加藤 清之展 -陶と磁-

2015・10
│PRESS RELEASE│
株式会社LIXIL
やきもの展のご案内
LIXILギャラリーのやきもの展では、森 孝一氏(美術評論家・日本陶磁協会常任理事)
をアドバイザーに迎え、「生活とアート」をコンセプトに新しい切り口の展覧会を開催しています。
加藤 清之展 -陶と磁会期:2015年10月31日(土)~12月24日(木)
会場:LIXILギャラリー
「磁土の形」(部分) 2015 年 H51×W15×D10cm
撮影:佐藤彰
│本リリースに関するお問い合わせ先│
LIXIL ギャラリー( http:// www1.lixil.co.jp/gallery/ )
所在地:東京都中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
広報担当: 大橋 恵美( E-mail: [email protected] )
田村 志保( E-mail: [email protected] )
TEL.03‐5250‐6530
http:// www1.lixil.co.jp/gallery/
┃PRESS RELEASE┃
「加藤 清之展 ー陶と磁ー」
LIXIL ギャラリーでは 2015 年 10 月 31 日(土)~12 月 24 日(木)の期間
「加藤 清之展 -陶と磁-」を開催します。
加藤 清之氏は 1931 年愛知県瀬戸市生まれ、その活動は 60 年以上になる日本
を代表する陶芸家のひとりです。幾何学形体を多く使うモダンで独創的な造
形作品は清潔感に充ち、国内外から常に高い評価を得ています。
本展では、白磁土を使った「磁土の形」シリーズと陶土による作品から、新
作を含む 8 点を展示致します。
「磁土の形」 2015 年 径 20cm
撮影:佐藤彰
│開催概要│
「加藤 清之展 -陶と磁-」
期 2015 年 10 月 31 日(土)~12 月 24 日(木)
★アーティスト・トーク&レセプション
日時:2015 年 10 月 31 日(土)18:30~19:30
休 館 日 水曜日、11 月 22 日(日)
開館時間 10:00~18:00
企
画 株式会社 LIXIL
会
場 LIXIL ギャラリー
観 覧 料 無料
会場写真 http:// www1.lixil.co.jp/gallery/
会期開始 5 日目から会場写真をご覧頂けます。
会
2
LIXILギャラリー
┃PRESS RELEASE┃
「加藤 清之展 ー陶と磁ー」
│展覧会の見どころ│
1.幾何学形体の刻印で装飾された、モダンで独創的な造形
本展では「磁土の形」シリーズと陶土による作品から、新作を含む 8 点を展
示します。新作のひとつである剣形をした「磁土の形」は、白磁土で制作さ
れた高さ 50cm の作品で、加藤氏の特徴でもあるさまざまな幾何学形体の小さ
な刻印によって装飾された、白い祭器のような清らかで澄んだ印象の作品で
す。また会場の壁面には、紙のように薄い白い円形の作品 3 点も展示される
予定です。土が乾かないうちに線を刻み、円形や四角形の刻印が施された独
自の手法による作品です。
2.研ぎ澄まされた中に常に時代を感じさせる作品たち
「磁土の形」
2015 年
H51×W15×D10cm
撮影:佐藤彰
│作者略歴│
加藤 清之氏は 1931 年愛知県瀬戸市に生まれ、家業の瓦製作を手伝う中で陶
芸の技術を身に付けました。少年期には美術家を志して彫塑やデッサン、絵
画を制作していましたが、20 代で勅使河原蒼風氏(いけばな草月流初代家元)
と出逢ったことから、その総合芸術家としての高い感性に大きな影響を受け
ます。それから今日まで、2cm のミニアチュール花器から幅 48m、高さ 3.3m
の陶壁まで、常に時代を感じさせる作品を制作してきました。強靭な造形力
と研ぎ澄まされた感覚によって構築された作品は、まさに土と作家自身が一
体化したと言えます。
加藤 清之 (Kato Kiyoyuki)
1931
1964
1965
1966
1968
1970
1971
1976
1980
1987
1990
1992
1993
1994
1995
1998
1999
2000
2002
2003
2005
2006
2007
2011
瀬戸市に生まれる
朝日陶芸展大賞
朝日陶芸展大賞
朝日陶芸展優秀賞
現代陶芸の新世代展 招待出品 京都国立近代美術館/東京国立近代美術館
現代の陶芸ヨーロッパと日本展 招待出品 京都国立近代美術館
日本陶磁協会賞
現代の陶芸 アメリカ・カナダ・メキシコと日本展 招待出品 京都国立近代美術館
旧東ドイツ巡回日本陶磁名品展 招待出品
オーストラリア・ニュージーランド巡回日本陶芸展 招待出品
日華陶芸展 招待出品 台湾国立歴史博物館
勅使河原蒼風コレクションによる加藤清之展 草月美術館
土の発見・現代陶芸と原始土器展 招待出品 滋賀県立陶芸の森
日本の陶芸『今』100 選展 招待出品 三越パリ・三越東京
今織部-バサラの連中展 招待出品 草月美術館
現代の陶芸 1950-1990 展 招待出品 愛知県美術館
国際現代陶芸展 招待出品 愛知県陶磁資料館(現・愛知県陶磁美術館)
日本のスタジオクラフト伝統と前衛展 招待出品
ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館(イギリス)
挑発する器とその作家たち展 招待出品 草月美術館
個展 ギャラリーファール(パリ)
日本の現代展 招待出品 モネ・ド・パリ(パリ)
現代日本の陶芸 招待出品 ダヒトアホール美術館(ドイツ・ハンブルグ)
白い器展 招待出品 草月美術館
現代陶芸の 100 年展 招待出品 岐阜現代陶芸美術館
土から生み出すかたち・造形の軌跡 加藤清之展 愛知県陶磁資料館(現・愛知県陶
磁美術館)
日本陶芸 100 年の精華展 招待出品 茨城県陶芸美術館
日本陶磁協会賞・金賞
現代の陶-日本陶芸の新世紀展 招待出品 ニューヨークジャパンソサエティー
国立近代美術館コレクションによる日本の現代陶芸-伝統と新風の精美-展 瀬戸市美術館
朝日陶芸展審査委員長はじめ多くの公募展の審査委員を歴任
パブリックコレクション
東京/京都国立近代美術館、愛知県陶磁美術館、瀬戸市美術館、草月会、高松市美術館、
滋賀県立陶芸の森、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館(ロンドン)
、アリアナ美術
館(スイス)
、カンタベリー美術館(ニュージーランド)
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