あおぞら通信 - あおぞら銀行

2015年 秋号
あおぞら通信
平成27年4月1日から平成27年6月30日まで
“進化する
「頼れる、もうひとつのパートナーバンク」”
証券コード:8304
トップメッセージ
皆さまには平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
このたび、平成28年3月期第1四半期の業績などについてご説明した
「あおぞら通信
2015年秋号」
を発行いたしましたので、
ご一読いただきたくお願い申し上げます。
当行は、
本年6月29日に公的資金を早期一括返済し、
新たな成長ステージに入りました。
当第1四半期におきましても、規律あるバランスシート運営を継続し、収益源の多様化
に努めた結果、資金利益・非資金利益とも前年同期を上回りました。当期純利益は通期
業績予想に対し29%の進捗となり、新たなステージにおいて順調なスタートを切ること
ができました。なお、配当については、今年度より50%の配当性向といたしましたが、第1
四半期配当につきましては1株当たり4円と決定いたしました。
当行は今後とも、ユニークで専門性の高い金融サービスの提供を通じて持続的な企
業価値の向上を目指すとともに、公的資金によって再生を果たした銀行として、
リスク管
理態勢の構築と健全性の維持に努めてまいります。また、株主の皆さまとのコミュニ
ケーションを一層重視し、お客さまならびにわが国経済・社会の発展に貢献してまいりた
代表取締役社長 兼 最高経営責任者
いと存じます。今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
第1四半期の業績のポイント
当期の連結粗利益は、
資金利益、
非資金利益とも前年同期実績を上回り、
合計
235億円
(前年同期比7.3%増)
、
連結実質業務純益は136億円
(同9.1%増)
となり
ました。資金利益の増加は、
適切なリスク・リターンを重視した貸出運営を継続した
ことなどによるものです。また、非資金利益の増加は、個人のお客さま向け金融
商品販売が順調に推移したこと、
法人のお客さま向けデリバティブ関連商品販売
に係る利益が伸長したことなどによるものです。
当期純利益は124億円となり、通期業績予想430億円に対する進捗率は
28.7%と順調に推移しております。
(億円)
500
400
あおぞら銀行
検索
437
(予想)
133
123
124
200
0
当行ホームページ
430
423
300
100
詳細につきましては、
当行のホームページをご覧ください。
http://www.aozorabank.co.jp/ir/
当期純利益
平成26年
3月期
平成27年
平成28年
3月期
3月期
第1四半期
通期
(注)
企業結合に関する会計基準の改正等により、平成27年3月期以前における
(少数株主損益調整後の)
「当期純利益」
は、平成28年3月期以降、
「親会社株主に帰属する当期純利益」
に名称変更されておりますが、本ページに
おいては、
「親会社株主に帰属する当期純利益」
を
「当期純利益」
と記載しております。
定時株主総会のご報告
ご承認いただいた決議事項
第1号議案 取締役8名選任の件
第2号議案 監査役1名選任の件
第3号議案 補欠監査役2名選任の件
第4号議案 取締役の報酬改定の件
議場
平成27年6月26日午前10時から、東京都千代田区の
認いただき、午前11時56分に閉会いたしました。
ホテルグランドパレス
( ダイヤモンドル ーム)において
当日は、昨年に引き続き、
ご来場いただいた株主さまに
第82期定時株主総会を開催し、当行では過去最高となる
当行の新店舗のコンセプトである
「都会のオアシス」
の雰
948名の株主さまにご出席いただきました。ご出席いた
囲気をご体験いただけるように、店舗の大型パネルや実
だきました株主さまには改めて厚く御礼申し上げます。
際に店舗で使用している応接セットを設置した
「リテール
当日の議事は、まず、映像とナレーションによる当期の
ショールーム」
を設営いたしました。軽食やお飲み物をお
事業報告のご報告の後、代表取締役社長 馬場信輔より、
楽しみいただきながら、大型タッチパネルディスプレイを
公的資金の早期一括返済、当行の目指す姿、財務目標、株
用いて当行のブランド戦略のご説明、営業担当者のご紹
主還元策等について、スライドを用いてご説明いたしまし
介、預 金 商 品・サ ービ スのご 案 内 を 行 い、大 変ご 好 評
た。続いて議案
(決議事項)のご説明を行い、質疑応答の
をいただきました。
時間には、のべ17名の株主さまより、有価証券運用、補欠
また、ご来場の株主さまからは、当日お配りしたアン
監査役選任議案、自己株式の消却、中期経営計画、配当政
ケートでも大変貴重なご意見をいただき、誠にありがとう
策、IR活動、保有資産、女性の登用、株主還元策、国際業
ございました。皆さまからのご意見・ご要望を真摯に受け
務、
リテール業務における顧客サービス、本店移転等につ
とめ、今後とも、株主さまとのコミュニケーションの場とし
いて、ご質問や貴重なご意見をいただきました。その後、
て、株主さまにご満足いただける株主総会の運営に努め
議案の採決を行い、付議された議案は全て原案通りご承
てまいります。
議場
リテールショールーム
特集
店舗紹介/名古屋支店
名古屋開府400年を超え
発展し続ける名古屋
中部地方の政治経済の中心である名古屋市に支店を開設して今年で57年。
個人のお客さま、事業法人・金融法人のお客さまに半世紀を超えてお世話になっ
てまいりました。
名古屋支店は今年11月、半世紀にわたり名古屋のシンボルとして人々に愛さ
れた
「大名古屋ビルヂング」
のリニューアルオープンに合わせて、同ビル内に移転
いたします。名古屋の玄関口、名古屋駅からのアクセスが今まで以上に良くなり、
多くのお客さまに名古屋支店をご利用いただけるものと期待しております。
また、平成39年にはリニア中央新幹線が開業予定でもあり、さらに利便性が高
くなるものと考えております。
大名古屋ビルヂング
(完成イメージ図)
名古屋にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
インタビュー
名 古 屋 支 店 は、平 成
27年11月に移転いたし
店舗内観
(完成イメージ図)
ます。様々な企画を準備
しておりますので、生ま
れ変わる名古屋支店に、
ビルヂング
是非一度お立ち寄りく
ださい。
支店長
(前列左から2人目)
と窓口担当者
名古屋市中村区名駅4-5-28
(現店舗)
平成27年11月に大名古屋ビルヂング4階に
移転予定です。
《名古屋 》みどころ紹 介
徳川美術館
名古屋城
©(公財)名古屋観光コンベンションビューロー
©(公財)名古屋観光コンベンションビューロー
姫 路 城、熊 本 城とともに日本 三 名 城に数えられ、
徳川家康の遺品を中心に、尾張藩主代々の遺愛品、
徳川家康が九男・義直のために天下普請によって築城
いわゆる
「大名道具」
1万件余りを収める美術館です。
したとされています。以降、尾張徳川家十七代の居城と
国宝
「源氏物語絵巻」
をはじめ、国宝9件、重要文化財
して明治まで利用されました。かつて天守閣の南側に
59件など、当館ならではの種類の豊富さ、質の高さ、
は、近世城郭御殿の最高傑作と言われ国宝にも指定さ
保存状態の良さを誇ります。また、敷地内には、二代藩
れていた本 丸 御 殿 が ありました。現 在、総 事 業 費 約
主・光友の隠居所が起源とされる日本庭園
「徳川園」
が
150億円をかけてその復元工事
(平成30年公開予定)
あり、新緑や紅葉、牡丹や花菖蒲の花々など四季を通
が進められています。
じて楽しめる庭として有名です。
株主ひろば
普通株式1株当たり配当金
(円)
20
18.4
(予想)
当行は、普通株主の皆さまへの還元を充実させるため、
平成26年3月期より、四半期ベースでの配当支払いを行っ
15
ております。
4.5
平 成28年3月期 第1四 半 期
( 基 準日:平 成27年6月30
(期末)
日)
の普通株式の配当は、期中の支払いであることから、
10
年間配当予想18.4円の4分の1
(4.6円)
よりやや保守的に、
1株当たり4円といたしました。
なお、第2四半期以降の配当額は、各四半期決算の状況
9.0
4.0
(第3四半期)
5
3.0
0
平成24年
3月期
平成25年
3月期
4.9
(期末)
4.0
(第3四半期)
3.0
(第2四半期)
(第2四半期)
3.0
(第1四半期)
3.0
(第1四半期)
(第1四半期)
平成26年
3月期
平成27年
3月期
平成28年
3月期
を確認の上で決定する予定であり、現時点では未定でござ
います。
14.9
14.5
13.9
4.0
株価の推移(平成27年7月31日現在)
(単位:円)
500
400
300
200
100
0
1 2 3
平成24年
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2 3
平成25年
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2 3
平成26年
4
5
6
7
8
9
10 11 12
1 2 3
平成27年
4
5
6
7
株式事務のご案内
事
業
年
度
毎年4月1日から翌年3月31日まで
定 時 株 主 総 会
6月開催
配当金受領株主確定日
3月31日、6月30日、9月30日および12月31日
基
日
定時株主総会については3月31日とします。その他必
要があるときはあらかじめ公告して定めます。
法
電子公告
ただし、電子公告によることができない事故その他の
やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に掲
載する方法とします。
公
準
告
の
方
上場金融商品取引所
東京証券取引所(市場第一部)
証
券
コ
ー
ド
8304
単
元
株
式
数
1,000株
株主名簿管理人および
特別口座の口座管理機関
株 主 名 簿 管 理 人
事 務 取 扱 場 所
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
( 郵 便 物 送 付 先 ) 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
( 電 話 照 会 先 ) 0120-782-031
(フリーダイヤル)
株式に関する住所変更等の
お届出およびご照会について
証券会社に口座を開設されている株主さまは、住所変
更等のお届出およびご照会は、口座のある証券会社宛
にお願いします。証券会社に口座を開設されていない
株主さまは、
上記の電話照会先にご連絡ください。
特別口座について
株券電子化前に「ほふり」
(株式会社証券保管振替機構)
を利用されていなかった株主さまには、株主名簿管理
人である上記の三井住友信託銀行株式会社に口座(特
別口座といいます。
)を開設しています。特別口座につ
いてのご照会および住所変更等のお届出は、上記の電
話照会先にお願いします。
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
〒102-8660 東京都千代田区九段南1-3-1
TEL 03-3263-1111(代表)
平成27年9月発行
本誌はFSC認証紙、
植物油インキを使用しております。