初期ギリシア哲学講義シリーズ

初期ギリシア哲学講義シリーズ
シ リ ー ズ ・ ギリシア哲学講義 Ⅰ巻
『初期ギリシア哲学講義・8講』
日下部 吉信
著 (立命館大学文学部特任教授)
シ リ ー ズ ・ ギリシア哲学講義 Ⅱ巻
『プラトニズム講義・4講』
日下部 吉信
著 (立命館大学文学部特任教授)
シ リ ー ズ ・ ギリシア哲学講義 Ⅲ巻
『アリストテレス講義・6講』
日下部 吉信
『ヘレニズム哲学講義・3講』
著 (立命館大学文学部特任教授)
シ リ ー ズ ・ ギリシア哲学講義 (別冊)
講演集
『ハイデガーと西洋形而上学』
日下部 吉信
西洋の運命、プラトニズム、ソクラテス・プラトンにはじまり西洋
2600年の哲学を支配した「主観性の哲学」。自己ならびに他者に対し
て常に告発的であらざるをえない主観性の原理は、西洋近代世界を決
定づける発端となった。
アリストレスというパルテノン。西洋哲学に不動の基礎を与えた
アリストレス。その巨大かつ不朽の知性を展望する。西洋近代世界
のルーツを知る、簡潔かつ平明なギリシア哲学史入門書。
著 (立命館大学文学部特任教授)
シ リ ー ズ ・ ギリシア哲学講義 Ⅳ巻
日下部 吉信
存在(ピュシス)の思索。古代ギリシア人の思索を根源層から駆動して
いた原理は自然であり、初期ギリシア哲学やアリストテレスの哲学は
自然からの呼び声に呼応したそれぞれの哲学的表現であった。それが
ギリシア哲学の本体である
著 (立命館大学文学部特任教授)
コスモポリタンとなって広大無辺な世界に投げ出された人々が
必要としたものは、もはや形而上学的な存在思想でも公民的な
道徳観念でもなく、もっぱら個人の生き方に指針を与える主観
的な実践哲学でしかなかった。
西洋形而上学を支配した「主観性原理」。それこそが「存在の心理」
を覆い隠してきたとハイデガーは言う。「主観性の哲学」という観点
2500年の西洋形而上学に潜む問題点を語る。