データ収集装置設置説明書 SCPV-DT5Ⅱ(メール通知設定編) 三菱電機システムサービス株式会社 X9001200-147033-012 2015 年 6 月 26 日 メール通知設定編 ① 画面下タスクバーの「SA1-Ⅲクライアント」をクリックし、メインメニューを表示します。 「SA1-Ⅲクライアント」 をクリック ② 画面左にある「メニューツリー」から、 [運用]→[グラフィックメニュー]→[システム設定]をダブルク リックします。 ダブルクリック 1 / 15 メール通知設定編 ③ 「メール機能設定」タブをクリックします。 「メール機能設定」タブ をクリック ④ メール機能設定画面が表示されます。 2 / 15 メール通知設定編 ⑤ 「メール送信先設定」タブをクリックします。 「メール送信先設定」タブ をクリック ⑥ メール送信先設定画面が表示されます。 3 / 15 メール通知設定編 1.メール送信の基本設定 メール機能設定画面にて、以下のメール送信の基本設定を行います。 ・メール機能使用の設定 ・メールサーバの設定(SMTP) ・送信元に関する設定 「使用する」を選択 使用するメールサーバの 情報を入力 メールに記載する送信元 の情報を入力 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック 「データ登録」ボタンをクリックして編集内容の登録を行います。 編集内容を登録せずに破棄する場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。 ● 「メール機能使用設定」を「使用しない」にするとすべてのメール送信が停止します。 ● 「送信元 識別 ID」および「送信元 施設名称」はメール受信元が送信元を識別するためにメール本文内に 記載される情報です。 「送信元 識別 ID」は半角英数字 6 文字、 「送信元 施設名称」半角全角 20 文字まで の任意の文字列を設定できます。 ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 ● 「メールサーバ名」、 「ログインユーザー」および「ログインパスワード」に入力可能な文字列は、 キーボードから入力できる半角の英数字・記号のみで最大 255 文字です。 4 / 15 メール通知設定編 2.メールの送信先を設定したい メール送信先設定画面にてメール送信先を最大 10 件まで設定可能です。 メール送信先を最大 10 件ま で入力 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック 「データ登録」ボタンをクリックして編集内容の登録を行います。 編集内容を登録せずに破棄する場合は「キャンセル」ボタンをクリックします。 ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 ● 「メールアドレス」に入力可能な文字列は、キーボードから入力できる半角の英数字・記号のみで 最大 255 文字です。 5 / 15 メール通知設定編 2.1 設定した送信先にテストメールを送信したい メール送信先設定画面にて、設定されている送信先に対してテストメールの送信ができます。 メール送信先設定画面の表示方法は「17.5 メール送信先の設定」をご覧ください。 送信したいメールアドレスへのテスト メール送信ボタンをクリック テストメールは以下の内容で送信されます。 【テストメール送信内容】 件名 テストメール [送信元 施設名称] 内容 ID:[送信元 識別ID] 名称:[送信元 施設名称] テスト送信 YYYY/MM/DD HH:mm:ss(送信日時) ● メール機能設定画面にて「メール機能使用設定」を「使用しない」にしている場合、テストメールの送信 はできません。 ● メールアドレスの登録を行っていない場合、テストメールの送信はできません。 6 / 15 メール通知設定編 3.前日の発電状況を通知したい(定時メール) 前日の発電状況を通知するには、定時メール機能を使用します。 定時メールは毎日決められた時間に「前日発電電力量」、 「積算発電電力量」 、 「停止中または通信異常中の PCS の一覧」が送信されます。 特定の送信先に定時メールを送信するには、メール送信先設定画面にて対象の送信先のタイミング設定の 「定時」にチェックを入れて登録します。 送信したいメールアドレスの 欄をチェック 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック 定時メールは以下の内容で送信されます。 【定時メール送信内容】 件名 定時報告 [送信元 施設名称] 内容 ID:[送信元 識別ID] 名称:[送信元 施設名称] 前日発電電力量: XXX kWh 積算発電電力量: XXX kWh PCS(xxx): 停止中 PCS(xxx); 通信異常発生中 : PCS(xxx): 停止中 (前日の総発電電力量が記載されます。 ) (前日までの総積算発電電力量が記載されます。 ) (停止中または通信異常中の PCS の一覧が記載され ます。 ) 7 / 15 メール通知設定編 ● 定時メールに記載される PCS 名称は使用中の PCS の種類により異なります。 TMEIC 製 PCS を使用する場合の名称 ⇒ 「PCS(○号機)」 ※○には 1~5の PCS 号機番号が入ります。 三菱電機製架台下 PCS を使用する場合の名称 ⇒ 「PCS(△-×)」 ※△に PCS が所属するグループの番号、×にはグループ内の PCS の番号が入ります。 ● PCS 停止の定義は使用中の PCS の種類により異なります。 ・TMEIC 製 PCS を使用する場合 停止とは ⇒ 運転(発電中)又は待機中以外の状態 ・三菱製架台下 PCS を使用する場合 停止とは ● ⇒ 運転(発電中)以外の状態 定時メールに記載される前日発電電力量は、前々日と前日の総積算発電電力量の差分値です。 ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 ● 停止中の PCS のみ表記されます。運転中の PCS は表記されません。 8 / 15 メール通知設定編 3.1 前日の発電状況の通知時刻を設定したい 前日の発電状況の通知時刻の設定は、メール機能設定画面にて行います。 「定時メール送信時刻」を通知したい時刻に設定してください。 定時メールを送信したい時刻を設定 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 ● システムの都合上、定時メールの送信時刻を「0:00~4:00」の間に設定することはできません。 9 / 15 メール通知設定編 4.月々の発電状況を通知したい(定期メール) 月々の発電状況を通知するには、定期メール機能を使用します。 定期メールは毎月決められた日時に「前月の月報データファイル(NEDO)」と「年報データファイル (NEDO)」を添付したメールが送信されます。 特定の送信先に定期メールを送信するには、メール送信先設定画面にて対象の送信先のタイミング設定の 「定期」にチェックを入れて登録します。 送信したいメールアドレスの 欄をチェック 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック 定期メールは以下の内容で送信されます。 【定期メール送信内容】 件名 定期報告 [送信元 施設名称] 内容 ID:[送信元 識別ID] 名称:[送信元 施設名称] 添付ファイル ① 前月の月報データファイル(NEDO) ② 年報データファイル(NEDO) (※毎年1月は前年の年報となります。それ以外の月は当年の年報となります。 ) ● 定期メールで送信されるデータファイルの発電電力量は、NEDO 計測指針による積算値(演算値)です。 (P9-7 3.日月年報データ(NEDO)について参照) ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 10 / 15 メール通知設定編 4.1 月々の発電状況の通知日時を変更したい 月々の発電状況の通知日時の設定は、メール機能設定画面で行います。 「定期メール送信日時」を通知したい日時に設定してください。 定期メールを送信したい日時を設定 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 ● 日の設定を 29 日~31 日に設定した場合、その日が存在しない月では、月の最終日に定期メールが送信 されます。 ● システムの都合上、定期メールの送信時刻を「0:00~4:00」の間に設定することはできません。 11 / 15 メール通知設定編 5.異常の発生、復旧を通知したい 5.1 異常の発生を通知したい 異常メールの機能を使用することで、異常が発生したことをメール通知できます。 特定の送信先に異常メールを送信するには、メール送信先設定画面にて対象の送信先のタイミング設定の 「異常」にチェックを入れて登録します。 送信したいメールアドレスの 欄をチェック 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック 異常メールは以下の内容で送信されます。 【異常メール送信内容】 件名 異常報告 [送信元 施設名称] 内容 ID:[送信元 識別ID] 名称:[送信元 施設名称] 異常発生 YYYY/MM/DD HH:mm:ss(異常発生日時) [異常内容] 発生 12 / 15 メール通知設定編 ● 以下の内容が異常として通知されます。 ≪TMEIC 製 PCS を使用する場合≫ PCS 重故障 PCS で重故障が発生した際に送信されます。故障の詳細な内容については、 PCS 本体で確認する必要があります。 PCS 系統異常 PCS で系統異常が発生した際に送信されます。異常の詳細な内容について は、PCS 本体で確認する必要があります。 PCS 運転指令 異常などにより、PCS の運転指令状態が「停止」になった場合に送信され ます。 通信回線接続エラー PCS との通信で異常が発生した場合に送信されます。通信経路の断線、も しくは PCS の制御電源が OFF になっている可能性があります。 CC-Link 異常 CC-Link 通信の異常が発生した場合に送信されます。通信経路の断線、も しくは接続機器の電源が OFF になっている可能性があります。 ≪三菱電機製架台下 PCS を使用する場合≫ PCS 連系保護動作状態 PCS で系統異常が発生し、連系保護動作状態になった場合に送信されます。 異常の詳細な内容については、PCS 本体で確認する必要があります。 PCS エラー PCS で異常が発生した際に送信されます。異常の詳細な内容については、 PCS 本体で確認する必要があります。 通信回線接続エラー PCS との通信で異常が発生した場合に送信されます。通信経路の断線、も しくは PCS の制御電源が OFF になっている可能性があります。 ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 ● 三菱電機製架台下 PCS の連系保護検出及び通知については、PCS 連系保護動作状態が 360 秒以上 継続された場合にメール通知されます。 ● 三菱電機製架台下 PCS の通信回線接続エラー検出及び通知については、接続ポート毎に下記継続時間 が必要となります。 ・COM4 及び COM8 ポート(信号変換器の先頭ポート) ⇒ 240 秒 ・COM4 及び COM8 以外のポート ⇒ 30 秒 13 / 15 メール通知設定編 5.2 異常の復旧を通知したい 復旧メールの機能を使用することで、異常が復旧したことをメール通知できます。 特定の送信先に復旧メールを送信するには、メール送信先設定画面にて対象の送信先のタイミング設定の 「復旧」にチェックを入れて登録します。 送信したいメールアドレスの 欄をチェック 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック 復旧メールは以下の内容で送信されます。 【復旧メール送信内容】 件名 復旧報告 [送信元 施設名称] 内容 ID:[送信元 識別ID] 名称:[送信元 施設名称] 異常発生 YYYY/MM/DD HH:mm:ss(異常復旧日時) [異常内容] 復旧 ● メール本文に記載される「異常内容」については「5.1 POINT を参照してください。 ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 14 / 15 異常の発生を通知したい」の メール通知設定編 5.3 特定の時間内でのみ通知を行いたい 異常メールおよび復旧メールは「メール送信許可時間」により、特定の時間内でのみ通知を行うように設 定できます。 「メール送信許可時間」の設定は、メール機能設定画面で行います。 異常メール、復旧メールの通知を 許可したい時間を設定 編集内容を登録する場合、クリック 編集内容を登録せずに破棄する場合、クリック ● メール送信許可時間外に発生、復旧した異常については翌日のメール送信許可時間に通知されます。 ● メール送信許可時間は日をまたいで設定することができます。 例としてメール送信許可時間を 7:00~2:00 に設定した場合、当日の 7:00~翌日の 2:00 までがメール 送信許可時間となります。 ● 登録を行うまで、編集内容は反映されません。 15 / 15
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