平成 27 年第2回 生坂村議会定例会議事録(6月定例会)

平成 27 年第2回
生坂村議会定例会議事録(6月定例会)
1日目
〇報告 7 件
・専決処分の承認を求めることについて
(生坂村税条例等の一部を改正する条例)
・専決処分の承認を求めることについて
(生坂村介護保険条例の一部を改正する条例)
・専決処分の承認を求めることについて
(平成 26 年度生坂村一般会計補正予算【第6号】)
・専決処分の承認を求めることについて
(平成 26 年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第3号】)
・平成 26 年度生坂村一般会計繰越明許費について
・平成 26 年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類の報告について
・平成 26 年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営に関する書類の報告について
〇事件案1件
・生坂村過疎地域自立促進計画の変更について
〇補正予算案3件
・平成 27 年度生坂村一般会計補正予算【第1号】
・成 27 年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第 1 号】
・平成 27 年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第 1 号】
・総括質疑
・議案の委員会付託
・陳情・請願について
・委員会付託
・散会
・開会
・提案理由の説明・理事者のあいさつ
4P
6P
・報告の朗読説明
・質疑討論
・報告分の採決
・報告のみ朗読説明
・事件案・補正予算案の朗読説明
・総括質疑
・議案の委員会付託
・陳情等の上程
・散会
11P
12P
13P
13P
14P
15P
16P
16P
17P
1
生坂村議会定例会議事録
平成 27 年第 2 回
平成 27 年 6 月 10 日
議
日程
事
議案番号
日
事
開
程
件
午前 10 時 開 議
【1 日目】
名
会
1
会議録署名議員の指名
2
会期の決定
3
報告第1号
専決処分の承認を求めることについて
(生坂村税条例等の一部を改正する条例)
4
報告第2号
専決処分の承認を求めることについて
(生坂村介護保険条例の一部を改正する条例)
5
報告第3号
専決処分の承認を求めることについて
(平成 26 年度生坂村一般会計補正予算【第6号】)
6
報告第4号
専決処分の承認を求めることについて
(平成 26 年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第3号】)
7
報 告 第 5 号 平成 26 年度生坂村一般会計繰越明許費について
8
報告第6号
平成 26 年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類
の報告について
9
報告第7号
平成 26 年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営に関す
る書類の報告について
10
議案第37号 生坂村過疎地域自立促進計画の変更について
11
議案第38号 平成 27 年度生坂村一般会計補正予算【第1号】
12
議案第39号 平成 27 年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第 1 号】
13
議案第40号 平成 27 年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第 1 号】
14
総括質疑
15
議案の委員会付託
16
請願・陳情等について
17
請願・陳情等の委員会付託
散
会
2
出席議員(7 名)
1番
瀧
3番
荻
5番
平
8番
市
澤 龍 一
久 保 幸 男
田 勝 章
川 寿 明
君
君
君
君
2番
4番
6番
腰 原 義 雄 君
山 﨑 清 一 君
中 澤 幸 弘 君
欠席議員(1 名)
7番
吉 澤 弘 迪 君
説明のため出席した者
地方自治法第121条の規定により朗読のため出席した者の職氏名
村
長
藤 澤 泰 彦 君
振 興 課 長
牛 越 宏 通 君
教 育 長
藤 澤
光 君
健康福祉課長
山本かづ子君
総 務 課 長
市 川 廣 美 君
住 民 課 長
藤 澤 正 司 君
会計管理者
山 本 雅 一 君
事務局職員出席者
議会事務局長
松 沢 昌 志 君
書
3
記
中 山 茂 也 君
◎村民憲章唱和(午前 10 時 00 分)
〇議長(平田勝章君)
起立。礼。おはようございます。村民憲章唱和を全員
で行いたいと思いますので、全員起立の上、村章の方を向いてください。それで
は、「生坂村、村民は誇りと責任をもって、豊かな自然と歴史、伝統、文化を大
切に、深いまごころが織りなす自治の郷をつくるため、力を合わせ郷土の発展を
願い、五つの誓いからなる生坂村村民憲章を制定しております。
我々生坂村議会は、これからも村民憲章の目標達成に向かって、全力で村づく
りに努めてまいります。
ここに、村民憲章を議員全員で唱和し、その決意を新たにしたいと思います。」
では2番 腰原 議員の後にご唱和をお願いします。
2番(腰原義雄君)
〇議長(平田勝章君)
朗読
着席ください。
◎開 会(午前 10 時 02 分)
〇議長(平田勝章君)
ただいまの出席議員数は、7名です。定足数に達して
いますので、平成 27 年第2回生坂村議会定例会を開会いたします。6月定例会
は、議会運営委員会での申し合わせによりクールビズで行います。暑いようでし
たら背広等はお脱ぎください。
〇議長(平田勝章君)
これから、本日の会議を開きます。本日の議事日程は、
あらかじめ、配布してあるとおりであります。
◎報 告(午前 10 時 03 分)
○議長(平田勝章君)
はじめに、ご報告事項を申し上げます。議員派遣の件
について、お手元に配布してあります報告書のとおり議員を派遣しましたので、
ご報告いたします。
次に監査委員から平成 26 年度 4 月分及び、平成 27 年度 4 月分に関する現金出
納検査の監査報告書の提出がありました。 議長室に置きましたので、ご覧いた
だきたいと思います。
◎日程1・会議録署名議員の指名(午前 10 時 04 分)
〇議長(平田勝章君)
日程1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署
名議員は会議規則第 125 条の規定により、6番、中澤議員。8番、市川議員を指
名いたします。
◎日程2・会期の決定(午前 10 時 00 分)
〇議長(平田勝章君)
日程2 会期の決定の件を議題といたします。おはか
4
りいたします。先日、議会運営委員会で検討し、本定例会の会期は、本日6月 10
日から6月 17 日までの8日間にしたいと思います。ご異議ございませんか。
[
「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君) ご異議なしと認めます。よって会期は、本日6月 10 日
から6月 17 日までの8日間と決定いたしました。
◎提出議案の報告 (午前 10 時 04 分)
〇議長(平田勝章君)
ご報告いたします。本定例会に提出されております案
件は、
議案番号
件
名
報 告 第 1 号
専決処分の承認を求めることについて
(生坂村税条例等の一部を改正する条例)
報 告 第 2 号
専決処分の承認を求めることについて
(生坂村介護保険条例の一部を改正する条例)
報 告 第 3 号
専決処分の承認を求めることについて
(平成26年度生坂村一般会計補正予算【第6号】)
報 告 第 4 号
専決処分の承認を求めることについて
(平成26年度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第3号】)
報 告 第 5 号 平成26年度生坂村一般会計繰越明許費について
報 告 第 6 号
平成26年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類の報
告について
報 告 第 7 号
平成26年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営に関する書
類の報告について
議 案 第 3 7 号 生坂村過疎地域自立促進計画の変更について
議 案 第 3 8 号 平成27年度生坂村一般会計補正予算【第1号】
議 案 第 3 9 号 平成27年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第 1 号】
議 案 第 4 0 号 平成27年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第 1 号】
の、報告7件、事件案1件、平成 27 年度補正予算3件の計 11 件です。
◎提案理由の説明 (午前 10 時 06 分)
〇議長(平田勝章君)
ここで理事者より提案理由の説明並びにあいさつを求
めます。
5
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
皆さん、おはようございます。それでは、平成 27 年
第2回生坂村議会6月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
今年は平年並みの梅雨入りでしたが、これから雨が多く豪雨災害が心配な湿度
の高い蒸し暑い日が続くだろうかと感じる今日この頃でございます。議員各位に
於かれましては、何かとご繁忙の折、ご出席を賜り誠にありがとうございます。
平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申
し上げる次第でございます。
さて、今年度も5月7日の古坂区を皮切りに 29 日の小立野区にかけて村政懇
談会を 10 区に出向き9年連続開催いたしました。出席者は昨年の 199 名より若
干多い 214 名であり、村民の皆さんには、仕事等でお疲れのところご出席いただ
き、多くの忌憚のないご意見・ご要望、建設的なご提言を頂戴しまして御礼を申
し上げる次第でございます。また、議員各位に於かれましても、お忙しい中、各
会場とも2名ほどのご出席を賜り、村民の皆さんのご意見、ご要望等の把握に努
めてくださいましたことに感謝を申し上げます。
村政懇談会では、例年通り今年度の当初予算、重点事業といくさか村づくり計
画の変更点、財政シミュレーション等について説明をさせていただきました。現
状の様々な課題についてのご意見、新たな事案のご提言など、村民の皆さんの地
域、村に対するご意見、ご要望を把握することができ、行政側からの村政運営の
取組・課題についての様々なご意見、お考えもお聞きすることができ、村民の皆
さんとの対話を重視した有意義な村政懇談会であったと感じております。
そして現在、直ぐに対応できる事案につきましては、既に対応を済ませたもの、
また対応中のものもございます。しかし、検討協議や研究をしなければならない
課題も多くありまして、今後、議会、区長会等での協議をお願いしますとともに、
課長会議、知恵の輪委員会、担当部署などで調査、議論を深め、解決策または方
向性を見出していかなければと考えております。
また、出席をされていても発言のない方や出席されない方の声なき声を把握す
ることも大切であります。その点につきましては、村民の皆さんの負託をいただ
いた議員各位及び区長会などの各種会議や3名体制になって頼りにされており
ます地区担当職員からも、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握している状況で
すので、引き続き村民の皆さんとの対話を重視した村政運営と情報公開の取組に
努めてまいります。
そして、今年度の村政懇談会のご意見・ご要望に対して、さっそく議員各位か
ら関連の一般質問が出されている課題を除きまして、今年度の主な内容は、県営
中山間地域総合整備事業の各地区の事業実施時期や直売施設及び加工施設の建
設場所等のご意見がございました。この事業は、松本地方事務所や県庁の農地整
備課と副知事に潤沢に事業発注していただきたいと要望しておりますが、今年度
6
の事業は圃場整備の換地業務を実施して、来年度から本格的な工事に着手する計
画であります。また、直売施設及び加工施設の建設地は、検討委員会で協議をし
て今年度中に候補地を一本に絞りたいと考えております。
松食い虫対策は、今年度は前年度より若干多い事業費の 1454 万円を掛けて「松
林健全化推進事業」で事業効果が見込まれる箇所及び故損木の倒木により、構造
物の破損や通行の支障になる箇所を選定して伐倒駆除を進めております。そして、
空中散布によります予防対策事業は、今月 19 日に計画通り実施するよう、同報
無線、ICN、ホームページで啓発してまいります。
また、被害が甚大な南部3区においては、故損木の根絶と事業費の抑制のため
に「松食い虫被害対策としての松本地域アカマツ林施業指針」により、樹種転換
促進地域に指定し、今年度も森林整備事業を導入して、引き続き小立野区を面的
に伐採する予定であります。
公民館耐震化改修事業につきましては、小立野区、日岐区で今後の予定と受益
者負担等についてご意見をいただき、なるべく早くに設計業者を決め、詳しく工
事内容を協議していく予定ですので、区民の皆さんで工事の要望等を集約してい
ただくことと、耐震化工事は村が負担し、リニューアルや備品購入は受益者負担
をお願いいたしました。
そして、昭和 56 年5月31日以前に建築された個人宅には、耐震診断と耐震
補強工事には 60 万円の補助があることもお話しして、まず、無料でできます耐
震診断を行うようにお願いしました。
また、耐震化に関連します、小中学校の体育館の防災機能強化事業としての非
構造部材耐震化工事につきましては、文部科学省から4月末に採択の内示をいた
だきました。この事業費は、3分の1が国庫補助金で、補助残を全国防災事業債
で賄うことになりました。この防災機能強化事業は、文部科学省から今年度まで
になるべく実施するようにとのことでしたが、まだ多くの公立学校で事業が行わ
れていない状況下、採択が難しいと考えまして、当初予算には計上しませんでし
た。また、全国防災事業債は、交付税措置 80%と過疎債より有利な起債であり、
この起債の発行も今年度までということもあり、事業の採択の内示と全国防災事
業債で耐震化工事ができることになり、児童生徒達が安心して勉強や運動ができ
る環境整備につながると考えているところでございます。よって、小学校体育館
工事費 1578 万円と中学校体育館工事費 7970 万円を計上させていただきましたの
でよろしくお願いいたします。
そして、議員各位も村政懇談会の内容について既に一般質問等でご指摘をいた
だくところでございますので、各課題解決の方向性等のご指導をよろしくお願い
する次第でございます。村政懇談会の内容は、広報いくさか6月号に概要をまと
めて掲載させていただきますし、既に当村のホームページの私のブログでも報告
をさせていただいております。
次ぎに、今年度の地区要望は4月末までにご提出していただき、5月 14 日か
ら5日間掛けて、今年度の要望箇所の現地調査を行いました。村道の舗装・路肩・
法面等の各種修繕工事及び拡幅要望、用排水路の新設・改修整備、松くい虫枯損
7
木の伐倒処理など、今年度も要望事項が多くあり、緊急性・必要性・危険性・公
平性を加味しまして検討協議をし、既に対策工事を済ませたもの、これから発注
していく対策工事等がございます。
そこで、当初予算でお認めをいただきました村道関係の 1000 万円と農地関係
の 50 万円、道路維持原材料費の 100 万円ほどに加えまして、今定例会に道路維
持補修工事費に 1000 万円を補正予算に計上させていただきました。
また、道路ストック総点検を昨年度実施して、危険度が高く対策工事が必要な
橋梁・舗装・法面の4箇所につきましては、過疎債ヒヤリングで認めていただき、
社会資本整備総合交付金事業で実施するよう進めているところでございます。
そして、国・県の関係機関にも要望箇所をお伝えした案件もございますし、今
後も例年通り現地調査もお願いして、なるべく多くの要望に応えていただくよう
に働き掛けるなどし、引き続き地区要望に対して早期の対応と要望実現に努めて
まいります。
次ぎに、今年度も県の「地域発元気づくり支援金」で実施します、村名申請の
5件と団体申請4件を合わせて9件で、昨年度より多い 1160 万 4 千円の支援金
を頂戴できることになりました。
そして今年度は、農業生産活動や遊休農地発生防止活動の支援などの「農地復
活応援団事業」、食に関連した行事などを暦にして整理し、行事食や伝統食レシ
ピを冊子にする「伝えて活かすグルメ食暦事業」、生活習慣病予防、介護予防に
共に効果的なウォーキングをテーマにマップの作成やコース整備などの「歩いて
つながる地域の輪事業」、各地区の文化財や史跡、村の成り立ちから歴史、自然
環境に至る冊子を作成する「i-Life i-Learn i-Like i-Tell 事業」
、地域防災
計画の住民用マニュアルや避難マップ、災害備蓄品の配布を行い、更なる防災意
識の普及・啓発を図る「地区の防災安心応援事業」であります。
また、団体事業として、灰焼きおやきとパン、ピザ、菓子などの技術面の強化
と「粉もん工房」の広報活動などの「21 世紀のおやき作り~粉を活かした元気な
村づくり~」、都市部の観光客にアウトドアを核とした魅力的かつ体験型の観光
地づくりを進める「アウトドアで村おこし事業」、これまで地区で栽培されてき
た農作物の掘り起しや推奨作物の栽培研究を行い、地区の特産品の開発や供給体
制の整備を行うなどの「大日向地区集落再熱事業」、荒廃農地を借り受け、低樹
木栽培方式による柿園の造成を行い、乾燥施設を設置し、安定したころ柿の出荷
を目指す「川霧にはぐくまれる柿・めじろの里づくり事業」であります。
また、1件の不採択の事業「学校給食クールに長持ち・冷蔵庫設置事業」は過
疎債で対応予定であり、再精査して2次募集に申請する3事業は、担当部署・各
団体と対応して、本日申請するところでございます。
今年度もこの元気づくり支援金事業で、村民の皆さんが協働による事業を実施
していただき、さらに地域、村の活性化、村民の皆さんの生きがいづくりに結び
つけ、村内外に生坂村の元気と素晴らしさを発信していただきたいと願うところ
でございます。
今年度は、私の3期目の初年度になり、村政懇談会でのご意見、ご要望、要望
8
箇所の現地調査を鑑みますと、まだ多くの課題を解決または方向性を見出してい
かなければならないと考えている次第でございます。今年度も地方交付税は減額
していますし、人口の減少、景気低迷などで自主財源も減額し、厳しい行財政運
営は変わりございません。
やはり、村民の皆さんが自助、共助、公助により、個人でできることは個人自
ら行っていただく、個人では、できないことを家族や地域の取り組みの中で解決
していただく、それでも解決できない問題は、行政と一緒に解決をしていくこと
で、対等な関係と信頼関係が深まると考えております。そして、村民の皆さんが
絆を大切にして、地域、村を守り育てていこうという責任感を共有していただく
ことと、引き続きのご理解とご協力をお願いしながら、協働による村づくりを継
続していかなければと考える次第でございます。
毎定例会ごとに唱和をしています生坂村村民憲章の誓いの村をつくるために、
様々な課題に対して議員各位、村民の皆さんと検討協議をお願いしながら、課題
解決に向けて、方向付けをしていかなければと考えております。どうか引き続き、
議員各位に於かれましても、生坂村のために格別なるご支援、ご協力を賜ります
ようお願い申し上げます。
それでは、今定例会に上程させていただきました議案は、報告7件、事件案1
件、補正予算3件の計 11 件であります。
報告第1号。専決処分の承認を求めることについて(生坂村税条例等の一部を
改正する条例)。
この報告は、社会保障及び税番号制度に関する法律の改正など、各種課税関係
の法律の改正に伴い条例改正するものであります。
報告第2号。専決処分の承認を求めることについて(生坂村介護保険条例の一
部を改正する条例)。
この報告は、国の制度改正により、介護保険料の低所得者軽減強化が実施され、
平成 29 年4月からの消費税 10%へ引き上げに対応した負担軽減措置であり、第
1段階の被保険者の保険料を基準額の 50%負担から、45%負担に引き下げる条例
改正であります。
報告第3号。専決処分の承認を求めることについて(平成26年度生坂村一般
会計補正予算【第6号】)。
この報告は、639 万円を追加し、総額を 18 億 9998 万 3 千円とする補正予算で
あります。
歳入については、前回の3月補正予算提出以降に決定となりました各国税交付金
の歳入予算更正と特別交付税 6069 万 7 千円を追加したものであります。
それにより基金からの繰入金 5082 万 7 千円を減額し、基金に戻す補正予算と
なりました。
歳出につきましては、余剰金の 299 万 8 千円を減債基金へ積み立てることとし、
国保特別会計へ 336 万 7 千円の繰出金を計上し、過疎対策事業債ソフト分は事業
費確定により財源更正をしたものであります。
9
報告第4号。専決処分の承認を求めることについて(平成 26 年度生坂村国民健
康保険特別会計補正予算【第3号】
)。
この報告は、歳入歳出は変更せず、総額を 2 億 6755 万 3 千円とする補正予算
であります。
歳入は療養給付費交付金 134 万 4 千円を減額し、財政調整交付金 471 万円と基
盤安定繰入金 336 万 7 千円は確定により増額、これにより基金繰入金を 673 万 3
千円減額するもので、歳出については財源更正する補正予算であります。
報告第5号。平成 26 年度生坂村一般会計繰越明許費について。
これは、平成 26 年度地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金により総務
費では、総合戦略策定事業と地域振興券交付事業、集落・農地再生事業、民生費
では子育て支援事業、商工費ではいくさかマル得商品券発行事業の繰越明許費計
算書の報告であります。また、農林水産業費では、みんなで支える里山整備事業、
土木費では、村単道路維持補修事業と社会資本整備総合交付金事業の村道1級1
号線改良事業、消防費では、地域防災計画策定事業の繰越明許費計算書の報告で
あります。
報告第6号。平成 26 年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類の
報告について。
この報告は、地方自治法 221 条第3項で地方公共団体が出資している法人の経
営状況を説明する書類を作成し報告するものであります。
報告第7号。平成 26 年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営に関する
書類の報告について。
この報告は、地方自治法 221 条第3項で地方公共団体が出資している法人の経
営状況を説明する書類を作成し報告するものであります。
議案第 37 号。生坂村過疎地域自立促進計画の変更について。
この議案は、過疎地域自立促進計画の区分1産業の振興では、事業名「農業の
振興、中山間地域総合整備事業」事業内容は「県営事業負担金」を、また事業名
「過疎地域促進特別事業、中山間地域総合整備事業」事業内容は「実施計画作成
事業」をそれぞれ追加するものであります。
区分5医療の確保では、事業名「診療施設、病院等施設改築事業」事業内容は「施
設等改築事業負担金」を追加するものであります。
議案第 38 号。平成 27 年度生坂村一般会計補正予算【第1号】。
この議案は、1 億 3467 万 2 千円を追加し、19 億 4567 万 2 千円とする補正予算
であります。
歳入では、地方交付税を 1074 万 4 千円、国庫補助金は臨時福祉給付金と子育
て世帯臨時特例給付金や教育設備整備費等補助金で 3724 万 8 千円、県補助金で
は、元気づくり支援金事業採択により5事業で 360 万 4 千円とおいしい風土松本
地域活動協議会補助金 15 万円、県委託金は国勢調査委託金 177 万 8 千円、雑入
は宝くじ助成事業 50 万円、村債は過疎債と全国防災事業債で 6920 万円を計上す
るものなどであります。
歳出では、議会費が、国へ陳情のための旅費 26 万 7 千円、総務費の一般管理
10
費は、番号制度に係るシステム改修委託料 29 万 7 千円、財産管理費は、空家等
不動産購入費 120 万円、地域振興費は、ふるさと納税返礼品カタログ印刷費 20
万円、統計調査費は、国勢調査費 177 万 8 千円、保健衛生総務費は、元気づくり
支援金事業採択により 144 万 9 千円、農業振興費は、元気づくり支援金事業2事
業採択により 173 万円、加工施設機械購入費 169 万 2 千円、道路維持費は、工事
請負費 1000 万円、災害対策費は、元気づくり支援金事業採択により 144 万 5 千
円、宝くじ助成事業で 58 万 9 千円、小学校費は、体育館非構造部材耐震化事業
1614 万 9 千円、中学校費は、体育館非構造部材耐震化事業 7985 万 9 千円をお願
いするものなどであります。
議案第 39 号。平成 27 年度生坂村簡易水道特別会計補正予算【第1号】。
この議案は、244 万 9 千円を減額し、総額を 5845 万 1 千円とする補正でありま
す。人事異動に伴い、人件費を減額したことにより、一般会計からの繰入金を 244
万 9 千円減額する補正であります。
議案第 40 号。平成 27 年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算【第1号】。
この議案は、110 万 3 千円を追加し、総額を 8860 万 3 千円とする補正でありま
す。一般会計からの繰入金により、上生坂処理場の原水流量計を更新する補正で
あります。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨
拶並びに議案の説明といたします。よろしくお願いいたします。
〇議長(平田勝章君)
提案理由の説明が終わりました。
◎日程3・報告第1号 (午前 10 時 31 分)
〇議長(平田勝章君)
日程3、報告第1号について上程し議題といたします。
担当者の朗読説明を求めます。
〇住民課長(藤澤正司君)
○議長(平田勝章君)
[住民課長
住民課長。
藤澤正司君
〇議長(平田勝章君)
議長。
朗読説明]
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
◎日程4・報告第2号(午前 10 時 51 分)
〇議長(平田勝章君)
次に日程4、報告第2号について上程し議題といたし
ます。
担当者の朗読説明を求めます。
〇健康福祉課長(山本かづ子君)
議長。
11
○議長(平田勝章君)
[健康福祉課長
健康福祉課長。
山本かづ子君
〇議長(平田勝章君)
朗読説明]
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
◎日程5・報告第3号(午前 10 時 55 分)
〇議長(平田勝章君)
次に日程5、報告第3号を上程し議題といたします。
担当者の朗読説明を求めます。
〇総務課長(市川廣美君)
○議長(平田勝章君)
[総務課長
市川廣美君
〇議長(平田勝章君)
議長。
総務課長。
朗読説明
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
◎日程6・報告第4号(午前 11 時 13 分)
〇議長(平田勝章君)
次に日程6、報告第4号を上程し議題といたします。
担当者の朗読説明を求めます。
〇健康福祉課長(山本かづ子君)
○議長(平田勝章君)
[健康福祉課長
健康福祉課長。
山本かづ子君
〇議長(平田勝章君)
議長。
朗読説明]
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
◎質疑・討論 (午前 11 時 24 分)
〇議長(平田勝章君)
報告第1号から報告第4号までの報告4件について、
朗読説明が終りましたので、質疑・討論に入ります。 質疑・討論のある方の発
言を許します。初めに質疑はありませんか。
〇議長(平田勝章君)
次に討論はありませんか。
〇議長(平田勝章君)
なければ、質疑・討論を終結いたします。
12
◎採 決 (午前 11 時 25 分)
〇議長(平田勝章君)
これより採決に入ります。報告第1号、専決処分の承
認を求めることについて。(生坂村税条例等の一部を改正する条例)を原案のと
おり承認することに賛成の方は挙手願います。
〇議長(平田勝章君)
挙手多数です。よって、報告第1号は原案のとおり承
認することに決定しました。
〇議長(平田勝章君)
次に報告第2号、専決処分の承認を求めることについ
て。(生坂村介護保険条例の一部を改正する条例)を原案のとおり承認すること
に賛成の方は挙手願います。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、報告第2号は原案のとおり承
認することに決定しました。
〇議長(平田勝章君)
次に報告第3号、専決処分の承認を求めることについ
て。
(平成 26 年度生坂村一般会計補正予算【第6号】)を原案のとおり承認する
ことに賛成の方は挙手願います。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、報告第3号は原案のとおり承
認することに決定しました。
〇議長(平田勝章君)
次に報告第4号、専決処分の承認を求めることについ
て。
(平成 26 度生坂村国民健康保険特別会計補正予算【第3号】
)を原案のとお
り承認することに賛成の方は挙手願います。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、報告第4号は原案のとおり承
認することに決定しました。
◎日程7・報告第5号 日程8・報告第6号 日程9・報告第7号(午前 11 時
27 分)
〇議長(平田勝章君)
次に日程7、報告第5号、日程8、報告第6号と日程
9・報告第7号の3件を一括して上程し議題としたいと思います。ご異議ござい
ませんか。
[
「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君) 異議なしと認め、報告第5号、報告第6号と報告第7号
の3件を一括して上程し議題としたいと思います。担当者の朗読説明を求めます。
13
〇総務課長(市川廣美君)
○議長(平田勝章君)
[総務課長
議長。
総務課長。
市川廣美君
朗読説明]
〇議長(平田勝章君)
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
〇議長(平田勝章君)
この報告第5号の平成 26 年度 生坂村一般会計繰越
明許費については、地方自治法施行令第 146 条第 2 項の規定に基づく報告のため。
報告第6号平成 26 年度公益財団法人生坂村農業公社の経営に関する書類の報告
についてと、報告第 7 号平成 26 年度社会福祉法人生坂村社会福祉協議会の経営
に関する書類の報告については、地方自治法第 243 条の 3 第 2 項の規定に基づく
報告のため、採決は不要です。
◎日程 10・議案第 37 号(午前 11 時 34 分)
〇議長(平田勝章君)
次に日程 10、議案第 37 号を上程し議題といたします。
担当者の朗読説明を求めます。
〇総務課長(市川廣美君)
○議長(平田勝章君)
[総務課長
市川廣美君
〇議長(平田勝章君)
議長。
総務課長。
朗読説明]
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
◎日程 11・議案第 38 号(午前 11 時 37 分)
〇議長(平田勝章君)
次に日程 11、議案第 38 号を上程し議題といたします。
担当者の朗読説明を求めます。
〇総務課長(市川廣美君)
議長。
〇議長(平田勝章君) 総務課長。
[総務課長 市川廣美君 朗読説明]
〇住民課長(藤澤正司君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
住民課長。
[住民課長 藤澤正司君 朗読説明]
〇健康福祉課長(山本かづ子君)
議長。
14
〇議長(平田勝章君)
健康福祉課長。
[健康福祉課長 山本かづ子君 朗読説明]
〇振興課長(牛越宏通君)
議長。
〇議長(平田勝章君) 振興課長。
[振興課長 牛越宏通君 朗読説明]
〇教育長(藤澤光君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
教育長。
[教育長 藤澤光君 朗読説明]
〇議長(平田勝章君)
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
ここで、昼食のため休憩したいと思います。再開は、午後1時 15 分とします。
〇議長(平田勝章君)
再開致します。
◎日程 12・議案第 39 号 日程 13・議案第 40 号(午前 1 時 15 分)
〇議長(平田勝章君)
次に日程 12、議案第 39 号と日程 13・議案第 40 号
の 2 件を一括して上程し議題としたいと思います。ご異議ございませんか。
[
「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君)
異議なしと認め、議案第 39 号と議案第 40 号の2件を
一括して上程し議題としたいと思います。担当者の朗読説明を求めます。
〇振興課長(牛越宏通君)
○議長(平田勝章君)
[振興課長
牛越宏通君
〇議長(平田勝章君)
議長。
振興課長。
朗読説明]
以上で上程された議案の朗読説明を終ります。
◎日程 14・総括質疑 (午前 1 時 23 分)
〇議長(平田勝章君)
これより日程 14・総括質疑に入ります。議案第 37 号
の事件案1件、平成 27 年度補正予算3件、計4件について質疑のある方の発言
を許します。質疑はありませんか。
[「なし」の声あり]
15
〇議長(平田勝章君)
質疑なしと認め、総括質疑を終結いたします。
◎日程 15・議案の委員会付託
(午前 1 時 23 分)
〇議長(平田勝章君)
次に、日程 15、議案審査のため、各常任委員会に議
案を付託したいと思います。議案第 37 号の事件案1件、平成 27 年度補正予算3
件の計4件について慎重審議を期するため、それぞれの所管の常任委員会に付託
したいと思います。ご異議ございませんか。
[
「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君)
ご異議なしと認めます。
よって4議案を、それぞれの所管の常任委員会に付託することに決定しました。
◎日程 16・請願・陳情の上程 (午前 1 時 24 分)
〇議長(平田勝章君) 次に、日程 16、陳情 27 第1号、年金積立金の専ら被保
険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書(決議)の採択を求める
陳情書。陳情 27 第2号、「国際平和支援法案」および「平和安全法制整備法案」
制定に反対する陳情。陳情 27 第3号、TPPに関する国会決議の実現を求める
陳情書。請願 27 第 1 号、
「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願書の4
件を上程し、議題といたします。
◎日程 17・請願・陳情の委員会付託 (午前 1 時 25 分)
〇議長(平田勝章君) おはかりいたします。ただ今、議題となっております、
日程 16 の陳情3件、請願1件の内容はお手元に配布してあるとおりですので、
朗読説明を省略し、所管の常任委員会に付託して審査願うことにしたいと思いま
す。ご異議ございませんか。
[
「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君)
異議なしと認めます。よって、日程 16 の陳情 27 第1
号、陳情 27 第2号、陳情 27 第3号と請願 27 第1号は、所管の常任委員会に付
託することに決定いたしました。
ここで、事務局に常任委員会付託案件表を配布させますので、しばらくお待ちく
ださい。
16
◎散 会 (午前 1 時 26 分)
〇議長(平田勝章君)
以上で本日の日程はすべて終了しました。
次の本会議は、6月 17 日、水曜日、午前 10 時から再開し、一般質問、委員長報
告、討論、採決等を行います
本日は、これにて散会いたします。大変ご苦労様でした。
なお、この後全員協議会を開催しますので、第3会議室にお集りください。
17
≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪
地方自治法第 123 条第 2 項の規定により、ここに署名する。
平成 27 年6月 10 日
議
長
署名議員
署名議員
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
18
平成27年第2回
議会定例会議事録(6月定例会)
8 日目
・一般質問
5人
・委員長報告
・討論
・採決
・追加議事
・生坂村選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
・生坂村固定資産評価審査委員会委員の選任について
・ 発議
・「国際平和支援法案」および「平和安全法制整備法案」の慎重審議を求める意見書の
提出について
・TPPに関する国会決議の実現を求める意見書の提出について
・年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の提出
について
・「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書の提出について
・採決
・閉会
・一般質問
腰 原 義 雄議員
吉 澤 弘 迪議員
荻久保幸男議員
山 﨑 清 一議員
市 川 寿 明議員
・委員長報告
・討論
4P
4P
10P
17P
20P
24P
34P
36P
・採決
・追加議案
・選挙・採決
・提案理由の説明・理事者のあいさつ
・採決
・議員発議
・質疑・討論・採決
・議員派遣の件・継続審査の申出
・村長あいさつ
37P
38P
39P
39P
40P
40P
41P
42P
43P
・閉会
44P
1
平成 27 年第 2 回
生坂村議会定例会議事録
平成 27 年6月 17 日午前 10 時再開
議
日程
事
議案番号
日
事
再
件
会議録署名議員の指名
2
一般質問
3
委員長報告
4
名
備
疑
論
決
会
追
加
議案番号
議
事
事
件
日
程
【8 日目-追1】
名
1
選
2
議案第41号
生坂村固定資産評価審査委員会委員の選任につ
いて
3
発議第2号
「国際平和支援法案」および「平和安全法制整備
法案」の慎重審議を求める意見書の提出について
4
発議第3号
TPPに関する国会決議の実現を求める意見書
の提出について
5
発議第4号
年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全
かつ確実な運用に関する意見書の提出について
6
発議第5号
「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見
書の提出について
挙 生坂村選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
質疑・討論・採決
7
考
閉会中の継続審査及び調査の申出
閉
日程
【8 日目】
開
1
質
討
採
程
議員派遣の件
2
備 考
出席議員(8名)
1番
3番
5番
6番
瀧
荻
平
中
澤 龍 一
久 保 幸 男
田 勝 章
澤 幸 弘
君
君
君
君
2番
4番
7番
8番
腰
山
吉
市
原
﨑
澤
川
義
清
弘
寿
雄
一
迪
明
君
君
君
君
欠席議員(0名)
説明のため出席した者
地方自治法第121条の規定により朗読のため出席した者の職氏名
村
長
藤 澤 泰 彦 君
振 興 課 長
牛 越 宏 通 君
教
育
長
藤 澤
光 君
健 康 福 祉 課長
山本かづ子君
総 務 課 長
市 川 廣 美 君
住 民 課 長
藤 澤 正 司 君
会計管理者
山 本 雅 一 君
事務局職員出席者
議会事務局長
松 沢 昌 志 君
書
3
記
中 山 茂 也 君
◎再 開(午前 10 時 00 分)
〇議長(平田勝章君)
ただいまの出席議員は8名全員です。定足数に達しています
ので、平成 27 年第2回生坂村議会定例会を再開いたします。
これから、本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめ配布してあるとお
りであります。
◎日程1・会議録署名議員の指名(午前 10 時 00 分)
〇議長(平田勝章君)
日程1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員
は会議規則第 117 条の規定により、1番、瀧澤議員、2 番、腰原議員を指名いたします。
◎日程2・一般質問(午前 10 時 00 分)
〇議長(平田勝章君)
日程2、一般質問を行います。
受け付け順に発言を許可します。最初に、2番、腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
2番腰原義雄でございます。通告に基づきまして一般質問を
いたします。
今年中に国民一人ひとりへ番号の割り当てを行ない、来年の1月には利用開始すると
いうマイナンバー制度について村長、総務課長にお伺いをいたします。
これは 2011 年、平成 23 年に「社会保障と税の一体改革」これを実現する為共通番号
制度の導入に向けた検討が進みまして、その当時の政府与党でありました民主党が「社
会保障税番号大綱」と銘打って、関連する法案を国会に提出をいたしました。ところが
東日本大震災、東京電力の原発事故等が発生しまして、その後、衆議院の解散に伴いま
してこの法案も廃案となり、世の中からこの制度が消え忘れ去られていました。
しかし、ここにきまして自民党が民主党案ベースで法案を提出しまして、再度現れた
ものであります。私も色々調べましたが、どうも不安要素が多々出て参りましたので質
問をすることにいたしました。まず、村長はこの制度についてどのように感じておられ
るかお伺いをいたします。以降は質問席の方に移り質問させていただきます。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
2番腰原議員の質問にお答えいたします。マイナンバー制度
4
をどのように感じているかという質問でございますが、マイナンバーとは、今年の 10
月から、日本国内の全住民に通知されます、一人ひとり異なる 12 桁の番号をマイナン
バーといいまして、個人が特定されないように、住所地や生年月日などと関係のない番
号が割り当てられます。また、法人には1法人に1つの 13 桁の法人番号も指定されま
す。
このマイナンバーは、安心・安全な仕組みで、各機関が分散管理する個人情報をつな
ぐ役目を果たすことによって、国や地方公共団体等での情報連携が可能になり、様々な
メリットをもたらすと言われております。
つまり、行政の効率化として、「行政機関や地方公共団体などで様々な情報の照合や
入力などに要している時間や労力が大幅に削減されますとともに、より正確に行われる
ようになります。」
次に、国民の利便性の向上として、「添付書類の削減など、行政手続きが簡素化され、
負担が軽減され、情報提供等記録開示システムによります情報の確認や提供などのサー
ビスを利用でできます。」
そして、公平・公正な社会の実現として、「所得や他の行政サービスの受給状況を把
握しやすくなり、脱税や不正受給などを防止するとともに、本当に困っている方にきめ
細かな支援を行います。」と政府は公報をされております。
よって、マイナンバーで、行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平・公正な社会
が実現できる社会基盤であれば、良い制度だと考えます。以上で答弁とさせていただき
ます。
〇2番(腰原義雄君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
そうなんですね。うまく運用されればとても良い制度だと思
います。行政としても、効率性が進み良い制度だと思います。さて、この制度を国民、
特に生坂村の住民のどの位の人が知っておられるのか。この制度の内容を理解している
人がどの位いるのか。行政として把握しておりますか。総務課長にお伺いいたします。
〇総務課長(市川廣美君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
総務課長。
〇総務課長(市川廣美君)
只今のご質問にお答えをいたします。
マイナンバーは各公共機関で管理しております個人情報が、同じ人の情報であること
を正確に、しかもスムーズに確認するための基盤となるものです。さらに、国や地方公
共団体で分散管理されております情報の連携がスムーズとなり、国民の利便性の向上に
も繋がるものです。
5
そこでご質問でありますマイナンバー制度について、住民の皆さんが知っておられる
方は、まだ少ないのではないかと思います。テレビや新聞等で見て一つの情報として知
っている方はいても、制度の内容まで理解されている方となるとあまりおられないので
はないかと思います。行政で把握はしていませんが、5月に行われました村政懇談会で
制度について質問は出ませんでしたし、また普段役場への問い合わせ等も無い状況でご
ざいます。憶測になりますが、まだまだ制度について知られていないのが現状かと思わ
れます。以上で答弁とさせていただきます。
〇2番(腰原義雄君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
この制度を知らない人、とても多いと私も感じております。
これは、国が進める制度でありまして、生坂村でどうこうできるものとは私も思っては
おりません。しかし、まずは現時点でどのような活用のされ方がされるのか。また、ど
のようなものを対象にこのマイナンバーが使われるのか。説明をしていただきたいと思
います。総務課長。
〇総務課長(市川廣美君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
総務課長。
〇総務課長(市川廣美君)
ご質問にお答えをいたします。マイナンバー制度につき
ましては、担当職員を対象に説明会や研修会が始まっておりますが、詳細な内容等はこ
れからという状況でございます。現在把握しておりますことは、この 10 月以降に住民
票のある住所にマイナンバー・個人番号が通知されます。そして平成 28 年1月から税
の手続きや年金、医療保険、雇用保険などの社会保障の手続きで、マイナンバーの利用
が開始されます。社会保障給付等の申請の際には必要となる情報について、申請者が添
付書類を付けなくても、申請を受けた行政機関が関係各機関に照会を行うことが可能と
なり、申請者が窓口で提出する書類が簡素化できることになります。
また、個人番号カードは、申請することにより平成 28 年1月から無料で役場の窓口
で交付を受けることができます。交付された個人番号カードは、本人確認の際の身分証
明書として利用もできるようになります。平成 29 年1月からは、個人ごとのポータル
サイトの運用が開始され、行政機関からお知らせ等を受け取ることができるようになり
ます。
また平成 29 年7月からは、地方公共団体等も含めた情報連携が開始となり、事務が
確実かつスムーズとなり国民の負担が軽減されます。今後は、このようにマイナンバー
制度の運用が段階的に進められていく予定となっております。以上で答弁とさせていた
だきます。
6
〇2番(腰原義雄君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
只今の総務課長の説明で、現時点での制度について、大方は
理解できましたが、私を含めて、もしこの制度には賛成できないので許否をしたいとい
う人がいた場合に、許否というかマイナンバーを与えないというようなことはあるんで
すか。無い。はい。ということは、許否してもマイナンバーは与えられる訳ですね。個
人がカードを持たなくても年金とか税金の情報は、行政等で利用出来るという制度とい
うことでいいですね。先程言われました税の手続きや年金、医療保険、雇用保険等の社
会保障の手続きで、今回始まる制度ですが、次の年、又次の年で色々なものが加えられ
まして、3年後には個人の銀行預金の口座にも適用されるというようなことが言われて
おります。
又、今検討中ということになっておりますが、医療機関の受診歴への適用、それから
戸籍にまでもこの番号を適用することを検討しているといいます。これは近い将来確実
に適用されることになると私は思います。この重要な制度、しかも新しい制度。これを
生坂村の村民、特に高齢の方々はこの制度自体を知らない人。「何かテレビで言ってい
たんだけれども何のことだか解らない。」「10 月以降に番号通知が来たが、これをどう
したらいいのか。」等々、知らない解らない人が沢山いると思います。行政手続きの簡
素化等行政にはメリットが多くあるようでありますが、制度を理解した後でも、住民個
人にしてみれば、知られたくない情報までも覗き見されてしまうこの制度。これには不
安と恐怖を感じる人もあると思います。先程言いましたが、生坂村でどうこうできる制
度でないとの念頭に置いて喋っておりますので。長々と申して参りましたけれども、マ
イナンバー制度を村民へ周知する必要性。これをどのように考えていますか。又、周知
をする場合にはどのような方法を考えているか、村長にお伺いいたします。
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
2番議員腰原議員のどのように周知をするかということでご
ざいますけれど、当然、村民の皆さんには周知をしていきたいと考えております。周知
の方法につきましては、広報いくさかに掲載、又、ICN で放映、チラシ配布を予定して
おります。また、秋に全 10 区に出向いて、地域防災計画等の説明会を行う予定でござ
いますので、その折りにも周知をしていきたいと考えております。以上でございます。
〇2番(腰原義雄君)
議長。
7
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
周知には、きめ細やかにまた解りやすく周知をして欲しいと
思いますけれども、高齢の方々ばかりではなく、ITとかコンピュータ苦手な人が沢山
いると思います。それこそ、きめ細やかに周知をして欲しいと願っております。
さて、これからは、通告をしてありませんので、応えられる部分だけありましたら答
えていただきたいと思います。
先日のあれだけ盤石と言われておりました日本年金機構の年金情報 125 万件の漏洩
事件でありますが、あれを聞いた時、コンピュータの恐ろしさを感じるのでありますが、
個人に与えられた基礎年金番号や氏名住所等が漏洩したものであります。何か被害も早
速出たそうでありますけれども、怖い問題であります。これも大変な事でありますけれ
ども、マイナンバーでは年金の他に健康保険被保険者番号、パスポートの番号、納税者
番号、運転免許証番号、住民票コード、雇用保険被保険者番号、更に銀行等の口座の内
容等も番号ひとつで覗き見ることができます。この制度につきましても、セキュリティ
については絶対大丈夫との宣伝をしておりますが、一度情報漏洩等が発生した時のこと
を考えると、非常に恐ろしさを感じるものであります。生坂村のコンピュータサーバや
パソコンがサイバー攻撃された場合の安全対策。セキュリティ体制は出来ているんです
か。又日本年金機構の年金情報漏洩事件では、コンピュータを扱う人の個人パソコンか
ら情報漏洩がおこったということであります。生坂村のセキュリティ体制は大丈夫か。
又、職員の研修等は考えておられますか。村長お答え。
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
お答えをいたします。今回の約 125 万人の年金情報漏洩事件
でございますけれど、国の方では現在原因の究明や再発防止策の検討を進めていると聞
いております。又、芋づる式で漏洩をしてしまうのではないかというようなご心配でご
ざいますが、個人情報を同じところで管理されていることはございません。例えば国税
に関する情報は税務署に。児童手当や生活保護に関する情報は市役所。まあ、役場です
ね。又、年金に関する情報は年金事務所にと。これまでどおりの情報は分散して管理を
されております。又、役所間で情報をやりとりする際には、マイナンバーではなく役所
毎に異なるコードを用いるということでございますので、1 箇所での漏洩があっても、
他の役所との間では遮断をされると聞いております。それからマイナンバーを使って、
社会保障や税等の手続きを行なう際には、個人番号カードや運転免許証等の、顔写真付
きの身分証明書等により本人確認を厳格に行なうことが、法律でそれぞれ関係機関に義
務付けられているということでございます。言い換えれば万が一マイナンバーが漏洩し
た場合であっても、マイナンバーだけで手続きを行なうことは出来ないということでご
ざいますので、悪用はされないということでございます。以上でございます。
8
〇2番(腰原義雄君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
よく解りましたけれども、今朝の信毎を見ましたところ上田
市の庁内ランのパソコンが、サイバー攻撃でウィルスに感染したということが掲載され
ておりました。これは日本年金機構の時と同じ標的型メールではないかとのことであり
ますけれども、こうなると今村長が言われたことが、そっくりそのまま適用になるのか。
そこら辺がちょっと心配されるところであります。先程の質問で職員の研修等は考えて
おられますか。
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
今迄サイバー攻撃というのは色々ございまして、それに対し
て色々セキュリティを強化してきている状況はあると思います。今後もそういう中で、
色々とセキュリティを強化していくと私は考えております。又、職員の研修につきまし
てもこれから研修を行ないまして、パソコンの運用。中々難しいところはございます。
今回も上田市の場合は、総務省で持っているチェック機関から情報が来て、それに対し
て上田市が気付いてインターネットを全て遮断したと。だからメールも今届かない状況
だというような記事でございましたが、そういう点でチェックする機関はございますの
で、早目にそうやってチェックをしていただいて、生坂村もそういう時にはすぐ対処出
来るような体制も作っていかなければならないと考えております。そういう点では職員
の研修は必要だと考えておりますので、今後そういう形で進めていきたいと思います。
以上でございます。
〇2番(腰原義雄君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
はい。小規模自治体と言っていいのかどうか解りませんが、
少子高齢化が進む村に住む人達は特にそうであると思うんですけども、まさか生坂村が
特定されてサイバー攻撃されるなんて思っている人は少ないと思いますし、私をはじめ
特に高齢の方等は、被害に遭ったことさえも知らずにいる人も出てくるではないかと思
います。先程村長は研修等考えているということでございます。村の職員もそうですが
人事異動があります。特定な人の研修ばかりやっても、3年或いは4年。長くても5年
すれば交代するようになると思います。私は、職員にセキュリティに対する危機感を持
9
ってもらうこと。又、全職員に研修を実施するべきではないかと思います。目に見える
土砂災害等の災害から住民を守るのも重要な事です。しかし、目に見えない被害。今申
し上げましたような事ですが、こういう災害についても力を注いでいただいて、住民を
救っていただきたいと思いますが、村長どうですか。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
腰原議員。おっしゃるとおりだと思います。確かに、人事異
動ございまして、総務課、住民課関係が主になりますけれど、異動した場合にはそのコ
ンピュータを使う方が代る訳でございます。しかし、今、クラウド化ということで、県
内 14 町村でそちらの方の取り組みも進めておりまして、そういう中でセキュリティの
強化も図っていきたいと思っておりますし、村だけのサイバー攻撃ということもありえ
ると思いますが、そのセキュリティも大変難しい問題でございますが、今後、国からの
指導県からの指導もある中で、村としても万全な対策がとれるように対応して参りたい
と思います。サイバー攻撃というのは、日々進化しておりまして、それに対してのセキ
ュリティも日々進化をしている現状でございます。色々なウィルスに対して、我々パソ
コン使っている皆さんはセキュリティをしている訳でございます。そういう中更新を加
えながら、そういうサイバー攻撃の猛威に対応するしかないのではないかと考えており
ますので、担当職員プラス全職員の研修も検討して参りたいと思います。以上でござい
ます。
〇2番(腰原義雄君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
腰原議員。
〇2番(腰原義雄君)
少し安心をいたしたところであります。先程も申し上げまし
たが、私は「参加しません」ということが出来ない制度。例え許否しても行政等では個
人の情報が見れてしまうという制度であります。私は、個人情報の保護という観点から、
今後の国の動向も注視していきたいと思っておりますけれども、サイバー攻撃に遭わな
い。被害に遭う人の無いよう願まして質問を終ります。
〇議長(平田勝章君)
次に、7番、吉澤議員。
〇7 番(吉澤弘迪君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
吉澤議員。
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〇7 番(吉澤弘迪君)
一般質問を行います。7 番吉澤弘迪です。通告によりまして、
今後の総合計画の策定について質問をいたします。総合計画は地方自治体に国より、自
治法によって策定義務が課せられておりましたが、平成 23 年5月の自治法の改正で、
その義務が無くなり、任意となり議会の議決要件も無くなりました。総合計画は、自治
体が行財政について、将来に渡る運営指針となるもので、重要であり、住民にとっても
自分の村の将来像を知る上で、重要な計画であります。今後総合計画をどうするのか。
自治体住民にとっても重要な問題であり、当村は、今後の総合計画の策定については未
定でありますので、村長、総務課長に質問し、お考えをお伺いしたいと思います。
まず、村長に質問いたします。平成 23 年5月の自治法の改正で、総合計画。これは
基本構想の策定義務が無くなり地方議会の議決要件も不要となり、首長の責任で総合計
画については任意で策定出来ることとなりました。当村は第5次総合計画を平成 22 年
2月に策定し、平成 31 年2月まで有効であり、現在期間途中でありますが、現在の時
点で、村の将来計画の総合計画を今後とも策定する必要があるかどうか。村長にお考え
をお伺いいたしたいと思います。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
7番吉澤議員の質問にお答えをいたします。現在の時点で、
村の将来計画を今後も策定する必要があるかどうかという質問でございます。
当村の第5次総合計画は、村の目指すべき将来像と、それを実現するために必要な施
策等の基本的な方針を定めた長期的、総合的な振興計画であります。また、村の行財政
運営を遂行するための指針となるもので、各種の計画や施策の基本となるものでありま
す。そして、計画の実現のために、国・県などの関連計画と整合性を図るとともに、必
要な支援、協力を要請するものとなっております。
現在の村政運営は、その基本構想の第5次総合計画を根幹に、実施計画の「いくさか
村づくり計画」を毎年度更新をしております。また、生坂村過疎地域自立促進計画は、
今定例会でも変更の議案を上程させていただきましたが、過疎債の発行により変更をお
願いしながら、5年ごとに過疎地域自立促進計画も更新しているところでございます。
よって、今年度は、第5次総合計画の後期5年間の初年度でありまして、丁度半分が
経過したところでございますけれど、現時点での私の考えとしましては、生坂村の持続
可能な将来を目指すためにも総合計画は必要であると考えております。以上で答弁とい
たします。
〇7 番(吉澤弘迪君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
吉澤議員。
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〇7 番(吉澤弘迪君)
第5次総合計画は、22 年2月に作成したもので、当然 23 年
5月の自治法改正以前の総合計画で、自治法に沿って策定され議会の承認も受けたもの
です。しかし、この第5次総合計画は 31 年2月迄で、その後の第6次総合計画は、総
合計画の策定をするのかどうか。又、計画の内容について、首長の任意となっています。
私の質問に対し村長は総合計画の必要性を認めておられますので安心はしておる訳で
すが、村民として心配するのは、31 年2月以降の村政運営の総合計画に沿って、長期
的にかつ、計画的に運営されるかどうかということです。今後総合計画の処置について、
第5次総合計画の実施中、31 年2月迄に今後の総合計画の策定について、村としてど
のようにするのか。結論を出して村民に周知することが必要であると私は考えますが、
村長のお考えをお伺いしたいと思います。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
7番吉澤議員の質問にお答えをいたします。第5次総合計画
が、今年度後期5年間の初年度でございまして、現在、第6次総合計画の必要性は認め
ておりますが、今後の策定過程につきましては、これから議会の皆さんと相談をさせて
いただきながら、今後 10 年間になるか、そういう点も第6次総合計画を策定するにあ
たって、検討事項のひとつかと考えておりますし、国、県、近隣市町村の動向等も加味
して、まだ5年ありますので、検討させていただきたいと思います。以上でございます。
〇7 番(吉澤弘迪君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
吉澤議員。
〇7 番(吉澤弘迪君)
5年間というものがまだありますので、その間に次のことを
検討するということは、私も賛成であると考えますが、ただ、国の方で、総合計画とい
うものは策定しなくていい。その義務が無くなったということは、村民も当然知ること
になりますし、それから、首長の任意でそれが作られるということになりますので、今、
自分で作った総合計画をそのまま実施しておられる村長は誠に、そのことをお解りにな
っているかと思いますけど、ただ、10 年間という総合計画の長いスペースの中で、「終
っちゃったからさあどうするか」と急にそういうことが出てきたでは、これは、村の長
期的な村政運営ができませんので、出来れば今、村長の言われたとおり、5年間の間に
その結論を出して村民に周知していただきたいと思います。
次に、総務課長に質問をいたします。生坂村振興計画審議会は、今迄、地方自治法第
138 条第4項の規定に基づいて、生坂村振興審議会の設置、運営に関する事項を定める
こととしているが、自治法第 138 条第4項は、総合計画の審議を求めた条項で、平成
22 年5月の自治法の改正で、策定の義務が無くなったということになりますと、この
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条例の処置をどうするのか、総務課長にお伺いいたしたいと思います。
〇総務課長(市川廣美君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
総務課長。
〇総務課長(市川廣美君)
只今のご質問にお答えをいたします。只今議員の方から
もございましたように、地方自治法改正に伴いまして総合計画の取扱いについて、総合
計画の基本部分であります「基本構想」について議会の議決を経て定めることが義務付
けられておりましたが、国の地域主権改革の下、平成 23 年5月2日に「地方自治法の
一部を改正する法律」が公布され、基本構想の法的な策定義務がなくなり、策定及び議
会の議決を経るかどうかは、その市町村独自の判断に委ねられることとなりました。
また地方自治法の一部を改正する法律の公布を受け、同じく平成 23 年5月2日付の
総務大臣通知において、改正法の施行後も、法第 96 条第2項の規定に基づき、個々の
市町村がその自主的な判断により、引き続き現行の基本構想について議会の議決を経て
策定することは可能であるとされています。
従いましてご質問であります地方自治法の一部改正を受け、生坂村振興計画審議会条
例については、総合計画の策定時における判断となりますことから、当然、審議会を開
催して村長の諮問に応じ、必要な調査及び審議を行うこともありえますので、条例の改
正等は行わず現行のままとしております。以上で答弁とさせていただきます。
〇7 番(吉澤弘迪君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
吉澤議員
〇7 番(吉澤弘迪君)
総務課長に重ねてお尋ねいたします。生坂村振興計画審議会
は、今後総合計画の策定する場合に必要であるので、条例改正は行なわないとのお答え
でした。ただ、自治法の改正で、総合計画の策定義務が無くなり、策定は首長の任意と
なったことから、今後生坂村振興計画審議会の必要性に疑問を感じて参りました。振興
計画審議会は、総合計画策定時に村長の諮問に応じ、必要な調査及び審議を行ない村長
に答申するもので、第5次総合計画の策定時の 20 年9月以降、21 年 11 月に答申する
まで数回開催されましたが、その後の振興計画審議会の5名の委員を議会から選出する
よう要請されておりましたが、現在まで開催されたことはございません。他の市町村は
総合計画の大幅な変更時には、首長からの諮問を受けて、その事項について審議会で答
申を出すとのことをお聞きいたしましたが、審議会の役割について、総務課長は如何お
考えますか。答申時のみでなく、変更時にも審議会をやる必要があるかどうか。その事
を重ねてお聞きいたしたいと思います。
〇総務課長(市川廣美君)
議長。
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〇議長(平田勝章君)
総務課長。
〇総務課長(市川廣美君)
只今のご質問にお答えをいたします。他の時点でそうい
った審議会を開催することが必要かどうかというご質問でございますけれど、例えば、
過疎自立促進計画のような計画について、審議会は開催をしておりません。過疎計画策
定している近隣の市町村にも確認をしておりますが、審議会はかけておらないというこ
とでございまして、総合計画だけでございまして、過疎計画等はかけていないというこ
とでございます。過疎計画等は、実施計画にあたりまして、基本構想で定められた将来
像を実現するための諸施策ではございませんので、実現するための具体的な事業として、
年度毎に計画がされているものでございます。村づくりの基本的な方向を定めた総合計
画において、既に審議会で答申をいただいておりますので、実施計画にあたります過疎
計画等は、審議会にかけておらないものと思われます。そこで、只今述べましたとおり、
総合計画策定時における個々の自治体の判断になるということでございますので、今後、
必要に応じて検討して参りたいというふうに考えております。以上でございます。
〇7 番(吉澤弘迪君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
吉澤議員。
〇7 番(吉澤弘迪君)
今までの経過の中で、総合計画審議会は大幅な変更等につい
て、開催されておらないということでございますが、ただ、後段でまた村長に質問いた
しますが、10 年間という長い計画の中で、当然首長は選挙に出る時には、マニフェス
トを掲げる訳です。今の村長がそのまま続いていけばいい訳ですが、違った人が出てき
た場合には、マニフェストの大幅な変更が出てくる。そうすると総合計画と、それから
村長の村政運営との間に、大きな違いが出てくる訳です。これは今後は、首長が自由に
任意で計画を作るということですので、違った村長が出てくればコロコロ変わる危険性
もある。その中で、村民に合った総合計画。実際に最初の計画がなされているかどうか
ということをよく精査し、意見を言うような委員会が無いと、コロコロ変わってしまっ
て、全くおかしくなってしまうという事がございますので、この事については、後段ま
た村長と議論をいたしたいと思いますので省きますけれども。そういう事で、今回、村
長新しい政策を出されておりますので、そこら辺のところ本当は、議会にかける事も必
要でしょうが、審議会にかけて答申をしてもらって、最後に議会の承認を受けるという
のが私はベターじゃないかと考えておりますので、今後行政内のそれぞれの手続きにつ
いては、よく検討をしていただきたいと思います。
それでは、一番最後に、再び村長にお伺いいたします。地方自治体は、総合計画が策
定され、その計画に基づいて自治体の運営がなされていることから、法律的な策定義務
が無くなったが、継続して総合計画の策定を条例によって、法律的に確立して策定して
いる自治体が多い。私は総合計画の重要性を考えて以下の事項を含んだ条例により今後
14
総合計画の策定を継続することを提案いたしたいと思います。
1.総合計画は、住民の生活の細部と関わる事から、住民代表の議会にも責任を負わ
せる必要があることから、今迄のように議会の議決要件とする。
2.地方自治体の長期の運営方針であることから、首長だけでなく、各分野の住民の
意見、反映が必要で、首長、議会、住民等幅広い人達がその策定の過程に参加する必要
がある。
3.総合計画の審議会は、各種団体の代表。外部有識者、住民で構成され、総合計画
の重要事項について審議し、首長に答申をする。
以上の事項を含んだ条例、自治基本条例により、生坂村総合計画を引き続き策定する
ことを提案したいが、村長のお考えをお伺いいたします。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
それでは、おこたえをいたします。
地方分権改革推進計画に基づく義務付けの廃止に関する事項の「市町村の基本構想に
関する規定を削除することとされたこと」につきまして、総務課長が先程、答弁したと
おり総務大臣通知がありまして、「個々の市町村がその自主的な判断により、引き続き
現行の基本構想について議会の議決を経て策定することは可能であること」になってお
ります。
そこで、基本構想の総合計画を策定する自治体では、総合計画策定審議会に諮問し策
定作業をしていただき、併せて、住民の代表である議会の議決を経ることで、自治体の
創意により策定されたものであることを裏付けるために必要であるとして条例制定を
する自治体がある現状でございます。
当村の次の総合計画の策定作業までは、第5次総合計画の策定過程を考えますと、3
年チョットあるところです。そういう点で、議会の議決要件につきましては、検討をし
て参りたいと考えております。また、現在の村政運営の中でも、大変お忙しい中多くの
村民の皆さんに色々な取組に参画をしていただいていると感謝をするところでござい
ます。
よって、引き続き村民の皆さんに策定過程に参加していただくことや、生坂村振興計
画審議会に諮問することは、第5次総合計画の策定時とも同じであると考えております
ので、生坂村の将来ビジョンのために、多くの村民の皆さんに、大いに参画していただ
きたいと考えております。そういう点を考えまして、今後条例制定については、検討し
て参りたいと考えます。以上でございます。
〇7 番(吉澤弘迪君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
吉澤議員。
15
〇7 番(吉澤弘迪君)
今、条例制定について、考慮するというようなお答えでござ
いましたが、敢えて私はここで条例制定の必要性について述べさせていただきたいと思
います。
自治法の改正で、自治体の総合計画策定の義務が無くなり、議会の議決も不要となり、
首長の任意で策定できる事となりました。総合計画は、自治体の長期的な運営指針であ
り、住民としても期間が 10 年と長いということで、首長が代る度にその内容が、コロ
コロ変わったでは困ります。また選挙で首長がマニフェストを掲げた場合、首長の政策
と事実前提型の総合計画との間に、軋轢が当然生じて参ります。これまでの総合計画を
見直すような自治体も実際には発生しております。また現在の総合計画から、次の総合
計画にスムーズに移行する必要もあります。自治法の改正によって、総合計画の策定に
は、色々な問題点が指摘されています。これらの問題点を解決するには、策定時の審議
会には、各種団体、外部有識者、住民等で構成され、首長だけでなく多様な住民の意見
が反映できるような仕組みと、議会も基本構想だけでなく、基本計画についてもチェッ
クできるような仕組みが必要であると考えます。総合計画の策定には、これらの問題点
を解決し、将来を見とおして、首長が代っても長期的に計画性のある行財政運営ができ
る総合計画の策定が必要であり、法的根拠を与える事が必要で、まず条例の制定が必要
であると考えますが、今、村長は考慮したいとこのようにお答えになっておりますが、
重ねて今私の申し上げた事項について、お考えになって条例制定を実際にやろうとお考
えになるかどうか、お伺いを重ねてしたいと思います。
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
お答えをいたします。確か長野県でも阿部知事に代った時に、
総合計画を新しく策定をいたしました。村井知事の時に策定して、数年で新しく今の総
合計画になったと記憶をしております。私が代った場合は、次の首長がそのような策定
をすることはやぶさかではないと思いますし、その時点は、条例制定するのかどうか決
まっているかは解りませんけれど、今後、私の場合は3年半以上任期がございますので、
その間に、条例制定をするかしないかは、私は議会の皆さんと協議をさせていただいて、
決めていきたいと思います。ただ、今の議会の皆さんは、2年を切っておりまして、3
年ちょっとの。要は第5次総合計画。先程申し上げました策定の過程では、議会が任期
を満了して、違う議員各位になっている可能性もございます。そういう点で、新しい議
会の皆さんと条例制定については、協議をさせていただいて、私がその後、皆さんと村
の皆さん、多くの皆さんに参画していただいて、第6次総合計画を策定していければと
考えております。以上でございます。
〇7 番(吉澤弘迪君)
議長。
16
〇議長(平田勝章君)
吉澤議員。
〇7 番(吉澤弘迪君)
この総合計画の策定について、時期が早い、又は遅いという
ように考えるかと思いますが、実はこの事は議会改革の研究会の中で、「各地方議会は
このことを村に提案し、そして前もってその議会の活性化や役目をはっきりしろ」とい
う事が言われていた訳でございますが、残念ながら生坂村議会はそのことを行なう事が
出来なかったし、近隣の市町村もこの総合計画の次の策定について議論をしたというよ
うな後もあまり見られておりません。しかし、私は法改正をした以上は、やっぱり前も
って審議をやっぱりやっていく事が必要じゃないかと思います。それで、いずれにせよ、
今の我々議会としての立場は、しっかりした総合計画を作る為に、条例で定めて又議会
が、住民の代表として、その総合計画を監視チェック出来るような事が必要である。そ
の為には、提案権を新たに持ちました議会が発議という形で、条例に関与出来るような
事を後2年切ってしまいましたが、一議員として議会で議論をして検討し、早期にその
方向が出せるよう私は努力をして参りたいと、このように考えております。あまり先の
事でございますので、先走った話は出来ない訳でございますが、いずれにせよ総合計画
というのは重要であるという事をもう一度認識をしていただきまして、りっぱな総合計
画が継続できるように、村長の在任中にしっかり方向性を出していただきたい。このよ
うに考えますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。以上をもちまして私の
質問は終わります。
〇議長(平田勝章君)
次に、3番、荻久保議員。
〇3番(荻久保幸男君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
荻久保議員。
〇3番(荻久保幸男君)
3番の荻久保幸男です。通告に基づき質問いたします。村
の特産品はということでお伺いします。先日まで行なわれた地区行政懇談会の中で、村
内に企業誘致をとの意見がありました。村長は「中々難しい問題で、又、村内の企業も
廃業に到った経過もあり、村内では農業関係の仕事でやっていくことしか今のところ無
い」との回答でした。パソコンで村の特産品を見てみると、巨峰、灰焼きおやき、シイ
タケ、干し柿、各種農産物加工品とありますが、私はシイタケ栽培を第6次産業までや
って、特産品のシイタケ生産を伸ばし、村内での就労出来る場所を作り生産したらと思
い提案しますが、お考えをお聞きしたい。1回目の質問を終わります。
〇振興課長(牛越宏通君)
〇議長(平田勝章君)
〇振興課長(牛越宏通君)
議長。
振興課長。
それでは、3番荻久保議員のシイタケ栽培の歴史と現状
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について初めにお答えをさせていただきます。
当村のシイタケ栽培については昭和 30 年台から 40 年台にかけ大変盛んに行われ、最
盛時には松本市場の 6 割を占めて生産額は 7 千万円程でしたが、各地でシイタケ栽培が
行われるようになり価格が下がり、当時大日向区を中心に 40 農家で行われていた栽培
農家も、JA松本ハイランド等で調べたところ、現在は昔から行っている農家2軒と
人・農地プランに認定した農家1軒となっております。
団体では高津屋森林公園管理組合で、周辺の山林整備約1ha を行いシイタケの原木
1,500 本を切り出し、シイタケ菌のコマ打ちを行っています。また、上生坂夢の里山の
会でもシンゼ山周辺の林道整備を行い 25 年度に原木 1,000 本、26 年度に 600 本を切り
出してシイタケ菌のコマ打ちを行っております。
シイタケの販売については、直売所での販売、JA松本ハイランドへの出荷、そして
乾燥しての販売等を行っている現状であります。
尚、シイタケの原木の単価については林野庁の資料で、クヌギで昭和 55 年に1本 185
円だった価格が、平成 25 年には 265 円と値上がりしている状況であります。以上答弁
とさせていただきます。
〇3番(荻久保幸男君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
荻久保議員。
〇3番(荻久保幸男君)
原木の買い取り価格が心配のようですが、私の裏山には雑
木林で主にクヌギが主だと思いますがあります。持ち主ですが先日亡くなられてしまい、
今は長男が引き継いでいまして、山の事で話をしたら「別に今後どうするかは決めてい
ない」とのことで、ちなみに山の面積ですが、亡くなった方の言うのには 10 町歩は有
るという事で、それならみんな村の方へ寄附したらという話をしたら、「それでもいい
よ」という返事が返ってきました。とりあえず原木の心配はクリアーしたが、切り出し
ですが他の所よりも条件は良いと思います。ただ、高津屋森林組合、周辺の山林整備を
しながら又、生坂夢の里の会もやはり、村道整備をしながら原木、コマ打ち作業をして
いるとの事で、競合してしまうのが心配ですが、山林も原木を切ってから5年位でまた
原木として使える木に育つとのことで、計画的に切り出せば原木の心配は無くなると思
う。そして、大きくて原木に適さない物は、薪ステーションへ出し薪にするという考え
ですが、振興課長のお考えをお聞きしたい。
〇振興課長(牛越宏通君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
振興課長。
〇振興課長(牛越宏通君)
只今の森林整備についてお答えをさせていただきます。
荻久保議員おっしゃるとおり、クヌギにつきましては6年から7年、伐採してからまた
このような成木になっていくというような資料がございます。そして、現在村では里山
整備事業等の事業も投入している箇所もございますので、その事業と含めながら対応を
考えたいと思います。それにしても、地区の方が一緒にやっていただかないと事業成り
たちませんので、地区の方々も一緒に調整をさせていただきながら、地区の事を一緒に
考えていただいて、そして里山の整備を行なう。一昨年古坂区でも行なっておるのです
けど、森林整備を行なったところ、有害鳥獣からの農作物の被害も無くなったというよ
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うな事例もございます。そして、昨年度は薪ステーションも運営を始めておりますので、
今言われたようなことを複合的に考えてやっていくのが得策と思いますので、又事業課
として検討させていただきたいと思います。以上答弁とさせていただきます。
〇3番(荻久保幸男君)
〇議長(平田勝章君)
〇3番(荻久保幸男君)
えはいかがですか。
議長。
荻久保議員。
村長にお伺いします。シイタケ栽培の6次産業化という考
○村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
3番荻久保議員の質問にお答えをいたします。シイタケ栽培
の6次産業化という質問でございますけれど、シイタケの栽培農家の推進につきまして
は、現在市場出しで1キロ当たり平均して 1,400 円程度で出荷をされているということ
でございます。先程のご質問の中でも原木の供給等についてお話がありましたが、原木
の単価を下げることができれば、人・農地プランの認定者、新規就農者の冬場の収入又、
農家の収入増に繋がりますので、推進作物の1つとして生坂農業未来創りプロジェクト
会議で検討して参りたいと考えております。
6次産業化につきましては、シイタケは乾燥することにより長期間使用することがで
きますので、栽培農家が増えることで、村内のおやき販売店及びかあさん家でおやき及
びまんじゅうの具として使っていただいたり、やまなみ荘の名物料理として活用してい
ただくことも良いことだと思います。また、シイタケの加工品も現在色々ございますの
で、当村の特産品として開発ができるか研究・検討してまいりたいと思います。
また、今回の農村集落活性化支援事業のまち・ひと・しごとの3部会の内、しごと部
会の中で、企業誘致については協議をしていただきたいと今考えております。
よって、シイタケ栽培などの農業振興や企業誘致など、多方面から地方創生の雇用創
出を検討協議して参りたいと考えております。以上でございます。
〇3番(荻久保幸男君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
荻久保議員。
〇3番(荻久保幸男君)
村長は原木の価格を心配しているようですが、振興課長に
話したとおりで、原木出しにはちょっと手が掛かりますが、無償で提供してもらえる事
になりよかったと思っております。順調にいき収穫できるようになれば、生で出荷、乾
燥して出荷も出来、インターネットにも載っていましたが、村長も言っていましたやま
なみ荘での地産地消で、生坂産シイタケを使った料理を提供するような動画も多いにあ
り、利用してもらいたいものです。又、乾燥した物の桐の箱に詰めるまではいかなくと
も、せめて化粧箱入りした物を、生坂産便として、ふるさと納税の返戻品の一品、又は
盆暮れのお中元、お歳暮に各家庭の行事の返戻品に使い、良い品物を作り生坂産のシイ
タケですと言えるような物を生産し、いずれ道の駅も出来ることでしょう。道の駅に行
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ったら、まず、生坂産のシイタケをと言われるように、村の活性に繋がればと思います
が、村長はどのように考えているかお聞きしたいです。ファーマーズガーデン明科では、
昨日現在ですが1パック 260 円から 280 円で売られていることです。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
お答えをいたします。シイタケ本当に、乾燥シイタケもギフ
トとして利用されている方もおいでになりますし、当村としてそういう取り組みも大切
かと思います。ふるさと納税の返戻品につきましては、以前市川議員から質問いただき
まして、その後会議を重ねて参りました。今定例会でも、印刷代を計上させていただき
まして、23 日に会議をして、7 月 12 日に銀座ナガノへ生坂村のPRに行く予定になっ
ております。その時に、今ここまで叩き台の原稿が出来ておりますが、23 日にほぼ完
成をさせまして、色々な当村の特産品、名産品を返戻品としてカタログ1冊にしてお配
りをしながら、ふるさと納税もPRしてきたいと思っております。しかし、今回シイタ
ケの返戻品は間に合いませんので、今後栽培の状況を確立したり、しっかり供給が出来
る良い品が栽培出来るというような事を研究検討をして、次回このカタログ更新する時
に、間に合えばいいかなということで、生坂農業未来づくりプロジェクト会議でも協議
をしながら栽培農家を開拓させていただきたいと思います。以上でございます。
〇3番(荻久保幸男君)
〇議長(平田勝章君)
〇3番(荻久保幸男君)
議長。
荻久保議員。
以上で私の質問を終わります。
〇議長(平田勝章君)
次に、4番、山﨑議員。
〇4番(山﨑清一君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
山崎議員。
〇4番(山﨑清一君)
4 番山﨑清一でございます。通告に基づきまして一般質問を
行います。私は、脳ドック受診に、受診料の補助制度を設ける考えはという事で質問を
いたします。
高齢化と共に脳の機能低下が進み、記憶部位が萎縮しアルツハイマー型認知症、脳梗
塞、脳腫瘍等の病気発生率は高く生死に結びつきます。私は、4年前の 12 月一般質問
で、脳ドック受診者に対し、助成制度を設ける考えはないかと質問をいたしました。そ
の回答として、脳ドックの助成制度は、公平性の面もあり検討をとのことでありました。
その後の検討結果を確認いたしたいと思います。又、高齢化により、物忘れが増加した
という話をよく聞きます。脳ドック受診を希望する住民は少なからずやいると思われま
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す。受診料が人間ドックに比較すれば高額であり、受診を控えているのではと推測をす
るものでございます。同時に、脳ドック受診をすることで、自身の状態把握が出来、疾
患を早期予防する為、健康教室、各種講習会への参加等意識の向上に繋がり、結果的に
は、国保、介護保険給付金の削減に繋がるのではないかと考えるものでございます。こ
れにつきまして、担当者の答弁を求めます。
〇健康福祉課長(山本かづ子君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
健康福祉課長。
〇健康福祉課長(山本かづ子君)
4番山﨑議員の質問を受けまして、脳ドックの内
容と有効性についてご説明申し上げたいと思います。
認知症はだれにも起こりうる脳の病気によるもので、85 歳以上では4人に1人にそ
の症状があると言われております。いまや、老後の最大の不安となり、超高齢化社会を
突き進む日本にとって最重要課題の 1 つになっております。
脳ドックは血管の異常や腫瘍の有無、梗塞や萎縮を調べる目的で行われているもので、
MRI(磁気共鳴断層撮影)・MRA(磁気共鳴血管造影)の検査を行うものです。中でも、
くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の発見に有効です。脳動脈瘤の多くは先天的なもの
なので、脳ドックを受診して脳動脈瘤がなかった場合は頻繁に検査する必要はありませ
ん。脳の小さな梗塞や萎縮が見つかることも多いのですが、自覚症状がない場合は加齢
現象によるところが大きく、それほど心配する必要はありません。脳腫瘍の発症率も、
他のがんに比べて高くないため、一般的に5年に1度の受診で十分だと言われておりま
す。若い人達には特定検診を受けていただき、その結果、医師の指示により受診されれ
ばいいかと思えます。
高齢の方々についてもその状況にもよりますが、眼底・血液検査の結果により、動脈
硬化やコレステロール・中性脂肪・ヘモグロビン A1c の数値で正常範囲を超えている方
や、高血圧症の方々は医師の指示により間隔を短くしての 受診が望ましいと考えます。
脳委縮が発見された場合、疑われる主な認知症は「アルツハイマー病」「レビー小体
型認知症」「前頭側頭型認知症」となっております。中でも「アルツハイマー病」は認
知症全体の約 50%を占めています。そのほか認知症には、脳血管性認知症があり、脳
梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、神経細胞に栄養や酸素が行きわたらなくなり、
その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れて、意欲が低下したり、複
雑な作業が出来なくなったりします。これが認知症全体の15%を占めます。
脳梗塞や心筋梗塞、狭心症の危険性が非常に高い人を発見し、疾患を発症する前に予
防的介入を行うためには、頸動脈エコーが有効です。この検査は、簡便で視覚的に動脈
硬化の程度を知ることができ、又、脳梗塞の危険性に対する評価もできます。受診者に
しんしゅう
痛みなどの 侵 襲 を与えず、年月を追って動脈硬化の進み具合を知ることが簡単にでき、
食生活の改善や、運動療法、投薬などによる予防が可能です。検査料は 3,000 から 4,000
円と比較的安価で実施できます。今後予測される医療費の伸びをできるだけ抑えるため
ひっし
には、高額な医療費がかかってしまう脳梗塞や心筋梗塞の予防が必至ですが、それを抑
えていくために、特定健診の二次健診として実施していくことは有効と考えます。
何時までも自分らしい人生を送ることが何よりも、幸せなことだと考えます。
21
まずは、村で実施しております、各種健康教室や、介護予防教室に参加いただき、自身
の食生活や、運動習慣を見直し、より血管や骨を若くすることに留意した生活習慣を送
っていただくことが重要だと考えます。
以上で、脳ドックの内容、有効性についての答弁とさせていただきます。
〇4番(山﨑清一君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
山崎議員。
〇4番(山﨑清一君)
只今、健康福祉課長より脳ドック受診の内容と有効性につい
て説明がありました。そこで脳萎縮が発見された場合の認知症は、アルツハイマー病で
認知症全体の 50%を占めているとの説明であり、疾患を発症する前に予防的介入を行
なうには頸動脈エコーが有効であり、特定健診の2次検診として実施することは有意義
であるとのことでございます。そこで、村長に質問いたします。只今の健康福祉課長の
説明を元に、ドック受診についての考え及び、受診料の補助制度を設ける考えの有無を
聞きたく、村長の答弁を求めます。
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
4番山﨑議員の質問にお答えをいたします。脳ドック受診に
受診料の補助制度を設ける考えはというご質問でございますが、脳ドックは、あづみ病
院の簡易脳ドックの 20,000 円から充実脳ドックの 35,000 円、その他にも松本市の一之
瀬脳神経外科の簡易脳ドックの 20,000 円からプラチナ脳ドックの 54,000 円までと多く
の種類がございます。
そしてただ今、健康福祉課長が答弁したように、脳ドックの受診は、一般的に5年に
1度の受診で十分だということであります。又、高齢者はその方の健康状態によって、
医師の指示により受診間隔を短くすることが望ましいということでございます。
よって、脳ドックの受診費用の補助につきましては、国保の被保険者の 40 歳から5
歳刻みで 70 歳まで助成をするか、また、多くの種類の脳ドックがありますので、補助
率と助成上限額を決めて実施するか、また、後期高齢者の助成は、毎年度対象にして、
助成額等は国保被保険者と同様にするのかなどをしっかり協議しまして、来年度から実
施できるように前向きに検討をして参ります。
また、頸動脈エコーの導入につきましても、生坂村の特定健診受診者と国保被保険者
で、高血圧症、高コレステロール、中性脂肪の高値、心電図異常者、動機づけ支援、積
極的支援の対象者に2次検診として行うことも同時に検討したいと考えております。以
上で答弁といたします。
22
〇4番(山﨑清一君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
山崎議員。
〇4番(山﨑清一君)
脳ドックの受診料は多くの種類があります。私も調べた中で
は、先程村長が述べられたような内容かと思います。それで又、受診料につきましては
高額であると認識を新にするものでございます。受診者には大変な負担であると思いま
す。国保被保険者、後期高齢者等補助については協議検討をし、来年度から実施出来る
よう前向きに取組むとの回答であり、私は一定の評価をいたします。近隣では、安曇野
市、松本市が制度を導入して好調のようでございます。安曇野市では、国の平成 30 年
度迄に、全市町村で導入を目指している認知症施策推進総合戦略、新オレンジプランを
1年前倒しして 29 年度に、認知症初期集中支援チームの設置方針を示しております。
又、塩尻市では、認知機能を本人が知ることが出来る、ファイブコグ検査を実施との報
道がありました。これは自身の認知機能で苦手な部分を知り、脳を鍛えて認知症予防の
意識を高めるもので、記憶力、注意力、言語力、空間認知、思考力の5つの機能を検査
するもので、集団で簡単に受けることが出来、一人づつ結果説明を表で渡し、予防につ
いて紹介するものであります。自分の苦手な部分を知ることで、日々どのような取り組
みが必要か知る機会を与えるものでございます。他にも取り組み方法はあると思います
が、多方面での協議を重ね、当村に見合った正当性のある制度設定実現を臨みます。こ
の点村長はどういうお考えですか。
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
山﨑議員のご指摘のとおり、認知症の予防につきましては、
大切な事でございます。当村としてはこれまで元気塾、又、お達者教室等で取組んでき
ております。今、塩尻市、安曇野市の取り組み、又今後の予定等をご指摘いただきまし
たが、当村としても脳ドックを受けていただく中で、認知症機能知っていただいて、早
期に対応できるそういう状況もこれから取組んで参りたいと思いますし、今、ファイブ
コグ検査とか、色々専門的な用語で私としてはしっかり把握はしてございませんけれど、
そういうものも当村にマッチするものがあれば、認知症予防に対してしっかり取組んで、
これからもいきたいと思いますので検討をして参りたいと思います。以上でございます。
〇4番(山﨑清一君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
山崎議員。
〇4番(山﨑清一君)
どうか認知症につきましては、先程答弁がありましたように
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検討を充分重ねていただいて、少しでも認知症が止まると。それ以上進まないというよ
うな方法を作っていただいてですね。制度の設定に向けてやっていただくように望みを
したいと思います。これからの質問につきましては、答弁は必要ございませんけれど、
参考として聞いていただきたいと、そのように思います。
6月 12 日の信濃毎日新聞紙上に、75 歳以上の運転免許、認知症疑いで診断書義務化。
改正道路交通法が成立と書いてありました。11 日に衆議院本会議で成立。交付から2
年以内に施行をするということでございます。判断や記憶力の低下による事故を減らす
のが狙いで、検査で認知症のおそれがあると判断された全ての人に、医師の診断書の提
出を義務付け、発症していたら免許の停止か、取り消しとなる内容の記事でありました。
このような事体になる前に、日常生活の中で、認知症予防に向け、生活、食事面、運動
等見直す事が必要ではないかと思いつつ、私の一般質問は終わります。
〇議長(平田勝章君)
次に、8番、市川議員。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
8番議員の市川です。私は、今回村のイメージの改善の取り
組み姿勢を伺いたいと思います。村づくり計画の振興部会では、都市との交流事業を位
置付け、積極的に取り組もうという姿勢が伺えます。今春更新をし、各戸に配布した村
づくり計画書の中にも、次のように明記されております。「観光資源の乏しい当村では、
農業や農村風景を観光資源として農業体験ツアーを実施し、農業を通して都市住民と村
民との交流や自然とのふれあいを村の魅力づくりに繋げて村民の活力と地域の活性化
を図る。」こうした政策は今に始まったことではなくて、15 年前の平成 12 年度策定の
第4次総合計画から標記され、取り組み始められていると理解するものであります。そ
して、この更新は村民からも理解・支持を得られつつあるところと考えます。今、自立
の路を歩む村民の意気込みが随所で発揮され、その甲斐あって大城京ヶ倉のトレッキン
グツアー、農業体験ツアー、赤とんぼフェスティバルや、アウトドアフェスティバル等
を通じて村民の協力の元に来村者が年々増加しているものと推測をしている訳であり
ます。それで、そんな人々から[生坂は元気だね。よく頑張てるね。]といった言葉が
掛けられ、誇りに感じる村民の更なる頑張りが活性化へと繋がるものと思います。そん
なことを担っているのが、我が村の実際ではないでしょうか。
さて、そうした背景の元、気にかかっているのが次のような問題です。村民より、「あ
の道路標識は状態がみすぼらしいよ」とか、「首だけの水鳥モニュメントってイメージ
悪くない」といった言葉に寄与される景勝が目についたり、「花畑をやることの価値が
あるの」といった不評をかっている事業形態を指摘する声が結構耳に残ります。これら
は執行側も行政懇談会を細目に開いている中で、いくつかの村民意見として承知してい
るのではないかと思いますが、こうした声の湧き上がりを捉えつつ、村のイメージに影
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響を与えるという事象をどのような受け止め方をしているのか、甚だ疑問に感じるので、
村のイメージ改善の取り組み姿勢をいかようか伺います。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
8番市川議員の質問にお答えをいたします。村のイメージ改
善の取り組み姿勢というご質問でございまして、三点ほど具体的にご指摘をいただきま
したので、その三点につき、まず詳しく説明をさせていただきたいと思います。
まず、老朽化しました「道路標識」についての現状と今後の対応につきましては、上生
坂区内の旧国道 19 号の県道上生坂信濃松川停車場線駐在所下付近に、国道 19 号の雨量
規制に関する標識が1箇所、及び距離表示を示した標識が歩道橋に1箇所設置をされて
おります。
また、村道1級1号線では総合グラウンド東側に国道 19 号の雨量規制に関する標識
が1箇所、及び距離表示を示した標識が1箇所設置をされております。歩道橋に設置さ
れている標識の他3箇所は支柱に標識が設置されているため、支柱の安全性について松
本建設事務所と調査を行って参りました。
その結果、支柱自体が老朽化して強度が保てないという調査結果が出ましたので看板
を新しくするのではなく支柱ごと撤去するように長野国道事務所、松本建設事務所と調
整を進めて参りました。また、歩道橋の距離を示した標識につきましても撤去するよう
に進めております。
なお、撤去時期につきましては、今月中に松本建設事務所の撤去に併せて、村道に設
置をしてあります道路標識も撤去をさせていただきます。
次に「水鳥の里」モニュメントの実施内容と今後の対応につきましては、この事業は
平成5年度に水鳥モニュメントの設置をさせていただき、事業費が 494 万 4 千円をかけ
て実施をしました。設置場所は国道用地であったため、当時、道路占用を取り「生坂村
の案内のため」とし、許可をいただいて設置をしております。
そして、今後の対応につきましては、建設当時から村民の皆さんから議員ご指摘のと
おり、「水鳥の首だけが地面から出ている。気持ちが悪い。怖い。苦しんでいるような
様子だ」など不評があったということをお聞きしております。
また、今年度の村政懇談会におきましても、村のイメージが悪く撤去してほしいとい
うご意見も頂戴しました。その一方で、公園にしてはどうかという意見もいただきまし
たが、用地面積が狭く、国道に面していて、交通量が多く危険でもあり、村道との三叉
路でもあって自動車を駐車することもできないなど、村民や来村者が憩える公園として
維持することは適当でないと考えております。
よって、村政懇談会などで聞かれている多い意見を反映をさせていただき、撤去する
方向で検討したいと只今考えております。
次に、「地域ぐるみで村じゅう花ざかり事業のコンクール形式」につきましては、平
25
成 21 年度から、各地域に花の苗を配布し、子供からお年寄りまで参加して、村内の公
共施設や沿道、遊休地、花壇等に花の苗を植え環境美化の啓発と、参加者及び地域相互
のコミュニティーづくりを図ることと、成果を発表するコンテストも行い、地域ぐるみ
で心の和む環境づくりや地域の活性化を目指すことを目的として実施要項を定めて行
ってきております。
審査方法につきましては、観光協会より3名、有識者3名で審査委員を編成して、テ
ーマ 10 点、アイデア 10 点、出来栄え 10 点、総合 20 点で採点結果を積み上げ、点数の
高い区から順位を金、銀、銅賞と努力賞2区で計5区に表彰を行っております。
なお、努力賞につきましては、区長さん方から人口の少ない区は花壇の手入れに手が
回らず何も表彰されない等ご意見がありましたので、平成 25 年度から新たに設けてお
ります。
この事業は、各区の皆さんが草取りや水くれなどの維持管理は大変だとお聞きをして
おりますが、村のイメージアップには繋がっていると感じております。また、ここ数年、
上位の賞を受賞された区が固定化されている点に、少し不満のお声をお聞きしておりま
すが、公平に審査をしていただいた結果でございますので、今年度も例年通り実施をさ
せていただきたいと考えております。以上で答弁といたします。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
只今事例として通告書に挙げておいた3件について答弁いた
だきました。今回、これからその他の部分についても質問したい訳でありますけれども、
話が何所の看板だ、何所のモニュメント、どういうモニュメントの形体かということで
解り難いかと思い、ちょっと写真を用意しました。事前に議長に了解を得ておりますの
で、使わさせていただきたいと思います。まず最初の老朽化した道路標識についてです
が、4箇所を挙げていただきましたが、状態はこのような状態で、殆ど読めないという
状態になっております。この標識につきましては、今月中に松本建設事務所が撤去との
ことで、それはそれで結構だと思う訳ですけども、支柱の安全性なりその調査を松建に
要請したのはいつなんでしょうか。
〇振興課長(牛越宏通君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
振興課長。
〇振興課長(牛越宏通君)
それでは、8番市川議員の支柱の安全性等の確認につい
てお答えをさせていただきます。数年前に松本建設事務所への要望箇所の現地調査で、
JA 松本ハイランド生坂支所の歩道橋の撤去の要望時に、歩道橋に設置してあった長野
市及び池田町への距離表示が老朽化して読めない状況になっていましたので、旧国道
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19 号の他の道路表示を確認したところ、県道・村道の支柱に設置してあった道路標識
も、支柱及び看板が老朽化しておりましたので、支柱本体の老朽化の状況を確認して、
新しい看板に取り換えることができるのか調査を行いました。その結果、松本建設事務
所で吊り下げた道路標識の構造について、道路ストップ総点検事業を平成 26 年度に行
うように計画しておりましたので、その調査結果により対応するように調整をしてきま
した。以上でございます。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
では以前から、これは松建なりに要請はしていたということ
ですか。たまたま今月撤去という方向になったということですか。確認します。
〇振興課長(牛越宏通君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
振興課長。
〇振興課長(牛越宏通君)
確認時期につきましては、私の記憶では2、3年程前に
上生坂の村政懇談会ございまして、その席で歩道橋の撤去の要望が出ました。それを受
けまして、松本建設事務所の現地調査を行なって、その時に確認をして、それ以降対応
をしておりました。以上答弁とさせていただきます。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
まあ、たまたまと言いますか、先日某住民がこの写真を元に
改修を希望するという旨の文書を出されたのを、住民が目にされているのではないかと
思います。たまたま時期が同じだということで、それはそれとして理解はしたいと思い
ます。
次に水鳥モニュメントですが、これは多くの方が目にされて先程言われたように、造
ってからも 15 年ですかね。平成5年ですから、22 年経っているかと思いますが、そも
そも建立時期は私も議員落選時期でしたので、突然の建設に驚いた覚えがあり、当時か
らその位置と形態に「何これ」ではないですけれども、鵜飼の鵜ならともかく、何故あ
そこに白鳥の首上だけを造ったのかという声が多くの住民から聞かれた訳であります。
これについても撤去する方向で検討していくとの答弁でありますけれども、ひとつには、
私も活用したくもそもそも形態が不評であること。それから、道路端の狭小スペースに
位置して、周囲の一部改善をしても、今後維持管理をしていく価値が感じられるかどう
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かという点では、非常に疑問を感じている訳であります。そんなような対処策にも困窮
する事から、撤去已むなしという選択も私も考えるものであり、今後、検討の中で住民
又議会の意見も聞いて良い方向に持っていっていただきたいと思います。元来有機物の
モニュメントっていうものの設置位置は、多くの住民が寄る場所に、子供からお年寄り
まで多くの人に親しみを感じられる形態が望ましい訳ですが。ちなみにこのモニュメン
ト作者の作品集をインターネットなり覘いて見ますと、こうした全身型の昆虫なりの全
身型のモニュメントが多くて、親しみのあるモニュメントに結構なっている訳なんです
が、当村のこれについては特異であって、住民感覚に違和感を与えているもんで非常に
残念だと思う訳であります。
次に、村中花ざかり事業のコンクール形式について伺います。この実態が直接村のイ
メージを悪くさせているということで取り上げているのではありません。この事業は村
のイメージアップが狙いでしょうから、その視点で見た時、本当に住民の意向に馴染ん
でいるかどうかっていう観点での評価をされているかってことです。私、いくつか疑問
があるのでお答えを願いたいと思います。一つ目は、何故1年草の花の苗を選んで毎年
植え替えをしているのか。花畑の面積の拡大や、内容の充実化に繋がらないのではない
かという点です。二つ目には、地域の実情に合ったと言いますか、地域の住民の希望に
合った種類の植栽は駄目なのか。もう決められた種類の花でしか植えられない訳ですね。
まあコンクールという事が前提であるから、そういう条件ということにもなっちゃう訳
ですが、そうした地域の希望に合った種類はという事は考えられない。それから三つ目
には、コンテストは同条件での元で審査するのが原則でありますけれども、さっきも公
平に審査すると言われましたが、地域人口の違いや花の苗数が違って、特に上生坂は倍
の株数を植えていると思うんですが、これでは、比較対象としてどうなのか。勝負にな
らないのはある意味当然ではないかと思う訳ですが、こうした花の苗数の問題。四つ目
には表彰という趣旨からしたら個人又は、グループの勿論一定規模以上の花畑を対象に
した、そこに植えられて維持管理しているというような、住民の活動にも目を向けた対
応は考えないのかという4点が疑問に思う訳ですが、これについて答弁願いたいと思い
ます。
〇振興課長(牛越宏通君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
振興課長。
〇振興課長(牛越宏通君)
花の一年草につきましては、当初から一年草で行なって
おりました。又、村内の花を作っている業者さんから買い入れをしましてやっている都
合もございまして、現在のところ一年草で行なっております。また、3年程前に多年草
にはどうかというような意見が村政懇談会の中で出ましたけれども、もし、花壇の場所
固定しているんですが、一年一年植え替えながらやっていった方がいいんじゃないかと
いうことで、課内の方でも調整をした経過がございます。そして、花を自分の区で選べ
ないかというようなことでございますけれども、それにつきましては、今後事業課とし
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て経過も経っているのもですから、皆様方の意見を聞きながら調整又検討させていただ
ければと思います。よろしくお願いいたします。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
それでは、私からはコンテストの内容等についてお答えをし
たいと思います。先程、答弁したように観光協会から3名、有識者3名で6名でテーマ
10 点、アイデア 10 点、出来栄え 10 点、総合 20 点、合計 50 点で採点をしております。
採点をする時には、地域の人口とか株数とかいうものは考慮には入れておりません。見
たところの出来栄え、又、アイデア等をしっかり公平に審査をさせていただいておりま
す。上生坂ここ4年連続金賞でございますが、初年度は賞にも入らなかった。要は、各
区の取り組みの姿勢ということもあるかと思います。上生坂区の花壇は特に皆さん通る
事が多いと思いますのでご存知かと思いますが、毎日という位誰かが来て手入れをして
おります。それは、区民の数が多いという事ではなく、上生坂区は班毎に各常会で当番
制でやっております。区によって全区民が出てやってる区もございますし、それぞれの
対応の区でその花壇を維持管理していただいて感謝しているところでございます。そう
いう点で条件・花壇を見た、その今申し上げた内容で審査をさせていただいております。
住民主体の一定規模の花壇という物は、各地区によって遊休地、お花畑を何処にするの
かというものを、遊休地を使ってお花畑にしているところが多い訳でございますので、
その各区の意向は反映をさせていただいて、花壇・花畑として、今回の地域ぐるみで村
中花ざかり事業をずっと行なっていただいておりまして、殆んど同じ場所で花壇を作っ
ていただいております。そういう点で、後、住民主体にするには先程振興課長が答えた
ように、花の種類をそれぞれ区民の皆さんの意向に沿うようにするのか、今、集落支援
員制度の関係の経費で買っていただいておりますので、そういう点では、今後検討させ
ていただきたいと思います。以上でございます。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
1番2番と言いますか、それなりきにこれまでも検討をして
きた部分もあるというのが大方の回答の趣旨かと思いますが、花の苗数や人口を考慮し
ていないとは言いつつも、住民からすると、もう一目見ただけで 1000 株と 500 株じゃ
違うのは当然じゃないかというふうな感覚が、結構捉えられているという実態がある事
は事実です。住民主体の活動という問題については、実は今年私共の個人的な花畑です
けれども、タウン情報に掲載していただきまして、田んぼ1枚を使って、亜麻の畑にし
ているんですが、それを見た地域と言いますか、結構広い範囲の人から、多くの人が「見
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せてくれ。写真撮らせてくれ。」っていう連絡をもとに多くの人が訪れました。大町で
あったり、梓川や穂高や塩尻とか各地の人がいました。やはり、花を植えてその地域を
どういうふうに環境を良くするか。又、住民の心の和みにするかという点では、コンク
ールは、ひとつのきっかけなり、契機にするだけで、もって、やはり実質的な活動が広
がるように行政ももうちょっと、そういう点で頭を絞る。或いは検討を加えるっていう
必要があるんではないかというふうに思っています。で、今迄の疑問点に絡んで、私は
こんな感想を持っている訳ですが、コンクール事体が目的になってしまっていて、本来
の環境美化の精神の高揚に繋がっていないのではないかということ。それから、審査員
は回ってくるが、一般村民、或いは他地域住民がお互いの花畑の関心、どれだけ訪れて
くれるか。中には、「うちらの地域は誰も見に来ない」との活動の価値を疑う声さえし
ばしば聞かれて、地域相互のコミュニケーションを図るという目的からいったら、私は
辛いものを感じている訳であります。少なくとも、先程指摘したような点を、改善の検
討をする事で、村民のコミュニケーション作りの発展に繋がる道ではないかと考えるん
ですが、環境美化精神の高揚も、個々の人にこそ広がらなければ成果としての評価は出
来ない訳であります。こうしたコンテストに固執せずに、今後の充実化に向けた検討が
必要じゃないかと思いますが、再度村長いかがですか。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
環境美化の関係では、村内に私は広がっていると思っており
ます。10 区でやっている花畑・花壇だけではなく小舟もちゃんと出入口に花を植えて
おりますし、公民館の近くにも植えております。上手もそこの公民館に植えております
し、一番大きなのはせせらぎ公園ですね。せせらぎ公園は振興課が花の苗を用意して、
社協が中心に小学校と中学生も一緒に花の苗を植えて、手入れもしていただいておりま
す。ほぼボランティアで、毎月社協の皆さん、それからボランティアの皆さんが来て、
草刈り、水くれ等の維持管理も毎月していただいています。そういう関係もございます
し、他の地域でも日岐辺りは、上の白日の方にもお花畑あります。込地にもあります。
そういう事を議員がどこ迄把握しているかは解りませんが、私は、毎年7月中旬頃に、
全 10 区の花畑をフェイスブックやツイッタ―でアップをして、なるべく皆さん見てく
ださいよということで3年程続けてやっております。で、審査会終った後もやまなみ荘
へ写真を展示して、これだけの花畑が出来ましたよと、村民の皆さんややまなみ荘に来
ていただいたお客さんにアピール、PRをしております。そういう点でも村はこれだけ
の事業をやっているんだと。環境美化には繋がっていると思います。以上答弁といたし
ます。
〇8番(市川寿明君)
議長。
30
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
ですから、環境美化になっていないということ言っているん
ではなくて、そうした住民の精神の高揚に繋がるように、内容を充実してやること。ま
あ住民も楽しみだというふうな声が出てくるようでなければ、本来の目的に向いていな
いと思います。先程村長言われたように、各地にコンテスト対象以外にもあるという事
ですが、花畑等があるということですが、そうしたものもどんどん、広報の手段を使っ
て村民にも紹介をしていくという事も重要ではないかと思います。
では、ここで、最初の問題の道路標識にちょっと戻りますが。皆さんこの写真を見て、
何処にある標識か解りますね。村長何処にあって、これを見てどのように感じているか
返答いただきますか。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
その標識は、瀧ノ沢洞門で、小舟側から信号機の手前の方に
ありまして。で、役場はこちらですよと。それは、国交省が設置した道路標識でござい
ますので、国交省の方に又要望をさせていただきたいと思います。以上です。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
国交省の所管だということは、この下の標識見れば解る訳で
すけども、これしかし、誰の為の何の為の標識なんでしょうかね。これは私、一昨日の
15 日に撮った写真です。これに対して、私が濡れ雑巾でちょっと一部拭いてみました。
これがアフターの写真です。この右下が白くなっている訳ですが、こんなふうに綺麗に
なります。拡大しますと、この一拭きで綺麗になる訳であります。今年の6月2日の県
道清掃の時に、これ私村長に話をしたの、覚えてられるかと思うんですが、あれから半
月経ってこの形態が変わらないということが、まあ所管の国道事務所に連絡して、清掃
してもらうまでこのままということでしょうか。まあ、この国道の洞門は、村長はじめ
10 人前後の職員が毎日役場に通っている際、又、出張などに出かけるその帰りに、殆
んどの職員が目にしているはずのものです。大きさからしたら、縦2メートル、横 50
センチという、人間の等身大以上の大きな標識です。こうした実情を何とも思わない。
或いは、国交省の物だから国交省がやればいいんだというふうに見られているのか。矢
印は生坂村役場の方向を示している訳ですから、せめて、私達でやろうという意見は出
た事は無いんでしょうか。どうでしょう。これについてまず、お聞かせ願いたいと思い
ますが。
31
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
はい。お答えをいたします。まあ県道の清掃も、私が村長に
なって1年目から今年で9年連続やっております。まあ、県道ですから、管理は松本建
設事務所。県でございますけれど、そういう声掛けをして、ああやって綺麗にさせてい
ただきました。まあ、それも一村民からの景観が悪いというご指摘をいただいて、振興
課と松本建設事務所の方にお願いをして、今実施をさせていただいております。地元の
区長さんはじめ役員の皆さん、また村会議員の皆さん、それから建設業協会の皆さんも
今手伝っていただいて、大規模な清掃作業になっております。まあ、今回の事例につき
ましては、そういうことであれば、我々が行って清掃することは全然悪い事では無いと
思いますので、長野国道事務所に言って、こちらで清掃していいですかというようなこ
とをお聞きして、清掃はやぶさかではございません。まあ、意地悪な質問かなと思いま
すが、そういう指摘がございましたら、先に聞いておりますけど一緒に行ってこうだよ
と。で、こうしましょう。全部を全部把握出来る人間っていうのは、一人もいないと思
います。だったら気付いたら教えていただければ。まあ県道の清掃の時に教えていただ
きましたけれど、そうすぐに対応しろということであれば、又、しますので、又一緒に
手伝っていただければありがたいと思います。以上でございます。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
それでは、この写真はどうでしょうか。これはご存知のよう
に、役場下の駐車場の庭園と言いますか。これ結構草が伸びたり、ベンチがあってその
前の草が結構ベンチの丈まで伸びてますが。これは、草取りはやろうという計画はある
のですか。大好き隊にでも任せてやろうということでしょうか。職員自らやろうよとい
うような声は出たことはないんでしょうか。伺います。
〇総務課長(市川廣美君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
総務課長。
〇総務課長(市川廣美君)
只今のご質問にお答えをいたします。この役場の下の公
園というか、駐車場になっている部分でありますけれど、これについては、近年職員で
草刈り、草取り、清掃作業を行なっております。昨年については、生坂大好き隊の皆さ
んにお願いをして、草取り、或いは草刈りをお願いした経過がございます。で、今年度
32
については春先ですかね。草が伸び始めた頃に、除草剤を実は撒いて、駐車場側ですけ
れども、中まで撒いた訳じゃありませんけれども、撒いて駐車場側は草が出てない状況
です。ただ、中はそろそろ伸びてきておりますので、又職員で行なう等、お盆までには
いつもやっておりますので、清掃作業考えていきたいと思います。以上でございます。
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
まあ、役場の職員の皆さんといいますか、行政では、地区担
当者会議だとか、知恵の輪委員会と毎月開催している職員の会議や、村の行事風景写真
を、SNSって言いますか、その中の先程村長が言ったフェイスブックだツイッター等
で細目に毎日発信されているという方策もあります。それはそれで結構なんですけれど
も、まあ良いとこ取りの発信はしても、こうした身近な醜態的なとも言われかねないよ
うな事体に、本当に気遣いが出来ているのかというのが、今回の質問の要因である訳で
す。職員の研修も新任時や昇格時にやっているっていうこと。以前の質問で答えられて
おりましたけれども、職員個人の意識にも成果が。こういうものをどうしようよってい
うことが、自ら出ないという事が私は疑問に感じている訳であります。村民に自助共助
を主張されますけれども、公人の皆さん方の中も、自助努力されているんでしょうかっ
ていうことです。もちろん、誰にでも気付かないっていう事あるでしょうが、村づくり
の理念として、来村者を歓迎したいなら、まず、身の周りの境遇に気配りの心を養おう。
指摘を受けたら早急な対応に務める。そうした努力が必要ではないでしょうか。村長い
かがでしょうか。
〇村長(藤澤泰彦君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
います。
はい。そのように取組んで参りたいと思います。以上でござ
〇8番(市川寿明君)
議長。
〇議長(平田勝章君)
市川議員。
〇8番(市川寿明君)
今回村のイメージの改善の取り組み姿勢を問うてきた訳です
けれども、いずれも個々的には細かな事かもしれません。住民視線からしたら、ちっと
も変わらない現状から、少なくもイメージアップには繋がらないっていう要素を、曝け
出しているというふうに指摘せざるを得ない訳であります。題材とした諸事例の根本は、
33
私は意識改革の問題にあるというふうに思います。先程申し上げたように、行政側にも
自助。自分の力で自分を向上させると。こうした努力の姿勢が見えてこそ、共存の礎で
ある信頼の情勢になるのではないでしょうか。この村に住み続けるのに、生坂が良い村
でありたいと願うにも、行政運営上においてもお互いの気遣いがあってこそだと思いま
す。そうした点において、気持ちを入れた行政の姿勢が求められます。今後懸命な努力
を求めて、私の質問を終わりたいと思います。
〇議長(平田勝章君)
以上で、一般質問を終わります。ここで昼食のため休憩した
いと思います。再開は午後2時とします。尚、1 時より全員協議会を行いますので、第
3会議室にお集まりください。
〇議長(平田勝章君)
再開いたします。
◎日程3・委員長報告(午後 2 時 00 分)
〇議長(平田勝章君)
次に、日程3、この 10 日に上程し、各常任委員会に付託い
たしました、議案第 37 号の事件案1件、平成 27 年度補正予算3件、及び陳情 27 第1
号、陳情 27 第2号、陳情 27 第3号と請願 27 第1号併せて8件を一括して議題とし、
各常任委員長の報告を求めます。
〇議長(平田勝章君)
〇3番(荻久保幸男君)
〇議長(平田勝章君)
はじめに、総務建経常任委員長、荻久保議員。
議長。
荻久保議員。
〇3番(荻久保幸男君)
6月 10 日、総務・建設経済常任委員会に付託された案件
について、11 日に委員会を開催しましたので、その結果をご報告いたします。
委員会審査報告書。
議案第 37 号。生坂村過疎地域自立促進計画の変更について。可とすべきと決定。
議案第 38 号。平成 27 年度生坂村一般会計補正予算、第1号。関係部分。可とすべき
と決定。
議案第 39 号。平成 27 年度生坂村簡易水道特別会計補正予算。第1号。可とすべきと
決定。
議案第 40 号。平成 27 年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算。第1号。可とすべ
きと決定。
陳情 27 第2号。「国際平和支援法案」および「平和安全法制整備法案」制定に反対す
る陳情。趣旨採択。
陳情 27 第3号。TPPに関する国会決議の実現を求める陳情書。採択すべきと決定
しました。
審査の経過について申し上げます。総務・建設経済常任委員会は、この6月 11 日、
34
午前9時 00 分から、委員4名が出席をいたしまして開催しました。村長に出席をして
いただき、傍聴者に議員4名、説明者には、総務課長、会計管理者、振興課長、関係係
長3名から詳細に説明を受け審査をいたしました。
主なものについて申し上げますと、議案第 37 号。生坂村過疎地域自立促進計画の変
更について。この議案は、過疎地域自立促進計画の区分1に中山間地域総合整備事業等
を追加するもので、「過疎地域自立促進計画を審議会にかけているか」との質問に、「基
になる基本構想について審議していただき、それを基に計画を作成している。」との回
答。
採決の結果、全員賛成で可とすべきとすることに決定しました。
議案第 38 号。平成 27 年度生坂村一般会計補正予算、第1号。関係部分。
この議案は、人事異動に伴う職員給与・手当の組み直しや、番号制度に係るシステム
の改修委託料、元気づくり支援金事業採択に伴う団体事業貸付金などの補正で、「CA
TV施設維持管理費の工事請負費はどこをやるのか。道路工事の関係か」との質問に、
「込地は橋の工事の関係で電柱が支障になるので移設する。小立野は道路工事の関係。」
との回答。
「おいしい信州フードはどんな品物が入るのか。」との質問に、「村内産の米、小麦を
使って駄菓子のレシピを募集し、通年販売できる商品の開発を行なう。将来的には加工
用米の作付けを増やしていきたい。」との回答でありました。
採決の結果、全員賛成で可とすべきと決定をいたしました。
議案第 39 号。平成 27 年度生坂村簡易水道特別会計補正予算、第1号。
この議案は、人事異動により人件費の削減により、一般会計からの繰入金を減額する
議案で、特に意見は無く、採決の結果、全員賛成で可とすべきと決定しました。
議案第 40 号。平成 27 年度生坂村農業集落排水特別会計補正予算、第1号。
この議案は、上生坂処理場の原水流量計を更新する議案で、「原水流量計更新は定期
亭に行うのか。」との質問に、「平成 9 年に設置してから初めての更新となる。古いので
メーカーからの部品の供給が無い」との回答。採決の結果、全員賛成で可とすべきと決
定しました。
次に、陳情 27 第2号、「国際平和支援法案」および「平和安全法制整備法案」制定に
反対する陳情。
この陳情は、政府が審議している「国際平和支援法案」と「平和安全法制整備法案」
の2法案について、この法案の制定を断念するよう意見書の提出を求める陳情で、この
問題については、憲法 9 条は守るべきだと思うという意見で、採決の結果、全員賛成で
趣旨採択とし、国に対して慎重な審議を求める意見書を提出することとしました。
陳情 27 第3号、TPPに関する国会決議の実現を求める陳情書。
この陳情は、TPP交渉において、衆参農林水産委員会決議の実現を求めるもので、
特に意見はなく、採決の結果、全員賛成で採択すべきとすることに決定をしました。
以上、審査の結果と経過を申し上げまして、総務建設経済常任委員長報告とします。
〇議長(平田勝章君)
総務建経常任委員長の報告を終わります。
総務建経常任委員長の報告について質疑のある方の発言を許します。
〇議長(平田勝章君)
なければ次に、社会文教常任委員長、瀧澤議員。
〇1 番(瀧澤龍一君)
6月 10 日、社会文教常任委員会に付託された案件について、
35
12 日に委員会を開催しましたので、その結果をご報告いたします。
委員会審査報告書。
議案第 38 号。平成 27 年度生坂村一般会計補正予算、第1号。関係部分。可とすべき
と決定。
陳情 27 第1号。年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関
する意見書の提出について。採択すべきと決定。
請願 27 第1号。「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願書。採択すべきと決
定しました。
審査の経過について申し上げます。社会文教常任委員会は、この6月 12 日、午前9
時 00 分から、委員4名が出席をいたしまして開催しました。村長に出席をしていただ
き、傍聴者に議員4名、説明者には、教育長、健康福祉課長、住民課長、関係係長等7
名から詳細に説明を受け審査をいたしました。
主なものについて申し上げますと、議案第 38 号、平成 27 年度生坂村一般会計補正予
算、第1号。関係部分。
この議案は、小中学校の体育館非構造部材耐震化事業や、臨時福祉給付金・子育て世
帯臨時特例給付金のシステム改修費や、人事異動に伴う職員の給与、手当の組み直しを
行うもので、「保育園の屋根の断熱材については、どういう補修をするのか。」との問に、
「下から透明な物で挟む。その方が工事費が安くなる。」との回答。
「体育館の工事中、子供達の授業はどうするのか。」との質問に、「中学の部活動はB
&G体育館を使う予定。工期がかしわ祭にかからないようにしたい。」との回答。
「『歩いてつながる地域の輪事業』でベンチはいくつ置くのか。杖は購入するのか」
との質問に、「3つのコースを造り、ベンチを6台置く予定。ウォーキングポールは 15
セットを購入する予定」との回答でありました。
「臨時福祉給付金の未申請者には、申請をするよう連絡はしているか」との質問に、
「申請期間も延長し、放送もした。個別に勧奨はがきを送付したが申請はなかった。」
との回答でした。
採決の結果、全員賛成で可とすべきと決定をいたしました。
次に、陳情 27 第1号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運
用に関する意見書(決議)の採択を求める陳情書。
この陳情については、年金積立金は被保険者の利益のために、安全かつ確実な運用を
行うべきとの意見があり、採決の結果、全員賛成で採択すべきとし、意見書を提出する
ことに決定しました。
請願 27 第1号、「義務教育費国庫負担制度」の堅持を求める請願書。
この請願は、今日ある教育的諸課題の解決を思う時、義務教育費国庫負担制度を堅持
することは切なる願いであり、特に意見はなく、採決の結果、全員賛成で採択すべきと
し、意見書を提出することに決定しました。
以上、審査の結果と経過を申し上げまして、社会文教常任委員長報告とします。
〇議長(平田勝章君)
社会文教常任委員長の報告を終わります。社会文教常任委員
長の報告について質疑のある方の発言を許します。
◎討
論(午後 2 時 16 分)
〇議長(平田勝章君)
なければ次に、討論に入ります。ただ今、委員長報告のあり
ました、議案第 37 の事件案1件と、平成 27 年度補正予算3件、及び請願1件・陳情3
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件、併せて8議案について、一括して反対討論のある方の発言を許します。反対討論は
ありませんか。
〇議長(平田勝章君)
結いたします。)
反対討論はないようですので、賛成討論は省略し、討論を終
◎採 決(午後 2 時 17 分)
〇議長(平田勝章君)
これより採決に入ります。
議案第 37 号、「生坂村過疎地域自立促進計画の変更について」を採決いたします。議
案第 37 号を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、議案第 37 号は、原案のとおり可決
することに決定いたしました。
〇議長(平田勝章君)
次に、議案第 38 号、「平成 27 年度生坂村一般会計補正予算
【第1号】
」を採決いたします。 議案第 38 号を原案のとおり決定することに賛成の方
の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手多数です。よって、議案第 38 号は、原案のとおり可決
することに決定いたしました。
〇議長(平田勝章君)
次に、議案第 39 号、「平成 27 年度生坂村簡易水道特別会計
補正予算【第 1 号】」を採決いたします。議案第 39 号を原案のとおり決定することに賛
成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、議案第 39 号は、原案のとおり可決
することに決定いたしました。
〇議長(平田勝章君)
次に、議案第 40 号、「平成 27 年度生坂村農業集落排水特別
会計補正予算【第 1 号】」を採決いたします。議案第 40 号を原案のとおり決定すること
に賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、議案第 40 号は、原案のとおり可決
することに決定いたしました。
○議長(平田勝章君)
次に、請願 27 第 1 号、「「義務教育費国庫負担制度」堅持を
求める請願書について」を委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めま
す。
37
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、請願 27 第 1 号は委員長報告のとお
り決定いたしました。
○議長(平田勝章君)
次に、陳情 27 第 1 号、「年金積立金の専ら被保険者の利益の
ための安全かつ確実な運用に関する意見書(決議)の採択を求める陳情書」を委員長報
告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
り決定いたしました。
挙手全員です。よって、陳情 27 第 1 号は委員長報告のとお
○議長(平田勝章君)
次に、陳情 27 第 2 号、「「国際平和支援法案および「平和安
全法制整備法案」制定に反対する陳情」を委員長報告のとおり決定することに賛成の方
の挙手を求めます。
〇議長
した。
挙手多数です。よって、陳情 27 第 2 号は委員長報告のとおり決定いたしま
○議長(平田勝章君)
次に、陳情 27 第 3 号、「TPPに関する国会決議の実現を求
める陳情書」を委員長報告のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
り決定いたしました。
挙手全員です。よって、陳情 27 第 3 号は委員長報告のとお
◎議事日程の追加(午後 2 時 21 分)
〇議長(平田勝章君)
おはかりいたします。お手元に配布してあります日程のほか
に、「生坂村選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について」と、本日、理事者より追
加提案されております、議案第 41 号「生坂村固定資産評価審査委員会委員の選任につ
いて」と、議員より提出されております、発議第2号、
「「国際平和支援法」および「平
和安全法制整備法案」の慎重審議を求める意見書の提出について」。発議第3号、
「TP
Pに関する国会決議の実現を求める意見書の提出について」。発議4号、
「年金積立金の
専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の提出について」。発
議弟5号、「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書の提出について」の、併
せて議案6件と「議員派遣の件」を追加したいと思います。ご異議ございませんか。
[「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君)
ご異議なしと認めます。よって、議案6件と「議員派遣の件」
を日程に追加いたします。
38
〇議長(平田勝章君)
追加日程を事務局より配布させますので、しばらくお待ちく
ださい。
◎追加日程 1・選挙(午後 2 時 23 分)
○議長(平田勝章君)
追加日程 1・生坂村選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を
議題といたします。
おはかりします。この選挙の方法については、地方自治法 118 条第2項の規定により
議長の指名推薦により行いたいと思います。ご異議ございませんか。
[「なし」の声あり]
○議長(平田勝章君)
に決定いたしました。
ご異議なしと認めます。よって、議長において指名すること
く ぼ た あさお
ふじわらきょうこ
てらしますみ お
やまざきめぐむ
選挙管理委員会委員に、久保田朝夫君、藤原 京子 君、寺島 澄 雄君、山 﨑 慈 君を、
お お た ひさよし
ひらばやしきょうこ
いわしたよしとし
おおたひでお
補充員に、1番、太田 久吉 君、2番、平 林 恭子 君、3番、岩下 嘉 寿 君、4番、太田英雄
君を指名いたします。
○議長(平田勝章君)
おはかりいたします。ただ今、議長において指名いたしまし
た、選挙管理委員会委員4名、及び補充員4名を当選人とすることにご異議ありません
か。
[「なし」の声あり]
く ぼ た あさお
○議長(平田勝章君)
てらしますみ お
ふじわらきょうこ
ご異議なしと認めます。よって、久保田朝夫君、藤原 京子 君、
やまざきめぐむ
お お た ひさよし
ひらばやしきょうこ
寺島 澄 雄君、山 﨑 慈 君を選挙管理委員会委員に。1番、太田 久吉 君、2番、平 林 恭子
いわしたよしとし
おおたひでお
君、3番、岩下 嘉 寿 君、4番、太田英雄君を補充員の当選人と決定いたしました。
◎追加議案の提案理由の説明(午後 2 時 25 分)
〇議長(平田勝章君)
ここで、理事者より追加議案の提案理由の説明を求めます。
〇村長(藤澤泰彦君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
一般質問、委員長報告等でお疲れのところ申し訳ございませ
んが、追加議案のご審議をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。議案の説明に
つきましては、議案第 41 号、生坂村固定資産評価審査委員会委員の選任について。こ
39
の議案は、3名の委員の内1名の委員の選任の同意を求めるものであり、任期は平成
27 年7月1日から平成 30 年6月 30 日迄の3年間であります。以上の議案でございま
す。よろしくご同意を賜りますようお願い申し上げ、議案の説明とさせていただきます。
〇議長(平田勝章君)
提案理由の説明が終わりました。
◎追加日程 2・議案第 41 号(午後 2 時 26 分)
〇議長(平田勝章君)
追加日程 2、議案第 32 号、
「生坂村固定資産評価審査委員会
委員の選任について」を上程し議題といたします。担当者の朗読説明を求めます。
〇総務課長(市川廣美君)
〇議長(平田勝章君)
議長。
総務課長。
[総務課長(市川廣美君)朗読説明]
〇議長(平田勝章君)
以上で上程された議案の朗読説明を終わります。
◎採決(午後 2 時 27 分)
〇議長(平田勝章君)
本議案は、人事案件ですので、質疑・討論を省略し、採決に
入ります。議案第 41 号、
「生坂村固定資産評価審査委員会委員の選任について」 を原
案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。
よって、議案第 41 号、
「生坂村固定資産評価審査委員会委員の選任について」は、原案
のとおり同意することに決定いたしました。
◎追加日程 3・発議第 2 号
追加日程 4・発議第 3 号(午後 2 時 00 分)
○議長
次に、追加日程 3・発議第2号 「「国際平和支援法」および「平和安全法
制整備法案」の慎重審議を求める意見書の提出について」。発議第 3 号「TPPに関す
る国会決議の実現を求める意見書の提出について」の 2 件を一括上程し、議題としたい
と思います。ご異議ございませんか。
[「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君) 異議なしと認め、発議第2号と発議第3号の2件を一括して上
程し議題としたいと思います。
40
〇議長(平田勝章君)
提出議員の朗読説明を求めます。3番、荻久保議員。
[3番(荻久保幸男君)朗読説明]
〇議長(平田勝章君)
以上で上程された議案の朗読説明を終わります。
◎追加日程5・発議第4号 追加日程6・発議第5号(午後 2 時 35 分)
○議長
次に、追加日程5・発議第4号、「年金積立金の専ら被保険者の利益のため
の安全かつ確実な運用に関する意見の提出について」と追加日程6・発議第5号、
「「義
務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書の提出について」の 2 件を一括上程し、
議題としたいと思います。ご異議ございませんか。
[「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君)
異議なしと認め、発議第4号と発議第5号の2件を一括して
上程し議題としたいと思います。
〇議長(平田勝章君)提出議員の朗読説明を求めます。1番、瀧澤議員。
[1番(瀧澤龍一君)朗読説明]
〇議長(平田勝章君)
以上で上程された議案の朗読説明を終わります。
◎質疑・討論 (午後 2 時 40 分)
〇議長(平田勝章君)
質疑・討論に入ります。追加日程3、発議第2号から追加日
程6、発議第5号までの4議案について、質疑・討論のある方の発言を許します。反対
討論はありませんか。
〇議長(平田勝章君)
結いたします。
反対討論はないようですので、賛成討論は省略し、討論を終
◎採 決 (午後 2 時 40 分)
〇議長(平田勝章君)
次に、採決に入ります。追加日程 3・発議第2号、
「「国際平
和支援法」および「平和安全法制整備法案」の慎重審議を求める意見書の提出について」
を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、発議第2号は、原案のとおり可決す
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ることに決定いたしました。
○議長
次に、追加日程 4・発議第 3 号、「TPPに関する国会決議の実現を求める
意見書の提出について」を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、発議第 3 号は、原案のとおり可決す
ることに決定いたしました。
〇議長(平田勝章君) 追加日程5・発議第4号、
「年金積立金の専ら被保険者の利益
のための安全かつ確実な運用に関する意見書の提出について」を原案のとおり決定する
ことに賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、発議第4号は、原案のとおり可決す
ることに決定いたしました。
○議長
次に、追加日程6・発議第5号、
「「義務教育費国庫負担制度」の堅持」を求
める意見書の提出について」を原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
〇議長(平田勝章君)
挙手全員です。よって、発議第5号は、原案のとおり可決す
ることに決定いたしました。
◎追加日程7・議員派遣の件 (午後 2 時 43 分)
〇議長(平田勝章君)
次に、追加日程7、 議員派遣の件を議題といたします。
おはかりいたします。議員派遣の件については、議会会議規則第 127 条第 2 項の規定
によって、お手元に配布してあります議案書のとおり議員を派遣したいと思います。
ご異議ありませんか。
[「なし」の声あり]
〇議長(平田勝章君)
異議なしと認め、議員派遣の件は議案書のとおり議員を派遣
することに決定いたしました。
◎継続審査の申出 (午後 2 時 43 分)
〇議長(平田勝章君)
次に、日程4、閉会中の継続審査及び調査の申し出について、
を議題といたします。お手元にお配りしてありますとおり、委員長から閉会中の継続審
査及び調査の申し出がありました。議会会議規則第 74 条の規定により、これを許可す
ることにしたいと思います。ご異議ございませんか。
[「なし」の声あり]
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○議長(平田勝章君)
ご異議なしと認め、議会運営委員長、吉澤議員。総務建経常
任委員長、荻久保議員。社会文教常任委員長、瀧澤議員から申し出のありました、閉会
中の継続審査及び調査を許可することに決定いたしました。
〇議長(平田勝章君)
以上を持ちまして、本定例会に付された議事日程はすべて終
了いたしました。ここで、村長のあいさつを求めます。村長。
〇村長(藤澤泰彦君)
それでは、平成 27 年第2回生坂村議会6月定例会の閉会に
あたり、御礼のご挨拶を申し上げます。10 日から8日間の会期の6月定例会でありま
したが、上程しました議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございまし
た。
さて、いよいよ地方創生の生坂版総合戦略の策定と、産業振興、観光振興等の将来ビ
ジョンの策定を本格的に行っていくことになります。総合戦略の策定も農村集落活性化
支援事業で将来ビジョンの作成をし、そのビジョンに沿って「まち・ひと・しごと対策」
の体制構築をするための事業実施等にご指導・ご支援をお願いします「農村開発企画委
員会」にお願いすることになりました。
これによりまして、生坂版総合戦略の策定と農村集落活性化支援事業の将来ビジョン
の策定のためのアンケート調査を7月に実施するように進めてまいります。そして、総
合戦略は 10 月までに策定するために、アンケートの結果を反映させるとともに、第5
次総合計画とも整合性を持たせ、同時に農村集落活性化支援事業の将来ビジョンも作成
してまいります。
また、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部からの通知の中に、総合戦略の策定の基
本的な考え方の一つとして、「地方版総合戦略については、議会と執行部が車の両輪と
なって推進することが重要であることから、各地方公共団体の議会においても、地方版
総合戦略の策定段階や効果検証の段階において、十分な審議が行われるようにすること
が重要である」と記載されておりますので、引き続きのご指導・ご支援の程よろしくお
願いいたします。
また、今定例会では、小・中学校体育館の防災機能強化事業の非構造部材耐震化工事
の補正予算もお認めいただき御礼を申し上げます。昨日・今日の信濃毎日新聞の記事に
「学校施設の国交付金、内示が出ず事業が滞っている」とのことであります。県内で松
本市など9市町村 21 校に文部科学省の「学校施設環境改善交付金」の内示がなく、そ
れぞれ対応を検討しているとのことです。その点、当村は4月末に内示をいただき、今
定例会で補正予算をお認めいただき、12 月末の竣工予定で事業執行ができますことは、
さらに地域防災力の強化にもつながると考えているところでございます。
そして、「地域発 元気づくり支援金事業」は、今年度中に事業を完了しなければな
りませんが、今定例会で関係予算をお認めいただきましたので、これから本格的にそれ
ぞれの事業に取りかかれることになりました。又、団体申請に付きましても、関係部署
や地区担当職員と協力して進めていただくようお願いしてまいります。また2次募集に
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は、再申請しました3事業もありますので、ぜひ採択いただければと願うところでござ
います。
「生坂村絆づくり支援金」は、当初予算で 200 万円をお認めいただき、6月 30 日が
申請の締め切りとなっております。担当に聞きましたところ、申請は、新規と継続を合
わせまして、7件ほどの申請の動きがあるということであります。この状況ですと、今
年度も当初予算ほどの申請になり、村民の皆さんと行政が一体となって協働の地域づく
りを推進するため、また地域の活性化のために役立つものと考えているところでござい
ます。
そして、今年度もそれぞれに素晴らしい協働事業を行っていただきますので、実施さ
れる皆さんが協力し合って元気を出して活動をしていただき、村内外に小さくとも活力
のある生坂村を発信していただければとお願いする次第でございます。
地区要望箇所の対応に付きましては、補正予算をお認めいただきましたので、来週に
検討会議を行い、例年通りの回答書を作成し、来月の議会全員協議会と区長会でご提示
し、各区のご要望に対しての対応をご理解いただきたいと考えております。また、当初
予算分で緊急性等を加味して工事を実施しているところもあり、引き続き安全・安心な
生活につなげていかなければと考えているところであります。
村民の皆さんとの対話を重視し、村民の英知を結集して、生坂村の未来に明るい希望
や夢が広がるために、議員各位にも第5次総合計画の重点課題を常に念頭においていた
だき、生坂創生に対しましても建設的なご意見、ご提言を頂戴しながら、検討協議をお
願いし、村民の皆さんとのさらなる協働による村づくりの村政運営に邁進する所存でご
ざいます。
議員各位には、引き続きご健勝にてご指導、ご鞭撻賜ります様お願い申し上げ、閉会
に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
◎閉
会 (午後 2 時 50 分)
〇議長(平田勝章君)
本定例会に付された事件につきまして、慎重審議をいただき
終了しました。深く感謝いたします。本日の会議を閉じます。会議規則第7条の規定に
よって、本日で閉会したいと思います。これをもちまして、平成 27 年第2回生坂村議
会定例会を閉会といたします。
なお、この後、議会全員協議会を開催いたしますので、第3会議室にお集まりくださ
い。大変ご苦労様でございました。
〇議長(平田勝章君)
起立。礼。
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地方自治法第 123 条第 2 項の規定により、ここに署名する。
平成 27 年6月 17 日
議
長
署名議員
署名議員
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