6. WASA創立50周年記念報告会-電装

2015年10月10日
WASA50周年記念報告会
電装プロジェクト 活動報告
電装プロジェクト 代表
杉山 拓弥
概要
電装プロジェクトとは
・2014年秋設立,公式プロジェクト
・各プロジェクトの活動にとらわれないものづくり活動
・飛行ロボットの活動の拡充
人数構成
早稲田大学
(飛行ロボット)
現在の活動
日本女子大学
3年 4名
3年 0名
2年 0名
2年 0名
1年 3名
1年 1名
・飛行ロボットの設計・製作・操縦
・GPS/INS航法によるラジコン戦車制御
設立背景
飛行ロボットの活動
非公式プロジェクト
・10年前より“非公式プロジェクト”として活動
・飛行ロボコン出場を目的
[1]
・有志,不定期での活動
・WASA会員から構成
・WASAから予算は降りない
・名義や場所,工具等借用
活動停止を経て
・2013年の活動停止,組織体制の見直し
・“非公式”と言った曖昧なプロジェクトを廃止に
電装プロジェクト
誕生
・(ついでに)趣味の延長のような活動もまとめよう
[1] 全日本学生室内飛行ロボットコンテスト 日本航空宇宙学会主催 今年で第11回目を迎える
活動紹介(飛行ロボット)
飛行ロボット・・・自作ラジコン飛行機
活動目的・・・飛行ロボコンへの出場
ただ作って飛ばしたい!
現在までの活動
今後の展望
・設計,製作,操縦練習
→1機10時間程度,戸山公園で操縦
・操縦場所の確保
[2]
→飛行ロボットは“ドローン”扱い
・飛行ロボコンへの出場
・定期的な活動
→ユニークデザイン賞など受賞
・大会前に主に活動,他時期は不定期
・大会出場以外の目的を
→試験飛行での上カメラなど
[2] 都立公園条例により,都立公園内でのドローンの飛行は禁止に.戸山公園は都立公園
活動紹介(GPS/INS航法ラジコン戦車)
活動目的・・・GPS/INS複合航法の確立
↓
ラジコンの自動走行
GPS/INS複合航法
・GPS→衛星を利用した状態量推定
低レート 高精度
・INS→加速度などを利用した状態量推定
高レート 低精度
⇓
複合化することで
高レート 高精度 なシステム
陸上自衛隊10式戦車模型
課題と展望
・ハード(模型)が完成したのみ
◎航法装置の完成(今年度中)
◎制御部の完成(来年度前半)
来年夏には自走(予定)
(将来的には)
ロケットへの搭載・飛行
まとめ・展望
飛行ロボット,ラジコン戦車の製作
飛行ロボット
・マルチコプターの製作,操縦
ラジコン戦車
DJI Phatom3
・ロケットへの実装
その他
・新たなものづくり活動への支援など
Harpoon
(イメージ)
全日本学生室内飛行ロボットコンテスト
日本航空宇宙学会主催
2006年に第1回大会,今年で第11回を迎える
実施場所
第8回
ポートメッセなごや
第9回
羽田空港内格納庫
第10~11回 大田区総合体育館
第11回大会の様子
大会規定(抜粋)
大会が目指すもの
・全4部門,各部門大学から1チーム
・災害時における調査,物資支援
一般,自動操縦,マルチコプター,ユニークデザイン
・機体重量は200g以下
・救援物資の投下などのミッション
・予選→決勝で2日間
・地形調査,空撮
・PDCAサイクルの会得
など
GPS/INS航法ラジコン戦車
GPS
Global Positioning System
複数衛星からの電波伝達時間による推定
低レートだが精度の時間劣化なし
INS
Inertial Navigation System
加速度,角速度の積分で状態量推定
高レートだが精度の時間劣化
拡張カルマンフィルタによる高精度かつ時間依存のないシステム形成
使用ハードウェア
・マイコン:LPC1768(ARM社製)
・慣性センサ:MPU-9250 9軸センサモジュール
・GPSモジュール:GMS-G9 GNSSモジュール(GlobalTop社)
GPS・GLONASS・準天頂衛星システム