ＮＯ．５－２０１５平成２７年９月１日号学校だより川口市立十二月田中学校川口市朝日１－１１－３電話（２２２）５４４４「やりがいを見つける」校長春山正実記録的な猛暑の続いた４５日間の夏休みが終わりました。夏休み中、部活動は今年も大活躍でした。水泳部は、女子400ｍメドレーリレー、フリーリレーの2種目と飛込みで全国大会（秋田県）、男子400ｍメドレーリレーで関東大会（東京都）に出場しました。男子バスケット部は埼玉県でベスト８に入賞し、吹奏楽部は3年連続で埼玉県吹奏楽連盟地区大会金賞に輝き、見事県大会出場を決めました。他の部活動も文化祭や新人戦という新たな目標に向けて、暑さに負けず、毎日汗まみれになりながら練習していました。さて、暑い夏に大変な仕事というと皆さんは何を連想しますか？「ゆるキャラ」に代表されるマスコット人形を被っての仕事はその一つでしょう。着ぐるみの重さは10キロ以上、中の温度は40℃を越え、湿度は80%以上です。夏の暑い日は汗が靴の中に溜まって、歩くたびに音をたてるそうです。今でこそ、プロ野球のマスコットキャラやご当地ゆるキャラで人気者も多くいますが、30年以上前はほとんど注目を浴びることはありませんでした。マスコットキャラクターが脚光を浴びるきっかけを創った人は「島野修」さんです。甲子園で投手として活躍した島野さんは、1969年に巨人にドラフト1位で入団しました。（この年は、星野仙一、田淵幸一、山本浩二、東尾修、有藤通世、山田久志、福本豊、大島康徳、加藤秀司など多くの名球界選手が入団した黄金ドラフトの年でした）しかし、島野さんは肩を故障し巨人在籍7年間で１勝しかできず1978年に28歳で現役を引退しました。引退後、オリックスの職員から「マスコットキャラを被り、試合前にパフォーマンスをする仕事」を依頼されます。周囲に相談すると「ぬいぐるみに入るなんて、ドラフト1位で巨人に入団した人のすることじゃないよ」と言われ、自分でもぬいぐるみの中に入ることが、とてもみじめなことのように思えて断りに行きました。ところが、球団事務所で大リーグのマスコットキャラクターたちが試合の雰囲気を盛り上げている姿を見て、自分が日本のプロ野球を面白くする最初のマスコットキャラクターになる決意をしました。その後は、人形劇団に行き演技指導を受けたり、サーカスに何度も行きピエロの動作を観察したり常に研究しました。着地に失敗して大怪我したり、熱中症で40℃の熱を出した日もありましたが、16年間1日も休まずに自分を待っている観客の前に出続けました。島野選手は48歳でマスコットキャラとしての現役生活に別れを告げました。舞台はマウンドから変わりましたが、野球への熱い思いが30歳での転身を決意させました。新聞に玄田教授の「希望の多くは失望に変わる。しかし希望の修正を重ねることで、やりがいに出会える」（玄田有史『希望のつくり方』）というコラムが出ていました。誰の人生にも挫折や失敗は何度も訪れます。大切なことはあきらめないことです。夢に続く道は無数にあることを島野さんは教えています。猛暑の中、大会の応援に足を運んでいただいた保護者、地域の皆様方には本当にお世話になりました。2学期は文化祭、運動会、合唱コンクール、60周年式典があります。これからも引き続きご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。～お知らせ～３学年担当中井奈穂子教諭が８月２６日より産休に入りました。その代員として勝野美佳（かつのみか）教諭が着任いたしました。部活９月行事予定日曜１火始業式 2 水発育測定給食 1 年 2 年 3 年 ○ ／／／学年内授業第4回専門委員会給食開始日 ○ ○ ○ ○ 3 木特別時間割～９日 ○ ○ ○ ○ 4 金水上自然教室保護者説明会（６校時） ○ ○ ○ ○ 5 土 6 日 7 月職員会議 ○ ○ ○ ○ 8 火 ○ ○ ○ ○ 9 水 ○ ○ ○ ○ 10 木運動会予行校内安全点検日 ○ ○ ○ ○ 11 金 ○ ○ ○ ○ 12 土第６２回秋季大運動会 × ／／／ 13 日運動会予備日 14 月 9/12の振替休業日 15 火 ○ ○ ○ ○ 16 水水泳県大会 ○ ○ ○ ○ 17 木新人戦代表者会議水泳県大会 18 金 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 19 土 20 日 21 月敬老の日 22 火国民の休日 23 水秋分の日 24 木全校集会（壮行会） ○ ○ ○ ○ 25 金 × ○ ○ ○ 29 火文化祭準備・リハーサル（５６校時）文化祭午前中５０分３限市内英語弁論大会十中ふれあいデ― 小中科学展小中科学展陸上新人大会陸上新人大会 30 水泳新人大会第２回実力テスト（３年） ○ ○ ○ ○ 26 土 27 日 28 月水 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○