researchmap データ交換システム データ仕様書(2012-1/2012

researchmap データ交換システム
データ仕様書(2012-1/2012-2 形式)
第 2.2 版
平成 27 年 12 月 14 日
変更履歴
No.
1
バージョン
第 1.0 版
変更内容
ページ
p1,4
誤記、表現訂正
p5-6
記述内容のダブりを訂正
p7
アバター(顔写真)をデータ交換対象項目から削除
p8
基本情報の項目名/業績リスト名でファイル定義書と一致しない名称を修
日付
2012/08/24
正
業績リスト(その他)を入力可能に変更
科研費研究者番号と e-Rad 研究者番号を別項目に分離
p9
参照する表の修正、誤記訂正
p10,11 基本情報の項目名/業績リスト名でファイル定義書と一致しない名称を修
正
科研費研究者番号と e-Rad 研究者番号を別項目に分離
2
P5
1)XML、CSV 共通事項 ・特に指定がない場合は、年月日は西暦を使 2012/9/27
用する。を追加
p8
基本項目に学位を追加、業績リスト(その他の所属)、および業績リスト(学
位)を、−:指定不可に変更
※2 説明を追加
3
第 1.1 版
P9
学位・公開フラグの行を追加
P8
表 6-5-1 公開フラグの公開対象外修正
2013/1/8
その他のメール
P10
表 6-6-1 差分更新の可否(基本情報)の修正
氏名(日本語)、氏名(英語)、生年月日、e メール、性別、科研費研究
者番号
P10
表 6-6-1 差分更新の可否(基本情報)から削除
e-Rad 研究者番号・公開フラグ、e-Rad 研究者番号
P.10
表 6-6-1 差分更新の可否(基本情報)に追加
所属機関コード
4
第 1.2 版
P.3
3)ファイル構成についての修正 親ファイル(00 ファイル)と業績リスト(経 2013/11/5
歴)ファイル(01 ファイル)は必須とする。
P.7
6.3 データチェック仕様の修正 CSV ファイルの場合には、親ファイル
(00 ファイル)と業績リスト(経歴)ファイル(01 ファイル)が存在するか。
5
第 1.3 版
目次
別紙 5、別紙 6 を追加
全体
別紙5,別紙6の記述を追加
P.4
6-1.CSV ファイル名に CSV-2012-2 形式を追加
P.4
ファイル構成の必須項目から「業績リスト(経歴)ファイル(01 ファイル)」を
削除
P.7
CSV のファイルチェックから「業績リスト(経歴)ファイル(01 ファイル)」を
削除
P.8,11
ORCID ID、業績リスト(社会貢献活動)の追加
2013/11/21
No.
6
バージョン
第 2.0 版
ページ
変更内容
全体
ReaD&Researcmap、R&R の記述を researchmap に修正
P.1
researchmap への名称変更記述を追加
日付
2014/04/1
7
第 2.1 版
P.10
表 6-6-1 に「ORCID ID・公開フラグ」を追加
2015/02/16
8
第 2.2 版
P.5
行末の改行コードについての記述を修正
2015/12/14
目次
1. 目的
p.1
2. データ交換概要
p.2
3. 対象情報
p.3
4. データ交換実施の前提条件
p.3
5. 研究者情報の更新、出力
p.3
5.1 研究者情報の更新
p.3
5.2 研究者情報の出力
p.3
6. 研究者情報ファイル
p.4
6.1 ファイルについて
p.4
6.2 ファイル仕様
p.5
6.3 データチェック仕様
p.7
6.4 主所属とその他の所属について
p.7
6.5 公開フラグについて
p.8
6.6 差分更新について
p.9
別紙 1: 研究者情報ファイル一覧
別紙 2: ファイル定義書(XML-2012-1)
別紙 3: ファイル定義書(CSV-2012-1)
別紙 4: コード表
別紙 5: ファイル定義書(XML-2012-2)
別紙 6: ファイル定義書(CSV-2012-2)
1. 目的
JST では、平成 23 年 11 月より ReaD システムと Researchmap システムとを統合し、Researchmap システムで提
供していたサービス等の新たなサービスを付加した ReaD&Researchmap システムとして運用している。
2014 年 4 月 1 日、ReaD&Researchmap は「researchmap」に名称を変更した。
しかし、データ交換サービスにおいては、ReaD システムで使用してきたインタフェースを維持したサービスをシ
ステム統合後も提供しているが、このインタフェースでは、現在の researchmap で管理できる情報を十分に活用で
きていない。
このため、データ交換サービスにおいて使用するインタフェースの見直しを行うことにより、researchmap におけ
る研究者情報の有効性の向上を図り、研究者情報の利用度の向上、利用者の利便性の向上を実施する。
本仕様書では、上記目的に沿って、データ交換システムにおいて情報の授受に使用する、研究者情報のデー
タ定義を定める。
1
2. データ交換概要
データ交換とは、researchmap と各研究機関で構築している研究者情報に関するシステムとの間の「researchmap
データのやり取り」である。以下に模式図を示す。
researchmap システム
研究機関
(データ交換システム)
機関管理者会員の操作範囲
機関マスタ
機関マスタ更新
機関情報整備
researchmap
データ交換システム
機関データベース
researchmap
(研究者)
研究者コード入力
新規:翌日以降反映
転入:即時反映
新規/転入
researchmap 用
入力ファイルの作成
エラーが無くなっ
たらデータを転送
実施
研究者情報の
更新
翌日以降反映
修正の
フィードバック
エラー修正
(研究者)
即時反映
転出/退職
研究者情報の
取込
researchmap に 登
録されている研究
者情報は、データ
交換システムを通
じて出力すること
ができます。
研究者情報の
出力
J-GLOBAL
(外部システム)
数日間でデータ反映
J-GLOBAL
凡例)
詳細は、データ交換システム利用マニュアルを参照のこと
本仕様書を参照するデータ交換システムでの操作
関連するデータ交換システムでの操作
図 2-1 データ交換模式図
2
3. 対象情報
データ交換の対象となる情報は研究者情報である。ただし、データ交換実施機関に所属する研究者等の情報
に限るものとする。
4. データ交換実施の前提条件
データ交換の実施にあたり、以下の条件を成立させておくことが必要である。
1)データ交換実施機関に対して所属機関コードが採番されていること。
・所属機関コードは researchmap データ交換システムに機関管理者 ID でログインし追加、変更等を行う。
・コード体系は合計 10 桁で構成し、以下のように階層化して割り当てる。
所属機関コード(10 桁) = 大学等機関(4 桁) + 学部・部等(3 桁) + 学科・課等(3 桁)
2)個々の研究者に付与される、研究者コードが採番されていること。
・研究者コード
研究者に付与されるユニークな番号である。
※上記のコードは研究者情報を researchmap で新規登録する際に自動付番される。
3)個々の研究者が researchmap のマイポータル画面の権限設定にて、研究業績の上書きを許可していること。
下記の場合、「許可」がデフォルトとなる。
・データ交換で新規登録した場合
・ReaD システムからデータ移行した場合(ReaD からの移行後に権限を変更した場合を除く)
マイポータル画面の権限設定では、下記を設定できる。
・「所属機関の事務担当者に研究業績(非公開データを含む)の CSV によるダウンロードを許可する。」
⇒ 非公開データを含むダウンロードのみ許可
・「所属機関の事務担当者による研究業績(非公開データを含む)の上書きを認める。」
⇒ データ交換を許可
・「Web から研究者本人のみが編集する。」
⇒ 公開データのダウンロードのみ許可
5. 研究者情報の更新、出力
5.1 研究者情報の更新
別紙2、別紙3、別紙5、別紙6のファイル定義書に示すデータのみを更新する(一部出力のみの項目あり)。
researchmap に登録されているが、ファイル定義書に存在しない研究者情報については、researchmap システム
のマイポータルより編集を行う。
※研究者単位で当該研究者の全ての登録データの削除を希望する場合は、別途 researchmap 事務局に相談す
ること。(転出処理を行ってもデータは削除されずに公開されたままとなる。)
5.2 研究者情報の出力
別紙2、別紙3、別紙5、別紙6のファイル定義書に示すデータのみを出力する。researchmap に登録されているが、
ファイル定義書に存在しない研究者情報については出力対象外とする。
3
6. 研究者情報ファイル
以下にデータ交換時に使用する研究者情報ファイルおよびそれらに含まれる項目の仕様を記載する。
6.1 ファイルについて
データ交換において使用する研究者情報ファイルのフォーマットはXML、カンマ区切りテキスト(CSV)のいずれ
かである。
1)ファイル名
データ交換において使用する研究者情報ファイルのファイル名の命名規則は以下の通りである。
ファイルアップロード時は、ファイルを zip 形式または lha 形式で圧縮し 1 つのファイルにすること。
任意のファイル名
任意のファイル名
_
9
9
.
拡 張 子
任意のファイル名を指定可能。
ただし、CSV の場合は、親ファイルと子ファイルで同じ名前とする。
日本語ファイル名は、データアップロード時に文字化けを起こす可能性があるため、
使用する文字は、半角英数記号とする。
_99
親子ファイル識別
・_00
… CSV ファイルの親ファイル、XML ファイル
・_01∼_15
… 新 CSV ファイルの子ファイル
・_01∼_18
… CSV-2012-1 ファイルの子ファイル
・_01∼_19
… CSV-2012-2 ファイルの子ファイル
※XML ファイルに子ファイルは存在しない。
※付番については 2)ファイル一覧を参照のこと。
.拡張子
拡張子は以下の通りとする。(全て小文字)
XML ファイル
… .xml
CSV ファイル
… .csv
2)ファイル一覧
別紙 1:研究者情報ファイル一覧を参照のこと。
3)ファイル構成について
・XML ファイル、CSV ファイルのいずれの場合についても、差分データのみで構成されるファイルを使用して
差分更新を行うことができる。
・XML ファイルにおいては、特定の研究者情報に関する基本情報と業績リストがすべて一つのファイルに記
述されるため、子ファイルは存在しない。
・CSV ファイルにおいては、研究者情報の基本情報と業績リストごとにファイルが分かれている。データ交換に
際しては、必要なファイルのみで良い。ただし、親ファイル(00 ファイル)は必須とする。
4
6.2 ファイル仕様
以下に研究者情報ファイルの仕様を説明する。
1)XML、CSV 共通事項
・データ交換において使用する文字コードは UTF-8 とする。
・XML ファイルの最下層の要素名と CSV ファイルのフィールド名は一致する。
(XML ファイルの属性は、CSV では、<要素名>_<属性名> とする)
・XMLファイル、CSV ファイルは、ファイル構造は異なるが、設定する個々のデータ内容は同一のものとする。
・制御コードが入っていた場合は、システムで自動的に削除される。
(制御コードとは:1 バイト文字の 00-7F のうち、「09,0A,0D,20-7E」を除いたもの)
・必須項目に半角スペース、タブ、改行のみを設定することはできない。
・必須項目以外の項目に全角スペース、半角スペース、タブ、改行のみを設定した場合、システムで自動的に
削除される。
・繰返し項目の表示順は、各ファイルでの出現順とする。
・特に指定がない場合は、年月日は西暦を使用する。
2)XML ファイルについて
・ルート要素は「row」とする。
・行末の改行コードは、CR、LF、CRLF のいずれかとする。
・データを設定しない項目については、空要素タグの設定をしてもしなくても良い。
・データ部の改行コードは「&0d0a;」(半角小文字)に変換しなくても良い。
・「&」、「"」、「<」、「>」は、それぞれ、文字参照の「&amp;」、「&quot;」、「&lt;」、「&gt;」(全て半角小文字)を使
用すること。また、他の文字参照も利用することが可能である。
・ファイル定義の詳細については、別紙 2、別紙 5 を参照のこと。
3)CSV ファイルについて
・行末の改行コードは、CRLF とする。
・ファイルの一行目はフィールド名を記述すること。但し、データ部がない場合は省略しても良い。
・ファイルの作成時は、出力のみの項目には、空のデータを設定すること。(値を設定しても無視される。)
・項目間のデリミタ(区切り文字)は、','(半角カンマ)とする。
・データ部は「”(半角ダブルコーテーション)」で囲むこと。
・空データの場合もデータ部は「”(半角ダブルコーテーション)」で囲むこと。
・データ部に「”(半角ダブルコーテーション)」を設定する場合は、「””」のように二重化すること。
・データ部の「改行コード」は「&0d0a;」(半角小文字)に置き換えること。
・ファイル定義の詳細については、別紙 3、別紙 6 を参照のこと。
5
4)データ型
データ型は以下のものが存在する。
表 6-2-1 データ型一覧
名称
説明
半角数字
0∼9
半角英字
a∼z、および A∼Z
半角英数字
0∼9、a∼z、および A∼Z
半角英数字記号
基本ラテンとラテン補助(U+0020–U+007E、U+00A1–U+00AC、U+00AE–U+00ff)
全半角
表 6-2-2 を参照
表 6-2-2 全半角で使用可能な文字範囲(UTF-8)
バイト数
範囲
1 バイト目
2 バイト目
3 バイト目
1 バイト文字
09,0a,0d,20-7e
2 バイト文字
c0-df
80-bf
3 バイト文字※
e0-ef
80-bf
80-bf
4 バイト文字
f0-f7
80-bf
80-bf
4 バイト目
80-bf
但し efbfbe, efbfbf を除く。
5)ファイル項目一覧
・XML: 別紙 2:ファイル定義書(XML-2012-1)、別紙 5:ファイル定義書(XML-2012-2)を参照のこと。
・CSV: 別紙 3:ファイル定義書(CSV-2012-1)、別紙 6:ファイル定義書(CSV-2012-2)を参照のこと。
6)その他注意事項
・公開フラグは、「0=非公開」「1=公開」「2=研究者のみ公開」とする。未設定の場合は、ファイル定義書に記
載のデフォルト値とする。
(注意:ReaD データ交換時の非公開フラグとは、0/1 の意味が逆になっていることに注意すること)
・一部のデータ項目は、日本語と英語を個別に登録する。言語フラグは、「japanese=日本語」「english=英語」
とする。未設定の場合は、ファイル定義書に記載のデフォルト値とする。
(注意:ReaD データ交換時の言語フラグは、JP/EN となっていたことに注意すること)
・業績リストで、日本語と英語を個別に登録するものは下記の通り。
表 6-2-3 日本語と英語を個別に登録する項目
No.
項目名
1
業績リスト(担当経験のある科目)
2
業績リスト(委員歴)
3
業績リスト(学位)
4
業績リスト(その他の所属)
詳細は、XML/CSVの各ファイル定義書を参照のこと。
・XML: 別紙 2:ファイル定義書(XML-2012-1) 、別紙 5:ファイル定義書(XML-2012-2)。
・CSV: 別紙 3:ファイル定義書(CSV-2012-1) 、別紙 6:ファイル定義書(CSV-2012-2)。
6
6.3 データチェック仕様
データ登録を行う前に以下のデータチェックを行う。
1)ファイルチェック
ファイル名が規則どおり付与されているか。
CSV ファイルの場合には、親ファイル(00 ファイル)が存在するか。
2)単項目チェック、項目間チェック
・XML: 別紙 2:ファイル定義書(XML-2012-1) 、別紙 5:ファイル定義書(XML-2012-2)を参照のこと。
・CSV: 別紙 3:ファイル定義書(CSV-2012-1) 、別紙 6:ファイル定義書(CSV-2012-2)を参照のこと。
6.4 主所属とその他の所属について
業績リスト(その他の所属)の登録は、主所属を除く、その他の所属を入力すること。業績リスト(その他
の所属)の登録によって、主所属の情報が削除されることはない。
また、業績リスト(その他の所属)の出力は、主所属のデータを除く、その他の所属のみ出力される。
7
6.5 公開フラグについて
表6-5-1に示す項目別に、データ交換時の公開フラグの指定可否を示す。
凡例
表6-5-1 公開フラグ
基本情報の項目名/業績リスト名
所属機関コード
氏名(日本語)
氏名(英語)
氏名(カナ)
通称等の別名
主所属
その他の所属
主所属の部署
主所属の職名
学位
プロフィール
生年月日
eメール
その他のメール
携帯メール
性別 ※1
URL
科研費研究者番号
ORCID ID
e-Rad研究者番号
業績リスト(経歴)
業績リスト(受賞)
業績リスト(MISC)
業績リスト(論文)
業績リスト(講演・口頭発表等)
業績リスト(書籍等出版物)
業績リスト(研究キーワード)
業績リスト(研究分野)
業績リスト(所属学協会)
業績リスト(担当経験のある科目)
業績リスト(その他)
業績リスト(Works)
業績リスト(競争的資金等の研究課
題)
業績リスト(特許)
業績リスト(学歴)
業績リスト(委員歴)
業績リスト(学位) ※2
業績リスト(その他の所属) ※2
業績リスト(社会貢献活動)
公開対象外
●
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●:デフォルトの設定
○:指定可能
−:指定不可
非公開
公開
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研究者のみ公開
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※1 性別は設定に関わらずresearchmap上では公開されないが、性別「女」にチェックをし、「公開」に設定した場合、
女性研究者支援の一環として情報・システム研究機構が提供している「羽ばたけ日本の女性研究者
(http://women.rois.ac.jp/)」という女性研究者総覧から参照される。
※2 基本情報の項目の「その他の所属」「学位」にて、設定する。
8
6.6 差分更新について
表6-6-1および表6-6-2に示す項目別に、データ交換時の差分更新の指定可否を示す。
差分更新の指定単位は、表6-6-1および表6-6-2に示す項目であり、各業績リスト内の入力項目別ではない
ことに注意すること。
差分更新の方法については、下記の通りとする。
① 上書き:表6-6-1および表6-6-2に示す項目の単位で、登録済みの該当データを全て削除し、入力ファ
イルの情報で上書きする。入力ファイルにデータが設定されていなかった場合は、該当の登録済みの
データは削除される。
② 追加:表6-6-1および表6-6-2に示す項目の単位で、登録済みのデータに入力ファイルの情報を追加す
る。
③ 差分のみ上書き:表6-6-1および表6-6-2に示す項目の単位で、入力ファイルにデータが設定されてい
た場合に、登録済みの該当データを全て削除し、入力ファイルの情報で上書きする。入力ファイルに
データが設定されていなかった場合は、該当の登録済みのデータは削除されずそのまま残る。
6.6.1 差分更新の単位
差分更新を行う場合、研究者情報の種類により指定できる単位が異なる。
1)基本情報
基本情報の差分更新を実施する際には、当該研究者の差分更新を行う項目毎に差分更新の方法を設定
できる。
2)業績リスト
業績リストの差分更新を実施する際には、当該研究者の業績リストの種類毎に差分更新の方法を設定
できる。
(同一業績リストの種類の中で、業績単位(レコード単位)に差分更新の方法を設定することはでき
ない。例えば、業績リスト(経歴)の中で経歴毎に差分更新の方法を設定することはできず、差分更
新の方法は、業績リスト(経歴)の全体に対してのみ設定することができる。
)
9
表6-6-1 差分更新の可否(基本情報)
凡例
基本情報の項目名
所属機関コード
氏名(日本語)
氏名(英語)
氏名(カナ)・公開フラグ
氏名(カナ)
通称等の別名・公開フラグ
通称等の別名
主所属・公開フラグ
その他の所属・公開フラグ
主所属の部署・公開フラグ
主所属の部署
主所属の職名・公開フラグ
主所属の職名
学位・公開フラグ
プロフィール・公開フラグ
プロフィール
生年月日
eメール・公開フラグ
eメール
その他のメール・公開フラグ
その他のメール
携帯メール・公開フラグ
携帯メール
性別・公開フラグ
性別
URL・公開フラグ
URL
科研費研究者番号・公開フラグ
科研費研究者番号
ORCID ID・公開フラグ
ORCID ID
10
●:デフォルトの設定
○:指定可能
−:指定不可
上書き
追加
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差分のみ上書き
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表6-6-2 差分更新の可否(業績リスト)
凡例
業績リスト名
業績リスト(経歴)
業績リスト(受賞)
業績リスト(MISC)
業績リスト(論文)
業績リスト(講演・口頭発表等)
業績リスト(書籍)
業績リスト(研究キーワード)
業績リスト(研究分野)
業績リスト(所属学協会)
業績リスト(担当経験のある科目)
業績リスト(その他)
業績リスト(Works)
業績リスト(競争的資金等の研究課題)
業績リスト(特許)
業績リスト(学歴)
業績リスト(委員歴)
業績リスト(学位)
業績リスト(その他の所属)
業績リスト(社会貢献活動)
11
●:デフォルトの設定
○:指定可能
−:指定不可
上書き
追加
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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差分のみ上書き
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