a 0 7 0 9 0 0 0 0 a 平成27年 国家戦略特別区域限定保育士試験問題 保 育 実 習 理 論 (選択式 20 問) 指示があるまで開かないこと 解答用紙記入上の注意事項 1 解答用紙と受験票の受験番号が同じであるか、カナ氏名・科目名を確認し、誤り がある場合は手を挙げて監督員に申し出ること。 2 漢字氏名を必ず記入すること。 3 解答用紙は、折り曲げたりメモやチェック等の書き込みをしないこと。 4 鉛筆またはシャープペンシル(HB~B)で、濃くはっきりとマークすること。 鉛筆・シャープペンシル以外での記入は、0点になる場合があります。 (良い例)・・・ (濃くマークすること。はみだしは厳禁) (悪い例)・・・ 5 各問に対し、2つ以上マークした場合は不正解とする。 6 訂正する場合は、 「消しゴム」であとが残らないように消すこと。 H27 保育実習理論 AP 地 -9 問1 次の曲の伴奏部分として、A∼Dにあてはまるものの正しい組み合わせを一つ選び なさい。 A B C D 著作権の関係により公表できません。 ア イ ウ エ (組み合わせ) A B C D 1 ア エ ウ エ 2 イ ウ イ ア 3 ウ ア エ イ 4 エ イ ウ ア 5 エ ウ ア エ −1− H27 保育実習理論 AP 地 -9 問2 次のA~Dの音楽用語の意味をア~ウから選んだ場合の正しい組み合わせを一つ選 びなさい。 A ダル・セーニョ ア 始めに戻る イ 終わり ウ セーニョに戻る B リピート ア 明るく イ 繰り返す ウ 自然に C ダ・カーポ ア 始めに戻る イ 続ける ウ カーポに戻る D フィーネ ア 荘厳に イ 終わり ウ さみしく (組み合わせ) A B C D 1 ア ア ア ウ 2 ア イ イ ア 3 イ ウ ウ ウ 4 ウ イ ア イ 5 ウ イ ウ ア -2- H27 保育実習理論 AP 地 -9 問3 次のコードネームにあてはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを一つ選びなさ い。 ア イ ウ Am : ③⑦⑩ ⑨⑮⑲ ⑥⑩⑮ F dim: ⑧⑪⑮ ⑪⑭⑰ ⑪⑭⑱ F : ⑥⑪⑮ ⑪⑭⑱ ③⑦⑪ D7 : ③⑧⑫ ③⑧⑪ ⑥⑧⑫ ② ① ④ ③ ⑤ ⑦ ⑥ ⑨ ⑧ ⑫ ⑩ ⑪ ⑭ ⑬ ⑯ ⑮ ⑰ ⑲ ⑱ ⑳ (組み合わせ) Am F dim F D7 1 ア ア ウ イ 2 ア イ ア ア 3 イ ウ ウ ウ 4 ウ ア イ イ 5 ウ イ ア ウ -3- H27 保育実習理論 AP 地 -9 問4 次の曲を4歳児クラスで歌ってみたところ、高音部が歌いにくそうであった。そこ のどこを弾くか、正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A B C 著作権の関係により公表できません。 ② ① ④ ③ ⑤ ⑦ ⑥ ⑨ ⑧ ⑫ ⑩ ⑪ ⑭ ⑬ ⑯ ⑮ ⑰ ⑲ ⑱ ⑳ (組み合わせ) A B C 1 ④ ⑫ ⑰ 2 ⑤ ⑬ ⑱ 3 ⑥ ⑭ ⑲ 4 ⑥ ⑮ ⑳ 5 ⑦ ⑮ ⑳ −4− H27 保育実習理論 AP 地 -9 問5 問4の楽譜を完全4度下に移調した調の調号として正しいものを一つ選びなさい。 1 2 3 4 5 -5- H27 保育実習理論 AP 地 -9 問6 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わ せを一つ選びなさい。 A 「わらべうた」は、地方によって歌詞、旋律、遊び方などが異なって伝承されている 場合がある。 B モーツァルト(Mozart, W.A.)は、オペラ「フィガロの結婚」を作曲した。 C タンブリンの奏法は、平手で鼓面を叩くのが正しいと決まっている。 D イ長調の階名「ラ」は、音名「ヘ」である。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × ○ 2 ○ ○ × × 3 ○ × × ○ 4 × ○ ○ ○ 5 × ○ ○ × -6- H27 保育実習理論 AP 地 -9 問7 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。 【事例】N保育所の4歳児クラスで運動会の絵を描きました。 A児の絵:トラックでダンスをしているところ。 B児の絵:リレーをしているところ。 C児の絵:大玉ころがしをしているところ。 A B C 【設問】 絵の中にあらわれている描画の特徴として、適切な組み合わせを一つ選びなさ い。 (組み合わせ) A B C 1 展開表現(転倒式描法) 積み上げ表現 拡大表現 2 レントゲン表現 拡大表現 展開表現(転倒式描法) 3 積み上げ表現 多視点表現 レントゲン表現 4 拡大表現 アニミズム的表現 多視点表現 5 多視点表現 展開表現(転倒式描法) 積み上げ表現 -7- H27 保育実習理論 AP 地 -9 問8 次の文は、色彩の用語に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。 1 色味をもたない「白」「灰色」「黒」を「無彩色」という。 2 「光の三原色」とは、「赤」「緑」「青」である。 3 「有彩色」の中で最も鮮やかさの高い色を「純色」という。 4 2色の絵の具を混ぜて、別の色をつくることを「重色」という。 5 暖色系の色など、物が実寸より大きく見える色を「膨張色」という。 -8- H27 保育実習理論 AP 地 -9 問9 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。 【事例】 M保育所では、安全への配慮を十分に行った上で、保育所内のものを使って、思い思い のお皿を「野焼き」で作ることにしました。どんな焼き物になるのか、子どもたちは楽し みにしています。作り方のおおまかな手順は以下のとおりです。 ( A )を練る → 形を作る → ( B ) → 野焼きをする 【設問】 焼き物になるまでの過程として、( A )・( B )にあてはまる語句の最も適切な 組み合わせを一つ選びなさい。 (組み合わせ) A B 1 砂場の砂 十分に乾燥させる 2 裏庭の粘性のある土 半乾きの状態にする 3 花壇の腐葉土 十分に乾燥させる 4 花壇の腐葉土 半乾きの状態にする 5 裏庭の粘性のある土 十分に乾燥させる -9- H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 10 次の文は、美術館での作品鑑賞に関する記述である。( A )~( C )にあ てまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 フランスの( A )美術館では、子どもたちが作品に親しむことができるように、ワー クショップなど、多彩なテーマの企画を開催しており、ルネサンス期を代表する芸術家で ある( B )の作品「( C )」など、多くの芸術作品を身近に感じ、美術に親しむこ とができるように配慮している。日本でも多くの美術館が子ども向けの鑑賞活動を行って いる。 【語群】 ア ルーヴル イ オルセー ウ ゴッホ エ レオナルド・ダ・ヴィンチ オ モナ・リザ カ 最後の晩餐 (組み合わせ) A B C 1 ア ウ オ 2 ア エ オ 3 ア エ カ 4 イ ウ カ 5 イ エ カ - 10 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 11 次の【Ⅰ群】の粘土の特性・利用についての説明と、 【Ⅱ群】の粘土の種類を 結びつけた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。 【Ⅰ群】 A 成形が難しい面もあるが、安全で感触を楽しむ遊びに向いている。 B 水彩絵の具を直接混ぜることができ、近年は軽くて応用範囲が広いものも増えて いる。 C 放っておいても硬くなりにくく、日常的に繰り返し使うには便利である。 D 天然の素材で、硬さの調整ができる。水分を管理することで様々な制作・活動に 応用できる。 【Ⅱ群】 ア 油粘土 イ 土粘土 ウ 紙粘土・軽量樹脂粘土 エ 小麦粉粘土 (組み合わせ) A B C D 1 ア ウ エ イ 2 ア エ イ ウ 3 イ ウ ア エ 4 エ ア ウ イ 5 エ ウ ア イ - 11 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 12 正方形の折り紙を使った折り紙遊びで、図Aの通りに折った図Aの③の一部を切 り取って開くと、図Bのようになった。図Bになる切り取り方として、図Cの1~5の うち正しいものを一つ選びなさい。(黒塗り部分は切り取り部分とする。紙などを実際 に折ったり切ったりしないで考えること。) 図A ①折り線を三角に折る ② もう一度三角に折る 図B ③ 図C 1 2 3 4 5 - 12 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 13 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わ せを一つ選びなさい。 A 「金のがちょう」は、ペルーの昔話である。 B 「ジャックと豆の木」は、イソップ寓話である。 C 「おおかみと七ひきのこやぎ」は、グリム童話である。 D 「かさじぞう」は、日本の昔話である。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × ○ 2 ○ × ○ × 3 × ○ ○ × 4 × × ○ ○ 5 × × × ○ - 13 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 14 保育所における指導計画の作成においては、子どもの実態を把握することが重要 である。次の文は、子どもの実態を把握する上での視点に関する記述である。適切な記 述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 子どもと大人(保育士等・保護者)の関係性と、子ども相互の関係性を読み取ること が必要である。 B 生活への取り組み(食事・睡眠・排泄など基本的な生活習慣)では、「できる・でき ない」が唯一の判断基準である。 C 遊びへの取り組みでは、子どもが何に興味を持ち、何をしようとしているのかに目を 向け、何につまずいているかを把握する。 D 子どもの活動における個人差に配慮する。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × × 2 ○ × ○ ○ 3 ○ × × ○ 4 × ○ ○ × 5 × ○ × × - 14 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 15 次の【Ⅰ群】と【Ⅱ群】の記述は、 「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の2「保 育の実施上の配慮事項」の一部である。【Ⅰ群】と【Ⅱ群】を結びつけた場合の正しい 組み合わせを一つ選びなさい。 【Ⅰ群】 A 情緒の安定を図りながら、子どもの自発的な活動を促していくこと。 B 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、特定の保育士 が応答的に関わるように努めること。 C 特に感染症にかかりやすい時期であるので、体の状態、機嫌、食欲などの日常の状態 の観察を十分に行うとともに、適切な判断に基づく保健的な対応を心がけること。 D 自己を十分に発揮して活動することを通して、やり遂げる喜びや自信を持つことがで きるように配慮すること。 E 探索活動が十分できるように、事故防止に努めながら活動しやすい環境を整え、全身 を使う遊びなど様々な遊びを取り入れること。 【Ⅱ群】 ア 乳児保育に関わる配慮事項 イ 3歳未満児の保育に関わる配慮事項 ウ 3歳以上児の保育に関わる配慮事項 (組み合わせ) A B C D E 1 ア ア イ イ ウ 2 ア イ イ ア ウ 3 イ ア ア イ ウ 4 イ ア イ ウ イ 5 イ イ ア ウ イ - 15 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 16 次の文は、保育における「言葉」について保育士として必要な資質に関する記述 である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選 びなさい。 A 保育士自身が表情豊かで、明瞭で、正確な言葉を使う。 B 子どものつぶやきやささやきは、聞き取りにくいため、気に留めない。 C つじつまの合わない子どもの話でも、子どもに共感しながら聞く。 (組み合わせ) A B C 1 ○ ○ × 2 ○ × ○ 3 ○ × × 4 × ○ ○ 5 × ○ × 問 17 次の文は、保育所を利用していない子育て家庭を含む、地域における子育て支援 に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合 わせを一つ選びなさい。 A 保育所が社会的役割として求められている地域子育て支援を行うためには、入所児童 に対する保育に支障が出ることもやむを得ない。 B 保育所は、当該保育所が主として利用される地域の住民に対してその行う保育に関し 情報の提供を行うよう努めなければならないと、「児童福祉法」に規定されている。 C 保育所は、地域における様々な子育て支援活動と連携し、それぞれの地域の特徴、保 育所の特性を踏まえ、それを生かして進めることが重要である。 (組み合わせ) A B C 1 ○ ○ × 2 ○ × ○ 3 × ○ ○ 4 × ○ × 5 × × × - 16 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 18 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。 【事例】 Fさん(20 歳代、女性)は、児童養護施設で保育士として働いています。担当してい るグループホームのGちゃん(小学5年生、女児)が小学校から帰宅したので「おかえり。 今日は早かったね。」と声をかけたところ、いつも明るく返事をしてくれるGちゃんが、 その日はFさんをちらりと見ただけで、何も答えずに自分の部屋に入ってしまいました。 【設問】 この出来事の後、Fさんが保育士として取るべき対応として、最も適切でないものを一 つ選びなさい。 1 Gちゃんが示した行動の理由について考える。 2 いつも通りの対応を続け、しばらく様子をみる。 3 グループホームのリーダーをしている保育士にこの出来事を伝え、相談する。 4 挨拶は基本的な生活習慣として大切であることをGちゃんに伝える。 5 Gちゃんの態度は相手を傷つけることだと知ってもらうために、Gちゃんのことを無 視する。 - 17 - H27 保育実習理論 AP 地 -9 問 19 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わ せを一つ選びなさい。 A 障害児入所施設には、福祉型と医療型がある。 B 「児童福祉法」における障害児とは、身体障害がある児童と知的障害がある児童であり、 発達障害のある児童は含まない。 C 障害児入所施設への入所は、児童相談所による措置に限られる。 D 障害児入所施設を利用できるのは、障害があり、かつ保護者のいない児童である。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × × 3 ○ × × × 4 × ○ ○ ○ 5 × × ○ ○ 問 20 次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わ せを一つ選びなさい。 A 虐待を受けて児童養護施設に入所した児童は、 「家族との交流を行わないこと」と「児 童福祉法」に規定されている。 B 児童自立支援施設への入所の決定は、当該市町村長が行う。 C 情緒障害児短期治療施設には、病院が併設されていなければならない。 (組み合わせ) A B C 1 ○ ○ × 2 ○ × ○ 3 × ○ ○ 4 × ○ × 5 × × × - 18 - H27 保育実習理論 AP 地 -9
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