KYOTO Design Lab.デザインファクトリー使用の手引

KYOTO Design Lab.デザインファクトリー使用の手引 Ⅰ.全施設共通の使用の手引 1. 使用目的 A)
KYOTO Design Lab.ファクトリーは D-lab.プロジェクトにおける制作・研究活動に資す
ることを優先的目的とする。 B)
本学の実習、演習等の授業、及び研究等において必要となる制作活動にも活用する。 2. 施設概要 デザインファクトリーは以下の5つの施設で構成される。 A)
ウッドワーキングルーム(Wood Working Room) B)
メタルワーキングルーム(Metal Working Room) C)
デジタルファブリケーションルーム(Digital Fabrication Room) D)
コミュニケーションツールズ(Communication Tools) E)
アーキシステムツールズ(Arch-System Tools) 3. 対象となる使用者 A)
D-lab.プロジェクトに参加する本学の学生 B)
D-lab.プロジェクトに参加する社会人、及び学外の学生 C)
海外ユニット招致プロジェクトに参加する、海外大学の学生 D)
本学の実習、演習等を履修する学生 E)
本学の教職員 4. ファクトリー使用の条件 A)
修了証を取得した者のみ使用可能とする(後述Ⅰ.9 を参照) B)
本学の学生は、大学が定める傷害保険に加入している者のみ使用出来る。 C)
学外者にはファクトリーの用意する傷害保険が適用される。 5. ファクトリーが使用可能な時間 A)
平日 9:00〜12:00、13:00〜16:30。時間外利用についてはそれぞれ施設毎に定める。
(後
述Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ参照) B)
監督者が在室していない時は、上記時間内でも施錠を行う。監督者とはファクトリー
の発行する修了証を持つ D-lab.専任スタッフ、D-lab.兼任教員を指す。 6. 使用における手続き ① ファクトリーの主催する利用講習会に参加し、修了証を取得する。 ② 各施設に赴き、監督者に修了証を提示する。 ③ 入退室管理表や使用記録簿に記入し、使用規則に則って使用する。 ④ 使用後は清掃及び整理整頓を行い、監督者に声をかける。 ⑤ 監督者の点検を受け、問題がなければ入退室管理表に記入ののち退室する。 7. 機器の貸出使用において必要な手続き ① D-lab.事務局にて「貸出使用申請書」(DLF-01)を受け取る ② 受け取った申請書を各プロジェクト担当教員に提示し、必要事項の記入を得る。 ③ 記入後の申請書を事務局へと提出する。(受理により使用可能) ※ 受理された申請書はファクトリー専任スタッフ(山下、井上)が確認、管理を行う。 8. 機器の時間外利用において必要な手続き ① D-lab.事務局にて「時間外利用申請書」(DLF-02)を受け取る ② 受け取った申請書を各プロジェクト担当教員に提示し、必要事項の記入を得る。 ③ 記入後の申請書を事務局へと提出する。(受理により使用可能) ※ 受理された申請書はファクトリー専任スタッフ(山下、井上)が確認、管理を行う。 9. 修了証について A)
修了証はファクトリーが個人に対して発行し、使用者に設備を使用する権利を与える
ものである。 B)
原則として、修了証を持たない者には設備の使用を認めない。 C)
使用マナーの悪い者や故意に設備及び環境への損失を与えた者に対しては、修了証の
一定期間取り消しなどの措置を行うことがある。 10. 利用講習会の開催時期、開催区分について A)
利用講習会は「ウッド/メタルワーキングルーム」、「デジタルファブリケーション
ルーム」の2つの区分で行う。またコミュニケーションツールズ、アーキシステムツ
ールズについては上記の講習会にて使用方法を説明し、どちらかの修了証を持ってい
れば使用可能とする。 B)
利用講習会は前学期と後学期のそれぞれ2回開催する。また D-lab.事業に応じて左記
以外にも開催する場合がある。 11. ファクトリーのスケジュール管理について ファクトリー内の機器を使用するにあたり、「機器予約申請書」(DLF-03)をもってスケジ
ュールの管理を行う。 また前述Ⅰ.1 の優先度により、日程の調整を行う場合がある。 Ⅱ.ウッド/メタルワーキングルームの使用の手引 1. 時間外の利用特例について 原則として、時間外の利用は認めない。但し以下の A)、B)2つの条件が満たされた場合の
み、使用を認める。 A)
事前に時間外利用申請書が受理されていること。 B)
作業中、監督者が常に在室していること。 2. 施設の安全利用について 安全利用のため、入室時の服装や各機器の使用方法に細かな指定が多数存在する。そのため、
別途「安全利用手引」を作成して安全使用を喚起する。 3. 資材、制作途中物の保管について 原則として、ファクトリー内では使用者個人の資材を保管しない。やむを得ず資材や制作物
の途中保管が必要な場合、「資材・途中成果物保管申請書」(DLF-04)を提出する。提出の
ないもの、保管期限の切れたものは直ちに処分する。 Ⅲ.デジタルファブリケーションルームの使用の手引 1. 時間外利用について A)
時間外使用申請書にて行った申請が受理された者のみ使用を許可する。(前述Ⅰ.8 参
照) B)
レーザーカッターは火災など大きな危険を伴うため、時間外の利用を禁止とする。 2. 高精細3D プリンタ、大判プリンタ等の使用について A)
一部機器はランニングコストが高価なため、原則として使用目的のプロジェクト予算
負担とする。使用者は、「機器使用申請書」(DLF-051,DLF-052)にて使用見積量と
支払い元予算を明記し、事務局に申請する。 B)
使用申請書が必要な機器は、以下の通りとする。 ① 高精細 3D プリンタ (機種:キーエンス AGILISTA-3100) ② B0 大判プリンタ (機種:エプソン PX-H10000) ③ A2 大判プリンタ (機種:エプソン PX-6250S) Ⅳ.コミュニケーションツールズの使用の手引 1. 利用方法について 使用者は貸出使用申請書の手続きののちに機器を借り受け、使用することが出来る。(前述
Ⅰ.7 参照) 2. 機器の管理方法について 機器ごとに使用記録簿を作成する。監督者は左記の使用簿にて機器の貸出、返却の点検を行
う。 Ⅴ.アーキシステムツールズの使用の手引 1. 利用方法について A)
監督者が在室していないため、使用の際にはウッドワーキングルームにいるファクト
リー専任スタッフに入り口の開錠を依頼し、使用する。 B)
3D プリンタ、レーザーカッターは使用記録簿に記入して使用する。(前述Ⅰ.6 参照) C)
その他貸出使用が可能な機器は貸出使用の手続きののちに使用出来る。(前述Ⅰ.7、
Ⅳ.2 参照) 2. 時間外利用について A)
時間外使用申請書にて行った申請が受理された者のみ使用を許可する。(前述Ⅰ.8 参
照) B)
レーザーカッターは火災など大きな危険を伴うため、時間外の利用を禁止とする。