私たちの 研究室 やまぎわ 山極研究室 Yamagiwa Laboratry 浜松キャンパス 工学部 機械工学科 航空宇宙分野 メンバー21人(2014年度) 山極 芳樹 教授 専門:宇宙工学 工学博士 M2:6人 M1:6人 4年:8人 ● 主な研究テーマ:未来型宇宙輸送システムの研究 推進剤を使わず物資輸送可能な 宇宙テザー とその応用である 宇宙エレベーター の研究を進めています。 また、一部の学生は連携大学院制度に基づきJAXA(宇宙航空研究開発機構) にて 研究を行っています。 ● 研究室のモットー:SF (サイエンスフィクション) をSF (サイエンスファクト) に 将来、人類が盛んに宇宙に進出するためには、効 率の悪い現在のロケットに代わる宇宙輸送システ ムが必要になります。当研究室では、今まで夢でし かなかった新しい未来の宇宙輸送システムの実現 を目指した研究を行っています。 宇宙テザーとは・・・宇宙船同士を結ぶケーブル 導電テザーの研究 宇宙エレベーターの研究 卒業生の進路 ・JAXA研究員 ・重工メーカー技術者 ・電機メーカー衛星開発者 ・航空機関連メーカー技術者 ・自動車メーカー技術者など 導電テザー・宇宙エレベーターの実証実験 打ち上げの様子 ・ テザーに流れる電流と地球磁場の干渉で生ずる電 磁力(フレミングの左手の法則) を推力とする ・ 推進に推進剤が不要 ・ 従来の化学ロケットに比べ軽量 (宇宙ゴミ)処理・宇宙ス ・ 軌道間輸送、宇宙デブリ テーションの軌道保持など多くの応用が可能 ・ 爆発などの危険性がない ・ 研究内容:導電テザーシステム輸送性能解析、導 電テザー用電子源設計・開発、宇宙実証実験、惑星 間輸送システムへの応用検討など ・ 宇宙ステーションと地上を繋いだテザーに沿ってエ レベーター (クライマ) を昇降させることで物資輸送 ・ 何回も輸送できるので1回当たりの輸送コスト大 幅減 への加速による負担小 ・ 輸送物資(人を含む) ・ 化学ロケットのような排気ガスによる環境汚染が 生じない ・ 月や火星などへの物資輸送も可能 ・ 研究内容:ケーブルダイナミックスの解析、クライ マ最適設計、要素技術宇宙実証実験など 山極研究室HP h p://mech.eng.shizuoka.ac.jp/yamagiwalab/ STARSプロジェクトHP h p://stars.eng.shizuoka.ac.jp/ 衛星から見 たテザー展 開の様子 ロケットから 見たテザー 展開の様子 JAXA観測ロケットでの導電テザー 実証宇宙実験(2010年8月) 宇宙エレベーター技術競技会での クライマ昇降実験(2012年8月) 国際宇宙ステー ション日本 実 験 棟「きぼう」から の放出衛星によ るテザー伸展実 証実験 (STARS-C) (2016年 度 打ち 上げ予定) 昇降 軌道上で の宇宙エ レベーター クライマ 昇 降実験 (提案中)
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