されました。 現在会員は五十一名。 な講師を招いて、広く一般に公開して また、下鴨神社の伝統文化を学ぶ研 修会を年数回開催していますし、著名 で、春と秋に年二回開催しています。 り、世界文化遺産である神域の糺の森 当会が企画する行事としては、まず 糺市という名のフリーマーケットがあ るのが当会のお役となっています。 古されたご神宝の御盾を奉じて行列す は大変入手が難しくなってきたことか 御蔭祭や賀茂祭など下鴨のお祭りに は欠かせない「双葉葵」ですが、近年 つに育ってまいりました。 そして、指定氏青のご指定を戴いた 葵の栽培事業も、当会の活動の柱の一 なっています。 米を育てることも大事な年間行事と も参加してもらって、一緒に楽しくお は、お米づくりを知らない子供たちに り も 復 旧 し て い た だ き ま し た 。今 で たと慶ばれ、御田植祭はじめ各種お祭 正式参拝のため は、図らずも、 昨年夏の定期 大会京都大会で ました。 り組んでまいり る事業として、 定戴いた権威あ 国氏青よりご指 葵の栽培は、全 そのため、当 会においてこの 京都府 四季折々の下鴨神社の神事や神社行事 行う講演会も毎年主催しています。 ら、まずは自分たちが使う分くらいは 下鴨神社青年会 に参加協力しています。 全国運動の新穀献米事業を機に、当 会でもお米作りをはじめました。 全国から多くの 先んじる御蔭祭では、会発足を機に復 ることを目指して、平成十五年に設立 下鴨神社青年会は、下鴨神社を通じ て青少年を育成し、伝統文化を継承す 年間の主な活動として、まず三勅祭 の一つである賀茂祭(葵祭)には、発 なんとかしようと、栽培の検討を始め 皆さまに下鴨神 特別な想いで取 会当初より毎年供奉し、その賀茂祭に このことを下鴨神社では、戦後途絶 えていた神饌田が六十年ぶりに復活し た矢先にご指定を頂戴しました。 社へおいでいただきました。その社頭 において、まだまだ栽培の成功までに は程遠いものの、精魂こめて育ててい る葵の青年会鉢を、直接ご覧戴くこと ができました。 このような形でご指定へのご報告が できたことは、この上もない誉れであ り、その機会を与えて戴いた京都府連 の各位には大変感謝しています。 今後はこのご指定に恥じぬよう、当 会一同、誠心誠意活動してまいる所存 19 ですので、よろしくご指導賜りますよ うお願い申し上げます。 (下鴨神社青年会会長 小松隆志) Ujisei No.69
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