議会だより

2015 年
NO. 39
議会だより
平成 27 年 2 月 1 日発行
青森県七戸町議会
広報編集特別委員会
12月5日の一般質問を傍聴する城南小学校6年の児童33名
(児童の感想文4・5ページに掲載)
月定例会
12
定例会の主な審議内容…………………………… 2~3
一般質問に6人登壇……………………………… 4~9
委員会の動き…………………………………………… 10
〶039ー2792 青森県上北郡七戸町字森ノ上131の4 TEL 0176ー68ー2965 FAX 0176ー68ー2804
平 成 年 第 4 回 定 例 会 は 月2日に開会し、田島政義議会運営委員長の報告の
とおり、会期を9日までの8日間と決定しました。
2日は、今定例会に上程された議案について町長の提案理由説明、5日は一般質
問(6人)
、最終日の9日は議案審議を行いました。
提出された議案は、本会議で審議され、全議案可決され予定どおり閉会しました。
5
30 27
31
平成26年度12月補正予算
一般会計補正予算の内容
○歳入の主なもの
・地方消費税交付金
2402万5千円
・地方交付税 2440万1千円
報
告
.
.
・国庫支出金 町が管理する施設であ
2690万5千円
る城北児童センターにつ
・町債
いて、新たに、社会福祉
2420万0千円
法人七戸美光園を指定管
○歳出の主なもの
理者とするものです。
・土木費(道路維持費・
平(成 年4月1日から
町営住宅改修工事費 他)
2200万9千円
平成 年3月 日まで )
・教育費(学校建設費 他)
☆全会一致で可決
4470万7千円
・民生費(児童措置費 他)
○新町建設計画(まちづ
992万1千円
・災害復旧費
くり計画)の変更
600万0千円
市町村の合併の特例に
関する法律の規定により
議会の議決を求めるもの 内線 3(558メートル ) ○平成 年度補正予算
です。
を町道に認定するため、 (右記表参照)
☆全会一致で可決
☆全会一致で可決 議会の議決を求めるもの
○町道路線の廃止
です。
☆全会一致で可決
道路法の規定に基づき、
変 電 所 ・ 倉 越 線 2 9 9 ○青森県市町村総合事務
(
組合を組織する地方公 ○専決処分事項の報告
メートル を廃止する
)
共団体数の増加及び青 ・一般会計補正予算(第
ため、議会の議決を求め
5号)
るものです。
森県市町村総合事務組 ☆全会一致で可決 合規約の変更
除雪機械更新に伴う補
助などを予算計上したも
○町道路線の認定
構成団体として青森市
を加入させることに伴い、 のです。
道路法の規定に基づき、
☆全会一致で承認
規約を変更するものです。
変電所・倉越線 299
(
☆全会一致で可決
5メートル と)北野・荒熊
水道事業会計
26
予 算 総 額
98億5,538万2千円
23億0,497万3千円
3億6,663万5千円
23億0,869万9千円
3億6,255万3千円
6,170万5千円
→ 4億6,861万6千円
→ 3億1,740万8千円
→ 1億2,605万5千円
→ 2億3,033万9千円
補 正 額
1億0,126万1千円 →
32万5千円 →
11万2千円 →
△3,970万6千円 →
122万2千円 →
5万3千円 →
収益的収入 144万0千円
収益的支出 165万4千円
資本的収入△70万0千円
資本的支出 174万1千円
区 分
一 般 会 計
国民健康保険
特
後期高齢者医療
別
介 護 保 険
会
公共下水道事業
計
農業集落排水事業
月
定例会
案
31
議
青森県人事委員会から
の勧告に準じ、町長等の
期末手当の割合を改正す
るものです。
☆全会一致で可決
○教育委員会教育長の給
与、勤務時間その他の
○職員の自己啓発等休業 勤務条件に関する条例
の改正
に関する条例の制定
青森県人事委員会から
地方公務員法第 条の の規定に基づき、職員 の勧告に準じ、教育長の
に自己啓発及び国際協力 期末手当の割合を改正す
の機会を提供するための るものです。
☆全会一致で可決
条例を制定するものです。
☆全会一致で可決 ○議会議員の議員報酬及
○職員の給与に関する条 び費用弁償等に関する
条例の改正
例の改正
青森県人事委員会から
青森県人事委員会から の勧告に準じ、職員の給 の勧告に準じ、議会議員
料月額及び勤勉手当の額 の期末手当の割合を改正
等を改正するものです。 するものです。
☆全会一致で可決
☆全会一致で可決
○特別職の職員で常勤の ○町立学校設置条例の改
26
ものの給与及び旅費に
関する条例の改正
31
12
5
12
学校を設置するため改正
するものです。
☆全会一致で可決
○公の施設における指定
管理者の指定
東八甲田家族旅行村、
町営スキー場の指定管理
期間が終了するため、南
部縦貫株式会社を指定管
理者とするものです。
平(成 年4月1日から
平成 年3月 日まで )
☆全会一致で可決
○公の施設における指定
管理者の指定
天間林老人福祉センタ
ーの指定管理期間が終了
するため、社会福祉法人
七戸町社会福祉協議会を
指定管理者とするもので
す。
平(成 年4月1日から
平成 年3月 日まで )
☆全会一致で可決
○公の施設における指定
管理者の指定
30 27
26
正
天間舘中学校と榎林中
学校を統合し、天間林中
32 27
第 39 号 (2)
議 会 だ よ り
平成 27 年 2 月 1 日
請
問
願
○ウイルス性肝炎患者に
対する医療費助成の拡
充に関する陳情
☆ 採 択
○政府による緊急の過剰
米処理を求める陳情書
☆ 採 択
発 議
○「手話言語法」制定を
○人権擁護委員の推薦に 求める意見書の提出に
ついて つき意見を求めること ☆ 原案可決
について
○B型・C型肝炎ウイル
人権擁護委員に松尾幸
一氏を推薦するため議会 スによる肝硬変・肝が
の意見を求めるものです。 ん患者に対する医療費
☆全会一致で同意 助成の拡充等を求める
意見書の提出について
☆ 原案可決
○政府による緊急の過剰
○消費税増税の撤回を求 米処理を求める意見書
の提出について
☆ 原案可決
諮
陳 情
☆ 不 採 択
・一般会計補正予算(第
○手話言語法制定を求め
6号)
る意見書の提出を求め
月 日投開票の衆議 院議員総選挙の執行経費 る請願書
☆ 採 択
を予算計上したものです。
☆全会一致で承認
・町主催行事における事
故に係る和解及び入院
補償給付金の額を定め
ること
☆全会一致で承認
年度七戸町の教
14
25
育に関する事務の管理
及び執行の状況の点検
及び評価に関する報告
☆ 報 告
○平成
12
める意見書提出を求め
る請願書
白石洋議長が、平成 年 月 日にホテル青森で開催さ
れた褒賞式において、三村申吾青森県知事から青森県褒賞
を受賞しました。
青森県褒賞は、公共の福祉増進に功労の著しい方(団体)
又は広く県民の模範となる方(団体)の事績を顕彰し、褒
賞するものです。
白石議長は、多年町議会議員の職にあって、公共の福祉
の向上に尽くし、地方自治の振興発展に貢献した功績が認
められ、今回の受賞となりました。
上北郡町村議会
議員研修会へ参加
平成 年 月 日に
六ヶ所村文化交流プラザ
「スワニー」で開催され
た研修会に、議員 名が
参加しました。
八戸市長小林眞氏を講
師に迎え「八戸市のまち
づくり《より強い より
元気な より美しい 八
戸を目指して》」と題し
て、講演いただきました。
平成 年3月 日東日
本大震災からの復興に向
けた取組や未来へつなが
るプロジェクトの展開な
どについて説明がありま
した。
講演の様子
26
23
28
11
11
平成 27 年 2 月 1 日
議 会 だ よ り
(3) 第 39 号
26
11
29
第4回定例会本会議場での伝達の様子(12月5日)
11
かになったのを見たことが
られているか。
展をしていると言え、そ うか。
独
自
の
教
員
採
用
に
よ
る
教育長
こに縄文文化の価値があ 教育長
少人数指導の現状は
世界遺産となれば、国 ると言える。
わ か る 授 業 の 確 立、
個々の児童生徒の発達状
内外からたくさんの見学 議 員
議 員
者が来訪され、地域に経 我が町で独自に教員を 況を踏まえた個別の指導
二ツ森貝塚の値うちは
何か。また、鹿角製櫛の 済効果を生み出すと考え 採用していることは大変 や援助がなされ、保護者
からも歓迎されている。
重要なことである。
られる。
重要性は何か。
子どもが大切にされる 議 員
教育長
現在は、新幹線駅舎に ポスターの掲示やリーフ ことが大事で、そのこと この少人数指導は来年
二ツ森貝塚は、今から
約5千500年前から約 レットを置いて周知して でよかったと子どもが思 度も続けるか。
4千年までの1千500 いるが、今後新幹線駅付 えることの積み重ねが子 教育長
議 員
年間に渡って営まれた集 近にも看板を設置するこ どもを成長させていくと 最低でも現在の人数を
縄文文化世界遺産登録
確保したいと考えている。
思う。
について、町民は四つの 落遺跡であり、面積は現 とを計画している。
在確認されている範囲だ 議 員
疑問を持っている。
町独自の少人数指導に
けで約 万平方メートル、 町民運動をどうしてい ついて、今年度の実施の
それは、世界遺産に登
一般質問を傍聴して
状況はどうか。
録を進めるほど値うちが 東京ドームの約8倍に相 るか。
教育長
教育長
あるのか、二ツ森貝塚は 当する。
城南小学校児童の感想
そんなにすばらしいのか、 大規模で、貝塚を伴っ 世界遺産対策室では小 3人を採用し、七戸小
二ツ森貝塚に行っても何 ていることに重要性があ 中学生を対象とした出前 学校、天間西小学校、七 ☆私は、今日議会を見に来
講座の開設、二ツ森貝塚 戸中学校に配置している。 てテレビで見た所や教科書
にもない、町の活性化に る。
世界遺産を目指す会とい 七戸小学校では、編成 で勉強した場面に似ていま
つながるのかである。
鹿角製櫛は約5千年前
のものと考えられており、 う民間団体の発足の支援、 基準では1クラスであっ した。二ツ森貝塚やユネス
縄文文化の値うちは何
非常に高度な加工技術を 二ツ森貝塚を知る勉強会 た1年生を2クラスに編 コ世界遺産についてくわし
か。
もってつくられているこ の開催、二ツ森貝塚縄文 成して学級担任をしてい くていねいな言葉づかいで
教育長
と、櫛の中にえぐられて まつりの支援、二ツ森貝 る。天間西小学校では習 話したり、質問をしていて
縄文文化は、本格的な
農 耕 や 牧 畜 を 行 わ ず に いる穴が数をあらわして 塚歴史フォーラムの開催 熟の程度に応じた授業な すごいと思いました。
1 万 年 間 と い う 長 期 に いるのではないかと考え など、一般町民はもとよ どを行っている。七戸中 教育長さんも質問に対し
渡って狩猟と採集、漁労 られていることである。 り広く県民の方々に対し 学校では、生徒指導を意 て細かく縄文時代や二ツ森
て、二ツ森貝塚を正しく 識した配置をしている。 貝塚について話していてと
によって定住生活が営ま 議 員
ても勉強になりました。
世界遺産登録を町の活 理解していただく周知活 議 員
れている。
テレビなどで見る議会で
性 化 に ど う つ な げ る か。 動に取り組んでいる。
児童・生徒の保護者か は途中で発言したり、けん
らはどのような声が寄せ
そのため看板の設置はど
一問一答方式
このことは世界史的に
見ても、とても特異な発
35
一 般 質 問
議員
佐々木寿夫
世界遺産登録をめざす
二ツ森貝塚の値うちは
第 39 号 (4)
議 会 だ よ り
平成 27 年 2 月 1 日
教育長 大規模な集落遺跡と貝塚が重要
NPO法人七戸町体育協会の
指定管理の問題点は
議員
田島 政義
平成 27 年 2 月 1 日
議 会 だ よ り
(5) 第 39 号
町長 法的な問題はない
理解をしていただき、よ
PO法人七戸町体育協会 である。
議 員
として県の許可を受けた。 また、指定管理者の指 ろしくお願いしたい。
今定例会にあたり、次
定は、議会の議決を経て 町 長
の2点について問う。
業務を行う上で町の指
導を受けながら、指定管 行う行政処分であり、請 議員が政治倫理規定を
私の質問は町当局、ま
た議員の皆さんに理解を 理等の予算も議会の議決 け負いの関係に該当しな 定める目的としては、議
していただくお願いにな をいただいていたが、残 いことから、地方自治法 員は町民の代表であると
るかもわからないが、も 念なことに、今年の3月 で定める兼業禁止規定に い う 自 覚 と 良 識 を 持 ち、
し耳ざわりの点がありま 定例会で指定管理の指定 は適用されず、さらには 町民全体の奉仕者として、
町の指定管理者の指定の 町政に対する町民の信頼
したらお許しを願いたい。 議案が否決となった。
その後も県や町当局と 手続き等に関する条例等 に応えるとともに、自ら
第一点目は、町の指定 管理を受けることについ 話し合いの結果、今のま にも、議員等が経営する が公明で開かれた町政の
て、NPO法人七戸町体 まで問題がないというこ 法人等の排除規定がない 推進に努め、議員本人が
ことから、自治法上何ら 自らによって律していく
育協会は法的に問題があ とである。
ものと理解している。
問題がない。
町 長
るのかである。
指定管理者制度は、行 議 員
職員については、地方
町が行財政改革の一環 第2点目は、倫理規定 公務員法で服務義務が課
として、スポーツ振興課 財政改革の一環として導
せられているほか、国家
と生涯学習課の二つの課 入され、体育施設本来の についてである。
を一つにすることを受け 設置目的である町民の健 議員が倫理規定を定め 公 務 員 倫 理 法 に お い て、
て、同協会は県の指導を 康の保持増進、社会体育 た場合、議員だけではな 地方公務員の倫理の保持
受け、県内の先進地視察 の振興を図るための利便 く、町の職員も、地域づ に関する施策を講ずるよ
など、いろいろな作業を 性の向上を目指し、さら くり等において活動がで う努めなければならない
と規定されている。
して、平成 年9月にN には多様化する町民ニー きなくなるのでは。
ズに効果的・効率的に対 倫理規定には、かなり しかしながら、同倫理
応するために、民間事業 厳しい制約があり、地域 法を地方に一律に適用し
者のノウハウを活用する の 崩 壊 も 心 配 さ れ る し、 た場合、地域社会が成り
私自身も倫理規定をつく 立たなくなることが懸念
ものである。
ることには賛成できない。 されることから、当町に
七戸町体育協会を指定
したのは、町の体育施設 これからも、町の発展 おいて倫理規定を定める
管理等に精通し、さらに のためには町当局と議会 ことは、現在のところ考
は、町内競技団体との円 が地域づくりのために協力 えていない。
滑な連携が期待されるこ が必要だと思うので、ど
とからの判断によるもの うぞ議員の皆様にも、ご
25
一括方式
あるけど、七戸町では議員
さんたちがみんな一人一人
のことを聞いてから話して
いて、とても安心しました。
☆七戸町をよりよくするた
めや観光客が来るためにど
のような体制をとったらい
いかなど、議員さんたちが
考えていることが分かりま
した。
二十歳になって選挙をす
るので、じゅうぶんに考え
てきめたいです。少し話が
むずかしかったので、もっ
ともっと知りたかったです。
☆会話の内容についつい聞
き入ってしまいました。世
界遺産の話や町の学校につ
いて分からないことが多々
ありましたが、なんとなく
解釈させていただきました。
今後このクラスの学年集
会でも議員のみなさんのよ
うなすばらしい会議のしか
たを真似してみようと思い
ます。
※紙面の関係により、一部
を掲載させていただきまし
た。
ためには、これまでの事
議 員
あるので、率直な考えを 町 長
町の顔となる中心市街 務処理型行政を改めて、
問う。
四つのプロジェクトは 目的どおり、完全にでは 地は、七戸地区の市街地 地元産業の振興対策を進
町 長
ないが、少しずつ着実に と思ってきたが、別な場 めなければ、今の子育て
計画に掲げた施策が順
所という考えがあるのか。 支援などの補助金対策だ
調に進んでいるものと、 成果が出ている。
けでは近いうちに限界が
思うような効果を得られ 特産品開発では、カシ 町 長
ていないもの、諸事情に スのアイスクリーム、七 市街地というと、一つ 見えてくる。何と言って
より着手できないものが 戸バーガーの開発・販売 のまとまりがある旧七戸 も仕事と安定した収入が
の市街地。新たな市街地 不可欠である。
が実現。
あるのは事実。
観光振興では国土交通 については検討課題であ 地方の時代といわれる
人口減少や少子高齢化 が、若者は職場がないた
によって、地域が抱える 省認定の観光の専門家の る。
議 員
めに大都市圏へ出ていく、
課題やニーズも変わって 山田桂一郎氏をアドバイ 議 員
長期総合計画は、新幹
線駅を町発展の起爆剤と きていることも考慮し、 ザ ー と し て 、 自 然 ・ 農 特産品開発や6次産業 そして子どもは少なくな
する内容だったが、この 事務事業評価や政策の評 業・歴史・文化体験を観 のリーダーについては、 るといった中で、実効性
年間の評価は重要であ 価を継続し、平成 年度 光パッケージとした七戸 外部者を入れるなど専門 のある施策が求められる。
からの第2次長期総合計 ツーリズムというものを 的な組織体にしなければ 新年度の施策で、特に
る。
産業化はできないと思う 定住に繋げる重点事業に
画に反映をさせ、計画の 進めている。
私は役場内のこと以外
は進んでいないと思う。 実現に向けて努力してい 中心市街地活性化では、 がどのように考えるか。 ついて町長の考えを問う。
町 長
ピザカーニバルなど町民 町 長
例えば、経費削減で捻出 く。
参加型のイベントを催し リーダーの育成として、 「まち・ひと・しごと
した財源を子育てなどの 議 員
補助金に回すなどのやり 重点的な町づくりのた ている。これは単発的で まちづくりの検討に際し、 創生法」と「改正地域再
くりは進んだが、農業や めに、特産品開発、観光 継続性がないという問題 女性や子育て中の世代の 生法」の地方創生関連2
商工業の振興、新しい産 振興、中心市街地活性化、 があり、いかに波状的に 方々をメンバーにするな 法案が成立したが、これ
ど、主体は広く町民から を受けて当町では、しち
業の創出は進んでいない。 交流センター建設の4大 繋げていくかが課題。
プロジェクトを立ち上げ 観光交流センターは、 募って、検討を進めてい のへ未来のまちづくりプ
特に、若い人の人口減
少が大きいことは、地元 たが、交流センター建設 先述の三つの目的が総合 くのが本来の姿であろう ラン策定委員会を立ち上
げ、取り組みの検討を始
産業への取り組みが不十 以外は成果が見えない。 的に効率よく展開される と思っている。
めることにしている。
分であることを証明して この4つのプロジェク よう、駐車場等の問題も
トをどのような体制で進 含め、調整を図り、今後、 来年度の重点施策は
いる。
めたのか、また、指摘し 全体の振興のために工夫
これは、町長の取り組
議 員
み方や当事者である町民 た課題をどのように受け していく。
の意識も評価する必要が 止めているのか。
人口減少を食い止める
10
一問一答方式
28
議員
岡村 茂雄
長期総合計画の評価と
プロジェクトの取り組みは
第 39 号 (6)
議 会 だ よ り
平成 27 年 2 月 1 日
町長 少しずつ着実に成果が出ている
議員
特徴的な記入で投票する 商品が当たるような取り
③投票日当日の投票時間 町民課長
議 員
短縮も経費削減になると 選挙執行経費は、投票 人が増えている。鉛筆以 組みを行うことは可能か。
当町の国政選挙費用と
所毎に基準額が定められ 外の筆記用具を持参して 選挙管理委員会委員長
思うがどう考えるか。
その内訳は。
ており、投票所を減らし 記入することは合法か。 ①県の選管では選挙啓発
選挙管理委員会委員長
選挙管理委員会委員長
の一環として中学生等を
①国の執行経費以下にで た 分 だ け 国 か ら お 金 が 選挙管理委員会委員長
平成 年衆院選の総額
①開票所内を点検しても 対象に、模擬投票を実施
が1230万円。人件費 きた場合は不用額を国に 入ってこなくなる。
存在しない場合は、持ち して憲法教育の充実に取
が813万円。掲示場所 返還するが、実際はそれ 議 員
設置撤去等が128万円。 では足りず、町の一般財 開票作業に投票用紙読 帰り票として処理する。 り組むこととしている。
源を予算計上している。 取分類機を導入した場合 ②投票用紙を発注した業 ②成人式では選挙啓発の
人件費の内訳は、投開
者と選管委員と事務局の ために資料を配布してい
票 事 務 従 事 者 が 人 で ②選挙事務の正確性、厳 の経費削減効果は。
立ち合いのもと、余分な るが、今後は国民投票の
494万円、一人約5万円。 正な対応を考えれば、精 選挙管理委員会委員長
通した役場職員等の従事 導入費用は480万円。 投票用紙は目の前で裁断 投票権年齢が満 歳にな
投開票立会人は延べ
人 で 万 円、 一 人 平 均 が 妥 当 と 考 え て い る が、 1回の選挙での人件費削 処理してもらっている。 ることから、出前授業な
アルバイトや役場退職者 減額は約7万円。 回使 ③期日前投票で入場券を どを取り入れ、関係部局
7614円。
の活用については、調査 わないと採算が合わない。 持参した場合でも、宣誓 と連携をとりながら推進
議 員
書に必要事項を自書して していきたい。
議 員
①経費を削減できた場合 したいと考えている。
は当町の収入になるか。 ③離島など地域的な特殊 ①国政選挙では不正選挙 頂き、必要に応じて立会 ③昨年の参院選で三沢市
の商工会が、選挙セール
②アルバイトを使ってい 事情がある場合に限って が裁判になっている。投 人が本人確認を行う。
る選管もあるが、その活 投票終了時刻を 時にも 票録の投票総数と実際の ④合法ではあるが、備え サービス券を配布した。
できるが、経費削減が目 票が一致しなかった場合 付けの筆記用具の使用を 平 成 年 の 衆 院 選 で、
用をどう考えるか。
愛知県刈谷市の商店街が
勧めている。
の対応は。
的の場合は難しい。
経験豊富な役場退職者
初めて実施した選挙セー
②国政選挙の投票用紙は 議 員
の活用をどう考えるか。 議 員
県の選管から配分される ①若年者ほど投票率が低 ルを皮切りに、翌年の参
投票所を両地区1会
場ずつの2カ所に統合す が、町が執行する選挙に い。投票率向上のための 院選で東京都新宿区の早
稲田商店会など カ所に
れば相当経費を削減でき 使用される投票用紙の不 取り組み状況は。
②成人式での模擬投票を 広がっている。
ると思うが問題はあるか。 正流出対策は十分か。
③昨年の参院選で、なり 働きかける考えはあるか。 総務省選挙課は、特定
選挙管理委員会委員長
すまし投票が横須賀市で ③ 投 票 率 向 上 の た め に、 の候補者を当選させる目
各投票所の区域に精通
した投票立会人を依頼し あった。なりすまし投票 選管と関わりのない団体 的でない限り公職選挙法
が、 投 票 所 の 敷 地 外 で、 に抵触せず、選挙啓発の
ているが、区域が広範囲 を防ぐ対策の状況は。
になると有権者の本人確 ④偽造投票用紙でのすり 投票を済ませたと思われ 活性化につながるという
認がかなり難しくなる。 替 え を 発 見 す る た め に、 る 人 に 抽 選 券 を 配 布 し、 判断である。
89
一問一答方式
18
50
選挙投開票事務の改善点は
哘 清悦
平成 27 年 2 月 1 日
議 会 だ よ り
(7) 第 39 号
町長 経費削減と投票率向上に努める
24
68
99
18
18
70
15
及び関係機関と連携強化
ていきたい。
問う。
議 員
を図り、早期実現に向け
議 員
町 長
『 収 入 減 少 影 響 緩 和 対
策( ナ ラ シ 対 策 )( ※ )』 これからの対策として、 次の世代を担う農業後 た対応と次年度予算に反
として、今年度限りでは 主食用米から国内需要の 継者の育成強化対策とし 映すべきと考えるが、町
あるが868人に補てん 大きい飼料用米への切り て、若者が定住し就農す の考えを問う。
される。そのうち未加入 かえ、収益性の高い野菜 る意欲を持てる環境づく 町 長
を中心とした転作作物へ りが必要だと思うがその 平成 年以降、国は減
者は790人である。
反に関与せず、農業者の
の転換、さらにはトマト 対策は。
次年度からの加入条件
責任において行うという
が、認定農業者、認定新 などの施設園芸野菜の取 町 長
規就農者、集落営農組織 り組みにも積極的に支援 町において後継者不足 ような方向がでているの
は喫緊の課題であり、そ で、思い切ったことをし
加入者のいずれかとなっ していきたい。
議 員
ているが、今後の加入促 特に主要作物の一つで れに向けての対策として、 ていかなければならない
農家は、米の概算金の
あるニンニクについては、 ①就農に向けた相談対 と考えており、現在、次
か つ て な い 下 落 に よ り、 進について問う。
イモグサレセンチュウの 応の強化、就農計画等と 年度の予算の編成作業を
生活や生産費等の支払い 町 長
現在加入している人は、 被害が非常に大きくなっ いったものをつくり、そ 行っており、具体的な内
に困窮している。
ており、収量品質低下が の作成に係る指導・助言 容や予算を検討しており、
認定農業者206人中
生産現場の落胆の声を
②農業機械や生産施設 しっかりと肉づけをして、
どのように認識している 人であり、加入率は決し 見られる中で、農協など
単なる言葉でなく夢を
か、又具体的な支援策と て高くはない状況である。 の関係団体と連携をとり の整備に対する助成
③農地取得等に対する 持って進んでいけるよう
して何を考えているのか。 平成 年度から加入要 ながらニンニク産地の再
なものにしたい。
件である規模の条件がな 生のために協議を進めて 助言・指導
町 長
くなるので、加入促進を いきたい。
④営業指導及び経営指
農業再生産に向けた具
体的な支援策として、水 積極的に働きかけていき 町として厳しい農業情 導体制の強化
勢に柔軟に対応するとと の四つの施策を掲げてい
稲の種子の購入経費の助 たい。
もに、従来の稲作主体の る。このような新規就農 (※)『収入減少影響緩和
成、乾燥・調整経費の助 議 員
成、再生産等に必要な融 4年連続の豊作により、 経営の在り方を見直して、 者確保に向けたいろいろ 対策(ナラシ対策)』
資に対する利子補給を検 次年度より更に厳しくな 畑作等を組み入れた複合 な施策、また、就農後の 米、麦、大豆等の販売
る生産数量目標値の減や 経営の推進、また高所得、 支援体制の強化は今後と 価格の低下や収量の減少
討している。
自主的取り組み参考値も 高生産性農業の確立を目 も積極的に取り組んでい によって収入減少が生じ
詳細については、農協
た場合に、その差額の9
など関係機関と協議・検 合わせての需給対策と農 指し、七戸町野菜生産力 きたい。
割が農業者(対策加入者)
討中で、内容が決まり次 業 所 得 向 上 対 策 と し て、 向上プランを策定し、農 議 員
第、農家の方々にお知ら 飼料用米や野菜(施設も 協あるいは県などと連携 最後に、答弁いただい に対して補てんされる仕
含む)への移行について を図りながら施策を進め た対策については、農協 組みである。
せしたい。
一問一答方式
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78
30
議員
田嶋 輝雄
農業後継者の育成強化、
就農に向けた環境づくりを
第 39 号 (8)
議 会 だ よ り
平成 27 年 2 月 1 日
町長 支援体制の強化に取り組む
米の価格低迷に対する
町の考えとその対策は
議員
瀬川 左一
平成 27 年 2 月 1 日
議 会 だ よ り
(9) 第 39 号
町長 関係機関と協議し早く対応する
一括方式
年産米と比較し、町 感をもって考えていく必
議 員
交付を受けるには、あ
全体で何億ぐらいの減額 要がある。
らかじめ一定額を積立す
米の価格が急に落ちた
ことで、 年産米1俵当 となったのか。
農業を基幹産業として る必要がある。
たり農家の生産者が、4, 町の産業にどれくらい いる町は、誇りを持って、
我々は国民の食を支えて
000円を負担して販売 の影響があるのか。
いるのだという意識のも
しているような状態であ 町 長
と、国に対し陳情すべき 第二に飼料用米だと専
る。
年産米の概算金は過
去に例のない最低の価格 と考えるが、町長はどの 用の乾燥調製の機械や施
アール当たりにする
設が必要になるため、そ
ように考えているか。
と3万いくらで、農家が となっている。
れに対する助成。
非常に落胆しているとい 概算金で比べた場合、 町 長
,
うことは新聞等でも報道 6 億 1 0 0 0 万 円 の 減 全く同感である。国に 第三に、収入が落ち込
されているが、いまだ救 収になるのではないかと 対しての陳情というか要 んだ場合にそれを補填す
望ということで、町村会 る仕組みを減反が廃止す
済の具体策が示されてい 思われている。
の中に産業経済委員会が るまでの間につくっても
議 員
ない。
町としてこれからどの あり、その委員であるが、 らいたいこと。
米は日本国民の生きる 糧であり、昔の人は米が ような対策を考えている 特に今こういう状況の中、 このことについて、今
農業関連ということで特 後どういう状況になるか
あれば味噌のみをおかず のか。
別に仙台から農政局長等 見守りながら進めていき
に食事ができたものであ 町 長
る。稲作というのは、生 農業再生産に向けて、 に出席してもらい、県か たい。
水稲の種子の購入経費の らは農林水産部長以下関
命の一番の源である。
助成、乾燥・調整経費の 係課長が出席していろい
3年後に減反政策がな
くなれば、稲作をする人 助成、再生産に必要な融 ろ意見交換をし、次のこ
がゼロに等しくなる。ほ 資に対する利子補給、こ とを要望したところであ
とんどが畑作になれば、 れらについては農協など る。
その作物も過剰過ぎて価 関係機関と協議をし、早 第一に、飼料用米に生
格が下落するなど、いく めに決定をして実行して 産がシフトしていくだろ
うから、需要確保という
ら働いても所得増は難し いきたい。
ことで、飼料会社に対し
くなり、働けば働くほど 議 員
前に進めなくなるのでは 米は日本の主食である。 て、家畜のえさに対する
その主食生産を取り巻く 混入の割合をきちんと指
という懸念を抱く。
急激な環境の変化、昨今 導して一定量を継続して
の米農家減少など、危機 使うこと。
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国の対応も厳しいと感
じる。
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「手話言語法制定を求める意見書の提出を求
める請願書」、「ウイルス性肝炎患者に対する
医療費助成の拡充に関する陳情」について審
査し、いずれも採択すべきものとした。
◎議会運営委員会
開催日 平成 年 月 日
案件① 月定例会提出議案等
総務課長及び財政課長より提出議案等の説
明を受け審査した。
②請願書、陳情書の取り扱い
③平成 年委員会報告書の取りまとめ
④閉会中の継続調査申出書の提出
平成 年 月定例会を期限とし、所管事務
の閉会中の継続調査申出書を提出することにした。
⑤各常任委員会の委員会報告書及び閉会中の
継続調査申出書の取り扱い
である。
地球の気候は 年周期
で変動しているようだ。
今は情報の時代、上手
私達人類は大自然の恵 に活用しながら、地球に
の中で生きている。
住む人たちが平和に過ご
時には考えられないよ
うな大災害がやってくる。 せることを願う。
(瀬川)
昭和 年、平成5年の
大冷害は、農家であって 議会広報編集特別委員会
も食べる米さえとること 委員長 哘 清 悦
もできなかった。
副委員長 盛 田 惠津子
昔は何の情報もない時 委 員 瀬 川 左 一
代、大雨がきて、川が氾
佐々木 寿 夫
濫し、米刈直前の水田が
附 田 俊 仁
流され、大騒ぎしたもの
岡 村 茂 雄
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編集後記
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委員会の動き
に起業家の育成推進を図るべきである」、「町
税等徴収体制の強化を図るべきである」、「再
生可能エネルギーの積極的な導入を図るべき
である」、「職員の接遇改善並びにワンストッ
◎建設産業常任委員会
プ行政サービスの推進を図るべきである」を
開催日 平成 年 月 日
町当局へ要請することにした。
案件① 月定例会における各課懸案事項
③閉会中の継続調査申出書の提出
各課長より懸案事項の説明を受け協議した。 平成 年 月定例会を期限とし、所管事務
②平成 年委員会報告書の取りまとめ
の閉会中の継続調査申出書を提出することに
委員会報 告として、「第一次産業 の振興を
した。
図ると共に高付加価値化・ブランド化を図る
開催日 平成 年 月2日
べきである」、「生活路線及び生活排水路を計
案件 請願書の審査について
画的に整備すべきである」、「町営住宅使用料
「消費税増税の撤回を求める意見書提出を
等の未収金徴収強化を図るべきである」、「公
求める請願書」について審査し、不採択とす
共下水道を計画的に整備すべきである」、「七
べきものとした。
戸町に適合した農地集積を図るべきである」、 ◎文教厚生常任委員会
「 公 共 事 業 等 の 早 期 発 注 を 図 る べ き で あ る 」 開催日 平成 年 月 日
案件① 月定例会における各課懸案事項
を町当局へ要請することにした。
各課長より懸案事項の説明を受け協議した。
③閉会中の継続調査申出書の提出
②平成 年委員会報告書の取りまとめ
平成 年 月定例会を期限とし、所管事務
委員会報告として、「文化財の保存・整備・
の閉会中の継続調査申出書を提出することに
活用を図るとともに縄文遺跡群世界遺産登録
した。
(4道県共同)の推進を図るべきである」、「環
開催日 平成 年 月2日
境整備対策(不法投棄及び水質汚濁対策)の
案件 陳情書の審査について
強化を図るべきである」を町当局へ要請する
「政府による緊急の過剰米処理を求める陳情
ことにした。
書」について審査し、採択すべきものとした。 ◎総務企画常任委員会
③閉会中の継続調査申出書の提出
平成 年 月定例会を期限とし、所管事務
の閉会中の継続調査申出書を提出することに
した。
開催日 平成 年 月2日
案件 請願書、陳情書の審査について
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開催日 平成 年 月 日
案件① 月定例会における各課懸案事項
各課長より懸案事項の説明を受け協議した。
②平成 年委員会報告書の取りまとめ
委員会報 告として、「企業誘致の 促進並び
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第 39 号 (10)
議 会 だ よ り
平成 27 年 2 月 1 日
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