切り上げ)をこえた場合には、当社がやむをえない
と判断した場合以外、次の算式によって算定する金額を限度とし、契約昼間使用量超過
精算額といたします。ただし、当該実績昼間使用量が契約昼間使用量の130パーセン
トに相当する量(小数点以下切り上げ)以下であって、14(1)の規定が適用される
場合を除きます。
12
契約昼間使
用量超過精 =
算額
その月の昼
間使用量
-
契約昼間使
用量×
1.05
×
昼間基本料
金単価相当
額×1.1
× 12
なお、需給契約に定める契約期間中に契約昼間使用量超過精算額を申し受け、または
申し受けることが確定している場合には、上記算式によって算定する金額が、すでに申
し受け、または申し受けることが確定している金額をこえている場合に限り、その差額
を契約昼間使用量超過精算額といたします。
13.契約1時間あたり最大使用量超過時の取扱い
(1)契約期間中における最大の1時間あたりの使用量が契約1時間あたり最大使用量の
105パーセントに相当する量(小数点以下切り上げ)をこえた場合には、原則とし
て当該実績1時間あたり最大使用量を下限として次の契約期間における契約1時間あ
たり最大使用量を定めます。
(2)当社は、①または②の場合には(1)の規定を適用いたしません。
①契約期間満了に伴ってこの選択約款にもとづく契約を終了する場合
②当社がやむをえないと判断した場合
14.契約昼間使用量超過時の取扱い
(1)契約期間中における最大需要期のいずれかの月において昼間使用量の実績が契約昼
間使用量の105パーセントに相当する量(小数点以下切り上げ)をこえた場合には、
原則として当該昼間使用量を下限として次の契約期間における契約昼間使用量を定
めます。
(2)当社は、①または②の場合には(1)の規定を適用いたしません。
①契約期間満了に伴ってこの選択約款にもとづく契約を終了する場合
②当社がやむをえないと判断した場合
13
15.名義の変更
お客さま、または当社が契約期間中に第三者と合併し、またはその事業の全部もしく
はこの選択約款にもとづく契約に関係ある部分を第三者に譲渡する場合には、お客さま、
または当社はこの選択約款にもとづく契約をその後継者に承継させ、かつ後継者の義務
履行を相手方に保証するものといたします。
16.契約の変更または解約
(1)お客さまのガス使用計画に変更がある場合、または2(2)によりこの選択約款が変
更された場合は、契約期間中であっても、双方協議してこの選択約款にもとづく契約
を変更または解約することができるものといたします。
(2)当社に契約違反があった場合、またはお客さまに契約違反があった場合(4に定め
る適用条件を満たさなくなった場合および12に定める精算額の対象に繰り返し該当
している場合を含みます。)には契約期間中であっても、相互にこの選択約款にもと
づく契約を解約することができるものといたします。
(3)契約期間満了、(1)または(2)によってこの選択約款にもとづく契約が解約さ
れた後も、当社所有のガスメーター等の既設供給施設および負荷計測器等を、設置場
所の所有者または占有者の承諾を得てその場所に引き続き置かせていただくことが
あります。
17.契約の変更または解約に伴う契約1時間あたり最大使用量超過精算額または契約昼
間使用量超過精算額の差額精算
契約期間中において契約の変更または解約が生じた場合であって変更月または解約月
以前に契約1時間あたり最大使用量超過精算額または契約昼間使用量超過精算額を申し
受け、もしくは申し受けることが確定している場合には、各精算額算定式のうち「12」
とあるのを「契約月から解約月までの月数」として各精算額を算定しなおして差額精算
いたします。なお、精算額計算の結果、1円未満の端数が生じた場合には、その端数の
金額を切り捨てます。
ただし、16(1)の規定による契約の変更または解約であって当社がやむをえないと
判断した場合以外、または16(2)の規定による契約の解約であってお客さまの契約違
14
反のみによる場合には、契約1時間あたり最大使用量超過精算額または契約昼間使用量
超過精算額の差額精算を行いません。
18.契約の解約に伴う契約中途解約精算額
契約期間中において生じた契約の解約が、16(1)の規定によるものであって当社が
やむをえないと判断した場合以外、または16(2)の規定によるものであってお客さま
の契約違反のみによる場合には、当社は、次のとおり契約中途解約精算額を申し受けま
す。また、精算額計算の結果、1円未満の端数が生じた場合には、その端数の金額を切
り捨てます。なお、精算額に含まれる消費税等相当額は次の算式により算定いたします。
(1円未満の端数切り捨て)
精算額に含まれる消費税等相当額=精算額×消費税率÷(1+消費税率)
(1)新たにこの選択約款にもとづいて契約を締結しない場合には、当社は契約解約月に、
次の算式によって算定される契約中途解約精算額を申し受けます。
契約中途解約
精算額
=
解約日の翌月から契約
終了月までの残存月数
×
1か月あたりの
基本料金相当額
(2)新たにこの選択約款にもとづいて契約を締結する場合であって、契約の解約日の翌
日から契約1時間あたり最大使用量、契約昼間使用量または契約夜間使用量をそれま
での契約量から変更する場合、または新たに他の選択約款にもとづく契約を締結する
場合であって、契約年間使用量がそれまでの契約量より下回る場合には、当社は契約
解約月に、次の算式によって算定される契約中途解約精算額を申し受けます。
契約中途解約
精算額
=
前契約の1
か月あたり
の基本料金
相当額
-
新契約の1
か月あたり
の基本料金
相当額
×
解約日の翌月
から前契約終
了月までの残
存月数
19.基本契約の解約に伴う長期使用割引中途解約精算額
基本契約期間中において生じた基本契約の解約が、10(5)①による場合、10(5)
15
③、④もしくは16(1)の規定によるものであって当社がやむをえないと判断した場
合以外、または16(2)の規定によるものであってお客さまの契約違反による場合は、
当社は、解約期日までの基本契約期間中における、別表2の料金表を適用して算定した
料金(時間帯別B契約1種を締結している場合には料金表A、時間帯別B契約2種を締
結している場合には料金表C)と、すでに料金としてお支払いいただいた金額との差額
に1.05を乗じた金額を、長期使用割引中途解約精算額として申し受けます。また、精
算額計算の結果、1円未満の端数が生じた場合には、その端数を切り捨てます。なお、
精算額に含まれる消費税等相当額は次の算式により算定いたします。(1円未満の端数
切り捨て)
精算額に含まれる消費税等相当額=精算額×消費税率÷(1+消費税率)
20.特定機器使用割引の精算
すでに11に定める特定機器使用割引制度を適用されているお客さまで、11(1)
に定める適用条件を満たさないでガスをご使用されていた場合、当社は条件を満たさな
くなった時点までさかのぼって、特定機器使用割引制度の適用がない場合の料金とすで
に料金としてお支払いいただいた金額との差額を申し受けます。
21.設置確認
(1)当社は、11に定める特定機器使用割引制度を適用の場合は、その特定機器使用割
引制度の適用を受ける機器の設置状況の変更等、11(1)に定める適用条件が満た
されているかどうかを確認させていただく場合があります。この場合には、正当な理
由がない限り、機器の設置場所への立ち入りを承諾していただきます。
万一、立ち入りを承諾していただけない場合、当社は11の特定機器使用割引制度
の申し込みを承諾しない、またはすみやかに11の規定にもとづき特定機器使用割引
制度適用を終了いたします。
(2)11に定める特定機器使用割引制度を適用のお客さまが、その適用を受ける機器の
一部または全部を取り外した場合は、ただちにその旨を当社へ連絡していただきます。
なお、取り外した機器によっては11の規定にもとづき特定機器使用割引制度適用を
終了いたします。
16
22.本支管工事費の精算
本支管工事を伴う新増設後1年未満の契約期間中においてこの選択約款にもとづく契
約を解約するとともにガスの使用を廃止する場合には、当社は、原則としてその本支管
の新増設工事にかかわる当社負担額に消費税等相当額を加えたものを全額申し受けます。
23.緊急調整時の措置
一般需要に先立って緊急調整に応じていただいた場合には、別表の各料金表の基本料
金から、次の算式により算定した金額を控除いたします。
また、12に定める需給契約の精算額については、双方協議して算定するものといた
します。
(1) 定 額 基 本
定額基本
=
料金控除額
調 整 時 間
×
料金
1時間あたりの
平 均 調 整 量
×
当該月の時間数
契約1時間あたり
最大使用量
1時間あたりの
流量基本
契約1時間
調整時間
平 均 調 整 量
= 料金単価× あたり最大 ×
×
料金控除額
使 用 量
当該月の時間数 契約1時間あたり
最大使用量
(2)流 量 基 本
1時間あたりの
(3) 昼 間 基 本
昼間基本
契約昼間
昼間調整時間
平 均 調 整 量
= 料金単価×
×
×
料金控除額
使 用 量 当該月の昼間時間数 契約1時間あたり
最大使用量
1時間あたりの
夜間基本
契約夜間
夜間調整時間
平 均 調 整 量
= 料金単価×
×
×
料金控除額
使 用 量 当該月の夜間時間数 契約1時間あたり
最大使用量
(4)夜 間 基 本
24.その他
その他の事項については、一般ガス供給約款を適用いたします。
17
付
則
1.実施の期日
この選択約款(以下「本選択約款」といいます。)は、平成27年9月1日から実施
いたします。
2.本選択約款の実施に伴う切り替え措置
(1)当社は、平成27年8月31日まで時間帯別B契約選択約款(以下「旧選択約款」
といいます。)を締結していたお客さまで、平成27年9月1日以降、本選択約款が
適用されるお客さまについては、本選択約款においてもその契約期間を適用いたしま
す。
(2)当社は、平成27年8月31日まで旧選択約款の適用があり、平成27年9月1
日以降本選択約款が適用されるお客さまについて、平成27年9月1日が含まれる料
金算定期間の料金は、次の算式により算定いたします。
(算 式)
料金
=①旧選択約款適用期間の料金+②本選択約款適用期間の料金
①旧選択約款適用期間の料金(1円未満の端数切り捨て)
=③旧選択約款適用期間の割引前料金額-④旧選択約款適用期間の割引額
ただし、旧選択約款の10に定める割引制度の適用がなされていない、または
④で算定した旧選択約款適用期間の割引額が0円の場合は、旧選択約款適用期間
の料金は、③旧選択約款適用期間の割引前料金額といたします。
③旧選択約款適用期間の割引前料金額(1円未満の端数切り捨て)
=旧選択約款別表の基本料金×D1/D+旧選択約款別表の調整単位料金×V1
(旧選択約款別表の基本料金×D1/Dは、小数点第3位以下の端数切り捨て)
④旧選択約款適用期間の割引額(1円未満の端数切り上げ)
=旧選択約款別表の割引単位料金×V1
18
ただし、④旧選択約款適用期間の割引額算定の結果が⑤旧選択約款適用期間の
割引上限額をこえる場合は、⑤旧選択約款適用期間の割引上限額と同一とします。
また、料金算定期間の使用量Vが0立方メートルの場合は、④旧選択約款適用期
間の割引額は0円とします。
⑤旧選択約款適用期間の割引上限額(1円未満の端数切り上げ)
=旧選択約款別表の割引上限額×D1/D
②本選択約款適用期間の料金
=⑥本選択約款適用期間の割引前料金額-⑦本選択約款適用期間の割引額
ただし、本選択約款の11に定める特定機器使用割引制度の適用がなされてい
ない、または⑦で算定した本選択約款適用期間の割引額が0円の場合は、本選択
約款適用期間の料金は、⑥本選択約款適用期間の割引前料金額といたします。
⑥本選択約款適用期間の割引前料金額(1円未満の端数切り捨て)
=本選択約款別表の基本料金×D2/D+本選択約款別表の調整単位料金×V2
(本選択約款別表の基本料金×D2/Dは、小数点第3位以下の端数切り捨て)
⑦本選択約款適用期間の割引額(1円未満の端数切り上げ)
=本選択約別表の割引単位料金×Ⅴ2
ただし、⑦本選択約款適用期間の割引額算定の結果が⑧本選択約款適用期間の
割引上限額をこえる場合は、⑧本選択約款適用期間の割引上限額と同一とします。
また、料金算定期間の使用量Vが0立方メートルの場合は、⑦本選択約款適用期
間の割引額は0円とします。
⑧本選択約款適用期間の割引上限額(1円未満の端数切り上げ)
=本選択約款別表の割引上限額×D2/D
(備 考)(以下(3)の算式において同じ)
旧選択約款適用期間
19
=料金算定期間の初日から平成27年8月31日までの期間
本選択約款適用期間
=平成27年9月1日から料金算定期間の末日までの期間
D
=上記料金算定期間の日数
D1 =Dのうち旧選択約款適用期間の日数
=料金算定期間の初日から起算して平成27年8月31日までの日数
D2 =Dのうち本選択約款適用期間の日数
=平成27年9月1日から起算して料金算定期間末日までの日数
V
=上記料金算定期間の使用量
V1 =Vのうち旧選択約款適用期間の使用量(1立方メートル未満の端数切り捨て)
=V×D1/D
V2 =Vのうち本選択約款適用期間の使用量
=V-V1
(3)当社は、(2)の料金の算定にあたって、一般ガス供給約款22(3)①から⑤
のいずれかに該当する場合には、旧選択約款適用期間の料金および本選択約款適用期
間の料金を、それぞれ次の算式により日割計算いたします。
(算
式)
料金
=①旧選択約款適用期間の料金+②本選択約款適用期間の料金
①旧選択約款適用期間の料金
=③旧選択約款適用期間の割引前料金額-④旧選択約款適用期間の割引額
ただし、旧選択約款の10に定める割引制度の適用がなされていない、または
④で算定した旧選択約款適用期間の割引額が0円の場合は、旧選択約款適用期間
の料金は、③旧選択約款適用期間の割引前料金額といたします。
③旧選択約款適用期間の割引前料金額(1円未満の端数切り捨て)
=旧選択約款別表の基本料金×D1/30+旧選択約款別表の調整単位料金×V1
20
(旧選択約款別表の基本料金×D1/30は、小数点第3位以下の端数切り捨て)
④旧選択約款適用期間の割引額(1円未満の端数切り上げ)
=旧選択約款別表の割引単位料金×Ⅴ1
ただし、④旧選択約款適用期間の割引額算定の結果が⑤旧選択約款適用期間の
割引上限額をこえる場合は、⑤旧選択約款適用期間の割引上限額と同一とします。
また、料金算定期間の使用量Vが0立方メートルの場合は、④旧選択約款適用期
間の割引額は0円とします。
⑤旧選択約款適用期間の割引上限額(1円未満の端数切り上げ)
=旧選択約款別表の割引上限額×D1/30
②本選択約款適用期間の料金
=⑥本選択約款適用期間の割引前料金額-⑦本選択約款適用期間の割引額
ただし、本選択約款の11に定める特定機器使用割引制度の適用がなされてい
ない、または⑦で算定した本選択約款適用期間の割引額が0円の場合は、本選択
約款適用期間の料金は、⑥本選択約款適用期間の割引前料金額といたします。
⑥本選択約款適用期間の割引前料金額(1円未満の端数切り捨て)
=本選択約款別表の基本料金×D2/30+本選択約款別表の調整単位料金×V2
(本選択約款別表の基本料金×D2/30は、小数点第3位以下の端数切り捨て)
⑦本選択約款適用期間の割引額(1円未満の端数切り上げ)
=本選択約款別表の割引単位料金×Ⅴ2
ただし、⑦本選択約款適用期間の割引額算定の結果が⑧本選択約款適用期間の
割引上限額をこえる場合は、⑧本選択約款適用期間の割引上限額と同一とします。
また、料金算定期間の使用量Vが0立方メートルの場合は、⑦本選択約款適用期
間の割引額は0円とします。
21
⑧本選択約款適用期間の割引上限額(1円未満の端数切り上げ)
=本選択約款別表の割引上限額×D2/30
(4)当社は、(2)および(3)の料金の算定にあたって、消費税等相当額を次の算
式により算定いたします。(1円未満の端数切り捨て)
(算 式)
料金に含まれる消費税等相当額
=(2)および(3)により算定される料金×消費税率÷(1+消費税率)
(5)平成27年8月31日まで旧選択約款の適用があり、平成27年9月1日以降本
選択約款が適用されるお客さまが、本選択約款の長期使用割引制度の適用を申し込
まれた場合、当社は、平成27年9月1日が含まれる旧選択約款の需給契約期間満
了日の翌日から2年間以上の1年単位の期間を末日とする基本契約を締結し、10
に定める長期使用割引制度を適用することがあります。
3.本選択約款の実施に伴う長期使用割引制度申し込みの取扱い
当社は、平成27年8月31日まで旧選択約款を締結しており、かつ、平成27年
9月1日以降、本選択約款が適用されるお客さまが、本選択約款実施日以前に本選択
約款の10に定める長期使用割引制度の申し込みを行い、当社が承諾した場合、平成
27年9月1日より、本選択約款の10に定める長期使用割引制度を適用いたします。
22
(別
表)
1.料金の算定方法
(1)料金は、割引前料金額から割引額を差し引いたものといたします。ただし、11に
定める特定機器使用割引制度の適用がなされていない、または(3)で算定した割引
額が0円の場合は、料金は割引前料金額といたします。
(2)割引前料金額は、基本料金と従量料金の合計額の1円未満の端数を切り捨てたもの
といたします。
(3)割引額は、別表3に定める割引単位料金に使用量を乗じて算定し、算定結果の1円
未満の端数を切り上げたものといたします。ただし、割引額算定の結果が別表3に定
める割引上限額をこえる場合は、割引額は割引上限額と同一といたします。また、料
金算定期間の使用量が0立方メートルの場合は、割引額は0円といたします。
(4)基本料金は、基本料金(甲)と基本料金(乙)の合計といたします。
① 基本料金(甲)は、定額基本料金と流量基本料金の合計といたします。流量基本料
金は流量基本料金単価に契約1時間あたり最大使用量を乗じた額といたします。
② 基本料金(乙)は、昼間基本料金と夜間基本料金の合計といたします。昼間基本料
金は昼間基本料金単価に契約昼間使用量を乗じた額とし、夜間基本料金は夜間基本
料金単価に契約夜間使用量を乗じた額といたします。
(5)従量料金は、基準単位料金または9の規定により調整単位料金を算定した場合は、
その調整単位料金に使用量を乗じて算定いたします。
(6)調整単位料金の適用基準は次のとおりといたします。
①料金算定期間の末日が1月1日から1月31日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、前年8月から10月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位料
金を適用いたします。
②料金算定期間の末日が2月1日から2月28日(うるう年は2月29日)に属する料
金算定期間の料金の算定にあたっては、前年9月から11月までの平均原料価格に基
づき算定した調整単位料金を適用いたします。
③料金算定期間の末日が3月1日から3月31日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、前年10月から12月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位
料金を適用いたします。
23
④料金算定期間の末日が4月1日から4月30日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、前年11月から当年1月までの平均原料価格に基づき算定した調整単
位料金を適用いたします。
⑤料金算定期間の末日が5月1日から5月31日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、前年12月から当年2月までの平均原料価格に基づき算定した調整単
位料金を適用いたします。
⑥料金算定期間の末日が6月1日から6月30日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、当年1月から3月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位料金
を適用いたします。
⑦料金算定期間の末日が7月1日から7月31日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、当年2月から4月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位料金
を適用いたします。
⑧料金算定期間の末日が8月1日から8月31日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、当年3月から5月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位料金
を適用いたします。
⑨料金算定期間の末日が9月1日から9月30日に属する料金算定期間の料金の算定
にあたっては、当年4月から6月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位料金
を適用いたします。
⑩料金算定期間の末日が10月1日から10月31日に属する料金算定期間の料金の
算定にあたっては、当年5月から7月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位
料金を適用いたします。
⑪料金算定期間の末日が11月1日から11月30日に属する料金算定期間の料金の
算定にあたっては、当年6月から8月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位
料金を適用いたします。
⑫料金算定期間の末日が12月1日から12月31日に属する料金算定期間の料金の
算定にあたっては、当年7月から9月までの平均原料価格に基づき算定した調整単位
料金を適用いたします。
(7)一般ガス供給約款の規定により料金を日割計算により算定する場合、割引上限額に
ついては次の算式により算定いたします。
24
(算 式)
日割計算後割引上限額
=別表3の割引上限額×日割計算日数/30(1円未満の端数切り上げ)
2.料金表1(消費税等相当額を含みます)
(1)適用区分
料金表A 時間帯別B契約1種を締結している場合に適用いたします。
料金表B 時間帯別B契約1種を締結し、且つ10に定める長期使用割引制度を適
用している場合に適用いたします。
料金表C 時間帯別B契約2種を締結している場合に適用いたします。
料金表D 時間帯別B契約2種を締結し、且つ10に定める長期使用割引制度を適
用している場合に適用いたします。
(2)料金表A(時間帯別B契約1種)
a.基本料金(甲)
① 定額基本料金
16,200.00円
1か月につき
② 流量基本料金単価
540.00円
1立方メートルにつき
b.基本料金(乙)
① 昼間基本料金単価
7.76円
1立方メートルにつき
② 夜間基本料金単価
1立方メートルにつき
3.11円
c.基準単位料金
77.02円
1立方メートルにつき
25
d.調整単位料金
c.の基準単位料金をもとに、9の規定により算定した1立方メートル当た
りの単位料金といたします。
(3)料金表B(時間帯別B契約1種 長期使用割引制度適用)
a.基本料金(甲)
① 定額基本料金
16,200.00円
1か月につき
② 流量基本料金単価
540.00円
1立方メートルにつき
b.基本料金(乙)
① 昼間基本料金単価
7.76円
1立方メートルにつき
② 夜間基本料金単価
1立方メートルにつき
3.11円
c.基準単位料金
76.70円
1立方メートルにつき
d.調整単位料金
c.の基準単位料金をもとに、9の規定により算定した1立方メートル当た
りの単位料金といたします。
(4)料金表C(時間帯別B契約2種)
a.基本料金(甲)
① 定額基本料金
16,200.00円
1か月につき
② 流量基本料金単価
540.00円
1立方メートルにつき
26
b.基本料金(乙)
① 昼間基本料金単価
7.76円
1立方メートルにつき
② 夜間基本料金単価
1立方メートルにつき
3.11円
c.基準単位料金
82.09円
1立方メートルにつき
d.調整単位料金
c.の基準単位料金をもとに、9の規定により算定した1立方メートル当た
りの単位料金といたします。
(5)料金表D(時間帯別B契約2種 長期使用割引制度適用)
a.基本料金(甲)
① 定額基本料金
16,200.00円
1か月につき
② 流量基本料金単価
540.00円
1立方メートルにつき
b.基本料金(乙)
① 昼間基本料金単価
7.76円
1立方メートルにつき
② 夜間基本料金単価
1立方メートルにつき
3.11円
c.基準単位料金
81.77円
1立方メートルにつき
d.調整単位料金
c.の基準単位料金をもとに、9の規定により算定した1立方メートル当た
りの単位料金といたします。
27
3.料金表2(消費税等相当額を含みます)
(1) 割引単位料金
1立方メートルにつき
0.51円
(2)割引上限額
割引上限額(1か月につき)
5,142円
28