経営ニュースプラス 消費税の複数税率とインボイス制度の導入に断固反対！！ 「平成28年度税制改正および中小企業政策に関する要望」を提出 当所は、６月22日に日本商工会議所に対し「平成28年度税制改正および中小企業政策に関する要望」を提 出しました。要望内容は企業経営委員会における議論を経て、地方の中小企業が担っている役割の重要性を訴 える視点でとりまとめたものです。日本商工会議所では、各地からの意見を集約した上で、政府をはじめ関係 機関に提言・要望することとしています。要望の概要は以下の通りです。 ※詳細につきましては、当所ホームページに要望書を掲載しております。ご参照ください。 税制改正に関する事項 Ⅰ．税制全般について 地域経済を支えている中堅・中小企業の成長を後押 しするため、外形標準課税の資本金１億円以下の企業 への適用拡大を断固阻止すべき。また、消費税の複数 税率とインボイス制度の導入に断固反対する。 Ⅱ．中小企業の経営基盤と活力の強化につながる税制の 実現について ・外形標準課税の資本金１億円以下・中小企業への拡 大には断固反対 ・法人実効税率の確実な引き下げ ・中小企業の軽減税率特例における適用所得金額の引 き上げ ・税法上の中小企業基準（資本金１億円以下）の引き 上げ ・減価償却資産の耐用年数の見直しと定率法の存続 など Ⅲ．消費税率の再引き上げについて ・複数税率（軽減税率）の導入に断固反対 ・インボイス制度の導入反対 など Ⅳ．地方創生に向けた税制の拡充について Ⅳ-１．事業環境の整備に向けた税制改正 ・事業所税の廃止 など Ⅳ-２．事業承継の円滑化に向けた税制改正 ・相続事業承継における納税猶予割合の100％への引 き上げ ・事業承継における株式総数上限（３分の２） の撤廃 など Ⅴ．経済社会の変化に対応した税制の見直しについて ・納税事務負担の軽減 ・印紙税の廃止 など 中小企業政策に関する事項 Ⅰ．中小企業の成長・発展に向けた支援策について ・中小企業施策の積極的な情報発信 ・地域経済分析システム（RESAS（リーサス） ）の機 能強化 など Ⅱ．中小企業の雇用の確保・維持に向けて ・マイナンバー制度の開始に伴う事業者の事務負担の 軽減に向けた周知 など Ⅲ．小規模事業者支援について ・経営発達支援事業の実施に係る経営指導員の人件費 補助の増額 ・小規模事業者支援策における情報ツール等の利便性 向上 ・小規模企業者の定義のさらなる弾力化 など Ⅳ．補助金制度の拡充について ・補助金公募の周知改善 ・創業・第二創業促進補助金制度の拡充と改正 平成27年度 税制改正要望で実現した主な項目 ○法人実効税率の引き下げ ○中小企業の軽減税率の特例等の延長【２年間】 ○研究開発税制の延長・重点化 ○消費税複数税率の導入の検討 ○中小企業等への外形標準課税導入の阻止 ○所得拡大促進税制の拡充 ○地方拠点強化税制の創設 ○事業承継税制の拡充 2015.7 6 景気の 動 き 早期景気 観測調査 景気動向（前年同月比）全業種ＤＩ値 （平成26年６月～平成27年６月） 新潟商工会議所管内 6月分 ＤＩ （景気判断指数）=（良い割合） − （悪い割合） 50.0 景況は一部に弱い動きが残るものの回復基調、 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 ▲10.0 ▲20.0 ▲30.0 ▲50.0 ▲60.0 ▲70.0 平成26年 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 平成27年 6月 売 上 ▲11.4 ▲ 5.2 ▲12.6 ▲ 7.3 ▲17.4 ▲12.3 ▲21.6 ▲36.6 ▲11.6 ▲11.4 ▲ 3.8 3.9 3.9 採 算 ▲17.5 ▲24.0 ▲15.3 ▲22.0 ▲22.5 ▲20.8 ▲32.4 ▲32.7 ▲17.9 ▲28.6 ▲ 8.6 4.9 1.0 業 況 ▲20.2 ▲16.7 ▲18.9 ▲20.2 ▲23.5 ▲24.5 ▲36.3 ▲33.7 ▲13.7 ▲21.0 ▲12.4 2.9 4.8 仕入単価 ▲50.0 ▲51.0 ▲45.1 ▲39.5 ▲37.8 ▲34.9 ▲35.3 ▲27.7 ▲28.4 ▲41.0 ▲35.2 ▲35.3 ▲29.8 従業員 7.9 8.3 13.5 14.7 13.3 17.0 25.5 21.8 23.2 17.1 16.2 15.7 16.4 【参考】全産業平均DI－向こう３か月間の先行き見通し 5月 6月 売上（受注・出荷） 15.7 4.8 採 算 4.9 ▲3.9 仕入単価 ▲28.4 ▲38.5 従業員 15.7 19.2 業 況 7.8 6.7 ただし、先行きはやや足踏み ▲40.0 今月の概要 ５月に比べると、採算ＤＩでは下降と なったものの、業況・仕入単価・従業員 の各ＤＩ値でそれぞれ上昇し、回復の動 きを継続している。一方で、人件費の高 騰や消費低迷が続くとする声が目立って おり、小売業・サービス業はやや厳しい 状況にある。 先行きについては、５月に比べると従 業員ＤＩを除く、売上・採算・仕入単価・ 業況の各ＤＩ値が下降しており、やや慎 重な見方となった。 業界から寄せられた主なコメント 【 建 設 業（ 土 木 工 事 ）】 県内の公共投資は 下 向 き 気 味 で あ り、民 間 投 資 に も い ま 一 歩 力強さがない。来年以降に不安要素が多い。 【製造業（食料品）】 消費低迷により、市場 ム ー ド の 減 退。天 産 品 の 不 作 に よ る 原 料 の 価 格 高 騰、そ し て 円 安 に よ る 輸 入 材 料 の 価 格が高騰。 【 卸 売 業（ 機 械 器 具 ）】 大きくはないが設 備 投 資 に 対 す る 受 注 も 増 え、好 転 し 始 め て いる。 【小売業（家具・建具・じゅう器） 】 業界内 ではばらつきがあるが、当社については、な かなか低水準から脱しきれない。 【 サ ー ビ ス 業（ タ ク シ ー）】 好 天 が 続 い た ことと景気回復の実感を感じられないこと で、夜間の需要が落ちている。一部の業種は 伸 び て い る よ う だ が、市 内 の 消 費 者 マ イ ン ドは未だ冷えているように感じる。 詳しくはＨＰ http://www.niigata-cci.or.jp 売買・交換・相続・M＆A・事業承継等 不動産鑑定評価 中央補償鑑定株式会社 不動産鑑定士 神田 伸一 柴野 正明 本社 〒950-0086 新潟市中央区花園１丁目５番２号 TEL 025-245-8560 URL http://cca-nac.wix.com/cca-nac/ FAX 025-245-8561 mail [email protected] 「小口零細企業保証制度」は ＜３つのメリット＞ １．保証人不要（法人代表以外） ２．原則担保不要 ３．信用保証料率の割引有り なじらね～ !? 制度の概要は、ホームページへクリック！ 新潟 信用保証 検 索 新潟市中央区川岸町１丁目47番地１ （新潟県中小企業会館内）☎025（267）1313 7 2015.7
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